大合奏!バンドブラザーズ
『大合奏!バンドブラザーズ』(だいがっそう!バンドブラザーズ)は、任天堂開発・発売のニンテンドーDS専用ゲームソフト。略称はバンブラ[1]。
なお、この項目では『大合奏!バンドブラザーズ追加曲カートリッジ』(だいがっそう!バンドブラザーズついかきょくカートリッジ、2005年9月26日発売)、『大合奏!バンドブラザーズDX』(だいがっそう!バンドブラザーズデラックス、2008年6月26日発売)、『大合奏!バンドブラザーズP』(だいがっそう!バンドブラザーズピー、2013年11月14日発売)についても記述する。
目次
大合奏!バンドブラザーズ
概要
好きなパートを選んで、演奏や合奏ができる音楽ソフト。J-POPやクラシックなど、さまざまなジャンルの楽曲が37曲収録されている。また、オリジナルの楽曲(スコア)を自分で作成することができるモードもあり、自作曲は8曲まで保存可能。 約50種類の楽器で演奏をすることができ、人数分のニンテンドーDS本体を持ち寄れば、ソフト1本でセッション(合奏)することも可能。 セッションでは、8人まで参加できる「採点プレイ」と、同時参加人数無制限の「大合奏プレイ」が楽しめる。
1999年頃、ゲームボーイカラー用ソフトとして企画。2001年春の東京ゲームショウにはゲームボーイアドバンス用ソフト「ゲームボーイミュージック」[2]として出品された。その後、ゲームボーイアドバンスの音質やボタンの数の少なさなどのスペック上の問題から開発中止となったが、スタッフの直訴により[3]ニンテンドーDSのローンチタイトルのひとつとして復活した。
ゲームモード
タイトル画面で遊びたいモードを選ぶ。本作には以下のようなモードが収録されている。
- ソロプレイ
- ひとりで演奏するモード。好きな楽曲を演奏したり練習ができる「貸しスタジオ」、指定された条件で演奏する「レコーディング」の2つのモードがある。「レコーディング」ではバーバラが出した条件をクリアすると、「貸しスタジオ」でプレイできる楽曲のパートが増えていく。
- バンドプレイ
- ふたり以上で合奏できるモード。ソフト1本と人数分の本体で最大8人で合奏できる「採点プレイ」と、人数無制限で合奏できる「大合奏プレイ」の2つのモードがある。「大合奏プレイ」で遊ぶには、人数分のソフトが必要となる。
- エディットモード
- オリジナルのバンブラ楽譜を作成できるモード。マイクに向かって歌うことで作曲できる「ハナウタde作曲」と、楽譜に音符を手打ちで入力して作曲できる「スコアメイク☆PRO」の2つのモードがあるが、「スコアメイク☆PRO」はある条件をクリアしないと使用できない。ここで作った楽譜は演奏で遊べるほか、他のプレイヤーと通信交換することも可能。
演奏ルール
- 基本ルール
- はじめに演奏したい楽曲とパートをえらぶ。演奏がはじまると、上画面に楽譜が下から上にスクロールしながら表示され、楽譜に表示されている三角のマークと音符が重なるタイミングで対応するボタンを押すと演奏ができる。使用するボタンは演奏レベルによってことなっており、演奏レベルは「ビギナー」「アマ」「プロ」の3つが用意されている。なお、自分の選んだパート(楽器)や、ほかのプレイヤーが選んだパート以外は全て自動で演奏される。
- 演奏中はボタンを押したタイミングが合っているかどうかによって「BEST」「GOOD」「BAD」「MISS」のように判定される。また、楽譜上の音符が横にのびているあいだは、対応するボタンを押し続けなければならず、途中でボタンを離してしまうと「MISS」判定となる(これを「TAIL MISS」という)。なお、必要以上に長くボタンを押し続けたり、音符が無いところでボタンを押したりしても「MISS」判定などになることはないため、アドリブ演奏を入れて楽しむことも出来る。
- 演奏終了時には、どれだけうまく演奏できていたかが、100点満点で採点される。そのパートの合計音数に、1音ごとに、BEST=100%、GOOD=85%、BAD=65%、MISS=0%をかけて計算し、その合計が得点となる。なお、「TAIL MISS」のあったところはBEST=50%、GOOD=35%、BAD=15%、MISS=0%の値になる。小数点以下は切り捨てであり、100点満点を取るには全ての音符を、「TAIL MISS」をせずに、「BEST」判定で演奏する必要がある。
