メリー・クリスマス・ショー
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『メリー・クリスマス・ショー』 (Merry X'mas Show) は、1986年と1987年の12月24日に日本テレビ系列(NNS)で放送された音楽番組。
概要
桑田佳祐が中心となり、当時としては、テレビではほとんど見られないミュージシャンが一堂に会して放送されたクリスマス限定の特別番組。またクレジットはされていないが、山下達郎が番組を作るうえでのアイデアや、楽譜書きなどの協力を行なっている(山下本人は出演していない)。
この番組のために書かれた楽曲「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)」は、作詞が松任谷由実、作曲が桑田佳祐、編曲がKUWATA BANDという組み合わせで制作された。番組の最後に、この曲が出演者全員で歌われた。同曲は番組内で「レコードにはしない」と宣言されたために、有線放送およびFMラジオ放送用のプロモレコードとして音源化されてはいるものの、レコード化、CD化はされていなかったが、2012年7月18日発売の桑田佳祐のベストアルバム「I LOVE YOU -now & forever-」に初収録されることになった。
出演者
- 明石家さんま(司会)
- KUWATA BAND
- 松任谷由実
- 泉谷しげる
- チェッカーズ
- 忌野清志郎
- Char
- THE ALFEE
- アン・ルイス
- 依田稔
- 鈴木雅之
- 鈴木聖美
- BOØWY
- 米米CLUB
- SUE CREAM SUE
- BARBEE BOYS
- BAKUFU-SLUMP
- 中村雅俊
- 吉川晃司
- 石橋凌
- 鮎川誠
- 山下洋輔
- 小林克也
- トミー・スナイダー
- 古舘伊知郎
- 原由子
- 小泉今日子
- 高中正義
- 前田亘輝
- 渡辺美里
- 新田一郎
- 三宅裕司
- 小倉久寛
- スーパー・エキセントリック・シアター
- 青山未央
番組内容
1986年
- スタジオ出演
- 明石家さんま(司会)、KUWATA BAND(桑田佳祐、河内淳一、今野多久郎、琢磨仁、小島良喜、松田弘)、松任谷由実、泉谷しげる、アン・ルイス、中村雅俊、吉川晃司、ARB、鮎川誠、原由子、トミー・スナイダー、小林克也(途中より)
- VTR出演
- チェッカーズ、忌野清志郎、THE ALFEE、DEKAPAN(依田稔)、鈴木雅之、BOØWY、SUE CREAM SUE、山下洋輔、三宅裕司、小倉久寛、スーパー・エキセントリック・シアター
曲順 | タイトル | 出演者 | オリジナル曲 (作詞/作曲) |
内容 |
編曲 | ||||
1 | Come Together | 全員 | カム・トゥゲザー(レノン=マッカートニー) | 番組のオープニング。ビートルズ後期のジョン・レノン作の曲。出演者全員が1曲をメドレー形式にてつないで歌っている。 |
KUWATA BAND | ||||
2 | MERRY X'MAS IN SUMMER 〜 I Saw Mommy Kissing Santa Claus | KUWATA BAND、アンルイス、松任谷由実、原由子、中村雅俊、泉谷しげる、鮎川誠、ARB、吉川晃司、トミー・スナイダー | MERRY X'MAS IN SUMMER(桑田佳祐) ジングルベル(ジェームズ・ピアポント) ママがサンタにキッスした(トミー・コナー) |
「MERRY X'MAS IN SUMMER」の間奏部分に「ジングル・ベル」を演奏、その後「ママがサンタにキッスした」を歌い、その曲中に桑田がスタジオに来たメンバーを紹介していった。 |
KUWATA BAND | ||||
3 | Telegram Sam | ロッケストラ (KUWATA BAND、BOØWY、アン・ルイス、吉川晃司、高見沢俊彦、鮎川誠 、DEKAPAN(依田稔)、SUE CREAM SUE) |
テレグラム・サム(マーク・ボラン) | T・レックスのヒット曲を、ヴォーカル4人+コーラス3人+ギター5人+ベース2名+ドラム2名+キーボード1名+パーカッション1名という総勢18名のスペシャルバンドを結成し披露。 |
(表記無し) | ||||
