群像新人文学賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年4月11日 (金) 20:12時点におけるNureginu (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

群像新人文学賞(ぐんぞうしんじんぶんがくしょう)は講談社が刊行する文芸誌『群像』が、1958年に設けた純文学の公募新人文学賞。毎年10月末日締め切り。

応募規定

  • 小説評論の 2 部門制。
  • 年 1 回発表。
  • 小説部門は400字詰め原稿用紙に換算して250枚以内、評論は70枚以内。
  • 受賞者には正賞として 50 万円(優秀作25万円)が授与され、受賞作は選評と合わせて『群像』6月号に掲載される。

過去の応募規定

  • 枚数
    • 第1回から第6回まで、小説部門は400枚詰め原稿用紙に換算して100枚以内、評論は50枚以内。
    • 第7回から第10回まで、小説部門は400枚詰め原稿用紙に換算して50枚前後(長くても100枚以内)、評論は100枚以内。
    • 第11回から第46回まで、小説部門は400枚詰め原稿用紙に換算して250枚以内、評論は100枚以内。
    • 第47回以降は現在と同じ。
  • 賞金
    • 第1回から第2回まで、小説部門は10万円、評論部門は5万円。
    • 第3回から第21回まで、両部門ともに10万円。
    • 第22回から第23回まで、両部門ともに15万円。
    • 第24回から、両部門共に30万円
    • 第35回から、両部門共に50万円
    • 第9回は両部門の受賞者に副賞として「エンサイクロペディア・アメリカーナ(1965年版・全30巻)」が授与された。
  • 同人雑誌発表作の扱い
    • 第1回から第6回まで、応募締め切りの1年以内に同人雑誌に発表された作品も投稿可能だった。
    • 第7回以降、同人雑誌発表作は投稿不可能となった。
  • 選評の掲載形式
    • 第1回から第6回までは選考座談会が掲載された。
    • 第7回以降は各選考委員の選評が掲載されている。
    • この形式変更は大岡昇平が師匠格の小林秀雄に真似て速記を直す、なんてことに平野謙がクレームつけたため。

受賞作一覧

小説部門

第1回から第10回

第11回から第20回

第21回から第30回

第31回から第40回

第41回から第50回

第51回から第60回

評論部門

第1回から第10回

第11回から第20回

第21回から第30回

第31回から第40回

第41回から第50回

第51回から第60回

選考委員

関連項目

外部リンク

テンプレート:講談社