チャーリー・ウィーズリー

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チャーリー・ウィーズリー(Charlie Weasley)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の魔法使いである。

登場巻

1巻(名前のみ)、2巻(名前のみ)、3巻(名前のみ)、4巻5巻(名前のみ)、7巻

人物

アーサー・ウィーズリーモリー夫妻の次男として、1972年12月12日に誕生(ロンより7歳年上、ニンファドーラ・トンクスと同年)。チャーリーはチャールズ(Charles)の略称であり、本名はチャールズ・ウィーズリーである。

弟のパーシーロンより背は低いが、彼らと対照的に筋肉質でがっしりした体型。腕には、ドラゴンによるものと思われる傷や火傷がある。

職業はルーマニアでドラゴンの研究をしている。

アウトドア派であり、屋外での活動を好む。素朴な正直者。姿現しのテストでは1度失敗し、2度目で合格した。

略歴

1984年9月、ホグワーツ魔法魔術学校に入学。在学中はグリフィンドール寮に所属し、5年時には監督生に選ばれている。少年時代、父の職場を訪問した際に一度だけアラスター・ムーディと会っている。

クィディッチではグリフィンドール寮チームのシーカーとキャプテンを兼ねていた。2年時にチーム入りし1985年度の優勝にも貢献したが[1]、グリフィンドール寮は翌1986年度以降優勝から遠ざかっている。チャーリー自身は、後々まで「伝説」として讃えられ、実際プロチームにスカウトされ、ナショナルチーム入りも嘱望される程の腕前だった。しかしチャーリーはこれを辞退し、1991年6月のホグワーツ卒業後は「ドラゴンキーパー/ドラゴン使い」(Dragon keeper)としてルーマニアでドラゴンの研究をしている。同年クリスマスには、両親がルーマニアを訪問している。

ルビウス・ハグリッドと仲がよく、1巻ではロンからの連絡を受け、ハグリッドが育てていたドラゴン:ノーバートを密輸する為に友人をホグワーツに差し向けている。

1994年8月、クィディッチW杯観戦のため帰省し、ハリーと初めて会う。同年11月、仕事の一環として仲間と共にホグワーツを訪れ、三大魔法学校対抗試合の「第一の課題」の準備・運営を手伝った。また1995年夏(5巻)からは不死鳥の騎士団にも加わっており、イギリス国外の魔法使いと接触している。

1997年7月31日、再び帰省。翌8月1日、兄ビルの結婚式にて花婿付添人(Best Man)を務めた。

1998年5月、ホグワーツの戦いに際しては、ホラス・スラグホーンと共に援軍を率いて参戦した。

本編終了後もドラゴン研究に没頭し、存命の兄弟の中でただひとり独身を貫いた。

映画版には名前だけしか登場していない。

脚注

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  1. 1年生でチーム入したのは1991年度のハリー・ポッターが約100年ぶり(1巻9章)、1986年度以降グリフィンドール寮の優勝無し(3巻12章)、グリフィンドールが最後に優勝したのはチャーリー在学中(3巻15章)という記述から、以上三点が矛盾しないのは1985年度のみ。