4 | 赤鼻のトナカイ | 泉谷しげる、チェッカーズ | 赤鼻のトナカイ(ジョニー・マークス) | 新田宣夫の日本訳詞バージョンで披露。泉谷は、ほぼメロディーを無視。 |
泉谷しげる、チェッカーズ | ||||
5 | 達者でナ | 中村雅俊、小倉久寛、三宅祐司、スーパー・エキセントリック・シアター 、河内淳一 | 達者でナ(横井弘/中野忠晴) | 三橋美智也の代表曲を、盆踊りをイメージしたステージセットにて中村が熱唱。間奏部分では、小倉がラップに挑戦。 |
河内淳一 | ||||
6 | セッションだッ! | 忌野清志郎、桑田佳祐、山下洋輔、今野多久郎 | セッションだッ!(桑田佳祐) | この番組のオリジナル曲であり、作品化されていない。桑田と忌野の対決がメイン。その為二人が、山下が弾いていた1000万円のスタインウェイのピアノにバケツの水をぶっかける、物を投げつける等の暴挙も。 |
忌野清志郎、桑田佳祐、山下洋輔、今野多久郎 | ||||
7 | A Horse with No Name | KUWATA BAND、THE ALFEE、チェッカーズ | 名前のない馬(ディウィー・バンネル) | アメリカのヒット曲を、セットの無い剥き出しのスタジオに1ヶ所に固まっての撮影。ギターは5人(坂崎幸之助、高見沢、河内、武内享、藤井尚之)、リードボーカルは3人(坂崎→藤井郁弥→桑田の順)。他の楽器はKUWATA BANDのメンバーのみ演奏。 |
KUWATA BAND、THE ALFEE、チェッカーズ | ||||
8 | 長崎は今日も雨だった - Dedicate to BEACH BOYS | BEACH FIVE(泉谷しげる、吉川晃司、桑田佳祐、高見沢俊彦、中村雅俊)、松田弘、琢磨仁 | 長崎は今日も雨だった(永田貴子、彩木雅夫) サーファー・ガール(ブライアン・ウィルソン) |
内山田洋とクール・ファイブとビーチ・ボーイズのコラボレーション。リードボーカルは桑田、コーラスは吉川・中村・泉谷・高見沢(兼ギター)、ベースは琢磨、ドラムは松田。 |
(表記無し) | ||||
9 | 別れても好きな人 - Dedicate to SANTANA | SANTA★NA(鈴木雅之、桜井賢)、KUWATA BAND | 別れても好きな人(佐々木勉) ブラック・マジック・ウーマン(ピーター・グリーン/ガボール・ザボ) |
ロス・インディオス&シルヴィアとサンタナのコラボレーション。鈴木が「ブラック…」、桜井が「別れても…」のヴォーカルを担当。KUWATA BANDでの参加だが、桑田は不参加。 |
河内淳一 | ||||
10 | 年下の男の子 - Dedicate to CHORDETTES | アンルイス、原由子、松任谷由実 | 年下の男の子(千家和也/穂口雄右) ミスター・サンドマン(パット・バラード) |
アン・原・松任谷の女性3人組によるキャンディーズとザ・コーデッツのコラボレーション。アメリカ海兵隊の衣装にて披露。 |
戸田誠司(Shi-shonen) コーラスアレンジ:八木正生 | ||||
11 | さんまのまんま | 明石家さんま、KUWATA BAND | さんまのまんま(KUWATA BAND・明石家さんま) | KUWATA BANDが以前「さんまのまんま」(関西テレビ)に出演した際に、さんまと共に作り上げた曲を、放送しているスタジオのその場で披露。桑田とさんまのツインヴォーカル。 |
KUWATA BAND | ||||
12 | I Wish I Was in New Orleans(想い出のニューオリンズ) | 石橋凌、小林克也、桑田佳祐 | 想い出のニューオリンズ(トム・ウェイツ) | モノクロ画像。石橋、小林、桑田のトリプルヴォーカルで、トム・ウェイツの歌い方を意識した歌い方で披露。バンドの前では、歌や演奏を全く弾いていない男達が、タバコを吸いながら麻雀卓を囲み麻雀をしている。 |
KUWATA BAND ストリングスアレンジ:広瀬裕美子 サックスアレンジ:苫米地義久 | ||||
13 | 一緒に暮らそう | 松任谷由実 | 一緒に暮らそう(松任谷由実) | ユーミンが、ツアーで一緒のバンドと共に、スタジオから曲を披露。アルバムNO SIDEに収録。 |
武部聡志 | ||||
