スターオーシャン セカンドストーリー

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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infoboxスターオーシャン セカンドストーリー』(STAR OCEAN: THE SECOND STORY)は、トライエースが開発、エニックス(現スクウェア・エニックス)が1998年7月30日に発売したプレイステーションロールプレイングゲームである。2008年4月2日にはPlayStation Portableに移植された。

概要

スターオーシャンシリーズのメインタイトル第2作目。略称は「SO2」。ゲーム本編はDisc2枚で、これに『アストロノーカ』体験版の1枚を加えたDisc3枚組で発売された。後に直接の続編として『スターオーシャン ブルースフィア』が作られている。キャラクターデザイン恋緒みなとで、『月刊少年ガンガン』では同名の漫画が東まゆみによって連載され、2001年には、この漫画作品を原作にテレビアニメスターオーシャンEX』が製作された。

本作には様々なバグがあり、中にはゲームバランスを崩壊させたり、ゲームの進行に致命的な影響を与えるバグもある。特に初期出荷版においてはこれが顕著であるが、修正版が幾度かリリースされており、バージョンごとによってバグや一部の戦闘における難度が異なるため、上手く使い分けてプレイすることも出来る。

ゲーム版のタイトルロゴは、パラマウント映画制作のTVドラマ『新スタートレック』と同様のフォントである。

2005年3月3日には廉価版PS one Booksとしてスクウェア・エニックスより発売された。

PSP版は、『スターオーシャン2 Second Evolution』のタイトルで発売された。 2009年12月3日にはアルティメットヒッツとして廉価版が発売された。

ストーリー

テンプレート:不十分なあらすじ 未開惑星ロークの異変から20年後。

クロード編
宇宙暦366年、ロニキスは息子クロード・C・ケニーと惑星ミロキニアへ調査に来ていた。そこでクロードは、父の忠告にも耳を貸さず未知の機械に触れ、見知らぬ場所へと飛ばされる。辺りを調べようと歩き出すと、魔物に襲われている少女と出会う。何とか魔物を撃退するが、使用した武器から、クロードは少女に伝説の勇者と勘違いされてしまう。
レナ編
惑星エクスペルに住む少女、レナ。ある日、神護の森へ出かけたレナは魔物に襲われるが、通りがかった青年に助けられる。その青年は手から光のようなものを放っていた。その青年が「光の勇者様」に違いないと思ったレナは、青年を村に招き、青年の旅に同行することにした。

システム

ダブルヒーローシステム

プレイヤーは最初にクロードとレナの2人の主人公から1人を選びゲームをスタートさせる。このシステムは「ダブルヒーローシステム」と呼ばれ、同一の物語を自分が選択した主人公の視点で進めることとなる。ただし、選択しなかったキャラクターもすぐにパーティに加わり基本的には一緒に行動するので、まったく別の視点から物語を進めるというよりは「あのとき仲間は何をしていたのか」が分かる程度の違いとなる。なお、主人公によっては仲間にできないキャラクターも存在する。

戦闘システム

イベント以外の戦闘はランダムエンカウントで発生する。戦闘は『SO1』の形式を受け継ぎ、自由に動ける奥行きをもった擬似3Dのフィールドで2Dのキャラクター同士によって展開される。味方の戦闘参加は4人までで、そのうち1人をプレイヤーが操作する。戦闘においてパーティキャラクターは戦士と術士の2つのタイプに分かれる。戦士は通常攻撃のほかにMPを消費して使用する必殺技を2つまでセットでき、戦闘中ボタン1つで発動できる。術士は必殺技は使えないがコマンドを選択して紋章術(魔法)を使用できる。必殺技・紋章術には熟練度というパラメーターがあり、使用するごとに加算されていく(設定されていない技もある)。数値は最大999までで、熟練度が増えるにつれて威力が増したり、一定の数値に達すると弾数や攻撃の回数が増える・成功確率が増す・エフェクトが派手になるなどの変化がある。また、PS版のみ紋章術の種類と発動のタイミングが合えば、術が別の術を吸収し、威力を増す事がある。

HPが0になるとそのキャラクターは戦闘不能となり、味方全員が戦闘不能または石化、麻痺の状態異常、または敵に飲み込まれるとゲームオーバーになる。戦闘不能になった際、戦闘に参加している味方に感情度が高いキャラクターがいるとそのキャラクターが「怒り状態」となることがある。この間は敵に与えるダメージが2倍になる。戦闘スキルのスキルレベルを上げていた場合、戦闘中にスキルレベルに応じた確率で戦闘スキルが発動する。また、戦闘不能になったキャラクターを復活させる紋章術「レイズデッド」を使用すると戦闘不能になったキャラクターの意識体(心)、魂(天使)が元の肉体(本体)に戻り、融合するという演出が挿入される。

プライベートアクション(PA)

スターオーシャンシリーズの特徴である「プライベートアクション(PA)」は『SO1』を強化した形で本作にも採用されている。フィールドマップから町に入る際に□ボタンを押すことによってPAが発生し、パーティーは一時解散してそれぞれ町の中で個人行動を行なうことになる。1回のPAは町から出るまで続き、その間は町の中にいる仲間たちと会話することができる(この時にもあるアクションで仲間からアイテムを盗めるが、感情度が下がる可能性がある)。また各町ごとにイベントを伴った特殊なPAがいくつか用意されており、単にPAといった場合にはこちらを指すことが多い。このようなPAは主人公、仲間、所持金、ストーリーの進展状況などが発生の条件となっているものもあり、一度のプレイで全てのPAを見ることはできない。PAの中身はアイテムの入手、敵との戦闘、新たな仲間の参加など多岐にわたり、別のPAの発生条件となっている長編物のPAもある。こうした目に見える結果以外に多くのPAでは仲間への思いを表した「感情度」の変動が伴う。

感情度は仲間同士の思いを数値化したもので、感情度とは別に同姓なら友情度・異性なら愛情度の2つがある。全てのキャラクターが他の全ての仲間に対して両方の数値を持っており、この数値はエンディングなどに影響を与える。ただし、感情度は隠されていて他のステータスのようにプレイヤーが直接その数値を知ることはできない(特定の場所では異性の愛情度をある程度予測できる)。なお、感情度は前述のPA以外では特定敵との戦闘、一部のアイテムの使用などで変動する。双方の友情(愛情)が高いとペアエンドとなる。ペアエンドは全員(ディアスとレオンなど、一度にパーティーに入れないキャラクターには用意されていない)の組み合わせで用意されているので、全てのエンディングを見るにはそれ相応の根気とコツが必要になる。また、キャラクターがかぶっていて感情度が同じ場合(例えば、クロードとレナとクロードとセリーヌの感情度が同じ)は友情度(愛情度)で決まる。それも同じ場合は、キャラクターごとに用意されている優先順位で決まる。

