新沼謙治
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テンプレート:Infobox Musician 新沼 謙治(にいぬま けんじ、本名同じ、1956年2月27日 - )は、岩手県大船渡市出身の演歌歌手・俳優・タレント。 血液型はA型。
目次
略歴
- 大船渡市立第一中学校を卒業後、集団就職により栃木県宇都宮市にある左官業の会社で働く。なお、一時は千昌夫が勤めていた北海道岩見沢市にある左官業の会社で働いていた時期もある。
- 日本テレビ系のオーディション番組『スター誕生!』に応募。予選会で4度落選し、5度目の予選で本戦に出場。1975年の決戦大会で五木ひろしの『哀恋記』を歌って合格した。オファーしたプロダクションは男性史上最多の17社。同時に合格したのはハワイ出身の横本メイ。
- 1976年2月1日、日本コロムビア(2002年10月から2010年9月までの社名はコロムビアミュージックエンタテインメント)から「おもいで岬」でレコードデビュー。デビュー時のキャッチフレーズは、「気持ちよく悲しい男」[1]。代表曲に「嫁に来ないか」、「ヘッドライト」、「黒潮列車」、「津軽恋女」、「渋谷ものがたり」、「左官職人 こね太郎」、「ふるさとは今もかわらず」など。
- 1986年、趣味のバドミントンを通じて知り合ったバドミントン全英オープンを4連覇した世界的選手の湯木博恵と結婚。姉さん女房で、1男1女をもうけるも、2011年に癌で先立たれた。当日は山形県で東日本大震災のチャリティーコンサートを行っており、最期を看取ることができなかったという[2]。
- 2012年5月、NHK東日本大震災プロジェクト「明日へ」のテーマソングを歌う、花は咲くプロジェクトの一員として「花は咲く」東日本大震災復興支援チャリティーソングに参加した。
- 2012年11月、シングル「雪の宿/ふるさとは今もかわらず」をリリース。ジャケット(デザイン、イラスト)はデビュー当時からの旧知の仲であった横尾忠則に依頼し快諾された。故郷への想いを込めた自作曲「ふるさとは今もかわらず」は、母校である大船渡市立第一中学校の生徒たちを含む[3]、44名のコーラス隊と共にレコーディングを行なった[4]。同曲は合唱曲などとしても徐々に反響を呼び、2013年7月3日には同曲の“シンフォニック・バージョン”[5]をメインに、杉並児童合唱団による“合唱バージョン”、および既発のオリジナル・バージョンを収録し、特典としてピアノ・合唱用の譜面を封入したシングル「ふるさとは今もかわらず シンフォニック Ver./合唱 Ver.」を発売[6]。オリコンチャートでは同年7月15日付の週間シングルランキングで25位に初登場し、1977年5月9日付で「ヘッドライト」が27位にランクされて以来、36年2ヶ月ぶりにトップ30入りを果たした[7]。また、同年末には第55回日本レコード大賞企画賞を受賞している。
人物・エピソード
- 尊敬する歌手として、藤山一郎の名前を挙げている[8]。
- デビューから数年間はアイドル的な人気を集めており[9]、『平凡』[10]『明星』などのアイドル雑誌にも多く登場していた。『明星』1977年(昭和52年)1月号では、桜田淳子と共に表紙を飾っている(書籍の項目も参照)。
- 2014年1月13日放送の『月曜から夜ふかし』において、歴代の男性アイドルがプロマイド撮影時にとったポーズについて検証したVTRの中で、浅草・マルベル堂で長年プロマイドを撮影してきたカメラマンは新沼について「いい顔してるんだけど、写真うつりが悪いんだよ。だけど、いい奴なんだ。好きだね、会いたいね!」と語っていた。このVTRの中では「ヘッドライト」をBGMに、新沼のプロマイド(映画『二百三高地』撮影前後のものと思われる、短髪で写っているもの)も紹介された。ちなみに新沼は1977年、マルベル堂のプロマイド売り上げベスト10の第9位にランクインしている(ブロマイドの項目を参照)。
