大井競馬場
テンプレート:競馬場 大井競馬場(おおいけいばじょう)は、東京都品川区勝島にある地方競馬の競馬場である。愛称は「東京シティ競馬 (TCK) 」。SPAT4加盟。施設所有者は東京都競馬株式会社、競馬の施行者は特別区競馬組合で、浦和競馬場(埼玉県さいたま市)、船橋競馬場(千葉県船橋市)、川崎競馬場(神奈川県川崎市)と共に南関東公営競馬を構成する。
目次
概要
1950年に八王子競馬場の代替として開場され、同年5月12日に初開催された。1954年から大井オートレース場も併設していたが1973年に廃止され、群馬県伊勢崎市に移転して伊勢崎オートレース場となっている。
また特別区(23区)のほかに東京都も競馬を主催していたが、1973年、東京都は当時の東京都知事美濃部亮吉の政策により、競馬やオートレースなど公営競技から撤退[1]し、現在は特別区のみが主催している。
サンタアニタパーク競馬場と友好交流提携を結んでおり、大井競馬場では「サンタアニタトロフィー(G3、1996年に「関東盃」を改称)」、サンタアニタパーク競馬場では「東京シティカップ」が交換競走として行われている。
すぐ近くに平和島競艇場(大田区)があるため、大井でのナイターや薄暮(プチトゥインクル)開催日は昼間競艇→夜競馬のリレー観戦が、平和島競艇場でナイターレースの場外発売を行う場合は昼間競馬→夜競艇のはしごが可能である。
歴史
1974年(昭和49年)6月6日、地方競馬では初の「中央競馬招待競走」を実施した。優勝はゴールドイーグル号(愛知所属、大井出身)。
1986年7月31日に全公営競技を通じて日本で初めてナイター競走が開催された。
1996年、スーパーオトメが厩舎から逃走。首都高速道路を走ってしまった。
2008年4月11日、東京都競馬株式会社が米国で購入したバーナスコーニが海外既走外国産転入馬として初出走した。
2011年度より、年末の大一番「東京大賞典」が、地方競馬において初めて国際競走・国際GIとして行われることになった。これは、競走のレベルアップ及びダート競馬の発展を鑑みてのことで、日本グレード格付け管理委員会に対し、国際格付けの申請をした結果、国際GI格付けの認可がおりた。
2011年8月3日、サンタアニタトロフィーに、地方競馬初の外国招待馬レッドアラートデイ(アメリカ)が出走した(16頭立て15着=完走馬最下位)。
2013年、ソウル競馬場と業務提携を結び、ソウル競馬場での日韓交流戦「アジアンチャレンジカップ」に大井競馬場所属馬を派遣。逆に大井での開催にソウル競馬場からの出場馬を招待した交流戦を行っている。
コース概要
コースは1周ダート1600mの右回り。3コーナーの手前から4コーナーの出口までは内回りと外回りに分岐しており、内回りの場合は1周1400mとなる。競走用のコースの内側に調教用のコースも設けられている。4コーナー出口からゴールまでの直線の長さは、内回りコースで286m、外回りコースで386mである。
現在の施行距離は1000m、1200m、1400m、1500m、1600m、1700m、1800m、2000m、2400m、2600m。このうち1500mと1600mのみ内回りを使用し、他は全て外回りである。また2400mは東京記念、2600mは大井記念のみで使用される。
最大出走頭数(フルゲート)は通常は16頭。但し、特別競走・重賞競走を行わない平場競走では14頭であるが、2009年11月30日から2012年3月までは平場競走でも16頭で行われていた。なお、1000m、1500mではフルゲート14頭である。
以前は800m、1200m(内)、1800m(内)、2500m、2800m、3000mの距離設定もあったが、現在は使用していない[2]。
開催概要
大井競馬場では、3月下旬から12月上旬の間トゥインクルレースとしてナイター競馬が施行されている。2010年は上記の期間に加え12月24日・25日の2日間もナイター競馬が施行された。2012年も上記期間に加え12月27日・28日に「年忘れカウントダウントゥインクル」としてナイター競馬が施行された[3]。
