麒麟 (お笑いコンビ)
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テンプレート:複数の問題 テンプレート:Infobox お笑いコンビ 麒麟(きりん)は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京本部(東京吉本)所属のお笑いコンビ。
2006年9月30日の単独ライブ「麒麟デシタ」を最後にbaseよしもとを卒業。
目次
メンバー
- 2011年7月7日に、23歳の一般人女性と結婚。
- 一度だけ単独ライブで田村が考えたネタで漫才をやったが、あまりにウケなかった。そのため、ネタ終了後に川島から「もうこんなことしないようにね」と説教された。
- 漫才やライブでのアドリブに強い。
- 学生時代に父親の事情で家族が離散し、住む家がなく一時は公園に寝泊りして生活していたことがあったということを『笑いの金メダル』中で明かした。まる1週間、水だけで過ごしたことや、趣味は自動販売機の下に落ちている小銭集めで、貧乏な頃に始めて今でも止められないことを語っている。他にも、昼食が白ごはんのみだったため、友人にふりかけを持ってきてくれるよう頼んだが、冗談だと思った友人がなかなか持ってこなかったために激昂したことがあることや、床や地面に落ちた食べ物でも3秒以内ならOK(ピーク時は最長15秒まででもOK)など、様々な貧乏エピソードを多数の番組中トークで語っている。
- 2007年に自身の幼少時代から川島との出会いまでを描いた自伝『ホームレス中学生』を刊行。2008年には単発番組枠にてドラマ化された。さらに、小池徹平が主演の田村裕役を演じ映画化された。
- 自著『ホームレス中学生』の印税約2億円は税金で55%なくなった上、父親に家を購入する、吹田市の児童福祉施設にプレゼントを贈る、お世話になった方にお礼をする、兄の出店費用を助ける等で完全に使いきり、現在日曜日に知人のバーでバイトをしていることを告白した。[1]
概要
1999年10月結成(尚、「M-1グランプリ2001」ではコンビ結成年を1997年10月と紹介、他に1997年12月や1999年12月等諸説ある。)コンビ結成年度には諸説あるものの、M-1グランプリ2008のスタッフブログによると、2008年のM-1では「麒麟は、来年がラストイヤーであるが、今年最後の年という心意気で挑んでいる」と記載。この記述が正しいのであれば、1999年5月~2000年4月の結成ということになる(詳しくは、M-1グランプリ#出場資格を参照)。
共に大阪NSC第20期生。同期にアジアン、ソラシド、吉本新喜劇の西科仁らがいる。結成当初はコント中心の活動であまり認められなかったが、漫才中心にしてから徐々に頭角を現し、2000年頃よりbaseよしもとの舞台に出演し始めた。
M-1グランプリ決勝には過去5回進出。第2回(2002年)、第7回(2007年)、第8回(2008年)は準決勝敗退。
コンビ名の由来は、2人とも面長でどことなくキリンっぽい風貌を持つことと、結成時に自分たちの知っている一番難しい漢字であったからである。
受賞歴
- 第2回笑わん会 優秀賞(2001/5)
- 第23回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞(2002/1)
- 第32回上方お笑い大賞 新人賞(2003/12)
- 第34回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞(2004/3/12)
- NHK新人演芸大賞(演芸部門) 大賞(2004/10/11)
- 第33回上方お笑い大賞 最優秀新人賞(2004/12/18)
- 第40回上方漫才大賞 新人賞(2005/4/30)
- 第3回MBS新世代漫才アワード 優勝(2005/8/28)
- その他
- M-1グランプリ2001 決勝進出 - 5位
- M-1グランプリ2003 決勝進出 - 8位
- M-1グランプリ2004 決勝進出 - 3位
- M-1グランプリ2005 決勝進出 - 3位(決勝1回戦の時点では2位)
- M-1グランプリ2006 決勝進出 - 3位(3年連続最終決戦進出の大会記録を樹立)
- 爆笑オンエアバトル 第6回チャンピオン大会 (2004年) 6位
