HOTEL
『HOTEL』(ホテル) は、紺間宏(漫画原作者)作・石ノ森章太郎作画の青年漫画である。
1990年から2002年にかけてTBS系列でテレビドラマ化し、高視聴率を記録する人気作となった。
目次
漫画
テンプレート:Sidebar with collapsible lists 小学館ビッグコミックスにて連載。第33回(昭和62年度)小学館漫画賞受賞。
漫画版は「東京プラトン」の東堂GMや新入社員の赤川一平を中心に、従業員・利用客との関わりや、ホテル経営について展開される。なお、漫画原作者の大石賢一がシナリオ担当として「紺間宏」名義で作品に関与しているが、本編の単行本およびテレビドラマには原作者のクレジットはされていない。
石ノ森の死後、「HOTEL 〜ミレニアム・サービス編〜」(石森章太郎プロ、脚本:大石賢一、作画協力:シュガー佐藤)が『ビッグコミック増刊号』に連載。2011年6月には、描き下ろしの新作「HOTEL 第374話『NEOホテル進化論』」(製作:石森プロ、脚本:大石賢一、作画協力:シュガー佐藤)が、ウェブサイト『BIZCOM.』に掲載された。この作品群では「銀座プラトン」や「丸の内プラトン」を舞台としている。
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパを経営している窪山哲雄が、東堂のモデルとして知られている。
『仮面ライダーBlack』では劇中何度かホテル「プラトン」が登場し、京都では東堂というネームプレートを付けたホテルマンが登場するなど世界観の繋がりが示唆されている。
登場人物
東京プラトン
- 東堂克生(ジェネラルマネージャー)
- 佐伯真理(社長秘書)
- 赤川一平(フロント)
- 一時、営業さらにインターナショナル部へ出向し、ニューヨーク・プラトンに転勤していたこともある。なお、初回登場時での名前は「赤川一兵」であったが、すぐに「赤川一平」となっている。
- 倉田裕美(フロント)
- 松田利春(フロント)
- 赤川の先輩。
- 清水秀樹(フロント)
- 赤川の後輩。
- 山崎忠邦(スタッフ)
- 最年長従業員。嘱託。沖縄プラトンに所属していたこともある。
- 本丸真(フロント)
- 赤川の部下。柴田と同期。仮配属である。
- 柴田直也(フロント)
- 赤川の部下。本丸と同期。
- 平野(ドアマン)
- 桂木(営業部)
- 村井淳子(スタッフ)
- バンケット部から営業部へ異動。営業部配属時の赤川の先輩。
- 吉田(警備員)
- 神保(契約医師)
- 西条寺(契約マッサージ師)
- ガンテツ(レストラン料理長)
- 原田(広報部企画課)
- 小林(苦情処理係)
- 矢野(経理担当)
- 富井銀行から出向。常務、のち専務。
- 池田(カフェ)
- 井上(メイル係)
- 町田(生花店主)
横浜プラトン
- 渡辺(レジデンシャル・マネージャー)
- 若山(総料理長)
- アントニオ(フードディレクター)
- 竹村(調理師)
その他
- 遠藤(札幌プラトン従業員)
- ブルース・ライアン(ニューヨーク・プラトン・マネージャー)
- クリス(ニューヨーク・プラトン・従業員)
- アレックス(ニューヨーク・プラトン・ポーター)
- キャサリン(ニューヨーク・プラトン・フロント)
書籍
- ビッグコミックス『HOTEL』
- 小学館コミック文庫『HOTEL 1』-『HOTEL 25』
テレビドラマ
TBS系列で毎週木曜日21:00 - 21:54(JST)に放送された日本のテレビドラマ。主演は松方弘樹。
それまで主にサスペンス系やアクションものを手がけてきた近藤照男プロダクションが制作。ホテルマン・赤川一平を中心とするストーリーに再構成し、赤川の視点から見た「群像劇」の物語として展開する。1994年放送の第3シリーズと1995年放送の第4シリーズは2クールで放送された(他のシリーズは1クール放送)。
赤川一平役には二世タレントとはいえ新人俳優であった高嶋政伸を起用。『罰当たり常夏娘』での演技を見た近藤照男と瀬川昌治が赤川役に高嶋をあてることを決めた[1]。青臭さは残るもののバイタリティあふれる演技で、共演者達とともに「若者の奮闘」を体現している。赤川のナレーションでの決まり文句「姉さん、事件です」や宿泊客に「申し訳ございません」と謝罪するシーンを関根勤にものまねされるなど話題になった。
ドラマは、東京プラトンに新入ホテルマンとして赤川一平(高嶋)が入社するところから始まる。各話にゲスト出演者が宿泊者やホテルの関係者として出演し花を添える。
シリーズ以外に、2時間のスペシャル版も放送された。また、名古屋章が死去した際は追悼番組として、ハウステンボスのホテルのレストランでの料理対決が放送された。
2006年11月1日に、第1シーズンのDVDが、ポニーキャニオンから発売され、その後も続々と発売中。
キャスト
- 東堂 克生
- 演 - 松方弘樹
- 主人公。コーネル大学卒(スペシャル'90秋)。大学の同期にプラトンのライバルグループであるホテルメリッツの御曹司ルネ・メリッツがいる(スペシャル'90秋)。ニューヨーク・プラトンに所属したのち、東京プラトンの宿泊支配人となり、総支配人となる。宿泊部門、料飲部門、企画販売部門を統括する立場にあり、グループホテル内だけでなく業界内で優秀なホテルマンとして名声を得ている。新人の頃にシドニーのペッパーズプラトンホテルで研修を受けていたこともある(第2シリーズ・第2回)。現在は独身であるが英文学者「サエグサ ヒロコ」と結婚していたことがありスペシャル'90秋に登場する(坂口良子)。なお、原作では第11話「DO NOT DISTURB」でその経緯が明らかとなるが、名は結婚していた当時の「東堂弘子」として登場している。第5シリーズではハワイの系列ホテルの建て直しに赤川や立花とともに派遣される。部下からは「東堂マネージャー」と呼ばれている。ドラマ版ではメガネをかけているが、原作ではメガネをかけていない。
- 佐伯 真理
- 演 - 紺野美沙子