- 朴訥とした風貌とズーズー弁を喋るその雰囲気を買われ、映画やドラマ等にも出演した。特にバラエティ番組では『カックラキン大放送!!』や『ドリフ大爆笑』に毎週のように出演し、コントの役柄として欠かせないほど人気を得ていた。近年も『NHK歌謡コンサート』『木曜8時のコンサート〜名曲!にっぽんの歌〜』などの歌番組に、新曲の発売前後に限らず数多く出演する一方、バラエティ番組などにも積極的に出演している。
- 特技はギター、ドラム演奏。ギターの演奏や弾き語りは、コンサートなどでもよく披露している。
- 左官の職種経験を生かして友人宅の壁塗りをしたことがある[11]。また、吉幾三はライブのMC(トーク)の中で「新沼謙治は『芸能界で壁塗らせたら、俺が一番だ』って言ってた」と語っている[12]。
- 愛鳩家としても有名で、レース鳩業界ではちょっとしたカリスマ的存在である(ただし現在はレース鳩は飼っていない)。“大きなノッポの鳩時計”という替え歌を披露したこともある。
- 「新沼謙治」をもじって、「ニーヌ・マッケンジー」と呼ばれることがある。これは、阪神タイガースの捕手:城島健司のニックネーム「ジョージ・マッケンジー」のように意図的に作られた呼び名ではない。1986年から二輪GPで活躍したワークスライダー・スコットランド人のニール・マッケンジーが、鈴鹿サーキットの場内アナウンスで名前を呼ばれた際、日本人観客らにニィヌゥ・マッケンジィと聞こえたことから広まったものである。
- 上記の逸話として、HRC在籍中の世界GP転戦中におけるニール・マッケンジーの荷物に"新沼謙治"と書かれていたが、何も問題なく世界各地へ送られていた(当時のHRCスタッフの遊び心から行われていた)。
- ナムコ発売のプレイステーション2用ゲーム『塊魂』の挿入歌ではヒップホップ曲を担当し、ズーズー弁のラップを唄うことで、歌唱力の幅の広さを見せつけた。
- 2003年頃より、通信カラオケシステムDAM(第一興商)の機種改良に伴い、一部楽曲で日本コロムビアが過去にレーザーディスクカラオケ用として製作した映像が、本人出演映像として採用されている。該当曲に「嫁に来ないか」、「ヘッド・ライト」、「酒とふたりづれ」などがある。
- 声優・タレントの水島裕とは、水島がレギュラー出演していたNHK『連想ゲーム』に新沼がゲスト出演して以来、長年にわたり家族ぐるみで交流のある親友だという[13]。
- 漫画家の土田世紀は生前、新沼の大ファンであり、演歌の世界を描いた出世作『俺節』の作品中には新沼の「おもいで岬」「嫁に来ないか」「ヘッドライト」「北の故郷」「情け川」「津軽恋女」「さよなら橋」「渋谷ものがたり」などが登場するほか、主人公・コージのキャラクターも新沼を思わせるものとなっている。また土田は、2010年刊行された『定本 俺節』上・中巻(太田出版)掲載のメールインタビューの中で、CD化して欲しい新沼の作品として、1976年発売のアルバム『望郷詩集』の収録曲「春陽炎」と、1977年発売のライブ盤『新沼謙治みちのく帰行』を挙げていた。
- 新沼の出身地である大船渡市・末崎半島の碁石海岸が見渡せる高台には、デビュー曲「おもいで岬」の歌碑が建立されている(2002年建立)[14]。
作品
シングル
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 発売 | |
---|---|---|---|---|---|
おもいで岬 | 阿久悠 | 川口真 | あかのたちお | 1976年 | |
嫁に来ないか | 阿久悠 | 川口真 | あかのたちお | 1976年6月1日 | |
兄いもうと | 阿久悠 | 森田公一 | あかのたちお | 1976年 | |
ヘッドライト | 阿久悠 | 徳久広司 | 森岡賢一郎 | 1977年 | |
