大激闘マッドポリス'80

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大激闘マッドポリス'80』(だいげきとうマッドポリスはちじゅう)は、1980(昭和55)年4月8日から7月22日まで日本テレビ系列で毎週火曜日21:00 - 21:54に全16話が放送された、東映製作の刑事ドラマである。なお、続編『特命刑事』を併せると全26話となるが、本項では別作品として扱う。

概要

ストーリー

198X年の日本は、巨大犯罪組織「ジャパンマフィア」が悪逆の限りを尽くす無法地帯と化していた。この巨悪に対抗すべく、警察庁は極秘裏にキャップの八代以下7人の精鋭たちによる特命部隊を新設。この部隊の唯一の使命は「ジャパンマフィア」の壊滅である。命知らずかつ非情な捜査に挑む彼らを、組織は「命知らずの警官=マッドポリス」と呼び恐れ慄いた。

そんなある日、JM最高幹部会議の開催計画をキャッチしたMPは、その日時と場所を突き止めるべく内偵作戦を進めていた。だが、JM最高幹部のひとりである神崎の策略にまんまとはまり、遂には八代が凶弾に倒れてしまう。大黒柱を失ったMPなど敵ではない…。嘲り笑う組織だったが、八代の死は同時に新たなMPキャップ・氷室健一の誕生も意味していた。新たな怒りと使命を胸に、新生・マッドポリスが誕生した!

特徴

「10秒に一発撃ち、一分にひとりの犯人が死ぬ」と銘打ち、架空の特殊部隊「マッドポリス」の超法規的活躍を描いたハードアクションドラマ。ドン・ペンドルトンの『マフィアへの挑戦』シリーズを下敷とし、刑事ドラマといえば完全な1話完結型が主流であった当時において、全話共通となる敵組織の存在を設けるなどの差別化を図られている。“刑事”に相当するマッドポリスの設定も「捜査機関」というよりは「戦闘部隊」としての性格が強く、ストーリーも犯罪捜査よりもマッドポリスとジャパンマフィアという“2大組織”の抗争劇がメインとなっている。

プロデューサーの山口剛は放送当時「通常の方法ではもう限界」、「組織と組織がぶつかり合う時のアクションを重視することから始めた」と語っており、刑事ドラマとしての枠をより柔軟な形で広げる為に活動地域の無国籍化、刑事の設定を特殊セクションという形にすることによって行動パターンの枠を広げる方式によりシナリオ上の無理をスムーズに表現出来るようにしている。これは同枠で放送していた刑事ドラマ『大追跡』で既に採用していた方式であり、ある程度の成功を収めていたが、その基本の部分にさらにジャパンマフィアという全話共通の敵を存在させたことによってよりストイックな形でドラマが進行するというパターンは一般向けのドラマでは当時としては相当な冒険だったと言える。実際に企画時には、それまで日本のTV作品において例のなかった近未来SFアクションとして構想されており、脚本・プロデュース陣の意欲は相当なものであった(ただし完成作品においては、企画時のSF的テイストはほとんど用いられることのないまま終わっている)。[1]

しかし一方で、劇中の激しい暴力描写に拒否反応を起こす視聴者も多く、放送当時は各新聞の投書欄や時事評論雑誌などで問題視されることもしばしばあった[2]。さらに共通の敵という焦点を絞りすぎてしまった結果視聴率も10%台前半を行ったり来たりの状態が続き、最終話「人間狩り」にてやや唐突な形で「ジャパンマフィア」は壊滅。以降は番組タイトルを『特命刑事』へと改め、ソフト路線への方向転換を余儀なくされるなどの不遇を託つこととなったが、2010年12月には東京・日本橋人形町にて放映30周年イベントが開催されるなど、近年では再評価の機運が高まりつつある。なお、一部ではこの前年に同枠で放映されていた人気番組『大都会』を制作下請けの石原プロモーションが一方的に終了させ、テレビ朝日系列にて『西部警察』をスタートさせたことに対する影響を指摘する声もあるが、これについてはプロデューサーの山口剛がイベントの席上で明確に否定している。[3]

設定

企画書における世界観設定

1978年、各都道府県警察に設置された暴力団取締本部のセクト主義に起因する捜査上の障害を除去するため、警察庁は「暴力団対策官制度」と「広域暴力団対策情報センター」を新設。長期的なビジョンで組織暴力の壊滅を図ったが、多様・近代化する組織の根元に届くことは出来ず、最終的にジャパンマフィアの誕生を許してしまった。業を煮やした警察庁長官は、暴力団対策官の中から精鋭を選りすぐり、極秘裏に非合法の戦闘部隊を編成、ジャパンマフィア壊滅作戦を展開するに至った。

