電光超特急ヒカリアン
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer 『電光超特急ヒカリアン』(でんこうちょうとっきゅうヒカリアン)は、日本の子供向けアニメ作品[1]。正式名称は『電光超特急ヒカリアン LIGHTNING ATTACK EXPRESS』[1]。
かつてコーナードラマとして放送された『超特急ヒカリアン』の続編である。2002年4月7日から2003年3月30日までテレビ東京系列にて、毎週日曜8:30 - 9:00(JST)に全52回(77話)が放送された。
目次
概要
『超特急ヒカリアン』の数年後を描く物語。作品設定やキャラクターと声優はほぼ一新されている。版権を有するトミー(当時)から発売される同名の玩具のタイアップ番組に当たることから子供向けアニメではあるが、ティーンズや成人層以上の年齢をターゲットにしたジョーク(実在する事柄のパロディや番組の内輪ネタ)が随所にちりばめられている。
当初はロボットアニメとドタバタギャグを調合させる「風変わりなヒーローアニメ」テイストだった。中盤に差し掛かる第13、14話では、それまでのギャグアニメ展開とはうって変わり、ヒカリアン達が本当に殺されてしまったり(ブラッチャールドールに撃たれて倒れたヒカリアンの瞳のハイライトが消えるなど明らかに「死」を思わせる描写があり、脚本でも「息絶える」と明記されている)、戦闘で崩壊した世界が描かれる(しかも夢オチではなく現実で)など、ハードでシリアスなストーリーが展開された。その後は小休止的にハートウォーミングな1話完結作品が時折挿入される形となった。終盤では前作の主人公テツユキが復帰する。
本放送時に、「必殺仕掛人のテーマ」や「地上の星」などの曲のメロディラインを改変したパロディのサウンドトラックがBGMとして使われていたが、ビデオソフト化時に番組固有のBGMに差し替えられる措置が行われている。
テレビ東京の本放送時での番組スポンサーは、前半2クールまでは冠スポンサーのトミー(現:タカラトミー)とショウワノートなど複数社提供。第3・4クール分はトミーの一社提供番組となり、他のスポンサーはスポットCM扱いとなっている。その後、テレビ東京での再放送が行われた。
ストーリー
ヒカリアン・ブラッチャー両軍が地球を去って数年。ブラッチャーの襲撃がもはや無い事と判断され、JHRも閉鎖される事となった。そんな折、ブラッチャーが再び地球に襲来。今度の彼らの狙いは人間を不幸にする事で、地球人をヒカリアンの先祖である「前向きで強い心を持つ人間」から自分達ブラッチャーの先祖である「不満ばかりで弱い心を持つ人間」にする事だった。ブラッチャー達はさっそく地球人の小学生、聖橋ケンタを言いくるめて悪事に協力させるが、そんな中、ケンタは誤って500系新幹線に轢かれそうになる。その時、宇宙から光エネルギーが飛来。間一髪500系と合体し、ヒカリアン・ライトニング ウエストに変形。ヒカリアンとブラッチャーの、新たな戦いが始まった。
登場組織・メカ
JHR
ヒカリアン達を支援するために地球人が造った鉄道会社。実態はブラッチャーの侵略から地球を守るための防衛組織。正式名称は、「Join Hikarian Railroad.(直訳:ヒカリアンの線路を繋げよう)」で、前作の「JAPAN HIKARIAN RALLROAD(日本ヒカリアン鉄道)」とは異なっている。
前作アニメではその設定に反して勤務していたのはヒカリアンばかりだったが、今回は人間がメインとなっている。また、一見ちゃらんぽらんな外見に反して、巨大ロボット・JHRガルーダや攻撃監視衛星(第32話に登場)を持つなど、そこそこのオーバーテクノロジーも有している。
- ライトニングガルーダ
- JHRがブラッチャーのクロガネに対抗するために開発した、巨大ロボット型の「戦略型格闘兵器」。ホバーブロックというコクピットユニットと合体した状態が本来の姿「JHRガルーダ」だが、14話でホバーブロックの代わりにウエストと合体し、以後はウエストとケンタの二人によって運用されることになる。ジェット形態の「スカイガルーダ」に変形可能で、その際はケンタがパイロットを務める。初登場時は時定が搭乗。
- 後にブースターユニットを追加され、「ライトニングガルーダMkII」に改修された。
- 第34話では『超時空シリーズ』のガウォークに似た中間形態に変形しており、脚本でもこの形態を「ガウォーク・ガルーダ」と表記している。
- 全高:18.4m
- 重量:117t
- 最高出力:60億メガライフ
- 最高加速(スカイガルーダ時):300G
- 材質:無重力製カーボニウム。
ブラッチャー軍団
ヒカリアンと敵対関係にあるブラッチャール星から地球に到来したエイリアン達。シルバーエクスプレスの命により「ブラッチャール作戦」という地球を侵略する暗黒作戦を実現すべく、ブラックエクスプレスを隊長とする「ブラッチャー」がヒカリアン達に攻撃を仕掛ける。時にはヒカリアン達よりもお人好し。人類を自分達の先祖である「不満ばかりで弱き心」を持つ人間にしてしまうのが目的で、様々な作戦を用いて人間を不幸にしようとする。エネルギー源は人間の心にもあるという「暗黒エネルギー」。劇中で描写されたのは僅かだが、ブラッチャーモードのみならず、特急・機関車形態でも飛行が可能。なお、本作品では、ブラッチャーの特急形態はほとんど登場しない。変形時のコマンドコードは「ブラッチャールチェンジ」。
登場人物
レギュラー陣
- 聖橋ケンタ
- 声 - 木村亜希子
- 本作品の主人公。内気だが、ヨーヨーを手にすると自分の手足の如く操る小学校4年生。ヨーヨーをコレクションしており、自室の机の引き出しには数多くのヨーヨーが入っていた。エビチリが苦手。笛太郎より支給されたJHRヨーヨーでブラッチャーに立ち向かう。
- 登場当初は引っ込み思案だったが、物語が進むに連れ明るくなっていった。基本的には素直で押しが弱いため、周囲に振り回されることが多い。だが、第9話でやる気をなくしたヒカリアン達に啖呵を切って、彼らの考えを改めさせたこともある。ここ一番の勇気と度胸だけは誰にも負けない。
- ウエストとは、互いのラーメンの食べ方を熟知している程の仲(第18話より)。
- また、たとえ相手がブラッチャーであっても、悪事を行っていない時であれば偏見なく普通に接し、Xがシルバーの策略でシャドーXと化した際も最後まで信じ抜く、サンタクロースの存在を信じているなど、性格は非常に純粋。第40話にてブラックが「アイツ(ケンタ)は俺様たちの心のオアシスだからな〜」と発言したこともある。最終的にはテツユキに正面切ってJHRとAHRが共闘するように抗議できるまでになる。
- ライトニングガルーダ唯一の搭乗者で、ガルーダは彼とウエストの心がシンクロすることでしか、本来の性能を発揮できない。
- ラーメンではメンマ(シナチク)が好きで、海苔の後に必ずゆで卵を食べる。好きな番組は「5人戦隊ヨーヨー刑事(デカ)」。また、部屋にはヨーヨーチャンプのポスターが貼ってある。
- 第14話で記憶喪失になった際、ウエストやのぞみ達のことは忘れていたが、ヨーヨーの腕前だけは身体が覚えていた。ケーくんが地球にやって来た際には、未熟ながらも「お兄ちゃん」を勤め上げることができた。学校では、その性格のため、半ば押しつけられた形で飼育係をやっている(劇中、スグルの「(ケンタは)飼育係をやりたくなかったのに、頼まれると『イヤ』とは言えず飼育係にされた」という旨の台詞がある)。第45話にて、ブラッチャーの作戦に巻き込まれる形で一時20歳になったこともある。10月生まれ。一人称は「僕」。
- 神田ミナヨ
- 声 - 嶋崎はるか
