エンジェル・ハート
テンプレート:特殊文字 テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer 『エンジェル・ハート』(AngelHeart)は、北条司による日本の漫画。また、これを原作としたテレビアニメ。『週刊コミックバンチ』(新潮社)にて2001年創刊号から2010年36・37合併号まで連載されたのち、『エンジェル・ハート 2ndシーズン』[1]として『月刊コミックゼノン』(徳間書店)2010年創刊号(12月号)より連載中。第一部の単行本はバンチコミックスより33巻まで発売されている。略称は『A.H.』。
目次
概要
作者の代表作『シティーハンター』(以下、『C.H.』)を、家族愛をテーマとしてリメイクし、同作のパラレルワールドを描いている。この家族愛というテーマは前作『F.COMPO』においても主題となっていたものであり、その他多数の作品において読み取れる作者の大きなテーマとなっている。本作が連載されるきっかけとなったのは『C.H.』が突然四週後の連載終了を通告され終了したため、このため北条に描き切っていないという強い思いを与えた為である[2][3]。
『C.H.』と同様、新宿を主な舞台とした現代劇であるため、時代設定は10年程の開きがある。このため、『C.H.』時にはなかった携帯電話が登場するなど、背景となる社会設定は大きく変わっている。またテンプレート:補助漢字フォントの身体にも老眼や腰痛という症状が出ているように、この時代設定の開きと同じだけ登場人物たちも年齢を重ねている。ただし、2000年代中期以降は時間経過の設定が曖昧になっている。作者は、『超こち亀』で秋本治の連載30周年を祝う時のコメントで、連載が長引きそうだから年齢を停止しようと考えているとコメントしている。
パラレルワールドを描いたリメイク作品であるため、登場人物などの設定には『C.H.』から引き継いだ部分と変更された部分とが混在している。引き継いでいる部分については、テンプレート:補助漢字フォントの性格のようにほぼそのまま継承されているものだけではなく、「姿形は変われど、ファルコンとミキ(美樹)が出会い、堅い絆で結ばれる」といった形を変えながら引き継がれている部分もある。
1stシーズンでは「シティーハンター」とされていたが、2ndシーズンからは「シティハンター」と長音記号を除いた表記に変更された。
あらすじ
台湾から来た殺し屋の少女と、新宿のスイーパーとの家族愛の物語。
新宿に現れた史上最強の暗殺者は、美しすぎる人間兵器だった。彼女(香瑩)のコードネームは「グラス・ハート」。 完璧を誇る仕事振りに組織からは高い評価を得ていたが、彼女の心は、暗殺という任務を重ねる度に軋み、蝕ばまれていった。 やがて彼女は自ら死を選ぶが、組織の力によって、再び現世に呼び戻された。冴羽テンプレート:補助漢字フォントの最愛のパートナー、槇村香の心臓を移植されて。
香の心臓を移植したことにより、「グラス・ハート」と呼ばれた彼女の心に変化が起き、感情が生まれた。そして暗殺から手を引き、組織と対立する意思を持つ。 香の心臓を持つ事によって無意識の内にテンプレート:補助漢字フォントと接触し、スイーパーとして「シティーハンター」の世界に入っていく。
登場人物
テレビアニメ版『C.H.』に登場するキャラクターについては、基本的に同じ声優が担当している。
- 香瑩(シャンイン)
- 声 - 川崎真央、高山みなみ(ドラマCD)
- 本作の主人公。テンプレート:補助漢字フォントと香の義娘(養女)。年齢は初期のころは、15だったが、第1シーズン終盤で19。元々は台湾マフィア「正道会」(チェンダオフェイ)のボス「李堅強」(リ・ジィエンチャン)の娘・李香瑩(リ・シャンイン)である。
- 2歳の頃、父の部下の謀反によって、母親と共に乗っていた車ごと海に沈められた。母親はその際に死亡、彼女も行方不明になるが、計略により殺し屋として育て上げられ、正道会の暗殺部隊「朱雀」に所属していた。コードネームは「グラス・ハート」。李大人は彼女の生存を信じていたものの、この陰謀については物語開始直前まで知らなかった。
- 度重なる暗殺命令によって心を蝕まれ、飛び降り自殺をした結果、心臓を鉄柵で刺し貫くが、マフィアが強奪したテンプレート:補助漢字フォントのパートナー、香の心臓を移植され一命を取り止める。心臓を移植されたことで香の心が宿り、後に香瑩はテンプレート:補助漢字フォントと行動を共にすることになる。
- ファルコン(海坊主)が「香瑩の戦闘能力は冴羽と同等。信頼性は比べるまでもなく香瑩」と評価している。テンプレート:補助漢字フォントはいざと言う時でも美女がいればちょっかいを出すので信頼性がないということ。
- 香瑩という名前は、父の李大人の名付けだが、父であることを明かさない決意をした李大人に代わって、テンプレート:補助漢字フォントが本当の名前を教えた際には、最愛のパートナーの名前から「香」、2人の大切な子供であることから、宝石のように美しく大切なものと言う意味で「瑩」と説明した。
- 初期はクールな性格であり、幼少の頃から殺し屋として教育された。ナイフで髪を切ったり、花に水を遣る意味が理解できなかったり、おしゃれを変装と思い込み着飾るのを拒絶したりなど、一般常識が欠落していた。シティーハンターとして初めての事件では、原因となる人物を狙撃して簡単に解決しようとしたりする。しかし、物語が進むにつれて、移植した香の心臓の影響と、テンプレート:補助漢字フォントや冴子らとのふれあいの中で、徐々に明るい性格になり、周囲と過ごす内に一般常識も身に付ける。しかし、暗殺者特有の気質で、睡眠中も神経は研ぎ澄まされており、睡眠中に近づくのは自殺行為だと早百合に教えるためにテンプレート:補助漢字フォントがリンゴを投げると寝ながら枕の下からスッと抜き放ったナイフで切り裂いた。。