- 演奏レベル
- 演奏レベルは以下の3つがあり、使用するボタンや機能がことなる。
- ビギナー
- 十字ボタンの4方向のうちいずれか1つと、ABXYボタンのうちいずれか1つだけで演奏する。楽譜に表示される音符は2種類のみ。ゲーム開始時はこのモードで演奏することとなる。
- アマ
- 十字ボタンと、ABXYボタンの8つのボタン(ドラムのパートはL、Rボタンも使用する)を使い分けて演奏する。楽譜に表示される音符は8種類、ドラムのパートでは10種類。ドラムのパートは各ボタンに楽器の音が割り当てられており、それ以外のパートでは、十字ボタンの下、左、上、右、Y、B、A、Xの順で鳴る音が高くなっていく。なお、曲のテンポは通常より遅くなっており、(テンポの設定を1.1倍にすると下記の「プロ」モードと同じテンポになる)、下画面をタイミングよくタッチするだけで自動で演奏される「お助けタッチ音符」も存在する。
- プロ
- 条件を満たすとプレイできるようになる。上記の「アマ」と基本的には同様の演奏方法だが、「プロ」ではL、Rボタンを同時に押して、オクターブを切り替えながら演奏する。Rボタンを同時に押すと1オクターブ高い音が、Lボタンを同時に押すと半音高い音が出る。この仕様により、同じ音が出せるボタンの操作方法が複数存在する音階もあるが(例:XボタンとRボタン+十字ボタン下)、その場合は、どの押し方であっても正しく入力されたと判定される。また、各種ドラムのパートの場合は同時にボタンを2つ押すこともある。なお、「お助けタッチ音符」はない。
エディットモード
2種類あり、それぞれオリジナルの楽譜を作成することができる。詳細は以下の通り。
- ハナウタde楽譜
- DS本体のマイクに向かって鼻歌を歌い、メロディーを作成するモード。マイクの感度は3段階から選択可能。メロディー以外のパートは、あらかじめ用意された喜・怒・哀・楽の4種類の伴奏イメージから選択することしかできない。
- スコアメイク☆PRO
- 条件を満たすと使用可能となる。五線譜に音符を置く方法で、全8パートの楽譜を作成できるモード。伴奏パートは自動生成も可能(パート4〜8を消費する)。曲の途中で音色や音量を変更するといった、高度な打ち込み機能はない。なお、サンプルとして「だい9かんきのうた(歓喜の歌)」と「ひょうしょうしき(勝利を讃える歌)」が収録されている。
仕様
- パート数は最大8(スコアメイク☆PRO)
- 楽譜は最長120小節
- 最小音符は16分音符
- 拍子は4/4のみ
収録曲
なお、(隠し曲)の表記は、特に注記がない限り、主に通信の採点プレイをすることによってもらえる。
- J-POP
- ワールドミュージック
- フォスターメドレー
- クリスマスメドレー
- ロシアンメドレー
- チャイルドソングメドレー
- 聖者の行進
- ワールドソングメドレー
- Smoke On The Watar(Deep Purple)
- エンターテイナー(映画・スティング)
- TVミュージック
- fragile(Every Little Thing フジテレビ系列「あいのり」主題歌 2000年10月-2001年9月)
- 暴れん坊将軍のテーマ(隠し曲)(ドラマ「暴れん坊将軍」主題歌)
- タッチ(岩崎良美 アニメ「タッチ」オープニング)
- Gメン'75(隠し曲)(ドラマ「Gメン'75」主題歌)
- READY STEADY GO!(L'Arc〜en〜Ciel アニメ「鋼の錬金術師」 2ndOP)
- メリッサ (ポルノグラフィティ アニメ「鋼の錬金術師」 初代OP)
- Way of Difference(GLAY フジテレビ系列「あいのり」主題歌 2001年10月 - 2002年9月)
- キラリ☆セーラードリーム!(弓原七海 ドラマ「美少女戦士セーラームーン」主題歌)
- 特捜戦隊デカレンジャー(サイキックラバー 特撮「特捜戦隊デカレンジャー」主題歌)
- クラシック
- スロークラシックメドレー
