名古屋市営地下鉄名城線
|} 名城線(めいじょうせん)は、愛知県名古屋市東区の大曽根駅から、同市中区の栄駅、金山駅、同市千種区の名古屋大学駅を経て、大曽根駅までを環状に結ぶ、名古屋市営地下鉄の路線の愛称。名古屋市高速度鉄道第2号線の一部(大曽根 - 栄 - 金山)と、同4号線(大曽根 - 名古屋大学 - 金山)から構成される。ラインカラーは紫(藤色 テンプレート:Color)で、名城線1000系のウインザーイエローの車体に補色である紫色の線が巻かれていたことに由来する。
なお、路線としては上記の通り大曽根駅から左回り基準であるが、列車番号はナゴヤドーム前矢田駅から両回り同等、駅番号は金山駅から右回り基準で付されている。
すべての駅でmanaca(2011年2月11日に導入)などの交通系ICカード全国相互利用サービス対応カードが使用できる。
目次
概要
2004年10月6日に4号線名古屋大学駅から八事駅を経て新瑞橋駅までが開業、大曽根 - 名古屋大学 - 金山間が全通し、2号線大曽根 - 栄 - 金山間とあわせて名古屋市営地下鉄初の環状線が完成、日本初の地下鉄環状運転が開始された。環状線の完成に伴い、環状部の愛称を「名城線」、枝線となる2号線金山 - 名古屋港間の愛称を「名港線」とした。日本の環状地下鉄としては東京の都営地下鉄大江戸線に次ぐものであるが、大江戸線の環状部は都庁前駅でスイッチバック形の配線となっているため、環状運転を行う地下鉄としては名城線が日本で初である。全長はJR西日本の大阪環状線 (21.7km) より長く、大江戸線の環状部 (27.8km)、JR東日本の山手線 (34.5km) より短い。環状運転の実施以前は大曽根 - 金山 - 名古屋港を「名城線」と呼び、それ以外の区間を「4号線」と表記していた。
ちなみに地下鉄の環状運転は日本初であると同時にロンドン地下鉄サークル線[1]、グラスゴー地下鉄、モスクワ地下鉄環状線、マドリード地下鉄6号線、ソウルメトロ2号線[2]、北京地下鉄2号線に次いで7番目で、一周の距離ではソウルメトロ2号線に次いで世界第2位の長さである[3]。
環状運転により、名古屋市東部および南部に延びる他の路線のバイパスとなったことで、東山線藤が丘方面から鶴舞線赤池・豊田市方面、ならびに桜通線野並・徳重方面への乗車時間が大幅に短縮され、ナゴヤドームや瑞穂運動場へのアクセス利便性も向上している。
1965年に開業した最古の区間である栄 - 市役所間[4]に対し、最新の区間である名古屋大学 - 新瑞橋間は2004年の開業であり開業年にはおよそ40年もの差がある。新瑞橋 - 金山 - 栄 - 大曽根間にある駅は全体的に古い雰囲気があり、ナゴヤドーム前矢田 - 本山 - 瑞穂運動場東間にある駅は2000年代に開業したこともあり全体的に雰囲気は新しい。
名古屋市営地下鉄の中では名港線とともに、車両が名古屋市外に出ない路線である。
2005年10月6日より、従来の接近チャイムに代わって試験的に接近メロディが名港線とともに全駅において導入された。東日本旅客鉄道(JR東日本)の首都圏の駅で使われている櫻井音楽工房の発車メロディが使われていたが2007年3月19日からはオリジナルの物に変更されている。現在使用している接近メロディは名城線の左回りが「ランディング」、右回りが「サークル・ポイント」、名港線の名古屋港方面が「ハッピータイム」、金山方面が「海」という曲である。
金山駅・八事駅・本山駅・栄駅を除く各駅のホーム番号は左回りが1番ホーム、右回りが2番ホームである。
