シリウス・ブラック
シリウス・ブラック (Sirius Black) は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。
目次
[非表示]概要
ハリー・ポッターの父ジェームズ・ポッターの親友で、ハリーの後見人(名付け親/godfather)[1]。
ポッター夫妻の殺害に関与およびヴォルデモート失踪直後に大量殺人を犯したとされ、魔法使いの監獄アズカバンで長らく服役生活を送っていたが、1993年夏(3巻)に脱獄に成功。ハリーの前に姿を現し、後に大きな影響を与える。
シリーズ第3巻のタイトル『アズカバンの囚人』はシリウスのことを指している。
登場巻
1巻(第一章に名前のみ)、3巻、4巻、5巻、6巻(名前のみ)、7巻(回想に登場、および霊魂として登場)
人物
名前・通称
名前は、おおいぬ座の一等星:シリウスから採られている。恒星シリウスの英語別名はDog Starで犬との関連性を暗示している。なお、和名も犬星である。
ブラック一族には、シリウスの名を持つ先祖が最低二人おり[2]、一族に受け継がれてきた名前でもある。
学生時代、友人からは「パッドフット (Padfoot)」と呼ばれた。これは、犬の足 (foot) の裏にある肉球 (pad) の意である。またアズカバン脱獄後は、連絡を取り合っている相手に「スナッフル(ズ)(Snuffles)」の名を使うよう指示したが、これは、鼻をくんくん言わせる (snuffle) 犬の仕草から採ったものである。
外見
黒髪で、瞳の色は灰色。健康であれば文句のつけようのないハンサムで、何をしても絵になった。10代後半頃には長髪であった[3]。
アズカバンを脱獄した直後の姿は、髪が肘まで伸びている上に縺れ、頬はこけている等、まるで死人のようだった。その後はいくらか持ち直した模様で、4巻時点で髪を切り、ジェームズとリリーの結婚式の時(20歳頃)の写真に近づいた。
略歴
少年時代
1959年、ブラック家の男系の末裔として生まれ、ロンドンのグリモールド・プレイス12番地で育つ。ブラック家は魔法族の名家で「純血主義」を家風としていたがシリウスはその家風に反発しており、狂信的な純血主義者だった両親からは家風に忠実だった実弟レギュラスと比較され、「レギュラスはシリウスよりもよい息子」と言い聞かされて育った。
1971年、ホグワーツ魔法魔術学校に入学、グリフィンドール寮に所属(ブラック家出身者は全員がスリザリン寮出身であり、このことからもシリウスがブラック家では異質な存在だったと分かる)。そして同寮の同級生であるジェームズ・ポッター、リーマス・ルーピン、ピーター・ペティグリューと親しくなる。在学中は、ハンサムかつ学業優秀、悪戯好きの性格も相まって学生達の憧れの存在だった。
16歳の夏休みに実家を家出し、ポッター家に転がり込む。その後、叔父のアルファードから経済援助を受け、17歳から一人暮らしを始める。この際、母ヴァルブルガにより家系図から抹消された。
なお同時期にマグル製のバイクを愛好し所有。ジェームズとバイクに二人乗りしてマグルの警官2名と死喰い人3名に追われるという騒動を起こした[3]。
成人後
1978年6月のホグワーツ卒業後、不死鳥の騎士団に加わる。ジェームズとリリー・エバンズの結婚式では花婿付添人を務め、彼らに息子ハリーが生まれると、その後見人を引き受けている。その後、ポッター一家がヴォルデモートから命を狙われていると発覚した際、初めはシリウスが秘密の守人を担っていたが、ヴォルデモートを欺くためピーターに守人を変更するよう夫妻に勧める。しかし1981年10月31日、ポッター夫妻はヴォルデモートに殺害されてしまう。
この事件の裏でピーターの裏切りがあったことを悟ったシリウスは、自身が所有していた大型バイクをルビウス・ハグリッドに譲渡した後、捨て身の覚悟でピーターを追跡するが、ピーターによって逆に大量殺人の濡れ衣を着せられてしまい、バーテミウス・クラウチ・シニアの指示で裁判もなしにアズカバンへ投獄される。
