機動新撰組 萌えよ剣
テンプレート:Infobox 『機動新撰組 萌えよ剣』(きどうしんせんぐみ もえよけん)は、2002年12月26日に発売されたアドベンチャーRPGゲームソフト。通称「萌え剣」。
新撰組をモチーフにした作品で、原作・総監督を広井王子、キャラクターデザインを高橋留美子が担当した。
アニメ化されており、2003年11月にOVAの発売、2005年7月から9月にかけて『機動新撰組 萌えよ剣 TV』としてテレビアニメが放送された。OVA版はゲームの流れを受け継ぎバトル要素の強い作品になっているが、TV版では担当声優や設定が一部変更され、対照的にラブコメ要素の強い作品になっている。
また、タイヨーエレックからパチンコ台が販売され、2007年1月に『CR機動新撰組萌えよ剣』(STX、TTX、KTX)、2009年に『CR機動新撰組萌えよ剣2疾風怒濤編』がリリースされた。なお、2008年にはパチンコによる人気再燃を受け廃盤となっていた主題歌CDも再生産された。 2014年には5年ぶりとなる「CR機動新撰組 萌えよ剣3」が発表。
タイトルは司馬遼太郎の小説『燃えよ剣』を意識したものである。タイトルの「萌え」は近年俗に言う「萌え」の事ではない。
ストーリー(原作)
明治維新後の京都が舞台。東京の大学で過ごしていた弓月新太郎は恩師の勝海舟の命で京都にやってくる。夜の京都で妖怪に襲われる新太郎だったが、機動新撰組を名乗る近藤勇子に助けられるのだった。海舟の命は彼女の所属する京都府警直下特殊警察、機動新撰組の財政管理をすることであった。月日が経つにつれ沖田や土方など新たなキャラクターも加わり新太郎は京都に妖怪が増加した原因に近づいてゆく。
主要人物
新撰組とその仲間
隊士は全員京都生まれ。
- 弓月新太郎(ゆづき しんたろう)
- 声 - 野島健児
- 年齢:17歳
- 新撰組の会計方兼参謀見習い。原作の主人公でTV版では登場しない。
- 正義感は強いが流されやすく、飄々とした竜之介とは対照的。
- 基本的に誰にでも優しいため敵であるつばめ組にも割りと信頼されている。
- 瞬間移動の如き連続斬りを得意とする熟達した剣士であり、実力は近藤と互角とされる。流派は柳生新陰流。
- 新撰組解散後は大学に復学する。
- 坂本竜之介(さかもと りゅうのすけ)
- 声 - 横山智佐
- 坂本竜馬とおりょうの息子で16歳。愛称は「竜ちゃん」。土佐弁で話す。性格は天真爛漫で飽きっぽく、新しい物好き。機動新撰組を手伝ったり祇園で遊んでいたりと自由奔放な生活をしている。新太郎にとっては弟のような存在。
- 妖怪に関して贔屓も差別もしない主義だが小動物やその類の妖怪は好き。
- 子供の頃は女の子の様に可愛かったと言われており、おりょうは竜之介に赤い着物を着せていたらしい。
- 新撰組きっての超俊足。日本刀、バズーカ、手榴弾、その他弾薬を大量に持ち歩く。
- 基本的に人懐こいが、世の中を達観した冷めた部分もある。
- 新撰組解散後は猫丸と共に京を離れ外国を旅している。
- TV版では主役に昇格し、真面目なツッコミキャラとなった。作画も少年から大人びた顔へと変更され、身長も原作では沖田よりも低かったのが、新太郎並(土方よりやや高い)に変更されている。
- 設定画の段階では武器を所持していたが作中では武器を持っていない。公式サイトやその他公式イラストでは日本刀とバズーカを持ち歩いている。
- 作品中幾度も命を落としており、そのたびに猫丸に助けられている。
- 上海にいた頃、妖怪「耶馬蒸籠」との戦いの中、事故で漢々の波動を受け死んでしまったが、分福の計らいで猫丸から9つの命を貰うと同時に蘭々の許婚となった。
- 猫丸の持つ9つの命のうち、女性の命により復活した際、身体が女性化してしまった(TV版第8話)。
- また、皇帝の器をめぐる争いでモンタギューに1度殺されており、物語開始当初すでに2つの命を失っている。
- 近藤勇子(こんどう ゆうこ)
- 声 - 折笠愛
- 年齢:17歳
- 新撰組局長、近藤勇の娘。武器は霊剣。一人称は「俺」、または「あたし」。おりょうを実母のように慕う。作品一の熱血キャラ。趣味は刀集めと賭け事。その為、機動新撰組の借金が膨れ上がる原因を作っている。
- とてつもない怪力を誇り、塔を真っ二つに切り裂くすさまじい剣術を持つ。中でも奥義「無刀流・絶」は究極剣技と謳われる。
- 新撰組解散後は京都府警に入所。新撰組時代とは対照的な真っ黒な衣装を着るようになる。
- TV版では、竜之介と小夜子をくっつけようと奮闘する。後半では竜之介へ恋心を抱きながらも、竜之介に惚れた沖田の恋路を援護する。原作と違い羞恥心が全く無い。
- 土方歳絵(ひじかた としえ)
- 声 - 松井菜桜子
