渡辺謙
テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:ActorActress 渡辺 謙(わたなべ けん、1959年(昭和34年)10月21日 - )は、日本の俳優。本名同じ。「謙」は越後の戦国武将、上杉謙信に因む。新潟県北魚沼郡広神村(魚沼市小出町)出身。演劇集団 円を経て2002年(平成14年)よりケイダッシュ所属。
日本国内・日本国外双方において映画を中心にテレビドラマ、舞台、テレビコマーシャルと幅広く活躍する俳優の一人。身長184cm、体重80kg、てんびん座[1][2]。父の渡辺亮一は画家として活動している。
目次
来歴
デビューまで
新潟県北魚沼郡広神村にて共に教師をしていた両親の元に生まれる。両親の転勤で幼少期を入広瀬村、守門村(ともに魚沼市)、高田市(上越市)で過ごす。新潟県立小出高等学校在学時には吹奏楽部に所属し、幼少の頃から親しんできたトランペットを担当。高校卒業後の1978年、東京の武蔵野音楽大学進学を目指す。しかし正規の音楽教育は受けておらず、また渡辺が中学生の時、父・亮一が病に倒れ仕事が出来なくなったこともあり、学費捻出の困難などの問題から断念。
同年、芥川比呂志演出による演劇集団 円公演『夜叉ヶ池』を観劇して感銘を受け、翌年に同劇団附属の研究所に入所。アルバイト先で知り合った猪俣公章の紹介で唐十郎作、蜷川幸雄演出『下谷万年町物語』のオーディションを受け、研究生ながら主演の青年役に抜擢された。
1982年(昭和57年)、演劇集団 円の劇団員に昇格し、『未知なる反乱』でテレビデビューを果たすと1984年には『瀬戸内少年野球団』で映画デビュー。その後も『タンポポ』、『海と毒薬』などの映画に相次いで準主役級で出演。1986年(昭和61年)のNHK朝の連続テレビ小説『はね駒』にも出演した。
『独眼竜 政宗』、『藤枝 梅安』と闘病
1987年(昭和62年)のNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で主役(伊達政宗役)を演じ、39.7%という大河ドラマ史上最高の平均視聴率を獲得。一躍全国的な人気を獲得、スターダムにのし上がる。また、その頃から歌手としても1992年(平成4年)頃まで活動していた。
以降、舞台・テレビドラマなどで次々と大役を演じ、前途洋々に見えた1989年(平成元年)、映画初主演となるはずであった『天と地と』の撮影中に急性骨髄性白血病を発症し降板。再起はおろか生命も危ぶまれたが、約1年の闘病の後、治療を続けながらも俳優業に復帰。定期的に入院治療を続けながら、仕掛人・藤枝梅安を中心に活動するが、大きな仕事はできなかった。経過は良好に見え、一応治療が終了した1993年(平成5年)、NHK大河ドラマ『炎立つ』に再び主演、完全復活をアピール。しかし、発病から5年経過した1994年(平成6年)に再発。再治療を行い、経過は良好となって、翌年無事復帰を果たす。
方向性の模索
病気再発を経て再復帰した時期と前後して、初の本格的娯楽時代劇シリーズドラマ『御家人斬九郎』、2時間ドラマでは『わが町』『鍵師』などが当たり役となりシリーズ化されたが、渡辺はあまりにも強烈な「政宗」のイメージと、俳優としての評価以前にまず病気のことを持ち出されることなどに悩んでいたという。30代の終わりを機にこれらの人気シリーズを全て終了させるとともに、従来彼のイメージにはなかった悪役・ダメ男役・格好悪い役柄などを積極的に演じるようになる。2000年(平成12年)には、『池袋ウエストゲートパーク』に出演。2001年(平成13年)、久々に演劇集団 円の公演『永遠 Part2』で舞台に立つが、これが結局「円」での最後の舞台となった。2002年(平成14年)元日をもって演劇集団 円を退団、所属をケイダッシュに移す。
世界進出と映画初主演
