ゲーメスト大賞

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ゲーメスト大賞(ゲーメストたいしょう)は雑誌『ゲーメスト』誌上で行われた企画で、1年に1度、その年に発売されたアーケードゲームのうち最も優れたものを、読者の投票によって選出するというものである。

大賞のほか、さまざまな部門賞も存在した。

新声社倒産に伴うゲーメスト廃刊により、12回で終了。

ゲーメスト大賞が実施される前年の1986年に、「ゲーメスト・オブ・ザ・イヤー」という名称で編集部による選出で各賞が授与されている。便宜上、その回を第0回として以下に記載する。

歴代受賞作一覧

第0回(1986年)

金賞[1]
  • 該当作なし
銀賞[1]
よく練ったで賞[1]
派手で賞[1]
七光で賞[1]
AV賞[1]
雰囲気で賞[1]
気分爽快で賞[1]
FX賞[1]

第1回(1987年)

ゲーメスト大賞[2]
ベストエンディング賞[2]
ベスト音声合成賞[2]
ベストグラフィック賞[2]

第2回(1988年)

ゲーメスト大賞[3]
ベストエンディング賞[3]
ベストシューティング賞[3]
ベストVGM賞[3]
ベストグラフィック賞[3]

第3回(1989年)

ゲーメスト大賞[4]
ベストアクション賞[4]
ベストシューティング賞[4]
ベスト演出賞[4]
ベストグラフィック賞[4]
ベストVGM賞[4]

第4回(1990年)

ゲーメスト大賞[5]
ベストアクション賞[5]
ベストシューティング賞[5]
ベスト演出賞[5]
ベストグラフィック賞[5]
ベストVGM賞[5]

第5回(1991年)

ゲーメスト大賞[6]
ベストアクション賞[6]
ベストシューティング賞[6]
ベスト演出賞[6]
ベストグラフィック賞[6]
ベストVGM賞[6]

第6回(1992年)

ゲーメスト大賞[7]
ベストアクション賞[7]
ベストシューティング賞[7]
ベスト演出賞[7]
ベストグラフィック賞[7]
ベストVGM賞[7]

第7回(1993年)

ゲーメスト大賞[8]
ベストアクション賞[8]
ベストシューティング賞[8]
ベスト対戦格闘賞[8]
ベスト演出賞[8]
ベストグラフィック賞[8]
ベストVGM賞[8]

第8回(1994年)

ゲーメスト大賞[9]
ベストアクション賞[9]
ベストシューティング賞[9]
ベスト対戦格闘賞[9]
ベスト演出賞[9]
ベストグラフィック賞[9]
ベストVGM賞[9]

第9回(1995年)

ゲーメスト大賞[10]
ベストアクション賞[10]
ベストシューティング賞[10]
ベスト対戦格闘賞[10]
ベスト演出賞[10]
ベストグラフィック賞[10]
ベストVGM賞[10]

第10回(1996年)

ゲーメスト大賞[11]
ベストアクション賞[11]
ベストシューティング賞[11]
ベスト対戦格闘賞[11]
ベスト演出賞[11]
ベストグラフィック賞[11]
ベストVGM賞[11]

その他

ゲーメストの読者による投票のため、マニア人気の高いものが選出されやすく、必ずしもその年に登場したゲームの中でヒットしたものや、斬新なものが選ばれるわけではない。バーチャファイタービートマニア電車でGO!ダンスダンスレボリューションといった一般を広く巻き込んでヒットした斬新なゲームが大賞を逃したことから、1994年、1995年、1997年の大賞受賞作については疑問視する声も掲載された。

また、店の売り上げ(インカム)との開きがあるケースもある。例を挙げるとサイキックフォース2012はゲーム自体の人気は高かったが、基板の構造上の問題で故障が頻繁に発生する為、店舗からの撤去が早かった作品であり。また、ダライアス、グラディウスは人気はあったが、店としては長時間プレイが多くあまり評価は高くなかったゲームといえるだろう。しかしテトリス以降は店のインカムとの開きは少なくなっている。

一方で石井ぜんじ編集長はあくまでも読者投票によるもので、ゲーメスト大賞を決めるのは読者自身であるから、投票して欲しいとコメントしている。また、上記のゲームについてはゲーメストの編集者による特別賞という形で救済されている。

第1回から策10回までは各部門10位までの発表だったが、第11回と第12回は大賞のみ20位まで発表された(他の部門賞は従来どおり10位まで)。

関連項目

脚注

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