マッコリ
テンプレート:Infobox マッコリ(막걸리)とは、朝鮮の大衆向け醸造酒の1つ。日本のどぶろくに相当する。仮名表記では、マッカリ、マッコルリとも書く。
目次
概要
マッコリは米を主原料とするアルコール発酵飲料で朝鮮半島の伝統酒の一種。アルコール度数は6-8%程度で、同じく米を主原料とするが段仕込みと割水を経る日本酒、にごり酒の半分程である。麹により糖化された米の強い甘味があり、またタンパク質やビタミン類に富む。乳酸醗酵により雑菌の繁殖が抑えられる点は日本酒と同じであるが、一般にマッコリでは乳酸菌飲料のような微かな酸味と炭酸発泡の味がより顕著である。醗酵を止めていないものも多く、醗酵の進み過ぎたマッコリは酸味と炭酸が強烈になる。生マッコリは劣化が早いので長期保存が不可能である。
名称
語源は「マッ+コルダ」(막 거르다、粗雑に+濾す)という朝鮮語から来ており、「粗く濾した酒」という意味である[1][2]。その見かけから「濁酒」(タクチュ、탁주)、「滓酒」(ジェチュ、재주)と呼ばれる他に、昔は農作業をしながら水代わりに飲まれていたことから「農酒」(ノンジュ、농주)と呼ばれたり、家ごとに自家醸造し振舞われていたことから、「家醸酒」(カヤンジュ、가양주)とも呼ばれていた[1][2]。
マッコリは朝鮮の固有語であるため漢字表記はないが、漢字を用いる中国語では「馬(王馬)格利」と表記される。「ン」以外に子音のみの表記の無い日本語では、子音のみの「l」を「ル」で補って「マッコルリ」とも書かれてきたが、「マッコリ」の表記が一般化してきている[3]。
ドンドンジュ
ドンドンジュ(동동주)はマッコリとほぼ同じ酒で、濾過、火入れをしていないものである。濾していない醗酵中の生酒であるため、炭酸により米粒が浮かんでくる[1]。火入れ済みで発泡しないものをマッコリと区別する場合が多いが、両者の間に明確な違いはないため、日常的には特に区別をすることは無い。どちらも韓国のスーパーマーケットや雑貨店などで売られている。
マッコリの世界化と呼称
韓食の世界化推進運動と関連し、マッコリのグローバル化戦略の一環として世界に紹介する上でどのように表記するべきか議論されてきた。マッコリの現在の正式ローマ字表記であるMakgeolliに加えMaggeolli、Maccori、Makkoli、Makulyといった表記も使われているが、どう発音するかといった点も含めてわかりにくいという批判があった[4]。また、マッコリ相当のアルコール度の物に「Korean Rice Wine」「Pure Unfiltered Sake」という表記に加え「NIGORI SAKE」と記載し、にごり酒の一種として既に知名度の高い日本酒の人気に便乗しようという例も報告されている[5]。こうした表記の不統一を解消し、統一した表記で韓国伝統酒としてのブランドイメージを確立しようという動きが起こった[6]。
2010年5月、大韓民国農林水産食品部はマッコリの英文愛称を公募し、その結果「Drunken Rice」が1位に選ばれたと発表した。また、2位は「Makcohol」(マッコール、Makgeolli+alcohol(アルコール))、3位は「Markelixir」(マーカリキサー、Makgeolli+elixir(エリクサー))だった。農林水産食品部はマッコリ公式名称「Makgeolli」とともに選ばれた愛称を海外マーケティングに積極的に活用する方針を伝えた[7][8]。海外消費者を対象にマッコリを分かりやすく説明できる英語を調べた結果では、「Korean Rice Wine」が最も評価が高かった。一方、「Drunken Rice」という表記に対する批判も見られた[9]。
「マッコリ」表記に関する論争