- 社長秘書。バンケットで開かれる企画や、企業の大口契約なども担当し、英語、フランス語で会話出来る、トライリンガルである。元々香港プラトン勤務で、ベルガール、バンケット、フロントクラーク、ルームクリーニングなどあらゆる職務を経験し、最終的にはVIPを主に応対する役職にまで昇進(91年スペシャルでの回想)。その後、ニューヨーク・プラトンではマネージャー秘書の務めており東堂の部下であった。東堂が東京プラトンに異動となった4年後、大原に見込まれて東京プラトンに転属となり社長秘書となる(第1シリーズ・第1回)。スペシャル'92春では影山とともにフランスのホテル・クリオンに派遣されている。大原から「佐伯君」と呼ばれている以外は後輩も含めて「真理さん」と呼ばれている。
- 赤川 一平
- 演 - 高嶋政伸
- ホテルマン。ドラマ版ではストーリーの中心人物として描かれる。大学のホテル学科を卒業後、ドラマ版では中途採用で東京プラトンに就職したこととなっておりベルボーイに配属される(第1シリーズ・第1回)。当初は何かと失敗を起こして大きな騒動になることが多かったが、彼の情熱的かつ熱血的な性格により事が解決したケースもある。のちにフロントクラークに転属になり(第2シリーズ)、7年後にフロントクラーク・サブマネージャーへと昇進するまでになる(スペシャル’94春、第3シリーズ)。第1シリーズでは水谷と恋仲であったが、彼女は香港プラトンへ異動となり、再会を誓ったまま別れることとなった。第3シリーズで新入社員としてベルボーイに配属された立花明は大学の後輩に当たる。入社試験の際の英語のテストはあまり良くなかったらしいが、第1シーズン途中早々ネイティブレベルの英語ができるようになるなど能力は高い。実家は旅館を経営。ドラマではナレーションも担っており一平から姉への手紙のような語り口となっている。「姉さん、事件です」が名セリフ。
- 水谷 杏子
- 演 - 菊池桃子
- フロントクラーク。第1シリーズ。東京プラトンでコックをしていた父から話を聞いて憧れを抱くようになり、学生時代はブランケットでアルバイトをしていた。その後、採用試験を受けるものの不合格となってしまう。翌年、憂さ晴らしとしてプラトンの高級スイートルームで宿泊し、イタズラを仕掛けるが、騒動後、東堂に特別に入社試験の機会を与えられて見事に合格(第1シリーズ・第1回)。中途採用の一平たちと同期となる(ただし、一平たちは配属されており厳密には後からの入社である)。トラブルを回避する方法を相談するべく自ら社長室に駆け込んだこともある。ブライダルフェアの模擬結婚式では花嫁役を演じた。一平とは恋人寸前の仲にまでなったが香港プラトンへ異動(スペシャル'91秋)。
- 影山 涼子
- 演 - 伊藤かずえ
- ベルガール。第2シリーズ。実家は京都の老舗料亭・桂屋(第2シリーズ・第3回)。幼少時に父を亡くしたが、父は東堂と旧知の仲であった。母親(江波杏子)の相談を受けた東堂の意向でオーストラリア・シドニーにある「ペッパーズプラトンホテル」で1年間の研修を受け、その後、東京プラトンへ異動(第2シリーズ・第2回及び第3回)。第2シリーズでは第1回から登場するが第3回で東京プラトン勤務となるまでのペッパーズプラトンホテルでの物語はサイドストーリーという形で展開する(そのためクレジットにも第2回まで「ベルガール」の表示がない)。作品途中で髪を切りショートカットになった。スペシャル'92春ではフランスに、92秋ではハワイに研修で派遣されている。
- 並木 裕美
- 演 - 川越美和
- フロントクラーク。第2シリーズ。一平の後輩にあたる。鹿児島生まれで感情的になるとつい鹿児島弁が出る。自転車通勤をしている。
- 佐藤 圭子
- 演 - 有森也実
- フロントクラーク。第3シリーズ。スペシャル’94春で初登場。ベテランの1人で従業員主催のイベントで司会を務めたことがある。テレビドラマの中では刑事コロンボシリーズが好きと発言。
- 津村 まどか
- 演 - 細川直美
- ベルガール。第3シリーズ。フロントクラーク・サブマネージャーへと昇進した赤川の初めての部下。
- 鹿島 紀子
- 演 - 中村あずさ
- フロントクラーク。第4シリーズ。客室乗務員からの転職者。ハワイ・マウイ島にあるホテルとの提携を提案するなど、 中々のキャリアウーマンでもある。
- 片桐 奈津子
- 演 - 佐藤友紀
- ベルガール。第4シリーズ。ベルガールへの強い憧れから第3シリーズ(第7回)で「偽ベルガール」になりすますが、翌年の入社試験に合格して夢を実現させた。
- 小島ティナ
- 演 - 川村ティナ
- フロントクラーク。赤川と同期。もともと海外に住んでいたため英語は堪能。しかし、怒ると日本語と英語が混じってしまうこともある。
- 北山 修二
- 演 - 小野寺丈
- ベルボーイ。赤川の先輩。ベルボーイを長く務めておりフロントやベルでは兄貴的存在。第3シリーズでベルキャプテンとなる。赤川がフロントクラークに配置換えとなった際(第2シリーズ冒頭)やサブ・マネージャーに昇進した際(第3シリーズ冒頭)には両者の関係が一時険悪となったこともあったが、基本的には仲が良くスペシャル'91秋では赤川が週刊誌のクイズで当てたロサンゼルス旅行に赤川とともに同行している(実際には休暇届の内容が事実と著しく異なっていたため問題になりかけたが、佐伯の計らいで2人は御咎めなしとなっている)。
- 水野 淳
- 演 - 沖田浩之
- フロントチーフ。第1シリーズ。赤川がベルボーイに配属された当時のフロントのキャプテン。外国人客に対する英語での対応のミスにより営業への配置換えを希望したこともあったが最終的に自信を取り戻して克服。90年秋のスペシャルではライバルグループのホテルメリッツにヘッドハントされるほど優秀である(彼はこれを辞退する)。のち名古屋プラトンへ異動(スペシャル'91秋)。ブライダルマネージャーへ昇進。
- 徳大寺 譲
- 演 - 石橋保
- フロントチーフ。第3シリーズで着任。完璧主義者なのでミスはしないが、客宛の手紙を他の所に紛れていること迄気付かず、叱責を受けたこともある。
- 立花 明
- 演 - 赤坂晃
- ベルボーイ。大学卒業後、先輩が勤める東京プラトンに就職しベルボーイに配属される。北山が直属の上司にあたる。寝坊をしたときなどはバイクで通勤をしている。第5シリーズでコンシェルジェに昇進し、赤川から立場に伴う責任を自覚するよう言われる。
- 磯辺 達夫
- 演 - 宮地佳具
