川棚町
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テンプレート:Infobox 川棚町(かわたなちょう, Kawatana Town)は、長崎県中央部にある町。東彼杵郡に属する。
目次
地理
長崎県の中央部に位置し、町域の西部は大村湾に面する。
- 山:虚空蔵山(こくぞうさん)・高見岳・八幡山
隣接市町村
地域
人口
地名
川棚町
- 石木郷(いしきごう)
- 猪乗川内郷(いのりごうちごう)
- 岩屋郷(いわやごう)
- 小串郷(おぐしごう)
- 上組郷(かみぐみごう)
- 五反田郷(ごたんだごう)
- 木場郷(こばごう)
- 下組郷(しもぐみごう)
- 白石郷(しろいしごう)
- 新谷郷(しんがえごう)
歴史
- 一農漁村としての歴史を歩んでいるが、第二次世界大戦中は川棚海軍工廠が建設され、一時的に人口が急増した。魚雷試験場や特攻隊の訓練施設などもあったことから、現在でも海軍工廠・海軍に関する遺跡や記念碑などが存在する。臨海部の海軍工廠跡地は大手企業の工場が複数誘致されている。
沿革
江戸時代
明治
昭和
- 1934年(昭和9年)11月3日 川棚村が町制施行し、川棚町となる。
- 1943年(昭和18年)- 彼杵町(現 東彼杵町)小音琴郷の一部を編入する。
- 1958年(昭和33年)- 役場新庁舎が完成(現庁舎)。
- 1960年(昭和35年)- 波佐見町中山郷の一部を編入する。
- 1962年(昭和37年)- 波佐見町中山郷平野地区の一部を編入し、現在の行政区画となる。
- 1972年(昭和47年)- 佐世保地域広域市町村圏組合に加盟。
平成
- 1996年(平成8年)10月 - 町の一部で公共下水道の供用を開始。[1]
- 2001年(平成13年)4月 - 佐世保市より川棚町に合併協議の呼びかけが行われた[2]。
- 2002年(平成14年)
- 3月 - 東彼杵郡任意合併協議会が設置される。
- 8月~9月
- 大村市と東彼杵町との合併案を大村市が可決し、東彼杵町が否決した。
- 東彼杵郡3町での合併案が、該当3町(東彼杵町と川棚町、波佐見町)で可決。
- 2004年(平成16年)
- 3月 - 川棚町が合併協議会の離脱を表明。合併協議会は休止状態になる。
- 7月 - 川棚町が合併協議会に復帰。合併協議会を再開。
- 2005年(平成17年)3月 - 3町での合併を断念。協議会を解散。
- 2007年(平成19年)4月 - 長崎県よりパスポート業務が川棚町に移管され、川棚町民は川棚町役場(本庁)でのパスポートの申請・受け取りができるようになった。[3]
- 2008年(平成20年)4月 - 佐世保市より合併の提案・打診があったが、拒否。
- 2009年(平成21年)
- 3月
- 東彼杵郡合併協議会が住民発議により再び設置。
- 1972年(昭和47年)より加盟していた佐世保地域広域市町村圏組合が解散。
- 6月 - 川棚町、波佐見町が協議会解散を提案、合併が白紙に。
- 8月 - 協議会解散が川棚町、波佐見町で可決。東彼杵町で否決。このように3町で合意にいたらず、協議会は休止状態となったが、実質的な解散となった。
- 3月
行政
町政
町章
- 川棚の「カ」・「ワ」・「タ」・「ナ」の文字をモチーフに町民の融和・団結を願い、丸く図案化された。
町長
- 現職 - 山口文夫(やまぐちふみお、2010年(平成22年)9月~1期目)
町議会
- 川棚町議会 定数16
組織
庁舎
- 川棚町役場
- 本館
- 別館
- 第2別館
消防
- 佐世保市消防局(佐世保市に委託)
- 東消防署(佐世保市広田1-16-19)
- 東彼出張所(とうひ、大音琴郷187-1)
- 東消防署(佐世保市広田1-16-19)
ごみ処理
- 東彼地区保健福祉組合(東彼杵町・川棚町・波佐見町)
- 事務局(東彼杵町蔵本郷95-1)
- 東彼地区清掃工場(ごみ処理場、川棚町白石郷282)
- 東彼地区環境センター(し尿処理場、東彼杵町蔵本郷95-1)
県政
県議会
- 長崎県議会 東彼杵郡(川棚町・波佐見町と合わせて)選挙区 定数1
県の出先機関
- 長崎県土木部河川課(長崎市)
- 長崎県石木ダム建設事務所(川棚町)
- 県北振興局(佐世保市)
- 管理部、税務部、商工水産部
- 建設部
- ただし農林部・保健部に関しては別。下記参照。
- 県央振興局(諫早市)
- 農林部、保健部(県央保健所)
- 長崎県川棚食肉衛生検査所(川棚町) - 県央保健所の前身である大村保健所から1989年(平成元年)に独立した組織。
警察
国政
衆議院選挙区
国の出先機関
- 町内にはない。
医療
産業
農業
漁業
工業
- 重工業
商業
- 商店街 - 栄町商店街、江川橋通り商店街
- スーパーマーケット - エレナ、マルキョウ川棚店等。
- 100円ショップ - ダイソー川棚店
- ホームセンター - ユートク川棚店
- レンタル業 - 長崎ビデオプラザ川棚店
- コンビニエンスストア - ローソン(川棚高校前店・東彼川棚店)、ファミリーマート川棚百津店、デイリーヤマザキ佐世保川棚店
- 携帯電話ショップ - ドコモ、au
