ぷよぷよ

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テンプレート:コンピュータゲームシリーズぷよぷよ』(Puyo Puyo)は、株式会社コンパイルが発売した落ち物パズルゲームシリーズ。また、このシリーズにブロックとして登場するスライムタイプのモンスターの名前でもある。どちらも縮めて「ぷよ」と呼ばれる。

1998年3月にコンパイルが経営破綻により和議申請を行った際、『ぷよぷよ』シリーズの知的財産権がセガに売却され、2002年9月以降はコンパイルからの販売が終了し、その後はすべてセガが販売を行っている(後述)。

概要

テトリス』の登場により空前の落ち物パズルゲームブームとなり、1980年代末から1990年代初頭に掛けて各社から二匹目のドジョウを狙った多くの亜流作品のパズルゲームが登場した。『ぷよぷよ』もまた、そのような時代に生まれたパズルゲームの一つである。

当時『DiscStation』に掲載されたユーザー投稿ゲームに着想を得て、ドミノの牌が降ってきて、同じ数字や連番になるように積む『どーみのす』というゲームを開発していたが、遊べる段階まで実際に作ってみたところ全く面白くなかったため、開発を断念した[1]。その後、コンピュータRPG魔導物語』のスタッフが関わり、落下するブロックを『魔導物語』に登場するぷよぷよに置き換え、それに伴いルールも一新した別のゲームに作り変える形で開発した[2]

初代開発者である田中貢がプロジェクトの合間に遊びで作っていたものを元に、米光一成を中心としたチームが製作に乗り出した。当時、迫田敏明はコンパイルを辞めていたが、楽曲を100曲余り残しており、ゲーム中で使用されている。

最初に世に出たのは、1991年10月25日に同時に発売されたMSX2版とファミコン ディスクシステム版(発売は徳間書店インターメディア)である。この時点では、雑誌「マイコンBASICマガジン」上で記事を執筆しているライターが対人戦の面白さを大いに評価していたものの、大きな話題を呼ぶことはなかった。しかしその後、画面とサウンドを強化し、モードや操作性などに大幅な改良を加え、対戦モード「ひとりでぷよぷよ(対コンピュータ戦)」「ふたりでぷよぷよ(対人戦)」をメインにしたアーケード版とメガドライブ版が発売した(ともに発売はセガ)。これをきっかけに大ブームが巻き起こり、瞬く間に『テトリス』と並ぶ落ち物パズルゲームの代名詞となった。

このぷよぷよがシリーズ化したのは、当時アーケード用の対戦型格闘ゲームにより一般化していた「対戦プレイ」の要素を落ち物パズルに持ち込んだことが大きい。ぷよぷよ以前の落ち物パズルは面クリアがなく、難易度が徐々に上昇する中でどれだけミスをしないで長時間続けられるかを競う「自分自身との戦い」の要素が大きかったが、本作ではCPUの操るキャラクターや他のプレイヤーという「対戦相手との戦い」がテーマとなり、ゲームセンター等で対人対戦が大いに盛り上がることとなった[3][4]。また、可愛らしいキャラクターたちが受けたのか、女性プレイヤーも多かった。また、50-60代という比較的高齢のプレイヤーも少なくなかった[3][5]

この他、本作が当時斬新だった点として「連鎖ボイス」が挙げられる。これは、『魔導物語』に搭載されていた(当時のRPGとしては珍しい)キャラクターボイスを引き継いだものとなっている。制作元がセガに移った後の作品にも、非常に大きな連鎖をしたときに「ば・ば・ば・ばよえ〜ん!!」と声が重なる演出が存在するが、これも『魔導物語』に登場する魔力倍加魔法「ダイアキュート」が元になっている(倍率が上がるごとに重なる回数が増えていく)。なお、『魔導物語』から継承した点としてキャラクターと連鎖ボイスが有名だが、それ以外にもBGMやフィールドを囲っている枠、状況に応じたキャラクターの表情変化などにも『魔導物語』に通じる意匠が散見される[6]

