マツケンサンバ
目次
シリーズ
マツケンサンバI
「マツケンサンバI」(-ワン)は、松平が歌う、「マツケンサンバ」シリーズの第1弾である。
マツケンサンバII
テンプレート:Infobox Single 「マツケンサンバII」(マツケンサンバツー)は、松平が歌う、『マツケンサンバ』シリーズの第2弾である。「マツケンサンバ」として広く一般に認識されているのは、このマツケンサンバIIのことである。
1994年に作られ、公演の歌謡ショーの中で歌われていた。また、舞台版『暴れん坊将軍』が終わると必ず歌われていた。1999年10月、『マツケンサンバI』のカップリングとしてキングレコードに製造を委託した自主製作盤CDが製作されたが、通常のCDの流通ベースに乗らなかったため一般のレコード店には並ばず、松平健の公演会場や通信販売でしか買えなかった。
作詞はOSKの座付き作家であった吉峰暁子、作曲と編曲は宮川彬良。ダンスの振り付けは真島茂樹(1999年以降。当初は日舞の動きを元にした振付であった)。松平の後ろでは、腰元と町人風の衣装を着たダンサー達が乱舞する。
ラジオ番組『コサキンDEワァオ!』、『堀内健とビビる大木のオールナイトニッポン』や、東海地方のZIP-FMにおいては落合健太郎が、『マツケンサンバI』と共に「イントロが非常に長い歌」として紹介され、同番組のリスナーにも人気を博していた。特に『コサキン』では、自主制作盤が発売された直後の1999年11月に早くもリスナーの投稿で紹介されていた。2001年12月31日、テレビ東京の『年忘れにっぽんの歌』でテレビ初披露。2002年7月にはNHK総合テレビの『NHK歌謡コンサート』でも披露されたが余り話題にはならなかった。
2003年6月21日、CS放送局の時代劇専門チャンネルの特別企画『松平健祭り』で舞台での模様が披露されて同局視聴者から大きな反響を呼び、異例の再放送が行われた他、同年11月にはNHKの『金曜ショータイム』に登場し密かな話題になっていった。2004年7月7日、ミニアルバム『マツケンサンバII』(『マツケンサンバI』『マツケンマンボ』『マツケンでGO!』(日産自動車のイメージソングで歌詞には日産の歴代の名車セドリックやローレル、ブルーバードなどが入る。なお、日産バージョンは歌詞の一部が変更された)、さらに『マツケンサンバII』の小西康陽リミックスも収録、特典DVD付き)がジェネオンエンタテインメント(現NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)からメジャー発売。激しく踊る振り付けと派手な和服衣装が若者たちにも受け入れられ、2004年末から2006年まで大ブームとなった。
オリコンシングルチャート初登場17位。その後は上昇と下降を繰り返したが、発売以来長期間にわたってチャート100位内をキープし続けた。尚、プラネットではアルバムに分類された。同年8月8日に「2004神宮外苑花火大会」(明治神宮外苑で開催)にて、神宮第二球場のステージで披露された。さらに神宮球場にもサプライズで登場し、話題となった。同年8月11日、マキシシングル『マツケンサンバII 〜オーレ!EP〜』(『マツケンマンボ』と『マツケンサンバII』の小西康陽リミックスも収録、特典DVDは無し)が発売された。オリコンではミニアルバムと合算されて売上が集計されたが、プラネットではミニアルバムとは別々に集計された。同年12月1日放送の『FNS歌謡祭』(フジテレビ)では、当日出演者の中ではこの曲が放送されていた時間帯の視聴率がトップだった。同年12月27日付オリコンシングルチャートでは6位に。同年12月15日、CD『マツケンサンバII Remix Tracks』とDVD『マツケンサンバII 振り付け完全マニュアルDVD』が発売。『マツケンサンバII 振り付け完全マニュアルDVD』はオリコンセルDVDチャートで初登場7位(音楽DVDでは5位)。
同年12月31日、『第55回NHK紅白歌合戦』に、この曲で初出場し、『第46回・輝く!日本レコード大賞』でも特別賞受賞曲となった。
- 2005年1月17日付オリコンシングルチャートで3位を記録。これが現時点での最高位である。
- 2005年7月時点でCDは累計50万枚、DVDは累計15万枚を売り上げている[1]。
- ブームは海外にも伝えられ、2005年2月28日付ニューヨーク・タイムスでは、「アメリカ人にとってマツケンサンバは、西部劇の大スターであるジョン・ウェインがヴィレッジ・ピープル(1970年代後半に一世を風靡したアメリカのディスコグループ。ゲイファッションを連想させるコスプレ姿でパフォーマンスをした)のカウボーイの格好でコミカルなパフォーマンスをやるようなもの」と紹介された[2]。
- 『SMAP×SMAP』(関西テレビ・フジテレビ)では、SMAPの香取慎吾がパロディキャラクター「カツケン」に扮し、『カツケンサンバ』という替え歌と踊りを披露している。
- アメリカメジャーリーグ・ドジャースの石井一久投手の2005年シーズンの入場曲に、この曲が選ばれた。
