13日の金曜日 (映画)
テンプレート:出典の明記 『13日の金曜日』(13にちのきんようび、Friday the 13th)は、アメリカ合衆国のホラー映画、代表的なスプラッター映画である。1980年の公開以来、最も人気のあるホラー映画の一つとなり2002年までにシリーズ10作品が作られた。
シリーズにおけるストーリーの基本的な時系列は、「1」→「2」→「3」→「完結編(4作目)」→「6」→「7」→「8」である。「新(5作目)」は「完結編」の続編ではあるが、後の「6」とはストーリーが繋がっていない。また版権がパラマウント映画からニュー・ライン・シネマに移ってから製作された『ジェイソンの命日』と『ジェイソンX』はそれまでの作品とはストーリーの関連がなく独立した作品になっている。
シリーズ作品の多くは、殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズ(Jason Voorhees)が主人公であるが、1作目から8作目までの日本語表記は「ジェイソン・ボリーズ」、版権がニューラインに移ってからの9作目以降は「ジェイソン・ボーヒーズ」となっている。
2003年には『エルム街の悪夢』シリーズとのクロスオーバー作品『フレディVSジェイソン』が公開された。またマイケル・ベイ製作による本作のリブート・リメイク版が2009年2月13日に公開された(『13日の金曜日 (2009年の映画)』を参照)。
目次
PART1
テンプレート:Infobox Film『13日の金曜日』
1980年公開。本作のみ北米以外はワーナー・ブラザーズ配給で、その関係で日本などでのビデオソフトは同社が発売している。
ストーリー
1957年の13日の金曜日。ニュージャージー州ブレアーズタウンのクリスタルレイク付近のキャンプにて、一人の少年が溺れて消息不明になった。それから数年の間、クリスタルレイクのキャンプ場にて奇怪な事件が多発し、遂にはキャンプ指導員の男女二人が何者かに殺害された事件が発生。キャンプ場は閉鎖せざるを得なくなったのだった。さらに数年経った1980年。殺人事件の起こったクリスタルレイクのキャンプ場が再開され、数人の指導員候補生達がキャンプ場に訪れる。しかしそれは、新たなる惨劇の幕開けに過ぎなかった。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ボリーズ夫人 | ベッツィ・パーマー | 来宮良子 |
アリス | エイドリアン・キング | 小山茉美 |
ビル | ハリー・クロスビー | 曽我部和恭 |
ジャック | ケヴィン・ベーコン | 村山明 |
マーシー | ジャニーヌ・テイラー | 横沢啓子 |
ネッド | マーク・ネルソン | 古川登志夫 |
ブレンダ | ローリー・バートラム | 高島雅羅 |
アニー | ロビー・モーガン | 鵜飼るみ子 |
スティーヴ | ピーター・ブローワー | 富山敬 |
ティアニー | ロン・キャロル | 石森達幸 |
ラルフ | ウォルト・ゴーニー | 千葉耕市 |
トラック運転手 | レックス・エヴァーハート | 藤本譲 |
ジェイソン | アリ・レーマン |
スタッフ
- 監督:ショーン・S・カニンガム
- 特殊メイク:トム・サヴィーニ
効果音
シリーズを通して多用される、「キ、キ、キ、キ、マ、マ、マ、マ、」という効果音は「kill Mom」と言っている。不慮の事故で命を落としたジェイソンの亡霊が「殺してママ」と頼んでいるささやき声(息子を亡くして気がふれてしまっている殺人鬼にだけ聞こえる)。
PART2
テンプレート:Infobox Film『13日の金曜日 PART2』
1981年公開。
ストーリー
1980年にて、クリスタルレイクで起こった悲劇から2か月後。真犯人パメラが最後に引き起こした惨劇をただ一人生き延びた被害者アリスが、大量の血痕を残し、自宅から姿を消した。数年後の1985年、再びクリスタルレイクのキャンプ場に、指導員候補生の若者達が訪れた。キャンプ場に訪れたその夜、指導員のリーダーが、クリスタルレイクにまつわる怪奇伝説を物語る。しかし話が終わり解散になった後、怪奇伝説に出てきたジェイソンが本当に現れ、次々と指導員達を殺害し始める。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ジニー | エイミー・スティール | 榊原良子 |