尚、PS版の説明書には「PAでシナリオが変わる」と書かれており、サブシナリオの追加や一部キャラのエンディングが変化したりするが、メインストーリーは変化しない。

スキル

キャラクターはレベルアップだけでなく「スキルレベル(SLV)」によってもステータスを上昇させることができる。本作のスキルシステムは『SO1』に類似して、全46個のスキルに「スキルポイント(SP)」を振り分け、それぞれのスキルのレベルを上昇させていく。SLVは全てのスキルに10段階設定されていて、STR+SLV*20などのステータス上昇が設定されているものもある。SPは各キャラクターごとにレベルアップ時に獲得し、一度振り分けたSPを他のスキルに分けなおすことはできない。なお、SPが上限である999を超えた場合は切り捨てられる。レベルアップ以外でSPを得る手段は無いため、場合によってはすべてのスキルを習得しきれなくなることもある。いくつかのスキルのレベルを上げることで様々な「特技」を習得することができる。

アイテムクリエーション(IC)

スキルによって習得できる特技のうち、新たなアイテムを生み出すことのできる特技を「アイテムクリエーション(IC)」と呼ぶ。ICはスターオーシャンシリーズの特徴の一つであり、本作の魅力の一つとなっている。

ボイスコレクション

『SO1』のサウンドテストから、本作では独立した「ボイスコレクション(VC)」として、戦闘中の音声コレクション(やり込み)に変更されている。

ゲーム機に挿入されているメモリーカードに存在する全てのセーブデータが対象で、各データで一度でも聞いた戦闘ボイスを再生することができる。VCで扱われるボイスは全部で1279個だが、ゲーム中で使われていないものもあるため全て集めることはできない。本作ではコレクションに見返りが存在し、全体の50%を集めることで新規で始める際に上級の難易度の選択が可能になり、70%ではBGMを聴くことができるサウンドモードが選択できるようになり、95%以上で絵が変わるのだが、PS版で95%以上にするのはバグなどの関係で不可能となってしまっている(PARなどを用いれば可能)。


登場人物

主人公達

パーティは最大8人までだが、主人公の2人以外の加入は任意。キャラクターによっては仲間になるイベントが必ず起こるが、実際に仲間にするかどうかの選択があり、断ると仲間にならずにストーリーが進む。クロード編でのみレオンを、レナ編でのみディアスを仲間にすることができる(ただし、レオンはレナ編でも一時的に仲間になる)。アシュトンとオペラ、プリシスとボーマンはそれぞれどちらか1人しか仲間にすることはできない。またエルネストはオペラを仲間にしていなければイベントが発生しないため、アシュトンとエルネストも同じパーティにすることはできない。初期ロットのソフトでは、セーブデータの仲間を1人消し、別のデータから他の仲間を入れ替えられるバグがあった。

エルネスト(PSP版ではウェルチも)を仲間に加えない限りパーティが9人になることはなく、択一で選択しなければいけない仲間以外は全てのキャラクターをパーティに加えることができる。ただしエルネストを加えようとすると最大人数の8人を超えるため誰か1人を諦めなければならない。PSP版ではウェルチを加えようとするとさらにもう1人を諦めなければならなくなる。

