ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です

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テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です(ドッキリ!ハッキリ!みよさわやすしです)は、大阪・ABCラジオ朝日放送)で毎週月曜日から金曜日まで放送されている生ワイド番組。現在の放送時間は9:00 - 12:00である。

通称は『ドキハキ』で、2004年10月2日に放送開始。2009年7月4日までは、毎週土曜日の午前中に放送されていた。

概要

朝日放送のアナウンサーである三代澤康司は、2004年9月まで10年間にわたって、『ワイドABCDE〜す』(ABCテレビで平日の夕方に放送されていた情報番組)シリーズの司会を担当。同シリーズの終了を機に、先輩アナウンサー・道上洋三(『おはようパーソナリティ道上洋三です』パーソナリティ)の次の世代を担うラジオパーソナリティの1人として、2004年10月2日から当番組を担当している。

当初は毎週土曜日の6:30 - 9:50に生放送(以下「土曜版」と略記)。2007年4月からは、それまで9:50から10分間放送されていたミニ番組『なるみのもっとキレイになりたい!』が終了したことを機に、放送時間を10:00にまで延長した。しかしABCラジオでは、2009年7月に異例の大型改編を実施。同月6日からは、その改編の一環として、平日の帯番組(以下「平日版」と略記)に改められている。ちなみに平日版は、2010年3月まで9:00 - 13:20に放送されていた。

土曜版では、3時間を越える生放送を三代澤が1人で取り仕切っていた。しかし、平日版への改編を機に、幅広い年齢層の女性パートナーを日替わりで起用することになった。平日版の開始当初のパートナーは、月曜日が桂紗綾(ABCアナウンサー)[1]、火曜日が足立敦子(料理研究家)、水曜日が牧野エミ(舞台女優)、木曜日が関根友実(元ABCアナウンサー)、金曜日が土谷多恵子(ラジオパーソナリティ)。ただし三代澤は、土曜版に続いて、平日版でも提供クレジットの読み上げ・メッセージの受付告知などを一手に担っている。その一方で、生放送を終えると、リスナーとの交流などを目的に近畿各地の商店街やイベント会場をたびたび訪問。翌日(金曜日の場合には翌週月曜日)の放送のオープニングトークで、訪問の一部始終を話すことも多い。

平日版では、三代澤の後輩アナウンサーで経済記者でもある島田大が、不定期で経済関連のニュースを解説。同じく後輩の堀江政生が政治記者として朝日新聞東京本社政治グループに出向していた時期(2010年7月まで)には、堀江による電話リポートを随時放送していた。また、三代澤・番組と縁の深い著名人(河内家菊水丸山田雅人馬場俊英など)やヘビーリスナーを続々と「ドキハキファミリー」に認定する[2]とともに、Twitterを積極的に活用。Twitter経由で投稿されたメッセージを、放送中に取り上げることも多い。2012年には、6月11日からは、Facebook上にも公式ページを開設。京阪電気鉄道びっくりドンキーとのコラボレーション企画(後述)を実施したり、プラネットバルンから「ドキハキ!手帳2013」を発売したりしている[3]美木良介考案の「ロングブレスダイエット」が話題になってからは、美木をゲストに招いたり、「ロングブレスダイエット」にちなんだ体操を放送中やイベントでリスナーに促したりすることもある。

なお、過去に初期段階の乳がんを患っていた牧野は、2011年6月29日の放送中にがん細胞が肝臓など数ヶ所に転移していることを告白。告白後も明るく振る舞いながら2012年11月14日の放送まで出演を続けていたが、同月17日に肝臓がんのため53歳で急逝した。当番組では、逝去翌週の水曜日(11月21日)に、松尾貴史をゲストに迎えて「牧野エミ追悼スペシャル」を放送[4]。水曜日はこの日の放送から三代澤のみで生放送を進めていた[5]が、2013年4月3日からは、2009・2010年度に『歌謡大全集』(ABCラジオで放送されていたナイターオフ番組)金曜日で牧野とコンビを組んでいた桂南天を、当番組初の男性パートナーとして牧野の後任に起用している[6]

