ジャスト (情報番組)
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『ジャスト』(英称:JUST)は、1998年9月28日から2005年3月25日まで、TBS系列にて平日午後に生放送された生活情報番組。全1630回。
目次
概要
2年ぶりに復活した芸能ニュースや、最新のファッションやトレンド、有名人やセレブリティの密着リポートやインタビューなどを放送。同じ生活情報でも実用性のある『はなまるマーケット』や『ベストタイム』と一線を画す内容で差別化された。
番組タイトルロゴ・テーマ音楽は、スタートから最終回まで全て変わらず使用していた。
2005年のTBS平日ワイド大改編に伴い、整理番組の対象となり終了した。
TBSビデオ問題を発端に、TBSは「ワイドショー撤退」と同時に芸能ニュースからも手を引いたが、『ブロードキャスター』のお父さんのためのワイドショー講座のみ芸能ニュースを伝えていた[1]。
本番組開始前の1998年9月11日の『毎日新聞』にTBSの芸能ニュースに関するガイドラインが掲載されており、「芸能リポーターは設けない、プライバシー侵害・興味本位だと批判の多い事件物や芸能ネタは取り上げない、事件の場合は報道局が担当しアナウンサーが伝える、それほど大きいニュースがない時には生放送に固執しない」という方針を示していた。なお、芸能リポーターではなく「芸能デスク」を稲垣吉昭が務め、必要に応じてスタジオで解説を行った。
放送時間
番組開始 - 2002年3月下旬 14:00 - 15:55
2002年3月下旬 - 番組終了 14:00 - 15:50[2]
ネット状況
- 基本的にTBS系列で放送していたが、テレビ山口は当初フジテレビ制作『ビッグトゥデイ』→『2時のホント』を同時ネットしており、本番組が放送できなかった[3]。2000年3月31日の『2時のホント』の終了を機にフジテレビの同時ネットから離脱、翌4月3日から本番組の同時ネットを開始した。これにより、JNN28局全て放送されるようになった。
- 前番組『情報もぎたてサラダ』では14時台が任意ネットとしていたが、本番組では15時台が任意ネットとなった。青森テレビや毎日放送、テレビ山口のように14:55(後に14:50)で飛び降りていた局もあった。
出演者
司会・ニュースコーナー担当
期間 | 総合司会 | メインパーソナリティー | ニュースコーナー | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
月・火 | 水 - 金 | 月・火 | 水 | 木・金 | |||
1998.9.28 | 2000.3.31 | 三雲孝江 | 土井敏之1 | 安住紳一郎1 | 戸田恵美子1 | 長峰由紀1・3 | |
2000.4.3 | 2002.9.27 | 堀井美香 | |||||
2002.9.30 | 2003.3.28 | 小川知子4 | |||||
2003.3.31 | 2005.3.25 | 藤森祥平2 | 岡田泰典 | 柴田秀一5 | 岡田泰典 | ||
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夕刊まわし読み担当
- パックンマックン(1998.11 - 2005.3)
コメンテーター
- 岡田可愛(月曜)
- 水沼貴史(月曜)
- ヨネスケ(月曜隔週、「よろずヨネスケ」も担当)
- 四方義朗(火曜)
- 北原照久(水曜)
- 安藤和津(水曜)
- 山口良一(水曜、「お助け大作戦」も担当)
- きよ彦(木曜)
- 清水由貴子(木曜)
- 高見恭子(木曜ほか)
- ピーコ(金曜)[4]
リポーター・コーナー担当
- 林マヤ
- ごあきうえ(林マヤとともに木曜日「リメイク隊」コーナー)
- おすぎ(最終金曜日の「シネマサロン」コーナー)
- グレートチキンパワーズ(月曜日の「あの街に住みたい」コーナー)
- アンジャッシュ(月曜日の「あの街に住みたい」「貧乏時代の晩餐」コーナー)
- 佐藤文康(TBSアナウンサー。「ジャストキャッチ」コーナー)
- ミスターちん(「ミスターちんの珍邸豪邸 お宅訪問」コーナー)