声優は「PS / PSP」とする。

クロード・C・ケニー (Crawd C. Kenny)
- 上田祐司 / 浪川大輔
19歳 身長175cm 体重68kg 地球人
男性主人公。銀河連邦軍の少尉。『SO1』の仲間キャラクター、ロニキス・J・ケニーの息子。アニメや漫画版など、他メディアでも基本的に主人公を務める。父親のことは尊敬しているが、周りから英雄の息子としか見られないため、コンプレックスになっている。惑星ミロキニアの調査中に事故でエクスペルに飛ばされ、レナと出会う事になる。一度「光の勇者様」と間違えられて否定するも、父達の元へ帰る手掛かりを求めてソーサリー・グローブの調査に旅立つ。当初は父達の元への帰還を目的にしていたが、仲間達と冒険を共にする内にそこが自分の居場所と認識するようになる。実際は勇者でも何でも無い地球人なのだが、冒険を経て成長し、最終的には十賢者から宇宙を救う「光の勇者」となる(戦闘中の「挑発」でも自分を光の勇者と言う事がある)。漫画版(SOSE)でも仲間達から、十賢者を止めるきっかけになったクロードは「本当の光の勇者だったのかも」と言われている。
ストーリーの冒頭、父であり上官のロニキスから護身用としてフェイズガンを渡され必殺技として使用できるがストーリー序盤で使用不能となる(このフェイズガンがレナに勇者の持つ「光の剣」と解釈された事が誤解の始まりである)。使用武器で、通常攻撃は横薙ぎに切り払う。必殺技は剣技と母親譲りの気功術で、一対一から大多数をまとめて攻撃できるものまで全て揃っており、特に中距離で威力を発揮する。好物はステーキ。昔「ラティ(前作の主人公に由来)」という名前の犬を飼っていた。
基本の一人称は「僕」だが、ごく一部のイベント中では「俺」になる(この描写は同じイベントでも、クロード編でのみ見られる)
本編では彼の母親について明確に語られないが、『SOBS』で母親がイリアであることが判明する。
『SO4』のスティーブ・D・ケニーと同姓である。
レナ・ランフォード (Rena Lanford)
声 - 久川綾 / 水樹奈々
17歳 身長161cm 体重45kg B79・W59・H83 エクスペル人→ネーディアン
女性主人公で物語のヒロイン。未開惑星エクスペルのアーリア村に住む少女。生まれつき治癒の力を持っている。芯の強い所もあるが、夢見がちな性格。村の傍にある「神護の森」が大好きで、よくそこで過ごしている。おとぎ話の「光の勇者様」が現れて皆を救ってくれる事を心待ちにしており、その為、当初はクロードの事を「光の勇者様」と思い込んでいた。ゲームでは共に暮らす母は生みの親ではないということを知っているが、漫画版では不明。「自分にとっては現在の母が本当の母親」としながらも、生みの親に会って自分が何者なのか知りたいと考えている。ゲーム後半で彼女の出生が明らかとなる。
体術の心得があり武器はナックル。しかし戦士ではなく、あくまで術士系であるため技は覚えず、回復・補助を中心とした呪紋全般を習得する。また、唯一蘇生呪紋「レイズデッド」を使えるのも特徴。好物はショートケーキ
あくまで未開惑星のエクスペルで育った少女である為、レナ視点では先進惑星の住人であるクロードは謎を持つ人物のように描写される事がある。
クロードとレナがペアになるエンディングは三種類用意されており、どちらの感情度が高いか、或いは同等かで判定される。
セリーヌ・ジュレス (Celine Jules)
声 - 甲斐田ゆき / 中島沙樹
23歳 身長167cm 体重50kg B87・W58・H88 エクスペル人
エクスペルのマーズ村出身の紋章術師。趣味はトレジャーハント。出会うきっかけもトレジャーハントの護衛依頼である。この依頼を受けると一時的に仲間になり、後で改めて正式に仲間にするかどうかの選択がある。また仲間にしなかった場合でも、その後マーズ村の誘拐事件を手がけるときに、クロード編の場合のみ一時的に仲間になる。仲間にしなかった場合のみ発生するプライベートアクションも存在する。
使用武器は杖で、紋章術を駆使して戦う。主に属性の術を習得する。好物は仔うさぎのリゾット。なお、彼女はレナ編において特定のイベントを起こすと、他の仲間との感情度が一定以下であればそのイベントに関係したエンディングとなる。
アシュトン・アンカース (Ashton Anchors)
声 - 阪口大助 / 石田彰
20歳 身長180cm 体重80kg エクスペル人
双頭の魔物龍に取り憑かれた、不運な紋章剣士。特定のイベントを発生させることで仲間になる。双頭龍には、後にレナによって「ギョロ」と「ウルルン」という名前を付けられる。本来は2つの首は一心同体であったが、このことにより、それぞれに自我が目覚め、喧嘩したりもするようになってしまう。最初はギョロとウルルンに取り憑かれた事を不運に思い、取り除く事を目的としていたが彼らを「苦しめて消す」事を嫌う心情を吐露するあたり、彼の心優しい性格が窺える。なお、出身地となるはずだった町が容量の都合で(攻略本のインタビューより)登場しないため、唯一出身地が明らかにならないキャラクターとなっている。
設定どおり、パラメータ上もLUCの数値が非常に低い。武器は2本1組の双剣だが、ごく一部の武器をクロード、ディアスと共有する。扱う剣術は紋章剣と呼ばれる一子相伝の剣技。小剣を扱うためか通常攻撃の速度は速く、ディアスとのエンディングではその剣の腕をディアスに褒められるほど。必殺技はやや隙が大きく、癖のあるものが多い。好みのタイプは「巫女さん」なのだが、本編中プリシスを気にしたり(初期愛情値もプリシスが一番高く、彼女とのイベントも多い。また、続編『SOBS』やアニメ版、漫画版でもこの二人の絡みは多い)、病気の少女の元へ通ったりしている。について造詣が深いという変わり者で、樽のことになるとキャラが変わることがある(ファンシティでは、近くの仲間から心配されるほど)。肩に取り憑いた双頭龍は『SO3』の一般PAで述べられる。好物はハンバーグ。セリーヌ同様レナ編で特定のイベントを起こすことによって特別エンディングが用意される。
プリシス・F・ノイマン (Precis F. Neumann)
声 - 住友優子 / 釘宮理恵
16歳 身長155cm 体重43kg B79・W60・H83 エクスペル人
エクスペルのリンガに父と2人で暮らす発明少女。特定のPAで仲間になる。
武器は背負ったリュックサックに装備されたマジックハンド。必殺技は自作のロボット「無人くん」や背中のターボザックから(明らかに体積や質量を無視して)飛び出す発明品を使った、独特の攻撃が中心。アイテムクリエーションのマシーナリーで専用の武器・必殺技習得アイテムを作ることもある。好物はチョコクレープ
エクスペルでは機械技術が紋章術に比べて未発達なため、周囲からは半ば村八分されている立場にある。そのためか、一行の前で見せる顔は必要以上に明るい演技を好んで行っているようである。
基本的な一人称は「あたし」だが、時折「わたし」だったり「私」になる(続編の『SOBS』にも反映されている)。
続編『SOBS』ではレオンと共に地球に留学し、博士号を取得。「マナクリーナー」と呼ばれる洗浄機械を開発し、エナジーストーンで汚染されたエクスペルを完全に救うことに成功する。
この技術力が銀河連邦に認められ、惑星エクスペルが銀河連邦に加盟するのは、本作から5年後の宇宙暦371年である。
余談だが、何故かレイズデッドでの蘇生時には特殊な姿で復活する。
ボーマン・ジーン (Bowman Jean)
声 - 堀川亮 / 藤原啓治
27歳 身長175cm 体重78kg エクスペル人
エクスペルのリンガに住む薬剤師。妻ニーネと2人で薬屋「Jean Medicine Home」を営む、パーティで唯一の既婚者。言語学者のキースとは大学時代からの友人。一度興味を持ったものは何でも極めようとする性格。様々な分野に興味を広げており、体術の心得もある。
武器はナックルで、レナ、ノエルと一部の武器を共有する。必殺技は体術による攻撃と、自ら調合した毒薬や火薬での攻撃がある。好物は大根味噌汁
ゲームの序盤で手に入る古文書は、キースに解読を依頼したまま最後まで内容が分からずじまいであるが、彼の単独エンディングでのみ、解読が終了し内容が明らかになる。
尚、イラストでは白衣を着ているが、ゲーム中のドット絵では着ていない為印象が異なる。
ディアス・フラック (Dias Flac)
声 - 堀川亮 / 杉田智和
25歳 身長192cm 体重82kg エクスペル人
エクスペルのアーリア村出身の流浪の剣士。クロードのライバル的存在。クールで他人に心を許さない性格だったが、主人公達の出会いにより次第に変わってゆく。レナの幼馴染で兄的存在(ディアスの実妹セシルとレナは友達でもあった)だが、野盗に家族を惨殺され自らの無力さを嘆き、強さを求めて村を出る。当初はクロードから強さと言う意味でもレナとの関係と言う意味でも一方的な嫉妬を受けていたが、後に互いに実力を認め合うようになる。主人公達とは何度か出会うが、クロード編では仲間にすることはできない。孤独を好むためか、PS版では唯一PAが存在しない。そのため、カップルエンディングや告白イベントを起こすことなどがアイテムや特定の戦闘を利用せねばならず非常に困難。PSP版では多数追加された。
武器は長刀で、クロードと一部の武器を共有する。必殺技は剣技。通常攻撃は隙が大きく使いづらいものの、必殺技は遠距離から近距離まで使い易い技が揃っている。特に一対一で強い。好物は地鶏串焼き
劇中のイベントでクロードとディアスが戦う事がある。これはいわゆる負け戦闘で、通常ならば絶対に勝てないほどディアスが強いのだが、PS版ならクロードのレベルを上げ彼を上回るパラメーターで挑めば普通に勝つ事が可能(但し、こちらが負けるまで何度も復活して戦闘が一からやり直しになる)。PSP版では戦闘中に打撃を受けるたびに瞬時に回復する為、一撃で倒せる程でなければ勝てない。
レオン・D・S・ゲーステ (Leon D. S. Geeste)
声 - 甲斐田ゆき / 小林由美子
12歳 身長135cm 体重36kg フェルプール
エクスペルのラクール王国で、両親と共に紋章兵器の研究を行っているフェルプールの天才少年。ぶかぶかの白衣を着ている。背伸びした発言が多いが子供らしいところもある。出会った当初は生意気な少年であり、他の学者からの評判も良くなかったが、クロード達と出会うことによって徐々に変わってゆく。どちらの主人公でもイベントで一時的に仲間になり、クロードが主人公の場合のみ後に正式に仲間に加えることができる。
武器は本。といっても本で殴るわけではなく、本から飛び出す精霊のようなもので攻撃する。紋章術を使い、属性の術の他、補助系の術も習得する。好物はキャロットジュース
続編『SOBS』ではプリシスと共に地球に留学し、博士号を取得。『SO3』の時代には「レオン博士」と呼ばれ、歴史上の偉人として名を残している。本作からかなりの時代が経過し同一世界という実感が薄い同作において、本編中の台詞に出た過去のシリーズに関連した単語はこの「レオン博士」のみである。
オペラ・ベクトラ (Opera Vectra)
声 - 永島由子 / 田中敦子
23歳 身長160cm 体重50kg B83・W58・H86 テトラジェネス
に第三の目を持つ種族、テトラジェネスの女性。特定のイベントを発生させることで仲間になる。複数の人工衛星からなる都市国家テトラジェネシスの貴族ベクトラ家の令嬢だが、恋人エルネストを追いかけ銀河を旅していた途中、エクスペルに不時着し、クロードらと出会う。
武器はカレイドスコープと呼ばれる紋章銃(装備品はカートリッジ)だが、通常攻撃は遠距離からの射撃ではなく接近して敵を銃で叩くというもの。空中にいる敵に対しては発砲して攻撃する。必殺技は銃を使った遠距離攻撃が中心。技はレベルアップで習得するものの他、ICのマシーナリーで作り出すアイテムを使うことで習得するものもある。好物はドゥルフォール。オパール・ベクトラという妹がおり、ボーマンとエルネストのエンディングで登場する。
自動車のオペル・ベクトラに名前が類似している。
エルネスト・レヴィード (Ernest Revied)
声 - 東地宏樹 / 同左
35歳 身長190cm 体重90kg テトラジェネス
テトラジェネスの考古学者。オペラを仲間にした上でいくつかのイベントを起こさなければ仲間にならない。
武器は。必殺技も鞭を使ったもので、中 - 遠距離からの攻撃が中心。オペラの解説によると、クロードも呆れ返るほどの強力な火器をも所持し使用していたようだが、仲間になってからはその類の武器を使うことは無い。好物は船中八策(酒)。
パーティキャラクターで唯一PSP版に移植するにあたっての声優変更がない。
ノエル・チャンドラー (Noel Chandler)
声 - 阪口大助 / 水島大宙
24歳 身長173cm 体重74kg ネーディアン
エナジーネーデ動物学者。実家はギヴァウェイだが、現在は紅水晶の洞窟の近くの家に住んでいる。一時的に仲間になった後、一緒に旅を続けるか選択することができる。
武器はナックルでレナ、ボーマンと一部の武器を共有する。紋章術を使い、属性の攻撃術や、一部の回復呪紋を習得するが、やや器用貧乏。好物はおおとろ
ゲーム中のドット絵と公式イラストが大きく異なるキャラクター。ゲーム本編ではドット絵に則って猫似のフェルプールとして扱われているが、イラストではチサト同様の尖った耳を持つ典型的なネーディアンとして描かれている。彼の耳に関するPAが存在するが、PSP版では会話時にフェイスグラフィックが表示される為、やや説得力に欠けた内容になっている。慕われている女性からの想いにまったく気づいておらず、恋愛には疎い面がある。
チサト・マディソン (Chisato Madison)
声 - 笠原留美 / 大浦冬華
22歳 身長164cm 体重52kg B85・W60・H84 ネーディアン
エナジーネーデのノースシティ出身の新聞記者。十賢者と戦う主人公たちの行動を追いかけている。仲間にするにはいくつかの手順を踏む必要がある。実家は道具屋。
武器はスタンガンだが、通常攻撃は蹴り。神宮流体術を習得していて、必殺技はこの体術を使った近距離攻撃と、様々な痴漢撃退グッズや名刺、火炎放射器など怪しげな武器を使った遠距離攻撃がある。ネーデ防衛軍に爆撃支援要請をするという一風変わった必殺技も。好物はフルーツサンドだが、PS版のゲーム中ではフルーツサンドを入手する手段が無いため、実質好物は無しということになっている。PSP版では修正された。
ウェルチ・ビンヤード (Welch Vineyard)
声 - - / 半場友恵
18歳 身長157cm 体重45kg 種族不明
PSP版のみ登場する。武器は指し棒。
『SO3』の登場人物であるが、なぜかラクール城の空から降ってきて仲間にすることができる。『SO3』の舞台とは違う星であるエクスペル(しかも大昔)にいる理由やどうやって来たかなどは一切不明であるが、どうやら同一人物のようである。ハイテンションな性格は相変わらずである。前作『SO1FD』にも登場しているが、今作では主要イラストの衣装が変わっている(戦闘中は『SO1FD』と同じ衣装)。ちなみにレナ編でゲームを始めた場合、ディアスを仲間にするとウェルチの能力が初期化される(加入時と同じLv.30になる)バグが発生する。現在のところその解決策は特にない。
前作同様、タレント能力に優れ、LUCが非常に高い。好物はチョコバナナDX。