2014年4月現在のプロデューサーは、上ノ薗公秀(朝日放送の関連会社であるエー・ビー・シーメディアコム所属、放送上の愛称は「上の空プロデューサー」)。放送上は、上ノ薗が率いる番組スタッフを、「ドキハキ頭脳集団」と総称している。「タスタスweek」と称した2014年6月第1週の放送(2日 - 6日)では、ABCラジオが提唱する「+Radio」(プラス・ラジオ[7])というコンセプトと連動したラジオ向けのスポットCMを、「ドキハキ頭脳集団」が数パターン制作[8]。ABCラジオでは、同月中旬から、曜日・時間帯を問わずこのCMを放送している[9]

三代澤が休演した場合の対応

全国高等学校野球選手権大会全国大会の期間中には、ABCラジオが全試合を中継する関係で当番組を休止。三代澤も休暇を取るため、平日の午前中に中継予定の試合が中止になった場合には、三代澤以外の朝日放送アナウンサー(島田など)と当該曜日のパートナーの出演でスペシャルバージョンを放送することがある。

2014年には、三代澤が体調不良で出演を見合わせた4月17日6月26日(いずれも木曜日)・6月27日(金曜日)放送分で、島田がパーソナリティ代理を担当していた[10]。さらに、6月27日の放送では、三代澤が髄膜炎の治療を目的に2週間程度入院と静養に充てることを公表。同月30日(月曜日)から7月15日(火曜日)までの放送では、番組タイトル・パートナー・コーナー構成を変更せずに、三代澤が復帰するまで以下の後輩アナウンサーが日替わりでパーソナリティ代理を務めている[11]

主なコーナー

2014年6月時点でのタイムテーブルを基準に作成。時刻は目安。

  • オープニング(9:00)
  • みよスポ(9:35頃)
    • 放送日に関西地区で発行されたスポーツ紙の記事から、芸能・政治・事件・スポーツ関係の話題を3本程度紹介。オープニングでは、コーナータイトルの「スポ(ーツ)」にちなんで、野球のバットにボールが当たる音や野球場での歓声を組み合わせた効果音を流している。
  • インフォマーシャル・リスナーからのメッセージ紹介(9:55頃)
  • ドキハキ体操(9:59)
    • ロングブレスダイエットにちなんだ番組オリジナルの体操で、女性の声による音源を放送。三代澤を初めとする出演者も体操に取り組んでいるため、放送では彼らの深呼吸から生じる音も流れる。ちなみに、体操が終了すると、時報CMをはさんで10時の時報が流れる。
  • こんなんおまっせ(10:00頃)
    • リスナーから提供された情報を交えながら、放送日に予定されている主な行事やイベントを紹介。シングルアルバムの新譜リリースが集中する水曜日には、「ドキハキファミリー」のアーティストや、三代澤や「ドキハキ頭脳集団」が注目したアーティスト・音楽ユニットの新譜から音源の一節を放送する。
    • 岐阜県県人会でも活動している同県出身の「ドキハキ頭脳集団」スタッフがFC岐阜J2所属)の応援を始めた2014年3月からは、地元局でないにもかかわらず、同球団の試合予定も随時伝えている。
  • みよちゃんの言うたもん勝ち(10:20頃)
  • じゃんけんレンジャー(10:25頃、後述)
  • 今日のスペッシャル(10:35頃)
    • 「ドキハキファミリー」やゲストを招くこともある。
    • 「ピンクなエミ」(毎月最終水曜日のみ)
      • 牧野が『歌謡大全集』のパーソナリティ時代に月1回のペースで放送していたコーナーを、当番組平日版開始時に継承。当初は日替わりコーナー枠で放送されていた。タイトルの「ピンク」は、ピンクリボン運動にちなむ。
      • 牧野は、マンモグラフィーによる乳がん検査を受けていたにもかかわらず、検査先の技術の不備で乳がんの発見が遅れた。その経験から、当コーナーでは、検査体制の整った医療機関での受診を強く訴えてきた。また、自身の闘病経験にとどまらず、がんや乳がん検査にまつわるリスナーの経験談も紹介していた。
      • 牧野が前述のがん転移を告白したのは、2011年6月最終週放送分の当コーナーであった。「牧野エミ追悼スペシャル」でも、その時の音源をコーナーごと流した。なお牧野の逝去後も、当コーナーは月に1回のペースで放送を続けている。
  • はぴねすくらぶラジオショッピング(10:50頃)
  • 日替わりコーナー(11:10頃、後述)
  • ドッキリ!ハッキリ!ラジオショッピング(ジャパネットたかたラジオショッピング、11:20頃) ※番組放送日が祝日の場合は休止
  • 久光製薬 リラックスタイム みよちゃんのなごみサロン(11:25頃)
    • ABCラジオが加盟するNRNの基幹局向け企画ネット番組を、リスナーからのメッセージ紹介コーナーとして内包。メッセージを紹介されたリスナーには、番組グッズの「カツカツ財布」を進呈する。三代澤(またはパーソナリティ代理)が独特の口調で「メッセージを御紹介した皆さんには、カツカツ財布を・・・差し上げます!」という口上を述べながら、鈴を鳴らすことでコーナーを締めくくることが特徴。
  • アステラス製薬 健やかライフ(11:45頃)
    • 三代澤が出演する事前収録の内包番組。三代澤が当番組の本編に登場しない場合にも、収録済みの内容を放送する。
  • ABCニュース(9:20頃、10:15頃、11:00頃)
  • ABC天気予報(9時台、11時台)※9時台にのみ、ABCと契約している気象予報士が日替わりで登場。
  • ABC交通情報(9:50頃、10:45頃、11:35頃)

