土曜競馬中継
テンプレート:出典の明記 土曜競馬中継(どようけいばちゅうけい)
- 北海道テレビ放送で1996年まで夏季に放送されたHTB土曜競馬中継
- 福島テレビで放送された土曜競馬中継
- テレビ東京で30年間放送されていた番組。#土曜競馬中継(テレビ東京)を参照。
- テレビ愛知で放送されていた競馬番組。#KEIBAワンダーランド(テレビ愛知)を参照。
- TVQ九州放送で13年間放送されていた競馬番組。#土曜小倉競馬(TVQ九州放送)を参照。
目次
土曜競馬中継(テレビ東京)
テレビ東京(前身は東京12チャンネル)での『土曜競馬中継』とは1970年4月4日から2000年3月25日まで毎週土曜日の14:30(テレビ北海道、青森放送、東北放送、福島テレビ、新潟放送は15:00)から15:55に放送されていた中央競馬の番組である。
1973年から1979年3月までは『ザ・ロンゲストショー』、同年4月から1981年3月は『ウィークエンド東京』というそれぞれ長時間生ワイドショー番組に内包されて放送されていた。
後番組は『ウイニング競馬』。
出演者
(太字は『ウイニング競馬』になってからも引き続き出演)
司会
- 小坂厳(1971年〜?。その後1993年6月まで「サラブレッドメモリーズ」などのコーナーを担当。元ラジオNIKKEIアナウンサー)
- 小田切優美(1989年〜1990年)
- 石森一枝(1990年〜1993年。蛯名正義騎手夫人)
- 松田京子(1993年4月〜1994年6月)
- 横井ひろみ(1994年7月〜1995年12月。当時テレビ東京アナウンサー)
- 永井美帆(1996年1月〜9月)
- 小島秀公(1996年10月〜1997年9月。テレビ東京アナウンサー)
- 結城未来(1996年10月〜)
解説
- 伊藤友康(初代メイン解説。1970年代に出演。ダービーニュース記者。レースでの担当)
- 渡辺正人(1970年代に出演。元騎手。レースでの担当)
- 原良馬(1987年〜。レギュラー当初はデイリースポーツ記者(ただし、デイリーは1988年退社)。スタジオでのレース担当。1996年9月までは司会を兼務)
- 榎本正男(〜1990年代中頃。道新スポーツ記者。レースでの担当)
- 桜井裕夫(〜1990年代中頃。スポーツニッポン記者。レースでの担当)
- 三木和夫(〜1995年12月、パドック解説担当)
- 田沼亨(1996年〜。東京スポーツ記者。レースでの担当)
- 梅崎晴光(1990年代後半に出演。スポーツニッポン記者。レースでの担当)
実況
- 小倉智昭(当時アナウンサー。現在はテレビキャスター)
- 土居壮(当時アナウンサー。現在はフリー)
- 久保田光彦(当時アナウンサー。現在はフリー)
- 四家秀治
- 矢野吉彦(元文化放送アナウンサー)
- 小島秀公
- 島田弘久
パドック担当
ネット局
1989年にテレビ北海道が開局する以前は北海道テレビ(ANN系列)で不定期放送していた。また、夏の札幌・函館開催の時は『HTB土曜競馬中継』として独自に放送していた。
備考
- 中山金杯・京都金杯開催日が平日の場合(番組名は「新春競馬中継」)や春の天皇賞が4月29日(日曜日を除く)に固定されていた時期は中継することがあった。
- 1989年から1990年ごろのエンディングテーマは、Dan Fogelbergの『Sutter's Mill』(アルバム「High Country Snows」に収録)。
KEIBAワンダーランド(テレビ愛知)
『KEIBAワンダーランド(テレビ愛知制作分)』は中京競馬第3場開催時(3月・12月)の毎週土曜日15:00〜16:00にテレビ愛知で放送されていた競馬番組である。2009年12月開催まで「土曜スペシャル 競馬中継」もしくは「土曜競馬中継」として送り、2010年よりKBS京都とタイトルを共有するようになった。
- 放送開始は1983年9月の開局と同時で「TVA土曜スペシャル 競馬中継」として放送された。中京競馬場からの自社製作の第1回は同年12月の開催からであった。
- 中京のメインレースはもちろん他場のレースの中継を行っている(関東分はテレビ東京・関西分はKBS京都の映像を使用)。
- 三重テレビ放送と提携しており、三重テレビでは毎週土曜日の12:45〜15:00、16:00〜16:30に放送されていた(15:00〜16:00はテレビ愛知で放送、他の時間はテレビ愛知とのリレー形式で裏送り)。三重が13:00開始で14:25-15:54に並行放送した時期もあった。三重テレビでの2009年度までの題名は「土曜ワイドスペシャル・中京競馬中継」だったが、2010年から「KEIBAワンダーランド」となる。
- 中京競馬が主場開催時(当時は5〜6月)およびその他の開催(阪神・京都・夏季小倉競馬)はKBS京都の「KEIBAワンダーランド」をネット受けしていた。但し、5〜6月の主場開催の時のKBSのセットは基本的にテレビ愛知の中継で使われているものをそのまま使っていた。
- なお、KBS京都での土曜日の中継では三重テレビの視聴者に配慮して15時前に飛び降り、16時過ぎに飛び乗りの挨拶が放送されていた。
出演者
司会
- 長谷川は「裏送り」の時間帯担当、土居はテレビ愛知での放送時間帯担当。
解説
- 竹尾和久
