ポケモンセンター
ポケモンセンター
- 『ポケットモンスター』シリーズの都市や町に存在する、戦闘で傷ついたポケモンを回復するなどができる施設。テンプレート:Main
- 『ポケットモンスター』シリーズのグッズを販売している専門店。名称は上記に由来。本項で詳述する。
- 上記2.の専門店を運営するために設立された、旧 ポケモンセンター株式会社(現在の株式会社ポケモン)。
テンプレート:特殊文字 ポケモンセンター(Pokémon Center)は、ポケットモンスター(ポケモン)関連商品を販売する専門店。オリジナル商品も含め、数多くのポケモングッズやポケモンのゲームソフト、およびそれをプレイするのに必要なゲーム機を取りそろえている。略称は「ポケセン」。
『ポケットモンスター』シリーズの発売元である株式会社ポケモンが経営する、唯一の直営店でもある。本項では、小型店舗として2013年12月から展開されているポケモンストアについても併せて記述する。
目次
概要
ポケモンのキャラクター戦略の拠点として、多角的に展開する。日本国内には東京・横浜市・船橋市・名古屋市・大阪市・福岡市・札幌市・仙台市の8か所に常設店舗が存在する。日本国外ではアメリカのニューヨークに任天堂総合ショップ内の1コーナーとして存在する。2011年冬に東北地方初のポケモンセンターであるポケモンセンタートウホクを仙台市に開設すると発表した。2013年11月22日には千葉県船橋市にポケモンセンタートウキョーベイがオープンしたことにより、ポケモンセンターが存在しない地方は北陸地方と中国地方と四国地方の3つとなった。また、通常「ポケモンセンター○○」の○○にはその店舗が存在する都道府県の都道府県庁所在地名がつくが、ポケモンセンタートウホクは「センダイ」ではなく唯一地方名が用いられている。これは、東日本大震災により甚大な被害を受けた岩手県、宮城県、福島県を中心としているためである[1]。
店内では他の量販店や玩具店で販売されている商品のほか、ポケモンセンターのみで販売されているオリジナル商品も多数存在する。オリジナル商品の主なものとしてはお菓子やラーメン等の食品、ぬいぐるみ、生活雑貨、ステーショナリー、ゲーム機関連グッズなどがある。季節に合わせた商品も多い。
店舗の規模に対して来客数は多く、休日は主に親子連れで混雑する。休日以外にも、不定期的に行われているデータ配布イベントの開催期間や新年の初売り、限定版ゲーム機の発売日などの際には混雑のため入場規制がなされることも珍しくない。その一方で平日は比較的閑散としており、学校帰りの小中学生や仕事帰りのサラリーマンが主な客層となる。ポケモンセンタートウホクの開業日には1000人以上もの大行列となり、10時30分現在で5時間待ちとなった例もある[2]。
店舗によっては、友達や居合わせた人との対戦・ポケモン交換等の場として「ユニオンルーム」が設置されている。
このほか、大手百貨店やイベント会場に期間限定で店舗が出張する事もある。また、一部の総合スーパーには、「ポケモンセンターサテライト」と銘打たれたコーナーが設けられ、ポケモンセンターオリジナル商品が販売されている。
なお、ゲーム中でアイテムを売っているのは「ポケモンセンター」ではなく「フレンドリィショップ」である(一部の町を除く)[3]。
ポケモンストア
ポケモンストアは、株式会社ポケモンがポケモン店舗運営事業の新業態として出店している小型店舗。2013年12月以降、全国の主要ターミナルや政令指定都市を中心に出店するとしている[4]。「ポケモンカジュアルショップ」のコンセプトを元に、ポケモンセンターの商品の中から品揃えを再編集するとともに、ポケモンストア各店限定となる商品の販売も行われている。ただし、誕生日サービスやポケモンの配信など、他のポケモンセンターで受けられるサービスの一部は実施していない。
アクセスポイントの設置
バッファロー製のニンテンドーDS用アクセスポイントを設置している店舗もあり、そこでは最大16台まで同時にニンテンドーWi-Fiコネクションへ接続できる。DSステーション扱いになっており、設定は不要。
店舗によってアクセスポイントの設置台数・場所は異なるが、プラチナ発売以降複数台のアクセスポイントを設置している店舗もある(トウキョーは2台・ヨコハマは5台程度)。
開催されるイベント