日替わりコーナー

日替わりパートナーが中心の企画が中心。◎は平日版の開始当初から放送。

現在

  • 月曜日:「世界の車掌から」(2011年10月から)
    • JTBのメディア直販型旅行プラン「旅物語」において、関西圏から出発するプランを、コント仕立てで毎週1つ紹介。タイトルは、ABCテレビでも放送中の『世界の車窓から』(テレビ朝日制作)にちなんでいる。
  • 火曜日:「あつこにおまかせ!」◎
    • 家庭で簡単に作れる料理のレシピを、足立が実演を交えて紹介。タイトルは、『アッコにおまかせ!』(TBS制作、関西地方ではMBSテレビで放送)にちなんでいる。
  • 水曜日:「石巻通信」(2011年7月から)
    • 朝日新聞」との連動企画。東日本大震災(2011年3月11日)の被災地・石巻市宮城県)にある同紙の石巻支局と電話をつなぎながら、三代澤が支局長や支局駐在の記者から現地の復興状況などを訊く。
  • 木曜日:「ドキハキ劇場 住まいのABC!」
  • 金曜日
    • 「多恵ちゃんにたのもう!!」◎(11:05頃から10分程度)
      • リスナーから寄せられた疑問や質問に、人生経験豊かな土谷が回答。平日版の放送を開始するまで土谷が桂南光(南天の師匠)とパーソナリティを務めていた『歌謡大全集』[12]内のコーナー「分からんことは多恵ちゃんに聞け」を、事実上引き継いでいる。
    • 「ドキハキ くらしの大事典」(11:15頃から5分程度、2012年4月から)
      • 大阪ガスの1社提供コーナーで、前半では放送当日の記念日など、季節にまつわる話題を紹介。後半を、同社関連のインフォマーシャルに充てている。

過去

  • 月曜日:「さあやのさあやったるで!」◎
    • 桂による取材報告で、2011年9月まで放送。タイトルは、桂の名前(紗綾)にちなむ。
  • 水曜日:「牧野エミの放浪記」◎
    • 2011年6月まで、毎月最終週以外に放送。牧野が自らの演劇人生を振り返る趣向になっていた。
  • 木曜日:「関根友実の大ボケ大賞!」
    • 平日版の途中(開始時期不詳)から2011年11月まで放送。リスナーから寄せられた失敗談を、関根が紹介していた。

じゃんけんレンジャー

リスナー参加のじゃんけんコーナー。リスナーに電話をつなぎ、電話越しにじゃんけんをする。リスナーが勝てば1万円がもらえる。コーナーのオープニングでは、スーパー戦隊シリーズの主題歌調のメロディーに乗せて、三代澤がテーマソングを歌うことが特徴[13]。当番組の携帯サイトでは、「着うた」用に編集した音声ファイルのダウンロードが可能になっている。

当初は「じゃんけんQちゃん」の名称で、九官鳥「Qちゃん」の音声とじゃんけんをしていた。しかしQちゃんが行方不明になった(後述)ことに伴い、じゃんけんKINGに変更された。

じゃんけんKINGでは「じゃんけんキング」というキャラクターを登場させ、応募したリスナー参加者を電話でつないで、じゃんけんをしていた。「じゃんけんキング」は正体を一切公表せず、番組に寄せるメッセージの片隅に「じゃんけんキングの正体はこの人ではないか」とメッセージ等で答え正解したリスナーにだけ、ラジオを通して「正解~!」と三代澤が伝えていた。リスナーにとっても、その「謎」の正体を明かすことが一つの楽しみとなっていた。