2013年4月現在、ナイター期間中における最終競走発走予定時刻は20時50分で、全国の公営競技場の中でも川崎競馬場、及び高知競馬場と並んで日本で最も遅い(うち高知競馬場は、2012年12月24日まで20時55分に設定されていた。なお、大井競馬場でも2002年8月から2006年3月まで同じく20時55分の設定となっていた)[4]。
また、年末開催では薄暮競走(プチ・トゥインクル)を実施している[5]。
競馬開催時の入場料は100円。
トゥインクルレース開催期間中の開催概要
勝馬投票券発売開始時刻 12:00 - 大井競馬場・各場外・在宅投票共通。なお重賞競走前日[開催日に限る]において、当該競走の前日発売を実施する発売場では、同時刻に前日発売を開始する。但しSPAT4等の在宅投票システムでは前日発売は行わない。
大井競馬場開門予定時刻 14:40 - 但し12レース制がとられる日など、第1競走の発走予定時刻が15:20より前になる場合は開門時刻はその40分前となる。
最終競走発走予定時刻 20:50 - 但し「地方競馬IPAT」対応に伴い20:40となる場合がある。(脚注参照)
2011年は3月28日からの予定だったが東日本大震災の影響により3月28日から4月1日までの開催は中止、4月18日から4月22日までは電力事情を踏まえて昼間開催(同時期、川崎競馬場も昼間開催、かつレース数を制限)となったため、5月9日から12月2日までの13開催・71日間となる。
施設
現在のスタンドはL-WING、3号スタンド、4号スタンドの3つからなる。2号スタンドは解体・新スタンド建設のため使用できない。
- L-WINGは、かつて存在した1号スタンド跡地に2003年12月28日にオープン。勝馬投票券自動発払機(馬券の発売と払戻が同時にできる端末)の導入なども行われている。
- 2号スタンド・3号スタンドについては老朽化のため取り壊しが決定しており、2号スタンドは2014年7月11日の開催(最終競走で「2号スタンドファイナル賞」を実施)を最後に解体工事に入り、3号スタンドは2016年1月より解体される予定[6]。2号スタンド跡地には新スタンドが建設され、2015年秋(JBC開催時期)までに完成予定である。3号スタンド跡地にはスタンドは建設されない予定。
- 4号スタンドには、食事をとりながら競馬もみられるレストラン(ダイアモンドターン)が設置されており、ギャンブルだけではなく、アミューズメントスポットとして提供している。
正門2階にはばんえい競馬・ホッカイドウ競馬・名古屋競馬場(うつのみや競馬が廃止されてから名古屋のレースを発売)(2005年10月17日から)の場外発売を行う「ふるさとコーナー」が2003年7月26日から設置されている。
会員制の「TCKカード」を発行し、来場ポイントに応じて抽選で景品がもらえるサービスも行っている。
競馬以外にも利用され、定期的にフリーマーケットが開催されている。また2007年から2010年まではM-1グランプリ敗者復活戦が行われていた。
年間スローガン
- NO GUTS, NO GLORY.(2005年)
- NO GUTS, NO GLORY. 100円の心意気(2006年)
- 今年は×(カケル)TCK(2007年)
- 知るほど!行くほど!ケイバはワンダー!(2008年)
- 走れ、ドラマ。TCK(2009年-2010年)
- Come On! TWINKLE RACE 25th 〜もっと輝け!東京の夜〜(2011年)
- ジブン、発見、トゥインクル。DISCOVER★TCK(2012年)
- TOKYO TWINKLE(2013年)
- 夜遊びしようぜ。(2014年)
主な競走
以下は2013年度施行の重賞。
国際競走・ダートグレード競走
重賞競走
準重賞
その他特別競走
- おおとりオープン(正式名称は「ありがとう!○○○○(○○内には西暦年が入る)おおとりオープン」。2009年から大晦日の最終競走として施行)