ポール | ジョン・ヒューリー | 野島昭生 |
アリス | エイドリアン・キング | 滝沢久美子 |
テッド | ステュー・チャーノ | 古川登志夫 |
ジェフ | ビル・ランドルフ | 中尾隆聖 |
サンドラ | マーター・コーバー | 高島雅羅 |
スコット | ラッセル・トッド | 村山明 |
テリー | カーステン・ベイカー | 横尾まり |
マーク | トム・マクブライド | |
ヴィッキー | ローレン=マリー・テイラー | |
ラルフ | ウォルト・ゴーニー | |
ジェイソン | ウォーリントン・ジレット(素顔) スティーヴ・ダッシュ(演) |
|
ボリーズ夫人 | ベッツィ・パーマー |
スタッフ
- 監督:スティーヴ・マイナー
配役
前作でヒロインを演じたエイドリアン・キングはこれをきっかけに狂信的なストーカーに狙われるようになり、命の危険まで感じるようになってしまったため、本作ではわずかな登場にしてもらい、冒頭で殺されるという設定になった。そして、彼女は女優業を引退した[1][2][3]。
PART3
テンプレート:Infobox Film『13日の金曜日 PART3』
1982年公開。劇場公開時の題名は、「13日の金曜日 PART3D」“Friday the 13th Part 3D”。3D作品として公開されたため、カメラへ物を向ける演出が多用されている。歩いて追いかけてくる、そのうえ追いつく印象のあるジェイソンだが、前作・本作のジェイソンは全力疾走で追いかけてくる。ジェイソンがトレードマークのホッケーマスクを被るようになったのは、本作からである。
ストーリー
前回の惨劇の翌日。ジェイソンの引き起こした猟奇的殺人事件の全容がニュースで語られる中、ブレアーズタウンのクリスタルレイク付近にあるカフェを営む夫妻が何者かによって殺害される。そのまた翌日。クリスタルレイク付近の、前回の惨劇の起きたキャンプ場とは異なる別のキャンプ場に、数人の高校生達が訪れる。メンバーの一人であるクリスは、以前クリスタルレイク付近で自分を襲った異形な顔の怪人の悪夢に苛まれていた。だが若者達は気付いていなかった。訪れたキャンプ場の納屋の中に、前回の惨劇より生き延びていたジェイソンが隠れ潜んでいた。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
クリス | ダナ・キンメル | 幸田直子 |
リック | ポール・クラッカ | 柴田侊彦 |
シェリー | ラリー・ゼーナー | 塩屋翼 |
ヴェラ | キャスリン・パークス | 戸田恵子 |
アンディ | ジェフリー・ロジャース | 井上和彦 |
デビー | トレイシー・サヴェージ | 高島雅羅 |
チャック | デヴィッド・カティムス | 屋良有作 |
チリ | レイチェル・ハワード | 吉田理保子 |
アリ | ニック・サヴェージ | 玄田哲章 |
ロコ | ケヴィン・オブライエン | 秋元羊介 |
フォックス | グロリア・チャールズ | |
ハロルド | スティーヴ・サスキンド | 池田勝 |
エドナ | シェリ・モーガンズ | |
ジェイソン | リチャード・ブルッカー |
スタッフ
- 監督:スティーヴ・マイナー
完結編
テンプレート:Infobox Film『13日の金曜日 完結編』
1984年公開。今作までは、ジェイソンが走って追いかけてくる。 また、トム・サビーニの特殊メイクが冴え渡った作品である。
ストーリー
前回の惨劇が終わった日の夜。大規模な数のパトカーや救急車のランプが、クリスタルレイクのキャンプ場の夜を照らしていた。警察と救急隊員によって、ジェイソンに殺された高校生やバイカー達の死体が回収され、その中には事件の首謀者であり、生き残ったクリスに頭部へ斧を叩き込まれたジェイソンの死体も含まれていた。だが、死体安置所に運ばれたジェイソンの死体が突如動き出し、検視員や看護婦を殺害。蘇生したジェイソンはクリスタルレイクに戻り、ヒッチハイカーや、また別のキャンプ場に訪れていた若者達、そしてキャンプ場付近に暮らす特殊メイクの才能を持った少年、トミー・ジャーヴィスの一家に襲い掛かる。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