しかし、当時の後枠番組であった『征平・吉弥の土曜も全開!!』(現在も放送中)のパーソナリティ・桂吉弥が、そんな事情を知らないまま、同番組内で正体を暴露してしまった。このため「じゃんけんキング」はお蔵入りとなり、後継キャラクター「じゃんけんレンジャー」となった。

土曜日時代は9時台にリスナーと電話をつないでいた。平日帯番組への変更当初は、1日1回、放送時間中に不定期に挿入する形となった。出演希望のリスナーは時間帯を指定して申し込み、希望時間帯ごとに抽選を実施する。開始時間はその後、午前10時50分頃からに固定された。

平日放送の初期は、「じゃんけんレンジャー」が勝った場合、翌日へ賞金を持ち越すことはなかったが、ABCの聴取率週間「14(ジューシー)デイズ」で賞金持ち越しを実施したところ、好評だったため、2009年12月21日放送分より、持ち越し制度を正式に導入した。

2011年には、東日本大震災の影響で、発生直後(3月14日)の放送から当コーナーを休止。10月から再開した。再開後は持ち越し制度が無くなり、挑戦者(リスナー)が敗れた場合も翌日の賞金は1万円となっている。

内包番組

過去のコーナー

土曜版

  • トヨタ街かどお天気交差点 - スポンサーであったトヨタとのスポンサー契約終了と共に「街かどお天気交差点」のコーナー名がなくなり、ABC天気予報となった。
  • ドッキリ!ハッキリ!アンケート
  • ふっくら福井 - 福井放送のアナウンサーが、生電話を通じて福井県の情報を紹介。
  • 話のハイウェイ
  • 三代澤課長営業中!

みよちゃん食べて 出前モーニングサービス

当番組への出演を希望するリスナーが三代澤のために作った朝食を、生放送中のスタジオに届けるとともに、三代澤とフリートークを展開するコーナー。土曜版でのメインコーナーの一つであった。ただし、放送週によっては、道上洋三(2006年9月30日)、山崎美和清水次郎(2007年1月6日)、吉元規子・中島和恵(日本道路交通情報センターアナウンサー、2007年4月21日)、桂雀々(2007年5月19日)、コング桑田(2007年6月30日)、河島あみる(2007年12月8日)、桂吉弥(2007年12月15日)、姿月あさと(2008年5月17日)、秋吉英美(2008年10月11日)、高田郁(時代小説作家、2009年6月13日)などの著名人やアナウンサーが出演。平日版でパートナーとなる足立も、初回と最終回に登場している。

平日版へ移行後は、レギュラーコーナーとして放送していない。しかし、土曜版からの流れで、三代澤が放送中にリスナー(主にパン・和洋菓子などの飲食店関係者)から差し入れをもらうことがある。その場合には、エンディング5分前あたりに、『出前モーニングサービス』として当コーナーを復活させる。『じゃんけんレンジャー』に出場したリスナーや、メッセージを紹介されたリスナーが、お礼として差し入れを提供することも多い。

平日版

  • ドキハキ・エンターテイメント - 13:20まで放送されていた2010年3月まで、12時台に設けられていたコーナー。最新の芸能情報などを取り上げていた。当コーナーの廃止後は、主に「みよスポ」で紹介。
  • 日本列島ほっと通信 - 2010年3月まで12:50頃に内包していたTBSラジオ制作・JRN全国ネットの10分番組。当番組の放送枠を短縮した同年4月以降は、放送枠を「ABCパワフルアフタヌーン」(当番組の後枠)内の14:30頃に移動した。2012年3月20日で番組を終了。

中継コーナー

2009年7月から2010年3月までは、『全力投球!!妹尾和夫です』に続いて、中継リポートのコーナーも設定。ただし、コーナーの名称を特に決めていなかった。

リポーターについては、『全力投球!!妹尾和夫です』時代からの堀友理子(火曜日担当、出演当時は朝日放送アナウンサー)・乾麻梨子(水曜日担当、同局アナウンサー)に加えて、「アステラス製薬 健やかライフ」でもアシスタントを務める桜井が月曜日を担当。放送直前に番組から出された課題について、放送中に調査・リポートを実施していた。