- ドアマン。赤川の同期。
- イザベル・イーブス
- 演 - アリス・ラム
- ドアガール。第4シリーズで磯部の後任となる。
- 俊江
- 演 - 松岡知重
- ルームメイド。第1シリーズ。赤川、磯辺、ティナとは同期入社。
- めぐみ
- 演 - 大綱めぐみ
- ルームメイド。第2シリーズ。スペシャル'90秋で初登場。
- 神崎 亜紀
- 演 - 山本万里子
- ルームメイド。第4シリーズ。
- 河合 辰夫
- 演 - 佐野圭亮
- ウェイター。和食のレストランで働いている。スペシャル'91春で初登場し第2シリーズからレギュラー。第2シリーズまでのクレジットでは「バスボーイ」で名前も単に「辰夫」となっている。料飲部門の所属であり直属の上司は山崎である。
- 中島 五郎
- 演 - 名古屋章
- 東京・日本橋の老舗天ぷら屋の店主。もともと東京プラトンの常連客であり、プラトン内の日本料理店で飛び入りで天ぷらを揚げたこともある(スペシャル'91春)。妻に先立たれているが娘の淳子は第2シリーズでハウスドクターとして東京プラトンに赴任。そして、その第2シリーズで再婚。のちハワイに支店を出店する際にはトラブルとなってしまったが赤川たちの努力で解決。その後、天ぷら屋の経営を息子に任せ、第3シリーズで総料理長に就任。山崎とは小学校-高校まで同じで高校では合気道部の先輩にあたる(スペシャル'91春)。
- 市川 町子
- 演 - 高樹澪
- 宿泊支配人室秘書。第1シリーズ・第2シリーズ(第1シリーズではもっぱら眼鏡をかけていた)。キャリアウーマンでフロント・オフィスマネージャーの持田とともに赤川たちの教育係を務め身嗜みなどに厳しい。しかし、第1シリーズで持田へのヘッドハントの話が明らかになった際にはショックを受けて号泣するなど取り乱すこともあった。生け花や茶の湯が得意であり、第2シリーズ冒頭でシドニーの「ペッパーズプラトンホテル」から日本文化の講習を行いたいと東京プラトンへ要請があった際には山崎とともに派遣された。
- 森 ユキ
- 演 - 岡安由美子
- 宿泊支配人室秘書。第1シリーズ・第2シリーズ。第1シリーズで水野が起こしたトラブルを慰めて以来恋仲となる。スペシャル'91秋で水野が名古屋プラトンへ転勤となるが、その際、佐伯は東堂に対して森がエンゲージリングを付けていたと述べており水野と婚約したことを暗示する形でストーリーは終わっている。
- 持田 健一
- 演 - 小林稔侍
- フロント・オフィスマネージャー。宿泊部門の責任者。赤川たちの直属の上司にあたる。フロントのほか(第1シリーズ・第4回)、営業を担当していたこともあり(スペシャル'90秋)、その後、フロントオフィスマネージャーとして東堂や佐伯とともに宿泊部門の管理の中枢を担っている。2児の父親で妻は既に他界している。第1シリーズでイギリスに本社を置くホテルグループからヘッドハントの話を持ちかけられるが、赤川たち従業員から嘆願書が出されたことなどもあって最終的には思い留まる(第1シリーズ・第3回 - 第4回)。その後、第4シリーズで東京プラトンを退職。
- 高木 啓介
- 演 - マイケル富岡
- フロント・オフィスマネージャー。第4シリーズで持田の後任として着任する。元々はベッドメイクで勤務していたため、プラトンの客室整備担当者よりも凌駕するスキルがある。
- 山崎 良和
- 演 - 小野寺昭
- バンケットマネージャー。バンケット課の責任者。イベントやレストランの運営などを担当。スペシャル'90秋で初登場し第2シリーズからレギュラーキャスト。新人の頃にはシドニーの「ペッパーズプラトンホテル」に所属し、のち東京プラトンのフロントを務めていた(スペシャル'90秋)。第2シリーズ冒頭で新人時代に所属した「ペッパーズプラトンホテル」で日本文化の講習が開催されることとなり市川とともに派遣され、その後、市川と影山とともに帰国する(第2シリーズ・第1回 - 第3回)。
- 神保 いずみ
- 演 - 藤真利子
- ホテル専属の医師として医務室に勤務する。父は船医(第1シリーズ・第3回)。長崎の大学から招請され東京プラトンを退職。その後、スペシャル'93秋では彼女がハウステンボス内のホテルに派遣されている時に東京の寿司屋の主人から相談を持ちかけられることからストーリーが展開する。のち東京プラトンに復帰。なお、神保は契約医師として東堂や佐伯とともに原作にも登場する。
- 中島 淳子
- 演 - 若村麻由美
- ハウスドクター。スペシャル'91春で中島五郎の娘として初登場し、階段から転落してしまった赤川の応急処置にあたった。その後、スペシャル'91秋でいずみに代わってハウスドクターとして赴任することになり、第2シリーズからレギュラー。幼くして母を亡くしており父の反対を押し切って医師になることを決意し医学部に進学(第2シリーズ・第3回での回想)。スペシャル'93春では研修のために赤川とともにシドニーに派遣される。
- 大原 鉄太郎
- 演 - 丹波哲郎
- 社長(通称:ボス)。経営・管理の全般にわたる最高責任者であり、時として東堂の方針に対して懐疑的な見方を示すこともあるが、東堂や佐伯には全幅の信頼を置いている。のちに孫娘(吹石一恵)が東京プラトンにベルガールとして入社してくる。
- 姉さん
- 演 - 沢口靖子
- 赤川の姉。ドラマでの赤川のナレーションは姉への手紙のような語り口となっており、各回のナレーション冒頭では最初に「姉さん」と呼びかける(例:「姉さん、プラトンでは…」「姉さん、事件です」など)。母とともに実家の旅館を切り盛りしている。旅館と高級ホテルと言う様式こそ違えど同業者にあたることから、赤川にとっては良き理解者であり良き相談相手でもある。沢口は顔出しでの登場はしなかったものの、第1シリーズで声のみ(電話口)で出演をしたことがある。
ハワイ編(第5シーズン)
- ビル・スギタ
- 演 - 京本政樹
- 元オーナーの娘婿。
- ジョン・ミヤザワ
- 演 - 柳沢慎吾
- ベルボーイ。
- 岩下
- 演 - 沖田浩之
- 日本人コック(日本編とは別役)。
- メアリー
- 演 - 水野美紀
- キョウコ
- 演 - 木村優希
- カズ
- 演 - 秋山純
- ニシダ
- 演 - 前田淳
- エミイ