トミー | コリー・フェルドマン | 浪川大輔 |
トリッシュ | キンバリー・ベック | 小山茉美 |
ジャーヴィス夫人 | ジョーン・フリーマン | 谷育子 |
ロブ | エリック・アンダーソン | 池田秀一 |
ジミー | クリスピン・グローヴァー | 鈴置洋孝 |
テッド | ローレンス・モノソン | 三ツ矢雄二 |
ダグ | ピーター・バートン | 塩沢兼人 |
ポール | アラン・ヘイズ | 井上和彦 |
サラ | バーバラ・ハワード | 水谷優子 |
サマンサ | ジュディ・アロンソン | 深見梨加 |
ティナ | カミラ・ムーア | 潘恵子 |
テリー | ケイリー・ムーア | 玉川砂記子 |
アクセル | ブルース・マーラー | 玄田哲章 |
ロビー | リサ・フリーマン | 小宮和枝 |
ジェイソン | テッド・ホワイト |
スタッフ
- 監督:ジョセフ・ジトー
新
テンプレート:Infobox Film『新・13日の金曜日』
1985年公開。原題「新たなる始まり」が示す通り、当初の予定では前作で死んだジェイソンに代わる新たな殺人鬼誕生の物語として作られるはずであった。ジェイソンの特徴として語られる「歩いて追いかけてくる」ようになったのは、本作からである。
ストーリー
約一週間で、3度にもわたって起こったジェイソン・ボーヒーズの連続殺人事件は、トミー・ジャーヴィス少年がジェイソンを葬ったことによって、ようやく幕が降ろされた。しかし数年後、母親をジェイソンに殺され、共に生き延びた姉・トリッシュとも引き離されたトミーは、ジェイソンに襲われた経験がトラウマとなり、18歳になってもその悪夢から逃れられずにおり、精神病院を転々としていた。そんな中、森の中にある精神病院で暮らすことになったトミーだが、病院にて、自分と同じく精神病院で暮らしていた者同士による殺人事件が発生。その翌日に病院付近にて、死んだはずのジェイソンの犯行と思われる猟奇的殺人事件が発生し始める。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
トミー | ジョン・シェパード | 塩沢兼人 |
トミー(少年) | コリー・フェルドマン | 浪川大輔 |
パム | メラニー・キンナマン | 土井美加 |
レジー | シャヴァー・ロス | 堀絢子 |
マット | リチャード・ヤング | 小川真司 |
ジョージ | ヴァーノン・ワシントン | 峰恵研 |
タッカー保安官 | マルコ・セント・ジョン | 中田浩二 |
ロイ / 偽ジェイソン(素顔) | ディック・ウィアンド | 池田勝 |
ジョーイ | ドミニク・ブラスシア | 安西正弘 |
ヴィクター | マーク・ヴェンチュリニ | 大友龍三郎 |
エディ | ジョン・ロバート・ディクソン | 大塚芳忠 |
ティナ | デビ・スー・ボーヒーズ | 鵜飼るみ子 |
ロビン | ジュリエット・カミンズ | 玉川砂記子 |
ヴァイオレット | ティファニー・ヘルム | 神代知衣 |
ジェイク | ジェリー・パヴロン | 三ツ矢雄二 |
ディモン | ミゲル・A・ナネッツ・Jr. | 堀秀行 |
アニタ | ジェア・フィールズ | 小宮和枝 |
エセル | キャロル・ロカテル | 此島愛子 |
ジュニア | ロン・スローン | 麦人 |
ビリー | ボブ・デ・シモーネ | 千田光男 |
ラナ | レベッカ・ウッド=シャーキー | 高島雅羅 |
ピート | コリー・パーカー | 鈴木清信 |
ヴィニー | アンソニー・バリル | 二又一成 |
デューク | キャスキー・スウェイム | 小島敏彦 |
偽ジェイソン(演)/ジェイソン・ボーヒーズ | トム・モーガ |
スタッフ
- 監督:ダニー・スタインマン
豆知識
公開当時、劇場でのプログラムの販売は無かった。
PART6:ジェイソンは生きていた!