あっちこっちハウジング

『全力投球!!妹尾和夫です』時代から唐川満知子の出演で、金曜日の11時台に放送された大阪ガス1社提供の生中継コーナー。関西地区各地の住宅展示場から、唐川がリポートを入れていた。2012年3月で終了した後は、スタジオから前述の「ドキハキ くらしの大事典」を放送している。

ドキハキテレフォン!ハイ&ロー

2011年4月から同年9月まで放送された電話によるリスナー参加企画。参加するリスナーは、電話を通じて三代澤と自由にやり取りした後で、「上か下か」を答える「ハイ&ロー」のクイズに挑戦。(リスナーが)正解した場合には、「ドキハキロイヤルボックス」が進呈されることになっていた。「ロイヤルボックス」については、当初中身を伏せられていたが、2011年4月15日の放送でアクシデントから中身が分かった。

コーナー開始初日は、リスナーからの応募が無かったので、朝日放送の番組と縁の深い芸能人(桂ざこば松村邦洋)が挑戦。また、参加したリスナーには、不正解の場合でも記念品が贈られた。

エンディングテーマ曲

以前のエンディング曲は、南こうせつの「LOVE & PEACE」[14]

元々この曲は、三代澤が当時司会をしていたABCテレビ夕方の生活情報番組『わいど!ABC』(2004年4月~2004年9月まで放送)のテーマミュージックだった。その後『わいど!-』が終了した後、『ドッキリ!ハッキリ!-』がスタートし、エンディング曲となった。三代澤は学生時代からこうせつの追っかけをしていくらいのファンで、以前から交流があった。2014年4月9日の放送では、こうせつが大規模野外ライブ『サマーピクニック』(大阪万博記念公園 東の広場にて同年9月27日開催予定)の開催発表をしに、オープニングと「今日のスペッシャル」にゲスト出演した。

その他

パートナーに本物の九官鳥

土曜版では、三代澤にアシスタントを付けなかったこともあって、九官鳥の「きゅーちゃん」とともに放送。「『九官鳥』がいるという設定で効果音を相槌代わりに使う」という演出ではなく、本物の九官鳥をスタジオに入れていた。2005年11月の「ABCラジオまつり」(毎年秋に万博記念公園で開催される無料公開イベント)では、三代澤の紹介で「きゅーちゃん」の実物が一般客に披露された。

当番組を聴いていた制作畑出身の西村嘉郎(当時の朝日放送社長)の意向などから、「きゅーちゃん」は、当番組に出ない時に三代澤が自宅で世話していた[15]。しかし2005年末に自宅の鳥かごから逃げてしまい、現在に至るまで見付かっていない。

特別企画『拝啓、50の君へ…』

三代澤が2010年4月14日に50歳を迎えるのに合わせ、2010年4月12日から4月16日までの一週間、番組内のコーナー『リラックスタイム』枠で50歳にまつわるお便りを紹介していた特別企画。リスナーからの50歳の思い出や50歳になる自分に宛てたメッセージが番組内で紹介された。

特別企画『サロマ湖100kmウルトラマラソン』応援月間

ABCテレビの番組『ごきげん!ブランニュ』の企画で、2010年6月27日に北海道で開催された『サロマ湖100kmウルトラマラソン』に、同番組準レギュラーでもある三代澤が挑戦した。これに合わせて『ドキハキ』でも、同年5月31日-6月25日まで『がんばれ!みよちゃん・サロマ湖100kmウルトラマラソン応援月間』を実施。三代澤自筆の『人生最大の挑戦』タオルプレゼントやタイムあてクイズなどをおこなった。また、開催翌日の6月28日は三代澤が北海道北見市の『コンフォートホテル北見』から前日の様子を含めて放送した(当日パートナーの桂紗綾は大阪のスタジオから放送)。

クラシックコンサート『三代澤康司のドッキリ!ハッキリ!クラシックです!』

ザ・シンフォニーホール(2013年末まで朝日放送が運営していたアリーナ型クラシックコンサート専用ホール)とのコラボレーション公演として、平日版へ移行した2009年から年に1~2回のペースで同ホールで開催。当番組が放送されない土曜日に開かれるため、三代澤が司会として出演する。