- 井上政行(競馬ブック) - 裏送り時はパドック・レース解説を兼務。テレビ愛知での放送時はパドック専門。なお中京で開催されていないときは、ラジオ関西パーフェクト競馬!(現・GOGO競馬サタデー!)(MBSラジオ製作)の解説を勤めている
- 2006年12月の開催までは米満浩生(競馬ブック)が担当していた。
- 山田数夫(中日スポーツ) - テレビ愛知での放送時のみ出演。メインレースでの解説担当。
実況
「夢馬券」
中京競馬が第3場開催(いわゆる裏開催)時に行われる企画で解説者がその日のメインレース(中京・東西主場の中から1レース)を1万円分で予想し見事的中すればハガキ応募の中から1人の視聴者にその馬券、不的中の場合はJRAのキャラクター・ターフィーの枕をプレゼントする。
- 番組中(15:00〜16:00)に発表されるキーワード(2文字。ヒントの映像をバックに2回に分けて発表)を記入することが応募の条件である。
- 2005年12月開催までは2人の解説者のうち1人が週交替で担当していたがその開催時の成績が全敗だったことから、2006年3月開催からは2人がそれぞれ予想(1人5000円分の予想、レースも異なる場合もある)することになった。
備考
- 1983年にテレビ愛知が開局する以前は、当時テレビ東京系列番組を多く配信していた中京テレビ(NNN系列)で「CTV中央競馬実況中継」として放送していた。なお、中京テレビが中京での裏開催時に中継を制作したかについては詳細不明。なお三重テレビでも「土曜ワイドスペシャル・競馬中継」として放送されたが、テレビ愛知の参入に伴い土曜日の自社製作はいったん撤退し、1985年から「日曜競馬リレー中継」(資本関係がある東海テレビ放送との連携番組)へ移行する。
- 2007年11月24日は馬インフルエンザに伴う代替開催があったが、自社制作は行わずKBS京都の中継をネットした(中京はメインレースだけJRA制作の映像・ラジオNIKKEIの実況を使用)。
- 2009年は函館競馬場の改修工事に伴い1月にも中京競馬場での開催が行われたため、当番組が放送された。また2010年は中京競馬そのものの馬場改修で4月以後開催されないため、小倉競馬場と日程交換した1〜2月と、本来の3月開催両方で放送が行われる。
- 2011年からBSイレブン競馬中継(日本BS放送)開始に伴い、KBS京都主管のテレビ東京系列(テレビ大阪除く)・及びテレビ東京との番組販売関係のある地方局向けの放送は、長時間のワイド中継を中止し土曜日15:00からの1時間枠の中継「うまDOKI」に継承されるが、2011年は中京競馬場の全面改修によりレース開催がない為、テレビ愛知の自主制作放送は行われない。また、従来リレー放送を実施していた三重テレビの枠は、14:00〜15:00に「BSイレブン競馬中継」を東名阪ネット6加盟局を中心に同時放送する「JRA中央競馬中継」を放送するのみに留め、12:45〜14:00と16:00〜16:30の放送は廃止される。この為、三重テレビでは「うまDOKI」は放送されない。
- また、2012年から中京競馬の開催が復活したが、裏開催日(第3場)として行う場合(1〜2月・3月・12月)は、原則として前述2007年11月24日の例と、後述の小倉開催と同じようにテレビ愛知での自主制作は行わず、JRA公式映像(実況はラジオNIKKEIのもの)で放送することになった。但し例外として3月3日の開幕日に限り、KBSのスタッフが乗り込んで放送を行ったが、中京圏では三重テレビ(14時台)→テレビ愛知(15時台)のリレー中継の形式を取った。
- 2012年3月31日をもって、テレビ愛知が開局以来放送してきた土曜日の競馬中継の放送が終了した。4月7日より三重テレビがテレビ愛知から引き継ぐ形で「うまDOKI」の放送を開始する。
- 2011年まで夏開催の時にテレビ愛知からの寄贈賞「テレビ愛知オープン」が行われていたが、この時期は中京競馬場が関西のメインとなるため、テレビ愛知は放送とスタジオ提供などの協力部分はあるが、主管制作はKBS京都となるため、実況はKBS側から担当する。
土曜小倉競馬(TVQ九州放送)
『土曜小倉競馬』(どようこくらけいば)とはTVQ九州放送が1992年から2004年まで小倉競馬第3場開催時(当時1〜2月)、毎週土曜日の15:00から16:00に放送していた競馬番組である。基本的にこの時間のタイトルは『土曜競馬中継』ではあるが、小倉開催分では『土曜小倉競馬』のタイトルを使用した。以下は、その『土曜小倉競馬』についての解説である。
- 小倉のメインレースはもちろん、他場のメインレースの中継を行っていた(関東分はテレビ東京・関西分はKBS京都の映像を使用)。
- この番組が放送されていた頃も小倉競馬が主場開催時(7〜9月)、およびその他の開催(京都・阪神・夏季中京競馬)はKBS京都の土曜競馬中継をネット受けをしていた。
- 2005年以降は、小倉競馬が第3場開催期間中でもKBS京都制作の京都競馬場からの中継がそのまま同時放送されている。その時の小倉のレース実況は場内のもの(映像はJRA制作、音声はラジオNIKKEI)である。なお、2011年からの「うまDOKI」でも原則としてKBS製作のものを放送する中でJRA公式映像を使って実況をするが、土曜日に重賞競走が組まれていない場合は構成の関係で生中継ではなく録画放送となるケースが多い。
- 夏季に「TVQ杯」という寄贈賞のレースが行われているが、この時期はKBS主管制作となるので実況もKBS側が担当する。