続編や移植作・番外編などを含め、非常に多くの作品が発売された。詳細は#シリーズ一覧及び解説を参照。

『ぷよぷよ』の権利の移行

本作の大ヒットまでのコンパイルは『魔導物語』や『アレスタ』などの佳作で知られる小規模なソフトハウスであった。同社社長であった仁井谷正充は『ぷよぷよ』の空前の大ヒットを背景に倍々ゲームを超える勢いで経営拡大を繰り広げ、一時は広島を代表するソフトハウスにまで発展したが、1998年3月に和議申請に追い込まれて経営破綻。結果として、債務圧縮・経営再建の一環として、セガに『ぷよぷよ』シリーズ全体の知的財産権が売却された。そして、2002年8月末日まではセガからの権利許諾のもと、コンパイルが『ぷよぷよ』シリーズを継続して販売する、という措置がとられた[7]

しかし、結局コンパイルは経営再建に失敗して解散し、既にセガに移っていた『ぷよぷよ』を除く旧コンパイル作品の権利はアイキに譲渡された。2007年にアイキが解散した後はD4エンタープライズが旧コンパイル作品の権利を引き継いで現在に至っている。そのため、旧コンパイル作品のキャラクターのうち、過去の『ぷよぷよ』シリーズに一度でも登場したキャラクターはセガ、それ以外のキャラクターはD4エンタープライズに権利がある。この経緯により、『魔導物語』と『ぷよぷよ』は同一の世界観の作品ではあるものの、両方に登場したキャラクターと、『魔導物語』にしか登場していないキャラクターとでは権利者が異なるという複雑な状況になっている。

1998年3月に『ぷよぷよ』の商標権(登録商標第2590721号ほか)を受け継いだセガは、2000年末まで『ぷよぷよ』シリーズの製作をコンパイルに一任していたが、2001年4月4日にはセガからも独自に製作したiモード版『ぷよぷよ』の配信を開始、さらに2001年10月18日にはゲーム機用にも『みんなでぷよぷよ』を発売し、コンパイルによる販売が終了した2002年9月以降は『ぷよぷよ』シリーズの新作の開発や旧作の移植・リメイクをすべてセガが行っている。2004年1月1日に日本記念日協会より毎年2月4日を「ぷよの日」として認定されたが、それ以前から『フィーバー』発売記念として毎月24日を「ぷよの日」だとしていた。さらに遡ると、コンパイル時代から毎月24日を「ぷよの日」として「ぷよの日饅頭」(ぷよまんの餡を変り種にする)を販売するイベントを行なっていた。

ゲームシステム

基本的なルール

各作品によってルールの細部は異なる。ここでは基本的なルールのみを記す。

  • フィールドは縦12マス×横6マスの格子で構成される。格子の1マスにつき1個のブロック(ぷよぷよ略してぷよ)を置くことができる。ただし、上方向は、画面外に1マス分だけぷよを置くことができる。
  • 上からぷよが2つ1組で落下してくる(「組ぷよ」と呼ばれる[8])。ぷよは種類ごとに色が異なり、色は3-5色(通常は4色)ある。プレイヤーはぷよに対して回転、横移動、高速落下のいずれかの操作を行う。
  • 次に落下するぷよはフィールドの枠外にNEXTぷよとして予告される。配られるぷよの配分は麻雀ツモに例えられている。
  • 落下してきたぷよがフィールドの床やほかのぷよに衝突すると、その位置にぷよが固定される。ただし、組ぷよを横にして置いたりなどして、ぷよに1マス分でも下方向に空白がある場合は、強制的にそのぷよだけ落下する。
  • 固定されたぷよと同色の'ぷよ'が周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつく。
  • ぷよが4個以上くっつくと消滅し得点となる。
  • ぷよの消滅により上にあった'ぷよ'が落下する。このとき再びぷよが4個以上くっつくと消滅し、連鎖が起きる。なお、普通に4つ色を並べて消す行為だけでも1連鎖と考え、消滅した回数(○回)に応じて○連鎖と呼ばれる。複数色を同時に消した場合でも、1連鎖扱いとなる。
  • ぷよを消したときに入る得点は、消したぷよの数に、設定された「連鎖倍率」を掛けることで計算できる。
  • 左から3列目が一番上まで埋まると"窒息して"ゲームオーバー