- 四季「春」
- アスレチックメドレー
- ゲームミュージック
タイトル誤表記問題
このソフトおよびホームページ上の曲紹介にて、「READY STEADY GO」(原曲:L'Arc〜en〜Ciel)が「READY STEADY GO!」と誤表記されていた。原因はCDのジャケット表に書かれていたものに「!」が付いていたためと考えられる(ジャケット以外の部分では「!」無し)。 追加曲カートリッジ収録曲の原曲アーティスト名の中にも誤って表記されているものがある。
大合奏!バンドブラザーズ追加曲カートリッジ
『大合奏!バンドブラザーズ』で演奏できる楽曲が追加されるカートリッジ。公式サイトで行った「バーバラサマ キャンペーン」(- 2005年8月1日)での楽曲リクエストで得票の多かった上位20曲+2曲が収録され、更に任天堂ゲームの楽曲も9曲収録されている。任天堂ゲームの楽曲に関しては、ゲーム雑誌Nintendo DREAM編集部が制作協力している。楽曲リクエストでの景品は、新たに数曲加えられたバンブラソフトが抽選で100名に、またリクエスト送信後応募者全員にこのゲームのデスクトップ壁紙(8種類)とエディット用楽譜データ(D-51のNO MORE CRYの各パート、アルトサックス、クラリネット、ストリングス、フォークギター、ビブラフォン、ピックベース、ボンゴセット、シンセドラムの8種類)が贈られるというものだった。また、リクエストは一人何回しても良く、運さえ良ければ8回のリクエストで全てのパートが揃った。
2005年8月22日に収録曲、発売日、価格を発表する予定となっていたが、ゲームボーイミクロ関連の仕事により遅れが生じ、発表は翌日に行われた。2005年9月26日に発売されたが、購入できるのは同社ホームページ上でのオンライン販売のみとなっている。
なお、追加曲カートリッジの形状はゲームボーイアドバンス用のもので、DSのアドバンス用スロットに挿入するとメニュー画面で「DSオプションカートリッジ」と表示される。カートリッジにはGAMEBOY ADVANCEの刻印があるが、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSP、ゲームボーイミクロに挿入しても起動しない。また、配送業者の伝票に「大合唱!バンドブラザーズ 追加曲カートリッジ」と表記されるミスがあった。
ちなみに、上記のキャンペーンは当時実施していた「ホットサマーキャンペーン」が元ネタである。
収録曲
- リライト(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
- ツバサ(アンダーグラフ)
- SMILY(大塚愛)
- Dragostea Din Tei(O-Zone)
- お願い!セニョリータ(ORANGE RANGE)
- 花(ORANGE RANGE)
- ラヴ・パレード(ORANGE RANGE)
- さくら(ケツメイシ)
- ここにしか咲かない花(コブクロ)
- 青いベンチ(サスケ)
- 月光花(Janne Da Arc)
- 全力少年(スキマスイッチ)
- 世界に一つだけの花(SMAP)
- Starry Heavens(day after tomorrow)
- 天体観測(BUMP OF CHICKEN)
- DAYS(FLOW)
- ネオメロドラマティック(ポルノグラフィティ)
- マツケンサンバ パート2(松平健)
- ハッピー☆マテリアル(麻帆良学園中等部2-A)
- 栄光の架橋(ゆず)
- あずさ2号(狩人)
- 日本ブレイク工業社歌(萬Z)
- キャッチ!タッチ!ヨッシー! とことこヨッシー★
- スーパーマリオ64 DS スライダー
- さわるメイドインワリオ アシュリーのテーマ
- ドンキーコングジャングルビートのテーマ
- スターフォックス64 スターウルフのテーマ
- ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 やまへのみち
- どうぶつの森+ タイトルテーマ
- ファミコン探偵倶楽部 あゆみのテーマ
- ヨッシーアイランド アスレチック