- 爆笑オンエアバトル 第7回チャンピオン大会 (2005年) 6位
現在の出演番組
テレビ
- レギュラー
- 昼まで待てない!(メ〜テレ)司会
- よしもとオンライン(よしもと劇場)毎週水曜日
- 探偵!ナイトスクープ(ABCテレビ) 田村のみ
- ファミ通LIVE(ニコニコ生放送)
- NHK高校講座 社会と情報(NHKEテレ、2013年4月18日 - )MC
- KEIBA BEAT(関西テレビ放送)川島 司会(2013年までは準レギュラーコメンテーター)
- ニッポン元気計画! 眠れるスター目覚ましバラエティ“ハックツベリー”(テレビ東京) 川島のみ
ラジオ
- すっぴん! (NHK第一)川島のみ
過去の出演番組
テレビ
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績11勝1敗 最高513KB
- 第5回チャンピオン大会 セミファイナル7位敗退
- 第6回チャンピオン大会 ファイナル6位
- 第7回チャンピオン大会 ファイナル6位
- バラエティー生活笑百科(NHK総合)
- 土曜ドカンっ!(読売テレビ)
- ランガング(ABCテレビ)
- お叱りください!(ABCテレビ)
- オモシロ好奇心☆どろんぱ!(読売テレビ)
- 麒麟・千鳥の二笑流TV(GAORA)
- ダイ麒千飯(関西テレビ)
- チャンネル☆ロック!(TBS)
- っちゅ〜ねん! 金曜日(毎日放送)
- ドッカ〜ン!(TBS)
- お笑いDynamite!(TBS)キャッチコピーは「低音ボイス&ホームレス芸人」
- 働くおっさん劇場(フジテレビ)副音声
- 悲宝館(テレビ朝日・大分朝日放送)
- ワイ!ワイ!ワイ!(ヨシモトファンダンゴTV)
- わかってちょーだい!(フジテレビ)
- 笑いの金メダル(テレビ朝日)
- くちコミ☆ジョニー!(日本テレビ)水曜日
- なにわ人情コメディ 横丁へよ〜こちょ!(ABCテレビ)
- タモリのボキャブラ天国 大復活祭スペシャル(2008年、フジテレビ)キャッチコピーは「ホームレス&ナイスボイス」
- タカアンドトシのどぉーだ!(北海道文化放送)北海道ローカル
- ヨシモト∞(よしもと劇場)隔週水曜日
- 解体新ショー(NHK総合)
- あったか人情コメディ 湯けむりパラダイス!(ABCテレビ)
- なるトモ!(読売テレビ)隔週金曜日
- よしもとサンサンTV(サンテレビ)不定期
- 業界技術狩人 ギョーテック(テレビ朝日・大分朝日放送)
- 麒麟の部屋(毎日放送)関西ローカル
- クイズ!紳助くん(ABCテレビ)隔週
- ゲスト出演
- クロノス (フジテレビ)『護衛中』にて出演
- ジャンプ!○○中(フジテレビ)『逃走中』にて出演
- タモリのジャポニカロゴス(フジテレビ)
- 歌うま芸人をぶっ飛ばせ! うまカラ!ちゃん(福岡放送)
- 名探偵コナン(日本テレビ・読売テレビ)
- 第345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」にエキストラとして出演。(2004年1月5日放送)
- BOSS CASE07(フジテレビ)本人役
- アメトーク!・アメトーーク!(テレビ朝日)base芸人、徹子の部屋芸人など
- リンカーン(TBS)ロマンチックリンカーンなど
- ザ・イロモネア(TBS)本戦ではFINAL敗退、ピンモネアでは川島がFINAL、田村が2nd敗退
- うまプロ!U-1グランプリ(フジテレビ)川島のみ
- 世界一受けたい授業(日本テレビ)
- フットンダ(中京テレビ)川島のみが多い
- 美の壺 新春 京の四季スペシャル(2011年1月3日、NHK総合)川島のみ
- 天才てれびくんMAX2009年度冬合宿司会 in山梨
- 爆生レッドカーペット 川島のみ(コラボカーペットで田村も出演(コラボ相手はキングオブコメディ高橋健一&諸見里大介)) キャッチフレーズは「低音の貴公子」(麒麟 川島名義)
- クイズミラクルファーム(2012年3月17日、テレビ朝日) - 川島のみ
- 言いにくいことをハッキリ言うTV(テレビ朝日系列) - 2014年3月31日
- 単発番組
- 目撃!麒麟のめったに見られんめずらシーン!(毎日放送)
- 麒麟の地獄温泉〜ケータイクエスト〜(読売テレビ)
- 麒麟 On Sale!