惑星エクスペル

ウェスタ
レナの養母。未亡人。神護の森でレナを見つけ、実の娘の様に愛情を注いだ。少々そそっかしい性格。
アレン
レナの住むアーリアの隣にあるサルバの町長の息子。レナやディアスとは幼馴染に近い関係にある。
坑道から発掘された石の影響で精神を狂わせ、レナを誘拐してしまった。
レジス
アーリアの村長。クロードの立ち居振る舞いから違和感を見抜き、レナ誘拐事件後ソーサリーグローブの調査を依頼する。
クリス
クロス王国の王子で外見はクロードとそっくり。本名は「クロウザー・T・クロス」。
城を抜け出して城下町に行ったりもするが世間知らずが災いしトラブルを起こすこともある。
クロード編でセリーヌがいない、もしくはレナ編でセリーヌがいると特別なPAが発生し、特にレナ編の場合は選択次第でエンディングに影響を及ぼすこともある。
エグラス
セリーヌの父。瀕死の重傷を負うが、レナの治癒術により一命を取り留める。
ラベ
セリーヌの母。服装はマーズの村では標準なので、娘のセリーヌだけが独特のセンスを持っている事になる。
ユキ
サルバにあるジャム屋の店員。小さな頃から歌手を夢見ているが、そばかすにコンプレックスを持っている。元ネタは歌手のYUKIであり、イベントの会話にはJUDY AND MARYの楽曲名が複数盛り込まれている。本編では「PAにも登場するNPC」程度の扱いだが、漫画版、及びアニメ版ではストーリーにも関わる(特にアニメ版は最後まで関わるほど)。
エラノール
港町ハーリーに住むアイアロ病という難病に冒された少女。クロード編ではボーマン、レナ編ではアシュトンが仲間にいる状態だと病気を治すイベントがあるが、クロード編の場合は30%の確率で、レナ編の場合は最後のイベントの発生時期が遅いと死んでしまう。ちなみに、生死に関わらず感情度は上昇するが死んでしまった方が上がり方が小さい。
レナ編で治した場合エンディングに影響を及ぼすこともある。
本編ではイベントがあるのはPAのみだが、ユキ同様、漫画版とアニメ版では一時的にストーリーに関わる。(住んでいる所がハーリーからリンガに変更されており、プリシスの友達という設定である。)
ラドル
港町ハーリーを目指す旅人。本シリーズではお馴染みの存在。
なお「彼の方向オンチはもはや芸術の域にある」が、根気よくハーリーへ誘導すると隠しダンジョンで役に立つ素敵なプレゼントが待っている。
ギャムジー
刀鍛冶の老人。年であるため誰も彼の剣を使おうとしなかったが、実際にはディアスが納得するほどの腕前で、ディアスは彼が打った「シャープネス」という剣で武具大会を戦う事になる。武具大会終了後にシャープエッジと言う剣を貰え、特定の鍛え方をする事で最強クラスの武器が作れる。また防具を作る才能にも長けていたのか、ラクール城に国民が避難した折には「プレートメイル」を渡してくれる。
スフィア
ギャムジーの孫娘。ギャムジーの打った武器を使ってもらおうと単身酒場に行くが、酔客に絡まれた所をディアスに助けられる。
キース・クラスナ
リンガに住む言語学者でボーマンの友人。ラクール武具大会終了までにリンガの彼の家を訪れても「仕事中」と突っぱねられるが、ラクール武具大会を観戦している事が後に判明する。
ニーネ
ボーマンの妻。本人曰く「うちは亭主関白」らしい。
マードック
レオンの父。本編中に生死不明となるが、レオンの単独エンディングで生存が判明する。
フロリス
レオンの母。夫と同じくエンディングで生存が判明。
パフィ
本編に何度か登場する少女。クロードたちに「2年前の恨み!」と言って勝負を吹っかけてくる。この少女の言う「2年前の恨み」とは、2年前に発売された前作のあるミニイベントに関係しており、前作でそのミニイベントを最後までこなしていないと少々理解しにくい。ちなみに『SO2SE』にもセリフが“2年前”のままで移植されているが、『SO1FD』との発売期間の差は約4ヶ月程しかない。今回も最後は主人公達にあるものを飲まされる羽目に。『SO3』にも登場し、クリエイターとして登場する。