村祭りの前に | 吉田健美 | 杉本真人 | 馬飼野康二 | 1977年 | |
ちぎれたペンダント | 阿久悠 | 穂口雄右 | あかのたちお | 1977年 | |
北挽歌 | 吉岡治 | 杉本真人 | 森岡賢一郎 | 1977年 | |
帰ってきたよ | 山口かおり | 平尾昌晃 | 高田弘 | 1978年 | |
口笛の港 | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 高田弘 | 1978年 | |
黒潮列車 | 麻生香太郎 | 杉本真人 | 若草恵 | 1978年 | |
ごめんよ | 伊藤アキラ | 馬飼野康二 | 馬飼野康二 | 1978年 | |
行っちまうのかい | 伊藤アキラ | 馬飼野康二 | 馬飼野康二 | 1979年 | |
青春想譜 | 菅野さほ子 | 遠藤実 | なんばらじゅん | 1979年 | |
木枯しの詩 | 大道地哲也 | 徳久広司 | 佐伯亮 | 1979年 | |
さすらい派 | 阿久悠 | 徳久広司 | 森岡賢一郎 | 1980年 | |
さらば青春 | ジェームス三木 | 徳久広司 | 薗広昭 | 1980年 | ※NTV系ドラマ『かたぐるま2』主題歌。 |
さよならは言わない | たかたかし | 中村泰士 | 若草恵 | 1980年 | |
ちいさな春 | 初信之介 | 徳久広司 | 佐伯亮 | 1981年 | |
待たせたね | 東海林良 | 佐瀬寿一 | 竜崎孝路 | 1981年 | |
お前にだけは | 初信之介 | 杉本真人 | あかのたちお | 1982年 | |
北の故郷 | たいらまさお 吉田旺 |
伊藤雪彦 | 小杉仁三 | 1982年7月 | [15] |
厚田村 | 山田孝雄 | 浜圭介 | 竜崎孝路 | 1983年 | |
酒とふたりづれ | 里村龍一 | 聖川湧 | 高田弘 | 1983年 | |
旅先の雨に | 小椋佳 | 小椋佳 | 馬飼野俊一 | 1984年 | |
旅の章 | 林萬太郎 | 林萬太郎 | 斉藤恒夫 | 1985年2月 | |
男の未練 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 竜崎孝路 | 1985年9月 | |
情け川 | 吉岡治 | 市川昭介 | 京建輔 | 1986年 | |
津軽恋女 | 久仁京介 | 大倉百人 | 若草恵 | 1987年 | [16] |
めぐり逢い赤坂 | 初信之介 | 杉本真人 | 竜崎孝路 | 1987年 | ※デュエット:松原のぶえ |
さよなら橋 | 大倉百人 | 大倉百人 | 片岡裕雅 前田俊明 |
1988年 | |
幸福の坂道 | 荒木とよひさ | 佐瀬壽一 | 前田俊明 | 1989年 | |
渋谷ものがたり | 麻生香太郎 | 浜圭介 | 南郷達也 | 1990年5月 | |
かりそめのラブソング | たかたかし | 弦哲也 | 前田俊明 | 1990年8月 | ※デュエット:朝川ひろこ |
北を恋うる歌 | たかたかし | 幸耕平 | 南郷達也 | 1991年 | |
大雪よ | 阿部佳織 | 阿部佳織 | 前田俊明 | 1992年 | [17]。 |
おとこ唄ひとり | 高田文夫 | 佐瀬寿一 | 今泉敏郎 | 1993年 | |
男のやせがまん | 建石一 | 杉本真人 | 前田俊明 | 1994年5月 | |
チェリオ! | 伊藤薫 | 美樹克彦 | 矢野立美 | 1994年9月 | ※デュエット:朝川ひろこ |
三日月哀歌 | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 1995年 | |
風まかせ夢まかせ | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 宮崎慎二 | 1996年 | [18] |