14 | Help! | 氷室京介、吉川晃司 | ヘルプ!(レノン=マッカートニー) | 演奏はBOØWY。ビートルズの曲をテンポを上げ、ロックテイストを強くしたアレンジとなっている。映像出演は、氷室と吉川のみ。ホモセクシャルを意識した妖艶な演出となっている。 |
BOØWY、吉川晃司 | ||||
15 | Let's Spend the Night Together | ロッケストラ | 夜をぶっとばせ(ジャガー=リチャーズ) | ロッケストラの演奏第2弾ではローリング・ストーンズを披露。前の曲ではリード部分が無かった、ストーンズ好きの鮎川のリードギターが聴ける。 |
(表記無し) | ||||
16 | 第九交響曲 - ROLL OVER BEETHOVEN | 忌野清志郎 | 交響曲第9番(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン) | 日本ではクリスマス時期恒例となっている第九を、忌野がコーラス隊をバックに披露。「ロール・オーバー・ベートーヴェン」(チャック・ベリー)のタイトルはあるが、チャック・ベリーの曲は使用されていない。 |
小島良喜 | ||||
17 | Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) | 全員 | Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)(松任谷由実/桑田佳祐) | スタジオにいるメンバーで番組放送中も何度もリハを重ね、最後に全員(VTRのみの出演者は途中歌っている映像を挟みながら)披露された。 |
KUWATA BAND |
1987年
単発特別番組枠『木曜スペシャル』枠で放送。
- スタジオ出演
- 明石家さんま(司会)、KUWATA BAND(桑田佳祐、河内淳一、今野多久郎、琢磨仁、小島良喜、松田弘)、松任谷由実、アン・ルイス、吉川晃司、小林克也、鈴木雅之、鈴木聖美、中村雅俊、Char、DEKAPAN(依田稔)、泉谷しげる、小泉今日子(途中から)、高中正義(13曲目のみ)
- VTR出演
- 忌野清志郎、THE ALFEE(坂崎と桜井のみ)、山下洋輔、石橋凌、三宅裕司、小倉久寛、スーパー・エキセントリック・シアター、米米CLUB、SUE CREAM SUE、BARBEE BOYS、BAKUFU-SLUMP、古舘伊知郎、前田亘輝、渡辺美里、新田一郎、青山未央
曲順 | タイトル | 出演者 | オリジナル曲 (作詞/作曲) |
内容 |
編曲 | ||||
1 | Come Together | 全員 | カム・トゥゲザー(レノン=マッカートニー) | 番組のオープニング。前回同様、出演者全員が1曲をメドレー形式にてつないで歌っている。 |
KUWATA BAND | ||||
2 | MERRY X'MAS IN SUMMER 〜 Happy Xmas (War Is Over) | KUWATA BAND、アンルイス、吉川晃司、鈴木雅之、鈴木聖美、小林克也、松任谷由実、中村雅俊、CHAR、DEKAPAN、泉谷しげる | MERRY X'MAS IN SUMMER(桑田佳祐) ハッピー・クリスマス (戦争は終った)(ジョン・レノン) |
「MERRY X'MAS IN SUMMER」からジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」をメドレー歌い、ハッピー・クリスマスの曲中に桑田がスタジオに来たメンバーを紹介していった。 |
KUWATA BAND | ||||
3 | TWIST&SHOUT | ロッケストラ (KUWATA BAND、アン・ルイス、鮎川誠 、DEKAPAN、Char、BARBEE BOYS、BAKUFU-SLUMP) |
ツイスト・アンド・シャウト(バート・ラッセル・バーンズ/フィル・メドレー) ?(?) |
トップ・ノーツの楽曲をビートルズのカバーによって有名になった曲を、間奏にもう1曲挟んで披露。ヴォーカル5人+ギター6人+ベース3名+ドラム3名+キーボード1名+パーカッション1名という総勢19名のスペシャルバンド。 |
(表記無し) | ||||