日本の醸造業者もマッコリの製造に参入し輸出も予定されているが、日本産のマッコリが輸出されていくことで、「Kimchi」と「Kimuchi」同様、海外でマッコリが日本式の表記で受け入れられ韓国伝統酒の「Makgeolli」ではなく日本伝統酒の「Makkori」として認識される可能性が懸念されており、マッコリの国籍アイデンティティが毀損されないよう対応策を立てる必要性が叫ばれている[10][11][12]。また、2011年世界フィギュアスケート選手権では、日本輸出専用マッコリ商品の宣伝目的でカタカナで「マッコリ」と書かれた広告が登場し、韓国人の抗議により差し替えられる事件が起こった[13][14]。
これとは別に韓国京畿道抱川地区の地名の入った「抱川マッコリ」や「抱川一東マッコリ」が2008年11月に日本の酒類輸入業者により、日本で商標登録がされていたことが明らかになり、抱川でマッコリを生産し日本に輸出しているマッコリ生産業者への影響が危惧されるとともに、日本に「マッコリを奪われた」といった批判が起こった[15][16][17]。一方、これらの商標権を日本で先行獲得した企業のオーナーは在日韓国人であり、商標獲得は「商標権を日本人が所有し、韓国のマッコリを本来の名前で売れなくなる事態を防ぐため」であり「韓国のマッコリメーカーを相手に商標権を行使する考えはない」としているが、抱川側では法的対応を検討する生産者もみられた[18]。
成分・種類
米が主原料であるものをサル・マッコリ(쌀 막걸리)と呼ぶが、小麦粉を添加する場合が多く、その他の材料や製法は地域によって多少の違いがある。米を主原料としないマッコリの代表例はサツマイモ(コグマ / 고구마)を主原料とするもので、これをコグマ・マッコリと呼ぶ。江原道や慶尚北道の山間部ではトウモロコシ(玉蜀黍、朝鮮語読みでオクスス / 옥수수)を原料とするものもあり、これをオクチュ(玉酒 / 옥주)と呼び、飲む際にはオクチュを注いだ器の中に松の葉を数本折って入れる。これは松の葉独特の香りがオクチュとよく合うことから、このような飲み方が好まれるという。2010年には、韓国の女子高生が「五穀マッコリ」を特許登録したり、「インスタントマッコリ」を開発して第56回全国科学展覧会に出品、農水産部門賞を受賞したことが話題になった[19]。
2011年4月14日、韓国食品研究院は、マッコリからビールやワインと比較して10 - 25倍のファルネソールが検出されたとの研究結果を発表した[20]。ファルネソールは果実酒の香りの成分で、アポトーシスを誘発し抗腫瘍作用を持つという研究が報告されている[21]。ファルネソールはマッコリの白い沈殿物に多く含まれているといい、同研究院では「飲む時はよく振ってから」とアドバイスしている。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)でも昔はマッコリが多く存在したが、食糧不足によって造られなくなり、現在では海外観光客向けに一部が存在する程度だといわれている。代わりに、ドングリやジャガイモ・トウモロコシを原料にした粗悪な密造焼酎(カストリ)が多く製造され、チャンマダン(市場)で売買されている。
添加物
韓国ではマッコリに使われる人工甘味料アスパルテームが人体に有害だとして問題になったが、2010年3月、食品医薬品安全庁が「1日に許容される摂取量を超えない限り問題はない」と公式見解を発表した[22]。
変遷
元々は伝統酒の副産物の沈殿物に水を混ぜて酒として飲まれていたもの(滓酒)がマッコリであったとされる[23]。麦麹で糖化と発酵を同時に行う家釀酒文化であり、製法もそれほど体系化されていなかった[24][25][26]。1909年、大日本帝国の保護国となっていた大韓帝国で「酒税令」が公布され、醸造を申告制・課税対象とし個人の自家醸造を禁止した。また、酒の種類も薬酒、濁酒、焼酎、清酒に単純化され、さらに終戦後も酒税法は維持されたため、日本でのどぶろく文化同様、多様な家釀酒文化の多くが失われた。