- ホームレス中学生 ドバイへ行く!(2008年10月26日、フジテレビ)
- 世界が集結!大須コスプレパレードど〜んと生放送!(2011年8月6日、テレビ愛知)
ラジオ
- オンスト(yes-fm、2002年4月 - 2005年3月)
- 金曜!生デス!麒麟デス!!(KBS京都)
- Bフライデースペシャル 陣内・ケンコバ45ラジオ(MBSラジオ)
- グーグーモンキーズ(MBSラジオ)[1]
- ゴーゴーモンキーズ 木曜日(MBSラジオ)[2]
- 麒麟のオールナイトニッポンR(ニッポン放送)
- ゴーK!(MBSラジオ)
- 丑バラ(MBSラジオ)
- ハガキ職人のウタゲ!(NHKラジオ第一)
CM
- 資生堂 uno
- ジャンボカラオケ広場(2007年9月 - 12月)関西のみ
- オリバーソース どろソース「田村の恩返し編」(2008年)映画「ホームレス中学生」タイアップ企画
- 厚生労働省 ジョブ・カード制度(2008年11月 - 12月)
- 任天堂 ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜(2010年7月 - )川島のみ、仲里依紗と共演。
CD
- 小室哲哉と多数芸人のコラボレーションCD。田村の貧乏時代を歌詞にした「rice to life」が入っている。
- サイクリング リサイクル
- テレビ東京系アニメ『ケロロ軍曹』7代目エンディング曲(第117話 - 141話)。ひらがな表記の「きりん」という名での発売である。作詞も担当(作詞のクレジットは漢字で「麒麟」と表記されていた)。プロデュースは「ガチコラ」でもプロデュースを担当した小室哲哉。こちらにもカップリングとして「rice to life」が入っている。
- 大阪にはいっぱいあるんやでぇ〜の歌(R and C YOSHIMOTO)
- 吉本芸人による「秘密のケンミンSHOW」オリジナルバージョンCD
ビデオクリップ
DVD
- 『キリン!キリン!キリン!』(2004年)…同年7月に大阪MIDシアターで行われた単独ライブを収録。
- 『キリリン!』(2006年)…2005年8月に大阪のなんばHATCHで行われた単独ライブを収録。
- 『新風baseよしもとネタトウタ2004』(2004年)…2004年秋、Zepp Osakaで行われた新生baseよしもとを記念するライブを収録。
- 『ガチコラ』(2006年)…小室哲哉と多数芸人のコラボレーションDVD。田村の貧乏時代を歌詞にした「rice to life」が入っている。
- バトルオワライヤル(YOSHIMOTO WORKS)
- ダイナマイト関西2006 〜オープントーナメント大会〜(R and C、2006年12月6日)
- M-1グランプリ2001完全版 〜そして伝説は始まった〜
- M-1グランプリ2002完全版 〜その激闘のすべて〜伝説の敗者復活戦45組をすべて収録
- └敗者復活戦のみ。
- M-1グランプリ2003完全版 〜M-1戦士の熱き魂〜
- └川島が「サンバ・デ・ジャネイロ」を歌った部分は著作権上の理由で完全にカット。
- M-1グランプリ2004完全版 〜いざ!M-1戦国時代へ“東京勢の逆襲”〜
- M-1グランプリ2005完全版 〜本命なきクリスマス決戦!“新時代の幕開け”〜
- M-1グランプリ2006完全版 史上初!新たなる伝説の誕生〜完全優勝への道〜
- └決勝1回戦で川島がロッキーのテーマ「Gonna Fly Now」を歌った部分は著作権上の理由で音声カット。
- 『ジラフ』(2008年)…2007年8月に全労済ホールスペース・ゼロで行われた単独ライブを収録。
- 『かわしまんざい たむらいぶ』(2009年)…2008年8月に大阪のなんばHATCHで行われた単独ライブを収録。
ライブ
- 2003年
- 10月15日 - 「麒麟デス」(baseよしもと/大阪)
- 12月14日 - 「麒麟どす」(baseよしもと/大阪)
- 2004年
- 02月29日 - 「麒麟だど」(baseよしもと/大阪)