- 演 - 藤田朋子
- ビルの妻。
ゲスト
第1シリーズ
- 第1話
- 新聞記者 - 出光元
- 第2話
- 第4話
- 高見(東堂の元同僚) - 大出俊
- 第5話
- 吉成(水産会社社長) - ハナ肇
- 第6話
- 第7話
- 本山弘康 - 石立鉄男
- 第8話
- 直美(水野の友人) - 根本りつ子
- 第9話
- 宮沢(一平の友人) - 嶋大輔
- 第10話
- アガサ(小説家、ジョン・ベーカーの妻) - ジェン・トリンフル
- 最終話
スペシャル'90秋
スペシャル'91春
- マイク定岡 - 寺泉憲
スペシャル'91秋
第2シリーズ
- 第1話
- 第2話
- 第4話
- 第5話
- 第6話
- 滝沢 - 黒田アーサー
- 第8話
- 中島五郎 - 名古屋章
- 静江 - 山本みどり
- 第9話
- 矢部 - 清水宏次朗
- 第10話
- 村岡 - 哀川翔
- 第11話
- 春日貞次郎 - 前田吟
- 最終話
スペシャル'92春
- 久我 - 岡田真澄
スペシャル'92秋
スペシャル'93春
スペシャル'93秋
スペシャル'94春
- 葉山亜里沙 - 池上季実子
第3シリーズ
- 第1話
- 第2話
- 会田 - 石立鉄男
- 第3話
- 第4話
- 第5話
- 石黒 - 鈴木ヒロミツ
- 第6話
- 第7話
- 片桐奈津子 - 佐藤友紀
- 第8話
- 第9話
- 第10話
- 第11話
- 第12話
- 第13話
- 第14話
- 第15話
- 第16話
- 第17話
- 第18・19話
- 第20話
- 伸子 - 大沢逸美
- 第21話
- 第22話
- 第23・24話
スペシャル95新春
第4シリーズ
- 第1話
- 須藤 - 金田龍之介
- 第2話
- 第3話
- 第4話
- ライアン - リチャード・バーガー
- 第5話
- 第6話
- 第7話
- 第8話
- 第9話
- 第10話
- 第11・12話
- 第13話
- 第14話
- 清美 - 岡まゆみ
- 第15話
- 第16・17話
- 第18話
- 友子 - 一色彩子
- 第19話
- 美幸 - 千堂あきほ
- 神野 - 立川三貴
- シンプソン - フランク・オコーナー
- 第20話
- 第21話
- 第22話
- 第23話
- 光 - 鳥居紀彦
- エミリー - エミ・ハリス
- 第24話
スペシャル'96新春
スペシャル'96冬
第5シリーズ
- 第1話
- 第2話
- 岡崎 - 藤岡琢也
- 第4話
- 第5話
- 稲葉 - 寺泉憲
- 第6話
- 第7話
- 第8話
- 第9話
- 第10話
- 最終話
スタッフ
- 原作 - 石ノ森章太郎(『HOTEL』)
- プロデューサー - 近藤照男、樋口祐三、内野建、田代秀樹、上山勝彦、高田卓哉、加藤直三、河瀬光、斉藤勢津子
- 音楽 - 義野裕明
- 制作協力 - 東映
- 制作 - 近藤照男プロダクション、TBS
主題歌
- 第1シリーズ:白鳥英美子 「LET THE RIVER RUN」
- 第2シリーズ:島田歌穂 「ステップ・バイ・ステップ」「FRIENDS」
- 第3シリーズ:島田歌穂 「君にできること」「真実の愛はただひとつだけ」
- 第4シリーズ:島田歌穂 「約束」
- 第5シリーズ:Miju 「カップルズ」
放送日程
第1シリーズ
- 1990年1月11日 - 3月22日放送。全11話。
- このシリーズのみサブタイトルが劇中でクレジットされていない(劇中では「第○回」とのみ表記)。以下のサブタイトルは新聞テレビ欄やDVDジャケットで確認することができる。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1月11日 | スイートルームの客が | 横田与志 | 瀬川昌治 | |
第2話 | 1月18日 | ルームキーを拾った女は? | 「プラトン・サービスマニュアル」(第16話) 「スキッパー」(第47話) | ||
第3話 | 1月25日 | 3つのC | 小山幹夫 | 「3つのC」(第33話) | |
第4話 | 2月テンプレート:01日 | 討ち死に族 | |||
第5話 | 2月テンプレート:08日 | サービス | 酒井あきよし | 「キッカー」(第26話) | |
第6話 | 2月15日 | 愛の方程式 | 横田与志 | 山内柏 | |
第7話 | 2月22日 | ホテル評論家 | 酒井あきよし | 「ランキング」(第21話) | |
第8話 | 3月テンプレート:01日 | ブライダル・フェア | 横田与志 | 小山幹夫 | |
第9話 | 3月テンプレート:08日 | パワーランチ | 井上昭 | 「パワーランチ」(第55話) 「サーバント」(第24話) | |
第10話 | 3月15日 | アガサ夫人 | 「アガサ夫人」(第20話) | ||
最終話 | 3月22日 | シー・ユー・アゲイン | 小山幹夫 |
- 第1話:赤川は研修生としてベルボーイになるが、初日からある事件に巻き込まれる。
- 第2話:赤川は宝石類が入っていた女性客の荷物をロッカーに入れるが、その後その荷物が忽然と消えていた。責任を押し付けられた一平はプラトンを辞める決意をする。一方ある老夫婦はルームキーを紛失したと言い出し、ホテル内で何者かがルームキーを利用してショッピングした履歴が残されていたが・・・。
- 第3話:赤川は外国客との接客のために英会話の特訓をしていた。ところが、水野は外国客に対してミスを仕出かしてしまい・・・。
- 第4話:持田がヘッドハントされプラトンを辞職することを宣言し、それを聞いた市川はショックを受ける。赤川たちもそれを知り、持田を説得しようとする。ところが、赤川は東堂のニューヨークプラトン時代の同僚だった男性客のワープロのプラグを誤って外してしまい、書類データが消去されてしまう。
- 第5話:それはある水産会社社長の男性客がブリを持ち込んでプラトンを訪れてブリをお造りにしてほしいと頼むことから始まる。男性客は事あるごとにサービスを押し付けるなどサービスにこだわっているのだ。「迷惑すぎる」として他のホテルマンはサービスを断っていくが、赤川だけは男性客にサービスを尽くしていた。そんな時、赤川が高熱で倒れてしまい…。