エナジーネーデ

ナール
セントラルシティの市長。物語の後半、重要な決断を下すことになる。
アーティス
ノースシティのサイナードの館長。
ミラージュ
唯一武器の研究・製造が許された町で武器の研究に取り組む研究者。
ドット絵や言葉遣いから男のように思われるが女性である。
マリアナ・クロニック
ネーデ防衛軍の隊長。ナールとは親子だが特にその関連イベントは無く、ラクアにいる隊員が教えてくれる。
レイファス
ギヴァウェイの大学の研究員
パレル
ギヴァウェイの大学の学長

神の十賢者

エクスペルで起こった一連の災厄の元凶で、各々が並外れた強大な力を持つ謎の集団。エリアルタワーの頂上にあるソーサーリーグローブの傍らである計画の実行を目論んでいた。 その正体は、遥か昔、銀河系を平和に統治していた惑星ネーデの科学力を悪用し、銀河征服を目論んだ狂気の犯罪者。ネーデに戦いを挑み激しい闘争の末に敗れた。鎮圧後、「エタニティスペース」と呼ばれる時間が停止した空間に封印され宇宙に放逐された。そして彼らのことを教訓として、自分達の科学力を抑制し、世界に悪影響を与えないためにエナジーネーデと呼ばれる人工惑星にネーデ人は移住することになった。

エナジーネーデの公式記録にはこのように記されているが、真実はネーデが作り出した強力な紋章力を宿した生体軍事兵器。作られた当初の目的はネーデを守護するための反乱鎮圧用兵器であったが、プロジェクト責任者であり十賢者の生みの親であるランティス博士の娘・フィリアの死によって歯車は狂い始め、博士により目的をネーデの守護から全宇宙の破壊へと変更され、惑星ネーデの守護者から宇宙の破壊者へと変貌し崩壊紋章による全宇宙の破壊を目論む。公式記録の通り、反乱(暴走)はネーデ軍に追い詰められた彼らが「エタニティスペース」内にランティスの手により封印(この場合は避難)されることで決着を見たが、遥かな時を経て、何らかの原因でその封印は解除されている(封印が解除された真相は『SO3』で触れられている)。また、ネーデ人がエナジーネーデに移住することになったのも、この事件により正規軍の半分以上が壊滅したことで、統治惑星が続々反乱を起こし、それから逃れるためである。

十賢者はその存在自体がかつてのネーデの科学力の結晶であり、地球銀河連邦加盟の惑星の一般的な科学力レベルではその体に傷を付けることすら出来ない。唯一、反物質を用いた武器でのみ物理的なダメージを与えることが可能だが、反物質を空間に安定させる技術は比較的技術レベルが高い地球出身のクロードをして「物理的に不可能」と断言させるほどのものであり、エナジーネーデにおいても(実用目的の)武器の製造が禁止されて久しいためロストテクノロジーになりつつあった。

なお名称はアブラハムの宗教における天使に由来している[1]