- 7巻の途中からはテンプレート:補助漢字フォントの娘となって2年目を迎え、第2部的な展開となり、テンプレート:補助漢字フォントと共にシティーハンターとして行動する。また、それまでは日本語の喋り方がカタコトだったが(中国人風)、2年目からは一般的な日本人口調で会話するようになった。原作ではテンプレート:補助漢字フォントや冴子からは「阿香」(アシャン。シャンちゃんの意味)で呼ばれることが多い(ただしアニメ版では香瑩のまま)。
- 100tハンマーの使い手である。しかし『C.H.』の香と共通なのはそれのみで、コンペイトウ、トラップ、すまき(布団でグルグル巻きにする)、煩悩退散棒などは使わない。それでもテンプレート:補助漢字フォントの「もっこり」を抑え天誅を喰らわせる程の攻撃力を持つ。酷い時は馬鹿力で海坊主の店までボロボロにしたことがある(9巻)。コートの裏に多数の拳銃を隠し持っている。殺し屋の性か、危険を察知するとすぐ発砲してしまう(8巻)。使用拳銃はコルト・ガバメント(原作はカスタム(クラークボウリングピンモデル)だが、アニメ版ではノーマル)。
- テンプレート:補助漢字フォントを「テンプレート:補助漢字フォントテンプレート:JIS2004フォント」( - パーパ)、香を「香媽媽」( - マーマ)と呼んでいる。10巻では、香の姉・立木早百合のことを「早百合伯母」( - イーマ)と呼んでいる。
- 完全無欠で隙の無さが欠点で周囲からは「冴子二世」と呼ばれ冴子本人もそれを認めて配されており、香と同様に音痴である。信宏を仲間・家族という認識でしか見ていなかったが少しずつ変化しており、獠達と出会って5年目の2ndシーズンのコミックス第6巻で信宏が風俗に嵌まったと冗談で言った獠に激怒しハンマーをお見舞いした。獠もだが自身でも何故怒ったのか理解できておらず、意識の変化は微妙すぎて自覚できていない。
- 芸能スカウトから何度か声が掛かるなど、かなりの美人。
- 冴羽 テンプレート:補助漢字フォント(さえば りょう)
- 声 - 神谷明
- 『C.H.』に対して本作では、香瑩の義父としての役割が加わる。他は『C.H.』から引き続きプロの始末屋(スイーパー)「シティーハンター」で、使用拳銃もコルト・パイソンである。もっとも『C.H.』の頃よりも容姿は老けて描かれており、腰痛持ち(1巻)であるなど、年齢を感じさせる描写がなされている。頻度こそ減ってはいるものの、スケベぶりも相変わらずで『C.H.』同様美女を見ると「もっこり」する。その際は『C.H.』の頃の香に代わって、香瑩から天誅を食らっている。
- 『C.H.』では、香に対する愛情表現は屈折しており、そっけない態度をとり続けていたが、本作では香が事故死する直前にプロポーズしていた。香瑩の中に意識として残っていた香が「香瑩は自分たちの娘だ」と言い、また香瑩の実父・李大人からの強い願いもあり、香瑩の父役を引き受けた。
- 槇村 香(まきむら かおり)
- 声 - 伊倉一恵
- 香瑩の事実上の義母。『C.H.』のヒロインであったが、本作では車に轢かれそうになった幼児を庇って交通事故で亡くなり、その心臓がマフィアによって強奪された所から始まる(彼女自身はドナー登録者であったため移植用に摘出されていた)。本来は起こり得ない事であるが、心臓が移植された先の香瑩の中に意識として生き続けている。自分の心臓を受け継いだ香瑩を娘と思っており、テンプレート:補助漢字フォントと共に香瑩の義親となる。
- 『C.H.』では愛用の銃に照準加工がされていたため、銃弾が狙い通りに当たらないという設定だったが、本作では本当に射撃の腕が無い設定になっている。看護師をしており、テンプレート:補助漢字フォントとも患者として出会い香瑩同様名前のなかったテンプレート:補助漢字フォントに冴羽 テンプレート:補助漢字フォントの名前を付けている。
- また、『C.H.』では1965年3月31日生まれという設定だったが、本作では2000年5月12日に28歳で死亡のため年齢設定が異なる。
- 劉 信宏(リュウ シンホン)
- 声 - 鈴木千尋
- 正道会の戦闘部隊「青龍」(チンロン)の元隊員で、狙撃などを得意とする。腕は香瑩とほぼ互角であり、特に組み手などは一歩も引けをとらない。香瑩とは訓練学校時代の友人であったが、最終試験という名の殺し合いの際、幹部に嵌められ彼女に殺されかけた。序盤では香瑩が「自分が殺した」と思い込み、トラウマの原因になっていた。が、奇跡的に蘇生した。その後、香瑩の実父・李大人の弟で彼の影武者を務める李謙徳(以下、謙徳)を狙撃し殺害してしまう。香瑩共々に組織の末端の実行メンバーであり、狙撃対象が組織の大ボスであることも命令を下した張が香瑩の人生を狂わせた元凶だと知らず、命令されるままに実行してしまった。張一味との激戦の最中に香瑩に再会した際、死を覚悟して自身の名を告げた。後に名前のことを問いつめられ、家族のことも自身の名前の記憶も無い彼女を気遣って同様に覚えていないと言った。スイーパーの手伝いをしつつ表向きの店員としての仕事もこなしている。海坊主からコーヒーの淹れ方を叩き込まれており、27巻で海坊主は信宏の淹れたコーヒーを「95点」と評価している。本来ならば75点だが、笠井葉月が来店して機嫌が良かった。香瑩に比べて社会常識をわきまえている上に流暢な日本語を話すが、組織に所属していた頃の習慣が抜け切れていない所もあり、周囲を呆れさせることもある。ゲームの世界に嵌まってゲームや神話等の雑学の知識が増えてゆき、それが冴子を愛しながらも彼女の幸福を結果的に踏み躙ってしまった悲しき殺人犯の手掛かりに繋がったりすることもある。