公演のサブタイトルに「大人のための~入門」(~は著名な作曲家か名曲のタイトル)が付くことが特徴で、大阪交響楽団(第1回の「大人のためのチャイコフスキー入門」のみ大阪シンフォニカー交響楽団)が管弦楽を演奏。2012年9月15日開催の「大人のための“第九”入門」では、在阪他局が毎年12月に大阪で開催する同種のコンサートと同じ形式で、番組で募集・抽選したリスナー50名と三代澤による「ドキハキ特別合唱団」が練習を重ねた末に“第九”の合唱を披露した。

ドキハキ株主総会

前述の「ABCラジオまつり」におけるステージ企画として、2011年から実施。1年間の放送内容やイベントを振り返りながら、「株主」(リスナー)から当番組に寄せられた意見や提案を可能な限り紹介する。

2012年11月18日の「ABCラジオまつり」では、当初出演を予定していた牧野が前日に急逝したため、企画の一部を変更。同局では、会場内の3ヶ所に牧野の写真や花を置いたり、イベント出演者がお悔やみの言葉を述べたりすることで弔意を示した。

ジングル

『健やかライフ』終了後に流れるジングルとして、観客から「ドキハキ屋!」と声が掛かる歌舞伎公演風のバージョンや、外国人[16]が番組タイトルや「ジャパニーズ・オバマ[17]」などと言うバージョン、クラシックの楽曲[18]に乗せて観客が番組タイトルを言い拍手をするクラシックコンサート風のバージョン、「ドラえもんのうた」のイントロに乗せて土谷が大山のぶ代ドラえもんの声真似をするバージョン(金曜日専用)などがある。

書籍

『三代澤康司のドッキリ!ハッキリ!クラシックです♪PRESENTS 大人のためのクラシック入門書』(2013年2月20日初版刊行、プラネットバルン、ISBN 978-4990584559)

前述「大人のための“第九”入門」への完全密着取材を中心に、「ドッキリ!ハッキリ!クラシックです」の全公演(7公演)の模様や、三代澤と佐渡裕指揮者)による対談などを所収。「大人のための“第九”入門」の本番音源を収めたCDを、付録として封入している。

コラボレーション企画

  • 2011年10月には、京阪電気鉄道とのタイアップ企画として「ノンストップ京阪特急」(同年から春季・秋季の土曜日および休日に京阪本線七条駅 - 京橋駅で運行している直通特急列車)の愛称を募集[19]したところ、愛称が「洛楽(らくらく)」と決定。決定後初の運行になった2012年3月24日(土曜日)には、三代澤が初発列車で特別に「車掌」を務めた[20]
    • 2014年には、さらに大がかりなコラボレーション企画を実施[21]4月5日(土曜日)には、三代澤が車掌を務めるリスナー向けの団体貸切ノンストップ特急「宇治・伏見ドキハキエキスプレス」を、京阪本線の淀屋橋駅 から宇治駅までの片道で特別に運行。2月19日(水曜日)の放送では、特急への乗車を希望するリスナー100組(200名)の募集を開始したほか、「中之島けい子」という名前で同社のイメージキャラクター(5代目おけいはん)を務める畦田ひとみをゲストに迎えた[22]
  • 火曜パートナーの足立が料理研究家であることから、2012年から毎年秋に、足立の監修でびっくりドンキーの店舗・数量・期間限定メニューを開発。当番組では提供期間中に、リスナーがコラボレーションメニューを食べた感想を随時紹介するほか、三代澤が「市場調査」と称して複数の提供店で実食した模様も伝える。
    • 2012年には「ドキハキ 牛肉とキノコの和風ハンバーグ」を提供[23]。当初は2012年10月24日で提供を終了する予定だったが、予想以上に注文件数が多かったことから、提供期間を同月31日にまで延長した。当番組の公式サイトでは、足立の意向で、提供期間の終了直後(2012年11月6日)からハンバーグのレシピを公開している。
    • 2013年には、10月15日から11月19日まで、「ドキハキ 浪花紅しぐれハンバーグ」を近畿2府4県および岡山県香川県内の67店舗で提供した[24]
    • 2014年2月には、ABCラジオと同じJRN系列局のRKB毎日放送(RKBラジオ)の生ワイド番組『ホークス花の応援団』でも、福岡県内の店舗向け期間限定メニューとして「白星ハッスル!!ベジバーグ」を開発[25]。提供開始前日の同月12日(水曜日)には、『ドキハキ』の本番を終えた三代澤が、福岡への移動を経て『ホークス花の応援団』にもゲストで出演した[26]

