入間市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年7月2日 (水) 21:54時点におけるKamaura (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記

テンプレート:Infobox 入間市(いるまし)は埼玉県南西部にある。人口は約14万9千人。東京都特別区部への通勤率は16.0%(平成22年国勢調査)。狭山茶の主産地である。

市名の由来

古代の律令制施行による国郡里制以来の郡名「入間郡」に由来する。

地理

市の南部には、狭山丘陵の豊かな自然が広がる。

歴史

奈良時代には、前内出窯、平安時代には、須恵器窯跡群である東金子窯跡群(窯跡群としては前内出窯を含む)が操業していた。そのうち、八幡前窯跡群や新久窯跡群は、埼玉県南部の集落に須恵器を広く供給するのみならず、武蔵国分寺の塔再建の瓦などを生産していた。 市内の中核を成していた扇町屋商店街はかつて千人同心街道八王子通り大山道の宿場町として栄えた名残りである。

人口

テンプレート:人口統計

  • 2003年12月16日、登録人口が15万人を突破したと報じられたが、その後15万を割ったり超えたりを繰り返している。
  • 2013年08月01日現在、61,578世帯、150,221人。

行政

歴代市長

市議会

  • 議員定数:22
  • 議長:平山五郎(入間自民クラブ)
  • 副議長:永澤美恵子(公明党入間市議団)
  • 会派:◎は会派代表者。( )内数字は当選回数。
    • 入間自民クラブ(自由民主党系、9議席):◎金子俊雄(6)、駒井勲(6)、近藤常雄(6)、宮岡治郎(5)、平山五郎(3)、小島清人(2)、横田淳一(2)、紺野博哉(1)、鈴木洋明(1)
    • 公明党入間市議団(4議席): ◎金澤秀信(3)、永澤美恵子(3)、向口文恵(2)、末次正(1)
    • 日本共産党入間市議員団(4議席):◎石田芳夫(10)、安道佳子(3)、吉澤かつら(3)、小出亘(2)
    • みらい市民クラブ(民主党系、3議席):◎山本秀和(3、民主党)、野口哲次(4)、松本義明(1、民主党)
    • みどり21(民主党、1議席):◎関谷真奈美(2)
    • 入間市民の会(1議席) :◎杉山捷治(1)

財政

財政状態は良好であり、2005-2009年度は地方交付税交付金不交付団体だった。なお、2008年現在の埼玉県内の地方交付税交付金不交付団体は入間市の他さいたま市(旧岩槻市相当分を除く)・川越市川口市所沢市狭山市戸田市朝霞市和光市八潮市入間郡三芳町の計11市町である。

週刊ダイヤモンド2007年3月10日号特集「全国市町村『倒産危険度』ランキング」で、入間市は全国1821市町村中1654位だった。また狭山市1720位・所沢市1719位・川越市1660位であり、周辺の都市とともに「倒産危険度」は極めて低く、財政力のある市であると紹介された。

また公共料金狭山市等に比べるとやや高いものの、全国の自治体の中では低い方に属する。

広域行政

国の施設

県の施設

市の施設

テンプレート:Multicol

  • 東金子支所
  • 金子支所
  • 宮寺支所
  • 藤沢支所
  • 西武支所
  • 黒須出張所 - 黒須公民館に併設
  • 東藤沢出張所 - 東藤沢公民館に併設
  • 中央公民館 - 市民会館に併設
  • 扇町屋公民館
  • 黒須公民館
  • 高倉公民館
  • 東町公民館
  • 久保稲荷公民館
  • 東金子公民館
  • 金子公民館
  • 宮寺公民館
  • 二本木公民館
  • 藤沢公民館
  • 東藤沢公民館
  • 藤の台公民館
  • 西武公民館
  • 教育研究所 - 産業文化センターB棟3階
  • 入間市児童センター「アイクス」
  • 学校給食センター
  • 市民会館 - 中央公民館に併設