- 元々の性格は直情径行で暴走しやすいという欠点を抱える。組織の戦闘員としての時間が長すぎたことによる死に急ぐかのような側面は次第に薄れて徐々に明るい性格になり、時には街中でもっこりするように。香瑩に対して恋心を抱いているが、彼女には仲間・家族としか思われていないと知ってショックを受け、恋人の座を目指し男性として認識して貰うべく日々努力を重ねる。テンプレート:補助漢字フォントを心の師と仰いでおり、またテンプレート:補助漢字フォントも弟分として認めている。弟分として認めている。海坊主は理想の父親像であるため、パパ大好きのミキとはお互いに兄妹だと思っている。使用拳銃はベレッタM84(17巻)、G3A3狙撃仕様。
- 2ndシーズン第7巻でバイクをころがす駆け落ち夫婦の両親と2歳年下の妹の雅玲(ヤーリン)とバイク旅行中に事故に遭い、病院で目覚めるも家族の生死もわからないまま正道会に連れ去られたことが判明した。似た生い立ちの末に絶命したノスケの事件を機に悪夢に苛まれるようになり、その後、妹によく似た女スリに遭遇した。もしかしたら妹かもしれないと悩み香瑩に励まされスリの雅玲を捜す。紆余曲折の末に、妹と両親の確かな死の事実を知ると共に彼女が同名の父方の従妹であることや同名を付けることは疫病神と指差される台湾の奇妙な迷信を聞く。また幼い頃に自分達兄妹を可愛がってくれた露店の果物売りの男性が嘗ては「正道会」のスカウトマンであり、引退した今では果物を中心とした輸出入の会社社長になった彼から自身の家族の死を警察から知らされた当時の彼女の家の経済的事情を知る。
- ファルコン
- 声 - 玄田哲章
- 元傭兵・スイーパー。愛称は「海坊主」。失明したためにスイーパーを引退しているが腕は健在で、目が不自由とは思えない動きができる。現在は「COFFEE HOUSE CAT'S・EYE」のマスターであるが、盲目でも小銭や4種類の紙幣も区別できる。店の窓は防弾ガラスになっている。物凄い怪力でバズーカを容易に2丁構え、バレットM82を片手で撃ち(14巻)、素手で(自分の店ではあるが)防弾ガラスにヒビを入れる程凄まじい(17巻)。本人いわく、かつてアメリカ海兵隊に所属していた(17巻)。使用拳銃は前作と同じS&W M629(23巻)。『C.H.』では傭兵時代、テンプレート:補助漢字フォントと敵対する部隊に所属し、エンジェルダストを投与されたテンプレート:補助漢字フォントとの戦闘が元で失明したことになっていたが、本作では同じ部隊の味方という設定で、失明の原因となる負傷も傭兵時代にテンプレート:補助漢字フォントを救出に向かった際に受けたことになっている(25巻)。なお、猫恐怖症であり、猫アレルギー。ミキの担任の女性教師や傭兵時代に愛し合った看護婦の弥生の娘にも愛されるなど、誤解されがちな中で真の価値を知った女性に想いを寄せられることが多々ある。
- 1stシーズンでは信宏に続き14巻からストリートチルドレンのミキを引き取り、一緒に生活を始める。心配性で子離れが難しい未来図が予想される親バカと化し、2ndシーズンで信宏がクラブ費を肩代わりした少年・走(かける)のために奔走していたことを知って号泣し、辞退しようとした走の母親にお互いの子供の笑顔のためにと獠と共に説得したり陰ながら信宏を応援した。
- 『北条司漫画家25周年記念、自選イラストレーション100』での北条司のコメントによると、当作品での海坊主は日本人・伊集院隼人ではなく黒人・ファルコンだと言うことである。
- 野上冴子(のがみ さえこ)
- 声 - 麻上洋子
- 『C.H.』では警視庁の刑事(階級は警部補)であったが、本作では新宿西警察署長に出世している[4]。未だ独身。仕事一筋で署員らには「鉄人」と言われている。喫茶キャッツアイを訪れる機会は、『C.H.』の時よりも多い。陳(正道会の陳侍従長)に口説かれたが、30歳後半のために振られたことがある。年齢、誕生日など年に関わることを言われると怒る。8巻では39歳である(このエピソードは2003年)。これは、かつて冴子をストーキングしていた遠山のパソコンのパスワードがsaeko39であったためである。解除したのは、香瑩。打ち込んだ時には、冴子ににらまれていた。ミキとの出会いにより、心の奥に思い描いていたのは「ベタな暖かい家庭(夫がテンプレート:補助漢字フォント、長女が香瑩、次女がミキのようなイメージ)」であると分かった。
- 使用拳銃はワルサーPPK(3巻)、グロック19(8巻)。
- 槇村秀幸(まきむら ひでゆき)
- 声 - 田中秀幸、青年期は千葉進歩
- テンプレート:補助漢字フォントの最初の相棒で、香の義兄。『C.H.』では元刑事で、巨大麻薬シンジケートの日本進出に伴う事件に巻き込まれ、その組織の手によって殺されたという設定だったが、本作では刑事とシティーハンターの2足の草鞋を履いており、依頼で殺しに来た筈の獠が押しかけ相棒になった。冴子とは恋人関係であり、婚約指輪を密かに購入するも渡せないまま冴子につきまとっていたストーカーの遠山一真によって殺害された。お互いに意地っ張りで素直になれないため、自分で自分の首を絞める結果になってしまった。