ガブリエル<最終破壊兵器>
声 - 佐藤正治 / 小山力也
ランティス博士によって最後に作られた十賢者最強の素体。四属性最強紋章術を使いこなし、「神曲」などの全体攻撃を放つ。十賢者の中でも最も高い戦闘能力を持つが、その一方で精神構造に不明瞭な部分が多い(それ故、ルシフェルから「バグだらけの欠陥品」呼ばわりされていた)。実は、かつての十賢者の反乱のときは未完成だったが、自殺する前にランティスが自らの思考ルーチンと彼の娘であるフィリアの思考ルーチンを別途組み込んだ。それゆえに脳内部には複数の意識(ガブリエル、ランティス、フィリア)が存在している。戦闘では一定ダメージを与えるとガブリエルの頭上には天使の姿をしたフィリアが現れ、行動パターンがより強力なものに変化する。
複数思考の混在による負荷、特にフィリアの思考ルーチンはリミッターの役目をしており、ガブリエル本来の戦闘力が押さえ込まれている。特定のイベントを起こすことでこのリミッターが取り除かれた「真・ガブリエル(攻略本のみの名称)」と戦うことが可能で、その強さは通常のガブリエルとは比べ物にならない(後述のイセリア・クィーンを遥かに凌駕する程)。また、戦闘開始前の台詞もガブリエル=ランティスを前提としたものに変わる。
ルシフェル<十賢者監視用素体>
声 - 小林顕作 / 三木眞一郎
反乱抑止の因子を担うガブリエルの参謀。強力な防衛兵器として生み出された十賢者達が反乱を起した場合、その侵攻を止める事は非常に困難であるため、万が一の緊急事態を想定して作られた監視用素体。単身で十賢者の暴走に対応するのが目的であり、他の素体よりも戦闘力、情報収集能力及び情報分析能力等が総合的に優れている。強力な全体攻撃である「亡びの風」を代表する風・雷・闇属性の攻撃を得意とする。ガブリエルの参謀と伝えられているのは、その高い実力からきているとされる。その反面、己以外の者を露骨で見下すような言動が見られる。因みに名前のluciferのラテン語での原意は「光を導く者」となっている。十賢者のリーダー格であるガブリエルに次ぐ立場であるらしく他の十賢者達の指揮を執っており、エナジーネーデへの侵攻作戦の際に十賢者達に任務を言い渡すのだが、本来十賢者は其々の役割を持つ他の素体との連携で真価を発揮するにもかかわらず、各地に分散し派遣する指示を出している。その真意は己のみで全宇宙を支配する野望を秘め、手間を省く為に邪魔な他の十賢者達を分散させて光の勇者であるクロードとレナ達一行に撃破させ、最後に自分が光の勇者一行とガブリエルを討ち取る算段であった。十賢者を壊滅に追い込む行動をしたが、無自覚ながら彼自身の本来の役割を全うしたに過ぎず、また彼の一連の行動は奇しくも自らが冠する名のとおりに『光』の勇者一行を導いていた。彼との戦闘曲である「The Incarnation of Devil」は『ヴァルキリープロファイル』など、後のトライエース作品でも使用されている。
ガブリエルをバグだらけの狂った欠陥品と呼びながら彼の行動も狂っていると言われており、小説版ではそのような狂った理由について「フィリアを失った悲しみから」という理由づけがなされた。漫画版のセカンドエヴォリューションでは暴走する以前のネーデの守護者であった十賢者達が描かれ、その中でガブリエルの完成を心待ちにしている様な表情をしていた。ガブリエルの反撃で負傷してしまうが、宇宙を滅ぼそうとするガブリエルの凶行を行う中で自分たち十賢者の使命を思い出し他の十賢者と共にガブリエルの暴走を止める為に奮起する。
名前はルキフェル(サタン)に由来し、性格やシナリオ上の役割にも影響が見られる。「亡びの風」使用時に喋るセリフがやたらと長い。
ミカエル<戦術兵器>
声 - 東地宏樹 / 同左
メタトロン、ジョフィエル、ザフィケルの3体を統括。強力な十賢者の中でも直接戦闘を得意とする3体を従えるだけあり、自らも兵器として戦闘可能かつ強力な素体。強力な火炎系攻撃を得意する。戦闘において連発する強力な火炎系攻撃「スピキュール」の圧倒的な性能と、発動時の掛け声「うぉ〜、あっち〜!」はその強烈なインパクトからプレイヤーの度肝を抜いた。また一般的にはミカエルは天使の頂点とされることが多いが、本作では下位を統括する存在だが最高位には存在しない。
エルネスト同様、リメイクにおいても東地宏樹が演じているが、開発段階ではどちらかの声優を変更する検討もしていた。しかし、「東地氏は鉄板である」というスタッフの強い拘りによって両者とも続投となった。[2]リメイク版では台詞が増えており、その為元の炎の様な残虐性と、豪快かつ熱血で暑苦しいキャラクターが更に増している。
ハニエル<民衆統轄素体>
声 - 小林顕作 / 楠大典
ラファエル、カマエル、サディケルの3体を統括。情報の収集と分析により民衆の反乱行動を防ぐ。腕部のマルチランチャーから放たれる「マインドブラスト」は石化状態の追加効果もあり、ミカエルと共にプレイヤーを苦しめた。共に戦闘をこなす豪快なミカエルと比べて、ルシフェルぐらいに冷酷かつ狡猾でやや陰険とも取れる言動が多い。
サディケル<情報収集用素体>
松本大 / 矢澤喜代美
若い男性(攻略本では無邪気な少年とされている)の姿をした素体。耳の箇所にある機械のパーツが特徴的。民衆の中へ入り込み情報収集を行う。手に持った音叉状の武器から放つ波動攻撃を得意とする。本作では本来の機能を生かした出番は存在せず、ラストダンジョンで待ち受ける。
カマエル<情報収集用素体>
声 - - / 武虎
人当たりの良さそうな老人の姿をし、人心の掌握、情報の収集を行う素体。戦闘では強力な紋章術を使い、他の素体を援護する。作中幾度か主人公一行と会話する際にその片鱗を見せるが、本来の情報収集活動を行なっている場面は見受けられない。
ラファエル<情報分析用素体>
中村大樹 / 佐藤晴男
マントを羽織り、フードで素顔を見る事ができない不気味な姿をしており、ほぼ無口。他の素体から集められた情報を分析し、作戦行動の立案を行う素体。体内に超空間を持ち、それを利用した波動攻撃、吸い込み攻撃を得意とする。まれに雷系の紋章術を使用する。情報担当の下位3体の中でも特にしゃべることはないため、どのような個性を持つか測りかねる存在。
ザフィケル<近接戦闘兵器>
声 - - / 間宮康弘
身の丈ほどの大剣を振るう巨漢の戦士の姿をした素体。見た目とは違い素早い剣さばきで、「クルーアリーラッシュ」「イニシャルスレイ」などの剣技を放ってくる。2回戦う機会があるが、最初の戦いでは、勝っても負けても同じストーリー展開(戦闘に敗北した扱い)になる。どこか自身を武人と認識しているような節がある。
ジョフィエル<遠隔射撃兵器>
宇垣秀成 / 北沢力
長身で痩せた異形の身体を持つ素体で、そのセリフに平仮名は一切無く、漢字とカタカナのみで構成される。高出力のエネルギー弾を体内で生成し、発射する能力を持つ。また、高い機動力を活かした格闘戦も得意とする。戦闘担当の下位3体の中でも特に残虐性の強い個体であり、機械的な口調に反して虐げることに喜びを感じているような台詞が存在する。
メタトロン<拠点防衛用特殊兵器>
声 - - / 浜田賢二
大型の剣と盾を装備し、全身を堅固な甲冑に身を包んだ騎士タイプの素体。高い攻撃力に加え、絶対防御シールド「メタガード」とカウンター技「メタキャンセル」を持ち、防衛任務に秀でている。エクスペルではエルリアタワー、エナジーネーデではアームロックと2回戦う機会があり、通常はイベント戦闘のため勝つことは出来ないが、ボム系アイテムを使えば倒せないことも無い(ただしPSP版では不可能)。

その他

ロニキス・J・ケニー
声 - - / 浜田賢二
クロードの父親。前作にも登場したキャラクターで38歳という若さで提督にまでなった。ゲーム終盤で十賢者によりカルナスや他の乗組員と共に運命を共にした。エクスペルの人々は生き返ったが、攻略本のインタビューでは彼の生死については敢えて曖昧にしたと語られている。
フィリア
声 - 笠原留美 / 佐藤利奈
ランティスの愛娘。十賢者防衛計画に反対する反乱軍のテロに巻き込まれ死亡したが、ランティスによって思考ルーチンがガブリエルに組み込まれ、その後はガブリエルの思考ルーチンとして擬似意思のみが生き続けることになる。
現代のクリクで謎の予言者として登場し、ここでの出会いが真実の解明に重要な役割を果たすことになる。また、クリクで登場する彼女からはあるレアアイテムが盗めるが、ゲーム開始時の初期タレントに必要なタレントがなければ確実に失敗する上この時点ではタレントの開花も不可能。更には終盤で彼女のイベントを起こしてしまうとラスボスが凄まじく強化され、エンディング到達が困難になってしまう。
ランティス
フィリアの父親。紋章科学テクノロジーの第一人者であり、十賢者の生みの親。十賢者防衛計画の提唱した人物でありプロジェクトの最高責任者であった。計画の提唱した目的は強力な紋章力を持つ10体の生体兵器を開発しネーデを守る事であった。だが計画の最中に反乱軍のテロで一人娘のフィリアをなくして以来狂気に囚われていくようになる。娘の死を隠蔽し計画を優先させた軍部や命を奪った世界を憎悪し、十賢者のプログラムを書き換え無差別破壊行動に利用し最終調整段階入っていたガブリエルに自分と娘の思考ルーチンを組み込み自害した。
シン
ラクール前線基地に対して攻撃を行う魔物達のリーダー。彼とは3回戦うのだが最初の2回は半無敵状態でいるために通常の方法ではどうあがいても倒すことができない。
十賢者の(エクスペルでの)直属の部下に当たる立場であり、魔物の軍勢を一度撃退したラクールホープ対策として、十賢者より航宙艦に使われる電磁シールドを持たされ、これによってラクールホープを防ぐ。レナ編では謎の力によりシンが独力でラクールホープを弾いたようにしか見えないが、クロード編ではクロードが電磁シールドの技術を利用していることを見抜いている。
ジーネ
クロス大陸のラスガス山脈に住む巨大な魔鳥。アシュトンのイベントでのみ登場する。アニメ版では崩壊寸前のエクスペルの時間を止め、エナジーネーデに向かう猶予を与えた。
ガブリエ・セレスタ
隠しダンジョン「試練の洞窟」のボス。前作では、同じデザインの「ガブリエル」という敵が、隠しボスとして登場する。本作における外見は少女のようだが男性寄りの人格らしい。
イセリア・クィーン
ガブリエ・セレスタの狂える分身。ガブリエ・セレスタと違いボスとしてではなく特技の音楽で出現する。容姿はガブリエ・セレスタに似ているが戦闘力は比較にならないほど強力で、真ガブリエルと並ぶ同作の最強の隠しボス。最大レベル、最強武装でも即死することがあり、その強さはもはや狂気の沙汰。あらかじめ対策をしておかなければまともに勝つことは非常に難しい。
なお、ガブリエとイセリアの2人は今作以降のトライエース作品恒例の隠しボスとなった。