- 前作から引き続き、親の飲食店の看板娘を務めている。店はカレー屋から中華料理店「374(ミナヨ)庵」に変わっているが、その理由は不明。本作品では、前作と同様にタカビーで高慢ながらも、ケンタ達の手助けをしたりアドバイスをしたりなど、当初は落ち着いていた。しかし回が進むにつれ、マジンガーZに出てくるような専用ロボットを操縦したりと時にはケンタ達を出し抜くような活躍を見せる。ケンタと同様にブラッチャーのことですら友達と思っている。
- 中学2年生で、人間キャラの中では唯一、年間通して基本の服装を2種類持っている。
- シリーズ構成の井上敏樹のキャラ設定表によると、「一見活発な美少女だが、実は結構性悪で水商売タイプ。キレると怖い」とのこと。作品中唯一身長が判明しており、152cm。体重の方は不明。また、第6話の予告ですでに14歳であると言っている。一人称は「私」もしくは「あたし」。
- 市ヶ谷ソノカ
- 声 - 梶田夕貴
- 活発で勝気な女の子。優等生で、劇中では明確に描写されたことは無いが学級委員を務めている。ケンタ、スグルとの3人組のリーダー格。一人称は「私」あるいは「あたし」。性格が似ているからか、ミナヨと行動を共にすることが多い。また、ソノカ専用のロボットが存在する。設定によるとミナヨに比べて下品らしい。
- 品川スグル
- 声 - 真田アサミ
- 普段はキザだが、気弱で泣き虫な面も。ゴキブリが嫌い。フェミニストでロマンチストでええかっこしい。家は物置でスペースシャトルが造れるほどの資産家だが、好物が母親の作ったプリンなど庶民的な面も。一人称は「ボク」で、「ママン」が口癖の、いわゆるマザコン。ケンタを心の底では羨んで、また信頼してもいる。
JHR / AHR関係者
- 富士見鉄雄
- 声 - 檜山修之
- ヒカリアン達から基地を引き継いだ現在のJHR司令官。ボトルシップ製作が趣味。しかし、ヒカリアンやブラックエクスプレスに壊されるのがパターンギャグになっている。見た目とは裏腹な昼行灯だが、いざという時は頼りになるらしい。一人称は「オレ」。
- 松田暁美
- 声 - 栗原みきこ
- JHR基地オペレーター。華奢な外見からは想像できない大食漢で、いつも何か食べている。父親は建設会社の社長。親戚が温泉旅館を経営している。16話では、基地を失ってさまよっていたブラックエクスプレスを、(変装していたため)彼とは知らず実家に招いた事がある。その際、母親の発案で彼とお見合いをさせられてしまうが、二人ともまんざらでもない様子を見せていた。一人称は「私(わたくし)」。
- 竹田時定
- 声 - 渋谷茂
- キザな色男で、常にバラを持っている。JHRのプログラマーらしいが活躍は少なく、大抵いつも電話で歯が浮くような台詞で女性を口説いている。第13話では「ブラッチャー達とのバカバカしい戦いが好きだった」と前線から退き、やさぐれた暮らしを送っていたものの、暁美の説得もあってJHRガルーダで出撃。その後、記憶喪失になってしまったが、チャイナドレス姿のミナヨを見て記憶を取り戻した。一人称は「オレ」。
- 梅田笛太郎
- 声 - 葛城政典
- JHRのメカニック。少々太っている小柄な体格の青年で、司令室にテントを持ち込んでいる。ヒカリアン達のよき理解者でもある。ミナヨに気があるが、ミナヨには嫌がられている。「ロリコン」という声もあるが、彼の年齢自体不詳なので真相は不明。あっちこっちで携帯電話の番号を教えているらしいが、誰からもかかってこない。ウエスト達からは呼び捨て、のぞみなどからは「梅田隊員」と呼ばれている。暁美曰く「竹田隊員と梅田隊員がお休みだと、いつもにまして基地が静か」とのこと。一人称は「ボク」。
- 新橋テツユキ
- 声 - 成瀬誠
- 前作の主人公。学歴は不詳。アメリカのヒカリアン組織「AHR」の創立者で局長。“前作と本作品の『空白の時間』”中に何故か『自由の国』へ単身渡る。そこで厳しい現実を知ったことで性格が様変わりし、ロサンゼルスで友人ボブとピンポンダッシュなどの悪戯をして過ごす。それを「暴れ回る」と表現するなど、根本的にドジな部分は以前と変わっていない。要するに年齢と経験を重ねた、少々たちの悪い「悪ガキ」になってしまっただけである。
- ところが、街中でアパートメントから子供を救出する現場で、面前ではしご車がヒカリアンと化したAHRレスキューとの出会いにより、AHRを設立。レスキューとタッグを組んで難所での救難活動をビジネスとして行い、事あるごとに報酬として高額な金銭を要求する傲慢な性格になっていた。隊員は彼と副官にあたるボブとレスキューを含めて3人しかおらず、ロサンゼルスの裏通りにある寂れたビルが拠点である。
- JHRの呼び寄せにより成田空港(旅客機)利用でレスキューをともない帰国。出迎えたのぞみと再会するも、彼の方から突き放した態度を取る。また、ミナヨには綺麗サッパリ忘れられてしまっていた。JHRとの契約交渉は報酬が折り合わず決裂し、秋葉原のビジネスホテルに滞在するが資金が底をつき一時的にJHR基地の隅で密かに生活を送る。なお本編上は、空港で帰国する以前の段階でAHRレスキューをともない、のぞみを“昔のよしみ”として、サングラス姿で救っている。
- その後、JHRのヒカリアン達に好待遇を提示してAHRにヘッドハンティングさせる活動を行い、ガルーダをベースに開発した牛若丸を操り、戦力的にはJHRと対峙するに至った。しかし、最終話で(前作同様)シルバーエクスプレスとの戦いを通じ、お互いの本当に信じる物が同じであることを悟り、のぞみと和解する。
- 一人称は「オレ」。
ヒカリアン
ヒカリアン星からやって来たエネルギー生命体達で、その本体は「光エネルギー」で構成される。地球上では光エネルギーの状態を長く保てず、またエネルギー源として電気を必要とするため、常に電気が供給されている電車や自動車と合体してボディにしている。変形時のコマンドコードは「ヒカリアンチェンジ」。一般に正義とされるが、時にブラッチャーよりも自分の欲望に忠実。その正体は、「前向きで強い心」を持つ地球人の子孫。なお、ヒカリアン達の名前は合体したボディに準じているため、前作と同じ名前であっても「同型の別人」という場合もある。
- ウエスト
- 声 - 松本さち
- 赤ん坊だった前作から成長し、本作品のヒカリアン側の主人公。元気な性格で落ち込むことは多いがめげることはない。
- 少々軽い性格でノリが良く、ませているのが玉にきず。年齢からかちょっとばかり自己中な部分があり、ケンタを振り回すことも多々あるが、基本的には極めて良好な関係。時にそのやり取りはバカップルにすら見える。
- JHRガルーダと合体し、コアユニットとなる。必殺技は鳥を模したデザインの剣「バードソード」から繰り出す炎の鳥「ライトニング・バード」とのぞみ達との合体技「ライトニング・ドラグーン」。一度だけバードソードの先端から凝縮したエネルギーを撃ち出す「ライトニング・フェニックス」という技を使ったことがある。ライトニングガルーダ合体時は「ライトニング・バスター」と「ライトニング・ビッグバン」。一人称は「ボク」。本名、ライトニングウエスト。
- のぞみ
- 声 - 渋谷茂
- 前作ののぞみが成長し、ひかり隊長の後を継いでヒカリアンの隊長になった。性格もだいぶ変わり、穏やかだがどんなときでも冷静さを失わない。ひかり隊長のようにメンバーを引っ張るタイプではなく後ろからメンバーの背中をそっと押す、頼れるお兄さんタイプのリーダー。
- E4とは「大食い」でのライバル同士。特技は似顔絵で、度々披露している。その時は、継ぎはぎのあるベレー帽を被っている。回想シーンや第42話の独白のシーンでは、前作で彼の声を担当していた嶋崎はるかが演じている。
