おじゃる丸
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『おじゃる丸』(おじゃるまる)(ラテン文字表記:Ojarumaru)は、NHK Eテレで1998年10月5日から放送されているテレビアニメ作品および同作の主人公の名前である。2007年4月2日から完全ハイビジョン放送。
NHKオリジナルアニメの第3作目で、この放送枠では『はりもぐハーリー』以来のオリジナル。NHKのアニメ作品の中では『忍たま乱太郎(1993年4月10日放送開始 - 放送中)』に次ぐ長寿作品。
目次
放送
2009年10月2日までと2010年5月31日からは、月曜日 - 金曜日の週5回。2009年10月5日から23日までの休止をはさんで、2009年10月26日から、月曜日 - 木曜日の週4回で再開。当初は金曜日は「休止」と発表されていたが[1]、公式サイトなどは「月〜木」に切り替わっている。2010年5月31日にて「月〜金」の放送に戻った。
放送時刻はしばしば変更されるが、現在は18:00–18:10である。
原案者犬丸りんは、2006年9月10日に亡くなったが「今後も放送を続けてほしい」という要望が、ブログや掲示板等に多数寄せられた。そして以降も予定変更などはなく放送は続くことが決まった。翌日の放送「星野 対 オジャマール」(再放送)ではテロップなどは表示されなかった。 第9シリーズ第86話~第88話は、原案者の死を惜しんで製作されたものである。
シリーズ
毎年度90話(週5話計算で18週=約4ヶ月、週4話計算で22.5週=約5ヶ月分)新作が制作され、これをシリーズとしてまとめる。年90回の新作の放送以外は、過去のシーズンを再放送する。
話数はシリーズごとにリセットされ、毎シリーズ第1話から第90話まで数える(ただし以下では必要に応じ通し話数を併用する)。
原則として、各シリーズは前後45話ずつの2回に分けて放送され、前半は4月頭ごろから6月上旬ごろ、後半は10月頭から12月上旬ごろまで放送される。ただし、以下のシリーズは例外である。
- 第1シリーズ(第1話 - 第90話):1998年10月5日から1999年2月9日まで、全90話を連続して放送した。
- 第2シリーズ(第91話 - 第180話):前半50話と後半40話に分けて放送した。各々の放送開始時期は同じ。
- 第11シリーズ(第901話 - 第990話):前半は3月から。
- 第12シリーズ(第991話 - 第1080話):後半は11月から。
- 第14シリーズ(第1171話 - 第1258話):前半45話と後半43話に分けて放送した。なお、前半最終話は再放送時に放送された。
- 第16シリーズ(第1349話 - 第1418話):前半40話と後半30話に分けて放送した。
シ | 通し話数 | 年 | 前半開始 | 前半終了 | 後半開始 | 後半終了 | 新作期間中の休止 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1–90 | 1998年-1999年 | 1998年10月5日(月曜日) | - | 1999年2月9日(火曜日) | 1998年12月31日(木曜日) 1999年1月1日(金曜日) | |
2 | 91–180 | 1999年 | 1999年4月5日(月曜日) | 1999年6月11日(金曜日) | 1999年10月4日(月曜日) | 1999年11月26日(金曜日) | |
3 | 181–270 | 2000年 | 2000年4月3日(月曜日) | 2000年6月2日(金曜日) | 2000年10月2日(月曜日) | 2000年12月1日(金曜日) | |
4 | 271–360 | 2001年 | 2001年4月2日(月曜日) | 2001年6月1日(金曜日) | 2001年10月1日(月曜日) | 2001年11月30日(金曜日) | |
5 | 361–450 | 2002年 | 2002年4月1日(月曜日) | 2002年5月31日(金曜日) | 2002年10月7日(月曜日) | 2002年12月6日(金曜日) | |
6 | 451–540 | 2003年 | 2003年4月7日(月曜日) | 2003年6月6日(金曜日) | 2003年10月6日(月曜日) | 2003年12月8日(月曜日) | 2003年10月13日(月曜日) |
7 | 541–630 | 2004年 | 2004年4月5日(月曜日) | 2004年6月4日(金曜日) | 2004年10月4日(月曜日) | 2004年12月6日(月曜日) | 2004年10月25日(月曜日) |
8 | 631–720 | 2005年 | 2005年4月4日(月曜日) | 2005年6月3日(金曜日) | 2005年10月3日(月曜日) | 2005年12月2日(金曜日) | |
9 | 721–810 | 2006年 | 2006年4月3日(月曜日) | 2006年6月2日(金曜日) | 2006年10月2日(月曜日) | 2006年12月4日(月曜日) | 2006年10月9日(月曜日) |
10 | 811–900 | 2007年 | 2007年4月2日(月曜日) | 2007年6月5日(火曜日) | 2007年10月1日(月曜日) | 2007年11月30日(金曜日) | 2007年5月3日(木曜日) 2007年5月4日(金曜日) |
11 | 901–990 | 2008年 | 2008年3月31日(月曜日) | 2008年5月30日(金曜日) | 2008年10月6日(月曜日) | 2008年12月8日(月曜日) | 2008年11月3日(月曜日) |
12 | 991–1080 | 2009年-2010年 | 2009年3月30日(月曜日) | 2009年5月29日(金曜日) | 2009年11月3日(火曜日) | 2010年1月20日(水曜日) | 2009年12月31日(木曜日) |