風とともに… | もときあつ子 | 大倉百人 | 久保義明 | 1997年 | |
流浪人〜さすらいびと〜 | 津城ひかる | 杉本眞人 | 宮崎慎二 | 1998年 | |
おもかげ遠歌 | 石本美由起 | 市川昭介 | 佐伯亮 | 1999年 | |
愛妻 北挽歌 | 石本美由起 | 市川昭介 | 前田俊明 | 2000年 | |
古里はいいもんだ… | 仁井谷俊也 | 弦哲也 | 前田俊明 | 2001年4月 | |
笑い飛ばして | 麻こよみ | 弦哲也 | 前田俊明 | 2001年10月 | |
おまえのための恋唄 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 杉村俊博 | 2002年 | |
ひゅう・ひゅう・ひゅう〜風に笑われて〜 | よこやまみちよし | 宇崎竜童 | 宇崎竜童 | 2003年 | |
飛行機雲/左官職人 こね太郎 | 木下龍太郎 | 宇崎竜童 | 宮崎慎二 | 2004年 | [19] |
旅路 | 幸田りえ | 徳久広司 | 石倉重信 | 2007年 | |
陽だまりの町 | 幸田りえ | 徳久広司 | 石倉重信 | 2009年 | |
銀河の町から | 幸田りえ | 幸斉たけし]] | 石倉重信 | 2010年 | |
雪の川 | 幸田りえ | 幸斉たけし | 石倉重信 | 2011年 | |
雪の宿/ふるさとは今もかわらず | 幸田りえ | 幸斉たけし | 石倉重信 | 2012年11月 | |
ふるさとは今もかわらず シンフォニック Ver./合唱 Ver. | 新沼謙治 | 新沼謙治 | 村松崇継 尼崎裕子 |
2013年7月 | |
今きたよ | 掛橋わこう | 幸斉たけし | 石倉重信 | 2013年7月 | [20] |
ほか
アルバム
- おもいで岬(1976年)
- 望郷詩集 新沼謙治II(1976年)
- 地図のない青春 新沼謙治III(1977年)
- 新沼謙治みちのく帰行(1977年。ライブ盤)
- 北挽歌(1977年)
- 野の花のようなきみへ(1978年)
- 青春風景(1979年)
- 青春想譜(1979年)
- さすらい派(1980年)
- ちいさな春(1981年)
- 北の故郷(1982年)
- 有線ヒット/酒とふたりづれ(1983年)
- 津軽恋女(1987年)
- 歌手生活20周年記念 わがまま(1995年)
- 新沼謙治歌手生活30周年記念アルバム 限りなき未来へ(2005年)[21]
- 阿久悠を歌う(2011年)
- ふるさとの風景(2013年)
ほか
その他
- 月と王子(2004年)※ゲーム『塊魂』のBGM。シングルカットはなく、同ゲームのサウンドトラックCD、および新沼のベスト盤に収録された。
- DISCO★PRINCE(2005年)※ゲーム『みんな大好き塊魂』のBGM。シングルカットはなく、同ゲームのサウンドトラックCDに収録された。
- 男と女のラブゲーム(2014年8月20日)※“日野美歌 featuring 新沼謙治”名義。日野が葵司朗とのデュエットで1986年に発売しヒットさせた楽曲の、共演者を代えてのセルフリメイク。ジャケットには日野が単独で写っており、カップリング曲も日野の代表曲「氷雨」の再録音版と、日野のシングルに新沼がゲスト参加した形となっている。
出演
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1976年(昭和51年)/第27回 | 初 | 嫁に来ないか | 05/24 | 太田裕美(1) | |
1977年(昭和52年)/第28回 | 2 | ヘッドライト | 03/24 | 太田裕美(2) | |
1978年(昭和53年)/第29回 | 3 | 北挽歌 | 11/24 | 中原理恵 | |
1979年(昭和54年)/第30回 | 4 | 青春想譜 | 03/23 | 太田裕美(3) | |