グッズ販売のほか、不定期的にゲームソフトを対象としたデータ配信を無料で行っている。専用機器でセーブデータを書き換える・ゲーム機で無線を受信するなどして、通常では手に入らないポケモンやアイテムを手に入れることができる。
また、誕生日の月に来店すると、特別なポケモンのデータをプレゼントするなどのサービスが行われている。
春休みや夏休み等の主に学生の長期休暇期間には、店舗とは別にポケモン縁日というイベントを行うことがある。くじびきや輪投げなどのゲームを楽しんでポケモングッズがもらえるほか、上記のデータ配信をこちらの会場で行うこともある。
その他の不定期イベントとしては以下のようなものがある。
- カードゲームのティーチング(指導、主に子供を対象として休日に行われる)
- カードゲームのフリーバトル(ポケモンセンターのスタッフと、あるいは客同士でのポケモンカードの対戦)
- ステッカーや缶バッジ、クリアファイル等のプレゼント
- ニンテンドーDSの試遊台の設置(ポケモンの新作ソフトが発売された直後など)
- ポケモンバトリオなどのゲーム機の設置
- カードゲームの交換会
- ポケモン(着ぐるみ)が遊びに来る
- 店舗周辺でのスタンプラリー
日本の店舗
- ポケモンセンタートウキョー
- 1998年4月25日開店・2007年7月20日に現在の場所に移転。テンプレート:See also
- 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2番3号 汐留芝離宮ビルディング2F
- 2014年12月にサンシャインシティalpa2Fに移転する予定である。
- ポケモンセンターオーサカ
- ポケモンセンターナゴヤ
- 2002年10月11日開店・2008年7月19日に同じオアシス21内で移転・2013年3月20日には現在の場所に再移転。
- 〒460-8430 愛知県名古屋市中区栄三丁目16番1号 松坂屋名古屋店本館5F
- ポケモンセンターフクオカ
- ポケモンセンターヨコハマ
- ポケモンセンターサッポロ
- ポケモンセンタートウホク
- ポケモンセンタートウキョーベイ[5]
- 2013年11月22日開店。
- 〒273-8530 千葉県船橋市浜町2丁目1番1号 ららぽーとTOKYO-BAY西館2F
- ポケモンストア東京駅店
- ポケモンストア関西空港店
- ポケモンストア新千歳空港店
- ポケモンストアアミュプラザ鹿児島店
- トウキョーとヨコハマでは、Suica、PASMO、ICOCA、Kitacaの電子マネーに対応している。
- オーサカでは、ICOCA、Suicaの電子マネーに対応している。
- フクオカでは、SUGOCAに対応している。
- サッポロでは、Kitaca、suicaに対応している。
交通系電子マネーを導入している全店舗で2013年3月23日よりPiTaPa(ポストペイ・プリペイド併用型)を除くJR/大手私鉄系電子マネーの(定期券機能を除いた)完全相互利用が可能となった。
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2007年7月に移転したポケモンセンタートウキョー新店舗(2007年7月18日内覧会にて撮影)
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トウキョー新店舗のユニオンルーム
- PokemonCenterYokohama.JPG
ポケモンセンターヨコハマ旧店舗。現在はこの反対側に構えている。
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ポケモンセンターナゴヤ旧店舗(2008年8月撮影)
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ポケモンセンタートウホク店舗(2012年1月撮影)
旧日本の店舗
- ポケモンセンタートウキョー 旧店舗
- ポケモンセンターナゴヤ 旧店舗
- 2002年10月11日 - 2008年7月15日
- 2008年7月19日 - 2013年3月16日
- 第3号店。2008年7月19日に同じオアシス21内で移転。
- さらに2013年3月20日に松坂屋名古屋店内に再移転した。
- 〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1-11-1 オアシス21内