一方、日本統治時代の朝鮮には日本から日本式米麹と酵母を使った並行複発酵法が持ち込まれ、製法が体系化されていなかったため失敗率が高く、出来上がりの均一性にも問題が出やすく、大量生産に向かない伝統的な製麹法を駆逐していった[25]。さらに1930年頃、朝鮮総督府は米麹による糖化と酵母を別に入れてアルコール発酵させるマッコリ製造方法の画一化を進め、これがそのまま現在の韓国でも使われている[24]。また家釀酒としての文化も密造酒として生き延びたものの、この間文化としての発展は見られず、また醗酵促進目的で麹を入れすぎたため、「伝統酒の香りは麹のにおい」という認識が形成されていった。
戦後になり朝鮮が独立すると、韓国ではマッコリを扱う酒造会社などが設立され、安いだけでなく特別なつまみがなくても楽しめたため、1960年代までアルコール飲料消費全体の60%[25]―80%[27]を占める大衆酒の地位を得ていたが、1965年、食糧不足により「糧穀管理法」が改正され、米・麦で酒を仕込むことが禁止されるとマッコリは大衆酒の地位から転落した。米国の援助による小麦粉でマッコリの醸造が再開され、また1992年には米でのマッコリ醸造が解禁されたが、消費者が小麦マッコリの味に慣れて行ったこともあり、米マッコリ固有の味は消えていった[1][25][28]。また、酒税率が5%(ビール150%、焼酎70%)と低く設定されたため低価格の低級酒と誤解され、さらに通常5日はかかる熟成期間をカーバイドを加えることで強制的に熟成させたり、水や焼酎を混ぜた低質マッコリも登場、マッコリを飲むと頭が痛くなりげっぷも出るという偏見も広がり「伝統酒→マッコリ→安物の酒」という評価が定着していった[27][29]。そのため国民的大衆酒の地位はビールや焼酎に取って代わられ、米マッコリが解禁された後もマッコリがその地位に返り咲くことは無かった。
現在、韓国内で生産消費されるマッコリの原料には一部の企業で国産米を使うものの、ほとんどは米国産や中国産の米を原料にしている。伝統酒には国産米を使うべきという意見もあるが、輸入米が安いことに加え、自由貿易協定 (FTA) 施行により輸入された米を消費することで値崩れが防止されているとの擁護論もある[25]。また、韓国製マッコリの大部分が甘味料としてアスパルテームを添加しており、この点も批判されている[30]。
マッコリ・ルネサンス
日本においては、2004年頃の韓流ブームをきっかけにマッコリの消費量および韓国からの輸出量が急上昇し「日本でマッコリブームが起こっている」と韓国でも喧伝され[31]、2011年には3万8659トン(4841万9000ドル)を日本に輸出したが、ブームの冷却化や日韓関係の悪化により、2012年には2万5741トン(3199万ドル)、2013年には1万3109トン(1362万5000ドル)と2年間で3分の1に落ち込んだ[32]。マッコリは新鮮なうちに飲まなければならない消費期限が短い酒であり、そのこともあって日本以外への輸出にはあまり成功していない[33]。
韓国では「麹臭い安酒」のイメージもあり、焼酎やビール、ワインなどに押されてマッコリの消費量は3%程度まで落ち込んでいたが[23]、折から韓国政府が韓食の世界化の推進と韓国文化の見直しを進めていたことや、低アルコール・自然食品で健康に良いといった評価などもクローズアップされ[34]、韓国でマッコリが再認識されるようになり、日本のブームが逆輸入される形で、2008年頃から韓国でマッコリブームが起こった[1][23][35]。