- 杉本彩(火曜日の「マダムに会いたい」コーナー・初代)
- 木之内美穂(火曜日の「マダムに会いたい」コーナー・二代目、同じ日の「芸能人マル秘子育て」も担当したことがある)
- 沢田美香
- 林家きく姫(金曜日の「晩ごはん(きく姫の!それいけ晩ごはん)」コーナー・初代)
- 安井まみ子(金曜日の「晩ごはん(やすいの!GOGO晩ごはん)」コーナー・2代目)
- 向井政生(月曜日の「亭主改造計画」コーナー)
- 高橋真美(木曜日の「亭主改造計画」コーナー)
- オセロ(金曜日の「亭主改造計画」コーナー・初代)
- ジッパー(金曜日の「亭主改造計画」コーナー・2代目)
- 北陽(金曜日の「亭主改造計画」コーナー・3代目)
- アン☆ドゥ(水曜日の「街で噂の流行モノ」コーナー)
スタジオセット
- 初代:1998.09.28 - 2003.09.26
- 2代目:2003.09.29 - 2005.03.25
2代目もテーブルは同様のものを使用。
主な内容
- 毎日、番組オープニングからの30分ほどに放送していたコーナー
- 芸能情報
- 夕刊まわしYOMI(芸能情報の続き、という位置)
- ザ・ジャストテン(最後の半年に毎日放送していた日替わりランキングコーナー)
- ニュース
- 曜日ごとに放送されていたり、不定期に放送されていたコーナー
- マダムに会いたい
- 芸能人マル秘子育て(火曜日)
- 辛口ピーコのファッションチェック(金曜日)
- 亭主改造計画(ほぼ毎日)
- アキラがゆく!
- なんでもランキング(木曜日)
- 愛の脱ギャル応援隊
- お買い物クィーンを探せ!
- お部屋改造計画
- 奥様スターに変身
- 街で噂の流行モノ(水曜日)
- ほかに林マヤ&きよ彦によるコーナーが開始以来続いた(後にきよ彦からごあきうえに交替、その後林マヤのみに)。
備考
三雲は2004年9月まで土曜日夜の『ブロードキャスター』と兼任で本番組を担当していたが、帯番組である本番組に専念するために同時期に『ブロードキャスター』を降板した。なお、兼任時は『ブロードキャスター』側の方針により、三雲はそちら番組の休止に合わせて本番組を休む形をとっていた。
最終回のエンディングでは、土井がゲスト出演した。また、安住が泣きだし、挨拶の際に「ほら、泣かない泣かない。最後に有終の美だよ」と三雲に、ティッシュで安住の涙を拭きながら慰められた。しかし、その後「この時間帯の情報番組の司会として戻ってきます」と言いながら安住は大泣きしてしまった。それに対し三雲は「おばさん代表として」と言って「戻ってきます」と言っている。安住の大泣きからゲスト陣も目に涙を浮かべ始めたが、三雲は泣かずに「泣かない泣かない笑顔で」と言って慰め続けた。三雲は「安住さんはホント腹黒くなくて、いい人です」と言って笑いを誘った。
安住は本番組がこれまで出演していた番組の中で一番思い入れのある番組だとしており、打ち切りが決定した時は大ショックだったという。本番組終了後、帯番組は一切担当したことがない。
本番組終了から4年後の2009年春、時間帯は違えど、『情報7days ニュースキャスター』で、三雲・安住は再び共演している(三雲はコメンテーター、安住は総合司会。同年1月から三雲は不定期出演していた)。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:平日午後のワイドショー- ↑ 『ブロードキャスター』は社会情報局が制作するワイドショーと分類されたが、社会情報局から報道局制作に移行することとなり番組は存続した
- ↑ ゴールデンタイムの19時台の番組の開始時刻が18:55となった関係で、それまでの番組枠が5分ずつ繰り上がったことによる。
- ↑ 同局は過去にフジテレビ系列(FNS)にも(クロスネットとして)加盟しており、開局以来当該枠は『3時のあなた』からフジテレビ制作平日午後のワイドショーを同時ネットしていた。
- ↑ 2000年4月から出演開始(ピーコは『スーパーワイド』以来の同枠復帰)。同年3月までは裏番組だった『2時のホント』(フジテレビ系列)に出演していた。本番組終了後、裏番組だった『F2スマイル』(同じくフジテレビ系列。一部地域のみ)に出演開始した。