- 年齢:17歳
- 新撰組副長、土方歳三の娘。武器は日本刀と長刀。* 薙刀。作品一のクールかつインテリキャラで、チャイナドレス風の衣装を着ている。3ヒロインの中では最後に登場するため攻略が一番難しい。また、近藤との仲の悪さが凄まじく序盤から終盤途中までその関係は引きずっている。あらゆる方面で特出した能力を持っており、完璧主義者。
- 冷徹な性格を活かし武器に冷気を纏わせる「凍跡殺」を得意とする。奥義は「武龍桃源斬」。
- TVシリーズでは、武器が二丁拳銃に変更され、源内が開発したメカ土方も存在する。OVA版では、乙女チックなポエムを綴るという意外な一面もあった。
- 沖田薫(おきた かおる)
- 声 - 池澤春菜
- 年齢:15歳
- 新撰組一番組組長、沖田総司の娘。武器は式神。当初は2刀流の使い手であった。貧乳に大きなコンプレックスを持つ(年齢を考えるとむしろ大きいのだが)。新撰組最強の大喰らいかつ大の甘党でもあり、父親と共にくず餅35杯完食の記録を持つ。
- 容姿は母親の生き写しで髪の色は父親譲り。
- TV版では半妖怪という設定になっておりそれが貧乳以上のコンプレックスとなっている。竜之介(実は薫の母親の変装)に愛の告白をされ、竜之介に恋心を抱くようになる。
- Tvアニメ化に伴い最も作画が変更されたキャラの一人で、特に肌の色の変化は劇的である(原作では褐色、TVでは真っ白に近いほど色白)。性格もかなり違う。
- おりょう
- 声 - 榊原良子
- 勝海舟と共に機動新撰組を創設した機動新撰組長官。34歳だが歳の割に若々しい。
- 優しいが仕事に関しては非常に厳しいところがある。基本的に戦わないが、戦闘時には薙刀を使用する。
- 新撰組新撰組解散後は子供たちに勉学を教えている。
- Tv版では竜之介の母で機動新撰組の社長をつとめる。作品きっての天然キャラで、息子の竜之介を溺愛する。第2話では竜之介から「新撰組が立ち直ったら上海へ帰る」ということを聞きショックで倒れてしまう。
- 猫丸(ねこまる)
- 声 - 田中真弓
- 上海出身の猫妖怪で300歳。夢は竜之介をビッグな男にすること。中国拳法の達人で、近藤を上回る超怪力と猫丸拳と呼ばれる即死技を得意とする。シャムルのケーキが大好物。名前とは裏腹にメスだったりする。
- 新撰組解散後は竜之介と共に海外を旅している。
- TV版では蘭々の父である分福の命で竜之介を守る。自分の持つ9つの命を与えることにより、死者を生き返らせることが可能。竜之介を蘇生させるのが主な目的だが、最終話ではモンタギュー伯爵に殺害された機動新撰組の3人も蘇生させている。
- 空気を吸い込み膨らんで空を飛ぶことができる。
- 平賀源内(ひらが げんない)
- 声 - 三木眞一郎
- 有名な発明家、平賀源内の四代目。時折マッドサイエンティストな面を見せる。
- 新撰組解散後はおりょうと共に近所の子供たちに勉学を教えている。
- 代表的な発明は、原作では機動甲冑、機動剣の改良や機動パトカー。発明のほぼ全てが三代目源内の発明をアレンジしたもの。
- TV版では妖怪用フェロモン(第2話)・温泉掘り当て機(第3話)・メカ土方(第5話)等。
- 渡瀬きよみ(わたせ きよみ)
- 声 - 笹島かほる
- 新撰組常駐の看護師。美男子に目がない面食い女。非常に活発で声が大きい。変装に長けている。
- 新撰組解散後は医師免許を取りドクターとなる。
- 全作に登場しているが、OVAのみおとなしいキャラとなっている。
- 青龍(せいりゅう)
- 声 - 安田美和
- 沖田に仕える式神の一人。青い長髪をお団子にしている。通称水の青竜。
- 一人称は「僕」。
- 礼儀正しく丁寧な物腰。式神4人のリーダー格で、意見のまとめは大抵彼が行う。
- オールマイティな能力を持ち、式神で唯一補助と攻撃の両立をこなせる。大量の水を発生、操ることができる。
- 巨大な龍に変身することで強大な力を発揮できるが長時間変化すると自制できなくなり暴走状態となってしまう。
- 八坂神社を司っており、体調は八坂神社の状態に影響される。
- 朱雀(すざく)
- 声 - 今野宏美
- 沖田に仕える式神の一人で紅一点。ピンクの長髪を2つに巻いている。通称炎の朱雀。
- 白虎とそりが合わずよく喧嘩している。
- こう見えてその能力は攻撃特化。炎を自在に操る。
- 巨大な怪鳥に変化できるが、長時間変化していると暴走する。
- 宇治の平等院鳳凰堂を司っており、体調は平等院鳳凰堂の状態に影響される。
- 白虎(びゃっこ)
- 声 - 前田このみ
- 沖田に仕える式神の一人。通称風の白虎。猫丸をデブ猫扱いしている。
- 口が悪く、そのことで頻繁に青龍に注意されている。朱雀とはそりが合わず喧嘩ばかりしている。式神では一番力持ち。