韓国では伝統酒の研究と製法普及やマッコリ醸造技術者増加のための予算が認められ、慢性的な米余りの解決策の提示も目指した「伝統酒文化振興院(ko:전통주문화진흥원)」[36]やマッコリ・ソムリエ養成学校が立ち上がるとともに[37]、韓国各地の500以上の業者に加え、日本でも醸造業者・マッコリマイクロブルワリー・ブルーパブが誕生(日本では混成酒類のリキュール類に分類されることが多く、法定最低製造数量は6キロリットル)[38]、ペットボトルばかりだった容器も多様化するとともに[27]、黒豆、おこげ、フルーツ味のマッコリやマッコリベースのカクテルを提供する店、日本の地酒居酒屋に相当するマッコリバーが登場するなど広がりを見せ、マッコリ・ルネサンスとも呼べる様相を呈し[23][35][39][40]、サムスン経済研究所の行った「2009年10大ヒット商品」アンケートでも1位を獲得した[41]。
2010年には、スーパーやデパートでもマッコリと相性の良いパジョンやキムチジョン、豚足、スンデ、ガンギエイといった食材の売り上げが伸び、マッコリと一緒にやかんやサバルに加え、高級陶器セットや自家醸造セットなども登場していると報じられた[42]。
一方、これまで関心をあまり示さなかった大手の参入により消費量が大幅に伸びているにもかかわらず、地方の地マッコリ業者が圧迫され疲弊しているといった問題や[43]、さらなるマッコリ世界化のための課題も盛んに議論されている[44]。
飲み方
一般的にマッコリは暑い夏場に冷やした状態で飲むのが好まれる。大きな丼のような器によそい、パガジというヒョウタンで作った柄杓で各自の器に取り分けて飲む。この時、小指でよく混ぜてから大振りの陶器製の椀で豪快に飲むのが通で伝統的な飲み方とされる[1]。他方、発泡性であるため意図的に温めて飲むことは、まずない。
また、韓国においてマッコリは、特に雨の日に好んで飲まれる。これは、もともと農民たちが、農耕が出来ない雨天の日に、マッコリを飲んだことに由来するとされ、現在でも雨の日になるとマッコリを飲みたくなるという韓国人は多い[45]。
韓国ではおしゃれなフュージョンバーが増えるとともに、マッコリ酒場(デポチプ / 대폿집、マッコリチプ / 막걸리집)では、ボコボコに潰した真鍮製のやかん(ko:주전자、酒煎子)でマッコリを提供したり、ディスプレーに使ってノスタルジックな風情を演出するなど、近年のマッコリの復権とともに様々な広がりを見せている[46][47][48][49][50]。
料理との相性
「チヂミやパジョン、ビンデトック(빈대떡)との相性が良い」と、韓国酒幕・屋台での定番の組み合わせとなっている。その他、ドングリデンプンゼリーのトトリムッ、ポッサムキムチ、ムグン(古漬け)キムチ、ホンオフェなど、癖ある食べ物との相性も良いとされる[1]。特にホンオフェ(洪魚膾)とマッコリ(濁酒)の組み合わせは「ホンタク」(洪濁、홍탁)と呼ばれ、韓国全羅南道木浦市地域の名物となっている。
観光
マッコリ通り
食の振興に力を入れる韓国全羅北道の全州市には、2008年頃からの韓国マッコリブーム以前から全州酒博物館(전주술박물관)とマッコリ酒場の集まる5つのマッコリ通りがあり、やかん入りのマッコリを楽しむことができる[51][52]。スプーンで空のやかんを叩けば注文を受けに来てくれる。
逸話
朴正煕大統領は、1978年から地域特産物振興を始め、死後の1980年に金井山城マッコリ(금정산성막걸리)が民族酒第1号の認定を受けるなど、マッコリ好きとして知られる[53][54][55]。また、1999年、現代グループ鄭周永会長が北朝鮮に行ったとき、朴大統領が愛飲したマッコリを金正日委員長が所望した。これに各企業が、朴大統領は自社のマッコリを飲んでいたと主張、翌2000年6月、10種のマッコリが北朝鮮にもたらされることになった[56]。そのうちの1つで、1966年から青瓦台に納入され、大統領が愛飲したと伝えられるマッコリがペダリ・マッコリ(배다리 막걸리)という名前で販売されている[56][57]。これら朴大統領由来のものに加え、盧武鉉大統領が愛飲していたとされる小白山五穀マッコリ(소백산 오곡 막걸리)[58][59]や京畿道農業技術院が開発し李明博大統領が鳩山由紀夫首相との首脳会談で公式乾杯酒として用いた紫いもマッコリ(자색고구마 막걸리)[60][61]などの「大統領マッコリ」を取り揃えて提供する店もある[62][63]。