名城線を金山から右回りの順に見ていくと、金山 - 東別院間は大津通より西側を通る。東別院からは大津通の東側に変わり、東別院 - 矢場町間は前津通の下を、矢場町 - 市役所付近は久屋大通の下を通る。市役所付近で大津通の下を通り、そのまま北へ向かう。黒川に付く手前で進路を東寄りに変え、名古屋市道名古屋環状線の下を通る。大曽根駅を過ぎると名古屋ガイドウェイバスと平行になりナゴヤドームの横を通る。砂田橋を過ぎると進路をやや南寄りに変え、丘陵住宅地の下を通る。本山 - 瑞穂運動場東間は山手グリーンロードの下を通る。この辺りは掘割構造の名古屋高速が通っていたり、地形の起伏が激しく、名古屋市でもかなり深い位置にホームがあったりコンコースまでの道のりが長くなっている駅が多い。名古屋大学駅付近は名古屋大学のキャンパス内の地下を通っており、日本では全国的にも珍しい。新瑞橋から堀田を過ぎるまでは西寄りに進路を取り、愛知県道221号岩崎名古屋線の下を通る。堀田 - 伝馬町間は国道1号の下を通る。伝馬町を過ぎると進路を北寄りに変え、伏見通(国道19号と国道22号の重複区間)の下を通り、金山に戻る。電車はそのまま栄・大曽根方面に向かう。
路線データ
- 路線距離(営業キロ):全長 26.4km
- 2号線:大曽根 - 栄 - 金山間 8.9km
- (2号線全線大曽根 - 栄 - 金山 - 名古屋港間は14.9km)
- 4号線:大曽根 - 名古屋大学 - 金山間 17.5km
- 2号線:大曽根 - 栄 - 金山間 8.9km
- 軌間:1435mm
- 駅数:28駅
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線(直流600V・第三軌条方式)
- 閉塞方式:車内信号式
- 最高速度:65km/h
運行形態
名城線では、運転方向の案内に他の日本の環状鉄道路線で一般的な「外回り」「内回り」ではなく、「右回り (clockwise)」「左回り (counterclockwise)」という表現が使われている。これは、電車が右側通行であるか左側通行であるか国や地域によって異なるため、「外回り」「内回り」では逆方向に受け取られるおそれがあることと、走っている電車の位置が見えないトンネル内では、内、外という区別はふさわしくないとの名市交の判断[3]や、路線図上も「右回り」「左回り」のほうが直感的でわかりやすいとするユニバーサルデザインの考え方に則ったもので、従来名古屋市交通局において、循環運転を行う市バスで用いられてきた表現を踏襲したものとなっている(上社11、植田12、原11系統など)。
環状運転の列車については、ホームの接近表示器や車両の方向幕には「名城線右(左)回り」と表示されるため、目的地に早く到着するためには、乗車時にコンコースやホームの案内に注意する必要がある。
基本的な運行系統として、大曽根 - 名古屋大学 - 金山 - 栄 - 大曽根間の環状運転(右回り・左回り)と、名古屋港 - 金山 - 大曽根・ナゴヤドーム前矢田間で名港線直通列車が運転されている(名古屋港発の右回り、左回りからの名古屋港行きもあり)。運転間隔の変わり目では両系統が入れ替わることもある。
環状運転の所要時間は深夜・早朝は1周48分、昼間時間帯は1周50分、ラッシュ時間帯で1周52分である。ただし、ナゴヤドーム前矢田駅または名古屋大学駅で運転間隔調整のため1分から数分停車する列車もある。
昼間時間帯の運転間隔は、平日休日問わず、環状系統・名港線直通系統とも10分間隔であり、両系統が重なる金山 - 栄 - 大曽根間は5分間隔、環状系統のみとなる大曽根 - 名古屋大学 - 金山間は10分間隔で運行されている。後者は平日の昼間では上飯田線に次いで名古屋市営地下鉄で2番目に運行本数が少ない区間となっている。一方、早朝・夜間帯は名港線直通系統がなくなり、名港線が金山折り返し(名古屋港 - 金山間の区間運転)となるため、金山 - 栄 - 大曽根間も運行本数が少なくなる。なお、環状化以前の日中は金山 - 栄 - 大曽根間では新瑞橋方面の系統と名港線直通系統が重なって4分間隔、大曽根 - 名古屋大学間および新瑞橋 - 金山間は8分間隔であった。また、名港線直通系統が走らない時間帯の新瑞橋行きの行先表示は「新瑞橋(名古屋港行金山接続)」となっていた。