獄中
絶海の孤島のアズカバンにて、最も吸魂鬼による監視が厳しい囚人の一人であった。大概の囚人ならば数週間で発狂するアズカバンにおいて、吸魂鬼に吸い取ることができない「自分は無実だ」という幸福でも怒りでも悲しみでもない信念の感情によって正気を保ち続けた。途中バーテミウス・クラウチ・ジュニアや従姉:ベラトリックス・レストレンジを目撃している。
1993年夏(3巻冒頭)、ピーターが正体を隠してハリーの近くにいることを知ったシリウスは、ハリーを守るためにアズカバンから脱獄する。
脱獄後
1994年初夏(3巻末)、ハリーやロン、ハーマイオニーに自分やピーターの正体を明かし、旧友リーマスとも和解。ピーターを追い詰めるが、再び取り逃がしてしまう。その後、吸魂鬼に気を失わされ、一度は魔法省に捕らえられるが、逆転時計を使用したハリーとハーマイオニーに助け出され、バックビークと共に再び逃亡した。逃亡期間中もハリーやアルバス・ダンブルドアと連絡を取り合い、ハリーを狙うヴォルデモートの罠について、ハリーに対してたびたび警告と助言を発した。またハリーの身を案じ、1995年春にはホグズミード近くの洞窟に潜伏。その間ネズミなどを食べ、飢えをしのいでいた。
1995年夏、ヴォルデモートが復活した際、ホグワーツに入り(普段は犬の姿になっていた)、ダンブルドアと共に復活の儀式の詳細をハリーより聞く。その後は、ダンブルドアが騎士団の活動再開を指示し、ダンブルドアよりルーピンなどの昔の仲間に知らせ、ルーピンの元に隠れているよう指示される。
その後住人がいなくなった実家を不死鳥の騎士団の本部として提供、約20年ぶりに実家に戻る。しかし指名手配中の脱獄囚という立場から、ダンブルドアに本部から出てはならないと命令され、「二度と戻るつもりは無かった」実家に幽閉されたことと、騎士団員としての活動が思うようにできないことに不満を抱くようになる。
1996年6月18日、ヴォルデモートの策に嵌ったハリーたちを救出するため、他の騎士団員とともに魔法省神秘部へ向かい、その場にいた死喰い人と戦闘になる(魔法省の戦い)。シリウスはベラトリックスと相対し、彼女が放った呪いが胸に直撃、「死の世界」へ繋がっているとされるアーチへ押し込められ、ベールの彼方に姿を消した。遺体は存在しないが、この時にシリウスは死亡した。36歳没。
6巻でシリウスがハリーに遺言を残していることが明らかになる。遺言の中でシリウスは、ブラック邸を含む私財と、屋敷しもべ妖精・クリーチャーをハリーに譲っている。
7巻ではヴォルデモートと最後の対決に臨むハリーの前に蘇りの石の力によって霊魂として現れ、「死ぬことは苦しいことか」と問う彼に、「眠りに落ちるより素早い」と諭した。
著者は、シリウスの生い立ちについては全て細かく考えてあると発言している。
性格
優秀な頭脳に反し激情型で考えるより先に行動する傾向が強い。また悪戯好きで遊び心には非常に寛大であるが悪く言えば危険なことを楽しんでいる節もある。
ハリーがいなくなると不機嫌になるが、ハリーが帰ってくるとご機嫌になるなど、子供っぽく単純な面も見られる。これについて著者ローリングは「21歳の時にアズカバンに投獄され、十数年間も獄中生活を強いられたために、大人として過ごす時期がほとんどなかったせいだ」と述懐しており、12年間も吸魂鬼の傍で幸福を吸い取られ続けて過ごした時期が、彼の性格に影響を与えたことは否めない。
幼い頃からブラック家の家風に馴染めずにいたことからも分かるように、純血主義に対しては反対の意思を持ち、マグルの女性のポスターを部屋に飾るなどマグルを差別していないことが伺える。同様に闇の魔術に対しても嫌悪感を示している。ただし学生時代、「ブラック家を実質的な王族と考えていた」両親に激しく反発した反面、5年次には傲慢な振る舞いも見受けられた。実際ハリーにその当時について尋ねられ、自身とジェームズを「傲慢でイヤなガキだった」と自ら評した。
