ディスカバリーチャンネル

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テンプレート:Infobox TV channel ディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)は、ディスカバリー・コミュニケーションズ社が運営するアメリカケーブルテレビネットワークチャンネル。

1985年6月17日放送開始。35の言語で世界170カ国以上に放送され、視聴世帯数4億5千万世帯を擁する世界最大のドキュメンタリーチャンネルである。

科学・テクノロジー、歴史、車・バイク、建築、ミリタリー、人体、旅、パニック・災害、超常現象・事件・事故、冒険・挑戦の10ジャンルを網羅している。

2009年4月より新ロゴに変更。

日本のディスカバリーチャンネル

テンプレート:Infobox テンプレート:日本の衛星放送チャンネル テンプレート:日本の衛星放送チャンネル 日本では1987年三菱商事を通じてケーブルテレビ局や衛星放送への番組供給を開始。

1997年ジュピター・プログラミング・ネットワーク住友商事TCIの合弁。現・ジュピターテレコム メディア事業部門)との合弁会社「ディスカバリー・ジャパン株式会社」を設立、同年10月に旧・スカパー!でディスカバリーチャンネルの放送を開始。

現在、ケーブルテレビ局やスカパー!プレミアムサービス衛星一般放送事業者は標準画質放送はジュピターサテライト放送、ハイビジョン放送はスカパー・ブロードキャスティング)、スカパー!(東経110度CS放送)(衛星基幹放送事業者はサテライト・サービス)で放送されている。また、2012年9月29日より、スカパー!にて16:9の画角情報を付加し、フルサイズのSD放送を開始した。

BS朝日では2000年12月の開局より「ベスト オブ ディスカバリー」を放送していたが、2007年5月放送を終了した。また、モバHO!「モバイル.n」で一部の番組が視聴可能であったが、こちらも2008年9月末で放送を終了している。

2010年4月よりBSフジで『ディスカバリーチャンネル・セレクション』(日曜22:30 - 23:25→土曜17:00 - 17:55→日曜17:00 - 18:00と変更)として一部放送されている。また、BSスカパー!スカチャン5でも『ディスカバリーチャンネル アワー』として一部放送されている。

ディスカバリーチャンネル(HD放送)

2005年12月、J:COMなど一部ケーブルテレビ局で「ディスカバリーHD」として放送開始。

全番組がHDTV(1080i)で制作された番組で編成され、SDTVからのアップコンバートは行っていない。また、一部の番組を除きドルビーデジタル5.1chサラウンド音声で放送されていた。

また、ディスカバリーチャンネル以外のディスカバリー・コミュニケーションズで制作された番組も放送されていた。

2008年10月1日より「ディスカバリーチャンネル ハイビジョン」にチャンネル名を変更、ディスカバリーチャンネルのサイマル放送となった。

2012年9月29日より「ディスカバリーチャンネル」に再改称。

ディスカバリーチャンネル(日本)で流れるCM

Planetgreen放送時のみ(提供番組)

2010年2月までに提供終了

at home presents明日への扉放送時のみ(提供番組)

シリーズ キャセイパシフィック放送時のみ(提供番組)

サタデーナイト・スペシャル放送時のみ(提供番組)

サイエンスフロンティア・プレミアディスカバリー放送時のみ(提供番組)

など

その他、損害保険会社のCM(アクサダイレクト・ソニー損保など)、通販情報番組(トーカ堂、ドクターシーラボなど)、他チャンネルの番組宣伝(アニマルプラネットAXN旅チャンネルなど)、衛星放送協会のCMも流れる。

また、ACジャパンのCMが流れることがある。

DVD

日本では角川書店と提携してカテゴリー別のシリーズ物として販売を行っている。

自転車チーム

2005年より2007年まで、UCIプロツアーに参戦する自転車ロードレースチームのメインスポンサーとしても活動していた。監督はヨハン・ブリュイネール。元々は2004年までUSポスタル・サービスがメインスポンサーだったチームを引き継いだものである。

2005年にはエースのランス・アームストロングツール・ド・フランス個人総合7連覇を達成したが、アームストロングは同レースを最後に現役を引退。2007年には新たなエースとしてイヴァン・バッソを獲得したものの、2006年より続く自転車競技界における一連のドーピング疑惑(詳しくはオペラシオン・プエルトを参照)に巻き込まれ、同年4月末日、バッソはチームを離脱。

ところが迎えた2007年のツール・ド・フランスでは若手のアルベルト・コンタドールが(ドーピング問題に絡んで総合優勝をほぼ手中にしていたミカエル・ラスムッセンの失格の影響もあったが)ツール・ド・フランス総合優勝及び最優秀若手賞受賞、エースのリーヴァイ・ライプハイマーも僅差の総合3位、チームそのものもチーム総合優勝(上位3選手の走破タイムが最も短いチームが獲得する)となるなど、終わってみれば圧勝というべき成績を残した。しかしディスカバリーチャンネルは以前から2007年を最後にスポンサーを降板することを発表しており、チームは新たなスポンサー探しをしていたが、スポンサーの獲得には至らず、2007年を限りにチームは解散することとなった。その後にヨハン・ブリュイネール含むチームメンバーの多くがアスタナ・チームへと移籍した。

日本人選手としては、別府史之が2005年から解散の2007年まで同チームに所属していた。

その他

日本国内での放送では、本国で最初と最後のCM(スポット)部分は、放送されない。ただし、2011年6月12日22時から放送された「世界から見た東日本大震災」では、全CM部分がカットされている。

関連項目

外部リンク