上前津駅
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上前津駅(かみまえづえき)は、愛知県名古屋市中区大須四丁目にある、名古屋市営地下鉄の駅である。
利用可能な鉄道路線
駅構造
名城線・鶴舞線とも相対式2面2線ホームを持つ地下駅。改札口は3箇所設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■名城線 | 左回り | 金山・新瑞橋・(テンプレート:Color名港線直通)名古屋港方面 |
2 | ■名城線 | 右回り | 栄・大曽根方面 |
3 | ■鶴舞線 | - | 赤池・豊田市方面 |
4 | ■鶴舞線 | - | 伏見・上小田井・犬山方面 |
両線とも相対式ホームのため行先によって利用する階段が異なるほか、各線のホームは比較的離れている。また、エレベーターのみを利用して各線を乗り継ぐ場合は、名城線金山方面と鶴舞線など一部のホームが接続していない。地上との出入口は12番まであるが、11番はエレベーター専用出口になったため欠番である。
名城線栄方面と鶴舞線の連絡通路に売店「サークルKミニ名古屋上前津店」がある。
乗車カードの印字
- トランパスは「上前」であった。
- IC乗車カードを使用した場合は、manaca,TOICAエリアのチャージ機での履歴印字は「上前津_」。
- モバイルSuicaは「TP上前津」と記録される。
駅周辺
大須商店街の東の玄関口となる駅で、電化製品やファッションの買い物へ向かう最寄り駅となる。駅南部には古書店や仏壇店が立ち並ぶ。
- 大須商店街
- 大須観音
- 大須演芸場
- 亀岳山萬松寺
- 名古屋市中保健所
- NTT西日本名古屋支店
- 百五銀行上前津支店
- 三井住友銀行上前津支店
- 三菱東京UFJ銀行上前津支店
- 名古屋上前津郵便局
- ローズコートホテル
- 若宮大通公園
- 名古屋市立前津中学校
- 新堀川
- 大須通
- 大津通
- 前津通
路線バス
最寄停留所は、大津通と大須通にある上前津となる。以下の路線が乗り入れ、名古屋市交通局により運行されている。
- 名駅18:名古屋駅行、名鉄神宮前行
- 栄21:栄行、泉楽通四丁目行
- 栄23:栄行、中川車庫前行
- 高速1:栄行、森の里団地行
- 中巡回:栄行、金山行
利用状況
統計には、乗り換え人員を含まない。
年度 | 名城線乗車人員(人/日) | 鶴舞線乗車人員(人/日) | 乗車人員合計(人/日) |
---|---|---|---|
2004年(平成16年) | 12,455 | 6,578 | 19,033 |
2005年(平成17年) | 12,450 | 6,367 | 18,817 |
2006年(平成18年) | 12,329 | 6,746 | 19,075 |
2007年(平成19年) | 12,487 | 6,946 | 19,433 |
2008年(平成20年) | 12,955 | 7,193 | 20,148 |
2009年(平成21年) | 12,710 | 6,948 | 19,658 |
2010年(平成22年) | 12,494 | 7,028 | 19,522 |
2011年(平成23年) | 13,626 | 6,612 | 20,238 |
名城線の駅では28駅中5位(集計年によっては6位の市役所駅と逆転する場合がある)。また、鶴舞線の駅では伏見駅の次に利用客が多い。
歴史
- 構内入居テナントの経緯
1997年(平成9年)に行われた駅構内の改修にともないテナントが公募され、大須の大地主である万松寺の関連企業が応札、パソコン (PC) ソフトを扱う3店舗が入居した。これらの店舗はそれぞれ違うジャンルの商品を取り扱っていたが、成人向けPCゲームを専門に扱っていた店舗に設置されたモニターなどで上映されるデモの音声が駅の利用客にも聞こえるとの苦情が市に寄せられたことから1998年(平成10年)6月、この店舗は閉店した。なお、他の2店舗も後に閉店している。
その後、構内で営業している店舗は名城線と鶴舞線との連絡通路にあるコンビニエンスストア『サークルK』のみの状態が続いたが、2013年秋より旧地下街へ東日本大震災で名古屋市が復興支援にあたった陸前高田市に関する展示フロアと同市と岩手県ならびに東北地方の商品や海鮮品を扱う「いわて・陸前高田復興支援産直プラザ みちのく屋」が大須・大津通と仁王門通の角沿いにあった店舗から移転入居している。
隣の駅
- 名古屋市営地下鉄
- テンプレート:Color名城線
- テンプレート:Color鶴舞線
関連項目
外部リンク
- 上前津駅(各駅情報) - 名古屋市交通局