ハリーやジェームズ、ルーピンなど自身が認めた相手に対しては、非常に義理堅く、命を惜しまず献身し、裏切るくらいなら死を迷わず選ぶと断言するほど。一方で嫌いな者に対しては徹底的と言えるほど冷酷な態度を取り、時には死んでしまっても構わないというスタンスを取るなど、好きな者と嫌いな者に対する態度に激しく差がある。
整った容姿と悪戯好きの性格から非常にモテており、第二期「不死鳥の騎士団」成立の時点でルーピンは「あいつはいつも女性をひっかけていた」と発言している[4]。
才能
ホグワーツ在学中、シリウスはジェームズと共に「何でも一番だった」とされ極めて優秀だった。
ホラス・スラグホーンも「能力のある子だった」と述べており、シリウスが自分の寮(スリザリン)でないことを残念がっていた。
魔法省未登録(=非合法)の動物もどきである。これはホグワーツ在学中にルーピンが人狼であると知り、狼状態の彼とも一緒にいることができるようにと数年がかりで会得したもので、シリウスはこの能力により大型の黒い犬に変身することができる。
映画版では魔法省の戦いでハリーと共にルシウス・マルフォイを破った。
また、忍びの地図を作った人物のひとりである。
人間関係
ジェームズ・ポッターとは唯一無二の親友で、ホグワーツ入学前のホグワーツ特急で出会った時から意気投合し兄弟同然の付き合いをしており、ジェームズがリリーと結婚してからも親交は続いた。ジェームズの両親とも、16歳の時家出してから一人暮らしを始めるまでの一時期は家族同然に世話になるなど親密な付き合いをしていた。
リリー・ポッターとも、当初はジェームズ同様に嫌われてはいたものの、後々は彼女から「パットフット」とあだ名で呼ばれるようになるくらいに親交を深めた。
ジェームズの遺児で、自身の被後見人 (godson) であるハリーのことも非常に大切に思っており、彼のためなら無謀なことでも平気で行った。作中、何度もハリーを引き取って養育する意志を表明している。ハリーからも慕われ、度々彼の「父」の役割を担った。
反面、ジェームズの面影をハリーに重ねており、映画版『不死鳥の騎士団』では、ルシウス・マルフォイを武装解除したハリーに「いいぞ、ジェームズ!」と声をかける描写で表現された。時折ハリーとジェームズを比較しては、ジェームズよりも大人しいハリーに対しやや不満を抱いていた。
シリウスの死後、ハリーは校長室を半壊してしまうほど荒れ、またシリウスが霊魂(ゴースト)となって戻ってくることまで望んだが叶わなかった。以後、ハリーは死後の世界に疑問を持ち続けることとなる[5]。なおハリーはジニーとの間に生まれた長男に、ジェームズとシリウスのファーストネームをとって、「ジェームズ・シリウス・ポッター」と名付けた。
リーマス・ルーピンに対しては、ルーピンの優しさやユーモアセンスにジェームズ共々惹かれ、入学してすぐに友達となった(シリウスとジェームズは、自分らが必ずしも持ち合わせるいるわけではないルーピンの優しさやユーモアセンスを評価していた。)。2年生のときにジェームズと共にルーピンが人狼であることを見破り、彼を見捨てることなく、自身らも動物もどきになって友情を示した。ただし学生時代、ルーピンはジェームズとシリウスに感謝しつつも彼らの行き過ぎた「悪戯」には不快感を抱き、シリウスはルーピンが嫌う満月の夜を面白がるなど、ルーピンの気持ちを考えない行動も見られた。さらにジェームズの死の直前には互いにスパイの嫌疑を掛け合うようになっており(ただし、後にシリウス自身が「当時はヴォルデモートが服従の呪文などで人々を操っていて、家族や友達でさえ信じられない時代だった」と述べている。)、その後シリウスの収監中12年間は完全に友情が断絶していた。3巻にてルーピンが真実を知ったことで和解し、再び友人となり、騎士団活動再開後はルーピンを家に住まわせ、共に活動している。