マッドポリス(以下「MP」)

「ジャパンマフィア」の壊滅を唯一の目的とした警察庁直轄の特殊部隊
「マッドポリス」とは単なる俗称と思われるが、極秘の超法規チームという性質上、正式名称なども存在しない可能性がある。

氷室健一(演:渡瀬恒彦
八代亡き後のMPを率いる指揮官で、警察大学を卒業したキャリア組(一部資料では「ヒラ巡査」とも)。第2話での会話では、MP所属前は警視庁勤務の刑事だったという。射撃とドライビングテクニックは超一流。頭脳明晰で常に冷静沈着、悪に対しては非情に徹するが、普段はノリのいい性格で、部下の面倒見もいい頼りになるリーダー。愛銃はルガーオートマチックM16アサルトライフル。常にハンチングを着用。愛称は「キャップ」だが、松村からは「旦那」、芹沢からは「大将」と呼ばれる。愛車はサバンナRX-7
松村兵助(演:梅宮辰夫
MPのサブリーダー格で、メンバーのまとめ役。上役に顔が利く為、主に上層部からの情報収集や交渉は彼の役目。愛銃はマグナムリボルバーレミントンショットガン。愛称は「ムラさん」。芹沢からは「兄貴」と呼ばれる。
芹沢末八(演:志賀勝
大阪出身。元マル暴刑事で、「怒らせて死んだ奴が多い」と言われる強面の武闘派。関西弁でまくし立てるのが特徴。至極美女に弱く、それが原因でドジを踏んでしまうことも多い。愛称は「セリさん」。原田からは「先輩」と呼ばれる。
新田吾郎(演:片桐竜次
MPの若手実力派。タフでワイルドだが戦闘中もジョークを欠かさない二枚目半。金庫破り、ピッキングヘリの操縦など特殊技能を持ち、最終話ではサバイバル術にも長ける活躍を見せた。愛称は「ゴロさん」。芹沢からは「兄弟」と呼ばれる。
原田進司(演:中西良太
MP最若手。おしゃべりかつお人好しな性格。主にバイクに乗って敵をなぎ倒す。愛称は「シンジ」だが、芹沢からは「キュウリ」と呼ばれる。
緑川悠子(演:堀川まゆみ
MPの紅一点で容姿端麗、加えて英語も堪能なバイリンガル刑事。潜入で活躍するほか、JMとの戦闘にも率先して参加する勇ましい一面も持つ。メンバー中、最も敵の人質になった回数が多い。愛称は「ユウコ」。
八代浩幸(演:土屋嘉男
#1に登場。MPの初代キャップ。肝の据わった人物でメンバーの信頼も厚いボスであったが、神崎らJMとの戦闘で殉職を遂げた。

本部

ローリング建築設計事務所
MPが本部として使用している、個人事務所を装ったアジト。地下に作戦室、射撃場などが設けられ、武器庫は酒棚にカムフラージュされている。

戦闘服

  1. 5より登場したMPの制服兼戦闘服。デザインは灰地の半袖シャツとパンツで、腕の部分にMPのエンブレムと思われるワッペン(NEW JAPANESE POLICE と書かれている)が付けられている。

ジャパンマフィア(以下「JM」)

日本の組織暴力が幾多の内部抗争と政界との癒着を経て全国統一を成し遂げた、日本最大の犯罪組織。日本全土の犯罪勢力を掌握、海外のマフィアとも提携し、もはや通常の警察力では対処不可能な巨大な地下帝国となった。組織の資金源は強盗・殺人請負・密輸・銃器密売などありとあらゆる犯罪であるが、沖縄の無人島で製造しているヘロインの密売が収益の大半を占めている。幹部の中には、一般社会に潜み民間の優良企業を経営している者、社会的地位の高い者も少なくない。