- 雷を自在に操る。
- 蚕の社を司っており、体調は蚕の社の状態に影響される。
- 玄武(げんぶ)
- 声 - 金田朋子
- 通称大地の玄武。式神4兄弟の末っ子。式神の中で最もか弱く、話し方も弱々しい。治癒能力に優れるが、攻撃能力は一切ない。ちなみに式神四人は兄弟で玄武が末っ子であるが、他3人の兄弟順は不明となっている。
- TV版では本物の妖怪か否かを見分ける能力を見せている。
- 玄武神社を司っており、体調は玄武神社の状態に影響される。
- メカ土方(メカひじかた)
- 声 - 松井菜桜子
- 母との想い出がないと言う土方の為に、源内が作った機械人間。
- 母の写真がないため土方自身をモデルに作られた。土方からは「母上」と呼ばれる。
- 土方の要望なのか、母親として作成されたにもかかわらず戦闘可能に作られており、ミサイルなどを装備している。
つばめ組
古き良きものを推奨し妖怪を操る盗賊。TV版では国際妖怪保護機関となっているが、裏で日本の妖怪を拉致して海外に売り捌いて儲けていた。薫も半妖怪ということで拉致されて売られそうになったことがある。
- 早乙女美姫(さおとめ みき)
- 声 - 笠原留美
- 新撰組に対立するつばめ組組長。幾度と新撰組の邪魔をしようと、騒ぎを起こす。アニメではチャランポランな面が強いが、原作では早乙女家復興の為に霊力を求めながら明治新政府を恨む深い役どころとなっている。政府から受けた不当な処遇から他人を殆ど信用しない。またTV版ではよく見られた笑顔は滅多に見せず、なにかと追い詰められた表情をしている。
- 和服のつぎはぎを繕ったドレスを着ており、具のない鍋をつつくほど苦しい生活を強いられている。隠しEDキャラクター。
- 霊力を利用して妖怪を使役することができる為自ら戦闘を行うことはないが、屋根から屋根へ飛び移る跳躍力、近藤の刀を弾く腕力など生身の戦闘力も意外と高い。
- 様々な不幸が重なった結果つばめ組を去り、2代目テトラグラマトン誕生の引き金となる。
- TV版では資金稼ぎによる復興を目的に活動しており、ハイテクな基地を建造したり温泉旅行に行ったりとかなり裕福に過ごしている。表面上の性格こそ似ているものの役柄は作中で最も方向転換したキャラと言える。
- 田中右近(たなか うこん)
- 声 - 草尾毅
- 早乙女家に仕える従者。自称「美姫の右腕・一心同体」。
- 剣峡だったが、妖怪に敗れてから落ちぶれ、行き倒れていたところを美姫に救われ尽くすようになった。
- 美姫がつばめ組を去ってからは新撰組に協力する。
- 鈴木左近(すずき さこん)
- 声 - 中嶋聡彦
- 元力士で、早乙女家に仕えている。「○○には××っす」が口癖(食べ物に関係することが多い)。
- 武器は手製の大砲。基本的に新撰組は呼び捨てだが、新太郎に対しては気を許しており君付けで呼ぶ。
- 美姫がつばめ組を去ってからは新撰組に協力する。
旧新撰組関係者
- 弓月陽一郎(ゆづき よういちろう)
- 新太郎の父親。栄華を極めた豪商で新撰組や坂本竜馬に莫大な資金を援助していた。
- 沖田総司(おきた そうじ)
- 声 - 三木眞一郎
- 薫の父。薫と同じ蒼い長髪を結っており、穏やか表情をした美形。甘党でくずきり35杯の記録保持者。薫を慈慧の元に送った後亡くなった。
- 沖田の母
- 薫の母親で総司と同じく穏やかな顔をした女性。
- その容姿は髪の色以外は薫と瓜二つである。
- 土方歳三(ひじかた としぞう)
- 歳絵の父。歳絵を非常に可愛がっていた。軍服を着た熱血漢。五稜郭の戦いで山県卿に敗れた。OVAでは岩黒卿に敗れたともされており真相は不明。
- 近藤勇(こんどう いさみ)
- 名前以外殆ど詳細は出てこない。自分の信念よりも市民の安全を第一に考えている。
- 平賀源内(ひらが げんない)
- 声 - 三木眞一郎
- 機動新撰組の源内の先代で、3代目源内。早乙女沙姫の力を最大限引き出すべく機動甲冑と機動剣を発明した。
- 現在機動新撰組で使用されている発明品の礎を築いた。
- 慈慧(じけい)
- 声 - 麻生智久
- 隠居している陰陽術師。テトラグラマトンとの戦いで沙姫を補佐をした。沖田総司の遺言から、幼少期の薫を引き取り修行をさせていたが物心ついた薫に逃げられる。その後は全国を回りながら隠居生活を送っていた。
- 早乙女沙姫(さおとめ さき)
- 声 - 宇和川恵美
- テトラグラマトンを直接封印した人物。つばめ組の美姫の母親。近藤らが使用する機動甲冑や機動剣は、元々彼女の為に3代目源内が発明したもの。
- 巫女服を着た黒髪の美人。
- 早乙女家は妖怪と通じる力を持つ京の名家で、妖怪がひしめいた時代最も活躍した神官の家柄。しかし彼女の死後、早乙女家は新政府にこき下ろされ没落した。
