TVhサマー競馬
テンプレート:出典の明記 TVhサマー競馬(ティーブイエイチ サマーけいば)は、テレビ北海道(TVh)が通常テレビ東京からネットしている『ウイニング競馬』に代わって、6~9月の中央競馬北海道開催期間中に放送する中央競馬中継番組である(この間も『ウイニング競馬』はBSジャパンで視聴可能)。 2007年6月16日からハイビジョン制作となった。
概要
北海道開催(函館競馬場・札幌競馬場)ではメインレース(他1レース)を中継するほか、同時開催している他場のメインレース、準メインレースも中継している。以前はテレビ朝日系列の北海道テレビ放送(HTB)が『HTB土曜競馬中継』の名称で放送していたが、1993年12月にTVh函館送信所が開局、その後函館競馬場改修工事が竣工されたため、1995年からTVhが引き継いだ。
なお、TVhは1989年10月1日の開局当初、送信所・中継局が札幌・小樽・苫小牧を中心にした道央圏でしか開局しておらず、CATVは札幌送信所の電波を直接受信していた帯広シティーケーブル(OCTV)しか再配信されず、それ以外は技術的理由で再配信されなかった。このため、最低限必要とされている道央・道北・道南での放送がまだ不可能だったことから、TVhではなくHTBでの中継を実施したものと考えられている。
2011年の札幌競馬8月27日主催分からは道東でも視聴可能となり、このうち釧根圏の一部での放送が開始され[1]、翌年6月9日の函館競馬主催分からは十勝圏やオホーツク圏のそれぞれ一部での放送も開始された。
「宝塚記念」(2008年から2010年まで)・「札幌記念」(2011年まで)・「札幌2歳ステークス」(2008年まで)が開催される週の競馬放送は土曜日も北海道文化放送(UHB)が「ドラマチック競馬・(当該競走名)スペシャル」として放送し、当番組は休止となっていた。
また、フジテレビ系列各局で放送される長時間特別番組「FNSの日」に重なって、「ドラマチック競馬」の放送が休止される場合は2011年まで当番組が代わって放送していたが、2012年以降は放送していない。
出演者
現在
- キャスター:伊藤英一郎(元TVhアナウンサー・実業家[2] 局アナ時代から出演。局アナ時代には実況も担当)
- アシスタント:千葉真澄(TVhアナウンサー・2012年から)
- 函館開催中の解説:金子裕次郎(専門紙・勝馬、2013年から)
- 札幌開催中の解説:大江和貴(専門紙・勝馬、2008年から)2013年は札幌開催がなかったが函館開催の全12週の前半6週に出演した。
- パドック解説:今野光成(専門紙・研究ニュース、2013年から)
- 実況:松岡俊道(グリーンチャンネル「中央競馬全レース中継」日曜日午後キャスターも担当)
過去の解説者
- 榎本正男(道新スポーツ)
- 小宮均(専門紙・競馬ブック)
- 小川真一(専門紙・ホースニュース・馬、同紙休刊(事実上の廃刊)のため降板)
- 篠澤明男(専門紙・勝馬、2008年の函館開催のみ)
- 高橋剛(専門紙・勝馬、2010年の函館開催のみ)
- 中島誠(研究ニュース、2007年から2012年)パドック解説
- 玉木宏征(専門紙・勝馬、2011年から2012年の函館開催のみ)
過去の実況アナウンサー
- 大井健郎(2003年に東北放送(TBC)に移籍。現在は報道部記者)
- 土居壮(元テレビ東京、2005年12月までグリーンチャンネル「中央競馬中継EAST」日曜日午後キャスター)
- 煙山光紀(現・ニッポン放送アナウンサー、元ラジオたんぱ)
- 丹羽真由実(当時TVhアナウンサー、2010年・2011年度。アシスタントを担当)
- その他、TVhのスポーツアナウンサーの出演都合が付かない場合、テレビ東京のアナウンサーが応援出演したことがあった。
予想コーナー
番組出演者がメインレース(函館・札幌)の予想を披露する。なお印を出すのは解説の方とパドック解説の方のみ
現在
- データから選ぶこの1頭(2014年から)
伊藤英一郎が担当、いろいろなデータからそのレースで来そうな馬を1頭選ぶ。買い目は大体複勝1万円であることが多い。
- MASUMI SELECT(2013年から)
千葉真澄アナウンサーが担当
- 勝負馬券はこれだ!
解説の方が担当、実況の方とレースの展望を語った後に最後に披露する。
- 3点で斬る!
パドック解説の方が担当、買い目は3点。唯一買い目が金額ではなく%である。パドック解説の最後に披露する。
- WIN5大予想!
解説の方が明日の重賞展望の最後に披露する。