- ひかり隊長のような統率力を持たないことを思い悩む場面もあったが、ヒカリアンX(シャドーX)の一件でひかり隊長から正式にヒカリアンの隊長を継いだ。必殺技は刃の部分が展開する剣「ライオソード」から放つ「ライトニング・ライキング」と盾から放つ「スカイ・ウォッシャー」。ちなみにガルーダの「ライトニングセイバー」は彼が前作で使用していた武器、「ハンドソード」と鍔の部分が良く似ている。一人称は「私」、回想シーンや42話の独白シーンでは「僕」。本名、ライトニングノゾミアン。
- なお、担当声優が「渋谷さん」としてブラッチャー側の台詞の中で度々ネタになっていた。
- つばさ
- 声 - 福山潤
- 本作品ではウエストの兄貴分になっている。少々生意気な性格は相変わらず。
- かぼちゃマスク(正体はミナヨのパパ)の元で餃子作りの修行を受けたことがある。必殺技は片手持ちの盾「ウイングシールド」から無数の光エネルギーの羽を飛ばしながら、鷹型のエネルギーで相手を切り裂く「ライトニング・ウイング」。また、ウイングシールドは前作での彼の武器「スラッシャーウイング」を意識してかブーメランのようにも使用できる。一人称は「オレ」。本名、ライトニングツバサアン。
- 放送当時の400系は順次塗装が変更されていたが、本作品のつばさは旧塗装に準じたものとなっている。
- E4パワー
- 声 - 稲田徹
- 無口で力持ち。のぞみとは「大食い」でライバル同士。きれい好きな性格になっていて掃除が趣味。助詞を使わない、多少愚鈍な話し方が特徴。「○○奥深い、掃除同じ」と、何にでも掃除に結びつけて考える癖がある(11話や15話など)。
- 「ゴールデンホウキ」なるものを入手するために腕相撲大会に出場したことがあり、ホウキがないと、「ホウキで掃く動作を勝手にしてしまう」という禁断症状が出る。彼の武器の穂先の部分は金属製に見えるが、実際にはエネルギー体で出来ており、必要に応じてホウキにもなる。必殺技は三又の槍「バッファロースピア」を地面に叩きつけて出す「ライトニング・バッファロー」。
- 前作とは呼び方が変わっており、前作は「いーよん」、本作品では「いーふぉー」と呼ばれている。口癖(?)は、ジャイアントロボが元ネタの「マ」。一人称は「オレ」。二階建て新幹線のためか、サイズが他のヒカリアンより一回り大きい。本名、ライトニングイーフォーパワー。ちなみにトイでは瞳の色が前作の青からブラウンに変更されているが、アニメ版では青のままである。
- ドクター
- 声 - 稲田徹
- 前作に引き続きヒカリアンの医者として登場。本作品では戦闘もこなせるようになり、壊れた物やヒカリアン達の傷を治せる「メディカルウェーブ」と必殺技の「ドクターウェーブ」が使える。笛太郎と一緒にライトニングガルーダをMk2に改造した。「ドクターだからな」の一言でけっこうスゴいことをやってのけることも。一度、アントニオ猪木風に言ったこともある。
- 前半は頼れるキャラだったが、後半はどこかズレたキャラになり、やる事もインチキ臭くなっていった。一人称は「私」。本名、特車隊ドクター。
- セブン
- 声 - 有馬克明
- ヒカリアンの中でトップクラスの強さ。それゆえか、一人で戦おうとする。性格が若干変わり、さわやか系だった性格が多少自信過剰な性格になっている。ただし後半ではウエスト達を自分達の切り札と称したり、のぞみ隊長を励ましたりするなど、仲間を信頼するようにはなったらしい。また、かつての爽やかな部分も垣間見えるようになった。一方で手品、カラオケ、編み物が趣味など、割りと不思議な面も。また、心底では人々に親切でありたいとも思っており、普段のキャラとのギャップに悩んだ末、覆面を被って「レールセブン」(レールスターがベースではあるが、カラーリングや帯の長さは実機とは若干異なる)を名乗り困っている人を助けたこともある。自分の身長の2倍近い長剣を持っており、名前は設定画によると「七支刀」、正式名称は「神剣ナナツサヤノタチ」。必殺技はそれから放つ「ライトニング・ワイバーン」と、ウルトラセブンのアイスラッガーに似た尾翼から発射する「ライトニング・スライサー」。
- ケンタに惚れ込んでおり、第26話でカーレースに参加した動機も「ケンタには、ウエストよりオレの方が似合ってる」。一人称は「オレ」。本名、ライトニングバスターセブン。
- 南海ラピート
- 声 - 尾形雅宏
- 前作に引き続きヒカリアンの忍者として登場。セブンに次ぐ実力を持つようになり、ブラッチャールスターからよく勝負を挑まれるが、あっさりとかわすことが多い。必殺技は分身してから放つ「関空 忍者斬り」。一見シリアスでストイックだが、実はかなりの目立ちたがり。また、少々疑り深く、ドジラス達が彼らに協力を申し出たりしても中々信用しない(27話、最終話など)。一人称は「拙者」。
- ポリスウィン
- 声 - 有馬克明
- 本作品では初登場で犯人逮捕に成功。人のよい性格は変わっていないが、多少厳しさも入った感じになっている。ただし、374庵の岡持が盗まれた際には富士見の電話を曲解して彼を犯人とするなど、かなり抜けている。武器は変わらずパトリボルバーとポリスシールドを愛用している模様。ただしシールドは、第14話などでちらっと出ただけである。一人称は「本官」。
- 第40話で手錠の鍵をなくすという失態を演じており、ウエストとブラックが繋がれたまま野生化することの直接的な原因となった。なお、ブラックはその時のヒカリアン達のあまりにアホなやり取りに対して「何でこんな奴らにいつも負けちまうんだろう…」とこぼしている。本名、特車隊ポリスウィン。
- E1スナイパー
- 声 - 尾形雅宏
- 第15話より登場。前作の「スナイパーソニック」の代わりに地球に来た特車隊の隊員。前作に登場したE1マックスと同型のボディを持つが、カラーリングは異なり、別人(根拠として、15話にて彼とネックスを見たミナヨが「あら、ネックスと、新しいヒカリアン?」と発言している)。軍人気質でトレーニングをメンバーに課した(未遂)ことがある。時折英語の混じった口調で話す。大きなライフルと盾を装備。なお、前作のマックスと同様、足の形状がトイとアニメで異なる。
- なおOPアニメでは、彼が初登場する直前の第14話まで、彼の代わりにスナイパーソニックが描かれていた。一人称は「自分」または「私」。二階建て新幹線だが、E4と違い、サイズはウエストやつばさとあまり変わらない。ただし設定画の対比図では、E4と同サイズで描かれている。本名、特車隊イーワンスナイパー。
- ファイヤーネックス
- 声 - 矢部雅史
- 第15話より登場。前作に引き続いて特車隊の隊員。性格など基本的な面は変わっておらず、火事と見るやすっ飛んでいくのは相変わらず。お祭りの夜店でE1と、二人ともミナヨに惚れたため、彼女と食べる「ラブラブかき氷」をかけて勝負した(結局は溶けてしまうからという理由で、ミナヨがケンタに食べさせていた)。武器は客車部に備えられた化学消火アーム。また本作品では新たにバズーカ砲を片手持ちにしたような武器も持っており、設定画によると、これはホースを接続すれば放水銃にもなるとのこと。
- 同じ成田空港へ向かうヒカリアンだからか、実はライナーとは一緒に温泉に行くほど仲が良く、「ネクの字」「スカの字」と呼び合う仲。一人称は「オイラ」。本名、特車隊ファイヤーネックス。
- E2ジェット
- 声 - 遠近孝一
- 前作のE2ジェットとは同型の別人で、E3の兄。劇中にてウエストが「昔から漫才好き」という旨の発言をしている。弟であるE3とは漫才コンビを結成しているが、全く面白くないという致命的な欠点を持つ。彼がツッコミでE3がボケ。想像で「マスコンレバー、カックン」というギャグを披露していた。飛行スピードの速さと武器のジェットガン、必殺技の「ジェットガン・アタック」は健在で、劇中では「ジェットガン・ファイヤー」と呼称。一人称は「オレ」。本名、ライトニングイーツージェット。
- E3レーサー
- 声 - 矢部雅史