- 東北放送のラジオ番組で、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの応援歌として『楽天サンバ』という替え歌が発表された。
- 嘉門達夫が2005年4月29日に渋谷駅前で開催した街頭ライブにおいて、『振り込め詐欺』をテーマにした替え歌を披露した。また、このことも影響してか「オレオレは マツケンサンバ だけでいい」というサラリーマン川柳も作られている。
- 2005年に『第56回NHK紅白歌合戦』の出場歌手選考の参考アンケートとしてNHKが実施した『スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜』で白組8位にランクインされた(しかし、松平は落選となった)。
- 2005年の『24時間テレビ』では、日本武道館で香取慎吾(カツケン)&チビカツ、長崎県の老人ホームで松平健with腰元ダンサーズ、愛知万博会場で赤井英和とHINOIチーム、そして万博会場に集結した世界各国の人々と共に「史上最大のマツケンサンバII」と題した企画が実行された。
マツケンサンバIII
テンプレート:Infobox Single 「マツケンサンバIII」(-スリー)は、松平が歌う、「マツケンサンバ」シリーズの第3弾。
2004年に発売された前作『マツケンサンバII』がヒットした事もあり、早くから制作される事が発表されていた。間奏部分で踊るダンスは前作よりもはるかに進化し、激しい動きも多い。2005年9月14日、続編に当たる本作が発売される事になった。
本作では松平健本人が作詞に挑戦。作曲は前作に引き続き宮川彬良、ダンスの振り付けも前作同様真島茂樹が務めた。
手をつなごう〜マツケン×仮面ライダーサンバ〜
テンプレート:Infobox Single 「手をつなごう〜マツケン×仮面ライダーサンバ〜」(て-かめん-)は、松平が歌う「マツケンサンバ」シリーズの第4弾で、東映配給映画『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』の主題歌[3][4]。
- 2011年8月6日に公開された平成仮面ライダーシリーズ『仮面ライダーオーズ/OOO』の劇場版作品である『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』の主題歌であり、同作品には松平も『暴れん坊将軍』徳川吉宗役で出演している[4]。
- 劇中では、オーズに変身する火野映司(演・渡部秀)とアンク(演・三浦涼介)と一緒に歌い、ラップパートは三浦が手掛ける[3]。
- 作詞・作曲は仮面ライダーシリーズ作品の主題歌ではおなじみの藤林聖子と鳴瀬シュウヘイが担当。振り付けはIIから3作連続となる真島茂樹が担当となる[5]。
その他
- タイトルが「サンバ」でありながら音楽的には歌謡曲であったり、『II』の歌い出しが「叩けボ〜ンゴ」(サンバでボンゴは使用されない)であったりと、正統的なサンバとして作られた曲ではない。
- 2005年12月31日には、テレビ東京の『年忘れにっぽんの歌』でマツケンサンバシリーズがメドレーで披露された。
- 2006年5月よりパチンコ台「CRマツケンサンバ」が藤商事からリリースされ、全国のパチンコ店に設置された。
- 2006年にはこのシリーズの流れを汲む新曲『マツケンのAWA踊り』がリリースされている。但し、この曲の振り付けは真島ではなくパパイヤ鈴木が手掛けている。
- 作曲者の宮川彬良が出演するNHK教育テレビの番組「クインテット」でも、この曲と童謡「ぶんぶんぶん」とをコラボさせた曲が流れたことがあった。
- 松平は他に『斬って候』や、『マツケンマンボ』『マツケンサンバII音頭』、更に喜納昌吉の『花』なども歌っている。
- テンプレート:要出典
CM曲
- アンドロイドマツケンサンバ-ジャパンケーブルネット(JCN)
マツケンがアンドロイドになり、本編では『笑えて泣ける』ストーリーとなっている。
関連曲
- ファンタスティポ(トラジ・ハイジ。シングルのジャケットデザインがミニアルバム『マツケンサンバII』と類似している)
- ケツメンサンバ(ケツメイシ。シングル「さくら」のカップリング)
- 盆ダンス(橋幸夫)
- ガッツ人生 ワッショイ祭り 〜OK牧場〜(ガッツ石松)
- ムギムギサンバッ!IV(中原小麦〈声優:桃井はるこ〉)
- マイケルンバII(マイケル)
- 飛びます音頭(坂上二郎)
- ハッスル音頭(小川直也)
脚注
関連項目・事項
外部リンク
テンプレート:仮面ライダーシリーズ- ↑ 「『マツケンサンバ3』9・14発売決定!」nikkansports.com、2005年7月20日配信記事。
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 3.0 3.1 テンプレート:Cite news
- ↑ 4.0 4.1 テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news