松井優征
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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 松井 優征(まつい ゆうせい、生年不詳[1]、1月31日 - )は、日本の漫画家。埼玉県入間市出身[2]。男性。
経歴
- 2001年 - 「ラビングデッド」で第51回天下一漫画賞審査員特別賞受賞。
- 2004年 - 「魔人探偵脳噛ネウロ」で第12回ジャンプ十二傑新人漫画賞準入選。同時に漫画家デビューを果たす。
- 2005年 - 『週刊少年ジャンプ』誌上で「魔人探偵脳噛ネウロ」を連載開始。
- 2007年 - 10月より「魔人探偵脳噛ネウロ」が日本テレビにてアニメ化される(- 2008年3月)。
- 2009年 - 「魔人探偵脳噛ネウロ」連載終了。『ジャンプスクエア』7月号にて、読切「離婚調停」を発表。
- 2010年 - 『少年ジャンプNEXT!』2010SPRING号にて、読切「松井優征がウーパールーパーを食べる企画」を発表。
- 2011年 - 『ジャンプNEXT!』2011SUMMER号にて、読切「東京デパート戦争体験記」を発表。
- 2012年 - 『週刊少年ジャンプ』31号より「暗殺教室」を連載開始。
作品について
- エキセントリックな設定や画面作りなどオリジナリティを重視した作風が多い。その反面、ベタ(王道)が大好きで「トリッキーなことをやるのはあくまでベタを光らせるため」とも語っている[3]。
- 基本的な画力に関しては未熟なところもあり、「ドアの開く方向がコマごとに逆になっている」、「手の指が6本になっている」、「物の持ち手が逆になっている」等、典型的な作画ミスを頻繁に起こしている(大半は単行本収録の際に修正されている)。本人も自覚しているらしく「自分の絵は雑でいい加減で荒い」と発言しており、「上手い人には描けない絵を理想としている」と話す[4]。
- 『魔人探偵脳噛ネウロ』の連載に際して、「商品として成立する責任ある終わらせ方」を第一目標にしたという[3][5]。そのために、何巻分まで連載がもらえればどのように終わらせるかという概要を予め何パターンか考えて連載に臨んだらしい。『暗殺教室』に於いても「連載の長さに関わらず責任ある終わらせ方をする」と話しており、同様の措置を取っていることを仄めかしている[6]。
- 食に対するこだわりが強く、作品の登場人物にも反映されている。
- 積極的に風刺漫画らしい要素を取り入れて執筆している。
- 作中に進学校が登場することが多く、大抵はスクールカーストによる差別的な校風や異常に難しいテスト、いじめなどマイナス面を強調して描写されている。代表作の「暗殺教室」はその典型である。
- 一度も予定外のキャラを出すなどのテコ入れはした経験がない[7]。
デビュー前の評価
- 魔人探偵脳噛ネウロ
- (2004年3月期)ジャンプ十二傑新人漫画賞(審査員:河下水希) 準入選作。
- その独創性と演出力の高さからキャラクター・オリジナリティに◎、ストーリー・演出に○と高い評価を得、十二傑新人漫画賞初の準入選を受賞した。
- 結果的にこの作品がデビュー作・初連載となり、ヒットに繋がった。
- 『サッカー』
- 第4回(2003年8月期)十二傑新人漫画賞(審査員:許斐剛) 最終候補作。
- オリジナリティに◯。主人公への魅力と設定のアイディアを評価されていたが、一方画力に関しては「まだまだ」との評価に留まっていた。
- ラビングデッド
- 第51回(2000年10月期)天下一漫画賞 審査員(鈴木央)特別賞受賞作。
- 構成力・演出力・オリジナリティに◯。「読ませる力」やセンスを高く評価されているが、ラストのストーリーの暗さと画力が弱点という評価を受けていた。なお、副編集長(当時)・佐々木尚のコメントとして「絵は全然ダメだしコマ割は適当だが、強烈に光る才能がある。個人的には入選に推した」と評価されていた。
作品リスト
連載
読み切り
- 離婚調停 - ジャンプスクエアSUPREME読切シリーズ、センターカラー37P(2009年7月号掲載) 『魔人探偵脳噛ネウロ』23巻に収録
- 松井優征がウーパールーパーを食べる企画 - ルポ読切、9P
- 東京デパート戦争体験記 - 『少年ジャンプNEXT!2011SUMMER』に掲載された。読切、35P。
コミックス
- 魔人探偵脳噛ネウロ(全23巻)※読切版未収録
- 暗殺教室(既刊10巻 - )
関連人物
師匠
- 澤井啓夫 - 漫画家デビュー前にアシスタントを務め、『ボボボーボ・ボーボボ』単行本のアシスタントのページにイラストがある[8]。また、『真説ボボボーボ・ボーボボ』49話には『魔人探偵脳噛ネウロ』第4話に登場する犯人役至郎田正影を登場させている。
アシスタント
脚注
テンプレート:Manga-artist-stub- ↑ 第51回(2000年10月期)天下一漫画賞では21歳、第4回(2003年8月期)及び第12回(2004年3月期)の十二傑新人漫画賞ではどちらも23歳と紹介されており、明らかな矛盾がある。
- ↑ 「巻末コメント」における「麻生周一と同郷」発言、『週刊少年ジャンプ』2008年9号460頁、集英社
- ↑ 3.0 3.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 第35回十二傑新人漫画賞審査員コメントより、『赤マルジャンプ2006SUMMER』2006年、集英社
- ↑ 単行本23巻あとがき
- ↑ 「今作も、連載の長さに関係無くエンディングをちゃんと描けるよう精一杯頑張ります」、『週刊少年ジャンプ』2012年32号巻末コメント、集英社
- ↑ 『暗殺教室』の9巻のコメント
- ↑ 「アシさんのページ」澤井啓夫著『ボボボーボ・ボーボボ』1巻72頁、集英社〈ジャンプ・コミックス〉 2001年7月4日発売 ISBN 4-08-873138-7