4 | スクランブル四重合唱 | 前田亘輝、坂崎幸之助、鈴木聖美、鈴木雅之 | ジングルベル(ジェームズ・ピアポント) 青い影(ゲイリー・ブルッカー、キース・リード、マシュー・フィッシャー) 竹田の子守唄(詞、曲共に作者不明) レット・イット・ビー(レノン=マッカートニー) 好きにならずにいられない(ジョージ・デヴィッド・ワイス、ヒューゴ・ペレッティ、ルイージ・クレイトアー) ?(?/?) |
プロコル・ハルム、ビートルズ、エルヴィス・プレスリーと日本の民謡による四重合唱。「青い影」を前田、「竹田の」を坂崎、「レット…」を聖美、「好きに…」を雅之が担当、それぞれ1番を順番に歌い終わった後に、間奏にクリスマスソングを挟み、4人同時に歌うという手法が取られた。アレンジは、小林武史。 |
小林武史 | ||||
5 | セッションだッ! DEATH MATCH | 忌野清志郎、桑田佳祐、泉谷しげる、山下洋輔、今野多久郎、古舘伊知郎 | セッションだッ!(桑田佳祐) | 前年度に引き続き、桑田と忌野の対決。プロレスリングを使用し、今度は泉谷が乱入。古舘が実況を勤めた。また、山下が弾いていたピアノは、前年以上に散々たる姿に。 |
忌野清志郎、桑田佳祐、山下洋輔、今野多久郎 | ||||
6 | 愛のさざ波 - Dedicate to "CHIYOKO" | アンルイス、小泉今日子、松任谷由実 | 愛のさざなみ(なかにし礼/浜口庫之助) ?(?/?) |
島倉千代子のヒット曲を、アン、小泉、松任谷の3人が振袖姿を披露。 |
(表記無し) | ||||
7 | 2人のFOUR SEASONS Dedicate to "NOBORU" | 泉谷しげる、渡辺美里、琢磨仁 | 2人のFOUR SEASONGS(桑田佳祐+泉谷しげる/桑田佳祐) | この番組のオリジナル曲であり、作品化されていない。NOBORUとは、当時総理大臣だった竹下登のこと。泉谷と渡辺のさわやかな歌唱の間に、竹下の「ふるさと創生事業」の記者会見の模様を交えた。 |
小林武史 | ||||
8 | リンゴ追分 - Dedicate to "HIBARI" | 中村雅俊、小倉久寛、三宅祐司、スーパー・エキセントリック・シアター | リンゴ追分(小沢不二夫/米山正夫) | 前年に引き続き盆踊りをイメージした内容だが、途中に記者会見の生中継の演出が入った。 |
(表記無し) | ||||
9 | 函館の女 〜I feel good - Dedicate to JAMES BROWN | 鈴木雅之、桜井賢 | I Got You (I Feel Good)(ジェームス・ブラウン) 函館の女(星野哲郎/島津伸男) |
前年好評だった鈴木と桜井のコラボレーションを、ジェームスブラウンと北島三郎の楽曲で再演。 |
河内淳一 | ||||
10 | 星降る街角 〜Janpin jack frash - Dedicate to ROLLING STONES | CHAR,米米クラブ | ジャンピン・ジャック・フラッシュ(ジャガー=リチャーズ) 星降る街角(日高仁) |
ローリング・ストーンズと敏いとうとハッピー&ブルーのコラボレーション。ストーンズをCHARが担当しているが、全ての楽器演奏、コーラスまでCHAR一人で行なった。途中CHARとカールスモーキー石井がヴォーカルを変えるシーンもある。なお、ジェームス小野田は最後に出るだけで、歌唱は無し。 |
河内淳一 | ||||
11 | きよしこの夜 | 吉川晃司、明石家さんま | きよしこの夜(ヨゼフ・モール) | 吉川とさんまによる、教会をメインとしたホモセクシャルの演出。 |
小林武史 | ||||
12 | TAKE FIVE | 桜井賢、坂崎幸之助、サンプラザ中野、パッパラー河合、新田一郎、桑田佳祐、河内淳一 | テイク・ファイヴ(ポール・デスモンド) | デイヴ・ブルーベック・カルテットのジャズナンバーに、桑田がジャズサックスプレイヤー五十嵐明要の協力のもと作詞をし、6人でドゥーワップにて披露。詞の内容は、かなり卑猥。 |
八木正生 | ||||
13 | 恋人がサンタクロース | 松任谷由実、高中正義 | 恋人がサンタクロース(松任谷由実) | 前年に引き続き、ツアーメンバーを従えての歌唱。2番が終了した後、高中が登場。 |
中島睦 | ||||
14 | WONDERFUL TONIGHT | 石橋凌、小林克也、桑田佳祐、青山未央 | ワンダフル・トゥナイト(エリック・クラプトン) | 前年に引き続き、3人の歌を全く聞いていない場所での歌唱だが、この時はストリップ劇場。尚、本物のストリップ嬢の青山未央が出演し、観客と3人の目の前で演技した。 |