- 使用拳銃はニューナンブM60。
- ミキ
- 声 - 小山茉美
- 関わる人々を幸せにする少女。18巻では小学1年生。母親(サトちゃん)が数年前に病死した後はストリートチルドレンとして暮らしていたが、冴子との出会いをきっかけにファルコンに引き取られ、育てられることになる。父親はA国(アニメ版では「ダマナン王国」)国王で、サトちゃんとは新宿ゴールデン街の飲み屋で知り合った。ただし、DNA鑑定などの確証はない。また、女優ジョイは国王の毛髪を持っており、確認することはできたが、お風呂に入ったときに王家の紋章とも言われているアザを確認し国王の子供とジョイ自身は断定した。絵本を読むのがとても上手い。不幸な人を見つけるのが特技で、そういった人を見つけると絵本を読み聞かせたくなる(19巻)。ファルコンの養子になるも一緒に暮らし始めた頃はおじさんを読んでいたが、次第にパパと呼ぶようになった。
- 『C.H.』では元傭兵でファルコンのパートナー兼"CAT'S EYE"の女主人「美樹」である。
- 陳(チン)
- 声 - 矢田耕司
- 李大人が弟・李謙徳に次いで信頼する侍従長。正道会の李大人直属の隠密部隊「玄武」の指揮官。「青龍」部隊・張らの反逆を抑えた後は、暇をもらって海坊主の喫茶店の隣に中華料理店「玄武門」を開店し、テンプレート:補助漢字フォント・香瑩父娘の後見人的存在をしている。店の料理は自ら調理しているが、評判は非常に良い。年のわりに耳が良く、女好きである。アニメ版では19話まで訛りがなかったが、20話以降においてしゃべり口調に独特の訛りを使うように変更された。
- サブチーフの林忠(リン ジョン)と娘を巡る件で香瑩らが尽力してくれたことに玄武一同感謝しており、以前にも増して2人のために死力を尽くす決意を固めた。
- 李堅強(リ・ジィエンチャン)
- 声 - 有本欽隆、青年期は野島裕史、掛川裕彦(ドラマCD)
- 台湾マフィア正道会の正龍頭(大ボス)。周りからは身分の高い人という意味の「大人」[5]という称号をつけて「李大人(リ タイジン)」、もしくは「大老(ターラオ)」と呼ばれる[6]。香瑩の実の父親であるが、手下の謀反とはいえ娘を闇の世界へ引き込んでしまった責任から、実の父親であることを名乗らない決意をし、その意図を汲んだテンプレート:補助漢字フォントに香瑩を託した(テンプレート:補助漢字フォントとは古くから互いに信頼し合う仲だった)。そうは言っても親馬鹿は抜けきらず、香瑩に恋人ができたと聞いてわざわざ台湾から極秘来日した程である(9巻)。娘の成長に嬉しくもあり悲しくもあり、泣き上戸で獠に連れられて酒を飲んで泣き喚いた。
- 使用拳銃はベレッタM84(3巻)。
- 李謙徳(リ・チィエンダァ)
- 声 - 有本欽隆(二役)。青年期は野島健児
- 李堅強(以下、堅強)の双子の弟。兄の影武者を自ら進んで行い、その瓜二つの影武者振りは、正道会の新宿での子分に当たる餅山も全く気づかなかったほど。39年前に堅強が一目惚れし、後に妻となった香瑩の実母との交際を仲立ちさせ実らせていく役も買って出た。新宿に堅強として極秘来日していたところを「青龍」指揮官・張の命を受けた信宏により、狙撃され死亡する(香瑩や信宏は部隊の末端にあってただの実行役であり、信宏は組織の大ボス(謙徳=堅強)だとは思いもよらず、正道会を裏切った張の命令を忠実に実行してしまった)。
- 彼が香瑩に遺した遺産は台湾の国家予算1年分に匹敵する。堅強と同じくテンプレート:補助漢字フォントとは昔からの付き合いで、来日の際にはいつもテンプレート:補助漢字フォントと朝まで飲んでいた。
- 楊 芳玉(ヤン ファンユイ)
- 声 - 緒方恵美
- テンプレート:補助漢字フォントの傭兵時代の昔なじみ。黒豹部隊を率い、自身も女豹と呼ばれている傭兵だが、一方で各地の戦争孤児を引き取り育てており、子供達の母親としての一面を持つ。強引かつ豪快な性格で何か事を成すときは誘拐、破壊活動など破天荒な行動を起こす。幾つもの国で指名手配されている。女性らしい部分もあり、おだてやクサイ台詞に乗りやすい。老眼により精密な狙撃が出来なくなり悩むが、開き直り「数打ちゃ当たる」という考え方に変えた。使用拳銃はFN ブローニング・ハイパワー。
- 傭兵時代からテンプレート:補助漢字フォントを愛していたが、香がいたためにテンプレート:補助漢字フォントを諦める代わりに、テンプレート:補助漢字フォントに自身の誕生日である12月25日のクリスマスに祝いのメールを送るよう約束させた。テンプレート:補助漢字フォントは1回目はフライング、2回目でタイムオーバーして強制的に1週間の新婚生活をさせられたのだが、結局数日も保たなかった。いつかはテンプレート:補助漢字フォントと結婚しようと企んでいる。
- 冴子とはテンプレート:補助漢字フォントを巡っての恋敵である。しかし「テンプレート:補助漢字フォントは香を未だに思い続けて、冴子はテンプレート:補助漢字フォントを好きだが香に遠慮している」と見ている。かなりの酒豪で対抗できるのは香であり、香とは酒を酌み交わす仲であった。
- 2ndシーズン第1巻で、実の息子がいることが判明した。名は「洸(ファン)」と言う。父親はテンプレート:補助漢字フォントではなく、元婚約者で戦場カメラマンをしていた笈川康幸。激戦で傷を負ったため、負担にすまいと別れの手紙を送った直後に妊娠に気づいた。
- カメレオン