- 第6話:赤川は小谷という女性客にサービスをするが、前回のこともあってそのことで持田に叱咤される。一方東堂は小谷のことを知っているという。彼女は毎年結婚記念日になると、プラトンに泊まっているのだ。ところが、小谷の知り合いである吉野という男性客が結婚詐欺に遭い、それを目撃した赤川は・・・。
- 第7話: 毎年2月になると、ホテルランキング格付けの季節がやってくる。そんな中、プラトンでヘンチクな客としてやってきたのが元ニューヨークプラトンのチーフでホテル評論家の本山(石立鉄男)である。本山は数ある評論家の中ではとりわけ評価が厳しいと評判で、どんな卑劣な行為でもホテル全体を評価をする極めて手強い人物。この男のために立て続けに事件が起きるが、やがて佐伯が本山と再会した時に過去の話を打ちわけると…。
- 第8話:ブラトンでブライダルフェアが行われることになり、事前アンケートの案によって準備は着々と進められた。そしてブライダルフェア前日、中川直美という女性がプラトンに現れ、『例えどんな人が来ても取り次がないでほしい』と赤川に忠告する。その後、彼女を追いかけてきた男性が現れる。男性は直美の婚約者だったのだが、彼女は男性に会いたがらない。水野も直美の友人であり、彼女の話を聞くことになる。ところがブライダルフェア当日、講演を担当する小説家がパリからの飛行機の遅れでプラトンに来られなくなってしまう。そこで東堂は意外な人物を講演の代理に抜擢させる。
- 第9話:ある朝、1人の外国客がスイートルームを利用することから始まる。ウォーカー商事のオーナー、ジョン・ウォーカーは、経営陣の中では世界でもトップクラスを争うほどの気難しい性格とされ、時間厳守も世界一厳しいとされる。そんな中、赤川の友人・宮沢(嶋大輔)がプラトンに訪れ、自分は三洋トレーディングのサラリーマンとして勤めており、ジョンに商談したいがためにホテルを利用すると話した。アポのない者は会いたがらない主義のジョンに何とかアプローチをかける宮沢。その一方で風邪でダウンしたドアマンの代理を担当していた一平は、ジョンとの商談のために来た田島という女性客のカバンを取り忘れるというミスを犯す。彼女のカバンには、ジョンと会うための資料が満載であったという重要書類が入っていたため客は大激怒。カバンは運よく出てきてジョンとの打ち合わせには間に合ったもののカバンの中身を確認しなかったとして商談は不成立。そのことで一平は「自分のせいだ」と責任を感じ、悩みがあると感じた神保は一平を客室に呼び出し、ホテルマンのサービスとは何かを説き、「奴隷以下」だと言われ一平はショックを受ける。そして宮沢は、ジョンとの商談をすべく大きな賭けに出ることになるが、一平はサラリーマンになった宮沢と自分との違いからコンプレックスを抱き始める。
- 第10話:イギリスから来た、亡くなった推理小説家のジョン・ベーカーの元妻アガサは、新たな小説を書くためのネタ探しにプラトンに泊まりに来たが、カードキーを部屋に置き忘れたことに気づき、一平はマスターキーを取りに行くが、その間にアガサは完全な密室になったはずの客室のバスルームで倒れていた。その一方で、複数の大学生が卒業記念としてコンパを行い、ゾンビマスクをかぶりホテルに潜入。ゾンビマスクに驚いた一平は気絶し、車(フォード・サンダーバード)のトランクに監禁される[2]。そして東堂は密室事件のトリックを暴く。
- 最終話:毎年サマリア商事で行っている研修予約が突然キャンセルしてきた。理由はプラトンのサービスが低下したとのことだが、実は研修予約をしている代理店のツーリスト会社に勤める常務の最大にして卑劣な「陰謀」があった。
スペシャル
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 内容 |
---|---|---|---|---|
1990年 10月4日 |
姉さん事件です | 横田与志 | 小山幹夫 | アメリカのホテルオーナーの息子が宿泊することで騒動が起こる |
1991年 4月4日 |
姉さんピンチです | 瀬川昌治 | フランスの超一流デザイナーが宿泊することで騒動が起こる | |
1991年 10月3日 |
姉さん大事件です |
第2シリーズ
- 1992年1月9日 - 3月26日放送。全12話。
- 赤川がフロント・クラークに転属する。新レギュラーに小野寺、若村、伊藤、川越を迎える。本シリーズよりサブタイトルが劇中にもクレジットされるようになった。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 原作 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1月9日 | 昇進の順番 | 横田与志 | 瀬川昌治 | |
第2話 | 1月16日 | 気になる関係 | |||
第3話 | 1月23日 | ベルガール誕生 | 小山幹夫 | ||
第4話 | 1月30日 | Pスマイル | 酒井あきよし | ||
第5話 | 2月6日 | カラオケ音楽研究会 | 横田与志 | 瀬川昌治 | |
第6話 | 2月13日 | 奇妙な三角関係 | |||
第7話 | 2月20日 | 不思議な投書 | |||
第8話 | 2月27日 | 65歳で赤ちゃんが… | 小山幹夫 | ||
第9話 | 3月5日 | 嫌われるお客さま | |||
第10話 | 3月12日 | ヤクザさま宿泊中 | 横田与志 眞木勲 |
瀬川昌治 | |
第11話 | 3月19日 | 部屋で炊事する客 | 横田与志 酒井あきよし |
小山幹夫 | |
最終話 | 3月26日 | 一平くんの結婚式 | 横田与志 |
スペシャル
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 内容 |
---|---|---|---|---|
4月2日 | 姉さん謎です!?777号室の客が… | 横田与志 | 瀬川昌治 | 長期宿泊客(岡田真澄)を中心に起こる騒動。一方、フランスのホテル・ド・クリヨンで開かれるシンポジウムに佐伯と影山を派遣することになる。 |
1992年10月1日 | 姉さん大変です!?極道の奥様ご宿泊中 | 横田与志 | 山内柏 | 東京プラトンとハワイのホテルで交換研修を行うことで、それぞれで騒動が起こる。 |