13 | 1081–1170 | 2010年 | 2010年3月29日(月曜日) | 2010年6月11日(金曜日) | 2010年10月4日(月曜日) | 2010年12月6日(月曜日) | 2010年3月31日(水曜日) 2010年12月1日(水曜日) |
14 | 1171–1258 | 2011年 | 2011年3月28日(月曜日) | 2011年5月27日(金曜日) | 2011年10月3日(月曜日) | 2011年11月30日(水曜日) | 2011年4月11日(月曜日) |
15 | 1259–1348 | 2012年 | 2012年4月2日(月曜日) | 2012年5月25日(金曜日) | 2012年10月1日(月曜日) | 2012年11月30日(金曜日) | |
16 | 1349 - 1418 | 2013年 | 2013年4月1日(月曜日) | 2013年5月24日(金曜日) | 2013年10月7日(月曜日) | 2013年11月15日(金曜日) | |
17 | 1419 - | 2014年 | 2014年4月1日(火曜日) |
2001年4月2日放送分より放送開始時からおじゃる丸の役を務めていた小西寛子が役を降板した。西村ちなみが後任となり、現在に至る。 2009年4月10日放送分でレギュラー放送1000回を達成した。
第12シーズン後半(第1036話 - 第1080話)から、週4回放送になっているので、放送期間が延びている。
なお、第3シーズン(第181話 - 第270話)からは各話の初回放送日を公式サイトで確認できる。
第15シリーズ(第1259話 - 第1348話)は前半を40話まで放送してから再放送をし、2012年7月23日 - 2012年7月27日の放送は、ロンドンオリンピックを題材にした話(ロンドン・ウィーク)を放送した。
第15シリーズ第76話(第1334話)、第15シリーズ第77話(第1335話)は「おじゃる丸15th 忍たま乱太郎20th 記念企画」としてコラボしている(但し、忍たま乱太郎の登場人物が出演したというわけではなく、子鬼トリオ達がパロディネタを披露した程度)。同じ放送日の忍たま乱太郎でも同じ企画が行われた。
放送時刻
2002年度までは朝7時台に放送され、夕方17時台に再放送されていた。2003年度からは朝の放送はなくなり、夕方17時台または18時台の放送が本放送となった。正確な放送時刻は年度により微妙に異なる。
高校野球期間中は、野球中継が18時以降まで延長されたら(ほとんどの日は延長となる)、休止または繰り下げ。
2009年10月5日 - 23日は、人形劇『連続人形活劇 新・三銃士』放送のため、放送を休止。それ以降は新・三銃士終了まで毎週金曜日が休止となる。
2014年3月10日 - 21日は、アニメ『わしも』放送のため、放送が休止。この期間には次番組の「忍たま乱太郎」もアニメ『ナンダカベロニカ』放送により休止となった。
1999–2005年度は、土曜日・日曜日のほぼ同じ時間に、以前のシリーズの再放送をしていた。2008年度からは、日曜日の17:50–18:00に再放送をするようになった。
2009年3月31日より、毎週火曜 - 金曜の19:50 - 20:00に、BSハイビジョンでも過去のシリーズの再放送をすることになった。
変遷
期間 | 放送時間 (日本時間) | ||||
---|---|---|---|---|---|
平日 | 土曜 | 日曜 | |||
1998.10.05 | 1999.04.02 | 07:40 - 07:50 | 17:25 - 17:35 | (放送なし) | |
1999.04.05 | 2000.04.01 | 07:46 - 07:56 | 17:31 - 17:41 | 17:30 - 17:40 | (放送なし) |
2000.04.03 | 2001.03.31 | 17:30 - 17:40 | (内包番組) | ||
2001.04.02 | 2003.04.05 | 17:50 - 18:00 | |||
2003.04.07 | 2004.04.03 | 17:50 - 18:00 | |||
2004.04.05 | 2005.04.02 | 18:00 - 18:10[2] | |||
2005.04.04 | 2006.04.02 | (放送なし) | 17:50 - 18:00 | ||
2006.04.03 | 2007.03.30 | (放送なし) | |||
2007.04.02 | 2008.03.27 | ||||
2008.03.31 | 2011.03.27 | (放送なし) | 17:50 - 18:00 | ||
2011.03.28 | 現在 | (放送なし) |
フォーマット
2007年4月2日から地上デジタル放送ではハイビジョンでの放送になったが、実際には2002年に制作された第5シリーズからハイビジョンで制作されており、2007年3月まではサイドカットで放送されていた[3]。
地上アナログ放送では多少左右を切った上、上下に少し黒枠を加えている(14:9レターボックス。2010年度より16:9)。その後、字幕放送を開始(おじゃる丸の台詞は黄色、それ以外のキャラクターの台詞は白で表示される[4])。
内容
基本的に1話(10分)完結で、まれに続き物もある。
あらすじ
現代の月光町に、千年前(平安時代)のヘイアンチョウ妖精界の貴族の子で、自称やんごとなき雅なお子様、おじゃる丸がやってきた。おじゃる丸は月光町の男の子カズマの家に居候を始める。
また、ひょんなことからおじゃる丸が持って来てしまったエンマ大王のシャク(笏)を取り返すために、エンマ大王の子分の子鬼トリオ(アオベエ、アカネ、キスケ)がやって来て、月光町は今日も愉快な騒動が起こる。
番外編的ストーリー