日本国外映画初出演となったアメリカ映画『ラストサムライ』(2003年公開)で、渡辺は同年度の第76回アカデミー賞助演男優賞ならびに第61回ゴールデングローブ賞 助演男優賞、第30回サターン賞 助演男優賞にノミネートされる等高い評価を得る[3]。これを機にロサンゼルスに居を構え、『バットマン ビギンズ』や『SAYURI』など日本国外映画に立て続けに出演。当初通訳を要していた英会話に関しても猛勉強の末、殆どの会話を自らこなしている(現地での生活ぶりや英語学習の様子は「AERA English」に掲載中)。2005年には米国のTIME誌の表紙にグラビアが掲載されたりピープル誌が企画する「最もセクシーな外国人男性」に選出されたりするなど、米国における知名度が最も高い日本人俳優の一人である。
日本映画では2006年(平成18年)に、荻原浩の小説『明日の記憶』映画化作品で映画初主演を果たす[4]。同作品の映画化に当たっては各映画会社の駆け引きがあり、渡辺を含む複数の日本を代表する大物俳優達が候補に挙がったが、自らも闘病経験があり原作に人一倍の共感を持てた渡辺が、荻原に映画化を熱望する旨の手紙を直接送付したことで(荻原は最初誰かの悪戯だと思ったが、紛れもなく渡辺本人からのものだと知り仰天したという)、渡辺の主演で映画化された。白血病の発症以降、患者役や医療関係者役、難病を扱った作品は避けてきたが、この作品で若年性のアルツハイマー病に冒されていくという主人公を演じている。また、映画公開と同じ時期に発表した自らの著書『誰? - WHO AM I?』で、かつて白血病の治療中頻繁に受けた輸血(主に血小板輸血)が原因でC型肝炎ウィルスに感染し、『明日の記憶』の撮影はその治療の副作用に悩まされながら敢行していたことを告白。現在は急性骨髄性白血病・C型肝炎ウィルス感染ともに問題のない良好な状態を保っているという。更にこの作品で初めてエグゼクティブ・プロデューサーを兼任[5]。映画の普及とアルツハイマー病への理解を促進するため全国各地を奔走した(ただし、渡辺本人は「自分はプロデューサーというよりも『イントロデューサー(紹介者)』である」と述べている)。
2006年には、クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』に、栗林忠道役で日本国外映画初主演。他の主要日本人キャストはオーディションの末選出されたが、渡辺だけは監督から直接出演要請があった。外国語映画賞を受賞したゴールデングローブ賞の授賞式において、壇上のクリント・イーストウッド監督は「偉大なるケン・ワタナベに敬意を表したい」と渡辺に言葉を贈った。
2007年2月25日(日本時間26日)、第79回アカデミー賞授賞式に出席し、カトリーヌ・ドヌーヴと2人で非英語圏の俳優代表として舞台に立ち、賞が設定されて50周年を迎えた外国語映画賞の歴史を紹介した。
2008年2月に撮影開始された映画『ダレン・シャン』にも、サーカスのオーナー、Mr.トールで出演。また、『バットマン ビギンズ』で仕事をしたクリストファー・ノーラン 監督の新作サスペンス『インセプション』で再び起用されている。
2009年(平成21年)10月、 山崎豊子原作の映画『沈まぬ太陽』に恩地元役で主演し、第33回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、第34回報知映画賞主演男優賞を受賞。映画公開初日の舞台挨拶にて作品・撮影の厳しさを語り男泣きした。
2014年には、新たに製作されるハリウッド版『ゴジラ』へのメインキャストの一人として出演が決定している。この作品の中で「ガッジーラ」という英語の発音を拒否し、「ゴジラ」と日本語の発音にこだわったとインタビューに答えている[6][7][8][9]。
人物
1996年に刊行された社会派映画監督熊井啓の著書「映画の深い河」では、深く渡辺について言及している。熊井の「海と毒薬」に起用するかどうか判断するために初めて渡辺と会った時に感じた独特の雰囲気は、「初めて石原裕次郎や小林旭、赤木圭一郎、吉永小百合らを見た時に感じたスター性と同じものを感じた」と記している。また、スター性だけでなく「海と毒薬」の製作過程で長尺のアフレコを行った際のあまりにも正確な仕事ぶりに感心し、三船敏郎に劣らない卓越した集中力を持っている俳優であると激賞。そして、いつか渡辺主演で映画を撮りたいと述べていた。