- 東京ダービートライアル(東京ダービーと同距離で施行される3歳限定オープン。勝馬のみ東京ダービーへの優先出走権付与)
所属騎手
- かつて所属していた騎手
- 内田博幸 2008年3月に中央競馬移籍
- 早見多加志 2012年10月16日付で引退
- 戸崎圭太 2013年3月に中央競馬移籍
- 三村展久 2013年12月13日付で引退
- 小平健二 2014年7月13日付で引退
レコードタイム
サラ系の競走のみ記載。
参考資料:TCK公式サイト内「TCK Record」
距離 | タイム | 競走馬 | 性別 | 斤量 | 騎手 | 記録年月日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1000m | 0:58.9 | ジヨーンズシヤダイ | 牡2 | 53kg | 山口勲 | 1976年12月3日 |
1200m | 1:10.1 | スーニ | 牡5 | 57kg | 川田将雅 | 2011年11月3日 第12回JBCスプリント |
1400m | 1:23.8 | アガリスピード | 牡3 | 53kg | 赤間清松 | 1977年8月30日 |
内1500m | 1:31.5 | キクマツオー | 牝4 | 53kg | 佐々木竹見 | 1980年6月14日 |
内1600m | 1:37:2 | アジュディミツオー | 牡5 | 57kg | 内田博幸 | 2006年4月12日 第12回マイルグランプリ |
1700m | 1:43.2 | ムツヒカリ | 牡5 | 52kg | 赤嶺本浩 | 1977年7月12日 |
1800m | 1:49.6 | ミラクルレジェンド | 牝4 | 55kg | 岩田康誠 | 2011年11月3日 第1回JBCレディスクラシック |
2000m | 2:00.4[7] | スマートファルコン | 牡5 | 57kg | 武豊 | 2010年12月29日 第56回東京大賞典 |
2400m | 2:29.7 | グツドボーイ | 牡3 | 57kg | 高橋三郎 | 1977年11月4日 第14回東京王冠賞 |
2600m | 2:42.8 | アグネスチカラ | 牡5 | 54kg | 高柳恒男 | 1977年5月27日 第22回大井記念 |
ハイセイコー像と名馬レリーフ
1970年代のアイドルホースハイセイコーのデビュー地であり、大井競馬では6戦6勝(重賞・青雲賞も含む)。死去後に青雲賞はハイセイコー記念と改称し、あわせて馬像が作成され、大井競馬場の場内に設置されている(他に中山競馬場、新冠町)。
またハイセイコー以外の大井競馬場に所属し、活躍した名馬を称えて、以下の14頭14枚のレリーフが大井競馬場内に飾られている。
- ダイゴホマレ
- オンスロート
- ヒカルタカイ
- ゴールデンリボー
- ハツシバオー
- アズマキング
- スズユウ
- サンオーイ
- テツノカチドキ
- ハナキオー
- イナリワン
- チャンピオンスター
- コンサートボーイ
- オリオンザサンクス
主な企画
- 2002年4月には吉本興業とのタイアップで、内馬場に雨上がり決死隊の蛍原徹が店長を務めるバイキングレストラン『ホトチャンキッチン』をオープンした(同年11月閉店)。
- 2003年より「うまたせ君」がイメージキャラクターになっており、テレビCMでは舘ひろしが声優を務めていた。
- 2005年は、トゥインクル開催期間中の重賞開催日と東京大賞典開催日にアイドル予想師「もも子&まどか」が場内の特設ステージで予想を公開した。
- 2006年に企画された「TCK夢プロジェクト」は、ファンに1頭の競走馬(大井競馬場を所有する東京都競馬株式会社の持ち馬)の命名権利と、優勝時の口取りの記念写真に写れる権利を与えるというものであった[8]。馬名は「トゥインクルバード」に決まった[9]が、「トゥインクル」は大井競馬場のナイター競走の名前であるトゥインクルレースに由来し、「バード」は父親のマリエンバードに由来すると同時に、大井競馬場から世界へ羽ばたいて欲しいという夢を託したものである。馬は大井の矢作和人厩舎に所属し、2006年10月20日の大井競馬新馬戦でデビューし勝利[10]。1年以上の長期休養に入るまでは近況が大井競馬場のウェブサイトで随時報告されていた。最終的には10戦2勝の成績を残した。