まれに、おじゃる丸のキャラクターを使用した昔話や童話のパロディ(例えば、「デカブ(大きなかぶ)」「おじゃカニ合戦(さるかに合戦)」「おじゃずきん(赤ずきん)」「おじゃデレラ(シンデレラ)」「おじゃ休さん(一休さん)」「おじゃごくう(孫悟空)」、「おじゃ島太郎(浦島太郎)」。また、「おじゃる様」のように「水戸黄門」がベースとなっている話など、様々な話がある)が、放送される。昔話のパロディが、第9シリーズ第18話(第738話)から、毎週水曜日に一時期放送されていた。
昔話のパロディ以外にも、「刑事おじゃるンボ(刑事コロンボ)」や、「ソナタの冬(冬のソナタ)」「宇宙家族田村さん(宇宙家族ロビンソン)」といった外国のテレビドラマのパロディもあった。タイトルが何かのパロディになっているものには、「今そこにある金(今そこにある危機)」「ウシの惑星(猿の惑星)」「牛車でモー(電車でGO!)」「やっぱりカズマは犬がダメ(やっぱり猫が好き)」「テニスのおじゃる様(テニスの王子様)」「貧ちゃん ちっちゃいものクラブやめるってよ(桐島、部活やめるってよ)」があり、NHKの番組のパロディには「川上さんNEO(サラリーマンNEO)」「愛ちゃんのプロジェクトP(プロジェクトX)」がある。これらパロディ作品には毎回スタッフとして小華和ためおが必ず参加する。
月光町の建物
- 坂田マンション(さかたマンション)
- 月光町一大きい建物。14階建てで、7階部分に田村家や坂ノ上おじゃる丸が住んでいるマンション。オーナーは金ちゃんの父親で、屋上に金ちゃん達坂田家の広大な邸宅がある。
- 満願神社(まんがんじんじゃ)
- ボロボロでさびれている古い神社。貧乏神の貧ちゃんが住み着いたため、ボロボロになった。オコリン坊とニコリン坊と貧ちゃんが住んでいる。人がほとんど来ないため、賽銭が集まらない。月光町ちっちゃいものクラブの会合場所でもある。一度、嵐で倒壊したが、貧ちゃんの『神通力』でボロボロの姿のまま復旧した[5]。
- スーパー橋本屋(スーパーはしもとや)
- 田村愛(田村カズマの母親)がパートタイマー勤務しているスーパーマーケット。時々、店の前で押野一手(おしの いって)が腹話術人形の「うるお(ウッくん)」と一緒に『実演販売』を行うこともある。
- KOMACHIヘアーサロン(こまちヘアーサロン)
- 小町ちゃんの父親が経営するヘアーサロン。
- ひらきや
- カンブツさんが経営する乾物店。
- 月光タワー(げっこうタワー)
- 月光町の小高い丘にあるタワー。最上部にアンテナらしきものがあり(用途は不明)、月光町の観光名所である。かなり遠い所に建築されているのか、坂ノ上おじゃる丸たちは辿り着けたことはない(唯一たどり着けたのは、貧乏神のみ。ただし、たどり着いた描写はない)。
- 月光小学校(げっこうしょうがっこう)
- 田村カズマや金ちゃん、小町ちゃんら月光町の子供たちが通う小学校。田村カズマたちの担任の『本田一直(ほんだいっちょく)』の職場でもある。
- 月夜ヶ池
- ツッキーという謎の生き物が住んでいる池。満月の夜、水面に月がうつったところを満月ロードといい、この満月ロードを利用して、未来や過去に行ける。坂ノ上おじゃる丸は、この満月ロードを使用して、現代にやって来た。ヘイアンチョウ側のエンマ界にある切り株型のナミダ岩に繋がっている。月夜ヶ池は1000年前は坂ノ上おじゃる丸の住む屋敷の庭の池であった。
- マリー屋敷
- 昔金持ちだったマリーが住んでいる屋敷。離れのアパートがある。
- マリー屋敷の離れのアパート
- その名の通り、マリー屋敷の離れのアパート。館長さん、ケンさん、うすいさちよ、乙女先生が下宿している。乙女先生の部屋のみ、ドアの色がピンクになっている。
- 骨董タナカヨシコの店
- タナカヨシコが経営する骨董店。客は少ないが、ワラシが居候していたときは繁盛していた。地下倉庫がある。店の裏には小高い丘に柿の木が生えている丘があるが普段はそのような場所はない[6]。
- 魔法の道具(空飛ぶほうき、1種類しか魔法が使えないステッキ、魔女の衣装)を扱っており、10年に一度、時間限定で使える。少なくとも5セットある。
- トミーのログハウス
- トミーの住むログハウス。庭には月光草の畑と小鬼たちの住むテントがある。
- ジャズ喫茶一服
- トミーの友人・マイクこと茶畑一服がマスターを務める喫茶店。彼こだわりのコーヒーがメインだが、坂ノ上おじゃる丸のような子供向けにホットミルクも置かれている。電ボ三十郎や公ちゃんなどの体が極小の客には、小さいミルクピッチャーで出してくれる。月光町民憩いの場。メニューのきまぐれコーヒーは、その日の気分で豆を選んでいる。
- 月光湯
- トミーの友人・ピーターが経営する銭湯。
- 手まわし寿司→まわる寿司
- 田村一家が食べに行った回転寿司の店。動力源はトミーが作ったからくりで出来ており、ケンさんらアルバイトを雇ってまわしてもらったり[7]、公ちゃんが滑車を回す動力源を利用したりしている[8]。
- 月光が原
- 子鬼トリオから果たし状を受け取り戦った場所。
- いなか庵
- きーちゃん(人間に化けたキツネ)とたっちゃん(人間に化けたタヌキ)が経営するうどんと蕎麦の店。
月光町のイベント
- フラワーデイ[9]
- 月光町で誰かに花を送る日。田村カズマはパパとママに花を贈ることにした。カズマが花屋に行ったとき、花屋のバイトをしているケンに出会う。マリーさんもやってきたが、ささいなことでマリーさんはケンとケンカになる。
- 月光町をせんでんする大使をえらぶコンテスト[10]
- ある日、月光町をせんでんする大使をえらぶコンテストが開かれることになった。そのコンテストで女の子から選ぶことになり、シャクのパワーで女の子にへんしんした坂ノ上おじゃる丸も出場し、会場は大こんらんになった。
- 木の日[11]
- 月光町にある木の日。坂ノ上おじゃる丸が詠んだ和歌のせいで、月光町の中心に立っている町のシンボルのモミの木が元気をなくしてしまう。そこでトミーたちはモミの木を元気づけるため、きれいにかざりつけをしてあげることにする。