1983年(昭和58年)に結婚した前夫人とは2年に及ぶ調停の末、2005年(平成17年)3月に離婚。時を同じくしてテレビ東京のサスペンスドラマの共演を機に知り合った女優の南果歩と本格的に交際を開始し、同年12月3日に再婚。二人の交際に関しては日本の芸能マスコミもノーマークで、AP通信配信の写真で渡辺が映画『SAYURI』のニューヨークプレミアに同伴した「未確認ゲスト」の女性が南と判明すると同時に、二人の結婚が公表された。南が前夫の辻仁成との間に儲けた1子(男子)とも養子縁組(次男)し、一時は南と次男と共にロサンゼルスを生活の拠点にしていた。仕事で世界各地を飛び回る渡辺と、より家族の時間を多く持てるよう考慮して、家族の生活の拠点は日本においている。当初、結婚式などは挙げなかったが、2010年8月、結婚5年目の節目としてロサンゼルスで挙式したことを公表した。
前妻との間に儲けた第1子(長男)の渡辺大は俳優として、第2子(長女)の杏は女優・ファッションモデルとして活躍している。2008年(平成20年)8月には長男の大に第1子が誕生し、渡辺は48歳の若さで初孫を持つ身となった。
趣味は乗馬やゴルフ、料理など多岐にわたる。無類の蕎麦好きで、テレビ番組に出演した際、十割蕎麦を「ケレン」と評するほどのこだわりを持ち、特に故郷新潟名物の「へぎそば」を好む。スポーツではラグビーの神戸製鋼、プロ野球の阪神タイガースのファンとして知られる。特に阪神タイガースに関しては熱狂的なファンであり、阪神の試合結果はハリウッドに活動拠点を移した現在でもインターネットなどで随時情報収集しており、渡辺自身も多忙な中、2005年9月19日と9月20日には阪神甲子園球場に駆けつけ、阪神×中日戦を観戦。20日には関西ローカルの独立UHF局のナイター中継『サンテレビボックス席』に5回までゲスト出演した。日本にいるときは精力的に甲子園球場にタイガースの応援に出かけて行く。野球解説者の福本豊と友人で、試合観戦後は福本と甲子園球場近隣の庶民的な居酒屋でにぎやかに野球談義に花を咲かせていた。
ヘビースモーカーであり、移動や上記の阪神タイガースの応援の際のぞみ号・東京駅・新大阪駅・甲子園球場等の喫煙ルームや喫煙エリアに突然一人で姿を現し、周りを驚かせたこともある。[10]
上記のアカデミー賞のプレゼンターを一緒に務めたカトリーヌ・ドヌーヴが、約2週間後の3月13日に「フランス映画祭2007」の代表団長として来日。東京都港区のフランス大使館での記者会見の時に渡辺の印象について聞かれ、「彼の英語は素晴らしいと思った。非常に才能があって、すてきな方ですね」と語った。また、出演している作品の吹き替え版でも『バットマン ビギンズ』を除くすべての作品で渡辺自身が声を担当している。
2009年(平成21年)5月29日付東京新聞の一般投書欄へ渡辺自身が投稿していた。具体的には、日本の方向性を示しきれない政治家へ苦言を呈すると共に、麻生内閣が決定した補正予算の中の「アニメの殿堂(国立メディア芸術総合センター)」について「文化発信に繋がるという妄想は止めて、即座に予算から削除するべき」というものであった。
2013年、東日本大震災の被災者たちを支援しようと、宮城県気仙沼市に自身がプロデュースしたライブカフェ「K-port」をオープン。オープニングイベントとして11月24日に1日だけのスペシャル企画として、南果歩と朗読劇「ラヴ・レターズ」 を上演している[11]。
出演作品を選ぶ基準について「自分の心の針が振れるかどうかで素直に選んでいますね」と述べている[12]。
出演作品
映画
- 瀬戸内少年野球団(1984年、日本ヘラルド映画、篠田正浩 監督) - 中井鉄夫 役
- タンポポ(1985年、東宝、伊丹十三 監督) - ガン 役