マッコリをめぐる事件
- 日本の大阪でマッコリを酒税法上の免許を受けないまま醸造し、飲食店などに販売していた人物が、国税当局から酒税を追徴課税される事件があった。この人物は、マッコリの製造に免許が必要だとは知らなかったと弁明している[64]。
脚注
関連書籍
- テンプレート:Ko icon 정은숙 『막걸리 기행』 한국방송출판、2010年 ISBN 9788972002536
- 『珠玉のマッコリ 徹底ガイド』 シンコーミュージック・エンタテイメント 2010年6月 ISBN 978-4401634347
- テンプレート:Ko icon 허시명 『막걸리, 넌 누구냐?』 예담、2010年4月30日 ISBN 9788959134410
- テンプレート:Ko icon 배송자 『전통 웰빙주 막걸리』하남출판사、2010年 ISBN 9788975341960
- テンプレート:Ko icon 류인수 『막걸리 수첩』 우듬지、2010年 ISBN 9788991292666
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 伝統茶・お酒 - マッコリ、ソウル観光公社、2010年8月16日、2010年12月14日修正。
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Ko icon "세계인도 반한 ‘드렁큰 라이스' 나도 맛좀볼까?!"、大韓民国関税庁釜山広域市税関輸入2課、2010年8月27日。
- ↑ 八田靖史 "マッコルリはいつ「マッコリ」になったのか(まとめ)。"、韓食日記、2009年6月1日。
- ↑ "「Makgeoli」ってどう読みますか?"、朝鮮日報、2009年12月27日。
- ↑ テンプレート:Ko icon '막걸리, 꼭 "니고리 자케"로 수출해야 하나요?'、KoreaBrandImage.com、2010年2月24日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "마코리? 라이스 비어?… 막걸리 영문 애칭 지어주세요"、国民日報、2010年4月30日。参考日本語訳:マッコリ?ライスビア?…マッコルリ(マッコリ)の英文愛称作って下さい
- ↑ "マッコリの英文愛称は「Drunken Rice」"、中央日報、2010年5月27日
- ↑ "「マッコリ」は英語で「Drunken Rice」"、聯合ニュース、2010年5月27日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "“막걸리 영문애칭 ‘드렁큰 라이스’는 ‘술취한 동양놈’ 의미”…전문가들 “일리 있는 주장”"、国民日報、2010年5月28日。参考日本語訳:“マッコリ英文愛称‘ドランクンライス’は‘酒に酔った東洋野郎’意味”…専門家たち“一理ある主張”
- ↑ テンプレート:Ko icon "′막걸리′ 명칭 일본에 빼앗길 판", AsiaToday, 2011-04-01.
- ↑ テンプレート:Ko icon "막걸리, 일본 전통주 '맛코리'가 되려나?…네티즌 "뻔뻔하다"", Dcinside News, 2011-08-27.
- ↑ テンプレート:En icon "'Makkori' makes mark among Japanese drinkers", インデペンデント, 9 May 2010.
- ↑ "世界選手権、韓国伝統酒を日本語表記、抗議殺到で削除=韓国", サーチナ, 2011/04/29.