- ひな祭り仮装パーティ[12]
- トミーの庭で開かれたひな祭り仮装パーティ。みんな思い思いの衣装を着て楽しんだ。
- オカメデー[13]
- オカメ姫が、坂ノ上おじゃる丸のすきないり豆をもち月光町へやってきた。そしてその日を“オカメデー"(すきな人に手作りおやつをおくる日)にする。そのことがたちまち月光町中に広まりブームを巻き起こす。
- 「月光町の歌」をきめる大会[14]
- 月光町の歌を決めるべく、「月光町の歌」をきめる大会が開かれた。
- オバケからの贈り物の日[15]
- 鼻の先がチクチクするような寒い冬の晩に、月光町のオバケからプレゼントが届く日。オバケが配達しているところを見た人はいないが、坂ノ上おじゃる丸は見てしまう。この日は、お店も早く閉まり、町民は早く帰宅する。届くものは、貝殻、猫の毛玉、枝の切れ端、みかんの皮、穴の開いた麦藁帽子など、ガラクタが多いが、ちゃんとピンクのリボンが巻かれている。
- 月光町うそつかなきゃいけないディ[16][17]
- 月光町の町民が「びっくりするような面白いウソ」をつく日。「月光タワーは、実は100万階建て」(ケン)や、「ハワイで出会った王子様と結婚する」(うすいさちよ)「月光町の住民の半数は私が作ったからくり」(トミー)という具合。このとき、宇宙人の「星野一家」は、自分たちが宇宙人であることを月光町民にカミングアウトし「地球が欲しい」と言ったが、「うそつかなきゃいけないディ」であったため町民に信じてもらえず、「よくできたウソだなあ」「UFOまで用意するなんて手が込んでるなあ」と逆に誉められてしまった。クラス委員の「石清水健太郎」は生真面目過ぎる性格ゆえ面白いウソをつくことができず、トミーに「君はもう『うそつかなきゃいけないディ』にウソをつかなくてもいいですよ」と半ばあきれ気味に言われてしまった。
- 月光町スーパー運動会[18]
- いろんなスポーツ競技をみんなで競う、4年に1度の月光町の祭り。開会式では聖火リレーがある。聖火リレーは本田先生→ちっちゃいものクラブ→石清水(アンカー)へとバトンされた。
- 月光町シルエットクイズ大会[19]
- スクリーンの後ろに月光町住人が立ち、それが誰のものかを当てるクイズ大会。
- 月光町まちがいさがしディ[20]
- 月光町の中にある『間違い』を探すイベント。実行委員のトミーによって、月光町のあちこちに『間違い』が用意された。用意された『間違い』は登場順に
- の7つ。
- 月光湯感謝の日[21]
- ピーターが経営する銭湯『月光湯』が半年に一度開催するイベント。『流れるお風呂』や『打たせ湯』などの趣向を凝らした仕掛けがある。しかしこれらを動かすのは全て人力で、ピーター一人では忙し過ぎる為、ケンを1日だけアルバイトで雇った。この時、ケンは多忙でフラフラになったが『子鬼トリオ』に助けられた。
- 月光町スタンプラリー[22]
- 月光町のあちこちに置かれたスタンプを町民達がスタンプ帳に押して町内を一周するイベント。「うすいさちよの部屋」や「冷徹斎が占いをしている場所」などにスタンプが置かれた。ゴールは「喫茶一服」だったが、「満願神社」にもスタンプが置かれていたため、スタンプを押そうとした参加者はみな「貧ちゃん」にやる気を吸い取られてゴールできなかった。
登場人物
主要キャラクターを担当する声優
ここでは公式サイト「スタッフ&キャスト」に掲載されているキャラクターのみを記載する。
出演期間 | おじゃる丸 | カズマ | 電ボ | アオベエ | キスケ | アカネ | 田村富美男 〈トミー〉 |
田村愛 | 田村マコト | エンマ大王 | オカメ姫 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1シリーズ - 第3シリーズ | 小西寛子 | 渕崎ゆり子 | 岩坪理江 | 一条和矢 | 上田祐司 ↓ うえだゆうじ |
南央美 | 上田敏也 | こおろぎさとみ | 一条和矢 | 小村哲生 | 三石琴乃 |
第4シリーズ - 第7シリーズ | 西村ちなみ | ||||||||||
第8シリーズ - | 佐藤なる美 |
スタッフ
- ※ 括弧内は担当したシリーズの数
- 原案・シリーズ構成:犬丸りん
- キャラクターデザイン:渡辺はじめ
- 美術監督:坂本信人(第1シリーズ〜3シリーズ)→西川淳一郎(第4シリーズ〜)
- デジタル撮影監督:枝光弘明(第1シリーズ〜8シリーズ)→風村久生(第9シリーズ〜)
- 音楽:山本はるきち
- 音響監督:たなかかずや(第3シリーズまでは田中一也)
- アニメーションプロデューサー:若菜章夫(第1シリーズ〜15シリーズ)→河村義治(第16シリーズ〜)
- 制作:木欒卓子(第11シリーズ前半のみ)
- 連載:Vジャンプ、ちゃお、てれびくん、めばえ、幼稚園、ぷっちぐみ、最強ジャンプ
- プロデューサー:松本寿子(第1シリーズ〜7シリーズ前半)
- 制作統括:坂上浩子(第1シリーズ〜2シリーズ・第5シリーズ〜7シリーズ)、渡辺昭(第1シリーズ〜2シリーズ)、平田豊子&吉國勲(第3シリーズ〜4シリーズ)、富永慎一(第5シリーズ〜11シリーズ前半)、松本寿子(第7シリーズ後半〜12シリーズ前半)、柏木敦子(第11シリーズ後半〜12シリーズ前半、16シリーズ後半〜)、廣岡篤哉(第12シリーズ後半〜13シリーズ前半)、塩浦雅一(第12シリーズ後半〜13シリーズ)、斉藤健治(第13シリーズ後半〜14シリーズ)、伊藤大輔(第14シリーズ〜16シリーズ前半)、福田貴美子(第15シリーズ〜16シリーズ前半)、八木雪子(16シリーズ後半〜)、中村高士(16シリーズ45・46話)
- 監督:大地丙太郎
- 色彩設計:横井正人(第1シリーズ〜6シリーズ)→貝森優一(第5シリーズ第86話(第446話)・第6シリーズ第88話(第538話)・第7シリーズ〜)、山下貴拓(第5シリーズ第13話(第373話))