セブルス・スネイプとは、シリウスが嫌悪する闇の魔術に傾倒していたことから、学生時代よりジェームズと共に悪質な「悪戯」を仕掛けるなどして激しく対立していた。彼がジェームズを退学に追い込もうとルーピンを嗅ぎまわった際はそれを疎み、人狼となったルーピンの居場所を教え(暗に遭うよう唆し)たこともあった。こういった経緯からホグワーツを卒業してからも両者は互いをこの上なく嫌悪し合っており、二人が顔を合わせる度に非常に険悪な雰囲気になっている。
ブラック家の家風に馴染めず、狂信的な純血主義者だった両親との関係は非常に悪い。特に母:ヴァルブルガとは彼女の死後も肖像画と公衆の面前で罵り合っていた。同様に他のブラック家出身の人間に対しても激しい嫌悪感を抱いており、死喰い人の従姉:べラトリックスについては「この魔女は絶対に家族ではない」と言い切っていた。また家風に忠実で学生時分から死喰い人となった弟:レギュラスについても詳細な感情は露にしていないが、「愚かな弟」と述べた。嫌悪する母に忠実だった屋敷しもべ妖精のクリーチャーとの仲も険悪で、シリウスはネグレクトを行っていた(ダンブルドアは、シリウスは屋敷のしもべ妖精全般には優しいがクリーチャーだけは別だったと語っている)。これが間接的に命取りとなってしまった。
例外的に、マグルに差別的でなく自分を支援してくれた叔父:アルファードと、マグル生まれの魔法使いと結婚した従姉:アンドロメダには好意的であった(両者とも家系図から抹消されている)。
ずば抜けた美男子で異性から人気があったが、生涯一度も恋人を作ることは無かった[6]。
血縁関係
父は"純血"の魔法使いオリオン・ブラック (1929-1979)。母は"純血"の魔女ヴァルブルガ・ブラック (1925-1985)。両親同士ははとこに当たる。弟にはレギュラス・ブラックが、曾々祖父にはフィニアス・ナイジェラスがいる。
従姉妹にベラトリックス・レストレンジ、アンドロメダ・トンクス、ナルシッサ・マルフォイの三姉妹がいる。したがって、アンドロメダの娘ニンファドーラは従姪、ナルシッサの息子ドラコは従甥に当たる。
その他、主要人物では、モリー・ウィーズリー(旧姓:プルウェット)が姻戚関係により従姉に相当する。また、親友であるジェームズおよびリーマスとも姻戚関係にある。
血縁・姻戚関係にある人物一覧
ブラック家の家訓は「純血よ 永遠なれ / Toujours Pur」(注:原書ではフランス語表記(トゥジュール・ピュール)。英訳すると"Always Pure")。家訓通り、作中に登場するほぼすべての純血魔法族と血縁・姻戚関係にある。
また、ブラック家の人物は、多くが星や星座およびギリシア神話に因んだ命名となっている。
- 肉親
- オリオン・ブラック(1929-1979、父親)
- ヴァルブルガ・ブラック(1925-1985、母親)
- レギュラス・ブラック(1961-1979、弟)
以下は、作中の記述、著者公表の家系図、映画版に登場したブラック邸壁画(系図は原作者案)に基づく。
- 親族
- シグナス・ブラック(1929-1979、叔父)
- ドゥルーエラ・ブラック(叔母)(旧姓:ロジエール)
- ベラトリックス・レストレンジ(1951-1998、従姉)(旧姓:ブラック)
- ロドルファス・レストレンジ(義従兄)
- ラバスタン・レストレンジ(義従兄)
- アンドロメダ・トンクス(1953頃-、従姉)(旧姓:ブラック)
- テッド・トンクス(?-1998、義従兄)
- ニンファドーラ・ルーピン(1972-1998、従姪)(旧姓:トンクス)
- リーマス・ルーピン(1960-1998、義従甥)
- テッド・ルーピン(1998-、従姪孫)
