北陽

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テンプレート:Infobox お笑いコンビ 北陽(ほくよう)は、日本の女性お笑いコンビ。所属事務所プロダクション人力舎

メンバー

  • ボケ担当。長身で常軌を逸した配役もいとわない。
  • ツッコミ担当(だが、彼女がツッコミであることはあまり知られていない)。虻川と異なり小柄。端正な顔立ちの美形ながら虻川に均衡を取って、女性には難しい番組企画にも挑戦している。近年はぽっちゃりキャラになりつつある。

概要

コンビ名の由来は2人の母校、埼玉県立久喜北陽高等学校の校名から。元々は「北陽/s」というコンビ名だったが、後に「北陽」に改名し現在に至る。発音のアクセントは、旧コンビ名時代の名残か「ほ」に置かれることが多いが、本人らは「く」において呼んでいるようだ[1]

同校ソフトボール部のチームメートだったのが出会い。卒業後、2人で劇団鳥獣戯画に入団するが、虻川が退団してスクールJCA(人力舎のお笑い芸人養成所)に入学。およそ1年後に改めて相方として伊藤を誘い、1995年にコンビ結成。スクールJCA出身でないおぎやはぎとデビュー時期が近い。

行き詰まりを感じて1998年頃に約1年間休業するが、復帰すると初期の『爆笑オンエアバトル』などで注目を集めるようになる。同番組に第1回収録から出場し、その日の放送で初オンエアを獲得。オンエアバトルでは数少ない女性芸人のオンエア獲得者第1号であり、女性芸人初のチャンピオン大会進出者でもある。通算戦績は9戦8勝。

1999年、『続・ボキャブラ天国スペシャル』のキャブラーを目指す若手芸人登場のコーナーに出演したが、キャブラーになれずじまいであった。

2000年に『新しい波8』(フジテレビ)に出演し、この番組の出演者であるキングコングロバートドランクドラゴンインパルスとともに同局『はねるのトびら』のレギュラーに抜擢される。実はこの面子の中では一番先輩である。

おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様』では虻川がA様(成功者)を、伊藤がB様(失敗者)を演じるサイレントドラマが人気だった。

コンビだけでなくピンの仕事も多い。特に虻川は単独でバラエティ番組のゲスト出演、ドラマ出演、CMなどの活動をこなす。

事務所(=人力舎)によってネタ番組への出演を止められていることをテレビで明かしている。理由はイメージダウンに繋がるとのことで、2005年に『うたばん』で久々にTVでコントを披露した。最近ではごくまれにライブに出ている。

エピソード

  • 一時期オセロと比較され「ポスト・オセロ」「関東のオセロ」との呼び声があった。ちなみに北陽が亭主改造計画のレポーターを努めた「ジャスト」では、オセロが第1号レポーターを務めていた。
  • 2006年12月25日の『SMAP×SMAP』の人気コーナー「BISTRO SMAP」にはねトびメンバーとして出演した際、勝者のチームのごほうびである「おいしいキス」をメンバー代表で行い、伊藤が稲垣吾郎に、虻川が木村拓哉にそれぞれキスをした。しかし勝利のキスを誰にするかをオーナー役である中居正広が決めていた時、既に虻川は乗り気だったのか、口の周りをなめていた。そして虻川が木村においしいキスをする時、他のメンバーであるキングコング、ロバート、ドランクドラゴン、インパルスからは「これは罰ゲームに等しいかも」と言っていた。

レギュラー番組

過去に出演した番組・作品

テレビ

後枠のうっちゃり宣言キング・サブにもゲスト出演。

ラジオ

TVドラマ

映画

CM

インターネット

  • 北陽のYOUがCANできるならDOしちゃいなッ!(楽天ICHIBA

アニメ(声の出演)

ゲーム

ビデオ

  • 初単独ライブビデオ 胸キュンキック (VHS)
  • はねるのトびら I・II・III・IV
  • おしごと体験バラエティ〜北陽の「なりたい!」(2004年8月発売 DVD)
  • 地上波で出来ないTV DVDスペシャル(2005年10月)
  • おぎやはぎ&北陽 ダック引越劇場(2007年5月 DVD 全2巻)

書籍

  • 北陽のバッチ恋よ!!(2003年11月発売 ISBN 9784594042394)

注釈

  1. 2008年9月19日『爆笑オンエアバトル』出演時

関連項目

外部リンク

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