深夜帯のみ新瑞橋止まり、瑞穂運動場東止まり、名古屋大学止まり、左回りによるナゴヤドーム前矢田止まりの運用がある。ラッシュ終了時や深夜帯に、環状運転していた列車が途中駅止まりに変更になる場合は、方向幕などの案内表示は終点になる駅の次の駅で変更される(ただし「名城線左回り」から「名古屋港」行きに変わる場合は新瑞橋駅で変更。また、「名城線右回り」が深夜帯の「金山」行きに変わる時は市役所駅で変更)。例えば、「名城線右回り」として運転されていた列車が「大曽根行き」に変更される場合には、ナゴヤドーム前矢田にて案内表示が大曽根行きに切り替わる。このため、ナゴヤドーム前矢田や本山では誤乗を防ぐために、ホームに注意書きが掲示されている。
野球などナゴヤドームでイベントがある場合、20時頃までは大曽根発着の系統をナゴヤドーム前矢田まで臨時に延長し、それ以降の夜間帯は、通常の列車の合間に臨時列車を入れて対応している。定期列車には変更はない。
また、2011年まで正月三が日は臨時ダイヤで運行となり、名港線は基本的に金山折り返し、名城線の環状運転(環状運転前は新瑞橋発着)が増発されていた。しかし晩年はおよそ12 - 14時台のみこの形態となるなど限られたものとなり、2012年以降は通常の土曜・休日ダイヤで運行されることになった。
大晦日の終夜運転は、2009年大晦日以降は30分間隔で運行されている。環状運転開始前の2003年大晦日までは20分間隔、環状運転開始後の2004年大晦日からは25分間隔となった。25分間隔となった理由は、1周が約50分のため、ちょうど片道2編成で運行することができるからである。2009年大晦日からは、停車時間を調整することにより30分間隔で運行している。
大晦日の終夜運転時および車両故障などのトラブル発生時には当該列車をナゴヤドーム前矢田駅で大幸車庫に回送し車両交換を行う場合がある。その場合当該列車の乗客は一旦ナゴヤドーム前矢田駅でホームに下車し、大幸車庫から入線する別の列車に乗り換えることとなる。
なお、運転士、車掌は1周ごとに名城線運転区のある金山駅で交代する場合が多い。また、ナゴヤドーム前矢田駅で交代する列車もある。
ドラゴンズトレイン
ナゴヤドームを本拠地とするプロ野球球団中日ドラゴンズやイオンおよび中日新聞社との協力により、同線を「ドラゴンズトレイン」という企画電車が走っている。同線が選ばれたのは、沿線にナゴヤドームがあることから。「右回り」「左回り」の両方向で運行している。毎年、シーズン開幕とほぼ同時に運行がスタートし、通常はシーズン終了と同時に同電車の運行も終了するが、中日ドラゴンズの成績次第では、クライマックスシリーズや日本シリーズの時期まで運行が延長される場合もある。毎年運行初日から4月中旬頃までは、パソコン向けの交通局公式サイトにてPDF版の時刻表がダウンロード可能になる。同電車は車両に写真を印刷した特殊なシールを貼り付けているため、シール作製等のコストに膨大な費用が費やされることもあって、基本的には1日1編成のみの運行となる。そのために、時刻表のダウンロードによる提供終了後は、相当運が良くないと乗車ができない状態になる。同電車は車両へのラッピング及び車内の装飾がメインであるが、2009年シーズンまで中日ドラゴンズの選手会長を務めた荒木雅博選手のアナウンスを車内に流していた時もあった。なお、2012年・2013年・2014年はこの企画「ドラゴンズトレイン」は行われていないが、ナゴヤドーム前矢田駅の東改札口から1番出入り口に通じる通路の壁に中日ドラゴンズの選手や監督の写真などを貼り出す「ドラゴンズロード」は毎年行われている。
車両
現用車両
過去の使用車両
利用状況
砂田橋駅 - 八事駅間の沿線には、大学や高校が多く点在する。特に名古屋大学・中京大学・南山大学は、名城線開業まで市バスまたは、地下鉄鶴舞線しか交通手段がなかったが、開業後は市内各所から各大学へのアクセスが改善された。また2007年には、名古屋学院大学が名城線西高蔵駅と名港線日比野駅の間付近に移転した。