京都府警
- 叶鏡一(かのう きょういち)
- 声 - 緑川光
- 新撰組を嫌っている京都府警の青年。明治新政府の不当な圧力による新撰組解散に疑問を抱き新撰組に協力的になっていく。
- 鈴香の兄。
- 松方(まつかた)
- 近藤と因縁のある京都府警の警官。
- 蟷螂拳の達人。
新撰組の協力者、関係者
- 山崎小夜子(やまざき さよこ)
- 声 - 満仲由紀子
- 山崎屋2号店洋風茶屋「シャムル」の店長で、ウエイトレスも兼ねている。
- 穏やかな性格で、お菓子作りが趣味。店に出している西洋菓子は全て小夜子が作ったものである。
- 衣装は父である山崎屋の意見を元にしているようで、土方のチャイナドレスなど新撰組のコスプレをすることも多い。
- TV版では、前半は竜之介の恋人候補(近藤が勝手に決めたのだが)だったが、第9話より沖田を竜之介と結婚させるよう方針変更した影響で、第8話を最後に最終話まで登場していない。作画も大きく変更されている。OVAには登場していない。
- 山崎屋(やまざきや)
- 声 - 青野武
- 小夜子の父親で本名は山崎茂平。山崎屋1号店店長。新撰組は生活用品の多くを山崎屋から取り入れている。
- 妖怪にも動じない肝の据わった商人で懐が広い。
- 出世払いと見込んでつけを承諾しているが、それゆえに新撰組の借金も多く頭を悩ませることもある。
- あくまで出世払いのつけを承諾しているため、新撰組解散時は出世の見込みがないとして物品を差し押さえるなど厳しい面も見せている。
- 娘の小夜子にコスプレさせるのが好き。
- ゲームではまさかの攻略対象になっている(EDはない)。アイテム売買の為に頻繁に訪ねることになるため、メインヒロインを差し置いて好感度1位になりやすいので注意が必要。
- マスター
- 声 - 高口公介
- 本名不明。シャムル付属のバーのマスター。寡黙で常にグラスを磨いている。
- バーのカウンター内が近藤のお気に入り。
- 叶鈴香(かのうすずか)
- 声 - 田村ゆかり
- 京都府警の叶の妹で12歳の少女。兄と比べるとおっとりした優しい性格で新撰組とも仲がよく、特に土方に懐いている。
- 実は長崎屋の孫であり、新撰組と長崎屋の仲を取り持った。ちなみに攻略可能。
- 長崎屋(ながさきや)
- 声 - 掛川裕彦
- 本名は長崎権蔵。京でも名のある豪商で多くの金を貸し付けていることもあり、新撰組との仲は最悪だった。
- 孫の鈴香を溺愛しており、行方不明になった鈴香を助けた新撰組への感情を改める。
- 新撰組の持つ無数の借金を一つにまとめて面倒をみたり、新太郎に情報を与るなどよき理解者となる。
- 勝海舟(かつ かいしゅう)
- 声 - 岸野幸正
- 機動新撰組の創設者で明治新政府に属する政治家。
- 新太郎を援助している。
- おりょうが倒れた際には代わって新撰組の指揮をとることもある。
- TVではおりょうを説得し10歳だった竜之介を上海に留学させた人物としてシルエットでのみ登場。
- 上谷与平(かみや よへい)
- 声 - 島田敏
- 温泉街を取り仕切っている旅館の番頭。妖怪の増加で新撰組の妖怪退治を依頼した。
- かつては弓月家の使用人として弓月陽一郎に仕えていて、幼い頃の新太郎とも面識があった。そのため新太郎のことを坊っちゃんと呼んでいる。
- 上谷恵梨(かみや えり)
- 与平の姪で温泉旅館の女中。かなりの美人。
- 白狐(しらぎつね)
- 声 - 三石琴乃
- TV版のみ登場。沖田と雪之丞の母親。白い狐の妖怪で、赤い髪をした女性に変化できる。
- 沖田が幼い頃、何らかの事情で体が黒くなってしまっていた為沖田に黒猫の妖怪だと思われていた。
- 奔放な性格で、現在は息子にたかって過ごしている。
- なお、OVAにも沖田の母親が登場しているが、TV版とは設定を共有していない。
- 浦沢せん(うらさわ せん)
- 声 - 山崎和佳奈
- 新撰組が度々世話になる金貸し。TVシリーズのみ登場。第8話で、金髪がズラであることが判明。借金の取立てに対する情熱は凄まじく、最終話ではつばめ組に寝返った妖怪達を完全にたじろがせる程だった。茶屋の猫又と親しい。
- 猫又(ねこまた)
- 声 - 山川琴美
- 京都の街で茶店を営む猫妖怪。TVシリーズのみの登場。せんと行動を共にすることが多い。後半で人間と結婚し、1人の子供(半妖怪)を産んだ。
- 蘭々(ランラン)
- 声 - 沢城みゆき
- 上海から竜之介を追ってきた中国少女。普段の言葉使いはいわゆる中国訛りだが、シリアスな場面では標準語になる。
- 第11話で餃子の飛行船に乗って登場という衝撃的な登場の仕方をした。
- 竜之介が上海に居た時、彼に一目惚れして以来「竜之介の奥様」と自負する中国娘。ぶんぷくの娘。