外部リンク

脚注

  1. 2014年3月31日から『おはようコールABC』(ABCテレビが平日早朝に関西ローカルで生放送中の情報番組)のメインキャスターに就任するが、就任後も同番組の本番終了後に出演。
  2. 2012年10月2日に急逝した金子哲雄(流通ジャーナリスト)も、2010年11月から2012年7月まで、「ドキハキファミリー」として当番組へ定期的に出演。逝去翌日(2012年10月3日・水曜日)の当番組オープニングでは、金子の訃報を伝えるとともに、金子が当番組へ初めて出演した2010年11月17日放送分の音源を放送した。
  3. 2013ドキハキ手帳ができました♪(番組公式サイト内のインフォメーションページ)
  4. 松尾と牧野は、『ヤンリク ラジオキッチュ』(ABCラジオの『ABCヤングリクエスト』の最後期に内包されていたコーナー)で共演していた。「牧野エミ追悼スペシャル」でも、当時の音源の一部を放送している。
  5. 2012年11月28日(水曜日)放送分エンディングでの三代澤の発言より。ただし公式サイトでは、牧野の没後も、南天のレギュラー出演が発表されるまで牧野を「水曜パートナー」として扱っていた。
  6. 2013年2月20日(水曜日)放送分オープニングで三代澤が公表。ちなみに牧野と南天は大阪芸術大学の先輩・後輩の間柄でもある。また『歌謡大全集』出演当時の南天は、前名の「桂こごろう」を名乗っていた。
  7. 30代・40代や、スマートフォンからradikoで番組を聴取するリスナーに向けて、2014年4月改編から提唱中のコンセプト。
  8. 『ドキハキ日記』2014年6月4日付記事「タスタスWeek3日目!+RADIOに感動!」
  9. 『ドキハキ日記』2014年6月6日付記事「タスタスWeek最終日」
  10. ニュースコーナーを担当するABCテレビの『おはよう朝日です』に続いての出演で、木曜日はかつての同僚であった関根と共に生放送を進行している。
  11. 『ドキハキ日記』2014年6月6日付記事「ミヨちゃんの報告などなど」
  12. 牧野・南天(当時、こごろう)コンビの前任。担当曜日の変遷はあったが2008年度まで16シーズン連続で担当した。
  13. 三代澤不在の時はパートナーや代理パーソナリティが歌唱する(どちらか1人が歌う場合と2人で歌う場合とがある)。
  14. 2014年現在は、オープニングと同じく「マンボNo.5」を使用。
  15. 2012年12月14日にNHK大阪ホールで開催された「『ラジオにタッチ!』フェスティバル」のトークセッション「ラジオノルツボ」において、ABCラジオ代表で参加した三代澤の発言より。
  16. 2014年5月21日放送分のエンディングで三代澤が語ったことによると、スタッフが街を歩く外国人に一言お願いしているという。
  17. 「ジャパニーズ・オバマ」とは、オバマ大統領似と言われる三代澤を指す。なお同バージョンのBGMはアメリカ国歌
  18. 地獄のオルフェ」序曲第3部、「ボレロ」「カルメン」など。
  19. 「ノンストップ京阪特急」の愛称を募集します!ABCのラジオ番組「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」とタイアップして愛称を募集!(京阪電気鉄道2011年10月27日付プレスリリース)
  20. 「ノンストップ京阪特急」の愛称が「洛楽(らくらく)」に決定、2012年3月24日(土)から運転を開始します!(京阪電気鉄道2012年3月6日付プレスリリース)
  21. 『ドキハキ日記』2014年2月4日付記事「ドキハキ&京阪電車コラボ企画が始まった!?」
  22. 『ドキハキ日記』2014年2月19日付記事「おけいはんがスタジオ訪問!」
  23. ドキハキ×びっくりドンキーのコラボバーグが登場!!を参照
  24. 『ドキハキ日記』2013年10月15日付記事「ドキハキ!浪花紅しぐれハンバーグ発売初日」
  25. RKBラジオ『ホークス花の応援団』×びっくりドンキー 期間・店舗限定メニュー「白星ハッスル!!ベジバーグ」
  26. 『ドキハキ日記』2014年2月12日付記事「新作ハンバーグの応援!RKBラジオに出演しました!」


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