- 04月25日 - 「麒麟ザマス」(baseよしもと/大阪)
- 05月21日 - 「キリンタン」(baseよしもと/大阪)1Hトークライブ
- 07月27日 - 「キリン!キリン!キリン!」(baseよしもと/大阪)
- 11月04日 - 「麒麟ナス」(baseよしもと/大阪)
- 2005年
- 08月16日 - 単独ツアー「キリリン!」(SHIBUYA-AX/東京)
- 08月23日 - 単独ツアー「キリリン!」(なんばHatch/大阪)
- 09月19日 - 単独ツアー「キリリン!」(都南文化会館 キャラホール/岩手)
- 09月21日 - 単独ツアー「キリリン!」(徳島市立文化センター/徳島)
- 09月22日 - 「田村・西川のペラペラ うすっぺら〜ほんとはもっとしゃべりたいねん 明日、祝日やしよってって〜」(baseよしもと/大阪)田村のみ
- 2006年
- 01月03日 - 「田村・西川のペラペラ うすっぺら〜ほんとはもっとしゃべりたいねん お年玉残っているうちにみにきてや〜」(baseよしもと/大阪) ※田村のみ
- 03月03日 - 「第一回田村裕」(baseよしもと/大阪)田村のみ
- 03月28日 - 「いちねんぶ麟」(baseよしもと/大阪)
- 05月05日 - 「第二回田村裕」(baseよしもと/大阪)田村のみ
- 09月30日 - 「麒麟デシタ」(baseよしもと/大阪)base最後の舞台
- 10月16日 - 「麒々麟々」(なかのZERO 大ホール/東京)
- 10月17日 - 「麒々麟々」(御堂会館/大阪)
- 11月15日 - 「TOKYO麒麟ショー」(新宿シアターモリエール/東京)
- 2007年
- 01月24日 - 「TOKYO麒麟ショー」(新宿シアターモリエール/東京)
- 02月21日 - 「TOKYO麒麟ショー」(新宿シアターモリエール/東京)
- 03月19日 - 「TOKYO麒麟ショー」(SPACE107/東京)
- 04月22日 - 「ルミネ麒麟ルミネ麒麟」(ルミネtheよしもと/東京)
- 05月28日 - 「TOKYO麒麟ショー」(新宿シアターモリエール/東京)
- 06月25日 - 「TOKYO麒麟ショー」(新宿シアターモリエール/東京)
- 08月05日 - 「ジラフ」(なんばグランド花月/大阪)
- 08月20日 - 「ジラフ」(全労済ホールスペース・ゼロ/東京)
- 09月03日 - 「TOKYO麒麟ショー」(SPACE107/東京)
- 10月29日 - 「TOKYO麒麟ショー」(新宿シアターモリエール/東京)
- 11月26日 - 「TOKYO麒麟ショー」(新宿シアターモリエール/東京)
- 2008年
- 04月01日 - 「春麒麟」(草月ホール/東京)
- 05月24日 - 「皐月麒麟」(ルミネtheよしもと/東京)
- 08月09日 - 「麒麟漫才ライブ〜かわしまんざい、たむらいぶ〜」(道新ホール/札幌)
- 08月17日 - 「麒麟漫才ライブ〜かわしまんざい、たむらいぶ〜」(イムズホール/福岡)
- 08月20日 - 「麒麟漫才ライブ〜かわしまんざい、たむらいぶ〜」(なんばHach/大阪)
- 08月31日 - 「麒麟漫才ライブ〜かわしまんざい、たむらいぶ〜」(品川ステラボール/東京)
- 2009年
- 03月20日 - 「TOKYO麒麟ショー」(草月ホール/東京)
- 03月30日 - 「OSAKA麒麟ショー」(そごう劇場/大阪)
脚注
外部リンク
- 公式プロフィール
- 井上と川島のこの世はでっかい宝島 (川島とネゴシックス、次長課長井上の共同ブログ)
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テンプレート:NHK新人演芸大賞受賞者 テンプレート:MBS漫才アワードグランプリ テンプレート:Navboxes テンプレート:競馬BEAT
テンプレート:Owarai-stub- ↑ 2014年5月13日アメスタ「愚知侍」カンニング竹山の番組内にて