- 編集:和田至亮(第1シリーズ第1話〜3話)→関一彦(第1シリーズ第4話〜15・17・18・20話)→中川晶男(第1シリーズ第16・19・21話〜?話・第14シリーズ〜)→内野寿乃(?話〜第13シリーズ)
- 効果:今野康之(第1シリーズ〜5シリーズ)→倉橋静男(第6シリーズ〜9シリーズ)→武藤晶子(第10シリーズ〜)
- 録音:立花康夫
- アニメーション制作担当:河村義治(第1シリーズ〜6シリーズ・第12シリーズ〜第15シリーズ)→土屋貴彦(第7シリーズ〜11シリーズ)→ 水田賢治(第16シリーズ前半)、工藤康平、田中伸治、中村高士(第16シリーズ後半〜)、
- アニメーション制作:ぎゃろっぷ
- 共同製作:NHKエンタープライズ
- 製作・著作:NHK
渡辺はじめとたなかかずやは、 かつて現在と同じ時間に、2004年10月5日–2005年3月29日までテレビ東京で放送していた『スクールランブル』でも関わっていたため、10分間のみだが、二重参加していた。
主題歌
オープニングテーマの時間は、約1分30秒だが、エンディングテーマは、約1分である。エンディングテーマは、第2〜9・16シリーズ(第91-810・1349-話)は、声優陣が歌っていた。
オープニングは放送開始時から第10シリーズ(第811-900話)まで変わっていなかったが、第11〜15シリーズ(第901-1348話)では10年目記念スペシャルのテーマ曲だった「夢人」に変更された。また、エンディングテーマはシリーズごとに変更されている。以前のシリーズの再放送をする場合は、多くは当時のエンディングテーマが流れる(例外あり)。
エンディングテーマの最後に、必ず全国の視聴者からの「おじゃる丸」のイラストが紹介された後、川上さん(キャラクター。おじゃる丸の登場人物一覧を参照)が走るアニメーションを流している。また、次年度から放送時間が変更になる場合は、新しい放送時間をテロップ表示する。
オープニングテーマ
- 『詠人』(第1シリーズ〜10シリーズ・16シリーズ)(歌詞は1番ではなく2番が使われている。第16シリーズからは映像が変更された。)
- 『夢人』(第11シリーズ〜15シリーズ・17シリーズ以降)
- 作詞・作曲:大地土子 編曲:宮崎慎二 歌:北島三郎
エンディングテーマ
- 『プリン賛歌』(第1シリーズ)
- 『プリンでおじゃる』 (『プリン賛歌』のカバー。歌詞は2番が使われている)(第2シリーズ)
- 『まったり音頭』 (『詠人』のカバー。)(1999年夏期の再放送/しあわせの青いせなか)
- 作詞・作曲:大地土子 編曲:宮崎慎二 歌:坂ノ上おじゃる丸、田村カズマ、電ボ三十郎
- 『子鬼トリオのテーマ』(第3シリーズ)
- 『恋をいたしましょう♪』(第4シリーズ)
- 作詞:大地丙太郎 作曲:山本はるきち、たなかかずや 編曲:山本はるきち 歌:電ボ三十郎
- 『あっちむいてホイでおじゃる』(第5シリーズ)
- 作詞:犬丸りん 作曲・編曲:山本はるきち 歌:坂ノ上おじゃる丸(西村ちなみ)、田村カズマ、電ボ三十郎、子鬼トリオ
- 『この町いつも〜貧ちゃんの歌〜』(第6シリーズ)
- 作詞:大地丙太郎、平見瞠 作曲・編曲:山本はるきち 歌:貧ちゃん(齋藤彩夏)
- ※歌詞はシリーズ前半は1番、後半は2番が使われている。
- 『われら月光町ちっちゃいものクラブ』(第7シリーズ)
- 作詞:犬丸りん、大地丙太郎 作曲・編曲:山本はるきち 歌:ちっちゃいものクラブ合唱団(坂ノ上おじゃる丸、カタピー、亀田カメ&亀田トメ、公ちゃん、電ボ三十郎、貧ちゃん)
- ※映像にクレイアニメーションが併用されている。
- 『月光町のうた』(第8シリーズ)
- 作詞:池田眞美子 作曲・編曲:山本はるきち 歌:坂ノ上おじゃる丸、キスケ、月光町こども合唱団
- 作中では(「月光町ソング大会」)、キスケが作ったと言う設定になっている。
- 『電ボのブンブン節』(第9シリーズ)
- 作詞:大地丙太郎 作曲・編曲:山本はるきち 歌:電ボ三十郎(佐藤なる美)、坂ノ上おじゃる丸、田村カズマ
- 『さんきゅっきゅダンシング』(第10シリーズ)
- 『夢人』(満月ロード危機一髪〜タマにはマロも大冒険〜)
- 作詞・作曲:大地土子 編曲:宮崎慎二 歌:北島三郎
- 『ぼくらの世界』(第11シリーズ)
- 『おじゃる丸狂騒曲』(第12シリーズ)
- 『かたつむり』(第13シリーズ)
- 『初恋は実らない』(第14シリーズ)
- 作詞:秋元康 作曲:板垣祐介 編曲:野中“まさ”雄一 歌:おじゃる丸シスターズ
- ※シリーズ前半の途中から、お便りの名前の欄の位置が変更された。また、シリーズ後半では服の色や背景の色が変わっていた。エンディングとしては珍しく、おじゃる丸・川上さん以外の人物が登場しない。
- 『ある車掌』(銀河がマロを呼んでいる〜ふたりのねがい星〜)
- 作詞・作曲・歌:星野源
- 『マロのさんぽ』(第15シリーズ・第16シリーズ)
- 作詞:大地丙太郎、タカハシペチカ 作曲:タカハシペチカ 編曲:ショピン 歌:ショピン(第15シリーズ)、おじゃる丸・田村カズマ・電ボ三十郎(第16シリーズ)
- 15周年特番ではすでにおじゃる丸・カズマ・電ボバージョンは存在していた(映像は実写によるもの)。
- ※このシリーズからイラスト枚数が2枚となった(再放送も含む)。
- 『Da!Da!!Da!!!』(第17シリーズ)
- 作詞・作曲:加藤ひさし 編曲・歌:THE COLLECTORS
- ※このシリーズから金曜日のイラスト紹介は宛先告知となり、イラスト紹介で隠れてた映像が見やすくなる。
挿入歌
- 『愛ちゃんとマコトさん』
- 『今日こそシャクをいただくぜ』(第7シリーズ第17話(第557話)「ザシャクカエセーズ」)
- 『ツッキーのうた』(第8シリーズ第46話(第676話)「ツッキーのうた」)
- 作詞: 作曲・編曲: 歌:田村カズマ
- ※「おじゃる丸・サウンドトラック大全集」に収録されている。
