おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様
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『おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様』(おすぎとピーコのかねもちエーさまびんぼうビーさま)は、2002年10月1日から2004年9月29日まで日本テレビ系列局で放送された日本テレビ製作のバラエティ番組。
概要
毎回事業に成功した者の例と失敗した者の例を収めた再現VTRを放送し、それを元におすぎとピーコと羽鳥慎一がその日のゲストとともにトークを繰り広げていた番組である。しかし、トークタイム中に彼らが交わす話の内容は、各回でテーマに取り上げる事業とはあまり関係の無いものが多かった。成功者「A様」の役は北陽の虻川美穂子が、失敗者「B様」の役は同じく北陽の伊藤さおりが演じていた。この2人がVTRの中でマネキン人形を相手にサイレントドラマを演じていた。
この番組は、放送開始から1年半は日本テレビ系全国ネットの深夜番組放送枠『夜は別バラ22:54』火曜の番組として放送されていたが、2004年4月に同枠が『夜は別バラ』と名を改めるのを機に同枠水曜へ移動、以後半年間は放送され続けたが、同枠がさらに『しんバラ』へとリニューアルするのに合わせて終了した。
番組の終了後、2004年9月30日と2005年1月6日に『金持ちA様×億億億億年収一億円とお見合いするぞー!スペシャル』という特別番組がゴールデンタイムに放送された。しかし、この特番の内容はまさにタイトルが示す通りのもので、レギュラー番組の頃の内容とはほぼ関係の無いものであった。その後、同特番は『金のA様×銀のA様』と題してレギュラー番組化し、2005年4月28日から2006年6月22日まで放送された。
放送時間
時刻はいずれもJST。
- 毎週火曜 22:54 - 23:24 (『夜は別バラ22:54』火曜、2002年10月 - 2004年3月)
- 毎週水曜 23:40 - 24:10 (『夜は別バラ』水曜、2004年4月 - 2004年9月)
出演者
- おすぎ
- 博士役で出演。同じく博士役を務めたピーコは実の双子の兄である。
- ピーコ
- 博士役で出演。同じく博士役を務めたおすぎは実の双子の弟である。
- 羽鳥慎一(当時日本テレビアナウンサー)
- 助手役で出演。番組の進行を主に担当していた。
- 虻川美穂子(北陽)
- 再現VTRで事業成功者「A様」の役を担当。
- 伊藤さおり(北陽)
- 再現VTRで事業失敗者「B様」の役を担当。
スタッフ
- 構成 - 山根真吾/海老克哉、カニリカ、石原健次、桝本壮志、保谷大太、マツピロ、大井洋一
- ナレーター - 宗矢樹頼、高乃麗
- TM - 伊東聡、福王寺貴之
- 美術 - 小野寺一幸、林健一、栗原純二
- 音効 - 高取謙
- TK - 塚越倫子
- AP - 木村優子
- 美術協力 - 日テレアート
- リサーチプロデューサー - 内藤智子、小杉美香、野村直子
- 技術協力 - ヌーベルバーグ、スタジオヴェルト
- 取材協力 - アガサス、フォーミュレーション、スコープ、ノマド
- 広報 - 立柗典子
- 調査 - 白石大海
- デスク - 中村有香
- スーパーバイザー - 谷口秀一
- 演出補 - 石坂完爾
- ディレクター - 岡田直也、笠原裕志、持田順也、高野透矢、中山準士、深沢博信、藤森和彦、渡部元晴
- 演出 - 川本賢一郎、磯和伸明、奥村竜、神山祐人、浦田祐一郎
- 企画・演出 - 東井文太
- プロデューサー - 磯野太(2002年10月 - 12月、2004年1月 - 9月)、竹内尊実(2003年1月 - 12月)/阿河朋子(えすと)、小川潔・和田隆・小坂真由美(創輝)、尾崎正浩(いまじん)
- チーフプロデューサー - 桜田和之、梅原幹
- 制作協力 - えすと、創輝、いまじん
- 製作著作 - 日本テレビ
関連書籍
- 金持ちA様×貧乏B様 〜成功の気づき方〜 (2003年7月発売、日本テレビ放送網、ISBN 978-4820398578)
- 金持ちA様×貧乏B様 2 (2004年7月発売、日本テレビ放送網、ISBN 978-4820398967)