名古屋市営地下鉄名城・名港線の年度別の輸送実績を下表に記す。2003年度(平成15年度)まではすべて大曽根 - 名古屋港間14.9kmの数値である。表中、最高値を赤色で、最低値を緑色で表記している。
年度 | 年間輸送人員 (千人) |
一日平均輸送人員 (人) |
輸送人キロ (千人キロ) |
最混雑区間乗車率 (%) |
輸送密度 (人/日) |
特記事項 |
---|---|---|---|---|---|---|
1975年(昭和50年) | 292,493 | 205 | ||||
1976年(昭和51年) | ||||||
1977年(昭和52年) | ||||||
1978年(昭和53年) | ||||||
1979年(昭和54年) | ||||||
1980年(昭和55年) | 322,945 | 218 | ||||
1981年(昭和56年) | ||||||
1982年(昭和57年) | ||||||
1983年(昭和58年) | ||||||
1984年(昭和59年) | ||||||
1985年(昭和60年) | 302,482 | 197 | ||||
1986年(昭和61年) | ||||||
1987年(昭和62年) | ||||||
1988年(昭和63年) | ||||||
1989年(平成元年) | 久屋大通駅開業 | |||||
1990年(平成2年) | 120,496 | 330,126 | 397,575 | 218 | 73,104 | |
1991年(平成3年) | 126,964 | 418,309 | 76,916 | |||
1992年(平成4年) | 125,762 | 414,230 | 76,166 | |||
1993年(平成5年) | 125,102 | 342,745 | 425,036 | 78,153 | ||
1994年(平成6年) | 121,857 | 333,855 | 407,373 | 74,903 | ||
1995年(平成7年) | 121,086 | 330,836 | 403,203 | 178 | 74,139 | |
1996年(平成8年) | 118,980 | 325,973 | 393,711 | 72,393 | ||
1997年(平成9年) | 121,563 | 333,049 | 404,519 | 74,381 | ||
1998年(平成10年) | 119,344 | 326,970 | 395,153 | 72,658 | ||
1999年(平成11年) | 117,686 | 322,427 | 396,638 | 162 | 72,932 | |
2000年(平成12年) | 114,809 | 314,548 | 388,236 | 159 | 71,387 | 4号線大曽根 - 砂田橋開通 |
2001年(平成13年) | 115,389 | 316,132 | 401,382 | 165 | 73,804 | |
2002年(平成14年) | 112,735 | 308,863 | 381,481 | 156 | 70,145 | |
2003年(平成15年) | 135,205 | 370,425 | 477,424 | 155 | 87,727 | 4号線砂田橋 - 名古屋大学開通 |
2004年(平成16年)※ | 174,657 | 478,512 | 601,076 | 164 | 50,827 | 4号線名古屋大学 - 新瑞橋開通 |
2005年(平成17年) | 192,417 | 527,170 | 708,807 | 161 | 59,936 | |
2006年(平成18年) | 198,192 | 542,992 | 724,792 | 160 | 61,288 | |