- 前作のE3レーサーとは同型の別人で、E2の弟。前作と同じく普通の道路での走行スピードはピカイチで、新幹線モードで走行中のつばさを軽々と追い越したことがある。前作のE3レーサーとは異なり、武器としてきりたんぽを持っていない。そのため戦闘シーンおよび出番をろくに貰えず、後に彼がAHRに帰属することの遠因になっている。一人称は「オレ」。本名、ライトニングイースリーレーサー。
- ケーくん
- 声 - 真田アサミ
- JHR最年少のヒカリアンで、片言の言葉しかしゃべれない幼子。なぜかスターの長距離トラックに紛れ込んでいてスターになついていた。前作にも登場したが身体が少し大きくなり、背中の「K」という文字がバーニアに変わった以外は無邪気な性格を含めてあまり変わっていない。ケンタやラピートと仲がいい。
- 本作品では超特急モードに変形していない。一人称は「ケーくん」。
- スカイライナー
- 声 - 松本吉朗
- 通称ライナー。本作品初登場のヒカリアンだが、初登場時に「いや〜、久しぶりに(地球に)来てみれば、平和だねぇ」と発言しているため、過去にも地球には来ている模様。ブラッチャーも含み、困っている人を見ると放っておけないお人好しだが、なぜかそれが騒動へと発展することの多いトラブルメーカー。必殺技はランサーを構えて突進し音速突破時の衝撃波を敵に叩きつける「ライトニング・タイガー」と発展系の「ライトニング・タイガー&ライガー」。
- 初登場時は緑と白を基調とした、前作のスター21に酷似したカラーリングをしており、その時の名前はヒカリアンライナーだった。その後18話も間が空いて再登場した際にトイに準じた色になった。一人称は「オイラ」。なお、次作の「ヒカリアン NEXT GENERATION」にて「ご当地ヒカリアン」という、地区毎にヒカリアンのトイを限定販売するプランがあり、彼はそのテストケースだったという。
- AHRレスキュー
- 声 - 斎賀みつき
- 前作に登場したロードヒカリアンのレスキュー工作車と同型のボディを持つが、関連は無い。通称レスキュー。英語訛り+英語を絡めた口調で話す。アメリカに渡ったテツユキのパートナーになっていて、テツユキを「ボス」と呼ぶ。また、アメリカのヒカリアンらしく瞳が青く、運転席も左ハンドル。劇中では、良くテツユキが彼のビークルモードに乗っている姿が描写された。基本的にテツユキの命令に忠実で、彼の行動に異論を挟む事は無いが、彼自身は常識的な性格であり、単独で出歩いていた際には(無償で)困っていた人々を助けたこともある。武器はレスキューバズーカで、必殺技は「レスキューボンバー」。一人称は「ミー」、もしくは「オレ」。
- なお、AHRを創設したのはテツユキであるにもかかわらず、彼のボディとなった工作車には、光エネルギーと合体する前(つまりテツユキがAHRを創るより以前)から『AHR』のロゴが描かれていた。
- ヒカリアンX
- 声 - 遠近孝一
- ヒカリアン達の間では「無敵の戦士」と称せられる伝説の存在。自身を地球に封印していたが、ある時封印が解け復活した。その理由は不明。ケンタに心を開くようになり、JHRに協力する。
- その正体は、遥か昔にシルバーエクスプレスの手によって造られた実験体。怒りや憎しみの感情に捕らわれるとブラッチャーの伝説の戦士「シャドーX」になってしまう。シルバーの策略によってシャドーXとなりJHRを壊滅状態にするものの、ケンタの呼びかけやひかり隊長の助力で自分を取戻し、永遠に解かれることのない封印を自身に課すため、ひかり隊長と共に旅立っていった。その後、ひかり隊長と共に、最終回に登場。必殺技は両手に持った2本の剣から放つ「ライトニング・ユニコーン」。
- また初期の頃は相手の技や武器をコピーする能力も持っていた。覚醒して武器がアニメオリジナルの剣からトイに付属の物に変化した後は一切行っていない。また、他者の技をコピーした時には武器を持つ手が左右逆になり、背後に浮かぶ動物のイメージも反転する。一人称は「オレ」。
- シャドーXは、ヒカリアンXの本来の姿。外見は、ヒカリアン時には薄く発光していたボディが全体的に紫がかった物になり、目の形が『超特急』のトイ版のブラックエクスプレスのような物になる。具体的にはロボット然とした形状になり、瞳がなくなる。初登場時、一度だけダークスターに「ブラッチャールX」と呼ばれた。この状態では理性の無い破壊マシンと化すが、ケンタと共に遊んだブランコを目にする、従者のスフィンクス達が傷つくなど、何かしらのきっかけで自我を取り戻す。このためシルバーには「失敗作」と評されていた。
- このシャドーXがスフィンクスと合体すると「巨神デビルX」となる。ただし外見上はゴッドXと変わらない。偶に黒いオーラをまとっていることもある。
- ひかり隊長
- 声 - 井上和彦
- ヒカリアンの隊長の座をのぞみに譲ったヒカリアンの前隊長。隊長を退いてからどうしていたのかは不明。自身を見失い暴走するヒカリアンXを鎮め、Xを封印するため共に旅立った。その際、のぞみを真の隊長にふさわしいと認め隊長の証であるバッジを託す。最終決戦時にソニッククラッカーを使っていたが、その時は中心部からレイピアのような刃が生えていた。一人称は「私」。本名、ライトニングヒカリアン。
ブラッチャー
ブラッチャール星からやって来たエネルギー生命体達。
- ブラックエクスプレス
- 声 - 千葉繁
- 基本的に前作から性格に大きな変化は見られないが、演じている千葉のアドリブギャグにより、かなり「濃い」キャラになった。本作品では「ブラッチャールロボ」(前作のブラッチャーロボと異なり、ブラッチャーが繰り出すロボットのシリーズ名ではなく、特定の機体の名称である。これ以外の機体は「ブラッチャーのメカ」や「ブラッチャーメカ」などと呼称されることが多い)なるヘンテコ巨大メカを繰り出すことが多い。武器は二丁の暗黒マシンガン。前作の能力の一つだった「ノーズ部分のドリル回転」は二回ほど登場している。必殺技は暗黒マシンガンに暗黒エネルギーを集中して放つ「ブラック・バード」。ただし使用は第19話のみ。
- 某裏番組に強烈な対抗意識を燃やしており、度々口にする。また、吹っ飛ばされた際に「パンツはけよな〜!」と叫ぶのがパターンギャグになっている。前作と同様にドジラスとウッカリーからは「親分」と呼ばれている。一人称は「俺様」。
- 好物はプリンだが、第7話ではそれを「得体の知れない物」と表現したり(ちなみにその際ドジラス達はプリンを「エイリアンの内臓」と思っていた)、あんこを泥んこと勘違いするなど、かつて地球で生活していた設定と矛盾する部分も見受けられる。第16話(ブラック、男一匹)で変装していた時に、たまたま暁美とお見合いをして以降、彼女に気があるような描写がしばしばある。
- ヒカリアン達に対してはある種冷酷とも言える面も持っているが、基本的にはケンカ友達のような関係で、第29と第30話にてウエストが一時的に死亡した際には復活させようと懸命になった。なお、最終回は彼の笑顔のアップと「俺様のアップで終わるって事は、やっぱり主役は俺様だったのだ〜!」の台詞で幕を閉じた。
- ドジラス
- 声 - 伊東みやこ
- ブラックエクスプレスの子分。基本的に前作と性格などは変わらない。最大の違いは、武器としてスコップ形のロケットランチャーを持っているところ。なお設定画の注釈によれば、本人はランチャーであることを知らず、スコップ型の槍だと思っている。前作と同様にウッカリー共々ラピートを「師匠」と呼んでいる。ただし、実際に修行を課されたのは前作の一エピソードのみ。一人称は「オイラ」だが、第7話にて一度だけ「おれ」と言ったことがある。ちなみに本作品では彼とウッカリーは、サザエさんのタラちゃんのごとく、動作の端々に汽笛の音(なお、ドジラスとウッカリーでは音が違う)が入る。本名、ブラッチャール ドジラス。