- 結婚案内ミステリー(1985年、東映、松永好訓 監督) - 船山哲也・関根昌和 役(二役)
- 海と毒薬(1986年、日本ヘラルド、熊井啓 監督) - 戸田 役
- 幕末純情伝(1991年、松竹、薬師寺光幸 監督) - 坂本竜馬 役
- ラヂオの時間(1997年、東宝、三谷幸喜 監督) - トラック運転手 役
- てなもんや商社(1997年、松竹、本木克英 監督) - 王 役
- 絆 -きずな-(1998年、東宝、根岸吉太郎 監督) - 佐古 役
- スペーストラベラーズ(2000年、東映、本広克行 監督) - 坂巻隼人 役
- 溺れる魚(2001年、東映、堤幸彦 監督) - 御代田 役
- 千年の恋 ひかる源氏物語(2001年、東映、堀川とんこう 監督) - 藤原道長・藤原宣孝 役(二役)
- 陽はまた昇る(2002年、東映、佐々部清 監督) - 大久保修 役
- T.R.Y.(2003年、東映、大森一樹 監督) - 東正信 役
- 新・仁義なき戦い/謀殺(2003年、東映、橋本一 監督) - 藤巻寛明 役
- ラストサムライ The Last Samurai(2003年、ワーナー・ブラザーズ、エドワード・ズウィック 監督) - 勝元盛次 役
- 北の零年(2005年、東映、行定勲 監督) - 小松原英明 役
- バットマン ビギンズ Batman Begins(2005年、ワーナー・ブラザーズ、クリストファー・ノーラン 監督) - ラーズ・アル・グール(影武者) 役
- SAYURI Memoirs of a Geisha(2005年、コロンビア、ロブ・マーシャル 監督) - 会長 役
- 明日の記憶(2006年、東映、堤幸彦 監督) - 佐伯雅行 役 ※第30回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞受賞
- 硫黄島からの手紙 Letters from Iwo Jima(2006年、ワーナーブラザーズ、クリント・イーストウッド 監督) - 栗林忠道 役
- 沈まぬ太陽(2009年、角川映画、若松節朗 監督) - 恩地元 役 ※第33回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞受賞
- ダレン・シャン(2009年、ユニバーサル・ピクチャーズ(日本での配給は2010年、東宝東和)、ポール・ワイツ監督) - ミスター・トール 役
- シャンハイ Shanghai(2010年、ワインスタイン・カンパニー、ミカエル・ハフストローム 監督) - タナカ将校 役
- インセプション Inception(2010年、主演・レオナルド・ディカプリオ、ワーナー・ブラザーズ、クリストファー・ノーラン 監督) - サイトー 役
- はやぶさ 遥かなる帰還(2012年、東映、瀧本智行 監督) - 山口駿一郎 役
- 許されざる者(2013年、ワーナー・ブラザース映画、李相日 監督) - 釜田十兵衛 役
- 沈黙 SILENCE(2013、アメリカ)
- GODZILLA ゴジラ Godzilla(2014年、ワーナー・ブラザーズ、ギャレス・エドワーズ監督) - 芹沢猪四郎博士 役
- トランスフォーマー/ロストエイジ Transformers: Age of Extinction(2014年、パラマウント映画、マイケル・ベイ監督) - オートボット・ドリフト 役(字幕版における声の出演)
- 樹海
テレビドラマ
- 壬生の恋歌(1983年4月20日 - 10月26日、NHK) - 畑中三郎 役
- 太陽にほえろ! 第574話「冒険の海」(1983年10月28日、日本テレビ/東宝) - 清水ユウジ 役
- 大河ドラマ(NHK)
- 月曜ワイド劇場 美しい女医の診察室II(1984年3月26日、テレビ朝日)
- 弐十手物語(1984年4月12日 - 7月12日、フジテレビ) - やお吉 役
- 転校少女Y(1984年10月 - 12月、TBS/東宝) - 村井哲郎 役