2007年(平成19年) | 199,066 | 545,386 | 733,674 | 160 | 62,039 | |
2008年(平成20年) | 197,082 | 732,797 | 61,965 | |||
2009年(平成21年) | 197,091 | 727,356 | 61,505 |
- 平成15年度までは、2号線(大曽根 - 名古屋港)の数値。平成16年度以降は名城線(金山 - 金山)・名港線(金山 - 名古屋港)32.4kmの数値。
- 出典:愛知県ホームページ あいちの陸上交通(統計資料)陸上交通に関する統計(統計データ)
歴史
- 1965年(昭和40年)10月15日 2号線栄町(現在の栄) - 市役所間 (1.3km) 開業[4]。1000形電車営業運転開始。
- 1966年(昭和41年)6月1日 2号線栄町駅を栄駅に改称。
- 1967年(昭和42年)3月30日 2号線金山 - 栄間 (3.0km) 開業[4]。
- 1969年(昭和44年)4月25日 2号線の愛称を名城線と決定。同年5月1日から使用開始。これまでは、1号線(現・東山線)の東西線に対して「南北線」と呼称する場合もあった。
- 1971年(昭和46年)
- 1974年(昭和49年)3月30日 4号線新瑞橋 - 金山間 (5.7km) 開業[4]。
- 1989年(平成元年)
- 2000年(平成12年)
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)10月6日 4号線名古屋大学 - 新瑞橋間 (5.6km) 開業。これによって2号線と4号線を併せた環状線が完成、環状部の愛称を名城線、金山 - 名古屋港間の愛称を名港線とする。
- 2005年(平成17年)10月6日 全駅で接近チャイムに代わり、関東地方で使用されている発車メロディと同じものを接近メロディとして導入。
- 2007年(平成19年)3月19日 接近メロディをオリジナルのものに変更。
- 2009年(平成21年)3月18日 ホームの接近表示器に発車時刻を表示。
駅一覧
- 全駅名古屋市に所在。
- 金山駅から右回り方向に記述する。
- 右回り:金山駅→栄駅→平安通駅→大曽根駅→本山駅→新瑞橋駅→金山駅方面
- 左回り:金山駅→新瑞橋駅→本山駅→大曽根駅→平安通駅→栄駅→金山駅方面
- 駅名にテンプレート:要出典範囲が存在する場合は括弧内に記す。
- 八事駅 - 総合リハビリセンター駅間でごくわずかに天白区を通るが、駅は設けられていない。
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 | ホーム形状 |
---|---|---|---|---|---|---|
M01 | 金山駅 | - | 0.0 | 名古屋市営地下鉄:20px 名港線(E01)(直通運転あり) 東海旅客鉄道:東海道本線・中央本線 名古屋鉄道:名古屋本線 |
中区 | 島式2面 |
M02 | 東別院駅 (メ〜テレ前) |
0.7 | 0.7 | 相対式 | ||
M03 | 上前津駅 | 0.9 | 1.6 | 名古屋市営地下鉄:20px 鶴舞線(T09) | ||
M04 | 矢場町駅 | 0.7 | 2.3 | |||
M05 | 栄駅 | 0.7 | 3.0 | 名古屋市営地下鉄:20px 東山線(H10) 名古屋鉄道:瀬戸線(栄町駅) | ||
M06 | 久屋大通駅 | 0.4 | 3.4 | 名古屋市営地下鉄:20px 桜通線(S05) | ||
M07 | 市役所駅 (県庁/名古屋城) |
0.9 | 4.3 | 島式1面 | ||
M08 | 名城公園駅 | 1.1 | 5.4 | 北区 | ||
M09 | 黒川駅 | 1.0 | 6.4 | |||
M10 | 志賀本通駅 | 1.0 | 7.4 | 相対式 | ||
M11 | 平安通駅 | 0.8 | 8.2 | 名古屋市営地下鉄:20px 上飯田線(K02) | ||
