インパルス (お笑いコンビ)

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テンプレート:Infobox お笑いコンビ インパルスは、日本お笑いコンビ吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属。コンビ名の由来は、1998年のコンビ結成当時に堤下が乗っていたオートバイスズキ・GSX400インパルス)の名前から。

メンバー

堤下敦(つつみしたあつし、1977年9月9日 - )

神奈川県横浜市出身。RhマイナスのB型、干支は巳年、星座は乙女座、身長174cm、体重98kg。ツッコミ(たまにボケ)担当。

板倉俊之(いたくら としゆき、1978年1月30日 - )

兵庫県宝塚市生まれ、埼玉県志木市で育つ。B型、干支は午年、星座は水瓶座、身長168cm、体重48kg。ボケ(たまにツッコミ)担当。ピンでも活動している。

略歴・概要

  • 東京NSCの4期生。1998年12月に「インパルス」を結成。同期にはロバート森三中らがいる。
  • お笑いブーム到来の数年前から活躍しており、2003年に「エンタの神様」に出演して頭角を現す。2005年にレギュラー番組「はねトび」がゴールデン進出に成功して大人気を博したこともあって本格的にブレイク。現在は双方がピンで活躍することも多い。
  • コンビ揃って歌が上手く、歌うまでは準決勝まで残ったことがある。
  • ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円」には番組初回(2005年1月3日)に出場し、初挑戦ながら見事チャレンジ成功を成し遂げ番組初の100万円獲得者となった。更に同年4月5日の放送回にも出場し何とここでもチャレンジ成功・100万円獲得を成し遂げ番組史上初の2連覇(2回連続100万円獲得)を達成した。尚、同番組内で2連覇を達成した事のある芸人は彼らと劇団ひとりアンガールズバナナマンの4組のみである[1]。その後もイロモネアには出場を重ねるもののしばらく調子を落とし100万円獲得から遠ざかっていたが、2012年3月29日の放送内にて約7年振りにチャレンジ成功を果たし、通算3度目の100万円獲得を果たした。尚、同番組内で100万円を3度獲得している芸人は彼らと劇団ひとり、田中卓志(アンガールズ)、バナナマンの4組のみである。
  • キングオブコント2009では初の決勝進出。1stラウンドを6位で折り返すものの、2ndラウンドで代表作「乙女心を持った警官」を披露し,全体で2位の「868点」を獲得。結果は4位。2011年、決勝進出組に返り咲く。優勝候補の呼び声が高かったが4位に終わる。板倉は優勝したロバートについて「1本目の点数に本気でムカついた」と語り、笑いを取った。また、多くの芸人が司会のダウンタウンから話を振られてしどろもどろになるなか、堤下は松本人志に「豚はどう思う?」と3度振られ、3度とも即座に的確なツッコみを返して笑いを取った。
  • 上記のようにキングオブコントで2度決勝に進出しており、且つ2000年代前半には「エンタの神様」などのネタ番組でコントを多く披露している事から「コント師」の印象が強いが、結成初期には漫才も披露していた。
    • M-1グランプリには2002年・2003年に出場し、見事2年連続で準決勝進出を果たしている。
    • 爆笑オンエアバトルでも2002年11月23日放送回に出場した際、漫才を披露(ネタは「携帯の会社を作る」)しており、465KBを獲得してトップ通過を果たしている。しかし、2003年3月1日放送回では同じく漫才を披露するも、結果は409KBながら6位でオフエアとなってしまった[2]。また、この負けが響いてしまい、インパルスは年間4勝(「チャンピオン大会」出場条件)目を獲得する事が出来ず、この年のチャンピオン大会に出場できなかった。因みにこの年のインパルスは敗退を喫するこの回まで3回連続でトップ通過を果たすなど(その内2回はオーバー500を記録)非常に好調であり、もしこの日オンエアされていたら合計KBは1892KBに達しており、年間ランキング8位辺りに相当していた。
  • 2003~2004年から始まったお笑いブームの波に乗ってブレイクしたが、意外な事にテレビ朝日系列で放送されていた「笑いの金メダル」には一度も出演経験が無かった[3]

主なネタ

ヨハン
板倉演じる「しみず かずたか」という人物が何かしらのトラブル(キセル乗り、立ちションなど)を引き起こし、そのことについて堤下(板倉の設定に応じて駅員や家の住人など)が質問していくが、それに対して板倉は、「名前は?」と聞かれたら「ヨハン・リーベルト」と答え、「年齢は?」と聞かれたら「私に年齢という概念はない」など、無茶苦茶な返答をし、堤下が机を叩いたり、犬が吠えたりすればキチンと答える、というパターンで繰り広げられるコント。
ちなみに、「ヨハン・リーベルト」とは板倉の愛読している漫画『MONSTER』の登場人物。
女心
板倉演じる何かしらの暗い過去を持った女性に、堤下が振り回されるというコント。ちなみに板倉の職業はウエイトレスや保育園の園長などで場合によっては板倉はで警官だという場合もある。

出演作品

過去の出演作品

テレビ番組

テレビドラマ

映画

ラジオ番組

CM

DVD・ビデオ

  • 「はねるのトびら」
  • 「はねるのトびらII」
  • 「はねるのトびらIII」
  • 「はねるのトびらIV」
  • 「おちゃらけソーセージ」(単独ライブ)
  • 「球根」(単独ライブ)
  • 「球根2」(単独ライブ)
  • 「非売よしもと本物流」レンタル専用。HMVでも販売あり。
    • 2005年7月号・赤版には板倉主演ショートムービー「THE ZOMBIE TEACHERRRR」
    • 2005年8月号・赤版には板倉監督・主演ショートムービー「囚人29号」を収録。
    • 2005年10月号・赤版「デブだらけの大運動会」
    • 2005年12月号・赤版「デブだらけの大忘年会」では板倉が司会・堤下が競技者
    • 2006年3月号・赤版「芸人の休日のススメ」板倉の部屋に芸人が集まり、板倉の考えた「芸人人生ゲーム」で盛り上がる。
    • 2006年6月号・青版「デブだらけの氷上運動会」
  • 「村雨~むらさめ~」(単独ライブ)
  • 「地下室」(単独ライブ)

写真集

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 余談だが、4組全員所属事務所が違う(インパルス=吉本興業、劇団ひとり=太田プロダクション、アンガールズ=ワタナベエンターテインメント、バナナマン=ホリプロコム)。
  2. この日はこの年の通常回最後の放送であり、年間4勝を狙う芸人が多くひしめき合っていた事も原因だったと言える。現にこの日オンエアを獲得したアルファルファ江戸むらさきブラザースチュートリアルの4組は全員年間4勝を獲得しチャンピオン大会へと進出している。(因みに5位のチュートリアルは461KBであり、インパルスとはおよそ玉13個分もの差があった。)
  3. 但し、レギュラー放送開始前の笑金の前身番組である『お笑いPRIDE!頂上決戦スペシャル』には出演しており、そこで優勝も果たしている。

関連項目

外部リンク

テンプレート:キングオブコント2009 テンプレート:キングオブコント2011