テンプレート:Multicol-break

  • 産業文化センター
    ホールのあるA棟のほか、図書館のあるB棟を含む[4]
  • 図書館 - 産業文化センターB棟1階
    • 西武分館
    • 金子分館
    • 藤沢分館
  • 体育館
  • 武道館  
  • 西武市民運動場
  • 黒須市民運動場
  • 文化創造アトリエ「アミーゴ」
  • 入間市博物館「ALIT」
  • 青少年活動センター
  • 「イルミン」 市民活動センター・男女共同参画推進センター
  • 勤労福祉センター
  • 健康福祉センター
  • 老人福祉センター「やまゆり荘」
  • 総合クリーンセンター
  • リサイクルプラザ
  • 防災センター※常駐者なし
  • 勤労者福祉サービスセンター - 産業文化センターA棟3階
  • 農業研修センター
  • 農村環境改善センター
  • 納骨堂「入間永光苑」

テンプレート:Multicol-end

消防

警察

  • 狭山警察署(狭山市)
    • 豊岡交番
    • 武蔵藤沢駅前交番
    • 入間市駅前交番
    • 西武交番
    • 東金子交番
    • 宮寺・二本木交番
    • 金子駐在所

市町村合併

狭山市・入間市合併協議会を設置し、狭山市との合併を検討していた。合併期日は2006年1月1日とし、合併方式は新設(対等)合併、新市名は「狭山市」、新市庁舎は現狭山市役所とすることとした。

しかし、新設合併にもかかわらず、市名も市庁舎も狭山市側になることに入間市民が憤慨。2005年1月30日に集計された市民へのアンケートで合併反対が圧倒的多数となった。狭山市でも入間市と合併することで市民税率が上昇する可能性を嫌い、住民投票で合併反対が多数となったため、合併協議会は同年2月3日に解散された。

経済

工業

市制施行以来、工場誘致を積極的に行い、県内有数の工業都市となっている。1966年(昭和41年)には武蔵工業団地を造成。更に1993年(平成5年)には同工業団地に隣接する狭山台地区に狭山台工業団地造成事業を開始、1997年(平成8年)から同地にも工場誘致を行っている。

ほか。

農業

狭山茶」が特産物であり、現在も狭山茶の主産地である。名産品としては狭山茶のほか、線維・織物、里芋うど椎茸がある。

かつては乳牛を中心に畜産業も盛んだったが、ベッドタウン化と工業都市化の進行により衰退の一途を辿っている。

商業(ショッピング)

圏央道の完成が他の区間に比べて早かったことから、入間インターチェンジや、国道16号国道463号バイパスなどが交差する地の利を活かして、沿道には、三井アウトレットパーク 入間コストコ入間店などが立地している。

金融

その他の企業

姉妹都市・提携都市

地域

郵便番号と町名

狭山郵便局狭山市の「350-13xx」と入間市の「358-00xx」を管轄している。2007年3月までは入間郵便局が集配局だった。

テンプレート:入間市の町・字 以下に、町名の五十音順に、郵便番号を記す。

豊岡地区
  • 358-0002 東町(アズマチョウ)
  • 358-0023 扇台(オウギダイ)
  • 358-0022 扇町屋(オウギマチヤ)
  • 358-0004 鍵山(カギヤマ)
  • 358-0006 春日町(カスガチョウ)
  • 358-0008 河原町(カワラマチ)
  • 358-0024 久保稲荷(クボイナリ)
  • 358-0007 黒須(クロス)
  • 358-0001 向陽台(コウヨウダイ)
  • 358-0025 善蔵新田(ゼンゾウシンデン)
  • 358-0021 高倉(タカクラ)
  • 358-0003 豊岡(トヨオカ)
  • 358-0005 宮前町(ミヤマエチョウ)

東金子地区
金子地区
  • 358-0048 金子中央(カネコチュウオウ)
  • 358-0042 上谷ヶ貫(カミヤガヌキ)
  • 358-0041 下谷ヶ貫(シモヤガヌキ)
  • 358-0045 寺竹(テラダケ)
  • 358-0035 中神(ナカガミ)
  • 358-0043 西三ツ木(ニシミツギ)