対戦ルール

ぷよぷよは基本的にCPUまたは人間との対戦に主眼が置かれている。

  • お互いに配られるぷよは共通(アーケード版『ぷよぷよ』以降)。例外的にMSX2版とファミコンディスク版では一致しない。
  • 対戦形式の場合、ぷよを消すと得点に比例した量の「おじゃまぷよ」と呼ばれる透明なぷよが相手のフィールドに降る。画面に一度にまとめて降る最大量は30個(=5列)。それ以上のおじゃまぷよを送りつけられている場合、2回以上に分けて降ってくる。
    • 「おじゃまぷよ」同士は4つ以上くっついても消滅しない。おじゃまぷよの近くで通常の色ぷよを同色4つ以上つなげて消滅させると、その上下左右に隣接していたおじゃまぷよもつられて一緒に消える。
      • 『ぷよぷよ通』以降では、特殊なおじゃまぷよの一種として「固ぷよ」「得点ぷよ」なるものがある。固ぷよは2回以上隣接させるか、二ヶ所から囲んで消さないと完全には消えない。得点ぷよの性質は通常のおじゃまぷよと同じだが、消すことで得点となるものである。『ぷよぷよSUN』では得点ぷよに近い性質を持つ「太陽ぷよ」、『ぷよぷよ〜ん』ではさらに3ダメージ以上を与えないと消えない固ぷよも登場する。
    • 相手に送れるおじゃまぷよの個数は、連鎖による得点を「おじゃまレート」で割ることで計算できる。
      • マージンタイムと呼ばれる時間制限が過ぎるとこのおじゃまレートが時間ごとに減少を始め、互いにおじゃまぷよの降る数が多くなり、マージンタイム以降は早期に決着がつきやすくなる。
    • おじゃまぷよが降って来る前に、相手側のフィールド上部(一部機種は側面)に「予告ぷよ」が表示される(アーケード版『ぷよぷよ』以降で実装)。
      • 『魔導物語』のシステムになぞらえ、降ってくる個数は具体的には表示されず、小ぷよは一個単位、大ぷよ(中ぷよ)が1列である6個単位、その他30個単位の岩ぷよ(隕石ぷよ)、相殺が追加された『通』以降はフィールドサイズをはるかに超えたものに星ぷよ(フィールド30段分に相当、フィールドは12段)やキノコぷよ、王冠ぷよ、月ぷよ、彗星ぷよ、土星ぷよ、太陽ぷよといったものがある。なお、登場する予告ぷよや、予告ぷよのおじゃまぷよ換算数はシリーズによってまちまちである(降る数についてはそれぞれのルールを参照)。
      • 予告表示後おじゃまぷよが降ってくるのは、相手の連鎖が止まり、送られた予告ぷよの数が確定した後に出現している最初のぷよが接地し、NEXT表示されているぷよが落下態勢に入る直前。
    • 『通』以降では、予告ぷよが表示されているときにこちらも連鎖をすることで、予告ぷよを相殺し、その得点分だけ予告ぷよが減少する。予告ぷよすべてを消して、なおこちらのおじゃまぷよが余っている場合は、その差分だけ相手に送り込むことができる。
  • 先に左から3列目が上まで埋まった方が負けである。通常は2本先取で勝敗を決する。

旧世代ぷよぷよ(旧ぷよ)