テンプレート:Infobox Film『13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!』
1986年公開。前作「新」は、ジェイソンに代わる新たな殺人鬼誕生の物語であったのだが、興行収入が期待したほどではなかったため、今作では強引な形で殺人鬼ジェイソンの復活のストーリー展開がなされた。そのため、前作とはストーリーが繋がっておらず、「完結編」の直接の続編であるが、劇中でトミーが病院から脱走し、捜索願が出ているというセリフがある。なお、トミーの出番は今作で最後である。
予告編はジェイソンの墓石に落雷し、棺桶がせり上がって蓋が開き、ジェイソンの骸骨が露になるというもので、本編の映像は使用されていない。
ストーリー
未だにジェイソンの悪夢に苛まれていたトミーは、ある日、友人のハーズと共に『フォレストグリーン』へと名を変えたクリスタルレイクへと戻り、ジェイソンの埋まっている墓地に訪れる。悪夢と完全に決別すべく、トミーはジェイソンの遺体を掘り起こし、火葬にしようと考えていた。蛆がわき、もはや腐敗した状態となっているジェイソンの死体が入った棺桶を開けたトミーは、かつてジェイソンを葬った時をなぞるように壊れた鉄柵をその屍骸に幾度も突き刺す。ジェイソンを火葬すべくガソリンに手を掛けようとするが、突如落雷が起こり、ジェイソンに刺さった鉄の柵が避雷針となって、ジェイソンの全身に大量の高圧電流が流れる。なんと、ジェイソンは生き返ってしまい、トミーの訴えにもかかわらず保安官は聞き入れてくれず、次々と周囲にいる人間を殺害し始める。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
トミー | トム・マシューズ | 池田秀一 |
メーガン | ジェニファー・クック | 高島雅羅 |
ギャリス保安官 | デヴィッド・ケーガン | 樋浦勉 |
コート | トム・フリドリー | 三ツ矢雄二 |
シシー | レネー・ジョーンズ | 岡本麻弥 |
ポーラ | ケリー・ヌーナン | 玉川砂記子 |
ダレン | トニー・ゴールドウィン | 島田敏 |
リズベス | ナンシー・マクローリン | |
リック | ヴィンセント・ガスタフェッロ | 沢木郁也 |
ハーズ | ロン・パリロ | 小室正幸 |
ジェイソン | C・J・グレアム |
スタッフ
- 監督:トム・マクローリン
PART7:新しい恐怖
テンプレート:Infobox Film『13日の金曜日 PART7 新しい恐怖』
1988年公開。この作品のみ2014年現在まで日本語吹き替え版が存在しない。マンフレディーニの曲は本シリーズ過去作品の流用である。本作のラストは事件後に釣りをしていた男がジェイソンに湖に引きずり込まれてしまいそこで終了の予定だったが諸事情によりその部分はカットされた。
ストーリー
クリスタルレイク付近で暮らす少女・ティナは、生まれつき超能力を備えた少女であったが、両親が夫婦喧嘩をした日の夜、ティナは家を飛び出してしまい、誤って追いかけて来た父親を超能力で湖の底へと沈めてしまう。それから数年後、クリスタルレイクへ戻ってきたティナは、父親を生き返らせようと、父親の沈んだ湖に向かって念力を放つ。しかし出てきたのはティナの父親ではなく、トミーによって湖へと沈められた殺人鬼・ジェイソンであった。次々とキャンプ場に訪れた若者達を殺害していくジェイソンに、ティナは自らの超能力を駆使して立ち向かう。
キャスト
- ティナ:ラー・パーク・リンカーン
- ティナ(少女):ジェニファー・バンコ
- ニック:ケビン・ブレア
- クルーズ:テリー・カイザー
- シェパード:ジョン・オトゥリン
- アマンダ:スーザン・ブルー
- メリッサ:スーザン・ジェニファー・サリバン
- エディー:ジェフ・ベネット
- ロビン:エリザベス・カイタン
- デービッド:ジョン・レンフィールド
- マディー:ダイアナ・バロウズ
- マイケル:ウィリアム・バトラー
- ジェーン:ステイシー・グリーソン
- ラッセル:ラリー・コックス
- サンドラ:ヘイディ・コザック
- ジェイソン:ケイン・ホッダー
- 前作で湖に沈められたが、ティナの超能力で複活する。
スタッフ
PART8:ジェイソンN.Y.へ
テンプレート:Infobox Film『13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ』
1989年公開。パラマウント映画製作としては最後の作品。今作のジェイソンは瞬間移動を会得している。予告編はロマンティックな音楽をバックにマンハッタンの夜景を眺める男の後ろ姿から始まり通行人のカットの直後に男が振り向いたらジェイソンだったという内容で本編の映像は一切使用されていない。
ストーリー
