横光克彦

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テンプレート:日本の国会議員 テンプレート:ActorActress テンプレート:存命人物の出典明記 横光 克彦(よこみつ かつひこ、本名:武藤 勝彦、むとう かつひこ、1943年11月4日 - )は、日本俳優、元政治家

衆議院議員(6期)、社会民主党副党首、同党国会対策委員長環境副大臣を歴任。後に社民党を離党し、民主党に入党した。

来歴・人物

当時日本施政下だった台湾に生まれ、後に父の故郷大分県宇佐市に移住する。大分県立中津北高等学校、北九州大学(現:北九州市立大学外国語学部卒業後、俳優となり数々の作品に出演。テレビ朝日刑事ドラマ特捜最前線』の紅林刑事役で人気を得る。

実弟が大分県の労働組合役員であった関係で選挙での応援演説などを行ったのち、1993年第40回総選挙において、阿部未喜男の後継候補として日本社会党の推薦を受け旧大分2区に無所属で立候補し当選する。

2002年には鈴木宗男事件にまつわる証人喚問において「島田建設からの金銭供与は政治資金規正法に基づいている」「モザンビーク共和国洪水災害への国際緊急援助隊の派遣に反対や異議を述べることはあり得ない」「島田建設株式会社側による秘書給与の肩代わりの事実関係を承知していない」との鈴木宗男の証言を偽証として議院証言法違反での告発に賛成した。

2003年12月より、社会民主党副党首を務めていたが、横路孝弘から熱心に誘いを受け2005年8月に社民党に離党届を提出。次期衆議院議員選挙に民主党より立候補することを表明した。社民党は10月6日の常任幹事会で、「党と党員の信義に反し、党内に混乱と不信を招いた」として、離党が了承されず除名処分が下った。2003年の第43回衆議院議員総選挙には大分県第3区から出馬し、自由民主党岩屋毅に敗れるが、重複立候補していた比例九州ブロックで復活し、当選。2005年9月11日第44回衆議院議員総選挙でも再び岩屋に大分3区で敗れ、2度連続で比例復活した。

社民党時代は北朝鮮による拉致問題に関連して、土井たか子福島瑞穂保坂展人辻元清美ら所属議員の大半が北朝鮮寄りのスタンスを取り、対話路線を支持したが、横光は阿部知子と共に北朝鮮への経済制裁を主張するなど、対北朝鮮政策では圧力路線を支持。また安全保障政策についても日米同盟を機軸とするという方針に一定の支持を表明している。

第166回通常国会での衆議院懲罰委員長在任中の2007年6月18日、同じ民主党所属の内山晃に対する懲罰事案(与党提出)を審査するために委員会を開くかどうかを同委員会理事会で協議した際、「与野党間の議論が不充分である」、「議員の身分を決めるのは慎重に期すべきだ」として、同日の委員会審査はしないことを宣言した。しかし、同委員会の多数は与党議員であったため、同委員会の理事の一人である島村宜伸が委員長代理として委員会を野党欠席のまま開会。ここで横光の委員長としての運営が不当であるとして不信任動議が出され、与党(自民党・公明党)の賛成により議決された(同日内山の懲罰・登院30日停止処分も議決)。国会の常任委員長に対しては、国会法に基づく「本会議での解任決議(可決すれば委員長職強制解任)」と、「委員会での不信任決議(問責にとどまり拘束力なし)」があり、衆議院で委員長不信任決議が議決されたのは1948年12月22日上林山栄吉に対する予算委員長不信任決議可決以来で59年ぶりのことであった。本件議決を受け衆議院議長河野洋平は横光に自主的な辞任を促したが、横光はそのまま委員長職にとどまった。

2009年7月、第45回衆議院議員総選挙では、大分3区で岩屋を下し、2003年に選挙区が変更になってから初めて小選挙区で当選した(岩屋もかつての横光同様比例復活)。2010年6月、民主党組織委員長に就任。2011年9月5日野田内閣環境副大臣に就任。

2012年12月、第46回衆議院議員総選挙では再び岩屋に敗れ、比例九州ブロックでも惜敗率9位で復活ならず、第40回総選挙以来20年近く守り続けてきた議席を失った。2013年8月、政界引退を表明。今後については白紙としながらも、俳優復帰を示唆していた[1]

2014年放送のテレビドラマ『三億円事件』(テレビ朝日)で俳優業に復帰した。オフィス斬に所属。

親族

妻の従姉妹に自由民主党参議院議員佐藤ゆかりがいる。

エピソード

  • 阪神タイガース大ファン。「特捜最前線」の劇中カーラジオの実況を聞いて「やったぜタイガース!」と脚本にない台詞が入った事がある。因みに先輩刑事である桜井役の藤岡弘、は実は横光より年下。プライベートでは「藤岡ちゃん」と呼ぶ。

活動

政策

所属していた団体・議員連盟

俳優時代の出演作品

横光 勝彦 名義

 etc.

横光 克彦 名義

脚注

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関連項目

外部リンク

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テンプレート:S-ppo |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
中西績介 |style="width:40%; text-align:center"|社会民主党国会対策委員長
第5代 : 2003年 - 2005年 |style="width:30%"|次代:
重野安正

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  1. 民主・横光氏が引退表明 「俳優復帰も選択肢」 2013年8月5日 MSN産経ニュース
  2. 国立国会図書館法の一部を改正する法律案(平成十八年五月二十三日提出) http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/5481/060529_hoan.html
  3. http://news.liao1.com/newspage/2009/05/4286321.html
  4. 第169回国会法務委員会 請願4506号