大合奏!バンドブラザーズDX
概要
『大合奏!バンドブラザーズ』の続編。演奏ルールなどの基本的なゲームシステムは前作と同じだが、今作では楽曲をダウンロードして、自分の好みの曲を増やすことが可能となった。なお、初期収録曲としてJ-POPやクラシックから31曲が収録されている。
使用できる楽器数も58種類に増加。また、DS本体のマイクで実際に歌ってあそぶ「歌う」モードが搭載され、歌詞がある楽曲に限り歌声タイプ診断や歌トレーニングが可能。このほか、前作同様に楽譜を自分で作成することができ、複数の人間がDS本体を持ち寄れば、ソフト1本でセッション(合奏)が可能。また、このソフトを持っているプレイヤー同士でのみになるが、人数無制限で合奏できる「ムゲン合奏」が出来る。
楽曲ダウンロード
ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用して最大100曲まで新しい曲をダウンロードすることが可能。ただし、一度ダウンロードした曲は削除できない。これは任天堂とJASRACとの楽曲著作権料契約による制限である。よって、中古でこのソフトを購入した場合、前プレイヤーがダウンロードした曲が残っている可能性がある。初期段階で任天堂のサーバにある曲は205曲。
また、プレイヤーが作成した曲をWi-Fiコネクションを通じて任天堂のサーバーに投稿することができる。審査を経て一定の水準を満たしていれば、ダウンロード可能曲に追加される。JASRACとJRCが管理する曲ならすべて投稿可能だが、JASRACまたはJRCが管理していても審査担当部署に比較用の資料が存在しないため受付不能と却下されることもある。ユーザーオリジナル曲は審査不能のため投稿できない。一部、歌詞間違いがある楽曲が存在するので注意が必要である。
その後、2010年に発売2周年とダウンロード曲が7000曲を超えた記念として指定された洋楽の投稿が可能となった。
前作より大容量のフラッシュメモリを使用しているため、作曲機能で自作(もしくはワイヤレス通信で交換)した楽曲が最大100曲まで保存できるようになった。一枚のDSカードに収録できるのは初期収録曲31、隠し曲6、ダウンロード曲100、自作曲100の最大237曲。
2013年6月25日に洋楽の配信が終了(使用許諾期限満了のため)、2013年9月26日に楽譜投稿の受付も終了した。これにより最新追加曲も2013年9月30日に更新が終了している。先に述べた洋楽以外に一部楽曲に著作権切れ等があり、事前に配信が終了した曲も存在するが、最終配信曲数は9194曲となった。
前作からの変更点
- おたすけタッチパネルが無くなった。
- 難易度がビギナー、アマ、プロ、マスターの4段階になった。今作でのビギナーは全ての音を1つのボタンで演奏する(上・下・左・右・A・B・X・Yのどのボタンでも良い)。今作のアマは4つのボタン(利き手やパートによって「左・A・B・Y」と「下・左・上・A」の2通りがある)で演奏する。前作のアマが今作ではプロ、前作のプロが今作のマスターになっている。
- 今作では十字キー左と上の色が、左が水色、上が緑と、前作とは逆になっている。その為、前作に慣れているプレイヤーは混乱しやすい。
- 曲に歌詞をつけることができるようになり、DSのマイクを使って歌うことができるようになった。歌声診断機能や鼻歌での検索など感度も良い。
- ワイヤレス通信で、専用のWiiチャンネル『大合奏!バンドブラザーズDX専用 スピーカーチャンネル』と接続することにより、テレビのスピーカーから高音質かつ大音量でプレイすることができる。詳細は後述。
- 内蔵されている曲をラジオ感覚で楽しめる「ラジオ」モードが追加。Wi-Fiコネクションと接続していると、ダウンロードしていない任天堂のサーバにある曲も聴くことができる。
- ギターに関しては、そのパートがギターコードで編成されている場合、十字キー(ABXYボタンによる左利き用設定も可)とタッチパネルを用いて演奏する方式になった。
- 1音ごとに「BEST」「GOOD」「BAD」「MISS」の表示が出るようになった。