- 2007年は「TCKアンバサダー」として陣内孝則と鷲巣あやのがイメージキャラクターを務めた。
- 2007年、イナリワンの里帰りが8月18日に予定されていたが、その日に出走を予定していた競走馬の一部から馬インフルエンザの疑いがもたれた可能性があったため、公正な競馬開催が確保できないとして競馬の開催は中止、馬事イベントも完全中止となった(出典)。その後ファン有志がイベントの開催を熱望したため、12月28日に改めて行われた。
- 2008年は動画サイト「TCK.tv」を開設、山本モナがキャスターを担当し、TCKの最新ニュースや重賞競走についての情報、騎手との対談、場内のグルメリポートなど、TCKに関する話題や情報を発信した(2009年1月末まで、山本が不倫に伴う不祥事により出演を見合わせ、同年8月より江口ともみが代打キャスターとして担当した)。
放送体制
地上波のテレビ中継はTOKYO MX(地上デジタル放送第2チャンネル、ワンセグ)が開局から行っている。開局当時はワイドクリアビジョンで放送していた。MXTV開局前は日本教育テレビ(現:テレビ朝日)→テレビ神奈川が中継していた(詳細は後述)。
また、スカパー!の南関東地方競馬チャンネル (Ch.120、Ch.678) では全レースを放送している(Ch.120は標準画質からHD放送への移行にともない、2014年5月31日にて放送終了。詳細は東京シティ競馬中継を参照)。
2012年4月からはダートグレード競走、同年10月以降は、ほとんどの重賞競走[11]についてはグリーンチャンネルでも放送されている(詳細はグリーンチャンネル地方競馬中継を参照)。
過去には日本教育テレビ(NET)が1960年代から1980年代にかけて重賞レースを中心に大井競馬を生中継していた(『競馬中継 (NETテレビ)』を参照)。その後はテレビ神奈川(TVK、千葉テレビにもネット)に移行した。
また、1980年代-2000年ごろに、現在のラジオ日経の前身、ラジオたんぱが第2放送を利用してナイター開催期間中毎日「大井競馬トゥインクルレース実況中継」として18-21時に発走されるレースの実況放送をしたことがあった。その後も年に数回重賞競走を中継していた。
ラジオで東京大賞典が中継される場合があった(2011年まで、文化放送、ニッポン放送、RFラジオ日本、ラジオNIKKEIで中継された)。
その他
- 場内実況は耳目社が担当しており、大川充夫・辻村健次・山中寛・泉悠介が担当。
- 大井競馬場では、認定競走や条件級の中央との交流戦が行われていないなど独自の施策を貫いていたが、2004年6月より条件級の中央との交流戦が行われるようになった。また、JRAと共同のプロモーションイベントも定期的に開催されるようになった。
- 地方競馬としては唯一、全競走での馬名入りゼッケンが導入されている(なお中央競馬では、1991年より全競馬場・全競走で馬名入りゼッケンが導入されている)。また、2005年5月より、重賞以外の競走において、ゼッケンの片サイドに同競馬場のスローガンである「NO GUTS, NO GLORY.」が記載されるようになった。通常、重賞競走では片側に馬名が、もう一方には当該重賞競走名と回号(例:第29回帝王賞)が記載されている。また、「東京プリンセス賞」などの牝馬限定重賞競走では、馬番・馬名・競走名及び回号の文字がピンク色で記載される。
- 1997年頃、MXTVが池袋に分室を設けたが、実質一般向けのTCKのPRの場であった。
- 2010年春より、場内放送のマスターが一新され、地方競馬でははじめて「場内テレビ (ITV) のHD化」となった。