前作の殺人事件から数年後。ティナの父親の手で再度クリスタルレイクの底へと沈められたジェイソンであったが、キャンプに訪れていたアベックのクルーザーの錨に切断された電気ケーブルに感電、高圧電流を浴びたジェイソンは三度目の復活を果たしてしまう。クルーザーの若者達を殺害して、ホッケーマスクを奪い取ったジェイソンは、ニューヨークへ向かおうとしている豪華客船に乗り込み、修学旅行を楽しむ学生を次々と殺害。生き残った数人の乗客達はボートで脱出し、ようやくニューヨークへとたどり着く。しかし、ジェイソンもまた彼らの後を追い、ニューヨークに乗り込んでいた。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
---|---|---|---|---|
ソフト版 | フジテレビ版 | |||
レニー | ジャンセン・ダジェット | 深見梨加 | 水谷優子 | |
レニー(少女) | アンバー・ポーリック | |||
ショーン | スコット・リーヴス | 関俊彦 | 松本保典 | |
マカラロック先生 | ピーター・マーク・リッチマン | 穂積隆信 | 家弓家正 | |
バン・デューゼン先生 | バーバラ・ビンガム | 谷育子 | ||
ジュリアス | V・C・デュプリー | 二又一成 | 小野健一 | |
ロバートソン船長 | ウォーレン・マンソン | 藤本譲 | 富田耕生 | |
タマラ | シャーリーン・マーティン | |||
エヴァ | ケリー・ヒュー | |||
ウェイン | マーティン・カミンズ | 宮本充 | ||
J・J | サフロン・ヘンダーソン | 松本梨香 | ||
ジム | トッド・カルデコット | |||
スージー | ティファニー・ポールセン | |||
ジェイソン | ケイン・ホッダー | |||
ジェイソン(少年) | ティモシー・バー・マーコヴィッチ |
- フジテレビ版 - 初放送1992年6月13日 『ゴールデン洋画劇場』
スタッフ
- 監督:ロブ・ヘデン
ジェイソンの命日
テンプレート:Infobox Film『13日の金曜日 ジェイソンの命日』
1993年公開。本作よりニュー・ライン・シネマによる製作となる。そのためか、前作のラストとも全く繋がらず、シリーズとしては雰囲気も異なる。なお、監督の話では、初期の構想ではジェイソンがニューヨークで暴れてギャングたちと対決するという前作と繋がる内容だったが、却下になったらしい。
ストーリー
クリスタルレイクに一人で訪れていた女性の泊まるコテージ内で、突如停電が発生し、女性の目の前にジェイソンが現れ、女性に襲い掛かる。しかし、ジェイソンが女性を追い詰めた時、突如照明が照らされ、特殊部隊の兵士達が現れる。女性は、ジェイソンをおびき寄せるための罠であり、特殊部隊に集中砲火を受けたジェイソンは、とどめの迫撃砲によって遂に木っ端微塵に吹き飛ぶ。何度も蘇生するジェイソンの生態を調べるべく、研究所にジェイソンの肉塊が運ばれるが、なんとジェイソンの心臓だけはまだ活動を停止していなかったのであった。そして他人の体に入り一時的な復活を遂げ、無差別な殺人を繰り返す。ジェイソンを復活できるのは肉親の肉体だけであり、ジェイソンは腹違いの妹とその家族を狙う。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
---|---|---|---|---|
VHS版 | テレビ東京版 | |||
スティーヴン・フリーマン | ジョン・D・ルメイ | 荒川太朗 | 宮本充 | |
ジェシカ・キンブル | カリ・キーガン | 久川綾 | 相沢恵子 | |
ダイアナ・キンブル | エリン・グレイ | 滝沢ロコ | ||
クレイトン・デューク | スティーヴン・ウィリアムズ | 大塚明夫 | ||
ロバート・キャンベル | スティーヴン・カルプ | 牛山茂 | ||
ヴィッキー | アリソン・スミス | 松丸智子 | ||
ランディ・パーカー巡査 | キップ・マーカス | |||
ジョーイ・B | ラスティ・シュウィマー | |||
ワード | アダム・クランネル | 桜井敏治 | ||
ジョシュ | アンドリュー・ブロック | 田原アルノ | ||
フィル(検視官) | リチャード・ガント | |||
エド・ランディス保安官 | ビリー・グリーン・ブッシュ | 清川元夢 | ||
シェルビー | レスリー・ジョーダン | |||
ジェイソン・ボーヒーズ | ケイン・ホッダー | |||
フレディ・クルーガー |
- テレビ東京版 - 初放送1996年12月19日 『木曜洋画劇場』
- VHS版 - CICビクター・ビデオ版VHS(1994年)、JVCエンタテインメント版DVD(2000年)に収録。キングレコード版DVD(2008年)には未収録。
スタッフ
- 監督:アダム・マーカス
ジェイソンX
テンプレート:Infobox Film『ジェイソンX 13日の金曜日』
2002年公開。
ストーリー