三田村亮介(演:島田正吾
政界の影のフィクサーにしてJMの絶対的最高権力者。巨大犯罪組織を一代にして築き上げた怪物。セリフは少ないが、口を開いた時の重々しい口調には、威厳と迫力が満ち溢れている。
富樫謙司(演:仲谷昇
地裁判事で、現在は富樫法律事務所を経営する切れ者。三田村の右腕としてJM全体に強大な影響力を持ち、組織幹部ですら「先生」と一目置く存在である。
神崎勝(演:中尾彬
#1に登場。富樫と共に三田村の補佐役を務めるJM最高幹部のひとりで、凄腕の殺し屋。八代を始末するという目的を果たすが、直後に氷室の銃弾を浴び逃走。JM最高幹部会議に辿り着くも、席上で死亡した。
坂本(演:河原崎次郎
#2 に登場。麻薬Gメン主任で、氷室がMPに所属する以前から知る人物であるが、裏の顔はJMのヘロイン密輸部門の"No.1"。その地位を利用し、押収した麻薬を闇市場に流していた。氷室からの「宣戦布告」に応じて劇場で迎え撃つも、返り討ちに遭い死亡。
前島(演:菅貫太郎
#2に登場。前島プロなどを持つ前島組組長、JMのヘロイン密輸部門の"No.1"と繋がりがある人物、その後死亡。
古賀礼次(演:ジョニー大倉
#3 に登場。元自衛隊レンジャー部隊隊員で超一流のスナイパー。JMと政界の癒着を法廷で証言しようとする組織の裏切者・神保の命を狙う。狙撃地点を氷室に見破られ、逆に狙撃され死亡。
石神聖子(演:田口久美
#4 に登場。賭博組織のボスであり、国際的社交界にも幅広い人脈を持つ。MPは彼女を捕らえ、JM創設祝賀特設カジノの開催場所を聞き出そうとするが、JMも警視総監を拉致して彼女との交換を迫った。松村と射ち合いの末、射殺される。
ケイ三好(演:ジャネット八田
#5 に登場。武器密輸組織のボス。表向きは芸能プロダクションの社長で、ラジオのDJも務めるが、その放送を武器密輸暗号通信として使用していた。取引場所をMPに急襲され、氷室とのカーチェイスの果てに崖から転落、爆死した。
植村正樹(演:根上淳
#6に登場。一流企業の東都観光を経営する裏では、JMの影をちらつかせ、会社乗っ取り・吸収を重ねてきたJMへの最大の資金提供者である。無数の人間から恨みを買っている為、ボディーガードに24時間身辺警護させており、神経質で小心な言動が目立つ。MPに命を狙われ、要塞化したマンションに立てこもって迎え撃とうとするも、強固な警備を掻い潜り侵入したMPに射殺される。
高森幸一(演:内田良平
#7に登場。JM資金調達部門の黒幕。配下の山尾グループが銀行強盗や宝石店襲撃で得た金を、JMの地下銀行へ送り込む役割を担っている。MPとの銃撃戦で死亡。
岩崎順一郎(演:玉川伊佐男
#8に登場。政財界の影のフィクサーと言われる大物総会屋。密輸した大量の武器弾薬を私有する美術館の地下金庫に運び込み、それを破壊せんとするMPを迎え撃った。氷室に射殺される。
原(演:江角英
#8に登場。岩崎の秘書。MPが攻めてくるなら下水道からと看破し、松村たちを絶体絶命の危地に追い込むが、単身乗り込んだ氷室に射殺される。
朝倉泰造(演:金子信雄
#9に登場。暴力団東新会会長。関東刑務所に服役中だが、小田島所長と部下の木戸を買収し、獄中から氷室の首に懸賞金を懸け命を狙っていた。氷室の反撃に焦って脱獄しようとしたところを逮捕され、刑期追加の上、網走刑務所に収監される。ナレーションから推測するに、そのまま獄死した模様。
吹上正義(演:名和宏
#10に登場。JM系総会屋の№1。日本最大の商社・栄光商事乗っ取りを画策、社長の木田を殺害し、JMの息のかかった副社長を後釜に据えようとした。女装趣味があり、誘拐した木田を、自らが主催する性倒錯者の秘密パーティーの生贄にしようとしたが、MPの乱入に遭い、氷室に射殺された。
仙波三郎(演:小笠原弘