- 連続テレビ小説 はね駒(1986年4月7日 - 10月4日、NHK) - 小野寺源造 役
- TBS大型時代劇スペシャル(TBS)
- あなたが欲しい(1989年1月 - 3月、フジテレビ/東映/共同テレビ)
- 晴のちカミナリ(1989年4月12日 - 8月2日、NHK) - 竜治 役
- 仕掛人 藤枝梅安シリーズ(1990年 - 1993年、フジテレビ/国際放映) - 藤枝梅安 役
- 渡辺自身が『独眼竜政宗』以外に代表作として挙げている。全7話。
- 忠臣蔵 風の巻・雲の巻(1991年12月13日、フジテレビ) - 赤垣源蔵 役
- 巌流島 小次郎と武蔵(1992年1月1日、NHK) - 佐々木小次郎 役
- わが町シリーズ(1992年 - 1998年、日本テレビ) - 森田吾郎 刑事 役
- 月曜ドラマスペシャル あにき(1992年5月18日、TBS) - 修二 役
- 君たちがいて僕がいるシリーズ(1992年、フジテレビ) - 藤原千十郎 役
- 居酒屋兆治(1992年7月10日、フジテレビ) - 兆治 役
- 町奉行日記(1992年12月23日、フジテレビ) - 望月小平太 役
- 鍵師シリーズ(1993年 - 1997年、フジテレビ/松竹) - 水谷浩二 役
- 御家人斬九郎シリーズ(1995年 - 2002年、フジテレビ/映像京都) - 松平残九郎 役
- 寿司、食いねェ!シリーズ(1996年 - 1997年、関西テレビ) - 吉永修造 役
- 忠臣蔵(1996年10月9日 - 12月18日、フジテレビ/東映) - 脇坂淡路守 役
- 指名手配シリーズ(1998年 - 2001年、日本テレビ) - 今井 役
- 直線の死角(1998年12月21日、TBS) - 小早川徹 役
- 世にも奇妙な物語 春の特別編「時間(とき)のない街」(1999年3月31日、フジテレビ) - 西川慶一 役
- 果つる底なき(2000年2月11日、フジテレビ) - 伊木遥 役
- 池袋ウエストゲートパーク(2000年4月14日 - 6月23日、TBS) - 横山礼一郎 役
- 浅草・花岡写真館(2000年12月3日、BS-i) - 黒川弥三郎 役
- 人間の証明2001(2001年1月7日、BSジャパン/テレビ東京) - 棟居弘一良 役
- 女子刑務所東三号棟3 私たちは息子を殺しました…(2001年9月30日、TBS)
- こちら第三社会部(2001年10月8日 - 12月17日、TBS) - 清水次郎 役
- 忠臣蔵1/47(2001年12月28日、フジテレビ) - 安兵衛の介錯人 役
- 壬生義士伝 新撰組で一番強かった男(2002年1月2日、テレビ東京) - 吉村貫一郎 役
- 24時間テレビスペシャルドラマ 父さんの夏祭り(2002年、日本テレビ)
- 強行犯捜査第七係(2002年6月29日 - 、NHK-BShi) - 神山紘一郎(刑事)役
- 横山秀夫サスペンス 沈黙のアリバイ(2002年7月8日、TBS) - 朽木泰正 役
- 異端の夏〜誘拐事件発生!子供の命を救えるか?(2003年1月19日、BSジャパン/テレビ東京) - 辰巳幸輝 役
- のちの妻となる南果歩と共演した作品。
- 川、いつか海へ 6つの愛の物語(2003年12月22日、NHK) - 田沼六郎 役
- 砂の器(2004年1月18日 - 3月28日、TBS) - 今西修一郎 役
- 天切り松 闇がたり(2004年7月30日、関西テレビ) - 抜け弁天の安吉 役
- 星ひとつの夜(2007年5月25日、フジテレビ) - 野々山廣治 役
- 刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史(2009年6月20・21日、テレビ朝日) - 平塚八兵衛 役
- 坂の上の雲(2009年、2010年、2011年、NHK) - 語り
- 遠まわりの雨(2010年3月27日、日本テレビ) - 福本草平 役
