両毛
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両毛(りょうもう)は、上毛野国(上野国、現在の群馬県)と下毛野国(下野国、現在の栃木県)を併せた地域を指す地名。両野(りょうや)ともいう。古代の毛野国の範囲にほぼ等しい。
狭義では、特に栃木県南西部から群馬県南東部に跨がる一帯やJR両毛線の沿線を指す。本項ではこちらを解説する。
目次
概要
栃木県の足利市や佐野市、群馬県の桐生市、太田市、館林市を中心とした一帯を指す。昔から文化・経済の結びつきが強く、交流が盛んである。そのため、越境合併などもかなり頻繁に行われてきた。
「両毛」の名称は、上毛野と下毛野の両方に跨がる地域という意味である。
地理
関東平野の北端、足尾山地の裾野に位置し、中央を渡良瀬川、南端部を利根川が流れる。
首都である東京(特別区)から80~115kmの距離に位置する。面積は1386km², 人口は約86万人。
構成市町村
以前は、所属する都市の範囲の定義が曖昧であったが、1992年(平成4年)に発足した「両毛広域都市圏総合整備推進協議会」の構成自治体が下記の11市町(発足時は20市町村)であり、ほぼこの地域が該当する。県境による縦割り行政の弊害を打破するため、県立高等学校の越境入学や緊急医療の一体化などの取り組みが行われている。
現在の構成市町村
栃木県(2市)
群馬県(4市1郡5町)
過去の構成市町村
栃木県(1郡2町)
群馬県(3郡5町3村)
交通
両毛地方は、日本でもモータリゼーションが急進展した地域とされる。ロードサイドショップや郊外型ショッピングセンターが多い。(→両毛デルタ地帯の例)。
鉄道
高速道路
インターチェンジ
サービスエリア・パーキングエリア
主な国道
主な商業施設
足利市
佐野市
桐生市
太田市
館林市
- アピタ
- ビバホーム
みどり市
邑楽郡
- ベスタ - 大泉町