1993年4月1日 | 姉さんミステリーです!? | 横田与志 | 佐藤肇 | 海外研修留学のため赤川がANAシドニー・プラトンに勤めることで騒動が起こる |
1993年9月30日 | 姉さん信じられません 東京-長崎あの新婚旅行の出来事 | 小山内美江子 | 瀬川昌治 | メモリアルパーティーの開催で騒動が起こる。 |
1994年4月7日 | 姉さん異常です!結婚しない女で満室!? | 横田与志 | 瀬川昌治 | 第3シーズン始めに放送されたスペシャルで新出演者の紹介から始まる。女流文学新人賞の受賞者「葉山亜里沙」が滞在することで、騒動が起こる。 |
第3シリーズ
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト出演者 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 4月14日 | 眉のない花嫁さん | 小木曽豊斗 | 小山幹夫 | |
第2話 | 4月21日 | 拳銃を持った客!? | 石立鉄男 | ||
第3話 | 4月28日 | 泥棒さま宿泊中?! | 横田与志 | 瀬川昌治 | |
第4話 | 5月5日 | 歓迎サギ御一行様 | 眞木勲 横田与志 |
||
第5話 | 5月12日 | 要注意のお客様 | 酒井あきよし | 小山幹夫 | |
第6話 | 5月19日 | 恋の数−1=失恋 | 佐伯俊道 | ||
第7話 | 5月26日 | にせベルガール | 瀬川昌治 | ||
第8話 | 6月2日 | 部屋を間違えた女 | 酒井あきよし | 中村金太 | |
第9話 | 6月9日 | 問題の写真集の女 | 小山幹夫 | ||
第10話 | 6月16日 | 女の日記盗難事件 | 酒井あきよし | 瀬川昌治 | |
第11話 | 6月23日 | NG名場面撮影中 | 小木曽豊斗 | ||
第12話 | 6月30日 | おかしな忘れ物!? | 横田与志 | 小山幹夫 | |
第13話 | 7月7日 | ハイレグ水着事件 | 酒井あきよし | ||
第14話 | 7月14日 | ホテルの味!? | 横田与志 | 瀬川昌治 | |
第15話 | 7月21日 | 宝石を売る幽霊? | 酒井あきよし | ||
第16話 | 7月28日 | 超ケチなお客様 | 小山幹夫 | せんだみつお | |
第17話 | 8月4日 | 彼に似たお化け? | |||
第18話 | 8月11日 | 奇妙な新婚旅行 | 酒井あきよし 高橋孝之介 |
瀬川昌治 | 河合奈保子 |
第19話 | 8月18日 | 長崎空港の謎の女 | 西村雅彦 | ||
第20話 | 8月25日 | 写真集万引き事件 | 横田与志 | 小山幹夫 | |
第21話 | 9月1日 | 家なき子ご宿泊中 | 眞木勲 | 瀬川昌治 | |
第22話 | 9月8日 | お客様は長男の母 | |||
第23話 | 9月15日 | 隣室を覗く女の客 | 横田与志 | 小山幹夫 | |
最終話 | 9月22日 | 僕たちの結婚式!? | 酒井あきよし |
- 1話:人事異動で赤川はフロント・サブマネージャーに昇進するが、北山はチーフ・ベルボーイのまま。そのため2人の間に微妙な溝ができる。
- 2話:津村が客(石立鉄男)が拳銃を持っていると赤川に報告。一方、立花は飾ってあった甲冑を壊してしまい困ったことになる。
- 3話:朝礼で「ホテルの備品を持ち帰るお客様がいる」と注意があり、一同そのことを気にし始めることから騒動になる。
- 4話:イギリスの旅行会社の視察を担当することになった赤川、でも英語が通じないと批判され英会話教室に通うことになる。
- 5話:
- 6話:元従業員の佐藤、三島、市川が東堂を訪れ、先輩としてしばらく働くことになる。一方、一年前に予約を入れた客:西条まゆみ(岡まゆみ)が宿泊することになり、騒動が起こる。
- 7話:赤川が立花に客室案内のトレーニングをしている時に、客:片桐がその様子をうかがう。片桐を津村が以前見かけたことがあると赤川に話す。深夜、片桐が制服をこっそり着込むことから騒動になる。
- 8話:赤川がマネージャー・ステイ[3]研修で客として宿泊することになる。宿泊している他のお客様と知り合いになることから騒動になる。
- 9話:赤川が雑誌の「現代の若者たち」に取り上げられ、一同の関心の的に。一方立花は写真雑誌に掲載されていた女優のファンだということから騒動に巻き込まれる。
- 10話:
- 11話:
- 12話:
- 13話:従業員3名が東京ヒルトンホテルのプールに遊びに行くことになり、外国人3人組と知り合いになったことから騒動になる。一方朝礼で食品メーカー「マックコーン社」から日本での宿泊先選定のために視察に訪れるということが伝えられる。この3人組はマックコーン社長の息子で父親の立場を利用して過剰サービスを要求。だが、料金を皿洗いのバイトで返済するようにいわれた。また早朝、散歩中に倒れた外国人を赤川が介抱し、プラトンの医務室で手当をする。その人物がマックコーン社長であり、経緯を知った社長から皿洗いでもなんでもやらせて宿泊代を返済しろと同意、契約が成立する。
- 14話:赤川がベルボーイに降格(パークハイアットからベルマンの教育係派遣のためのテスト)。一方立花が案内した客がホテル内の様子や従業員を写真にとっていたことに赤川らが気付くことになる。その後、パークハイアットへ赤川を中心とした教育チームを派遣、開業前研修が始まる。中島は料理の最終チェックを行うが、和風のおかゆがないことを調理師に注意することとなる。
- 15話:赤川の姉の友人の吉村あかこがホテルに宿泊することから騒動が起こる。一方佐伯は婚礼を挙げるカップルから従来の結婚式にとらわれない式を挙げたいと要望を受ける。
- 16話:立花が出勤途中、タクシー乗り場にいた男性(せんだみつお)から「安いホテルはないか?」と訪ねられて、プラトンホテルを紹介し連れて来る。この客がサービスの内容に不満を漏らし、騒動になる。そのため立花が背中を流したりマッサージするなどのサービスをするが赤川に止められる。宿泊代が払えないので逃げ出そうとするも取引先との契約に成功、従業員にも非があったため、宿泊代は出世払いということで収まる。