M12 | 大曽根駅 | 0.7 | 8.9 | 東海旅客鉄道:中央本線 名古屋鉄道:瀬戸線 名古屋ガイドウェイバス:ガイドウェイバス志段味線(Y01) |
島式1面 | |
M13 | ナゴヤドーム前矢田駅 | 0.8 | 9.7 | 名古屋ガイドウェイバス:ガイドウェイバス志段味線(Y02) | 東区 | |
M14 | 砂田橋駅 | 0.9 | 10.6 | 名古屋ガイドウェイバス:ガイドウェイバス志段味線(Y03) | 相対式 | |
M15 | 茶屋ヶ坂駅 | 0.9 | 11.5 | 千種区 | ||
M16 | 自由ヶ丘駅 | 1.2 | 12.7 | |||
M17 | 本山駅 | 1.4 | 14.1 | 名古屋市営地下鉄:20px 東山線(H16) | ||
M18 | 名古屋大学駅 | 1.0 | 15.1 | |||
M19 | 八事日赤駅 | 1.1 | 16.2 | 昭和区 | ||
M20 | 八事駅 | 1.0 | 17.2 | 名古屋市営地下鉄:20px 鶴舞線(T15) | ||
M21 | 総合リハビリセンター駅 | 1.3 | 18.5 | 瑞穂区 | ||
M22 | 瑞穂運動場東駅 | 1.0 | 19.5 | |||
M23 | 新瑞橋駅 | 1.2 | 20.7 | 名古屋市営地下鉄:20px 桜通線(S14) | ||
M24 | 妙音通駅 | 0.7 | 21.4 | |||
M25 | 堀田駅 | 0.8 | 22.2 | |||
M26 | 伝馬町駅 | 1.2 | 23.4 | 熱田区 | ||
M27 | 神宮西駅 | 1.0 | 24.4 | |||
M28 | 西高蔵駅 | 0.9 | 25.3 | |||
M01 | 金山駅 | 1.1 | 26.4 | 上記参照 | 中区 |
- 駅番号順に記述しているが、正式な起点は2号線・4号線とも大曽根駅。
- ナゴヤドーム前矢田駅は、駅名標等では「ナゴヤドーム前 矢田(駅)」と間を空けて表記されている。
その他
- 日本で2番目に車内信号式ATC(無絶縁軌道回路によるものでは日本初)を採用した路線である(日本初は東海道新幹線)。
- ラインカラーの紫は、東山線と区別するために、旧車体色であった菜種色と補色関係にあるため採用された。中日新聞2007年1月29日付 - 地下鉄の色、どんな意味
- 当初、名鉄瀬戸線との相互直通運転の計画もあった[4]が不調に終わり、東山線と同じ規格で建設されたという経緯がある。
- 車掌DJで有名な音楽グループSUPER BELL"Zが歌う「MOTER MAN NAGOYA GRAND OPEN 名城線」(「The Very Best of MOTO(e)R MAN」に収録)は、歌詞が「名城線右回り」となっているものの、曲中では名古屋大学駅 - 新瑞橋駅は未完成となっていて、同区間は電車にドリルを取り付けて運転する(トンネルを掘る)という内容となっている。また、「自由ヶ丘駅」と東急東横線「自由が丘駅」に引っ掛けて、曲中には名城線に直接関係のない「武蔵小杉」が登場する。
- 名城線の環状線の完成日と同じ2004年10月6日に、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の営業も開始されている。
- 大曽根駅 - 砂田橋駅間が開業する際のCMに、ナゴヤドームの最寄り駅であるナゴヤドーム前矢田駅を含むことから、中日ドラゴンズの岩瀬仁紀と福留孝介(現・阪神タイガース)が出演していた。なお、大幸車庫の一部はナゴヤドームの下にある。
脚注
- ↑ 名城線同様放射線の乗り入れがある。
- ↑ 放射線を有するが、環状線と放射線の間での直通運転はない。
- ↑ 3.0 3.1 テンプレート:Cite news
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。