新瑞橋駅
テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 新瑞橋駅(あらたまばしえき)は、愛知県名古屋市瑞穂区洲山町二丁目にある、名古屋市営地下鉄の駅である。
名城線東部駅務区新瑞橋管区を管轄する管区駅であり、西高蔵駅から総合リハビリセンター駅までの各駅を管理している。
利用可能な鉄道路線
駅構造
名城線、桜通線ともに島式1面2線ホームを持つ地下駅で、桜通線のホームには可動式ホーム柵が設置されている。名城線ホームは15m車6両、桜通線ホームは20m車8両編成まで対応している。両線は地下で交差しておりその上部にコンコースがある構造をとっていることから、両線の乗り換えは一度コンコースに上がってから下ることとなる。
かつては名城線(4号線)の終着駅で[1]、出入口は5つ[2]だったが、1994年に今池から桜通線が当駅を経由して野並駅まで延伸した際に出入口が8つに増加したほか、改札口も増設された。さらに、10年後の2004年には名古屋大学から4号線が延伸し、2号線と合わせて名城線となり環状運転となった。なお、環状運転開始後も金山駅側に片渡り線が残されており、深夜に設定されている名城線の当駅止まりの列車が使用している。
交通エコポンのリーダーが設置されている。
コンコース内(改札外)には、信号機やパンタグラフ・台車など地下鉄に関連する機器類が展示されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■名城線 | 左回り[3] | 八事・本山方面 |
2 | ■名城線 | 右回り | 金山・栄方面 |
3 | ■桜通線 | - | 野並・徳重方面 |
4 | ■桜通線 | - | 今池・名古屋・中村区役所方面 |
駅周辺
※新瑞も参照。
近隣に、運動場や競技場などをもつ名古屋市瑞穂公園がある。また、金融機関や複合商業施設のほか、大手チェーンの飲食店や商業施設などが多く立地する。
- 山崎川 - 名古屋市の代表的な桜の名所。
- 新瑞橋 - 山崎川に掛かる名古屋環状線の橋名で、地名としては存在しない。橋を渡ると南区に入る。
- 旧東海道
- 名古屋市瑞穂公園
- 名古屋市立井戸田小学校
- 名古屋市立菊住小学校
- フジパン 本社
- あらたま商店街
- イオンモール新瑞橋
- 名古屋新瑞橋郵便局
- 三菱東京UFJ銀行 新瑞橋支店
- 中京銀行 新瑞橋支店
- 名古屋銀行 新瑞橋支店
- 環状線
- 愛知県道221号岩崎名古屋線
路線バス
最寄りバス停は、新瑞橋である。1974年の名城線開通と同時に開設されたバスターミナルに発着する。
名古屋市交通局およびジェイアールバス関東により、以下の路線が運行されている。1994年に桜通線が野並駅(2011年に徳重駅)まで、2004年に4号線(この時に名城線へ改称)が名古屋大学駅から開通したことから路線数が減ったものの、引き続き当駅から天白区・緑区・南区などへの路線が多数運行されている。バスターミナルへは5・6番出入口が近く、エレベーターもある。ターミナル内の乗り場は6ヶ所(うち3ヶ所は北側の県道沿い)、降車所は1ヶ所、ターミナル外の乗り場は3ヶ所ある。
かつては千種駅や大曽根駅まで運行されるバスや、妙見町行のバスや、地下鉄原行のバスも存在していたが、前2つは桜通線と完全に並行するため1994年に、妙見町行は名城線と完全に並行するために2004年にそれぞれ廃止となっている。地下鉄原行は桜通線と一部区間が並行するため2011年に廃止となり、現在は新瑞15として運行している。他には新瑞橋からの笠寺駅行やなごや港行や緑高校行や白土行なども存在していた。
- 名古屋市営バス(名古屋市交通局)
- 幹新瑞1:島田住宅行、平針住宅行(5番のりば)
- 新瑞12:地下鉄徳重行(6番のりば)
- 新瑞13:鳴尾車庫経由 新瑞橋循環、鳴尾車庫行(2番のりば)
- 新瑞14:ワイルドフラワーガーデン行、大江町行(2番のりば)
- 新瑞15:地下鉄鳴子北行(1番のりば)
- 乗り場は再編前の幹原1と同じ。
- 神宮11:名鉄神宮前行、島田一ツ山行、相生山住宅行(名鉄神宮前行:3番のりば、島田一ツ山、相生山住宅行:4番のりば)
- 運行する路線で唯一、新瑞橋を途中バス停としている。以前はバスターミナルに乗り入れしていなかったが、現在はバスターミナルに乗り入れしている。
- 栄20:栄行(4番のりば)
- 瑞穂巡回:瑞穂区役所経由 新瑞橋循環(地下鉄堀田経由:1番のりば、清水ヶ岡経由:4番のりば)
- ジェイアールバス関東
- バス発着場は、新瑞橋交差点北側に位置している。
利用状況
年度 | 名城線乗車人員(人/日) | 桜通線乗車人員(人/日) | 乗車人員合計(人/日) |
---|---|---|---|
2004年(平成16年) | 6,257 | 4,699 | 10,956 |
2005年(平成17年) | 6,785 | 3,999 | 10,784 |
2006年(平成18年) | 6,870 | 4,084 | 10,954 |
2007年(平成19年) | 7,003 | 3,957 | 10,960 |
2008年(平成20年) | 6,964 | 4,044 | 11,008 |
2009年(平成21年) | 7,058 | 4,160 | 11,218 |
2010年(平成22年) | 7,444 | 4,562 | 12,006 |
2011年(平成23年) | 7,473 | 4,883 | 12,356 |
※乗り換え人員は含まない。
また、地下鉄の広告等を扱う名古屋交通開発機構が調査した2010年11月の1日における平均乗降客数は両線合わせて23,316人であった。これは名城線では栄・金山・久屋大通・上前津・八事・本山に次いで多く、桜通線では名古屋、久屋大通、今池、丸の内に次いで多い。テンプレート:要出典
歴史
- 1974年(昭和49年)3月30日 - 4号線の終着駅として開業する[1]。
- 1994年(平成6年)3月30日 - 桜通線の駅が開業し、乗り換え駅となる。
- 2004年(平成16年)10月6日 - 4号線の名古屋大学 - 当駅間が開業し途中駅となる。同時に4号線を名城線に改称するとともに環状運転を開始する。
- 2011年(平成23年)7月2日 - 桜通線の駅で可動式ホーム柵の使用を開始する。
その他
- 朝夕ラッシュ時、金山方面からの名城線左回りの一部列車は当駅から名古屋港行の表示がなされるが、左回りを経由するために大回りになる[5]。なお、最短距離で移動する場合は、2番ホームの名城線右回りで金山まで行き、名港線に乗り換えとなる。
- 当駅の開業日は名古屋市電の最終営業運行日と同日であり、この日と翌日(無料サヨナラ運行のため正確には営業運行が行われたわけではない)の2日間だけ、市電との乗り換えが可能であった。
- 計画時には落合橋という駅名だったが、旧市電新瑞橋電停の名を受け継いで、新瑞橋駅となった。1974年(昭和49年)3月市電廃止と同時に地下鉄が開業した名古屋では稀な地点である。
隣の駅
- 名古屋市営地下鉄
- テンプレート:Color名城線
- テンプレート:Color桜通線
脚注
関連項目
外部リンク
- 新瑞橋駅(各駅情報) - 名古屋市交通局