- 謎の人物で変装の名人。性別は男だが普段から女装しており、かなりのイケメン好き。学校麻薬汚染事件で香瑩と一戦交えた後、香瑩に興味を示し仲間に引き込もうとする。「香瑩を殺せば、香瑩と香の2人を殺すことが出来る」などの発言からテンプレート:補助漢字フォントと海坊主の怒りを買い、生命の危機に陥るが、その場にミキが現れ事なきを得る。その後はその恨みも加わり、あの手この手で香瑩達を掻き回そうとしてくるが、第28巻では前述の事が弱みとなり、冴羽の依頼を引き受けた。
- 笠井 弥生(かさい やよい)
- 旧姓は「君塚(きみづか)」。ファルコンが傭兵時代に、トゥクレェク戦線の野戦キャンプで赤十字の医療ボランティアに携わっていた看護師。ここではファルコンとの運命的な出会いや、テンプレート:補助漢字フォントとの下着を巡る攻防を演じた。結婚して幸せな家庭を築いたが、飛行機事故に巻き込まれて死んでしまう。
- 笠井 葉月(かさい はづき)
- 君塚(笠井)弥生の娘で、母と同じく看護師の道を歩む。合コンでファルコンと出会い、その後母の遺品であるファルコンのドッグタグを本人に返そうと尋ねてきた(26巻)。後にファルコンに恋愛感情を抱き告白。キャッツアイに頻繁に出入りするようになる。
- 吉行淳(よしゆき じゅん)
- 2ndシーズン第7巻で、スーツケース型核爆弾で新宿区民32万人強を人質にシティハンターに人捜しを依頼した人物。
- 愛称は「ノスケ」だが、小3の時にクレヨン画には「あつし」と書いた。始終丁寧な口調で一人称は「私」だが、旧友たちに対しては「俺」でくだけた物言いである。淳に"之助"を付ければ「吉行淳之助」になるなという担任の一言が原因で「ノスケ」と呼ばれ続け、必死にちゃんと名前で呼べと抗議したものの20年経っても「ノスケcall」は不滅だった。廃校になった母校での20年後の同窓会を約束した小学生時代の旧友3名「関口隆幸、栗山加奈子(旧姓:西村)、池谷潤一」と恩師の塚本浩太郎に会いたいと願ってG県の山中にある「下谷町立西南小学校」に彼らを集めて欲しいとシティハンターに依頼し、スマホのテレビ電話越しによる最初で最後の同窓会を実現させた。
- 小学校が廃校になり関口と共に地元のG県の中学に進学したが、2学期に父親の転勤に伴って東京の中学に転校し、工学者だった父親の勤務先の大手企業が防衛庁にも関与していたことから某国により一家丸ごと拉致されてしまう。両親の命を盾に工作員に仕立て上げられて数々のテロに手を染めたが、核爆弾テロを命じられた瞬間、気がつけば二つのスーツケース型核爆弾を手に逃亡し組織に追われる身となった。同窓生が母校に集められる最中にも追手は迫り、自身のクレヨン画を海に流して欲しいと言い残し、夜明けの海辺で組織の追手により処刑された。
- 自身では知らないことだが、似た生い立ちの信宏の心に大きな衝撃を与えた。
- 雅玲(ヤーリン)
- 愛称は「阿雅(アーヤ。ヤーちゃんの意味)」。信宏の妹に瓜二つであるばかりか同名であるため、妹かもしれないと捜し求めた彼と香瑩らに保護された。
- その後、日本での仕事を世話してやると騙された別人で信宏の父の兄の娘であることを彼に告白した。結婚を反対された信宏の両親は台北に駆け落ちし彼と妹を授かるもバイク事故で信宏を除く3人が亡くなり、知らずに同じ名を娘につけていたことを台北の警察からの報でわかった後、親や親族と同じ名や漢字を使うのはタブーだとする台湾の迷信により周囲に"死神"と呼ばれ傷ついていた。両親は迷信だと必死に庇ってくれたが、自身は信宏の家族を殺した仇だという罪悪感を心に刻まれてしまう。従兄の家族の悲報が齎された時、父親の経営していた工場は多額の借金を抱えて破産し自身を売らねば日々の生活費すら事欠く有様だったため、父親は「正道会」のスカウトマンの提案を受け入れざるを得なかった。騙した組織がシティハンターらにより壊滅し、故郷の台湾で輸出入の会社の社長に引き取られ働くことになるが、彼こそ元「正道会」のスカウトマンだった。信宏を組織に渡す代わりに借金を帳消しにして余りある金を受け取ることで生活を立て直したことまでは知らないが、罪悪感に苛まれる両親の姿に心を痛めていた。
ゲストキャラクター
195話に『レストアガレージ251車屋夢次郎』の主人公・里見夢次郎がモブキャラクターとして登場した。また、131話に『キャッツ♥アイ』に登場した「ねずみ」こと神谷真人が、銀行強盗犯としてニュースで取り上げられているシーンがある。同作には、『C.H.』や本作の脇役となっているカラスが登場している。
テレビアニメ版
2005年10月から2006年9月まで、よみうりテレビ、日本テレビ系の一部の局(系列局では1週間 - 2クールの遅れ放送)で放送。CS放送「キッズステーション」でも2クール遅れで放送された。
事実上の前作である『C.H.』の『シティハンター91』以来(シリーズ全体としてはSP第3弾.1999年4月23日放送の『シティハンターSP緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期』)のアニメ化作品である。
当初は2005年4月に開始予定であったが、放送スケジュールの都合により半年間延期。同年10月からの放送となった。制作会社は、『C.H.』のサンライズからアニメ版『キャッツ・アイ』を制作したトムス・エンタテインメントに変更になったが、プロデューサーの諏訪道彦と声優陣は『C.H.』から引き続き担当している。