登場艦船

カルナス
本作では銀河連邦宇宙艦隊所属の最新鋭大型戦艦として登場。搭載エンジンは亜空間ワープエンジン、主砲に陽電子砲1門、副砲にフェイズキャノン8門を装備。防御機構には電磁シールド2機を装備する。なおエンディングで登場するのはロニキスのものではなく同型艦。なお、クロード編では一時的に帰還した際、搭乗員の一人にピックポケットで盗みを働くと、最強級の防具を中盤時点で入手出来る。

登場する惑星

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惑星ミロキニア
物語冒頭でロニキスやクロードが調査のために立ち寄った惑星。大気は呼吸可能で、特別な装備が無くても人間が降り立って活動する事が出来る。重力なども地球とほぼ同条件。
地球と環境が酷似しているだけで生命体などが存在する様子が無いと思われていたが、衛星軌道上からのスキャンでは詳細が判明しない区域がある事が分かり、有人探査が行われる。そしてその区域の中に巨大な人工の建造物が発見される。
初期の設定ではクロード編のオープニングイベントに登場するのみの惑星であったが、後に紋章兵器研究所があった外惑星はミロキニアであったと設定が改められた。
また、オープニングで訪れた時は全体的に薄暗く常に雲に覆われている惑星であるかのようなイメージがあったが、後に同一の惑星であるとされた紋章兵器研究所の周囲は晴れていて極めて良好な天気であったため、単なる天候か昼夜の変化だったと思われる。
惑星エクスペル
銀河系セクターθアルクラ星系の第4惑星である。詳細はエクスペルを参照。
エナジーネーデ
惑星ネーデ壊滅の際造られた人工惑星。惑星の周辺を高出力のエネルギーで覆っている。詳細はエナジーネーデを参照。

用語解説

エナジーストーン
ラクール紋章兵器研究所の調査隊によって発見された鉱石。クォドラティック・スフィアを起動する際、必要となるクォドラティック・キーの原材料となる物質。ラクール王国では紋章兵器ラクールホープのエネルギーとしている。ちなみにこれは、ソーサリーグローブの一部が落ちたものである。
クォドラティック・キー
エナジーストーンを極限まで高純度化した物。ある種のエネルギーを増幅させる性質があり、クォドラティック・スフィアと組み合わせることによって反物質反応を超えるエネルギーを発生させることができる。また、これの材料であるエナジーストーンには生物肉体精神に悪影響を与える効果がある。
クォドラティック・スフィア
紋章科学の粋を集めて作られた物質で、クォドラティック・キーと組み合わせることによって反物質反応を超えるエネルギーを発生させることができる。必ずクォドラティック・キーとセットで生成され、作り出されたときに対であったキーとしか組み合わせることは出来ない。
ソーサリーグローブ
惑星エクスペルに落下した巨大な物体。中心部に巨大なクォドラティック・スフィアがあり、惑星の軌道をずらせるほどの膨大なエネルギーを秘めている。しかし、落下時に対応するクォドラティック・キーが行方不明になり、鎮静状態にある。直径は設定では3~5メートル程だが、OPムービーを見ると分かるがかなり大きめになっている。
電磁シールド
銀河連邦の一般的な航宙艦に使われているシールド技術。強力な電磁波により、任意の場所にエネルギーを与えることで、反重力によるフィールドや物理的な力場を発生させる。基本的に無色透明だが、攻撃を受ける瞬間は薄く発光するためガラスのようにやや視認が可能である。シールドの防御力を上回らない出力のものを逸らして回避することが出来る(打ち消して中和するわけではない)。シールドの防御力を上回る攻撃を受けると、攻撃を受けた箇所から融解するような形で穴が開いていく。作中には実弾兵器に対してシールドを使用した描写が無いが、公式設定によると実弾兵器を含めてほとんど何でも防げるらしい。
展開するサイズもかなり融通が利き、戦艦を丸ごと覆い隠すサイズから、人間一人を覆うだけのサイズまで可能。
防護フィールド(仮称)
十賢者が身体の表面に張り巡らせているフィールド。絶対的な防御力を誇り、通常の物質を利用した武器では実弾・非実弾問わず全く干渉できない(そのため、作中ではクロード・レナ達は十賢者にかすり傷一つ付けられずに一度敗北した)。
反物質フィールド
上記の十賢者の防護フィールドを突破するために、使っている武器の周りにコーティングをする形で張り巡らされた、反物質を定着させる機能を持ったフィールド。
反物質を空間に安定させる技術は、比較的技術レベルが高い地球出身であるクロードをして「物理的に不可能」と断言させるほどの技術であり、ネーデの科学水準でも、少なくとも十賢者が建造された当時の時点では開発されていなかった技術である。
なお、反物質武器を製作するにあたってクロードとレナに作られた武器は、武器自体に反物質定着システムが組み込まれているため、フィールドを張り巡らせる必要が無い。それ以外のメンバーの武器は、以前から使っている武器の表面に、特殊な装置によって反物質フィールドを張り巡らせることで代用しているのである。
時空転移シールド
強大な重力場を発生させ時空間に干渉し、他の時空と相転移させることでエネルギーを空間的に遮断するシステム。閉鎖空間内の時間の流れに干渉したり操作することも可能であり、これを利用して時間移動すら可能にする技術。
シールドとしては上記の電磁シールドよりも遥かに強力であるが、この技術を研究していた紋章兵器研究所が壊滅してしまったため、防御シールドとして気軽に利用するほどには実用化出来ていない様子。
崩壊紋章
空間の一点に膨大な質量を発生させることができる紋章。発生した質量の生み出す重力により全宇宙の崩壊を引き起こす危険があり、さらに一度発動すると止めることができないため、制御不可能な禁断紋章とされた。