- 塀の中の中学校(2010年10月11日、TBS) - 川田希望 役
- 愛・命 〜新宿歌舞伎町駆け込み寺〜(2011年12月17日、テレビ朝日) - 平山秀盛 役
- 負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂〜(2012年、NHK) - 吉田茂 役
- 白銀ジャック(2014年8月2日、テレビ朝日) - 倉田玲司 役
- おやじの背中 第7話「よろしくな。息子」(2014年8月24日、TBS) - 高村浩司 役
舞台
- 悲劇・ブリタニキュス(1980年、演劇集団 円)
- 下谷万年町物語(1981年、蜷川幸雄 演出)
- 冬のライオン(1981年、演劇集団 円)
- バジャゼ(1981年、演劇集団 円)
- プラトーノフ(1982年、演劇集団 円)
- 花粉熱(1984年、演劇集団 円)
- ピサロ(1985年、パルコ・山崎努プロデュース公演) - アタワルパ 役
- ハムレット(1988年、蜷川幸雄 演出) - 主演・ハムレット 役
- 永遠 Part2(2001年、演劇集団 円)
- ホロヴィッツとの対話(2013年、三谷幸喜演出) - 主演・調律師フランツ=モア 役
ラジオ
- ヤクルト本社(2007年 - )
吹き替え
- 渡辺謙の吹き替え ※洋画出演の際、ほとんどの作品で自身が吹き替えを兼任している。
- ランボー(シルヴェスター・スタローン)日本テレビ版
- 風と共に去りぬ(クラーク・ゲーブル)テレビ東京版
ドキュメンタリー
- 超大型ロマンアドベンチャースペシャル イシグアラスト タランパジャ(2008年1月4日放送・テレビ東京)- ナレーション
- 渡辺謙 アメリカを行く
- 〜星条旗の下に生きたヒバクシャたち〜(2009年、NHK)
- 〜9.11テロに立ち向かった日系人〜(2011年、NHK)
- Beyond The Tsunami 津波を乗り越えて (2012年、ディスカバリーチャンネル)
- NHKスペシャル “同日同時刻”生中継 被災地の夜 (2012年 NHK)
- 渡辺謙 僕に、できること (明日へ〜支えあおう〜)
- 〜第1回 世界に震災を伝える〜(2012年、NHK)
- 〜第2回 ただひたすら被災地へ〜(2012年、NHK)
- 〜第3回 “復興”を見つめた2年〜(2013年、NHK)
- 震災3年・復興と未来〜“これから”のために〜(2014年3月11日、TBS)
CM
- 松下電器産業(現:パナソニック) カラーテレビ『αArtサラウンド』(1987年)
- レナウン『SIMPLE LIFE』(1985年 - 1988年)
- アサヒビール
- 『スーパーイースト』(1989年)
- 『プレミアム生ビール 熟撰』(2008年)
- 日産自動車
- キヤノン デジタル一眼レフカメラ
- ヤクルト本社『ヤクルト400』
- 日本和装ホールディングス『4ヶ月間無料きもの着付教室』
- 野村不動産『プラウド新浦安』(関東エリアのみ、2006年9月 - 2007年8月)
- NTTドコモ
- スズキ『ワゴンR』(2012年 - )
- サントリー『グラン ドライ』 (2013年3月 - )
その他
- サンテレビボックス席(2000回中継記念ゲストなど数回)
- 芦沢誠のGO!GO!サタデー(2011年4月23日)
- 枠内コーナー「ABCフレッシュアップベースボール」(阪神対横浜)が試合中止となり、急遽スタジオからの放送で飛び入り出演した
歌手としての活動
シングル
- やさしい夜~風を忘れた子供たち(1989年10月21日)
- 君を待つシーソー(1990年10月21日)
アルバム
- 終わりのない輪舞(1987年11月)
- ANDANTE(1988年11月21日)
- Rit(1992年11月1日)
受賞
日本アカデミー賞
- 第22回(1998年度)優秀助演男優賞 - 『絆 -きずな-』
- 第25回(2001年度)優秀助演男優賞 - 『千年の恋 ひかる源氏物語』