全50話を放送し、最初の13話はプロローグと位置付けられ、暗殺者グラス・ハートが香瑩になるまでが語られた。なお、ヒロイン香瑩役の声優は、オーディションに3,000人の応募があった中から選ばれた川崎真央が務めた。原作本の第18巻までの内容とほぼ合致する。
なお、原作ではパラレルワールドと表現している『C.H.』との関係は、アニメではアナザーストーリーと表現している(事前番組(#0)より)。
アニメでは原作のギャグの大半(特にハンマー、カラス、極楽トンボ)はカットされていたが、総作画監督が39話以降、青野厚司へバトンタッチしてからはギャグシーンが多くなった。また神谷明、内海賢二共演の際、2人がそれぞれ『北斗の拳』のケンシロウ役、ラオウ役であることから互いの台詞「我が生涯に一片の悔い無し」「お前はもう死んでいる」を言いあう軽い遊びもあった(42話)。
また、アニメ版『C.H.』では、アニメ独自ストーリの回があったが、当作品ではオリジナルエピソードは一切なく、若干の追加シーンがある他は、24話にそれまでの総集編的な話を入れただけである。
スタッフ
- 原作 - 北条司
- 監督 - 平野俊貴
- シリーズ構成 - 植竹須美男
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 西城隆詞(1 - 24話)→青野厚司(11 - 50話)
- 美術監督 - 佐藤ヒロム、本田修
- 色彩設計 - 小林美代子
- 撮影監督 - 桑良人
- 編集 - 田熊純
- 音楽 - 岩崎琢
- 音響監督 - 長崎行男
- チーフプロデューサー - 諏訪道彦、吉岡昌仁、植田益朗
- プロデューサー - 北田修一、西村政行、高橋優
- 製作 - エンジェル・ハート製作委員会(よみうりテレビ、トムス・エンタテインメント、ANIPLEX、読売テレビエンタープライズ)
主題歌
第1話はオープニングテーマ、エンディングテーマ共にサウンドトラックの曲が使われた。
オープニングテーマ
- 「虚ろな心」(第1話)
- 作曲 - 岩崎琢
- 「Finally」(第2話 - 第24話)
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - 森元康介 / 編曲 - Takuya Harada / 歌 - Sowelu
- 「Lion」(第25話 - 第38話)
- 作詞 - 松井五郎 / 作曲・歌 - 玉置浩二
- 「Battlefield of Love」(第39話 - 最終話)
- 作詞・作曲・歌 - 伊沢麻未 / 編曲 - DJ CLAZZIQUAI
エンディングテーマ
- 「虚ろな心」(第1話)
- 作曲 - 岩崎琢
- 「誰かが君を想ってる」(第2話 - 第12話、第14話 - 第19話、第24話、最終話)
- 作詞・歌 - Skoop On Somebody / 作曲・編曲 - 土肥真生 + SOS
- 「Daydream Tripper」(第13話、第20話 - 第23話)
- 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 石井妥師 / 編曲 - 土橋安騎夫 & 石井妥師 / 歌 - U_WAVE
- 「My Destiny」(第25話 - 第41話)
- 作詞・作曲・編曲・歌 - カノン
- 「哀しみのAngel」(第42話 - 第46話)
- 作詞 - Satomi / 作曲 - 羽場仁志 / 編曲 - 水島康貴 / 歌 - 稲垣潤一
- 「FEEL ME」(第47話 - 第49話)
- 作詞・作曲 - 中西圭三 / 編曲 -上野圭市 / 歌 - 中西圭三
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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1 | ガラスの心臓 -グラス・ハート- | 植竹須美男 | 平野俊貴 | 松田芳明 | |
2 | 香が帰ってきた | 岩永彰 | 萩原露光 | 菅原浩喜 | |
3 | XYZの街 | 佐藤勝一 | 早見淳 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 |
4 | さまようHEART | 山田靖智 | 松本佳久 | 堀内直樹 | 松田芳明 |
5 | 永別(さよなら)…カオリ | 滝晃一 | 影山楙倫 | まつもとよしひさ | 華房泰堂 |
6 | 再会 | 植竹須美男 | 早見淳 | 渡辺章 | |
7 | 俺の愛すべき街 | 滝晃一 | 加藤洋人 早見淳 |
山口美浩 | 金剛寺弾 |
8 | 真実(ホント)の仲間 | 植竹須美男 | 亀垣一 | 辻泰永 | 椛島洋介 |
9 | 香瑩 〜失われた名前〜 | 滝晃一 | 大上相馬 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 |
10 | エンジェル スマイル | 山田靖智 | 岩永彰 | 四辻たかお | 渡辺章 |
11 | 父娘(おやこ)の時間 | 植竹須美男 | 早見淳 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 |
12 | 船上の出会いと別れ | 山田靖智 | 平野俊貴 岩永彰 |
廣川集一 | 箕輪悟 |
13 | 李大人からの贈り物 | 佐藤勝一 | 名村英敏 | 山崎理 | 明珍宇作 |
14 | 復活C・H(シティーハンター)! | 大久保智康 | 早見淳 | 安藤健 | 今井武志 |