- ウッカリー
- 声 - 桜川朝恵
- ブラックエクスプレスの子分。前作ののんびりした性格はなりを潜め、ブラックエクスプレスとドジラスがはしゃいでいるところを冷めた視線で見ている描写が多々ある。前作に続いてミナヨが好きで、彼女のことになると目の色が変わる。ドジラスと同様に本作品では武器としてツルハシ形のボウガンを持っているが、やはりボウガンであることを知らない。ドジラス共々、本作品でもラピートの弟子。一人称は「ぼく」。モデルは国鉄のC55型蒸気機関車で、初期の流線型タイプ。本名、ブラッチャール ウッカリー。
- ユーロ
- 声 - 檜山修之
- 通称「ユーロ男爵」。シルバーエクスプレスの部下の一人で、前作のユーロスター(ブルーユーロ)に酷似した外見を持つ。ブラックエクスプレスのライバルだが、共同戦線を張ることも多い。また、セブンのライバルでもある。日本語と英語とフランス語がチャンポンになった口調で喋る。また、基本的に同格以下の仲間に対しては普通のキザな口調で話すが、それ以外の相手(ヒカリアンや地球人など)に対しては敬語を用いる。階級はブラックエクスプレスと同格らしく、ドジラス達よりは上。悪知恵が働きブラックエクスプレスの作戦に便乗して悪事を働くことも。歌が趣味らしいが相当ヘタで、一応OPテーマの替え歌を歌っていたが、ほとんど何と言っているのか判らない程だった。ブラックエクスプレスには「俺様の実家のミドリガメの方がマシ」と評されている。宇宙喉自慢大会では予選落ちし、優勝したセブンを妬んでいる。
- 性格はキザで、作戦にも彼なりの美学を持ってあたる。だが、ブラックエクスプレスに引きずられたのか、マヌケな面も目立つようになっていった。第41話と第42話でシルバーが直接指揮を執った作戦には参加している。
- なお、井上敏樹のキャラ設定表によると、当初はヒカリアンとして登場する予定だった模様。武器はユーロステッキ。また、彼とスターは専用の宇宙船・巨大戦艦を所持している(ともに同型)。一人称は「ワタシ」。本名、ブラッチャール ユーロ。
- スター
- 声 - サエキトモ
- ヒカリアンXと同じくシルバーエクスプレスによって造り出された実験体で、事実上Xの弟ということになる(なお、これは終盤の第48話で初めて判明した)。シルバーには、初登場時「ブラッチャー期待の星」と称されていた。ブラッチャーでは最も若く、ノーマル時の性格ではブラックを「ブラック先生」、ドジラス・ウッカリーを「先輩」と呼ぶ。前作のスター21に酷似した外見を持つが、ユーロとブルーユーロと同様に両者の関係については言及されていない。
- 「気弱だが心優しいスター」「凶暴で乱暴者だが、武人として筋を通すスター(通称カッパモード)」「冷酷残忍で奸智に長け、作戦能力・戦闘能力が高いダークスター」の3つの人格を持っており、それぞれの人格では目つきが異なる。基本の人格は優しいスターで、天狗を見るとダークスターに、河童を見ると乱暴なスターになり、この際、毎回『必殺シリーズ』のBGMのパロディが流れる。同じ物を見るとノーマルに戻るが、ダークスターの状態で天狗を見ると気絶をともなう。最終的にはシルバーまでがギャグキャラにされてしまった中、ダークスターはシリーズ通して唯一、終始シリアスかつ冷酷非道なキャラクターだったと言える。前述の48話で、ダークスターの人格はラピートとスカイライナーの手によって、記憶回路の奥に封印された。必殺技は前作でのぞみが持っていたスカイソードと同型の剣(色違い)から放つ「シューティングスター」、剣からオーロラ状の光線を放つスターサンシャイン、異空間から隕石を召喚して相手に放つ「スターコメット」(ダークスターの状態で使用するためか、後のエピソードでは「ダークコメット」と呼称)。
- なお、ダークスター時の爵位は侯爵(脚本より)。しかしユーロには「昨日今日の成り上がり」との評価を受けている。ダークスターは初登場時、シルバーの事を「シルバー閣下」と呼んでいた。一人称はノーマル時が「僕」、凶暴時が「オレ」。ダークスター時が「ボク」(ノーマル時とはニュアンスが異なる)。実はミナヨのファン。本名、ブラッチャール スター。
- シルバーエクスプレス
- 声 - 中田和宏
- 前作に引き続いて登場のブラッチャーの大幹部で、地球方面軍司令官。あくまで地方司令官であり、決してブラッチャーの「支配者」ではない。前作のスタッフ用の組織図でも、彼の上には『ブラッチャール大王』という存在が居るとされている。前作では多少コミカルな面もあったが、本作品では冷酷非道という言葉がピッタリな性格になっており、ギャグキャラにされたのも最終回のみ。第13話によると、「第24銀河第13師団大幹部」という地位にあるらしい。
- 究極のブラッチャーを作り出すのが趣味で、ヒカリアンXとスターはその犠牲者といえる。最後は宇宙水疱瘡で苦しんでいる所にウエストらを始めとする数人のヒカリアンの合体技「ライトニング・スーパーノヴァ」を受け、水疱瘡が治りながら消滅した。強力な暗黒エネルギーを持つが、劇中ではほとんど戦う前に倒された。武器は前作で一度だけ使われたシルバー鉄球、および前作でも全く使われなかったバルカンドリル(「超特急」時代はバルカンヘッドと呼称)だが、共に本作品未使用。
- ブラック達にサンマを送ったりと、部下へのサービスは意外と良い。が、後半ではほとんどブラック達に見切りを付けたのか、自身が直接指揮を執った「暗黒の傘作戦」では彼らに何も知らせずに休暇を与えている。ビリヤードなども嗜んでいる。彼曰く「(ブラックは)態度のデカさだけならブラッチャー一」とのこと。また初登場は第11話だが、名前はその前にも第5話と第9話ですでに登場している。設定画の対比図では「E4と同サイズ」との指定がある。一人称は「私」、最終回では「我が輩」。
- なお、彼は玩具付属のOVA版『超特急』を含むアニメ全シリーズ通して、唯一一度も車両形態に変形したことが無い登場人物である。
- ブラッチャールJr1
- 声 - 西沢広香
- 第47話でブラックたちが自分たちのエネルギーを使って創り出した101体のブラッチャールJrの一人。ドジラスをディフォルメしたような外見。当初は数の力でヒカリアンを圧倒した。その後ブラック達に負担をかけまいと自活しようとするも、ブラックたちの悪事、およびブラッチャー達を思いっきりブッ飛ばしたいヒカリアン達が街中で交戦したために働き口を奪われ、最後には静かに暮らそうと、スグルの家の地下倉庫を借りて自分達でスペースシャトルを建造し、宇宙へ旅立った。一人称は「僕」で、ブラック達3人を「お父さん」と呼ぶ。後に「てれびくん」の「ヒカリアン NEXT GENERATION」にて、兄弟共々ブラック達の手下として再登場する。
- ブラッチャールロボ(1号 - 6号)
- 声 - 黒木勝志
- ブラックエクスプレスがガルーダに対抗するため、第28話にて開発したロボット。「ガルーダに対抗するには動きの素早いロボット」という発想で造られたため、スマートな体型をしている。そのコンセプトは成功し、ガルーダを苦戦させることもしばしばあった。1号は最初等身大で、コントローラーが有るにもかかわらず自我を持ち(ただし人語は発しない)、牛乳を飲んで巨大化した。彼のみ、額にブラッチャーのエンブレムが描かれているが、以降は機体ナンバーになる。基本的に全機体同型で、破壊されなくても再登場する度に番号が変わる。Mk2に強化されたガルーダを苦戦させることもしばしばあったため、その都度改良されている。なお2号には、「黒木くん」という名前がつけられていた。必殺技は「俺様パンチ」と「俺様キック」。ただし威力は今一つ。
- やられメカとしての印象が強いが、前述の通りMk2に強化されたガルーダを苦戦させたり、JHRの偵察衛星からの攻撃でも無傷であるなど、意外と能力は高い。