近未来、200人以上を殺害したジェイソンは研究所に収容されていた。尋問の最中自力で脱出したジェイソンは、一人の女性科学者ローワンに冷凍状態にされる。それから約400年後、荒廃した地球にやってきた調査隊は、冷凍状態のローワンとジェイソンを発見し宇宙船に連れて行く。蘇生技術によって息を吹き返したローワンはジェイソンも船内に連れてこられたことを知り警告を与えるが、時すでに遅く蘇生したジェイソンは船の中で殺戮を開始するのであった。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ローワン | レクサ・ドイグ | 湯屋敦子 |
ツナロン | チャック・キャンベル | 小森創介 |
KM | リサ・ライダー | 唐沢潤 |
ブロッドスキー軍曹 | ピーター・メンサー | 楠大典 |
ロウ教授 | ジョナサン・ポッツ | 井上倫宏 |
ウェイランダー | ダーウィン・ジョーダン | 遊佐浩二 |
ジャネッサ | メリッサ・エイド | 杉本ゆう |
クラッチ | フィリップ・ウィリアムズ | 岩崎ひろし |
キンサ | メロディ・ジョンソン | 小池亜希子 |
ストーニー | ヤニ・ゲルマン | 保村真 |
アザレル | ダヴ・ティフェンバック | 山口隆行 |
ダラス | トッド・ファーマー | 松本大 |
キッカー | バルナ・モリクス | 江川大輔 |
ブリッグス | ディラン・ビーグ | 村竹あおい |
エイドリアン | クリスティ・アンガス | 斎藤恵理 |
コンドー | スティーヴ・ルチェスク | 伊井篤史 |
ウィマー博士 | デヴィッド・クローネンバーグ (カメオ出演) | |
ジェイソン・ボーヒーズ | ケイン・ホッダー |
スタッフ
- 監督:ジェームズ・アイザック
フレディVSジェイソン
『フレディVSジェイソン』
2003年公開。
2009年
『13日の金曜日』
2009年公開。
2015年
今後に本シリーズのリブート[4]が制作される予定。2015年公開予定。
シリーズ
- 13日の金曜日 Friday the 13th (1980年)
- 13日の金曜日 PART2 Friday the 13th Part 2 (1981年)
- 13日の金曜日 PART3 Friday the 13th Part 3 (1983年)
- 13日の金曜日 完結編 Friday the 13th : The Final Chapter (1984年)
- 新・13日の金曜日 Friday the 13th Part V : A New Beginning (1985年)
- 13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた! Friday the 13th Part VI : Jason Lives (1986年)
- 13日の金曜日 PART7 新しい恐怖 Friday the 13th Part VII : The New Blood (1988年)
- 13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ Friday the 13th Part VIII : Jason Takes Manhattan (1989年)
- 13日の金曜日 ジェイソンの命日 Jason Goes to Hell : The Final Friday (1993年)
- ジェイソンX 13日の金曜日 Jason X (2002年)
- フレディVSジェイソン FREDDY VS. JASON (2003年) - スピンオフ作品
- 13日の金曜日 Friday the 13th (2009年) - 1作目のリメイク作品
パロディ・関連作品(タイトルパロディ含む)
ジェイソンのその特徴的な容姿とその名前、映画タイトルの『13日の金曜日』は、他の作品においてもパロディ化されたり、タイトルに転用されることも多い。
- 新・14日の土曜日 - Saturday the 14th (1983年)
- レディ・ジェイソン 地獄のキャンプ - Sleepaway Camp II: Unhappy Campers (1988年)
- 13日は金曜日 PART25/ジャクソン倫敦へ - Unmasked Part 25 (1988年)
- ジェイソン - Bloody Murder (1999年)
- ジェイソンZ - Shredder (2003年)
- スプラッターハウス(1988年) - ジェイソン・ボーヒーズによく似たキャラクターが主人公のビデオゲーム
- 金田一少年の事件簿(漫画・アニメ) - 本作の事件の一つ『悲恋湖伝説殺人事件』では湖畔のキャンプ場を舞台に殺人犯が映画『13日の金曜日』の殺人鬼ジェイソンの格好をして連続殺人を繰り返す。
関連項目
- ジェイソン・ボーヒーズ - 本シリーズに登場するメインキャラクター。
- スプラッター映画
- エルム街の悪夢
脚注
外部リンク
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