- ポケモンセンターヨコハマ 旧店舗
- 2005年3月5日 - 2008年10月5日
- 第5号店。現在の店舗の向い側にあった。
- ポケモンセンターサッポロ 季節営業店舗
- 札幌全日空ホテルで季節営業されていた。
- ポケモンセンターオーサカ 旧店舗
- 1998年11月14日 - 2010年11月23日
- 第2号店。2010年11月26日に大丸梅田店13階に移転。
- 〒530-0015 大阪府大阪市北区崎西2丁目4番12号 梅田センタービルB1
- 現在、跡地にはアニメイトがある。
- ポケモンセンターフクオカ 旧店舗
海外の店舗
- ポケモンセンターニューヨーク
- 2001年11月16日開店。
- Nintendo Services USAが運営。2005年5月14日に、任天堂グッズ全般を扱う「Nintendo World Store」(英語版:Nintendo World Store)としてリニューアルされた。ポケモンコーナーは健在。
- 10 Rockefeller Plaza New York, NY 10020-1930
- ポケモンセンターパリ
- 2014年6月4日 - 2014年6月21日までの期間限定で出店[6]。
ロゴマーク
店に使用されているロゴマークはモンスターボールをかたどったマークに、3種類のポケモンが配されている。
ロゴマークに使われるポケモンは各店舗によって多少異なり、その店が開店した時期にも大きく左右される。ロゴマークの変更例は主に各店舗の移転時のほか、季節営業店だったサッポロでたびたび変更されていた。また、2013年10月12日の『ポケットモンスターX・Y』発売に合わせ、全店舗のロゴマークが一斉に変更された[7]。
各店舗のロゴマークに使用されているキャラクターは以下の通り。ピカチュウは全店で必ず使用されている。
- ポケモンセンタートウキョー
- ピカチュウ・ニョロゾ・ヒトカゲ(1998年4月25日 - 2007年7月16日)
- ピカチュウ・ヒトカゲ・ポッチャマ(2007年7月20日 - 2013年10月11日)
- ピカチュウ・ヒトカゲ・ケロマツ(2013年10月12日 - )
- ポケモンセンターオーサカ
- ピカチュウ・ゼニガメ・ニャース(1998年11月14日 - 2010年11月23日)
- ピカチュウ・ポカブ・ニャース(2010年11月26日 - 2013年10月11日)
- ピカチュウ・ハリマロン・ニャース(2013年10月12日 - )
- ポケモンセンターナゴヤ
- ピカチュウ・チコリータ・ミズゴロウ(2002年10月11日 - 2008年7月15日)
- ピカチュウ・チコリータ・ヒコザル(2008年7月19日 - 2013年10月11日)
- ピカチュウ・チコリータ・フォッコ(2013年10月12日 - )
- ポケモンセンターフクオカ
- ピカチュウ・ワニノコ・アチャモ(2003年11月1日 - 2011年2月25日)
- ピカチュウ・ミジュマル・ヤナップ(2011年3月3日 - 2013年10月11日)
- ピカチュウ・アチャモ・ハリマロン(2013年10月12日 - )
- ポケモンセンターヨコハマ
- ピカチュウ・ゴンベ・キモリ(2005年3月5日 - 2008年10月5日)
- ピカチュウ・マナフィ・ナエトル(2008年10月10日 - 2013年10月11日)
- ピカチュウ・ナエトル・ケロマツ(2013年10月12日 - )
- ポケモンセンターサッポロ
- ピカチュウ・ミルタンク(2002年7月1日 - 9月30日、2002年夏営業時マーク)
- ピカチュウ・アチャモ・キモリ・ミズゴロウ(2003年7月1日 - 10月31日、2003年夏営業時マーク)
- ピカチュウ・ミュウ・ニャース(2005年11月17日 - 2006年4月9日、2005年冬営業時マーク)
- ピカチュウ・ポッチャマ・イーブイ(2009年3月6日 - 2013年10月11日)
- ピカチュウ・ポッチャマ・フォッコ(2013年10月12日 - )
- ポケモンセンタートウホク
- ポケモンセンタートウキョーベイ
- ピカチュウ・ハリマロン・マーイーカ(2013年11月22日 - )
インターネット
- ポケセンオンライン
- 1999年9月2日 - ?