テンプレート:Infobox 『ぷよぷよ』シリーズの元祖となる作品。次世代の『ぷよぷよ』(新ぷよ)とタイトルが同一であるため、区別のために電波新聞社から発売されたムック『ALL ABOUT ぷよぷよ』では旧ぷよと呼ばれていた。後に、1998年発売のムック『ディスクステーション Vol.21』にて『ぷよぷよ〜ん』の発表にあわせて特集されたシリーズ紹介の記事では、すでにシリーズを重ねていたためこの呼び名が不適切だとされたのか、プロトタイプぷよと呼称された。現在では単に、MSX版やFC版と呼ばれることが多いようだ。現在「旧ぷよ」という用語は『ぷよぷよフィーバー』に対してそれ以前の作品を区別する際にも使われる。

この頃はまだシステムは確立されておらず、『どーみのす』の名残か、ぷよの色が最大6色(緑・赤・黄・灰色・黄緑・青)存在し(後の作品では最大5色)、軸ぷよではない方のぷよは設置するまで顔が表示されない、配られるネクストぷよの内訳が1P側と2P側で一致しない(ファミコンROM版では一致するように変更)、相手からのおじゃまぷよの予告が表示されない(ファミコンROM版では数値表記を追加)などの特徴がある。また、ぷよが「ヒューマン(人型)」になる(同じ色の人が上下に重なると肩車をし、横に並ぶと手をつなぐ)などのオプションもある。ゲームモードはENDLESS(後の「とことんぷよぷよ」、通称とこぷよ)、2PLAYER(後の「ふたりでぷよぷよ」、通称ふたぷよ)、MISSION(後の「なぞなぞぷよぷよ」、通称なぞぷよ)の3つ。コンピュータとの対戦や「連鎖ボイス」はまだ存在しないが、ENDLESS(とこぷよ)でお助けキャラクター「カーバンクル(置いた場所からランダムで移動し、動いた軌跡のぷよを全て同じ色にする)」と「びっぐぷよ(置いた場所の縦2列分を全て消去する)」が登場する要素は既に搭載されていた。プレイ中のBGMと効果音はそれぞれ3種類から選択可能で、後の新ぷよにも本作のBGM(タイトルBGM「BAROQUE OF PUYOPUYO」、プレイBGM「ONDO OF PUYOPUYO」「MORNING OF PUYOPUYO」「TOY OF PUYOPUYO」)が使用されている(エンディング曲はMSX2・FC版共通で本作のみのオリジナル)。相手側に一度に送りつけることができるおじゃまぷよ(ストック)の最大数に制限があり、MSX2版とディスクシステム版は最大30個まで、ファミコンROM版は最大18個 - 255個の間から設定可能となっている。このシステムの名残である「画面に一度に降るおじゃまぷよの数が最大30個まで」の制限は、これ以降のぷよにも引き継がれていくことになる。