- キャサリン(1号 - 7号)
- ブラック達が作戦のために用意した中型ロボで、台形の胴体にカエルのようなカメラアイ、キャタピラの足を持っている。胴体には機体ナンバーが描かれ、腕は機体ごとに如雨露、掃除機など異なる。1号から5号は第9話、6号は第23話、7号は第39話に登場。
- ブラッチャールドール
- 声 - 葛城政典
- 本作品でブラッチャール帝国が使役している下級兵士。ヒューマノイド型のアンドロイドで、頭部と胸部はブラッチャーのエンブレムを模している。胸部の赤い部分がエンブレムの枠の部分に相当する。人間への擬態も可能。基本的に「マンセー」と鳴くが、人語を話すこともできるなど、知能は高い。主にダークスターや、大金持ちになったブラック達が使役した。武装は目からのレーザーで、13・14話ではのぞみを始めとする多くのヒカリアン達を射殺した。
- 以上の経緯から、基本的にはシリアスな役どころの筈だが、終盤でブラック達が使った時にはギャグキャラにされていた。初期稿は映像に登場した物とは全く別物で、『天空の城ラピュタ』のロボット兵に酷似していた。ブラックエクスプレスの妄想シーンでモブキャラ的に登場する事も多い。
- また、18話にて「ブラッチャーテレテレショッピング」というブラッチャーのテレビショッピング番組に、男性と女性の格好をした二体が進行役として登場したこともある。名前はスーザンとジョナサン。
ゲストキャラクター
- トメ
- 声 - 飯田かおり
- とある田舎(駅名もズバリ「いなか」)に住むおばあちゃん。ウエストから逃げ切って腹ペコになってしまったブラックエクスプレス達にご飯を食べさせてあげた。優しい性格で、汽車好きの息子のために、汽車の運転士から帽子を貰ってきたことがある。最初、ブラックエクスプレスを息子と勘違いしてしまい、抱きついてしまった。息子に説いた「人生七転び八起き」の言葉は、息子の中に生き続けていた。自分の世界に入ってしまいがちな部分がある。
- ノブオ
- 声 - 柳沢栄治
- トメの一人息子。子供の頃から汽車が大好きな青年。ある日家を飛び出し東京に上京したが、会社が倒産。田舎に帰ってきた。最初はトメと喧嘩別れしかけたが、ブラックエクスプレスの説得により、と言うより彼の頭に乗っていた思い出の駅長帽を見て、再び仕事を探すため東京へ向かった。その前にブラックエクスプレス達に協力してもらい、子供の頃からの夢「機関車の運転手」を叶え、客車にトメを乗せてあげた。この考えの発案者はブラックエクスプレスで、列車モードのドジラスが機関車の代わりになった。なおこの回は、「電光」では第26話のイメージ映像を除いてブラックのトレインモードが唯一登場する回でもある。
- トメと同様に、彼女の家でご飯をご馳走になっていたブラックエクスプレスをトメと勘違いし、抱きついてしまった。その際、ブラックに「どういう目ん玉してんだ」と言われている。
- ゆーな
- 声 - 田中潤
- 凶暴な野犬(と言っても実際は凶暴どころかむしろかわいい)に襲われていたところを買い物中のウエストに助けられ、恋に落ちた園児。しかし、最終的にはつばさとブラックエクスプレスにそれぞれ恋していた友人2人と共にセブンに恋してしまった。その際、ウエストとは別れ、友人2人もつばさ、ブラックエクスプレスと別れた。マンセー幼稚園のバラ組。ちなみにウエストは彼女に「ウエストさんはお米に絵が描ける」と言われ、本当に描いてしまった。
- 理穂
- 声 - ひと美
- 毎朝スカイライナーに乗って空港に通うスチュワーデス。そのためライナーとは顔なじみ。怪我をしたふりをしてケンタ達に自分の仕事や罰掃除をやらせるなど、無邪気な外見に反してちゃっかり者。一人称は「私」。
- サル将軍
- 声 - 真田アサミ
- 関西にあるテーマパーク、時代劇村のマスコットキャラで、殿様の格好をしたサルの姿をしている。ブラックエクスプレスに着ぐるみを盗まれた。
- 松戸博士
- 声 - 中田和宏
- 究極の兵器を開発したとして、その所在を巡ってヒカリアンとブラッチャーが争った。飄々としてとぼけた人物だが、けっこうなスケベジジイでもあり、惚れっぽい。私生活ではお城に住み、バカ殿のような格好をしている。稚内出身で、マッドロイドZもそこの秘密基地に隠してあった。秘密基地を見たケンタの感想は「凄い…マニアック」。
- 秋葉原美人コンテストの件でドクターとポリスウィンから、「超法規的措置」で女の子のブロマイドと銘菓・カッパ饅頭3個をワイロとしてを受け取ったこともある。直後にブロマイドはラピートによって燃やされた。自称「全銀河ヨーヨー選手権・33連覇」であり、「全銀河大食い選手権32連覇」。富士見とも顔なじみだったが、彼のことはすっかり忘れてしまっていた。一人称は「ワシ」。シルバーとは、初見の視聴者には判らないくらい声色が違う。
- マッドロイドZ
- 松戸博士が開発した究極最悪の兵器であり、失敗作。ただしその「究極最悪」の意味合いが周囲の予想とはかなり違ったものだった。実質兵器としての危険性はまったくない。ゴミリサイクル用のロボットだったが、再生した物が全て女の子の水着イラストになるため博士は「最悪の失敗作」と呼んでいた。最終的にゴミ処理場で働いていたが、シルバーによって破壊され、ヘッドモジュールを戦略型格闘兵器(要するに巨大ロボット)クロガネに転用されてしまった。
- 魔神ダーZ(アマルカンドIII世)
- 声 - 田中総一郎
- マジンダー流星群に乗ってやってきた、謎のロボット生命体。一つの星で3つの願いを叶えてくれる。ランプをこすることで出現し、その時こすった者の願いを聞く。なお、今回かなえた願いは、「大量の鯖の味噌煮」(ブラックエクスプレス)、「世界中のアイドル」(ミナヨ)、「ブラックエクスプレスを宇宙一のいい人に」(ドジラス&ウッカリー)。
- 放送当時は「魔神ダーZ」の名前だったが、ビデオでは「アマルカンドIII世」に変更されたのをはじめ、劇中の「魔神ダー」という単語は全て「アマルカンド」に変更された。
- 宇宙のヒヨコ
- 声 - 間宮くるみ
- 外見は触角が生えた目つきの悪いヒヨコだが、実は宇宙でも最凶の生物。女性には媚びるが、男性には敵意むき出し。時間が経つと巨大化し、さらに完全体になると目つきが可愛くなってうっすらと発光するが、凶暴な性格は変わらない。ミナヨと暁美が名前をどうするがで揉めたが、二人で考えた「ポチ」という名を聞いてショックのあまり倒れ、その隙を突かれて撃破された。絵コンテの段階では、彼の卵をどう料理するかでブラック達の意見が分かれ、その間に野良犬に卵を奪われかけるシーンがある。
- イチゴリアン
- 声 - 矢部雅史
- ブラックがこの世からイチゴをなくすために開発したロボットで、イチゴに手足が生えた姿をしている。当初はケンタの肩に乗る程度の大きさだったが、イチゴを食べることで巨大化する。ブラックにより超ワガママな性格をインプットされていたため、最後にはブラックをも食べてしまうが、体内からブラックに人格プログラムを再入力されて良い子になった。最初は眼鏡をかけていたが、良い子になってからは外している。
- ユリとマリ
- 声 - 金田朋子(2人とも)
- 海龍島に住む巫女。島の守り神である怪獣「ガッズィーラ」に仕えている。このガッズィーラの調査の際に漂流し波に飲み込まれ、運良くこの島に流れ着いたケンタに2人そろって恋をし、必死で編んだちゃんちゃんこを彼にプレゼントした。2人とも三味線を持ち、一緒に喋る。喋りはわずかにラップしている。顔はほとんど同一だが、服の色と髪型、目の光り方で見分けが付く。つばさ曰く「ドッペルゲンガー」。元ネタは「モスラ」の小美人。ガッズィーラの祈りの歌の歌詞は「ガッズィーラ〜よ、ガッズィーラ〜♪裏番組にゃ負けぬ〜♪んでゲリロンて、どういう意味よ、パンツ〜はけよな(はけよな〜)♪」で、歌い出しはモスラの歌に似ている。
