大和町
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テンプレート:Infobox 大和町(たいわちょう)は、宮城県中部、黒川郡に属する町である。
地理
宮城県中部、仙台市の北に位置する町である。
ほぼ真北が大衡村に、北西方が色麻町に、東方が大郷町に、南東方が利府町にそれぞれ接していて、町内中央部の東寄りの一角に富谷町が南方から突き出すような形で分立する、不規則な地形をしている。町役場はこれら大衡村と富谷町に南北から突き出された、回廊地帯のような一角(吉岡地区)に位置している。
土地利用面では、町面積の大半は穏やかな森林地帯に属し、先述の町役場を含めた一帯の東西を、吉田川が流れている。
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行にともない、吉岡町・宮床村・吉田村・鶴巣村・落合村がそれぞれ成立。
- 1955年(昭和30年)4月20日 - 昭和の大合併により、吉岡町・宮床村・吉田村・鶴巣村・落合村が合併し、大和町が発足。
町名の由来
「大きな和の町」を願ってつけられた名前である。
行政
- 町長:浅野元
- 黒川地域行政事務組合(黒川郡内4町村、大和町、大郷町、富谷町、大衡村で構成する複合一部事務組合)によって、病院、消防、火葬場、し尿処理、ごみ処理の管理運営を行っている。
産業・経済
産業人口構成比
(平成12年国勢調査報告)
仙台北部中核工業団地
大松沢丘陵上に、地域振興整備公団と宮城県土地開発公社の共同事業により造成された。近くには同様に仙台北部中核テクノポリス構想に基づいて大規模内陸工業団地として開発された第二仙台北部中核工業団地(大衡村)や、これらの団地の機能を補完する流通業務を目的として造成された大衡工業団地(大衡村)、また、宮城県長期総合計画に基づいて県内物流機能を目的として造成された大和流通団地(町内)がある[注釈 1] [注釈 2] [注釈 3]。
仙台北部中核工業団地内にある主な企業
郵便
なお、学苑(地名)の集配業務等の管轄は泉西郵便局となっている(当地には、宮城大学などが所在)。
金融機関
姉妹都市・提携都市
地域
人口
健康
- 公立黒川病院
教育
大学
高校
- 宮城県黒川高等学校
- 仙台白百合学園高等学校(住所上は仙台市だが敷地の大部分は大和町である。)
中学校
小学校
- 大和町立吉岡小学校
- 大和町立小野小学校
- 大和町立宮床小学校
- 難波分校
- 大和町立吉田小学校
- 大和町立鶴巣小学校
- 大和町立落合小学校
隣接している自治体・行政区
交通
鉄道
- 町内を東北新幹線が通過しているが、駅は無い。
- 現在のミヤコーバス吉岡営業所に、仙台鉄道の吉岡駅があった。戦後まもなく廃線。
- 最寄り駅は路線バス乗り継ぎの場合仙台市地下鉄南北線泉中央駅、タクシーの場合は同駅より40分程度。
- 以前は仙台鉄道が走り、大和にも駅があったが、廃線となっている。
バス
- 高速バス
- 路線バス
道路
高速道路
一般国道
県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
施設
観光
- 鳥屋八幡古墳 (宮城県指定史跡)
- 吉岡東官衙遺跡(宮城県指定史跡)
- 信楽寺跡 (大和町指定文化財)
- 八谷館跡
- 船形山神社
- 吉岡所(吉岡城)
- 吉岡八幡神社
- 天皇寺
- 龍華院(大和町鶴巣・西村公朝作「ふれ愛観音全国47番」・早坂貞彦作「天井画」・日本でも珍しい「木造二階建の本堂」)
- 覚照寺と伊達御廟
- 七ツ森湖畔公園
- 七ツ森ふれあいの里
- 原阿佐緒記念館
- 宮床宝蔵(旧宮床伊達家住宅・大和町指定文化財)
- 百窯の里(台ヶ森焼)七ツ森陶芸体験館
- 山田の湯
- 台ヶ森温泉
- 滝ノ原温泉
- 南川温泉
祭り
イベント
- 民謡「お立ち酒」全国大会(8月上旬)
- まほろば夏まつり(8月上旬)
- 陶器まつり(11月3日)
出身有名人
脚注
注釈
出典
関連項目
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