1980年(昭和55年)/第31回 | 5 | さすらい派 | 11/23 | 太田裕美(4) | |
1981年(昭和56年)/第32回 | 6 | 待たせたね | 18/22 | 岩崎宏美 | |
1982年(昭和57年)/第33回 | 7 | 新雪[22] | 12/22 | 牧村三枝子 | |
1983年(昭和58年)/第34回 | 8 | 酒とふたりづれ | 13/21 | 杏里 | |
1984年(昭和59年)/第35回 | 9 | 旅先の雨に | 06/20 | 川中美幸 | |
1986年(昭和61年)/第37回 | 10 | 情け川 | 02/20 | 大月みやこ | |
1987年(昭和62年)/第38回 | 11 | 津軽恋女 | 17/20 | 小林幸子 | |
1988年(昭和63年)/第39回 | 12 | さよなら橋 | 08/21 | 松原のぶえ | |
1990年(平成2年)/第41回 | 13 | 渋谷ものがたり | 06/29 | 瀬川瑛子 |
映画
- トラック野郎 一番星北へ帰る(東映東京)1978年
- リンゴ園の息子・馬場作太郎役。比較的出番が多い。「ごめんよ」が挿入歌となり、歌唱シーンもある。DVD化されている。
- 二百三高地(東映東京)1980年
- 物語上、重要な役割となる人物・木下九市を演じ、高い評価を得た。DVD化されている。
- ノエルの不思議な冒険(イルカオフィス&シルバーストーン)1983年
- 賢治のトランク(共同映画)1996年
テレビドラマ
- 私はタフな女(日本テレビ)1981年 - 真吾役
- 私鉄沿線97分署(テレビ朝日)1984年 -九十九圭介刑事 役
- 炎立つ(NHK) 1993年 -平永衡(たいらのながひら) 役
- 北の米〜誰よりも米を愛した男〜(テレビ岩手開局25周年記念・日中合作ドラマ。日本テレビ系列で全国放映) 1995年 -藤原長作(演:夏八木勲)の息子 役
CM
- 井関農機(トラクター 耕太、コンバイン 太郎)
- キリンビール(ビアっこ生 千堂あきほ、風見しんごと共演)1983年
- 江崎グリコ(知床しぶきのり茶づけ 桜田淳子と共演)
- IBC岩手放送(ふるさとはまけない)2011年
- 資生堂(被災地向けCM)2011年
ビデオ・DVD
- 新沼謙治30周年記念コンサート 〜限りなき未来へ〜(2007年・コロムビアミュージックエンタテインメント)
- 2005年7月23日、蒲田アプリコで開催した30周年記念コンサートの模様を収録したDVD。
- 名作ビデオ絵本〜第二期16巻「よだかの星」「虔十公園林」(発売年不明、VHS。制作協力:NHKエンタープライズ、企画・制作・発行:ピーマンハウス、発売元:放送映画製作所)
- NHK(BS2、総合)で放映された番組『名作をテレビで楽しむ絵本』のソフト化。新沼はイラストをバックに、同郷の偉人である宮沢賢治の「虔十公園林」を朗読している(声のみ。「よだかの星」の朗読は左時枝)。
- 名作の風景 宮沢賢治II〜絵で読む珠玉の日本文学7(2007年。共同制作:NHKエンタープライズ、製作・著作:NHK、ピーマンハウス、発売:スバック、販売:コロムビアミュージックエンタテインメント)
- 上記のVHSソフトの「虔十公園林」を収録したDVD。
書籍
- 見たぞ聞いたぞ言っちゃうぞ!〜新沼謙治のド一揆!猛語録(1985年・日本文芸社)ISBN 4537010843、ISBN 9784537010848
- デビュー10周年を記念して出版された著書。絶版。
- 新沼へのインタビューを掲載。
脚注
- ↑ デビュー曲「おもいで岬」をはじめ、新沼に数多くの歌詞を提供した阿久悠は、新沼を「爽やかに哀しい男」と評していた。
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ コーラスには杉並児童合唱団、大船渡市立第一中学校特設合唱部、長崎市立岩屋中学校合唱部が参加。日本コロムビア|新沼謙治(ディスコグラフィー)