- 2011年7月より、トゥインクルレース25周年を記念して本馬場入場曲と発走ファンファーレを一新し、全曲東京スカパラダイスオーケストラ作曲によるものを使用している。
- 2013年4月(第1回開催)より、投票システム(トータリゼータ)の更新に伴い、南関東他場(浦和・船橋・川崎)と同様のオッズ・払戻表示になった。
競馬場内での場外発売施設
ふるさとコーナー
正門2階に設置されている「ふるさとコーナー」では、ばんえい競馬(帯広競馬場)・ホッカイドウ競馬(門別競馬場)・名古屋競馬(名古屋競馬場)の場外発売を行っている。発売日は帯広・門別・名古屋の開催が、大井本場または南関東場外の発売日と重なる時になる。ただし大井・南関東または発売場いずれかがナイター時間帯の場合は、12:00頃以降のレースから大井・南関東の開催時間一杯までの発売となる。なお払戻は、ふるさとコーナー専用払戻機のみとなる。
J-PLACE大井
2013年4月7日よりL-WINGにおいて、日本中央競馬会からの委託により「J−PLACE大井」としてJRAの馬券を発売する。ただし発売は大井本場開催日の日曜祝日で12:00頃以降のレースのみとなる。払戻は大井のほか全国のJ−PLACE施設・オフト後楽園・オフト汐留で可能。
発売する馬券の種類
大井競馬場では馬券を9種類発売しており、これは中央・地方通じて最も多い。
○…発売 ×…発売なし
単勝 | 複勝 | 枠番連複 | 枠番連単 | 馬番連複 | 馬番連単 | ワイド | 3連複 | 3連単 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大井競馬場 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
払戻率[12] | 80% | 75% | 72.5% | ||||||
J−PLACE | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ふるさと | 本場発売の種類全て |
3連単で日本の地方競馬史上上位5位中2位から5位までの高額配当が飛び出した事でも知られている。
- 2002年8月17日に開かれた第8競走「千代田区特別」で975万9280円の当時日本の中央競馬・地方競馬を通して競馬史上最高額配当が飛び出した。
- 2005年5月13日の第2レース(平場)では更にそれを上回る1300万0390円という地方競馬史上初の1000万円馬券が発生した。この年の4月9日に福島競馬場で1014万9930円が出たばかりだったが、それをわずか1か月で300万円以上上回る、当時の日本競馬史上最高配当となった。
- 2007年10月29日の第6レースでは989万5990円と1000万円間近となる超高額配当となる。
- 2008年12月25日の第1レース「ポインセチア賞」(2歳、1400m、13頭立て)で当時の地方競馬史上最高配当記録を更新する1523万6020円が発生した。
- 2010年4月6日の第7レース(平場・C2)で今までの1911万0000円(2009年2月4日、船橋競馬場第7レース)を遥かに上回る2488万0720円の配当が飛び出した。
「ワイド」(拡大馬番号二連勝複式)という名称は、大井競馬場とJRAとの共同で公募され、決定したものである。
場外発売所
各地で場外発売を行っており、地方競馬としては幅広く展開している。
特に記述のない発売所では、大井競馬場の他、浦和競馬場・川崎競馬場・船橋競馬場の場外発売も行っている。
詳細は場外勝馬投票券発売所#地方競馬の場外勝馬投票券発売所や、「南関東4競馬場共同サイト」内の場外発売案内ページ[1]を参照。
東京地区
- offt後楽園(東京都文京区)
- 帝王賞・ジャパンダートダービー・JBC・年末の東京大賞典・東京シンデレラマイルおよび東京2歳優駿牝馬の施行日当日は、隣接するJRAウインズ後楽園C館(38窓)でも発売する。払戻についてはウインズ後楽園(施行日当日のみ)南関東4競馬場と南関東場外(各offt・新潟地区・益田場外も含む)で可能。