- 見た目は少女だが正体は妖怪。武器は鉄扇と暗器。人間離れした体術を持ち、近藤と沖田の2人を同時に相手にするなど戦闘力は高い。
- OPではレギュラー扱いだが、登場は非常に遅い。パチンコ「疾風怒濤編」では新撰組の一員として扱われている。
- 漢々(カンカン)
- 声 - 高口公介
- 蘭々に仕えるパンダ妖怪。人語は話せず「ブモッ」という声しか発しないが、人間との意思疎通ができ、圧倒的な格闘術と頭脳を持ち合わせる。エネルギー波を得意とし、近藤を全く相手にせずKOした。また将棋も得意らしく、土方を苦しめる程の実力を持つ。かつて耶馬蒸籠と戦った時、共闘していた竜之介を事故で殺してしまったことがある。
- 蘭々共々、名前の由来は上野動物園で最初に飼われていたパンダより(ただしカンカンの漢字表記は「康康」であった)。また、パチンコ「疾風怒濤編」では共に新撰組の一員として扱われている。
- 分福(ぶんぷく)
- 閻魔大王の様な姿の大妖怪。中国を牛耳る妖怪達の首領であり猫丸の上司にあたる。蘭々の実の父親。
- 上海に中華風の巨大な城を構えている。中国妖怪の№1の地位や「皇帝の器」の所持により、耶馬蒸籠やモンタギュー伯爵から何度か居城に襲撃を受けている。
- その場に配下の妖怪を召還できる。
- モンタギュー伯爵からは分福氏と呼ばれている。竜之介を見込み竜脈を支配する宝具「皇帝の器」を魂に預けた。
- 顔は怖いが、蘭々曰く良い父親らしい。
悪役
サンダードーン
- テトラグラマトン(先代)
- かつて京都を襲った魔族(他国妖怪)集団「サンダードーン」の元首領。沙姫、旧新撰組、3代目源内らが総出で封印した妖怪。肉体は滅びその魔力だけが京の封印機に残されていた。回想でしか登場しない。
- 天戒のティスリ
- 声 - 伊藤健太郎
- サンダードーンの首領。元はテトラグラマトンの側近だった。2代目テトラグラマトンであり堕天使。原作の黒幕。残党の魔族らを統べ上げ現新撰組らと交戦し、テトラグラマトンの魔力を手に入れることで2代目のテトラグラマトンへと変化する。仲間を殺しさらに変化繰り返したが近藤、沖田、土方に敗れ最後は新太郎に首を刀で突き刺され死亡する。残った魔力は先代のテトラグラマトンのように封印機に封じ込められた。
- 冥界を開く事ができ、そこから発生する邪気を武器とする。
- エルル
- 声 - 玉川紗己子
- ティスリに付き従う参謀。ティスリの言葉を代弁する秘書のような女性。テトラグラマトンとなったティスリに殺害される。
- マルケシュヴァン
- 声 - 小野坂昌也
- サンダードーン幹部。機動新撰組を助けたり、美姫を気遣うなど謎めいた行動が多いが、作中では何も明かされずに終わった。また、唯一新撰組と戦っておらず、最期まで生き延びている。
- テベト & セバト
- 声 - 高塚正也
- 声 - 川津泰彦
- 冷静沈着な科学者であるテベト、粗暴で残虐なセパトの双子。政府を介して機動新撰組に圧力をかける張本人であり、本性は龍の妖怪。テベトは水を、セバトは炎を操る。
- 魔眼のニサン
- 声 - 麻生智久
- 慈悲深い存在を自称する宣教師。
その他の悪役
- 坂崎雪之丞(さかざき ゆきのじょう)
- 声 - 浪川大輔
- 薫の義兄で完全な妖怪。父の形見を探すために京で歌舞伎役者をしながら暮らしている。雪之丞は太鼓を形見として受け継いでおり、薫が受け継いだ笛を狙って新撰組に近づいた。好物はきつねうどん。
- 金髪の美形で小夜子と清美は雪之丞の大ファン。
- 本来の姿は九尾の狐で、かなり巨大(全長10数メートル)。自在に空を飛び、父の形見の太鼓で透明になることができる。
- 最終回シリーズではモンタギューに与する形で登場する。数多の類似点から、モデルは殺生丸と思われる。
- 鬼子母神(きしもじん)
- 声 - くじら
- 子供の生霊、つまり魂を喰らい美貌を保つ妖怪だが、美貌とはかけはなれた容姿をしている。
- 登場時は年老いた老婆だが京の子供達から生霊を集め若返る。近藤と少し交戦した後、松方に逮捕された。
- がしゃ髑髏
- 美姫の操る骸の妖怪。打撃や斬撃を受けてもすぐに復活できる。数も多く新撰組を追い詰めたが、本性を現した式神4人に踏み潰された。
- 耶馬蒸籠(やばせいろ)
- 声 - 石原凡
- 通称ヤバ。味方からはヤバ様と呼ばれている。自らも「ヤバ、ヤバ」という声しか発しない。肉まんから手の生えた不気味な姿をした妖怪。弱そうに見えるが実は分福に次ぐ中国妖怪の№2でかなりの資産家。
- かつて分福の居城に攻め入ったが竜之介に阻止された。その一件で竜之介を恨み日本までやってくる。