- ナルシッサ・マルフォイ(1955-、従姉)(旧姓:ブラック)
- ルシウス・マルフォイ(1954-、義従兄)
- ドラコ・マルフォイ(1980-、従甥)
- アストリア・マルフォイ(義従姪)(旧姓:グリーングラス)
- ダフネ・グリーングラス(義従姪)
- スコーピウス・マルフォイ(従甥孫)
- アブラクサス・マルフォイ(義大伯父)
- アルファード・ブラック(叔父)
- ルクレティア・プルウェット(1925-1992、伯母)(旧姓:ブラック)
- イグネイシャス・プルウェット(伯父)
- アークタルス・ブラック(1901-1991、祖父)
- メラニア・ブラック(祖母)(旧姓:マクミラン)
- リコリス・ブラック(1904-1965、大叔母)
- レギュラス・ブラック(1906-1959、大叔父)
- ポルックス・ブラック(1912-1990、祖父)
- イルマ・ブラック(祖母)(旧姓:クラッブ)
- アラミンタ・メリフルア(従伯母)
- カシオペア・ブラック(1915-1992、大叔母)
- マリウス・ブラック(大叔父)※スクイブ
- ドレア・ポッター(1920-1977、大叔母)(旧姓:ブラック)
- チャールズ・ポッター(義大叔父)
- シリウス・ブラック(1877-1952、曾祖父、曾祖伯父)
- ヘスパー・ブラック(曾祖)(旧姓:ガンプ)
- フィニアス・ブラック(曾祖叔父、曾祖伯父)
- シグナス・ブラック(1889-1943、曾祖父、曾祖叔父)
- ヴァイオレッタ・ブラック(曾祖母)(旧姓:ブルストロード)
- ベルヴィーナ・バーク(1886-1962、曾祖叔母、曾祖伯母)(旧姓:ブラック)
- ハーバート・バーク(義曾祖叔父、義曾祖伯父)
- ベルヴィーナとハーバートの息子(従祖叔父)
- ベルヴィーナとハーバートの息子(従祖叔父)
- ベルヴィーナとハーバートの娘(従祖叔母)
- アークタルス・ブラック(1884-1959、曾祖叔父、曾祖伯父)
- ライサンドラ・ブラック(義曾祖叔母、義曾祖伯母)(旧姓:ヤックスリー)
- カリドーラ・ロングボトム(1915-、従祖叔母)(旧姓:ブラック)
- ハーファング・ロングボトム(義従祖叔父)
- カリドーラとハーファングの息子(再祖叔父)
- カリドーラとハーファングの娘(再祖叔母)
- セドレーラ・ウィーズリー(従祖叔母)(旧姓:ブラック)
- セプティマス・ウィーズリー(義従祖叔父)
- ビリウス・ウィーズリー(再従叔父)
- アーサー・ウィーズリー(再従叔父)
- モリー・ウィーズリー(義再従叔母、義従姉)(旧姓:プルウェット)
- ギデオン・プルウェット(義再従叔父、義従兄)
- フェービアン・プルウェット(義再従叔父、義従兄)
- ビル・ウィーズリー(1970-、三従弟)
- フラー・ウィーズリー(1977-、義三従妹)(旧姓:デラクール)
- ガブリエール・デラクール(1986-、義三従妹)
- ビクトワール・ウィーズリー(三従姪)
- ルイ・ウィーズリー(三従甥)
- ドミニク・ウィーズリー(三従甥)
- チャーリー・ウィーズリー(1972-、三従弟)
- パーシー・ウィーズリー(1976-、三従弟)
- オードリー(姓不詳、義三従妹)
- モリー・ウィーズリー(三従姪)
- ルーシー・ウィーズリー(三従姪)
- フレッド・ウィーズリー(1978-1998、三従弟)
- ジョージ・ウィーズリー(1978-、三従弟)
- アンジェリーナ・ウィーズリー(1977-、義三従妹)(旧姓:ジョンソン)
- フレッド・ウィーズリー(三従甥)
- ロクサーヌ・ウィーズリー(三従姪)
- ロン・ウィーズリー(1980-、三従弟)
- ハーマイオニー・ウィーズリー(1979-、義三従妹)(旧姓:グレンジャー)
- ローズ・ウィーズリー(三従姪)
- ヒューゴ・ウィーズリー(三従甥)
