昭和区

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テンプレート:Pathnav テンプレート:日本の行政区 昭和区(しょうわく)は名古屋市を構成する16区のうちのひとつである。

概要

昭和区の区名は、1937年(昭和12)に元号昭和より取られた。区名の決定に当たっては、旧御器所村内における御器所地区と広路地区の住民対立が影響したと言われる。御器所地区の住民が提示した「御器所」を区名とする案に対し、広路地区の住民が激しく反発したため、中立的な「昭和区」の名称が採用されることとなった。

また名古屋市の中心部に近く、大学施設や名古屋市鶴舞中央図書館などの文化施設も多い。名古屋大学医学部、名古屋工業大学南山大学中京大学など多くの大学が位置し、東海地方屈指の文教地区となっている。区の人口は1965年以降徐々に減り続けていたが、近年マンション建設などで再開発が進み徐々にではあるが増加に転じようとしている。

歴史

尾張藩の名古屋村東畑の一部、名古屋新田の一部、御器所村、石仏村、藤成新田、川名村、伊勝村、五軒屋村、八事村から以下のように構成された。

  • 1876年(明治9年) 御器所村と石仏村と名古屋村東畑の一部が合併し、常盤村となる。
  • 1878年(明治11年) 常盤村から、旧石仏村の地域が分離。石仏村と藤成新田と川名村と伊勝村と五軒屋村と名古屋村東畑の一部と名古屋新田の一部が合併し、広路村となる。八事村と中根村と名古屋新田の一部が合併し、弥富村となる。
  • 1889年(明治22年) 常盤村と前津小林村が合併し、御器所村となる。
  • 1896年(明治29年) 御器所村から、旧前津小林村の地域が分離。
  • 1906年 (明治39年)御器所村と広路村が合併し、御器所村となる。弥富村のうち旧八事村の地域が、植田村と島野村と平針村と合併し、天白村となる。
  • 1921年(大正10年)8月22日 御器所村が、名古屋市中区へ編入。
  • 1928年(昭和3年)3月15日 天白村のうち旧弥富村の地域が、名古屋市南区へ編入。
  • 1937年(昭和12年)10月1日 中区の旧御器所村に当たる地域と、南区の旧弥富村と旧瑞穂村と旧八事村の一部に当たる地域を併せて、昭和区が新設された。
  • 1944年(昭和19年)2月11日 旧弥富村と旧瑞穂村の地域が熱田区の一部とともに瑞穂区として分離。
  • 1955年(昭和30年)4月5日 天白村を併合。
  • 1975年(昭和50年)2月1日 旧天白村の地域を天白区として分離、現在の領域になる。

隣接行政区

  • 瑞穂区
  • 熱田区
  • 中区
  • 千種区
  • 天白区

教育

大学

高等学校

中学校

小学校

  • 名古屋市立松栄小学校
  • 名古屋市立広路小学校
  • 名古屋市立御器所小学校
  • 名古屋市立鶴舞小学校
  • 名古屋市立吹上小学校
  • 名古屋市立村雲小学校
  • 名古屋市立八事小学校
  • 名古屋市立川原小学校
  • 名古屋市立伊勝小学校
  • 名古屋市立白金小学校
  • 名古屋市立滝川小学校

企業

交通

鉄道

道路

自動車専用道路

一般国道

主要地方道

一般県道

幹線道路の道路通称名

<南北の道路>

<東西の道路>

名所・旧跡・観光スポット・その他

出身有名人

在住有名人


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