- 竜之介と戦った時にいた屈強な妖怪の手下は来日時には連れてきておらず、代わりにつばめ組を傘下に収め、美姫に通訳をさせていた。蘭々に対抗してシュウマイ型の飛行船に乗って来訪した。非常に瞬発力が高い。その容姿と台詞から、ジャバ・ザ・ハットがモデルと思われる。
- モンタギュー伯爵
- 声 - 石塚運昇
- 西洋から京へ渡ってきた吸血鬼の妖怪で、朱雀門を拠点としている。竜脈を支配する皇帝の器を狙い竜之介をつけ狙う。TV版の黒幕で昔中国にいた頃の竜之介を殺している。
- 絶大な戦闘能力を誇り、無数の蝙蝠に変化し攻撃を受け流したり、血を吸った相手を操ることもできる。羽織ったマントは右近の爆撃すら通さない。
- 召喚する蝙蝠には貫通性があり、蝙蝠で相手を貫くことで相手を死に至らしめる。技のバリエーションも非常に多い。
- コメディ色強い悪役が多い中絶対悪の妖怪として存在感を放つ。つばめ組を操り新撰組を乗っ取らせ、蘭々を誘拐した。
- その後朱雀門で新撰組と解放された蘭々、寝返ったつばめ組ら全員と戦う。
- 上記レギュラーキャラほぼ全員を相手にしてなお優位に戦い、竜之介、沖田、近藤、土方の4名を次々と殺害する(戦闘中に竜之介以外は復活、竜之介もエピローグでは復活を遂げる)。
- 強烈な強さを見せたが、最後は沖田と蘭々の捨て身技によって竜脈に落とされ彼方へはじき飛ばされた。
- 蘭々らが竜脈から帰還していることから、一時的に京から遠ざけられただけで生きているものと思われる。
- パチンコ版でも最強の(つまり最も大当たり信頼度や確変昇格率が低い)物の怪として登場。パチンコ版のグラフィックでは黒目が描かれていない。
- 大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)
- 声 - 小西克幸
- OVA最後の敵。かつて都を震撼させた最強の鬼。
- 封印の影響で小鬼になっていたが、猫丸の強壮剤により暴走し本来の姿に戻る。
- 山の様に巨大で屈強な肉体を持つ3つ目の赤鬼。
明治新政府
- 岩黒原三(いわぐろ げんぞう)
- 声 - 塚田正昭
- OVAに登場。京の視察に派遣された政府高官。土方歳三にとどめの一発を打ち込んだとされる人物(史実では不明で特定されていない)で、五稜郭の戦いで戦功を上げ明治政府に重んじられる要人。歳絵に脅されての発言のため真偽は定かとは言えないが、当時岩黒は下っ端で実際には土方歳三に会ったことすらなかったらしい。気の強い女が好みで、近藤を好きになる。
- 山県有朋(やまがた ありとも)
- 声 - 川津泰彦
- 原作のみに登場した陸軍大将。原作での土方の仇。
- 誠実な人物。
用語
- 機動新撰組(京都府警機動警察別働隊「新撰組」)
- 主に京都府警の手の及ばない難解な事件を担当する京都府警の直下組織。
- 弓月陽一郎の協力により勝海舟とおりょうが創設した。
- TVでは株式会社となっている。
- 原作と違い自営業に近いが、政府から帯刀の許可や妖怪許可証の発行の権利を託されており新政府との繋がりはある。
- 京都府警(明治新政府直下京都府警察)
- 新撰組のちょうど上層の組織であるため、政府は新撰組に圧力をかける際に京都府警を利用する。
- シャムル
- 京の商人山崎屋の2号店で店長は山崎小夜子。主に西洋のお菓子と茶が振舞われる。
- バーも付属しており、物語中盤からは夜も営業するようになった。制服は小夜子曰く、父親の趣味らしい。
- 新撰組本部
- 天国荘と渡り廊下でつながっている。1階には食堂や応接間、2階には長官室があり、地下には医務室と源内の研究室がある。
- 関の山
- 祇園唯一の妖怪茶屋。妖怪「鳴釜」が運営しており、許可証を持つ妖怪の多くがここで働いている。
- つばめ屋敷
- 京のはずれにある廃屋。つばめ組のアジトがある。
- 天国荘
- 機動新撰組専用の宿舎。新撰組本部と渡り廊下で繋がっており各隊士の私室、居間、風呂はこちらにある。
- 無許可妖怪
- TVのみに登場。妖怪人別帳に登録されていない妖怪たち。新政府の統制化においては事実上犯罪者ということになっており、京都府警や新撰組は主に無許可妖怪を逮捕することが仕事となる。
- 人間に管理されることを嫌う大妖怪や、社会的地位を確立する他国の妖怪などがこれにあたる。
- なお、人別帳登録の意思があっても雪女などの存在だけで害を成してしまう妖怪の場合処罰は不明だが、少なくとも人間との関わりは規制される模様。
- 明治新政府
- 京都府警及び陸軍を牛耳る政治組織。
- トップクラスには邪悪な妖怪と通じる者もおり一枚岩ではない。政府に不利な事件の捜査を揉み消そうとすることがあり、新撰組への圧力は凄まじい。
- TV版にも登場するが、新撰組は株式会社になっているため帯刀などの許可を与えているが政治的な介入は行われない。