15 | パパを捜して! | 鈴木雅詞 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 | |
16 | C・H(シティーハンター)としての資格 | 西澤晋 | 小林浩輔 | 箕輪悟 高梨光 | |
17 | 夢の中の出会い | 佐藤勝一 | 影山楙倫 | 剛田隼人 | をがわいちろを |
18 | 親子の絆 | 早見淳 | 安藤健 | 松岡謙治 古谷田順久 柴田かつのり | |
19 | 陳老人の店 | 滝晃一 | 小林一三 | 石川敏浩 | 金相燁 水戸修太郎 |
20 | 宿命のプレリュード | 植竹須美男 | 早見淳 | みくりや恭輔 | 桜井木ノ実 |
21 | 哀しき守護者(ガーディアン) | 鈴木雅詞 | 平野俊貴 三宅雄一郎 |
小林浩輔 | 箕輪悟 佐々木敏子 |
22 | 不公平な幸せ | 鶴山修 | 安藤健 | 松岡謙治 井口忠一 | |
23 | 出発(たびだち)のメロディー | 植竹須美男 | 名村英敏 | 廣川集一 | 工藤柾輝 |
24 | 鼓動と共に… | 植竹須美男 滝晃一 |
平野俊貴 | 平野俊貴 石井志知 |
青野厚司 |
25 | 死にたがる依頼者 | 戸塚直樹 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 金大勲 |
26 | もう一度あの頃に | 植竹須美男 | 東海林真一 | 山内東生雄 | 箕輪悟 工藤柾輝 |
27 | 私、恋してる!? | 大知慶一郎 | 西森章 | 松村やすひろ | 松岡秀明 裾文雅明 蜂巣当太 服部憲知 |
28 | 約束 | 細井能道 | 剛田隼人 | こひだはじめ | |
29 | 私の妹…香 | 大久保智康 | 鶴山修 | 岡崎幸男 | 清水恵蔵 桝井一平 |
30 | この街は私の全て | 戸塚直樹 | 早見淳 | 廣川集一 | をがわいちろを 小田真弓 |
31 | 最後の夜に見た奇跡 | 植竹須美男 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 金大勲 |
32 | 組織から来た女 | 加藤洋人 | |||
33 | 神から授かりし子 | 鈴木雅詞 | 名村英敏 | 山本泰一郎 | 須藤昌朋 山中純子 |
34 | 二人の決意 | 鶴山修 | 城所聖明 | 明珍宇作 | |
35 | 未来へ… | 植竹須美男 | 早見淳 | 浅見松雄 | 青野厚司 をがわいちろを |
36 | 幸せを運ぶ女の子 | 滝晃一 | 西森章 | 剛田隼人 | 福島豊明 |
37 | 汚れのない心 | 大知慶一郎 | 前島健一 | 岡崎幸男 | 清水恵蔵 桝井一平 鈴木伸一 |
38 | オレの目になってくれ | 佐藤勝一 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 |
39 | 依頼者は大女優 | 大久保智康 | 鶴山修 | 城所聖明 | 明珍宇作 |
40 | ミキの隠された秘密 | 植竹須美男 | 影山楙倫 | 浅見松雄 | 青野厚司 吉田肇 |
41 | 自分の居場所 | 大知慶一郎 | 名村英敏 | 山本泰一郎 | 須藤昌朋 山中純子 |
42 | 二人だけのサイン | 戸塚直樹 | 岡崎幸男 | 鈴木伸一 山本径子 | |
43 | 私が生きる日常 | 佐藤勝一 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 |
44 | 俺たちの子供のために | 戸塚直樹 | 鶴山修 | 浅見松雄 | 福島豊明 |
45 | 人間核弾頭、楊 | 細井能道 | 前島健一 | 城所聖明 | 明珍宇作 |
46 | マザー・ハート | 滝晃一 | 早見淳 | 星野真 | 高梨光 |
47 | アカルイミライ!? | 大久保智康 | 名村英敏 | 辻泰永 | 野武洋行 |
48 | 引き寄せられる運命 | 佐藤勝一 | 小林一三 | 石川敏浩 | 水戸修太郎 |
49 | Get My Life | 山田靖智 | 前島健一 | 岡崎幸男 | 山本径子 鈴木伸一 小林ゆかり |
50 | ラストプレゼント | 植竹須美男 | 名村英敏 | イワナガアキラ | 青野厚司 |
その他
端役やゲストキャラクターのアフレコを声優の他にタレント、アナウンサーが行うこともある。
- 1、20 - 23話:少女バイオリニスト・茅野夢(川澄綾子)
- 7 - 9話:正道会青龍部隊チーフ・趙(中田譲治)
- 10話:青龍部隊指揮官・張(檜山修之)
- 12話:幼少時の香瑩(金田朋子)
- 14話:女子高生・凪砂(井上麻里奈)
- 15 - 16話:幼稚園児・ターニャ(今野宏美)、ターニャの母・イリーナ(児玉孝子)
- 16話:ターニャの父・倉橋克己(山崎たくみ)
- 19話:「玄武門」の女性客(山本舞衣子・日テレアナウンサー)
- 20 - 23話:茅野夢(川澄綾子)、夢の家庭教師・高波遥(湯屋敦子)、ドッグウォーカー・風間雅臣(内田直哉)
- 20話、22話:マッドドッグ・夢の父(茶風林)
- 25 - 26話:食堂店主・福留裕介(玉置浩二)、裕介の弟・福留裕司(神奈延年)、福留兄弟の幼馴染・昭美(井上喜久子)
- 27 - 28話:画家・夏目芳樹(古谷徹)
- 29、41話:バー「Kyrie」(キリエ)マスター・信ちゃん(池田秀一)