- offt汐留(東京都港区)
- ウインズ汐留の7階に併設。JRAが管理する8階有料フロアも開放される場合がある。
- 大井競馬のみ発売し、浦和・川崎・船橋の場外発売は行わない。
- offt京王閣(東京都調布市)- 2014年3月30日開設
- 会員制。京王閣競輪場のバックスタンド3階に併設。
関東地区
- 浦和競馬場(非開催日に場外発売)1993年1月、相互場外発売開始
- 船橋競馬場(非開催日に場外発売)1995年10月、相互場外発売開始
- 川崎競馬場(非開催日に場外発売)1998年9月、相互場外発売開始
- offtひたちなか(茨城県ひたちなか市)
- offt伊勢崎(群馬県伊勢崎市、伊勢崎オートレース場内)2013年4月22日開設[13]
- BAOO高崎(群馬県高崎市、旧高崎競馬場)
北海道・東北地区
新潟地区
いずれも廃止された旧新潟県競馬から引き継いだ施設。
- offt新潟(新潟県新潟市北区)
- 新潟県競馬の「新潟場外発売所」として使用していた施設を東京都競馬が買収。その後、全面リニューアルを行った。
- 三条場外発売所(新潟県三条市、旧三条競馬場)
- オープス中郷(新潟県上越市中郷区)
- オープス磐梯(福島県耶麻郡磐梯町)
中国・四国地区
アクセス
- 東京モノレール羽田線大井競馬場前駅から徒歩2分。
- 京急本線立会川駅から徒歩約10分。
- 目黒駅・白金台駅・品川駅から都営バス品93系統(路線バス)。(開催日及び場外発売日は復路無料)
- 開催日および場外発売日のみ臨時無料送迎バス
- 開催日のみ臨時無料送迎バス
- なお競馬場から徒歩10分の距離に平和島競艇場があり、スタンドのコース側からは平和島競艇場のスタンドが見える。平和島競艇の開催は昼間開催が基本ながら大井競馬のスケジュールに合わせることが多いこと、他場でのナイター競走を場外発売する場合があることなどから、トゥインクル期間中は競艇と競馬のハシゴをする観客もいる。
脚注
参考文献
- 「大井競馬の歩み-特別区競馬組合50年史-」平成13年9月発行
関連項目
外部リンク
- 大井競馬場公式サイト
- TCK・東京シティ競馬「公式Facebookページ」
- 地方競馬全国協会公式サイト「地方の歩き方」大井GO!編
- 東京シティ競馬中継(東京MXテレビ)
- 京浜急行バス
- 東京リサイクル運動市民の会(フリーマーケット主催者)
- ↑ 都内の公営競技場の多くは、主催が特別区や市に移管されたが、大井オートレース場と後楽園競輪場が廃止された。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 〜 2012年フィナーレ・東京大賞典直前! 〜 年忘れカウントダウントゥインクル 開幕! - 東京シティ競馬公式サイト 2012年11月5日
- ↑ ただし、2012年10月以降はJRAのインターネット投票システム「地方競馬IPAT」の発売可能時刻に対応するため20時40分に最終競走を施行する日もある。
- ↑ 2003年11月3日にJBCが開催された際は、中央競馬・地方競馬を問わず、全国各地の競馬場・場外発売所で馬券が発売されたこと、また福島競馬場で中央競馬が開催されたことから、プチ・トゥインクル開催で施行した。
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ ダート2000mの日本記録
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 地方競馬IPATで発売されない東京シンデレラマイル、東京2歳優駿牝馬は放送されない。
- ↑ 勝馬投票券の払戻率変更について - 東京シティ競馬・2014年2月28日(2014年4月20日より適用の払戻率。なお4月1日から4日は経過措置として全賭式75%で開催された)
- ↑ オフト伊勢崎の開設について - TCK公式サイト 2013年2月8日