上岡龍太郎にはダマされないぞ!

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組上岡龍太郎にはダマされないぞ!』(かみおかりゅうたろうにはダマされないぞ)は、1990年10月7日から1996年10月6日までフジテレビ系列で毎週日曜日12:00 - 13:00に放送されていたバラエティ番組で、上岡龍太郎冠番組である。略称は「上ダマ」(かみだま)。

概要

1990年2月4日に『上岡龍太郎のもうダマされないぞ!』として放送を開始し、同年10月7日放送分をもって『上岡龍太郎にはダマされないぞ!』に改題した。制作は渡辺プロダクションが担当。

出演者

総合司会

サブ司会

男性
  • 山田雅人(1990年2月 - 1994年12月)
  • 恵俊彰(1995年1月 - 終了まで、レギュラーから昇格)
女性

コント

レギュラー

エピソード

  • 番組の中で有賀が「旧中山道(きゅうなかせんどう)」を「いちにちじゅうやまみち」と読んだ人物[1]の話題を紹介した際、有賀自身もこの読み方を知らず、「きゅうちゅうさんどう」と読んでしまい、上岡ら出演者にツッコまれるという事態に発展した。さらにその後、その回の放送にゲスト出演していた高田文夫が自身のラジオ番組等いろんな所でこの話をネタにしていたが、共演していた中山秀征を含め世間では現在でも「有賀が『いちにちじゅうやまみち』と読んだ」と曲解されている。
  • テレビ朝日の番組の生放送中に、「味の素事件」を起こしたやしきたかじんがゲスト出演する際に、たかじんと旧知の仲である上岡のアイディアで、セットに「味の素」を敷き詰めた[2]
  • 1995年の夏、『FNSの日1億2500万人の超夢列島〜そのうちなんとか…23時間』の中の企画として上岡とそのまんま東トミーズ雅、そしてフジテレビアナウンサーとして史上初めてのフルマラソン挑戦となる武田祐子木佐彩子の5人がゴールドコースト (クイーンズランド州)マラソンに挑んだ。番組の中で、全員がマラソンを完走できるかで上岡と大竹まことが賭けを行い、結果は全員が完走かつ自己ベストタイム更新のオマケ付きで、大竹は番組内で丸坊主になってしまった。当然、実況担当でこのマラソン中継が『FNSの日』での本格的デビューとなった三宅正治にとっては知らない出来事であった。
  • 同年、当番組枠内でMLB移籍1年目の野茂英雄(当時ロサンゼルス・ドジャース)の登板試合を衛星生中継で放送したことがあったが、現地の放送局のカメラが同試合を現地乗り込みでフジテレビと並列放送していたNHKBS1で放送)の特設放送席を映し出した上、NHKの実況音声が当番組内で流れてしまい、慌てて映像がフジテレビのスタジオにスイッチングされるというハプニングもあった。その際上岡は「この番組は、フジテレビがお送りしております!」とアクセントを強めて視聴者にアピールしていた。この回は、本来なら未ネットの東海テレビにも同時ネットされた。その代わり、三重テレビがこの回の放送を休止し、別番組に差し替えていた。
  • 上岡の持ち味でもある筋を通す性格と話芸は、心霊現象についての特集にて織田無道を呼んだ際に、大槻義彦、大竹まことと共に、乱闘寸前の討論になった。上岡は過去に『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)において激怒した際はその後、収録中であっても退席した経緯があり、その前歴を踏まえると番組が成り立つか危うい雰囲気ではあったが、この時はゲストコメンテーターだったデーモン閣下が過熱した出演者各々の意見を冷静に取りまとめつつ番組進行としての調整も行い放送された。テンプレート:Main
  • この他1993年に、当時建設省が治水活動を目的として、細川ふみえがびしょ濡れの姿で映ったキャンペーンポスターに対し、卑猥だと抗議をした社会党の女性議員に対し、上岡が「どこが卑猥や!お前らみたいなんがおるから、社会党はロクなヤツがおらんのや!」と激怒し、番組途中からこの話題のみで押し切られたこともあった。
  • オープニングトークの後のゲストを交えての座りトークにはコーナー名が付いていなかったが、番組のタイトルが『もうダマされないぞ!』から『上岡龍太郎にはダマされないぞ!』に変更された後の1回目だけ「へりくつショー」というコーナー名がついていた。この回に限り、有賀が冒頭で「へりくつショー!」とタイトルコールをしてコーナーが始まったが、翌週からはそれもしなくなった。
  • 1992年には、上岡龍太郎&有賀さつきでCD「愛がきらめく時」をリリースしている。
  • この番組は、1996年春に放送された番組対抗特番である『FNS超テレビの祭典』で優勝した。

主題歌

ネット局に関する備考

  • 東海テレビ関西テレビではネットされておらず、関西地区ではKBS京都およびサンテレビなどのUHF局が遅れネットで放送していた。1994年夏ごろからは、東海地方での初放映として、三重テレビでも遅れネットで放送されていた。ちなみに関西地区においてはこの時間帯は関西テレビのローカル枠で、同じく上岡が司会を務める『花の新婚!カンピューター作戦』が放送されていた。
  • 北海道文化放送では、放送開始当初は日曜14時からの遅れネットだったが、1992年10月頃から同時刻ネットとなった。その後、1995年9月をもって打ち切られ、『北の国から』の再放送に差し替えられている。

脚注

  1. 直接は言及していないが、日本テレビのアナウンサーと取れる表現だった。
  2. 「追悼!やしきたかじん 追悼ってなめとんか!やしきたかじんを全部しゃべり倒したらぁ~SP!!(関西テレビ 2014年2月8日放送分)」より

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