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 2013年4月9日および同年5月28日の『NHK歌謡コンサート』で歌唱し、反響を呼んだ際と同一のアレンジ(編曲:村松崇継。村松は同番組で新沼とピアノ演奏で共演)によるバージョン。
- ↑ 日本コロムビア|新沼謙治(ディスコグラフィー)
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 2014年3月8日深夜・NHK『ラジオ深夜便』のインタビューコーナー「オトナの生き方~ふるさと 未来へ続け…」にて発言。
- ↑ 新沼いわく「氷川きよしくんが出てきた時、『演歌のアイドルは、新沼謙治以来だ』と(業界関係者に)言われた」とのこと。
- ↑ 平凡出版(現・マガジンハウス)が発行していた雑誌。1987年休刊。
- ↑ SPA!1994年12月21日号44・45ページ
- ↑ 吉幾三『爆笑! 世界初のスナックおしのびライブ』(1988年・徳間ジャパンコミュニケーションズ)より。
- ↑ 『週刊女性』(主婦と生活社)2013年11月5日号掲載の、新沼を取り上げた記事「人間ドキュメント~涙をふいてふるさとを歌う。」(P.54~)内の水島のコメントより。水島によると、8年間『連想ゲーム』にレギュラー出演し、400名ほどのゲストを迎えたが、仲良くなったのは新沼ひとりだけだったという。また、新沼との『連想ゲーム』での共演は「今(2013年)から26~27年ぐらい前」とのことで、1980年代中盤のことと推察される。
- ↑ Panoramio - Photo of 『おもいで岬』の歌碑 岩手県 碁石海岸
- ↑ B面は「夢の東北新幹線」。ジャケットも新沼と、暫定開業から間もなかった東北新幹線(合成)。
- ↑ サビの部分の歌詞は、太宰治の小説『津軽』の冒頭部分にヒントを得ている。オリコンでの最高位は85位だったが息の長いヒットとなり、新沼も大切に歌い続け、代表曲のひとつとなっている。
- ↑ タイトルの読みは「だいせつよ」。第9回NHK「北の讃歌コンクール」優秀曲。カップリング「舞い上がれ僕の腕の中で」は、作詞・作曲:新沼謙治。新沼の自作曲が収録された、初めてのシングルとなった。
- ↑ 1995年発売のアルバム『歌手生活20周年記念 わがまま』からシングルカット。自ら作詞・作曲を手がけた初のシングル(発売当初からA面およびメイン曲として扱われたものとしては、初めてとなる)。なお新沼は、これ以外にもシングルのカップリングなどで、自作曲を数多くリリースしている。
- ↑ 発売後しばらく経って、新沼の自作曲である「左官職人 こね太郎」がプッシュされるようになった。
- ↑ NHKラジオ深夜便・2013年7~9月「深夜便のうた」としてオンエア。カップリングには「雪の宿」収録のものと同じ、「ふるさとは今もかわらず」オリジナル・バージョンを収録。
- ↑ デビュー曲「おもいで岬」から、「飛行機雲」「左官職人 こね太郎」までの全シングルA面・メイン曲を収めた3枚組。
- ↑ この年は「名曲紅白」を標榜しており、新沼が歌った「新雪」も、灰田勝彦のヒット曲(1942年・昭和17年発売。戦後にもリバイバルヒットしている)であった。なお、灰田自身は「新雪」を紅白では歌唱していない。
- ↑ 「賢治のトランク」キャスト
- ↑ 北の米 ~誰よりも米を愛した男~ - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇
- ↑ テレビ岩手 会社概要
関連項目
外部リンク
- noReason | 新沼謙治 - 所属事務所
- 日本コロムビア | 新沼謙治 - 所属レコード会社
- 新沼謙治「ふるさとは今もかわらず」特設サイト|日本コロムビア