- 演奏中の下画面から、リアルタイムのCOMBO数とCONDITIONの表示が消滅した(ただし、CONDITIONは演奏終了後「練習」を選択することで,見ることが出来る)。
- 得点表示画面からHEAD MISSとTAIL MISSの表示が消滅した。
- 使用可能な楽器の数が58種類に増加し、バーバラが各楽器の豆知識を教えてくれる。しかし、1人用演奏モードで最後まで演奏した楽器のみ。58種類全ての楽器を演奏すると、更に詳しい豆知識を知る事ができる。
大合奏!バンドブラザーズDX専用 スピーカーチャンネル
『大合奏!バンドブラザーズDX専用 スピーカーチャンネル』とは、本作をWiiで演奏するためのWiiチャンネルである。最大8人まで接続が可能で、テレビのスピーカーからの高音質かつ大音量のサウンドで演奏することができる。また、採点等の情報もテレビ上に表示される。なお、スピーカーチャンネル単独では動作せず、演奏する人数分のDSと『大合奏!バンドブラザーズDX』のソフトが最低1本必要である。また、演奏はDSのみ可能でWiiリモコン等のWii用コントローラは使用できない。
このチャンネルは、ソフト同梱の紙に印刷されている引換番号を、『Wiiショッピングチャンネル』で入力することにより、ソフト1本につき1台のWiiにダウンロードすることができる。 2008年6月26日午前9:00よりWiiショッピングチャンネルで配信開始された。保存には80ブロックが必要。
仕様
- 作曲
- 保存曲数:100曲
- 作曲機能を使って作った楽譜や「楽譜を交換」で手に入れた楽譜は、消去可能。
- パート数:8パート
- 楽器数:58種類
- 小節数:最大120小節
- 調号最大:7個
- コード楽器:あり
- ピアノコード・ギターコードの2種類
- オリジナルコード16個まで作成可能
- 1曲中1パートのみ使用可能
- ドラムタイプ楽器:最大8パート
- テンポ変更:30〜300の範囲で1曲中30回まで(初期設定値を含めると31個)可能
- 全体音量指定:あり(0.5倍〜1.5倍)
- 音量変更:1パートにつき9回まで(初期設定値を含めると10個)
- ステレオ設定(パン):あり
- オクターブ限度:1パートにつき2オクターブ音域,変化19回まで
- 楽器により4〜5オクターブの範囲で音が出る。
- 楽器の音色調整:あり
- エンベロープ
- ビブラート
- エフェクター。
- リアルタイム入力:あり
- 鍵盤入力
- ボタン入力
- ハナウタ入力
- 歌詞入力:あり
- 拍子:4/4・3/4
- 曲間コピー:あり
- 伴奏自動生成
- ジャンル:4拍子8種類、3拍子4種類
- 曲調:4種類
- 4拍子:
- ロック
- ボサノバ
- ローポップス
- ルンバ
- ハイポップス
- スウィング
- サルサ
- タンゴ
- 3拍子:
- スローワルツ
- ウィンナワルツ
- ジャズワルツ
- ミュゼット
- 曲調:
- 明るい
- 普通
- 暗い
- ムーディー
- 4拍子:
- 前作自作曲データとの互換性:なし
- 保存曲数:100曲
初期収録曲
- 未来予想図II
- 粉雪(レミオロメン)
- ロビンソン(スピッツ)
- 世界に一つだけの花
- 涙そうそう
- 運命交響曲
- 威風堂々
- 白鳥の湖 ロックver
- 交響曲第40番 第1楽章 タンゴver
- 展覧会の絵 ポップスver
- 新世界より 第4楽章 ロックver
- くるみ割り人形より葦笛の踊り サルサver
- エリーゼのために
- シチリアーノ ビッグバンドver
- 別れの曲 ボサノバver
- 愛の夢 第3番 サンバver
- ユーモレスク フォークver
- 美しく青きドナウ R&Bver
- 凱旋行進曲 ポップスver
- フニクリ・フニクラ ロックver
- オーラ・リー オルゴールver
- 春の海
- モルダウ ジャズver
- メヌエット(ペツォールト)
- ます ファミコンver
- 夜想曲 第2番 バラードver
- G線上のアリア ポップスver
- トルコ行進曲(モーツァルト) タンゴver
- アルルの女 ユーロビートver
- 悲愴 第2楽章 レゲエver
- 野ばらに寄す ボサノバver