- 妖怪人別帳
- TVのみに登場。妖怪も新政府が無害と判別した場合には人別帳に登録することで人間同様に生活することを許可される。
- 登録された妖怪は許可証の携帯が義務となり、不携帯は重罪として罰せられる。
- また、作中で雪女系と言われるようなその気がなくとも人間に害を成してしまう妖怪は通常登録できない。
特筆事項
モテない新撰組隊士
TVシリーズ・OVAシリーズを通して、近藤・土方・沖田の3人はモテないキャラという設定になっている。TVシリーズでは、第2話で蛸妖怪・破壊入道に「お前らよりもキレイなお姉ちゃんといた方がいい」と、OVAシリーズでは第4話で鬼妖怪に「男みたいなお姉ちゃんは嫌だ」(近藤)・「胸のないお姉ちゃんは嫌だ」(沖田)・「三白眼のお姉ちゃんは嫌だ」(土方)などと言われていた。しかし、TVシリーズでは第8話で粧し込んだ沖田がナンパされたことがあった。OVA3話では、近藤が岩黒に好かれることもあった。
主役交代
TVシリーズでは竜之介が主役だが、ゲーム・OVAシリーズの主役は弓月新太郎(ゆづき しんたろう、声 - 野島健児)という少年であり、竜之介は準レギュラーだった。TVシリーズでは彼は登場しない。新太郎の出番は少なく実質近藤達が主役のような感じであった。
武器変更
ゲーム・OVAシリーズでは土方は近藤・沖田と同じく刀が武器(沖田は主に式神)だったが、TVシリーズでは土方の武器は拳銃になっている。ゲーム・OVAシリーズでは機動甲冑なる鎧のような装備も存在した。
方言の違い
ゲーム・OVAとTVシリーズでは登場人物の話す方言や話し方が違うものがいる。
- ゲーム
- 猫丸の一人称が「わたし」(OVA・TVシリーズでは「ニャー」)
- ゲーム・OVA
- TVシリーズ
- 近藤の一人称が「俺」(ゲーム、OVAではあたし)
- 竜之介・美姫・小夜子共に首都圏方言(いわゆる普通の現代日本語)
また、この他の者は両方とも同じ話し方である。
土方機械疑惑
TVシリーズの第2話 - 第5話にかけて幾度と冷たい態度を示す土方に対して近藤は「お前機械なんじゃないか?」と土方に対して度々疑惑を抱いていた。そんな中第5話で異常な怪力を見せたり、ミサイルを撃ったりする機械仕掛けのメカ土方が登場する。当初、近藤や沖田は土方は本当に機械だったと思っていたが、実際は源内が母親の顔を知らなかった土方のために勝手に造ったものであり、土方は本当は機械ではなかったのであった。このメカ土方は本物の土方によって壊されてしまうが、後で源内が修理しその後も何度か登場している。
和解
ゲーム・OVAシリーズでは近藤・土方は幾度となく反発し合っていた(特にゲーム版で顕著である)が、TVシリーズではこの2人が喧嘩するようなシーンは見られない。特に第5話では近藤が倒れた土方(本当はメカだが、近藤は気付いていない)に泣いて駆け寄るシーンも見られた。最終話では、土方が死んでしまった近藤に対し、「死ぬな」と言うようなところも見られた。
OVA
スタッフ
- 監督 - 殿勝秀樹
- シリーズ構成・脚本 - 武上純希
- 演出 - 粟井重紀
- アニメーションキャラクターデザイン - 西野理恵、織岐一寛
- メカニックデザイン - 明貴美加
- 美術デザイン - 佐藤正浩
- 美術監督 - 片平真司
- カラーデザイン - 加藤良高
- 3D監督 - 作野賢一郎
- 撮影監督 - 杉浦充→阿部浩美
- 編集 - 田熊純
- 音楽 - 池毅
- 音響監督 - 菊田浩巳
- プロデューサー - 磯山敦、大井守、辻洋
- アニメーションプロデューサー - 佐久間敏郎、橋本和典
- アニメーション制作 - ピクチャーマジック
- 製作協力 - アニマックスブロードキャスト・ジャパン
- 製作 - マーベラスエンターテイメント、ポニーキャニオン、ピクチャーマジック
主題歌
- オープニングテーマ「萌えよ剣」
- 作詞 - 広井王子 / 作曲・編曲 - 池毅 / 歌 - 折笠愛、松井菜桜子、池澤春菜
- エンディングテーマ「青春の祭り」
- 作詞 - 広井王子 / 作曲・編曲 - 池毅 / 歌 - 折笠愛、松井菜桜子、池澤春菜
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 作画監督 | 発売日 |
---|---|---|---|---|
第1話 | 見参!壬生狼の娘たち | 殿勝秀樹 | 織岐一寛 | 2003年11月19日 |
第2話 | 激突!祇園祭りの怪 | 小林一三 | 2003年12月17日 | |
第3話 | 冷汗!仇討ち先斗町 | うえだひでひと | 粟井重紀 | 2004年1月21日 |
