浅香光代
テンプレート:ActorActress 浅香 光代(あさか みつよ、1928年2月20日[1] - )は、日本の剣劇女優。本名:北岡 昭子(きたおか しょうこ)。血液型はB型。
来歴・人物
東京府東京市神田区(現:東京都千代田区神田)出身。身長163.5cm、体重55kg。愛称は「ミッチー」。夫は、コメディアンの世志凡太だが「入籍」はしていないことを公表している。若い頃は剣劇芝居の女剣劇スターとして活躍。劇中、太ももなどの素肌をちらりと見せ色気を醸し出すシーンを作り、「チラリズム」という概念を生み出した。
自身の殺陣に絶対の自信を持ち、番組企画等でお笑いタレント等に殺陣や演技指導するという企画に参加することがある。
野村沙知代に剣劇を教え舞台で共演したものの、TBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』の降板前最後の回(1999年3月31日)において、沙知代を批判をしたことがきっかけとなり、沙知代の逮捕(2001年12月)まで続くサッチー騒動へと発展。ただ連日に渡り「ミッチーVSサッチー」と民放各局のワイドショーで取り上げられたことにより、浅香のこれまでの高年齢者にシフトしていた知名度が若い世代でも認知されるようになったが、2004年、沙知代に対する名誉毀損で110万円の支払い命令を受けている。
プロ野球・読売ジャイアンツの大ファンである。また、沙知代の夫である野村克也の現役・監督時代の宿敵だった長嶋茂雄と同じ誕生日である。長嶋とは親交が深い間柄でもある。
松村邦洋にものまねされており、喋り出しには必ず「あたしゃね!」と江戸弁言うのが特徴である。
2010年5月3日、プロレス団体「MAP」の旗揚げ戦に参戦し、高山善廣と対戦した[2]。
2014年、雑誌(『婦人公論』2014年2月7日号)にて20代で出産した2人の隠し子がいることを公表した。子の父親は既婚者の政治家(故人)であり、子に対しても名を明かしていないという。
経歴
- 1937年(昭和12年):9歳で浅香新八郎、森静子に弟子入り。
- 1942年(昭和17年):14歳で浅香光代一座を組む。
- 1955年(昭和30年):大江美智子、不二洋子らと共に女剣劇全盛時代を創りあげる。
- 1979年(昭和54年):「演劇舞踊浅香流」を創始。多数の門弟の指導にあたっている。
- 2006年(平成18年):武蔵野学院大学日本総合研究所客員教授に就任。
- 2009年(平成21年):春の叙勲において旭日双光章を受ける。
CD
映画
- 駿河遊侠伝 破れ太鼓(1964年、大映)
- やるぞみておれ為五郎(1971年、松竹)
- ダメおやじ(1973年、松竹)
- 新女囚さそり 701号(1976年、東映)
- サチコの幸(1976年、日活)
- 六区慕情-浅草六区変遷史(1982年、中日映画社)
- 晴れ、ときどき殺人(1984年、東映)
- 北京的西瓜(1989年、松竹)
- 怖がる人々(1994年、松竹)
- 週刊バビロン(2000年、東映)
- デコトラの鷲 祭りばやし(2003年、オフィスサンヨー)
- ライフ・オン・ザ・ロングボード(2005年、オフィスキタ)
テレビドラマ
- 人形佐七捕物帳 第20話「女難剣難」(1965年、NHK)
- 特別機動捜査隊(NET)
- ナショナルゴールデン劇場 七色とんがらし (1976年、NETテレビ) - 鮫島咲江
- 非情のライセンス 第2シリーズ 第81話「兇悪の暴走族」(1976年、NET) - 三田たつ
- ベルサイユのトラック姐ちゃん 第13話「女は捨て身で勝負する」(1976年、NET)
- 必殺からくり人・血風編 第2話「非道にたてつく紅い刃」(1976年、ABC) - お梅
- 探偵物語 第21話「欲望の迷路」(1980年、NTV) - 上野さわ
- 必殺仕事人 第67話「詣り技 暗闇丑の刻重ね斬り」(1980年、ABC) - お種
- ポーラテレビ小説 / マリーの桜(1980年、TBS)
- ロボット8ちゃん 第21話「やさしい?やさしい!鬼コーチ」(1982年、CX)
- 暴れん坊将軍シリーズ(ANB / 東映)
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍 第195話「磯の香りはおっかあの味」(1982年) - おふさ
- 暴れん坊将軍III 第71話「大暴れ! 但馬のヤッサ神輿」(1989年) - お花
- 魔拳!カンフーチェン(1983年、YTV) - さよ
- 激闘!カンフーチェン(1983年、YTV) - さよ
- ドラマ人間模様 / 空き缶ユートピア(1984年、NHK)
- 木曜劇場 / クセになりそな女たち(1987年、CX)
- さすらい刑事旅情編 第17話「潮騒内房線・花売り女の殺意」(1989年、ANB)
- 木曜ゴールデンドラマ / 姑・嫁vs嫁・姑 犬猿おんなの仲(1990年、YTV)
- 金曜ドラマシアター / おふくろに…喝采! (1992年、CX)
- 月曜ドラマスペシャル / 火の玉婦長さん物語4 (1994年、TBS)
- さむらい探偵事件簿 第7話「ゴッドマザーの罠」(1996年、NTV)
- 鏡は眠らない 第1話「風呂屋の後妻」(1997年、NHK)
- 火曜サスペンス劇場 / 海に埋めた時間 (2000年、FBS)
- フードファイト 第7話「あなたが僕のお母さん!? 涙のコロッケ対決」(2000年、NTV) - 井原聡子
- 金田一少年の事件簿 第3シリーズ 第6話「速水玲香誘拐殺人事件」(2001年、NTV) - 鏑木葉子
- ぼくが地球を救う 第8話「階段がないじゃん」(2002年、TBS)
- 怪談百物語 第3話「うば捨て山」(2002年、CX)
- 鉄板少女アカネ!! 第6話「秋の味覚! 松茸!! 最後の晩餐対決!!」(2006年、TBS)
バラエティ
ほか多数
CM
書籍
- 浅香光代の代謝復活ダイエット(泉書房)
- 浅香光代 斬って恋して五十年
脚注
関連項目
補足事項
『大沢悠里のゆうゆうワイド』の水曜レギュラーを務めていた時代はオープニングに舞台での決め台詞がジングルコールとしてかけられていて降板後も不定期で使用されている。「大沢~悠里ノォ~ゆうゆう~ワイド。 『御用だ!御用だ!!御用だ!!!』 お控えなすってぇ~」