PSP版『スターオーシャン2 Second Evolution』

『スターオーシャン セカンドストーリー』の移植版。スクウェア・エニックスが2007年5月12日・13日に幕張メッセで開催したプライベートショー「SQUARE ENIX PARTY 2007」に先立ち、報道関係者向け発表会を開催し、発表時には『スターオーシャン』のリメイク版である『スターオーシャン1 First Departure』も発売することが明かされた。なお、開発は原作を担当したトライエースではない。

『SO1FD』と同様フルボイスになり、新規プライベートアクションと新キャラクターも追加された。声優もエルネスト役の東地宏樹以外は全員変更され、十賢者全員にも声優が充てられたが、戦闘ボイスのある敵はPS版と同じく一部の十賢者のみである。

予約特典は、『スターオーシャンシリーズ』や『ヴァルキリープロファイルシリーズ』を手がけたトライエースの作品プロモーション映像に加え、シリーズの最新作『スターオーシャン4(仮)』の映像も収めたDVDである。

主題歌

  • 曲名:「START」
  • 歌手:SCANDAL

システムの変更点

テンプレート:節スタブ

  • 『1FD』と同様、戦士系キャラクタが最大で3回の連続攻撃ができるようになった。
  • 紋章術がショートカット機能に対応するようになった。
  • 戦闘中のアイテム欄が使用可能なものだけ表示するようになった。
  • 一部の呪紋名称が変更。
    ディスペル → キュアコンディション
    アンチ → リフレクション(魔法耐性上昇)
    アースクエイク → ロックレイン
  • 10種類あった属性を地水火風光闇の6種類に統廃合。PS版にあった属性は、以下のように変更。
    雷: 風
    星: ほとんどが光、トラクタービームのみ地
    無: プレス系が地に、レオンの呪紋は闇または属性なし
    負: 属性なし
  • 武器にもついていた防御属性がなくなる。
  • セリーヌがフォーゲットおよびリフレクション(防御力上昇)を、ノエルがソニックセイバーを、それぞれ修得しない。これにより、フォーゲットは呪紋自体が消滅。
  • 一部のスキルの名前変更、または消滅。
    キャンセル、強打、挑発、フロートが消滅し、集中、トランス、リキャストができた。
    強打はスキルとしては消滅。任意の方向キー入力により発動するようになった。
  • □ボタンは攻撃時の移動キャンセルまたはターゲット変更に
  • スターガードが盾扱いからアクセサリー扱いに
  • バトル開始時の位置がノーマル(通常)以外で始まった時に味方キャラ全員がピヨり状態になってしまう。
  • 戦闘中のギミック(落石やトロッコなど)は無くなった。
  • 紋章術の干渉が無くなった。

主なスタッフ

PS版
PSP版

アニメ

スターオーシャンEX』として、テレビ東京系列全9局ネットで2001年4月から2001年10月まで放送されていた。「SOEX」と略されることが多い。詳細は当該項目を参照。

関連商品

和書

  • 攻略本
    • スターオーシャン セカンドストーリー 公式ガイドブック(基礎知識編)
    • スターオーシャン セカンドストーリー 公式ガイドブック(徹底攻略編)
    • スターオーシャン セカンドストーリー ファイナルガイド
    • スターオーシャン セカンドストーリー 惑星探検ガイド
    • スターオーシャン セカンドストーリー 完全攻略ガイド
    • スターオーシャン2 Second Evolution 公式コンプリートガイド
    • スターオーシャン2 Second Evolution ファイナルガイド
  • 漫画
    • スターオーシャン セカンドストーリー
      作画:東まゆみ月刊少年ガンガン』連載 ガンガンコミックス全7巻
      漫画連載中『ガンガン』誌上で行われた人気投票では、アシュトン・アンカースが1位になった。ゲーム本編の展開を交えながらも基本的にオリジナルのストーリーであり、一部キャラクターの衣装デザインも変更が加えられている。この作品を原作にアニメ『スターオーシャンEX』が製作された。物語自体は原作の中盤~後半の、クロードがカルナスからエクスペルに戻り、ソーサリーグローブの元へ向かう部分で終了している。従って、十賢者やエナジーネーデは登場しない。
    • スターオーシャン2 セカンド エヴォリューション
      作画:よしだもろへ電撃「マ)王』連載 全3巻
      SO2関連の作品としては珍しくレナ視点の物語である。但しレナは主人公であるがアニメ版同様、体術で戦う描写は殆ど無く(ザフィケル戦にて一回のみ)、ヒーローであるクロードに守られるヒロイン的な役割が強い。物語はゲーム本編に沿ったものだが、短期連載と言う事もあり、シナリオ上割愛されたシーンや、順番が入れ替わり再構成された部分も多い。例を挙げると、本編の大きなイベントであるクリク崩壊や武具大会は描かず、一方でアシュトン(ギョロとウルルン)の払い落としのサブイベントは細かく描いている(それに伴い、ラスガス山脈がラクール大陸に移動している)。また、終盤はサイナードや四つの場については割愛しつつも本編のメインストーリー上では描かれなかった十賢者のエピソードも補間している等、原作の物語そのものよりも登場人物のキャラクター性に深く踏み込んだ作品と言える。オペラとエルネストは(PSP版と言う事も考慮すればウェルチも)登場しない。
  • CDコレクション
    イラスト:東まゆみ
    • スターオーシャン セカンドストーリー 船上の受難者
    • スターオーシャン セカンドストーリー 2 深き夜の王
    • スターオーシャン セカンドストーリー 3 約束の小さな瞳
  • イラスト集
    • Treasure―スターオーシャンセカンドストーリー
      東まゆみの「スターオーシャンセカンドストーリー」のイラスト集。描き下ろしを含め、60点余りを集める。ドローイングやそれぞれの作品に対するコメントもついている。
  • 小説
    • 長編小説 - 著:梅村崇百武星男 エニックス文庫
      • スターオーシャン セカンドストーリー 上巻 エクスペル彷徨
      • スターオーシャン セカンドストーリー 下巻 エナジーネーデ解体
    • 短編集 - 著:霧海正悟 エニックス文庫
      • スターオーシャン セカンドストーリー プライベートアクションリミックス
      • スターオーシャン セカンドストーリー PAブーツレッグ

音楽

  • スターオーシャン セカンドストーリー オリジナルサウンドトラック
  • スターオーシャン セカンドストーリー アレンジアルバム
  • STAR OCEAN THE SECOND STORY FANTASY MEGAMIX
  • スターオーシャン2 Second Evolution オリジナルサウンドトラック
    • 「スターオーシャン セカンドストーリー オリジナルサウンドトラック」の完全復刻盤。プロモーション映像等を納めたDVD付き。
  • スターオーシャン2 Second Evolution アレンジアルバム
    • 「スターオーシャン セカンドストーリー アレンジアルバム」の完全復刻盤。

ドラマCD

  • スターオーシャン セカンドストーリー
  • スターオーシャン セカンドストーリー 2

脚注

  1. ルシフェルとジョフィエル以外は生命の樹の守護天使が由来となっている。余談であるが十賢者に組み込まれなかった守護天使はラジエルサンダルフォンの2体である。
  2. スターオーシャンセカンドレヴォリューション 公式コンプリートガイド 526項

外部リンク

テンプレート:スターオーシャンシリーズ テンプレート:トライエース