以下は隠し曲、特定の条件を満たす事で出現する。
ダウンロード曲数の履歴
- 2008年7月29日1000曲突破
- 2008年9月17日2000曲突破
- 2008年10月25日3000曲突破
- 2009年1月12日4000曲突破
- 2009年5月22日5000曲突破
- 2009年11月3日6000曲突破
- 2010年9月11日7000曲突破
- 2013年2月24日9000曲突破
2013年9月30日をもって最新追加曲の更新が終了している。最終配信曲数は9194曲。
フォトスタンド付き バンブラDXラジオ
『バンブラDXラジオ』は2009年4月1日により配信されている『大合奏!バンドブラザーズDX』のダウンロード楽曲をバーバラの生声DJ付きで聴くことができるニンテンドーDSiウェア。購入にはDSiポイント500が必要。
ゲーム本体のWi-Fiラジオの機能拡張版であり、番組構成が「ダウンロードベスト10→本日のニューカマー→ランダム数曲」の一種類しかなかった「バーバラのWi-Fiミュージックアワー」とは異なり、1時間ごとにインターネット回線を通じて2種類ずつ配信される番組を聴くことができる。『ニンテンドーDSiカメラ』で撮影した写真をDSiの上画面に表示させてフォトスタンドラジオにすることも可能。
- 番組一覧
- 週間!人気ベスト10
- 魅!ベストヒット10
- ホメホメベスト10
- カリスマ職人天国
- HOTなアーティスト
- ハロー・ニューカマー
- バーバラセレクション
- アニソン☆パラダイス
- ドラマチック・タック
- 演歌の女王
- イケてる!J-POP
- HIPHOP JAM
- 青春フォークソング
- 今夜はbarバラード
- 愛★ドル箱
- クラシックなお時間
- 大合唱!歌うお友だち
- バーバラのゲーラジ
- みんなの童謡
- おもしろソングス
大合奏!バンドブラザーズP
『大合奏!バンドブラザーズP』は2013年11月14日発売のニンテンドー3DS用ゲームソフトである。
本作では、YAMAHA株式会社のVOCALOID™技術が搭載され、本体のカメラやマイクを使用して、自分の顔や声を登録した自分だけの「アーチスト」を作れるようになった。作った「アーチスト」はゲーム内の楽曲を歌わせることが出来る他、通信プレイを通じて他人の「アーチスト」をスカウトすることも可能。また初期収録曲として、小室哲哉、ヒャダイン(前山田健一)、ゴールデンボンバー、八王子Pがそれぞれ作詞・作曲した4曲を収録。これら4曲は、本作のために書き下ろしされたものである。この他の曲は、前作と同様に楽曲の投稿やダウンロードで増やすことができる。また、作曲機能が拡張され、歌声データを入力してボーカル入りの楽曲が作れるようになった他、インターネットに接続して全国のプレイヤーと合奏が出来るようになった。
2013年10月3日から作曲の一部機能のみを抽出したソフト『大合奏!バンドブラザーズP しもべツール』(だいがっそう!バンドブラザーズピー しもべツール)が、ニンテンドーeショップで無料先行配信されていた(使用する際にインターネット接続による認証が必要となり、2013年11月13日まで使用可能。作曲したデータは製品版に引継ぎ出来る)。
前作からの変更点
- 使える楽器の数が72種類に増加。ポップドラムやオーケストラヒットなど新たな楽器も追加された。
- 1つの曲で演奏できるパートが10パートに増加。
- 自分の顔と声を使って曲を歌わせることが出来る(YAMAHA株式会社のVOCALOID™技術を採用)。
- 音質が向上。
- グラフィックの向上及び上画面の3D立体視表示が可能。
- 操作方法が一部変更・増設された(ドラム・音声等)
- 保存曲数を有料で最大3000曲まで増やせる。
登場キャラクター
- バーバラ・バット(BARBARA THE BAT)
- 声:新保友映(ニッポン放送アナウンサー)
- 楽器店「GBミュージック」の店長。かなりのワガママで、人使いが荒い。店内にはスタジオがあり、プレイヤーは「GBミュージック」専属のバンドメンバーとなってレコーディングを行う。GBミュージックの「GB」は、ゲームボーイではなく、「グレートバーバラ」の意味である。