- 『私、サビレてます』(第9シリーズ第39話(第759話)「さびれ」)
- 作詞:平見瞠 作曲・編曲:山本はるきち 歌:北島サビレー(貧ちゃん)
- ※「おじゃる丸・サウンドトラック大全集」に収録されている。
各話リスト
特別番組
- 2000年1月1日 しあわせの青いせなか
- 2007年5月3日 満月ロード危機一髪〜タマにはマロも大冒険〜 (10年目記念スペシャル)
- オープニングテーマ:『詠人』
- 作詞・作曲:大地土子 編曲:宮崎慎二 歌:北島三郎
- エンディングテーマ:『夢人』
- 作詞・作曲:大地土子 編曲:宮崎慎二 歌:北島三郎
- オープニングテーマ:『詠人』
- 2012年3月20日 銀河がマロを呼んでいる〜ふたりのねがい星〜 (15年目記念スペシャル)
- オープニングテーマ:『夢人』
- 作詞・作曲:大地土子 編曲:宮崎慎二 歌:北島三郎
- エンディングテーマ:『ある車掌』
- 作詞・作曲・歌:星野源
- オープニングテーマ:『夢人』
他メディア展開
漫画
原案の犬丸りんによるコミック版がNHK出版より刊行されている。また、一時期小学館の少女漫画雑誌「ちゃお」にコミカライズ(4コマ漫画)が連載されていたことや、井原裕士による劇場版のコミカライズが刊行されたこともある。これ以外に、ソフトバンクパブリッシングからも単行本が6巻まで発売されており、その他、集英社の最強ジャンプでも漫画化された(作画:江尻立真)。
映画
- 『映画おじゃる丸 約束の夏 おじゃるとせみら』
- 2000年7月15日公開。以後数年間に渡り、毎年7月の海の日にテレビで放映された。
舞台
劇団飛行船で舞台化されたことがある。キャラクターを演じる際、アニメ版での声優陣が着ぐるみの中に入った。
タイアップ
- まれに、マクドナルドの子供向け玩具プレゼントサービス「ハッピーセット」で、おじゃる丸のハッピーセット用グッズが登場する。
- エプソンで、期間限定でおじゃる丸のフレームなどのコンテンツを用意された。
- サントリーの炭酸飲料水『C.C.レモン』に、おじゃる丸のキャラクター(おじゃる丸やオカメ姫がレモンを持っていたり、ツッキーの体がレモンになったりしている)を使用した景品が付けられたことがある。
VHS
VHSは日本クラウンより、1998年12月16日から2003年8月22日にかけて発売された。
巻数 | 発売日 | 収録話 |
---|---|---|
第1シリーズ(1998年 - 1999年) | ||
第1巻 マロがおじゃる丸でおじゃる | 1998年12月16日 | 第1話 - 第6話 |
第2巻 マロのエボシは宝ばこ | 1998年12月16日 | 第7話 - 第12話 |
第3巻 小町ちゃんにメロリンコ | 1998年12月16日 | 第13話 - 第18話 |
第4巻 オカメ姫がやってきた | 1998年12月16日 | 第19話 - 第24話 |
第5巻 バレリーナになりたいでおじゃる | 1998年12月16日 | 第25話 - 第30話 |
第6巻 走れ!マスター | 1999年2月24日 | 第31話 - 第36話 |
第7巻 双子犬の人間散歩 | 1999年2月24日 | 第37話 - 第42話 |
第8巻 最高のお届けもの | 1999年2月24日 | 第43話 - 第48話 |
第9巻 並べばよいことあるでおじゃる | 1999年2月24日 | 第49話 - 第54話 |
第10巻 マリーやしきのたからもの | 1999年2月24日 | 第55話 - 第60話 |
第11巻 泣いた貧乏神 | 1999年4月21日 | 第61話 - 第66話 |
第12巻 電ボ対電キ | 1999年4月21日 | 第67話 - 第72話 |
第13巻 ママママをさぼる | 1999年4月21日 | 第73話 - 第78話 |
第14巻 牛鹿になる | 1999年4月21日 | 第79話 - 第84話 |
第15巻 うどん屋さんとおさななじみ | 1999年4月21日 | 第85話 - 第90話 |
第2シリーズ(1999年) | ||
第1巻 シャクムッとする | 1999年7月23日 | 第91話 - 第96話 |
第2巻 アカネへのラブレター | 1999年7月23日 | 第97話 - 第102話 |
第3巻 オノコだけのおるすばん | 1999年7月23日 | 第103話 - 第108話 |
第4巻 びんぼう神の洋服だんす | 1999年7月23日 | 第109話 - 第114話 |
第5巻 トミーの思い出 | 1999年7月23日 | 第115話 - 第120話 |
第6巻 おじゃる海へゆく | 1999年10月21日 | 第121話 - 第126話 |
第7巻 月光町に星よ降れ | 1999年10月21日 | 第127話 - 第132話 |
第8巻 ママ料理をきわめる | 1999年10月21日 | 第133話 - 第138話 |
第9巻 うすいさんとカンブツさん | 1999年10月21日 | 第139話 - 第144話 |
第10巻 うすいさんヒロインになる | 1999年10月21日 | 第145話 - 第150話 |
第11巻 雨の日すごろく | 1999年12月1日 | 第151話 - 第156話 |
第12巻 ちっちゃいものクラブ新聞 | 1999年12月1日 | 第157話 - 第162話 |
第13巻 音あそび | 1999年12月1日 | 第163話 - 第168話 |
第14巻 牛来る | 1999年12月1日 | 第169話 - 第174話 |
第15巻 手まわしずし | 1999年12月1日 | 第175話 - 第180話 |
第3シリーズ(2000年) | ||
第1巻 気さくじゃのラジオ | 2000年6月21日 | 第181話 - 第186話 |
第2巻 マリーさんと下宿人 | 2000年6月21日 | 第187話 - 第192話 |
第3巻 カメトメ本気のお礼 | 2000年6月21日 | 第193話 - 第198話 |