- 29 - 31話:雑誌編集長、香の実姉・立木小百合(潘恵子)
- 30話:心臓外科医・Dr.シェクリー(家弓家正)
- 32 - 35話:白虎部隊の殺し屋・白蘭(岩男潤子)、隼鷹会幹部・早川俊輔(立木文彦)
- 34 - 35話:朱雀部隊の殺し屋(中尾隆聖)
- 37 - 38話:ミキの母親・サトちゃん(籐子)
- 39話:男性アナウンサー(五十嵐竜馬・読売テレビアナウンサー)
- 39 - 40話:女性アナウンサー(安部まみこ・中京テレビアナウンサー)
- 39 - 41話:女優・ジョイ=ロウ(大本眞基子)
- 41話:バー「ジョナサン」ママ(小宮和枝)
- 42話:女社長(高島雅羅)
- 42 - 43話:ニュースキャスター・浅倉朋美(山本百合子)、コメンテーター・板東実道(内海賢二)
- 45 - 46話:科学者・チェン(置鮎龍太郎)、傭兵部隊長・マックス(郷里大輔)
- 47 - 49話:占い師・麗泉こと河本麗子(三石琴乃)、警察官・島津省吾(関智一)、島津の妻・スジョン(桑島法子)
- 50話:元戦災孤児の花嫁・スゥチン(ゆかな)、堀田母(池田昌子)、堀田父(大川透)
放送局
ラジオ
NACK5で2005年4月3日より毎週日曜放送のラジオ番組『Heart of Angel』。
1回目より42回目までは『XYZ Ryo's Bar』として、43回目以降は『XYZ 香瑩's cafe』として放送された。
- XYZ Ryo's Bar
- 全42回。パーソナリティは冴羽テンプレート:補助漢字フォント役の神谷明(40回目まで)。アニメの担当声優・主題歌アーティストを中心にほぼ毎回ゲストを呼び、関連の楽曲が多数流された。19回は公開録音が1時間スペシャルとして放送された。最終回は歌だけの構成だった。
- XYZ 香瑩's cafe
- パーソナリティに香瑩役の川崎真央を加え(神谷明も続投)、2006年1月22日放送分よりタイトルを変更した。
舞台
2010年10月2日に東京・吉祥寺シアターで、北条の作家生活30周年プロジェクトの一環として、映画(実写映像)とダンスによる1日限りのイベント「DANCE×THEATER エンジェルハート〜羽ばたける者たちへ〜」を開催[7]。香瑩が(ダンスとしての)カポエイラに挑戦するエピソード(コミックス23・24巻収録)を題材に演出したコラボレーションイベントで、 映画・舞台ともに、杉本有美が香瑩役を演じた。また、『月刊コミックゼノン』3号(2010年12月25日発売)には、映画・舞台の模様などを収めたDVDが付録で添えられている[8]。
- 出演[9]
- 原作 - 北条司
- 企画 - 飛田野和彦
- 脚本 - 福田恵一
- 舞台演出 - 鈴木つかさ
- 監督 - 渡邊世紀
- ダンス演出・指導 - HIDEBOH
- 音楽 - 浦本和宏
- ダンス楽曲 - 鍵山由佳
- 製作総指揮 - 吉田春海
- 主催 - 株式会社フェイスプランニング
- 協賛 - 株式会社アトレ
- 協力 - 吉祥寺アニメワンダーランド、株式会社NSP、株式会社コアミックスなど
CD
- エンジェル・ハート ドラマCDブック(懸賞の抽選プレゼント)
- エンジェル・ハート ヴォーカルコレクション Vol.1
- エンジェル・ハート ヴォーカルコレクション Vol.2
- エンジェル・ハート オリジナルサウンドトラック
モバイル
フィーチャフォン版のMobageでソーシャルゲーム『エンジェル・ハート』が配信。
書誌情報
- 『エンジェル・ハート 2ndシーズン』徳間書店〈ZENON COMICS〉
- 2011年3月22日発行、ISBN 978-4-19-980001-6
- 2011年9月20日発行、ISBN 978-4-19-980035-1
- 2012年3月19日発行、ISBN 978-4-19-980069-6
- 2012年8月20日発行、ISBN 978-4-19-980100-6
- 2013年1月20日発行、ISBN 978-4-19-980130-3
- 2013年6月20日発行、ISBN 978-4-19-980148-8
- 2013年11月20日発行、ISBN 978-4-19-980170-9
- 2014年3月20日発行、ISBN 978-4-19-980197-6
脚注
関連項目
外部リンク
- エンジェル・ハート - ytv アニメ公式サイト
- コミックゼノンCM・『心は憶えてる』 - エンジェル・ハートの設定を基に制作された動画。
テンプレート:シティーハンター テンプレート:MANPA テンプレート:日本テレビ火曜深夜アニメ枠
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ 掲載誌が変わったことから、便宜上「第2期」を示す「2ndシーズン」がタイトルに加わえられた。
- ↑ 『20周年記念 イラストレーションズ』104頁
- ↑ 『A.H.公式ガイドブック』91 - 92頁
- ↑ 勤務時は制服を着用せず、私服に階級章と署長章を着装している
- ↑ 大人 - ウィクショナリー日本語版
- ↑ コミック1巻より
- ↑ 北条司OFFICIAL SITE エンジェル・ハート 1日だけのイベント舞台開催!を参照
- ↑ 同誌の編集を担当するコアミックスの本社が吉祥寺にある関係で、同誌の創刊記念イベントを兼ねていた。
- ↑ 前述『月刊コミックゼノン』内のDVD紹介より。舞台演出を担当した鈴木も、出演者の1人として舞台に登場していた。