- おかみ
- 声 - 木内レイコ
- 暁美の親戚が経営する温泉旅館で働いている。ウエストを倒すべく、旅館に先回りして仲居に変装していたブラックエクスプレス達にきつく説教した。ブラッチャー達が原因で壊れた露天風呂の修理をする彼らに饅頭を差し入れするなど、優しい部分もある。ただし、その饅頭はブラック達が造った饅頭爆弾だった(もちろん彼女はそのことに気づいていなかった)。
- リサ王女
- 声 - 力丸乃りこ
- エスペラント王国の王女。来日した日に、こっそりと空港を逃げ出そうとし、SPから追われている最中にヒカリアンライナーとぶつかってしまう。その後しばらくライナーと一緒に庶民的な時間を過ごすが、最終的には彼に乗せてもらい、空港に戻っていった。元ネタは「ローマの休日」。
- ミス・エマニエル
- 声 - 荒井静香
- ユーロのオープンカーに搭載されているナビゲーション・コンピューター。かなり高飛車な性格で、最終的にユーロに腹を立てて車ごと自爆する。
- スーザン
- 声 - 荒井静香
- 女性の格好をしたブラッチャールドールで、男性型のジョナサン(声:福山潤)と組んでブラッチャーのテレビショッピングである「ブラッチャーテレテレショッピング」の司会を務めている。18話に登場し、最後にドジラスとウッカリーが「こんな親分を売ります!」と絶叫した時に「欲しいわ〜!」と返していた。
- 暁美の父母
- 声 - 杉野博臣(父) / 鍵田朋子(母)
- 16話に登場。母親は暁美がブラックエクスプレス(正体を明かせず、「ブラッ田ブラ之助」と名乗っていた)を連れてきた際、彼と娘のお見合いをセッティングした。彼女曰く、「お見合いは松田家の伝統」。父親は建設会社の社長で、最初はブラックエクスプレスの事を認めていなかったが、彼の見事な食べっぷりと、料理に感動して涙を流す姿(実際は「料理を食べないと帰さない」と言われたブラックが、帰りたい一心で無理をして料理を平らげようとしていただけ)を見て、ブラックのことを認める。
- なお、暁美の父親は第49話におけるブラックの妄想シーンにも登場した。
- スグルのママン
- 声 - 堀江美都子
- かなりの美人らしい。ただし、劇中では常にベールを被っていて素顔を見せたことがない。
- ミナヨのパパ
- 声 - 稲田徹
- 筋肉質の大男で、店の邪魔などをされたりしない限り、普段は人当たりが良い。前述のとおり「かぼちゃマスク」の正体で、E4に腕相撲の勝負を挑んだこともあるが敗れている。前作から引き続き登場しているキャラだが、設定画はミナヨやテツユキらと同様、新規に描き起こされている。
- 地神獣スフィンクスと風神獣ナスカ
- 声 - 稲田徹
- 遥か昔、ヒカリアンXと地球に来たXの友であり、従者ともいえる存在。なぜかブラックエクスプレスと気が合い、ブラックを頭に乗せたことも。スフィンクスはXと合体して「巨神ゴッドエックス」となり、ナスカは分離変形してゴッドエックスの剣と盾になる。その時の必殺技は「ライトニングゴッドメテオ」。また、密かに小型ミサイルも装備。
- シャドーXと合体すると「巨神デビルエックス」となり、必殺技が「デビルインパクト」になる。ただし、ボディの色は「ゴッドエックス」と変わらない。
- あくまで「Xのみに対して忠実な存在」であり、ヒカリアンXがシャドーXになっていてもそれは変わらない。最終的にユーロが月から発射した暗黒エネルギーからXを庇って倒れ(X達のいた日本に暗黒エネルギーが到達したのは全くの偶然である)、それを目の当たりにしたショックでXは正気を取り戻した。その後、掌サイズに縮小されてXと共に眠りについた。
- アナウンサー
- 声 - 有馬克明
- 女子高生A / 女子高生B
- 声 - 梶田夕貴(A) / 真田アサミ(B)
- コンパニオン
- 声 - 梶田夕貴
- 桜のモンスター
- 声 - 杉野博臣
- 第2話に登場。ブラックエクスプレスが桜の花びらを大量に町にあふれさせる作戦で使用した花咲爺さんの人形が、桜の木と融合して誕生した。枝が変化した触手でウエスト達を苦戦させるが、ケンタが怪物の気を引いている間に脱出され、ライトニング・バードで人形を破壊されて元の桜の木に戻る。
- TVレポーター / キャスター
- 声 - 梅里紗希
- 隠れたセミレギュラー。大東京テレビのレポーターだが、のぞみの似顔絵業の客など、TVの取材以外でも度々姿をみせる。オーバーな性格で度々感涙する。第45話にて名字が「佐々木」であることが劇中で判明する。
- TVレポーターと同一人物。
- サンタクロース
- 声 - 遠近孝一
- ナレーション
- 声 - 檜山修之
- 9話以降、OPの冒頭に入る。
トイのみのキャラクター
本作品では、トイは発売されたもののアニメには未登場のヒカリアンが存在する。なお、『超特急』時代でも、TVアニメ終了後に発売されたキャラクターがアニメ未登場ということはあった。
- ウィンダッシュ
- 前作でステーションのオペレーターを務めていたエスパーヒカリアン。トイ付属のカードでは、「パソコンやケイタイ電話やデジタルな事に詳しい」という設定や、必殺技として「ライトニング・ダッシュ」が追加された。本名、ライトニングウィンダッシュ。
- タイショー
- 本作品オリジナルのヒカリアン。トイ自体は『超特急』の「やまびこ」とほぼ同一。雪国で鍛えられたヒカリアンで、仲間からは「大将」と呼ばれているらしい。『超特急』のやまびことの関連は不明である。必殺技は「ヤッホーボンバー」とされている。本名、ヒカリアンタイショー。
- こだ爺
- ヒカリアンの長老で、トイのカードでは『超特急』時代の設定をほぼそのまま踏襲されている。背中の装飾など、付属品も従来通り。本名、コダジイ。
スタッフ
- 企画 - 岩田圭介、藤原正道
- プロデューサー - 東不可止、斎春雄
- 原案 - すずきいおり
- シリーズ構成 - 井上敏樹
- キャラクターデザイン - 宮尾岳
- メカニックデザイン - 片平正史、征矢浩志
- 総作画監督 - 宇都木勇、山田浩之
- 美術設定・監督 - 吉川洋史
- 撮影監督 - 今泉秀樹
- 色彩設定 - 木村早苗
- 編集 - 今井剛
- 音響監督 - 飯田里樹
- 音楽プロデューサー - 植村俊一、八木仁
- 音楽 - 林有三
- 制作プロデューサー - 神戸明、木村健吾
- アニメーション制作 - 東京キッズ
- 監督 - 大庭秀昭
- 効果 - 奥田維城
- 企画協力 - 神尾俊二
- 制作 - テレビ東京、東宝
主題歌
- オープニングテーマ「電光超特急ヒカリアン」
- 作詞 - 岩里祐穂 / 作曲 - 前田克樹 / 編曲 - 林有三 / 歌 - 堀江美都子
- エンディングテーマ「ブラ・Love・ブラッチャー」
- 作詞 - 高野台三 / 作曲・編曲 - ジャック・伝ヨール / 歌 - ザ・ブラッチャーズ
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ヒカリアンチェンジ! | 佐藤勝一 | 大庭秀昭 | 宇都木勇 山田浩之 |
2002年 4月7日 | |
恐怖のエビチリ | 秦義人 | 関口雅弘 | ||||
2 | 背中合わせの思い | 白根秀樹 | 大宅光子 | 鎌田祐輔 | 4月14日 | |
桜散って桜咲いて | 飯島正勝 | 宇都木勇 | ||||
3 | 炎のフードウォー | 井上敏樹 | 大庭秀昭 | 松岡秀明 | 4月21日 | |
遠足危機イッパツ! | 犬飼和彦 | 高岡淳一 大庭秀昭 |
佐々木皓一 | 宇都木勇 | ||