- ジニー・ポッター(1981-、三従妹)(旧姓:ウィーズリー)
- ハリー・ポッター(1980-、義三従弟)
- ジェームズ・シリウス・ポッター(三従甥)
- アルバス・セブルス・ポッター(三従甥)
- リリー・ルーナ・ポッター(三従姪)
- ミュリエル(1890-、姓不詳、義祖母)
- ランスロット(姓不詳、義従祖伯父)
- チャリス・クラウチ(1919-1973、従祖叔母)(旧姓:ブラック)
- カスパー・クラウチ(義従祖叔父)
- チャリスとカスパーの息子(再従叔父)
- チャリスとカスパーの娘(再従叔母)
- チャリスとカスパーの娘(再従叔母)
- 祖先
- フィニアス・ナイジェラス・ブラック(1847-1925、高祖父)
- アーサラ・ブラック(高祖母)(旧姓:フリント)
- シリウス・ブラック(1845-1853、高祖伯父)
- エラドーラ・ブラック(1850-1931、高祖叔母)
- アイラ・ヒッチェンス(高祖叔母)(旧姓:ブラック)
- ボブ・ヒッチェンス(義高祖叔父)
- シグナス・ブラック(1829-1850以降、曾曾曾祖父)
- エラ・ブラック(曾曾曾祖母)(旧姓:マックス)
- アークタルス・ブラック(1835-1893、曾曾曾祖叔父)
- ミサピノア・ブリッシュウィック(1826-1926、曾曾曾祖伯母)(旧姓:ブラック)
- ジンボ・ブリッシュウィック(義曾曾曾祖伯父)
- ミスター・ブラック(1808?-1872、曾曾曾曾祖父)
- ミセス・ブラック(曾曾曾曾祖母)(旧姓:トライプ)
- フィービー・ブラック(1810-1882、曾曾曾曾祖叔母)
- アレクシア・ワルキン・ブラック(1810?-?、曾曾曾曾祖叔母)
- エダーダス・リメット・ブラック(1820-1899、曾曾曾曾祖叔父)
- ミスター(又はミセス)・ブラック(1820?-?、曾曾曾曾祖叔父又は曾曾曾曾祖叔母)
映画
『アズカバンの囚人』から登場し、ゲイリー・オールドマンが演じていた。日本語版の吹き替えは辻親八が担当した。
映画版のみの設定として、全身に刺青が施されている。また原作では死因が明確に表現されていなかったが、映画版ではベラトリックスが放った「死の呪い」になっている。
『不死鳥の騎士団』では、学生時代のシリウスをジェームズ・ウォルターズ (en:James Walters) が演じた。
脚注
テンプレート:ハリー・ポッターシリーズde:Figuren der Harry-Potter-Romane#Sirius Black en:Order of the Phoenix (fiction)#Sirius Black fi:Feeniksin kilta#Sirius Musta ka:ფენიქსის ორდენი#სირიუს ბლექი lt:Fenikso brolija (organizacija)#Sirijus Blekas tr:Zümrüdüanka Yoldaşlığı#Sirius Black
vi:Hội Phượng Hoàng#Sirius Black- 元の位置に戻る ↑ 原文:godfatherには、キリスト教の洗礼式に立ち会う「代父」(=名付け親)の意味があるが、実際に命名を行うとは限らない。この他、「後見人」「保証人」などの意味がある。
- 元の位置に戻る ↑ 一人は曾々祖父、フィニアス・ナイジェラスの夭折した兄。もう一人はフィニアスの長男(=シリウスの曽祖父)
- ↑ 以下の位置に戻る: 3.0 3.1 J・K・ローリングが、チャリティ用に書き下ろした短編のエピソード。
- 元の位置に戻る ↑ ポッターモアより。
- 元の位置に戻る ↑ http://www.accio-quote.org/
- 元の位置に戻る ↑ http://www.mugglenet.com/jkrinterview3.shtml