第4巻 おじゃるウックンをもてなす | 2000年8月23日 | 第199話 - 第204話 |
第5巻 おじゃまろくん | 2000年8月23日 | 第205話 - 第210話 |
第6巻 スクープ対電ボ | 2000年8月23日 | 第211話 - 第216話 |
第7巻 雨の日でんごん | 2000年10月25日 | 第217話 - 第222話 |
第8巻 リュックこわれる | 2000年10月25日 | 第223話 - 第228話 |
第9巻 スクープ対子オニ | 2000年10月25日 | 第229話 - 第234話 |
第10巻 ちっちゃいものの穴 | 2000年12月16日 | 第235話 - 第240話 |
第11巻 ホメがたりない | 2000年12月16日 | 第241話 - 第246話 |
第12巻 アカネ、ロンドンへ | 2000年12月16日 | 第247話 - 第252話 |
第13巻 おじゃる親を忘れる | 2001年2月21日 | 第253話 - 第258話 |
第14巻 ワラシちゃんの家 | 2001年2月21日 | 第259話 - 第264話 |
第15巻 おじゃるちこくする | 2001年2月21日 | 第265話 - 第270話 |
第4シリーズ(2001年) | ||
第1巻 新おじゃる丸 | 2001年8月3日 | 第271話 - 第276話 |
第2巻 くらぶもりあがる | 2001年8月3日 | 第277話 - 第282話 |
第3巻 電ボたんてい冷徹斎を追え | 2001年8月3日 | 第283話 - 第288話 |
第4巻 おモモ丸 | 2001年10月5日 | 第289話 - 第294話 |
第5巻 子鬼看病する | 2001年10月5日 | 第295話 - 第300話 |
第6巻 うすいさんうれっこになる | 2001年10月5日 | 第301話 - 第306話 |
第7巻 パパ実家へ帰る | 2001年12月7日 | 第307話 - 第312話 |
第8巻 小さいのにえらいおじゃる丸 | 2001年12月7日 | 第313話 - 第318話 |
第9巻 電ボ子 | 2001年12月7日 | 第319話 - 第324話 |
第10巻 カメトメスカウトされる | 2002年2月8日 | 第325話 - 第330話 |
第11巻 ビバ!月光町女の子クラブ | 2002年2月8日 | 第331話 - 第336話 |
第12巻 金ちゃん家でキャンプ | 2002年2月8日 | 第337話 - 第342話 |
第13巻 消えたおじゃる | 2002年4月5日 | 第343話 - 第348話 |
第14巻 うすいさんのティーバッグ | 2002年4月5日 | 第349話 - 第354話 |
第15巻 おじゃる様 | 2002年4月5日 | 第355話 - 第360話 |
第5シリーズ(2002年) | ||
第1巻 今日のところはひきあげなかった子鬼 | 2002年10月25日 | 第361話 - 第366話 |
第2巻 シャクを取り返す道 | 2002年10月25日 | 第367話 - 第372話 |
第3巻 石清水くんだらける | 2002年10月25日 | 第373話 - 第378話 |
第4巻 おじゃるおじゃるをやめる | 2002年12月27日 | 第379話 - 第384話 |
第5巻 おじゃる子鬼にみはなされる | 2002年12月27日 | 第385話 - 第390話 |
第6巻 おじゃるかけもちをする | 2002年12月27日 | 第391話 - 第396話 |
第7巻 おじゃるウッくんを泊める | 2003年2月21日 | 第397話 - 第402話 |
第8巻 前田ふたたび | 2003年2月21日 | 第403話 - 第408話 |
第9巻 台風マリリン | 2003年2月21日 | 第409話 - 第414話 |
第10巻 また根津? | 2003年7月25日 | 第415話 - 第420話 |
第11巻 カタピーとフランソワ | 2003年7月25日 | 第421話 - 第426話 |
第12巻 おどり星の来る夜 | 2003年7月25日 | 第427話 - 第432話 |
第13巻 あきらめたオコニコ | 2003年8月22日 | 第433話 - 第438話 |
第14巻 愛ちゃんジャムにはまる | 2003年8月22日 | 第439話 - 第444話 |
第15巻 かなえの願い | 2003年8月22日 | 第445話 - 第450話 |
コミックでわかる著作権
2010年、子供向けの著作権学習教材として、日本著作権センターから「コミックでわかる著作権 おじゃる丸 ヘイアンチョウみやびなお子様学芸大会」が発行された。ちなみに無料。
- ストーリー
- 「ヘイアンチョウ」の由緒正しき行事である「ヘイアンチョウみやびなお子様学芸大会」。その展示資料である絵画、自由研究、日記の提出期限が翌日に迫っていることを電ボを通じて赤紫式部から知らされたおじゃる丸は、「3ヶ月前から言われていたのにすっかり忘れていた」と焦る。「サボったらヘイアンチョウに帰ってくるように」と釘を刺されていたので早速課題に取り組む。
- 最初は絵画を仕上げる事に。赤紫式部の絵を描いてはみたものの、下手過ぎたため捨ててしまう。あらゆる人に代わりに絵を描いて貰う事を思いついたおじゃる丸。愛ちゃんやうすいさちよ等に描いてもらうも酷い出来栄え続きだったが、ニコリン坊に描いて貰ったものは非常に丁寧だった。しかし、おじゃる丸は、ニコリン坊が描いた絵をあたかも自分が描いたかのようにしてしまう。
- 次に自由研究へ取り掛かるおじゃる丸。テレビでは丁度、料理番組で「美味しいプリンの作り方」をレクチャーしていたので、それをビデオテープに録画し、「料理の先生に頼み込んで撮影させてもらった」ことにしてしまった。
