斎藤晴彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
テンプレート:ActorActress斎藤 晴彦（さいとう はるひこ、1940年7月30日 - 2014年6月27日）は、日本の俳優。東京都出身[1]。
人物・来歴
小劇団「劇団青俳」「発見の会」の団員を経て、1969年「演劇センター68/69」（後の「黒テント」）に定着。活動の中心は小劇場などでの舞台公演である。当初はそれほど認知度もなかったが、1980年代中頃のKDD（現・KDDI）のCM内でクラシックの楽曲の替え歌を披露して注目を集める（これは『クインテット』にも生かされている）。1986年からは、2年間『11PM』のメイン司会を努めた。代表作は『放浪記』の菊田一夫役。
2014年6月27日、自宅付近で倒れ、搬送先の東京都内の病院で心不全のため死去[2]。テンプレート:没年齢。生涯独身であった。
出演
テレビ番組
- 大都会 PARTII（日本テレビ）19話「別件逮捕」 瀬田役
- ピーマン白書（フジテレビ）父親役
- ロボット8ちゃん（フジテレビ）バラバラマン役
- ED主題歌のラストでは毎回違う台詞でぼやいていた。
- バッテンロボ丸（1983年 フジテレビ）サーカスの団長 役
- ペットントン（フジテレビ）畑セロリ役
- 宇宙刑事シャリバン（1983年-1984年、東映）19話 カタリベビースト人間体（神父） 役
- 宇宙刑事シャイダー（1984年）（東映）33話 メリメリ人間体 役
- 11PM（日本テレビ）
- 愛川欽也に代わる水曜日メイン司会者として1986年4月～1988年3月まで出演。
- 妻たちの初体験（日本テレビ）1986年
- お坊っチャマにはわかるまい!(TBS)1986年
- な・ま・い・き盛り(フジテレビ)1986年 樋口修造 役
- さよなら大放送 おもしろ国鉄スペシャル（日本テレビ） 1987年3月31日 - 4月1日
- 鉄道唱歌全曲を歌い切った。
- さすらい刑事旅情編(テレビ朝日)1988年 山波刑事 役
- TVオバケてれもんじゃ（フジテレビ）小俣（ザ・グレート・デンキ）役
- ザ・ベストテン(TBS)
- KDDのCMで使われた「女はカルメン」を歌うが、途中から歌詞を即興し出したため、それまで出ていた歌詞が画面から消された。
- 世にも奇妙な物語
- 「ラッキー小泉」（1991年） - 万年勝造
- 泣きたい夜もある(1993年 毎日放送/TBS)
- 戦国武士の有給休暇（1994年） - 島田良盛
- 七曲署捜査一係'98（日本テレビ）
- いつみても波瀾万丈（日本テレビ）
- クインテット（NHK、スコア役）
- 火曜サスペンス劇場
- 「新任判事補シリーズ」（1994 - 1996年） - 椎田辰蔵
- 「地方記者・立花陽介6」（1995年） - 松下刑事
- 月曜ミステリー劇場
- 「世直し公務員ザ・公証人1」（2002年） - 竜崎弁護士
- 金曜エンタテイメント
- 「おばさんデカ 桜乙女の事件帖」（2000 - 2005年） - 牧村敏明
- スタジオパークからこんにちは（NHK）
- 今夜は最高!（1985年他 日本テレビ）ゲスト 1985年民間放送連盟賞のテレビ娯楽番組部門最優秀賞
映画
- いつか誰かが殺される（1984年）
- いとしのエリー（1987年.東宝）
- 快盗ルビイ（1988年）
- 怪盗ジゴマ 音楽篇（1988年） - 声の出演
- 冬物語（1989年）
- ペエスケ ガタピシ物語（1990年）
- おいしい結婚（1991年）
- 夜逃げ屋本舗（1992年）
- 青空に一番近い場所（1994年）
CM
ラジオドラマ
吹き替え
- フルメタル・ジャケット（ハートマン（R・リー・アーメイ））
舞台
レコード
- 音楽の冗談
著書
- 『斎藤晴彦「音楽」術・モーツァルトの冗談』晶文社 シリーズ「日常術」 1986
- 『クラシック音楽自由自在』晶文社 1991
- 『歌う演劇旅行』晶文社 1997