- 第26回(2004年度)優秀助演男優賞 - 『陽はまた昇る』
- 第30回(2006年度)最優秀主演男優賞 - 『明日の記憶』
- 第33回(2009年度)最優秀主演男優賞 - 『沈まぬ太陽』
- 第37回(2013年度) 優秀主演男優賞 - 『許されざる者』[13]
その他
- 1987年度エランドール新人賞 - 『海と毒薬』
- 第42回(1987年)日本放送映画藝術大賞 放送部門 最優秀主演男優賞 - 『独眼竜政宗』
- 第8回(1998年度)日本映画批評家大賞・男優賞
- 第3回(2003年)ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー賞 - 『ラストサムライ』
- 第46回(2003年)ブルーリボン賞 特別賞 - 『ラストサムライ』
- 第41回(2004年)ゴールデン・アロー賞 映画賞 - 『ラストサムライ』
- 第28回(2004年)山路ふみ子映画賞 山路ふみ子文化財団特別賞 - 『ラストサムライ』
- 第59回(2004年) 日本放送映画藝術大賞 放送部門 優秀助演男優賞 - 『砂の器』
- 第15回(2006年)淀川長治賞 - 『ラストサムライ』『バットマン ビギンズ』『SAYURI』『明日の記憶』
- 第31回(2006年)報知映画賞 最優秀主演男優賞 - 『明日の記憶』
- 第19回(2006年)日刊スポーツ映画大賞 主演男優賞 - 『明日の記憶』
- 第80回(2006年)キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞 - 『明日の記憶』
- 第49回(2006年)ブルーリボン賞 主演男優賞 - 『明日の記憶』
- 2006年度SARVH賞 - 『明日の記憶』
- 第35回(2006年)ベストドレッサー賞 - 『明日の記憶』
- 第61回(2006年)日本放送映画藝術大賞 映画部門 最優秀主演男優賞 - 『明日の記憶』
- 第34回(2009年)報知映画賞 最優秀主演男優賞 - 『沈まぬ太陽』
- 第64回(2009年)日本放送映画藝術大賞 映画部門 最優秀主演男優賞 - 『沈まぬ太陽』
- 第4回(2009年)安吾賞(新潟市主催)
- ジャパンアクションアワード2014 ベストアクション男優賞 - 『許されざる者』
関連項目
脚注
外部リンク
- テンプレート:Official
- テンプレート:Allcinema name
- テンプレート:Kinejun name
- テンプレート:Imdb name
- 『明日の記憶』とつきあう。 - ほぼ日刊イトイ新聞
テンプレート:ケイダッシュ テンプレート:日本アカデミー賞最優秀主演男優賞 テンプレート:キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞 テンプレート:ブルーリボン賞主演男優賞 テンプレート:大河ドラマ主演俳優
テンプレート:Asbox- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 「たそがれ清兵衛」と渡辺謙さんがアカデミー賞にノミネート
- ↑ Goo映画 明日の記憶
- ↑ 東映ビデオ映像特典/エグゼクティブ・プロデューサーをも担当
- ↑ 渡辺謙「ゴジラに国境も国籍もない」『GODZILLA』ハリウッドで初お披露目
- ↑ 渡辺謙「GODZILLA」に確かな手応え「ゴジラに国境ない、世界中に愛されている」
- ↑ 渡辺謙 こだわりの発音!「GODZILLA」ではなく「ゴジラ」
- ↑ ハリウッドが「ゴジラ」に熱狂! 映画の聖地 “ドルビー・シアター”で、「ゴジラ」を初上映!!
- ↑ ABCラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」より
- ↑ 男の履歴書 渡辺謙編|インライフ
- ↑ 週刊文春2011年八月十一日・十八日号
- ↑ テンプレート:Cite web