#11に登場。貿易会社を隠れ蓑に、指名手配中のJM幹部を何人も密出国させた人間密輸のエキスパート。その腕を買われて、偽ドル贋造・密輸出組織の黒幕に抜擢された。組織の作った偽ドルを東南アジアにばらまく役目と引き換えに、沢木を国外逃亡させる取引をする。氷室に射殺される。
沢木和彦(演:椎谷建治
#11に登場。元過激派で連続企業爆破犯。国外逃亡までの間、仙波の仕事を手伝っている。原田を捕らえ薬物で操り、MPに奪われた偽ドルの原版を取り戻させた上で、MPをアジトごと爆殺しようとした。原田に射殺される。
南雲利三郎(演:南原宏治
#12に登場。南雲コンツェルン会長。自社工場内に、誘拐してきた大勢の医療・研究用麻薬製造技術者を監禁し、純度99%のヘロインを精製させていた。氷室に射殺される。
吉崎健三(演:田中浩
#13に登場。吉崎興行社長で現在は服役中。JM設立草創期に、徹底した暴力で対立組織を潰し、JMの日本制覇に大きく貢献した男。MPの活躍で弱体化が目立ってきたJMを立て直すべく、三田村直々の指令で奪回作戦が決行された。傲慢な態度で警察を振り回すが、作戦が失敗して刑務所に逆戻りする途中、正当防衛の名目で松村に射殺される。危険な任務だけを押し付け、手柄は横取りしようとする警察上層部と、目的の為には手段を選ばぬJM双方に対し、MPが見せた意地と反抗心であった。
石坂(演:大木正司
#13に登場。吉崎奪回作戦部隊のリーダー。保守党幹事長・竹田を誘拐し、その身柄と引き換えに吉崎の国外脱出を要求した。険しい山中のアジトに竹田を監禁するも、ハングライダーを駆使した氷室の奇襲により救出され部隊は壊滅。石坂もアジトから脱出する氷室のダンプカーにはねられ即死した。
ヒットチーム
#14に登場。JM幹部会直属の暗殺グループ政治家暴力団組長などJMの利益を損なう人間を次々と葬ってきた。人数、名前は誰も知らない。西山兄弟が狙われたことを知ったMPは、彼らを保護すると同時に、狙ってくるヒットチームを片付けようとしたが、実はその西山兄弟こそがヒットチームであった。
西山幸男、清(演:三上真一郎北見敏之
JMのビル買収に徹底抗戦し、ヒットチームに命を狙われる兄弟実業家。しかしそれは芝居で、MPのアジトに匿われたところで正体を現わし、MPをニトログリセリンで爆殺しようとした。失敗して逃走する途中、氷室の計略でそのニトロを仕掛けた車に乗るよう仕向けられ、逆に爆死する。
勝部(演:松山照夫
ヒットチームの残る一人。松村とは旧知の元針生組の殺し屋。西山兄弟を狙撃する芝居を打ち、MPのアジトに案内させアジトごとMPを壊滅する作戦だった。隠れ家を突き止めた松村を拉致するも、追ってきた氷室に射殺される。
テツ宮路:(演:岩城滉一
#15に登場。「ダンヒル」のコードネームで呼ばれ、世界の要人を暗殺してきた超一流のスナイパー(吸血鬼の息子=ダンピールがその由来)。氷室抹殺の為にJMに雇われた。アメリカ帰りの陽気な無一文の若者を装って悠子に接近し、MPの動向を探りつつ何度も氷室の命を狙う。悠子を人質に取り大井競馬場(劇中では「京浜競馬場」)で決戦に挑むが、原田の機転で計画は失敗し、氷室に手を撃たれ逃走。渋谷歩行者天国の雑踏に紛れ逃れようとしたが、氷室の狙撃により一発で眉間を打ち抜かれる。狙撃手としては氷室の方が一枚上手であったのだ。
西岡竜:(演:浜田晃
#16に登場。JM麻薬精製部門の元締。沖縄の孤島でヘロインを精製する傍ら、JMが誘拐してきた人間を島に放ち、仲間達とマンハント(人間狩り)を楽しんでいた。JMは東京で新田と原田を拉致し、獲物として狩り立てるが、救出に駆けつけたMPに襲撃され、新田によって射殺された。西岡一味の精製工場が破壊されたことにより、JMは麻薬取引の収益を失い、壊滅への道をたどる。