原田末秋 | ||||
15 | 第九交響曲 - ROLL OVER BEETHOVEN | 忌野清志郎 | 交響曲第9番(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン) | この時は時代劇のセットをバックに歌っているが、サンタクロースが出てきたり、バニーガールとバーティーをしていたり、果てには「チャンネル変えろー!すぐに消せー!」等の発言まで出た。 |
小島良喜 | ||||
16 | Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) | 全員 | Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)(松任谷由実/桑田佳祐) | スタジオにいるメンバー最後に全員で披露された。また曲のエンディングには、各楽曲で撮影されたメンバー同士による乾杯のシーンが放送された。 |
KUWATA BAND |
その他
- 企画を言い出したのは吉川晃司。「たくさんミュージシャンを集められるのは桑田さんしかいない」と呑みの席で桑田に「今の音楽シーンがつまらないのは、ある意味あなた方にも責任があるんじゃないの?」と暴言を吐き、「ガキのくせにこのボケ!」とケンカになったが、朝まで話し込んで「よっしゃ考えてみる」という桑田の話で始まったもの。当初は2人を中心に運営したが、吉川が働かないのでほぼ桑田がやったという。ただ、BOØWYや若いバンドに声をかけたのは吉川である[1]。
- この番組の制作会社であるフルハウステレビプロデュース(現:ハウフルス)はこの番組の制作費が嵩んで、倒産寸前となった。
- 現在では日本テレビにレギュラー番組(『踊る!さんま御殿!!』)を持っている明石家さんまではあるが、この番組が放送された当時、“フジっ子”といわれたさんまが、日テレに出演することは珍しかった。
- 1986年には、松任谷由実・アンルイス・原由子の唄う「年下の男の子」のアレンジを戸田誠司が行っている。
- 1987年には、桑田佳祐のプロデュースをしていた小林武史が「スクランブル四重合唱」「二人のFour Seasons」「愛のさざ波」「きよしこの夜」でアレンジャーとして参加している。
- また、1987年放送回のスポンサーはメイン提供である出光興産のほか、花王・明治製菓などの通常時間枠である「木曜スペシャル」と同じスポンサーだった。
スタッフ
1986年
- 企画:桑田佳祐、菊池仁志
- 演出:菅原正豊
- 構成:長谷川勝士、まちやま広美、浜田悠、小山薫堂、日野原幼記、景山民夫
- タイトルデザイン:太田和彦
- 音楽プロデューサー:KUWATA BAND
- プロデューサー:菅原正豊(フルハウステレビプロデュース)、横山元一(アミューズ)、増田一穂(日本テレビ) / KUWATA BAND
- チーフプロデューサー:菊池仁志(電通)
- 制作:電通 / フルハウステレビプロデュース、アミューズ
- 製作著作:日本テレビ
1987年
- 企画:アミューズ、電通
- 構成:長谷川勝士、まちやま広美、佐々木勝俊、浜田悠、日野原幼紀
- タイトルデザイン:太田和彦
- 音楽プロデューサー:今野多久郎
- 演出協力:ザ・ワークス
- 制作協力:アミューズ、フルハウステレビプロデュース、NTV映像センター、電通
- 総合演出:菅原正豊(フルハウステレビプロデュース)
- プロデューサー:増田一穂(日本テレビ) / 横山元一(アミューズ)、一丸周也(NTV映像センター)、島本雄二(電通)
- 制作:遠藤克彦(日本テレビ)、高橋進(日本テレビ)
- 製作著作:日本テレビ
関連項目
- HAPPY X'mas SHOW - 2003年から2008年まで放送された日本テレビの特別番組。アーティストのコラボレーションを行うなど、当番組と似た番組コンセプトを持つ。また、明石家さんまが2003年・2004年で司会を務めたり、テーマソング提供(出演はしていない)として山下達郎が参加している。
脚注
外部リンク
テンプレート:KUWATA BAND- ↑ 日経BP社『日経エンタテインメント!』3月号増刊、2007年3月20日、60頁。