- ↑ テンプレート:Ko icon "진로막걸리 일본어광고 철수..“김연아팬들 덕분”", MoneyToday, 2011.04.27. 参考日本語訳:スケート場の日本語「マッコリ」広告、「キム・ヨナファンたちのおかげ」で取り下げ
- ↑ "「抱川マッコリ」商標を日本が先に獲得…国民から怒りの声", 中央日報, 2009年11月02日.
- ↑ "一東マッコリ、日本で商標登録できず", 朝鮮日報, 2009/11/02.
- ↑ "【韓国ブログ】日本企業のマッコリ商標登録「また日本にやられた」", サーチナ, 2009/11/04.
- ↑ "「日本で“抱川マッコリ”登録した人は韓国人」", 中央日報, 2009年11月05日.
- ↑ テンプレート:Ko icon "<충주 예성여고생들 오곡 막걸리로 특허>"、聯合ニュース、2010年9月8日。
- ↑ マッコリに抗がん物質 韓国の研究所が発表, MSN産経ニュース, 2011.4.14.
- ↑ テンプレート:En icon テンプレート:Cite journal
- ↑ 「マッコリに含まれる甘味料、許容量以下なら問題なし」、朝鮮日報、2010年3月25日閲覧
- ↑ 23.0 23.1 23.2 23.3 〝なぜか韓国よりも盛り上がる、日本のマッコリブーム〟、ニッポン放送上柳昌彦のお早うGoodDay!、2010年4月14日。
- ↑ 24.0 24.1 "「今のマッコリは日本式の酒」(1)""(2)"、中央日報、2009年10月4日。
- ↑ 25.0 25.1 25.2 25.3 25.4 テンプレート:Ko icon "수입 쌀·일본 효모균 사용 ‘막걸리 정통성’ 논란"、世界日報、2009年4月22日。
- ↑ なお、『中央日報』(2009年10月4日)、『世界日報』(2009年4月22日)の記事に登場し、韓国伝統酒研究所(한국전통주연구소)を設立し研究を行ってきたパク・ロクタム所長によると、伝統製法で使われる麦麹は糖化と発酵を同時に行うとしており、酵母は加えない。このため韓国産酵母を加え韓国伝統酒と称して販売する醸造業者についても批判的である。日本でもかつては蔵つき酵母(家付き酵母)と呼ばれる野生酵母の利用が一般的であり、酒質を決定付けていた。現在でも選別・培養された清酒酵母ではなく、蔵つき酵母で醸造する蔵も存在する(奥田酒造店など)。
- ↑ 27.0 27.1 27.2 "【時論】マッコリの再発見", 中央日報, 2009年08月28日.
- ↑ なお、韓国では2007年に1950年代以降初めて米の輸出が承認されるまで、輸出が禁止されていた。"解放後、初のコメ輸出の足をひっぱる農林部"、中央日報、2007年5月8日。参考リンク集:日本米がアメリカで売れているから韓国米も輸出ニダ!そして…
- ↑ テンプレート:Ko icon "[창간특집]막걸리 회사 사장들의 특별한 '막걸리 이야기'", 스포츠서울USA(スポーツソウルUSA), May 3, 2010.
- ↑ 渡辺雄二 "新・買ってはいけない 161 合成甘味料を入れた「マッコリもどき」が横行中", 週刊金曜日, 2011年5月27日, p. 38-39.
- ↑ "これがマッコリ?日本の若い女性ら「ぞっこん」"、中央日報、2007年3月22日。
- ↑ ブーム下火でマッコリ対日輸出激減 朝鮮日報 2014年4月3日
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 逆に、本格焼酎ブームを経ていた日本での韓国焼酎のイメージは「薄汚い店舗で提供される安酒」であり、韓流ブームに伴い注目された韓国料理店ではこれにとって変わるべき「健康的で伝統的な飲料」が求められていた。
- ↑ 35.0 35.1 "ハイボールの次はコレ!「マッコリ」&「ホッピー」にブームの兆し"、東京ウォーカー、2010年1月20日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "전통주문화진흥원 발대식 개최", 농어촌관광신문(農漁村観光新聞), 2009-12-22.