戦闘員

毎回登場し、MPと銃撃戦を繰り広げるJMの末端構成員。黒スーツに黒シャツ、白ネクタイというスタイルが基本だが、回によってネクタイの色が赤などに変わることもある。

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ

『「大激闘」のテーマ』[4]

作曲・編曲:大野雄二、演奏:ユー&エクスプロージョンバンド

フルバンドとストリングス・オーケストラをバックに、数原晋によるハイノート・トランペットのソロ演奏をフィーチャーしたアクション・スコア。

エンディングテーマ

『愁いの街~HOW CAN YOU LOVE THE CITY』

作詞:奈良橋陽子、作曲・編曲・プロデュース:大野雄二、唄:木村昇TALIZMAN)、演奏:ユー&エクスプロージョンバンド

  1. 1・2エンディングでは、『いの街』と誤表記。

放映リスト

話数 サブタイトル 脚本 監督 ジャパンマフィアのエージェントたち・他 視聴率
1 マフィアからの挑戦 永原秀一 関本郁夫 神崎勝(演:中尾彬)、黒川(演:辻萬長)、神崎の愛人(演:原良子)、飯田(河津清三郎)、出光元関山耕司、清水照夫 11.9%
2 No.1抹殺計画 柏原寛司 坂本(演:河原崎次郎)、前島(演:菅貫太郎)、鹿内孝山本昌平遠藤征慈渡辺とく子堀礼文笹入舟作 9.9%
3 狙撃者を撃て 峯尾基三 長谷部安春 古賀礼次(演:ジョニー大倉)、今井健二浜田晃久富惟晴、藤山浩二、渋谷昌道 12.8%
4 切り札は黒いクイーン 山本英明 石神聖子(演:田口久美)、早川雄三内田勝正清水照夫角友司郎 14.0%
5 シンジケートの女 高田純 野田幸男 ケイ三好(演:ジャネット八田)、高樹健二(演:団次朗)、中田博久田島義文町田政則 9.2%
6 殺しの追跡 永原秀一 植村正樹(演:根上淳)、植村の女(演:山口美也子)、原口剛友金敏雄小池雄介 9.6%
7 地下銀行襲撃 宮田雪 村川透 高森幸一(演:内田良平)、山尾(演:曽根晴美)、蛭田(演:山西道広)、早苗(演:根岸とし江)、渋谷昌道青木卓ひとみ麗山本緑 7.6%
8 破壊 柏原寛司 岩崎順一郎(演:玉川伊佐男)、原(演:江角英)、高橋明清水宏重松収 9.1%
9 殺人刑務所 峯尾基三 西村潔 朝倉泰造(演:金子信雄)、小田島所長(演:菅貫太郎)、片岡(演:鹿内孝)、野本(演:石橋雅史)、岸上(演:沖田駿一)、木戸(演:南道郎 9.0%
10 処刑儀式 高田 純 野田幸男 吹上正義(演:名和広)、平山(演:小林勝彦)、木田(演:嵯峨善兵)、福本清三秋野陽介、団巌、佐山副社長(演:加藤和夫 15.8%
11 爆殺マシーン 宮田雪 仙波三郎(演:小笠原弘)、沢木和彦(演:椎谷建治)、亀山達也、黒崎(演:桑山正一)、町田政則 10.6%
12 潜行大作戦 峯尾基三 長谷部安春 南雲利三郎(演:南原宏治)、小田切(演:八名信夫)、唐沢(演:黒部進)、吉良冬太 13.5%
13 スカイライダー大作戦 永原秀一 吉崎健三(演:田中浩)、竹田俊作(演:野口元夫)、石坂(演:大木正司)、米倉警視庁刑事局長(演:船戸順)、服部刑務所長(演:相馬剛三)、玉村駿太郎 8.6%
14 ハンター・キラー 柏原寛司 田中秀夫 西山幸男(演:三上真一郎)、西山清(演:北見敏之)、勝部(演:松山照夫)、たこ八郎藤山浩二、渋谷昌道 8.2%
15 005便で来たスナイパー 高田純 テツ宮路(演:岩城滉一)、久遠利三ユセフ・オスマン須賀良山中健次 11.8%
16 人間狩り 峯尾基三 舛田利雄 西岡竜(演:浜田晃)、江尻(演:中田博久)、成瀬正清水昭博、友金敏雄 13.8%

補足

  • 唐沢寿明は自伝『ふたり』の中で、東映アクションクラブ時代、本作にオカマ役で出演したと記述しているが、恐らく#10「処刑儀式」におけるゲイの秘密パーティーシーンであると思われる。
  • 番組の立ち上げ当初は「大激突」というタイトルが決定していたが(初期作品の台本には「大激突」と印刷されたものも存在する)、衝突事故を連想させるとの理由からスポンサーである東洋工業(現:マツダ)が難色を示し、「大激闘」に変更されたと当時の新聞で報じられている。この他、企画段階では「スーパー・コップ'80」「マッド・コップ'80」などのタイトル案が提示されていた。

脚注

  1. 活檄プロダクション「映画時代」第2号/柏原寛司×山口剛インタビューより
  2. 東京新聞 昭和55年5月28日付、創出版月刊創」昭和55年8月号など
  3. 活檄プロダクション「映画時代」第5号
  4. 日本テレビ太田総理』の証人喚問のコーナー(コーナー初回:2007年12月25日)、及びフジテレビ爆笑大日本アカン警察』(初回:2009年12月28日(単発番組)、2011年4月24日(レギュラー放送))のテーマ曲としても使用されている。

関連項目

テンプレート:日本テレビ火曜9時枠の連続ドラマ