商工会
- 東彼商工会[9]
- 2008年(平成20年)に東彼杵郡3町の川棚町商工会、東彼杵町商工会、波佐見町商工会が合併し、東彼商工会となった。
- 川棚町商工会が東彼商工会(本所)
- 東彼杵町商工会、波佐見町商工会はそれぞれ東彼杵支所、波佐見支所となる。
- 2008年(平成20年)に東彼杵郡3町の川棚町商工会、東彼杵町商工会、波佐見町商工会が合併し、東彼商工会となった。
金融
- 銀行
- 郵便局(ゆうちょ銀行)
- 農業協同組合(JAバンク)
- 長崎県央農業協同組合(JAながさき県央)
- 川棚支店
- 他に葬祭センター、旅行センター、給油所、共済・事故相談センター、営農・農機センター、農産物直売所(グリーン東彼新鮮市場)、みかん選果場等を運営している。
- 川棚支店
- 長崎県央農業協同組合(JAながさき県央)
- 漁業協同組合(JFマリンバンク)
- 川棚漁協があるが、信用事業(JFマリンバンクが行う貯金・貸出・為替等の金融業務)は行っていない。
教育
高等学校
中学校
町立
- 川棚中学校(中組郷1370番地3)
小学校
町立
- 川棚小学校(中組郷1555番地)
- 石木小学校(いしき、石木郷120番地2)
- 小串小学校(おぐし、小串郷1207番地)
幼稚園
私立
- みのり幼稚園(上組郷1587番地)
- 茨木幼稚園(城山町38番地)
保育所
認可(町立)
- 小串保育所(小串郷944番地1)
認可(私立)
- 茨木保育園(いばらき、城山町38番地)
- 川棚みのり保育園(上組郷1587番地38)
- みつば乳児保育園(下組郷24番地4)
- サルビア保育園(小音琴郷465番地65)
特別支援学校
文化・スポーツ施設
- 総合文化センター(中組郷1506、町役場のそば)
- 柔道場・剣道場(中組郷1,533番地1)
- 勤労者体育センター(下組郷344-1)
- 体育室、卓球場、会議室
- 中央公園内施設 - 野球広場、テニスコート(下組郷338)
交通
鉄道
バス路線
一般路線バス
道路
一般国道
県道
主要地方道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
自然・景色
温泉、宿泊
- 川棚大崎温泉しおさいの湯
- 国民宿舎 くじゃく荘
海水浴場
- 大崎海水浴場
戦争遺跡
その他
イベント(祭り)
- 5月 - くじゃく祭り(大崎くじゃく園 風の広場)
- 7月 - 祇園祭(下組地区~平島地区)
- 8月 - かわたな夏まつり(お盆あたり、平島地区・川棚町漁港で開催)、かわたな“かっちぇて[12]YOSAKOI祭り”[13] (8月末開催)
- 10月 - おくんち(石木地区、川棚八幡神社)、木場棚田だんだんまつり(木場郷公民館 棚田周辺)、川棚大崎わいわい祭り(大崎自然公園 大崎海水浴場駐車場)
- 11月 - 第30回大村湾鯛釣り大会(大村湾内での大会。西海橋からは出られない。)
- 2月 - 大崎ロードレース大会(大崎半島~小串郷駅)
- 3月 - 第45回川棚町駅伝大会(川棚町内)、虚空蔵山登山会(虚空蔵山)
著名な出身者
その他
ローカルヒーロー
- 2008年(平成20年)、東彼商工会川棚支部青年部の力を借り、ローカルヒーロー(戦隊もの)の「かわたな戦隊クジャクマン」[14]が作られた。
- 構成人数は3人
- クジャクレッド
- クジャクブルー
- クジャクホワイト
- 悪の集団「チョバーズ」
- 構成人数は3人
脚注
外部リンク
- ↑ 広報かわたな2011年(平成23年)4月号 (PDF)- 川棚町ウェブサイト
- ↑ 他に西彼町、西海町 (長崎県)、大島町 (長崎県)、崎戸町、吉井町 (長崎県)、世知原町、宇久町、小値賀町、佐々町、小佐々町、波佐見町、東彼杵町の12町に同様の合併協議が呼びかけられた
- ↑ 原則、他の窓口では手続きができない。詳しくはパスポートの手続きについて(川棚町ウェブサイト)、長崎県パスポートインフォメーション(長崎県ウェブサイト)を参考にされたい。
- ↑ 2014年(平成26年)長崎がんばらんば国体。
- ↑ 1978年(昭和53年)に長崎日本ハム株式会社として設立。2010年(平成20年)10月の合併により、日本ハムファクトリー株式会社長崎工場と社名変更した。「シャウエッセン」・「森の薫り」等の商品を加工生産している。詳しくは長崎工場紹介 (日本ハムウェブサイト)を参考にされたい。
- ↑ 本社は青森県上北郡。日本フードパッカー株式会社ウェブサイト
- ↑ コバレントマテリアル長崎(株)(コバレントマテリアルウェブサイト)
- ↑ 本社は福岡市。株式会社ディーシー -
- ↑ ひがしかれネット(東彼商工会)ウェブサイト
- ↑ 15~35歳の勤労者が、余暇を利用して趣味や特技を深め、多くの仲間と交流する場を提供する施設
- ↑ 総合文化センター平面図 - 川棚町ウェブサイト
- ↑ 「参加させて、仲間に入れて」という意味の方言。「かてて」と言ったりもする。「加えて」から来ている。
- ↑ 2009年(平成21年)より始まった。実行委員会ウェブサイト
- ↑ 川棚町観光ガイド 地元キャラクター - 川棚町ウェブサイト