- ↑ "キムチ、マッコリ・ソムリエ、韓国の味を世界に知らせる"、海外文化広報院 (KOCIS)、2010年4月15日。
- ↑ 八田靖史 "マッコリの免許"、朝日新聞、2010年9月24日。
- ↑ "マッコリ・ルネサンス到来、おしゃれ&リッチに"、朝鮮日報、2009年10月13日。
- ↑ シャーベット、漬物…人気のマッコリ七変化、日経ウーマンオンライン、2011年1月5日。
- ↑ "今年最高のヒット商品は「マッコリ」と「キム・ヨナ」", )WoW!Korea, 2009年12月17日.
- ↑ テンプレート:Ko icon "홍어·파전도 '인기'…막걸리가 몰고 온 '복고풍'"、SBSニュース、2010年2月6日。
- ↑ "大企業のマッコリ市場参入相次ぐ"、朝鮮日報、2010年6月27日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "[막걸리, 세계인의 술로/2부]<5·끝> 막걸리 세계화 5가지 조건"、東亜日報、2010年3月27日。参考日本語訳:マッコリ 世界の人の酒へ、マッコリ世界化に五つの条件
- ↑ 太田心平「四杯のマッコリ――韓国の濁酒の味わい方」、『Vesta』85号(はじまりの酒)、32-35頁、2012年。
- ↑ テンプレート:Ko icon "'행복가', "부침개로 행복한 세상 열고 싶어요""、スポーツ朝鮮、2010年10月5日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "찌그러진 막걸리 잔에 추억이 가물가물"、オーマイニュース、2007年8月9日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "추억이 묻어나는 감성 공간! 옛날 대폿집"、中央日報、2006年11月2日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "옛날 대폿집 VS 퓨전 대폿집"、ロッテ百貨店、2008年10月6日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "찌그러진 주전자에 추억을 가득 담아보자 "、대전시티저널(大田シティジャーナル)、2010年12月21日。
- ↑ "体験エッセイ 韓国・全羅北道 文化探訪の旅4日間(2)"、韓国観光公社、2009年11月4日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "시원한 냉막걸리에 푸짐한 공짜안주 - 전주막걸리 거리"、韓国観光公社、2006年11月20日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "전통 민속주 제1호 ‘금정산성막걸리’ 브랜드화 추진"、Asiatoday、2010年9月24日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "제2話 장군이된 이등병 <191> 막걸리철학 -86-"、국방일보(国防日報)、2004年7月20日。
- ↑ テンプレート:Ko icon 趙甲済 "박정희 '막걸리 독백'"、NewDaily、2010年9月21日。
- ↑ 56.0 56.1 テンプレート:Ko icon "막걸리 인기에 '박정희 향수' 솔솔"、朝鮮日報、2009年11月5日。
- ↑ 宇佐美彰彦 "今年初ソウル"、韓流徒然日記-わが麗しの大韓民国-、2010年1月31日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "방방곡곡 ‘유명 막걸리’ 찾아 삼만리 "、江原道民日報、2010年4月3日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "노무현 대통령이 거푸 6잔 마신 막걸리는?"、オーマイニュース、2010年6月8日。
- ↑ "きょう韓日首脳がマッコリで乾杯…過去の歴史にも言及?"、中央日報、2009年10月9日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "경기도농기원 개발한 자색고구마 막걸리 日수출길"、朝鮮日報、2009年6月25日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "Mr.빈대떡, 건강과 맛을 동시에 잡는 ‘대통령 막걸리’ 인기"、CNBNews、2010年8月5日。
- ↑ テンプレート:Ko icon "막걸리 한 사발도 멋 따라 즐기세요"、中央日報、2010年6月1日。
- ↑ 大阪のオモニ、マッコリ無免許製造 読売新聞 2011年7月21日