- 17話:勤務後ビアガーデンでみんなが話をしている時、お盆の話が出る。翌日、福岡からの客チェックインした際、佐藤が案内をかって出ることに、後に亡くなった祖父に似ていることをみんなに話すが、客にあまり肩入れしないほうがよいと言われてしまった。その後、福田の息子夫婦が訪ねてくることから騒動が起こる。
- 18・19話:コンシェルジュの研修のため、赤川、立花、佐藤、津村がホテルヨーロッパに派遣される。赤川の大学の観光学科の同級生だった理恵が、ここでコンシェルジュを行っており、理恵を講師としてさっそく研修が始められる。奇遇にも2人と大学時代親友だった稲垣が夫婦で泊まりに来ることから騒動になる。
- 20話:ホテルの業界紙「ウィークリーホテルニュース」が全員に配られ、読書の秋にちなんだ懸賞募集の記事が話題になる。また、全員に新しい名刺が配られ、さっそく名刺交換が始まる。その日の勤務後、北山が書店で買い物をすることから騒動になる。
- 21話:オーバーブッキングが発生し、その上仮押えの団体が来てしまい、全従業員が対応に大わらわになってしまう。翌日、予約した島田という子供2人がチェックインすることから騒動になる。
- 22話:立花が寝坊をしてバイクでプラトンへの出勤途中、別のホテルから佐藤が男性と出てくる所を見てしまうこととなる。その翌日、それが話題となるが、大学時代の友人でザ・マンハッタンのマネージャーをしている人が、自分の企画提案に協力してもらっているという。ところが、その日にチェックインした客が奇妙な行動をとることから騒動になる。
- 23・24話:赤川、立花、津村が大阪プラトンの名物ベルマン(大村崑)の元での研修に向かうことになる。そこで、赤川が新人時代にホテル内で撮影をしていると知らず声をかけてしまった時の女優「石田まさみ」がチェックインをする。その後夫で映画監督の岸田がチェックインをすることから騒動となる。
スペシャル'95新春
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 原作 |
---|---|---|---|---|
1995年1月5日 | 姉さん!お正月に初体験です!!お部屋でスッポン鍋を作る客!? | 横田与志 | 佐藤純彌 |
第4シリーズ
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト出演者 |
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第1話 | 4月13日 | 新しい出発!! | 横田与志 | 瀬川昌治 | |
第2話 | 4月20日 | 悪魔のささやき!? | 酒井あきよし | ||
第3話 | 4月27日 | 歓迎ホームレス様 | 小山幹夫 | ||
第4話 | 5月テンプレート:04日 | ミステリーな手紙 | 横田与志 | ||
第5話 | 5月11日 | 写真集モデル事件 | 瀬川昌治 | ||
第6話 | 5月18日 | 約束!! | 小木曽豊斗 | ||
第7話 | 5月25日 | お客様は逃亡者!? | 酒井あきよし | 中村金太 | |
第8話 | 6月テンプレート:01日 | ハンバーガー事件 | |||
第9話 | 6月テンプレート:08日 | 車椅子の幽霊!? | 今井詔二 | 瀬川昌治 | |
第10話 | 6月15日 | お猿様ご宿泊中!? | 横田与志 | 瀬川昌治 | |
第11話 | 6月22日 | 一平ゴマスリ旅行 | 横田与志 佐藤純彌 |
佐藤純彌 | |
第12話 | 6月29日 | ゴマスリ後遺症!? | |||
第13話 | 7月テンプレート:06日 | 女子高生修学旅行 | 酒井あきよし | 小山幹夫 | |
第14話 | 7月13日 | いじ悪奥様ご宿泊 | 今井詔二 | 瀬川昌治 | |
第15話 | 7月20日 | 女サギ師御宿泊中 | 佐伯俊道 | 和泉聖治 | |
第16話 | 7月27日 | 謎の天才料理人!? | 眞木勲 | 瀬川昌治 | |
第17話 | 8月テンプレート:03日 | 超鉄人!料理対決 | |||
第18話 | 8月10日 | わんわん夏物語 | |||
第19話 | 8月17日 | 奇妙な夏の出来事 | 横田与志 佐藤純彌 |
佐藤純彌 | |
第20話 | 8月24日 | 極道の嫁入門講座 | 横田与志 | 中村金太 | |
第21話 | 8月31日 | 夏・女教師の体験 | 眞木勲 | 佐藤純彌 | |
第22話 | 9月テンプレート:07日 | 女たちの戦争 | 今井詔二 | 瀬川昌治 | |
第23話 | 9月14日 | 11歳の新婚さん!? | |||
第24話 | 9月21日 | 夫婦は鰻と梅干し | 和泉聖治 | ||
最終話 | 9月28日 |
スペシャル
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 内容 |
---|---|---|---|---|
1996年1月4日 | 姉さん覗かれてます | 横田与志 | 瀬川昌治 | |
1996年12月26日 | 姉さん!ビックリです!? | 眞木勲 | 瀬川昌治 |
第5シリーズ
- 1998年4月9日 - 6月25日放送。全11話。
- 連続シリーズとしては最後の作品。ハワイにあるプラトン系列ホテルの再建に東京プラトンから東堂、赤川、立花の3人が派遣される。ビル杉田のより大胆なリストラ計画・人員削減が発動されるが、杉田婦人によるスイートルーム貸切やリムジン送迎の費用などを会社経費で支払っていたことが判明。赤川と東堂からスイートルームを一般開放し宿泊回転率を上げる他、希望早期退職者を募り、送迎車の自己負担化などにより経営再建が可能と判断された。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 原作 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 4月9日 | 姉さんハワイに転勤です!! | 西岡琢也 | 瀬川昌治 | |