第4話 | 復活!百鬼の王都 | 殿勝秀樹 | 織岐一寛 | 2004年2月18日 |
テレビアニメ
ストーリー (TV)
明治維新後の京都が舞台。人と妖怪が共存し、何気ない日々を送っている街に役所からの許可を得ていない無許可妖怪が街の治安を乱していた。それらを捕らえ京都の治安を守るために機動新撰組が設立される。しかし、多大な借金のために経営危機にたたされる。そんな新撰組のテコ入れのために坂本竜馬の息子である坂本竜之介が上海から帰国するが、個性豊かな新撰組メンバー達によりあれこれ振り回されていく。原作の広井王子はTV版の作風方針から、タイトルの「機動」という言葉を削除することを提案したと語っている。最終的にスタッフの意見からタイトルの変更は行われなかった。
スタッフ (TV)
- 企画監修 - レッド・エンタテインメント、エンターブレイン
- 監督 - 所俊克
- シリーズ構成 - 武上純希
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 滝川和男
- 美術監督 - 宮前光春
- 色彩設計 - のぼりはるこ
- 撮影監督 - わたせとしひろ
- 編集 - 岡田輝満
- 音響監督 - 井上和彦
- 音楽 - 上松範康
- 3DCG制作 - フレームワークス・エンターテインメント
- エグゼクティブプロデューサー - 小林正樹、名越康晃、山崎彰叙
- プロデューサー - 大宮三郎、中西孝
- アニメーションプロデューサー - 岩川広司、佐久間敏郎、岡田正和
- アニメーション制作協力 - 陸演隊
- アニメーション制作 - トライネットエンタテインメント、ピクチャーマジック
- 制作 - 萌えよ剣製作委員会
主題歌 (TV)
- オープニングテーマ「時代の無双花」
- 作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 太田雅友 / 編曲 - 藤間仁 / 歌 - 佐藤裕美
- エンディングテーマ「始まりの風よ吹け」
- 作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 田村信二 / 歌 - 藤弥美里
各話リスト (TV)
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | おかえりなさい | 武上純希 | 所俊克 | 下田久人 | 村井孝司 |
2 | 乙女の髪に触れもみで | 谷田部勝義 | 原由美子 | ||
3 | 肌を染めにし湯けむりに | 隅沢克之 | 冨田剛司 | 野田めぐみ | |
4 | 遊びをせんとや生まれけむ | 静谷伊佐夫 | 垂永士 | 下田久人 | 野口和男 |
5 | この胸のときめきを | 武上純希 | 所俊克 | 西村大樹 | 華房泰堂 |
6 | 夕映えにはえる想い | 隅沢克之 | 下田久人 | 村井孝司 原由美子 | |
7 | 恋の行方は神頼み | 静谷伊佐夫 | 所俊克 えんどうてつや |
えんどうてつや | 君塚勝教 |
8 | 乙女の色に染まりしお | 植田浩二 | 所俊克 | 鎌田祐輔 | 烏宏明 |
9 | 月に映りし母への想い | 長谷川勝己 | 関田修 | 服部憲知 原由美子 | |
10 | 想い迷いて憂いけむ | 静谷伊佐夫 | 菊池一仁 | 西村大樹 | 華房泰堂 |
11 | 契りたがゑどゐたずらに | 隅沢克之 | えんどうてつや | 空流辺広子 | |
12 | 惚れて 暴れて うつむひて | 植田浩二 | 所俊克 | 下田久人 | 村井孝司 |
13 | さようなら | 武上純希 | 関田修 | 原由美子 滝川和男 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
埼玉県 | テレビ埼玉 | 2005年7月1日 - 9月23日 | 金曜 25:30 - 26:00 | 独立UHF局 | |
千葉県 | ちばテレビ | 2005年7月3日 - 9月25日 | 日曜 24:30 - 25:00 | ||
京都府 | KBS京都 | 日曜 25:15 - 25:45 | |||
神奈川県 | tvk | 日曜 25:30 - 26:00 | |||
兵庫県 | サンテレビ | 2005年7月6日 - 9月28日 | 水曜 26:05 - 26:35 | ||
愛知県 | テレビ愛知 | 2005年7月7日 - 9月29日 | 木曜 25:58 - 26:28 | テレビ東京系列 | |
日本全域 | キッズステーション | 2005年7月12日 - | 火曜 24:30 - 25:00 | CS放送 | リピート放送あり |
GyaO | ネット配信 |