- そして極めつけの日記へ突入した所へ、子鬼トリオが殴りこんできた。カズマが「君たちのブログを楽しく読ませてもらってるよ」と子鬼トリオに言った事で、ブログの事が気になったおじゃる丸。カズマと一緒にそのブログをチェックする事に。その内容[23]を「天晴れじゃ!」と評し、子鬼トリオを喜ばせつつ退散させた後、彼はそのブログをあたかも「自分がこの3ヶ月の間にやったことを記した日記」ということにして勝手に作り変えてしまった。
- そしてそれらを持参してヘイアンチョウへと向かうおじゃる丸。しかし、赤紫式部によるチェック[24]と子鬼トリオが殴りこんだ事でそれらの捏造が全てバレてしまい慌てふためく。赤紫式部は彼に「著作権」のことを教えると、おじゃる丸はうなだれ、自分の無知の多さを思い知らされる。
- その時、自身が描いた赤紫式部の絵を彼女に見られたおじゃる丸は、「それは失敗作だ」と説明した。しかし、赤紫式部は「この絵はおじゃる丸様ご自身がお書きになった作品なので、私はとっても嬉しいですよ」と言ってくれた。こうして「ヘイアンチョウみやびなお子様学芸大会」にはその絵を出展することとなり、おじゃる丸は両親から「立派に描けたね」と褒められるのだった。
その他
- 非常に個性的なキャラクターが多数登場するが、不定期で出てくるキャラクターが多いので、2役以上をこなしている声優が多い。また、第4シリーズ(4年目)からは主役声優が交代している。
- 1999年には第3回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞している。
- キャラクターの線は、第3シリーズ(第181-270話)まで太い線で描かれていたが、第4シリーズ(第271-360話)からは細く、少し薄い線で描かれるようになったため、雰囲気が少し変わった。
- 「まったり」という言葉が「のんびり、ゆったり」という意味合いで盛んに用いられるようになるのはこの作品がきっかけである。
- 第13シリーズ第85話(第1165話)「おやすみの日の公ちゃん」は人の言葉を話さないハムスターの公ちゃんがメインの話で、キャストはタイトルコールを行うおじゃる丸役の西村ちなみ1人だけであった。
- テンプレート:要出典範囲、第6シリーズ~第10シリーズまでは傑作選のみ販売されている。第11シリーズ以降は2013年現在販売されていない。
- アニメは、中国・香港・台湾・イタリア・スペイン・インド・中東・タイ・フィリピンでも放映されている。中国版は『邪留丸』、台湾版は『丸少爺』、香港版は『反斗小王子』、イタリア版は『Mack, ma che principe sei?』、スペイン版は『El príncipe Mackaroo』、フィリピン版は『Prince Mackaroo』という名前である。
- 2012年8月5日には、放送開始15周年を記念して、本番組の特別番組「おじゃる丸でおじゃる!放送開始15年」を放送した。
- おじゃる丸の登場人物と同姓同名の役目が設定されているのは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「WHO!?」「危険なアネキ」などがある。
脚注
関連項目
外部リンク
- NHK アニメワールド おじゃる丸(公式サイト)
- 日本クラウン(DVD、CD情報)
- NHK アニメワールド 満月ロード危機一髪〜タマにはマロも大冒険〜
- NHK アニメワールド 銀河がマロを呼んでいる〜ふたりのねがい星〜
- NHKエンタープライズ おじゃる丸
テンプレート:おじゃる丸 テンプレート:最強ジャンプ連載中 テンプレート:落第忍者乱太郎
テンプレート:おかあさんといっしょ- ↑ アニメワールド+BLOG:NHK | おじゃる丸 | 「おじゃる丸」10月の放送予定
- ↑ 2009年10月5日 - 23日と2014年3月10日 - 21日の間は、放送を休止。(前者は 2010年5月27日まで毎週金曜日が休止となる。)
- ↑ FAQの「Q4. 最近「おじゃる丸」を見ると上下に黒い帯が出るのですが?」を参照
- ↑ ただし、『銀河がマロを呼んでいる〜ふたりのねがい星〜』では、カズマの台詞も水色で表示されていた。
- ↑ 第6シリーズ第48話(第498話)「生え変わる」
- ↑ 第5シリーズ第77話(第437話)「タナカヨシコの干し柿」
- ↑ 第2シリーズ第85話(第175話)『手まわしずし』
- ↑ 第15シリーズ第16話(第1274話)『星野まわる寿司へ行く』
- ↑ 第1シリーズ第45話(第45話)「月光町に花ふぶき」
- ↑ 第1シリーズ第46話(第46話)「月光町大使はだれでおじゃる?」
- ↑ 第2シリーズ第37話(第127話)「月光町に星よ降れ」
- ↑ 第2シリーズ第53話(第143話)「おじゃる口をすべらす」
- ↑ 第3シリーズ第35話(第215話)「オカメデー」
- ↑ 第3シリーズ第58話(第238話)「月光町ソング」
- ↑ 第5シリーズ第69話(第429話)「オバケからの贈り物」
- ↑ 第10シリーズ第14話(第824話)「びっくりぎょうてんディ」
- ↑ 第10シリーズ第84話(第894話)「うそつき石清水くん」
- ↑ 第11シリーズ第20話(第920話)「ああ栄光の聖火リレー」
- ↑ 第11シリーズ第10話(第910話)「このカゲ誰か当ててたも」
- ↑ 第12シリーズ第35話(第1025話)「月光町まちがいさがしディ」
- ↑ 第6シリーズ第28話(第478話)「月光湯」
- ↑ 第12シリーズ第73話(第1063話)「月光町スタンプラリー」
- ↑ アカネがカメ、トメに初めて教わって初めてつけた梅干を夕食時に出したところアオベエとキスケに褒められたのでうれしくなり、次回はラッキョウ漬けにチャレンジすることと、キスケ達がトミーの手伝いでおいしい月光草の栽培をしたことである。
- ↑ 自画像は絵を傾けたことで、自由研究は「製作・著作 月光町テレビ」というテロップで明らかとなっている。