- ゲームの開発スタッフが同じである、ニンテンドーDSソフト『えいご漬け』や『マジック大全』にもゲスト出演。更に『大乱闘スマッシュブラザーズX』においてタイトルが「バンブラ」と「スマブラ」で似てるという無茶苦茶な理由でアシストフィギュアという形で出演を果たした[4]。ギターを掻き鳴らし音波で周囲に攻撃する。「隠しアシストフィギュア」として扱われているが、発売前のテレビCMの時点で既に登場していた。
- 翼は持たないがコウモリである。彼女いわく、種族はフルーツコウモリらしい。襟巻きに見えるものは体毛である。
- 夜、街を出歩いていたら職務質問されたことがある。
- 年齢を問われるのをとても嫌う。彼女いわく電気すらない時代を懐かしんでいるため、相当な高齢者だと思われる(もし舞台が日本ならば、発電所誕生が1891年で、東京に完成したのが1907年なので90歳は超える)。実際にも物忘れなどが見受けられ、2009年6月26日の今日のライブでバーバラが「今日は何か重要な記念日」といっていることから、『DX』の発売日(2008年6月26日)を僅か一年で忘れている様子である。なお、出身地は彼女曰く「熱帯生まれ」とのこと[5]。
- バーバラのデザイン誕生は『バンドブラザーズ』開発より先行しており、そもそも元々『バンドブラザーズ』はデザインを行った北村典子が「バーバラを使ったゲームを作りたい」という理由で作られた経緯がある[6]。非常に濃い性格をしているのも、彼女あってのゲーム誕生だったという経緯のため。
- 『英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け』では酒場の様な場所に現れるが、隣に置いてあるのは瓶入りのミルクとトマトジュース。「バーバラのいじわるディクテーション」で回答に失敗するとシャッターの絵が彼女の骸骨姿に変わるが、垂れた耳の内部には頭蓋骨から伸びた骨が確認できる。
- ティンティン・バット(TING TIN THE BAT)
- バーバラの弟。店を手伝っている。姉と違い、年齢に関する話題は登場していない。
- ポッキン・デス(POCKIN' THE DEATH)
- 死神の赤ん坊。
- ゲーム中では、ポスターに描かれていたり、通信エラーの時に出る。
- 一作目では、ダウンロードプレイ時のエラーでは一切出てこないが、DXでは、Wi-Fi通信時や演奏中のコンディションによっても出現する。
- ?????
- 一作目にのみ登場。
- ハナウタde楽譜の曲調選択画面や、レコーディングクリア画面などに出てくる謎のキャラクター。レコーディングクリア画面では、タッチをするとリアクションをとったりする。
脚注
関連項目
- HOT'n HOT お気に入りに追加!(ニッポン放送) - 「HOT'n バンドブラザーズ選手権大会」というコーナーを放送
外部リンク
- 大合奏!バンドブラザーズ
- 大合奏!バンドブラザーズDX
- 大合奏!バンドブラザーズP
- 大合奏!バンドブラザーズP しもべツール
- スッポン放送(ニッポン放送)
- Nintendo Online Magazine 2001年6月号 任天堂ゲームサウンドのすべて Part 2
- 1作目の前身である『ゲームボーイミュージック』の特集がある。
- Nintendo Online Magazine 2005年1月号 1作目の特集がある。
特記のないものは任天堂ホームページ内のコンテンツ。
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリen:Jam with the Band- ↑ 「大合奏!バンドブラザーズDX」のパッケージにおいてバンブラDXと表記されている
- ↑ 2001年3月29日付ニュースリリース 任天堂ホームページ
- ↑ 番外編『バンブラ』が出来るまで(Touch-DS.jp - 社長が訊く『大合奏!バンドブラザーズDX』)
- ↑ あくまで公式ホームページ内の漫画内での設定。
- ↑ フォトスタンド付き バンブラDXラジオより。
- ↑ 「社長が訊く 『大合奏!バンドブラザーズDX』」における北村典子の話より。