- AOL会員専用ページ内に開設。運営は三井物産。ショッピングアドベンチャーゲームをコンセプトとし、サイト内にはミニゲームが設けられていた。
- ロゴマークはピカチュウ・ポリゴン・コイル。
- ポケモンセンターオンライン
- 2001年3月21日 - 2006年11月30日
- ロゴマークはピカチュウ・ピチュー・ポリゴン2。
- 休店後は、「ポケモンだいすきクラブ」のサイト内に新設された「ポケモンだいすきセレクトショップ」に引き継がれたが、それも2008年12月20日で閉店した。
- ポケモンセンターモバイル
- ポケモンストア
- 2012年10月18日[8] -
- Amazon.co.jpに開設。ポケモンセンターオリジナル商品の一部も取り扱う。
サテライト店舗
全国各地に設置されている、ポケモンセンターの本店舗の補助店。ロゴマークはピカチュウ・ポッチャマ・ヒコザル・ナエトル。
多くは通常のポケモン関連玩具売り場で一部のポケモンセンターオリジナルグッズも合わせて売られている形態となっている。一般の店舗よりも、ポケモンバトリオの設置台数が多い。
- サテライト店舗一覧
- 東京都 : お台場店(トイザらス内)・木場店(イトーヨーカドー)・八王子店(イトーヨーカドー)・武蔵境店(イトーヨーカドー)・日の出店(サティ)
- 埼玉県 : 大宮宮原店(イトーヨーカドー)
- 神奈川県 : ららぽーと横浜店(イトーヨーカドー)・古淵店(イトーヨーカドー)
- 千葉県 : 八千代店(イトーヨーカドー)
- 大阪府 : アリオ八尾店(イトーヨーカドー)・岸和田店(ジョーシン)
- 愛知県 : 長久手店・阿久比店・江南西店・岡崎北店・豊橋南店(ジャスコ)
- 福岡県 : THE MALL春日店
- 広島県 : TERA広島府中店
- 宮城県 : THE MALL仙台長町店
- 北海道 : 函館店・札幌平岡店(ジャスコ)
- 静岡県 : 静岡店・浜北店
- 香川県 : 高松サティ店
- 岡山県 : 岡山店(イトーヨーカドー)・津山店(ジャスコ)
- 青森県 : 青森店(イトーヨーカドー)
- 岐阜県 : 大垣店(アピタ)
- 鳥取県 : 鳥取北店(ジャスコ)
- 新潟県 : 新潟南店(ジャスコ)
出典
外部リンク
- ポケモンセンター - ポケットモンスターオフィシャルサイト
- Nintendo: World Store
- ↑ POKEMON with YOU | ポケモンセンタートウホク
- ↑ テンプレート:Twitter status
- ↑ 『ブラック・ホワイト』以降では、ポケモンセンターでアイテムを売っている
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 2013年11月、千葉県船橋市に、「ポケモンセンタートウキョーベイ」がオープン! 2013年7月26日閲覧
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ ポケモンセンターの各店舗のロゴが、新しくなるよ!! - ポケットモンスターオフィシャルサイト 2013年10月15日閲覧
- ↑ テンプレート:Cite web