第2話 | 4月16日 | 史上最低のお客様 | |||
第3話 | 4月23日 | 謎だらけ盗難事件 | 横田与志 | ||
第4話 | 4月30日 | 奇人変人ご到着 | |||
第5話 | 5月7日 | 天才とバカの関係 | 西岡琢也 | ||
第6話 | 5月14日 | タダで泊まる方法 | 小木曽豊斗 | 井坂聡 | |
第7話 | 5月21日 | 消えた花嫁!? | |||
第8話 | 5月28日 | ストーカー宿泊中 | 横田与志 | 佐藤純彌 | |
第9話 | 6月4日 | 男を品定めする女 | |||
第10話 | 6月11日 | 写真集の女の結末 | |||
最終話 | 6月25日 | ホテルマンの復讐 | 西岡琢也 | 瀬川昌治 |
スペシャル
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 備考 |
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2000年9月28日 | 姉さんビックリ大事件です!? | 横田与志 高橋孝之介 |
瀬川昌治 | |
2001年10月12日 | 姉さん恐怖です! | 速水圭子 | 中村金太 | |
2002年3月20日 | 姉さん困ってます!! | 完結 |
東京プラトン
テレビドラマでのホテル「東京プラトン」の設定(第1シリーズ・第1回での一平の発言より)。
- プラトングループのホテルの一つ(世界47か国117店)。
- 客室数 - 742室
- 資本金 - 123億7000万円
- 従業員数 - 750名(うち客室係90名)
ネット局
- TBSテレビ - 新シリーズおよび再放送
- TBSネットワーク各局 - 新シリーズおよび再放送
- BS-i - 再放送
- CS TBSチャンネル - 再放送
- 新潟テレビ21(テレビ朝日系列) - 再放送 第2シリーズを2005年夏放送。2006年5月に第3シリーズを放送後第4シリーズ放送。
- TVQ九州放送 -(テレビ東京系列) 2009年5月に、第2シーズンを「朝のドラマシリーズ」枠で再放送。
- 上記2局は、系列外であるため正しくは再放送扱いではない。
DVD
全てポニーキャニオンから発売されている。
- HOTEL DVD-BOX(2006年11月01日発売)
- HOTELスペシャル'93秋 長崎・ハウステンボス篇(2007年5月2日発売)
- HOTELスペシャル'94春 ハワイ・マウイ島篇(2007年5月2日発売)
- HOTELスペシャル'92秋 ハワイ・オアフ島篇(2007年6月6日発売)
- HOTELスペシャル'92春 パリ篇(2007年6月6日発売)
- HOTEL in Hawaii(2007年7月4日発売)
- HOTEL セカンドシーズン(2007年11月7日発売)
- HOTEL シーズン3 前編(2008年2月6日発売)
- HOTEL シーズン3 後編(2008年3月5日発売)
- HOTEL シーズン4 前編(2008年7月2日発売)
- HOTEL シーズン4 後編(2008年8月6日発売)
- HOTEL 第1シリーズスペシャル(2008年11月19日発売)
ロケに使用されたホテル
メインで利用されたホテルは、千葉県浦安市のヒルトン東京ベイ、シリーズ最後に放送されたハワイ編では、ザ・カハラホテル&リゾート。その後に放送された2時間のスペシャル版では、東京ドームホテルが使われた。それ以外は、研修先などで使用された。柳沢は関口宏の東京フレンドパーク2に出演時の景品がカハラホテルの宿泊券だったため、このホテルを高評価している。
- ヒルトン東京。
- ヒルトン名古屋
- 香港ヒルトンホテル
- ホテルヨーロッパ
- ホテルデン・ハーグ
- マウイプリンスホテル 、ハプナ・ビーチ・プリンスホテル (ハワイ島)
- ホテル・ド・クリエン (フランス)
- シャングリ・ラ・ホテル・シドニー。
- 東京ドームホテル
雑記
- 高嶋によると、ホテルでのロケは、できるだけ客が少ない時間帯を利用して撮影を行ったが、撮影の合間の待ち時間が長く、制服姿でロビーなどで待機していると、客に本物のホテルマンだと思われ、よく声をかけられて困惑したという。ドラマの撮影の本番中の時に宿泊していたと思われる客がカメラに気付き、動揺しているシーンが実際に放送されたこともあった。
- プラトンの社員食堂で一平たちがいろいろと相談をするシーンがよく使われているが、この食堂は撮影で使用されたホテルの社員食堂ではなく、東洋大学朝霞キャンパスにある図書館地下学生食堂だった。
- 第5シリーズまで、外国人の出演者が話す際には字幕スーパーが付いていたが、外国編で日本語が少ないということ、英会話が不得意な出演者がいるということなどから、第5話「天才とバカの関係」から外国人のセリフに日本語が吹き替えされるようになった。また、その決定がシリーズ放送開始後に決まったため、その回から数回は英語で撮影されたものを、高嶋ら本人が日本語を吹き替えするという、ちぐはぐな形になった。
- 和田豊が現役時代に宿泊客の役で出演していたことがあったが、セリフはなかった。[4]
HATAGO[旅籠]
『HATAGO[旅籠]』は『HOTEL』シリーズの番外編となる作品。舞台は江戸時代末期の横浜の旅籠・江戸屋。「HOTELチョンマゲ版」という副題がついており、第1巻(1994年、ISBN 978-4091891211)と第2巻(1996年、ISBN 978-4091891228)が刊行された。
登場人物の主人公・一平、女将・まり、大番頭・東次郎、女中・おひろは、それぞれ『HOTEL』の赤川一平、佐伯真理、東堂克生、倉田裕美に対応する役名となっている。
また、『HOTEL』に登場する専属医師・神保も神保あけみ役として登場するほか、一平の姉も登場する。
脚注
関連項目
- 仮面ライダーBlack
- 新幹線物語'93夏 - 同じ制作プロダクションによる作品。出演者もほぼ共通している。
- 新幹線'97恋物語 - 同上。
外部リンク
- 大石賢一 公式ホームページ
- BIZCOM.
- ヒルトン東京ベイ
- 東京ドームホテル
- ハウステンボス
- TBSチャンネル