4 | ボーガイ君を倒せ! | 桝井剛 | 大宅光子 | 竹内浩二 | 4月28日 | |
真黒ウエスト | 井上敏樹 | 大宅光子 | 宇都木勇 武内啓 | |||
5 | 狙われた電波塔 | 白根秀樹 | 飯島正勝 | 宇都木勇 | 5月5日 | |
登場、ユーロ男爵 | 葛谷直行 | 佐々木皓一 | 渡部明 | |||
6 | 忍者特急、ラピート! | 佐藤勝一 | 大宅光子 | 武内啓 | 5月12日 | |
サル将軍の野望 | 五月女有作 | 武内啓 宇都木勇 | ||||
7 | モンスター・イチゴリアン | 島田満 | 高松信司 | 山口美浩 | いいじまひでかつ | 5月19日 |
涙のいそちゃん音頭 | 大庭秀昭 | |||||
8 | 高熱の悪夢 | 佐藤勝一 | 五月女有作 | 佐々木皓一 | 鎌田祐輔 | 5月26日 |
謎のヒカリアンX | 宇都木勇 | |||||
9 | マジカルセブン | 白根秀樹 | 細田雅弘 | 三井寿 | 6月2日 | |
セブン処刑5秒前 | 飯島正勝 | 細田雅弘 | ||||
10 | 着任! ヒカリアン刑事(デカ) | 犬飼和彦 | 大庭秀昭 | 宮原秀二 | 小林勝利 | 6月9日 |
ポリスウィンの事件簿 | 木宮茂 | 篠崎康行 | ||||
11 | ラーメン禁止地帯 | 白根秀樹 | 五月女有作 | 佐々木皓一 | 宇都木勇 | 6月16日 |
逃亡・旅路の果てに | 大宅光子 | 松岡秀明 | ||||
12 | 破壊兵器・マッドロイドZ | 島田満 | 飯島正勝 | 渡部明 竹内信二 佐久間健 |
6月23日 | |
13 | 地上(ここ)より永遠(とわ)に | 井上敏樹 | 大庭秀昭 | 山口美浩 | 石井久志 | 6月30日 |
14 | 日はまた昇る | 長尾粛 | 井上善勝 | 7月7日 | ||
15 | 二人のヒカリアン | 犬飼和彦 | 五月女有作 | いとがしんたろー | 阿部和彦 | 7月14日 |
お祭りラプソディ | 岡野幸男 | 岡野幸男 | ||||
16 | 僕のおとうと | 佐藤勝一 | 五月女有作 | 宮原秀二 | 小林勝利 | 7月21日 |
ブラック、男一匹 | 白根秀樹 | |||||
17 | はるかなる水平線 | いとがしんたろー | 佐久間健 | 7月28日 | ||
正義とは? | 大宅光子 | 宇都木勇 | ||||
18 | 出動! ライトニングガルーダ | 月永秀雄 | 飯島正勝 | 篠崎康行 | 小林勝利 宇都木勇 |
8月4日 |
19 | ヒカリアンブラック | 犬飼和彦 | 大庭秀昭 | 山口美浩 | いいじまひでかず | 8月11日 |
20 | ヒカリアンXの秘密 | 佐藤勝一 | 長尾粛 | 井上善勝 | 8月18日 | |
21 | 嵐を呼ぶヒカリアン | 犬飼和彦 | 五月女有作 | 篠崎康行 | 松岡秀明 | 8月25日 |
プリンセスパニック | 夏目静 | |||||
22 | 嗚呼、思い出機関車 | 月永秀雄 | 大宅光子 | 阿部和彦 | 9月1日 | |
ウキウキデートバトル | 飯島正勝 | いとがしんたろー | 岡野幸男 | |||
23 | 疾風! 音速兄弟 | 白根秀樹 | 大庭秀昭 | 宮原秀二 | 小林勝利 | 9月8日 |
怒濤! 餃子修練 | 土屋日 | |||||
24 | オレ様応援団 | 五月女有作 | 高橋幸雄 | たいらはじめ | 9月15日 | |
荒野の流れ星 | 大宅光子 | 宇都木勇 | ||||
25 | 戦いの果てに | 犬飼和彦 | 大庭秀昭 | 長尾粛 | 井上善勝 | 9月22日 |
26 | 壮絶モー烈カーレース | 井上敏樹 石橋大助 |
飯島正勝 | 山口美浩 中川聡 |
石井久志 粉川剛 |
9月29日 |
27 | ヒカリアンビューティー | 大宅光子 | 宇都木勇 | 10月6日 | ||
28 | 秋葉原戦記! | 佐藤勝一 | 篠崎康行 大庭秀昭 |
宮原秀二 | 小林勝利 | 10月13日 |
29 | 発進! ガルーダMkII | 犬飼和彦 | 大庭秀昭 | 山内東生雄 | 岩井優器 中尾友治 |
10月20日 |
30 | ウエスト復活計画 | 月永秀雄 | 大庭秀昭 五月女有作 |
五月女有作 篠崎康行 |
宇都木勇 松原豊 |
10月27日 |
31 | 一番星! 七つ星! | 白根秀樹 | 吉本毅 | 渡部明 | 11月3日 | |
忍者星! 流れ星! | 松岡秀明 | 吉本毅 | 松岡秀明 | |||
32 | 感動! ブラック総理 | 井上敏樹 石橋大助 |
岡野幸男 | 大宅光子 | 岡野幸男 | 11月10日 |
新生! JHR本部 | 吉本毅 | 金相燁 | ||||
33 | 温泉饅頭伝説 | 佐藤勝一 | 土屋日 | 岡田宇啓 | 小林勝利 | 11月17日 |
34 | 巨神、完全なる目覚め | 犬飼和彦 | 大庭秀昭 | 篠崎康行 | 宇都木勇 吉田徹 中澤勇一 |
11月24日 |
35 | メリークリスマスMr.ブラック | 島田満 | 五月女有作 | 松原豊 | 12月1日 | |
メリークリスマスMr.スグル | 宮尾岳 | 大宅光子 | 宮尾岳 | |||
36 | 天ぷらのしっぽ2 | 白根秀樹 | 飯島正勝 | 宇都木勇 | 12月8日 | |
超ロボットビッグバトル! | 阿部和彦 | |||||
37 | 巨神、真実の覚醒 | 犬飼和彦 | 吉本毅 | 梶浦紳一郎 川添政和 |
12月15日 | |
38 | 大怪獣VSヒカリアン | 月永秀雄 | 吉本毅 | 宮原秀二 | 小林勝利 | 12月22日 |
39 | 歳末福引大作戦! | 石橋大助 | 山田浩之 | 飯島正勝 | 高梨光 | 12月29日 |
スキスキ! ブラック先生 | 飯島正勝 | 東京子 | ||||
40 | あこがれのエアポート'03 | 犬飼和彦 | 岡野幸男 | 大宅光子 | 岡野幸男 | 2003年 1月5日 |
美しき獣たち | 大宅光子 | 松岡秀明 | ||||
41 | 黒い謀略 | 白根秀樹 | 大庭秀昭 | 篠崎康行 | 吉田徹 阿部和彦 |
1月12日 |
42 | 永遠(とわ)の眠り | 吉本毅 | 宇都木勇 高梨光 川添政和 武内啓 |
1月19日 | ||
43 | 自由の国からきた男 | 宮尾岳 | 高瀬節夫 | 小林一三 | 1月26日 | |
空白の月日 | 大宅光子 | 高木信一郎 | ||||
44 | 遊星からの有精卵Pi-! | 月永秀雄 | 飯島正勝 | 木村寛 | 村上勉 | 2月2日 |
45 | 時計仕掛けのブラック | 石橋大助 | 飯島正勝 | 高梨光 渡部明 |
2月9日 | |
46 | ヒカリアンと魔法のランプ | 島田満 | 吉本毅 | 松岡秀明 阿部和彦 |
2月16日 | |
47 | 進め! 101匹ブラッチャー | 犬飼和彦 | 大宅光子 | 岡野幸男 川添政和 |
2月23日 | |
48 | スター千夜一夜 | 白根秀樹 | 飯島正勝 | 宇都木勇 高梨光 |
3月2日 | |
49 | パラレルミステリーツアー | 大庭秀昭 | 村上勉 矢野裕一郎 |
3月9日 | ||
50 | AHRレヴォリューション | 井上敏樹 石橋大助 |
吉本毅 | 松岡秀明 岡野幸男 吉田徹 中澤勇一 |
3月16日 | |
51 | ミラクルラッキーウッカリー | 大宅光子 | 川添政和 渡部明 |
3月23日 | ||
52 | ヒカリアン レッツゲリロン! | 大庭秀昭 | 高梨光 宇都木勇 |
3月30日 |
脚注
外部リンク
テンプレート:前後番組- ↑ 1.0 1.1 電光超特急ヒカリアン-東宝アミューズメントパーク、2012年7月31日閲覧。