MSX2/2+版
コンパイルから発売。先述の通りぷよは6色で、接着時のいわゆる「ぷよぷよ感」はまだなかったが、ぷよのデザインが色別にそれぞれ異なっており、後に新ぷよ以降でも多く使われた形状のベースとなっている(黄緑ぷよの形状が後の紫ぷよに相当し、灰色ぷよはそれを反対向きにした形状)。隠し要素としてキーボードの「に」を押しながら起動すると前述のヒューマンモードになる他、「か」を押しながら起動すると黄色ぷよをカーバンクルの姿に変更できる。タイトル画面やパッケージではMSX2版『魔導物語1-2-3』の主人公の女の子(後のアルル・ナジャ)が描かれているが、衣装は同作のものに準拠しており、後のアーケード版以降のものとは異なっている。また、プレイ中にはアルルは一切登場しない。
操作方法も試行錯誤な状態だったのか、開発中のバージョンの一つには『魔導物語』の様に、カーソルキーのみで操作できる仕様のものも存在した。
ファミリーコンピュータ ディスクシステム版(書き換え専用)
MSX2版と同時発売で、ゲーム内容もほぼ同様。こちらは全色のぷよの形状が同じデザインに統一され、MSX2版における「みどりぷよ」型(丸っこい中華まんのような形状)に似たものとなっている。タイトル画面は『ぷよぷよ』のロゴが青い文字で大書きされているのみで、アルルは一切登場しない。オプションでぷよの形状に「ヒューマン」型を選択可能。MSX2版や後のシリーズとは違い、可視フィールドが13段目まで存在する。
販売は徳間書店インターメディアで、「ファミマガディスク」シリーズのVol.5として発売された。このシリーズのいくつかは一般公募作品だが、本作品は一般公募作品ではない。また、書き換え専用ソフトのためパッケージ販売はされていない。
ファミリーコンピュータロムカートリッジ)版
前述のディスクシステム版をベースとし、ロムカートリッジ版として再発売。販売は同じく徳間書店インターメディア。後述のアーケード版やメガドライブ版などの新ぷよ登場後に改めて移植された作品で、2人対戦時に新ぷよの要素が一部取り入れられている。バッテリーバックアップ機能を搭載しないため、ミッションモードの進行状況の記録はパスワード方式に変更された。文字色などのデザインがディスクシステム版から僅かに変更され、タイトル画面もロゴの文字が赤色になった。パッケージイラストのアルルの衣装は新ぷよ準拠になっている(やはりゲーム中には登場しない)。
既に新ぷよが登場した後に発売されたため、対戦時に降ってくるネクストぷよが後のシリーズ同様に両側のプレイヤーで一致した順番で降ってくるように変更され、対戦時に発生するおじゃまぷよの最大リミット数を18個、24個、30個、42個、60個、255個から変更できる機能が追加されている(一度に降る量は新ぷよと同じく最大30個まで)。最大値である255個に設定すれば、より新ぷよに近いルールになる。またそれに合わせて、両フィールドの画面下に、相手から送られた予告おじゃまぷよの数値表示と、対戦の通算勝利数カウント表示が追加されている。

ぷよぷよ

テンプレート:Infobox 前記の旧世代『ぷよぷよ』(旧ぷよ)をベースに、対戦要素やキャラクター性を強化してリニューアルした作品。こちらは区別のために無印ぷよ1などと呼ばれることがある。『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』で初代ぷよぷよと呼ばれているのはこの作品のことである。

この新ぷよでは「ひとりでぷよぷよ」(対CPU戦)や自キャラの連鎖ボイス、キャラクターなどが登場し、ぷよの色は最大5色(緑・赤・青・黄・紫)に設定され、一回の連鎖でのおじゃまぷよの予告数の制限がなくなる(画面に一度に降るのは最大30個で、予告では岩ぷよ1個分で表現される)。基本的なシステムはこの作品で完成されている。「ひとりでぷよぷよ」では、画面中央のスペースにコンピュータが操る敵キャラクターの顔アニメが大きく表示され、状況に応じて表情や汗の演出などが変化する。各ステージ間に加えられた主人公アルルと敵キャラの会話デモ(後に「漫才デモ」と呼称される)や、タイトルでの操作デモも特徴的だった。エンディングではゲーム中のキャラクターが順番に登場し、BGMとして「魔導物語音頭」のアレンジ版である「ONDO OF PUYOPUYO」が流れる。

アーケード
メガドライブ上位互換であるSystem C2基板で開発された。ゲームモードは「ひとりでぷよぷよ」「ふたりでぷよぷよ」の対戦モードのみ。アーケード版には、当時人気を博していた『テトリス』のようなエンドレスモード「とことんぷよぷよ」は収録されておらず、当時としては異色な作品だった。アーケード版には「マージンタイム」と呼ばれる制限時間が設定されており、対戦が長引くにつれ、おじゃまぷよの量が徐々に増加していく(コンシューマ版ではマージンタイムは標準でオフになっているが、設定変更で有効にできるものが多い)。ぷよの回転を行うボタンが1つしかないので、右方向にしか回転させることができない。コンシューマ版の操作デモでも回転ボタンが1つしかないのはこのため。
ネームエントリーにおいてバグがあり、「.(ピリオド)」はゲームクリア時のネームエントリーのときしか入力できない。これはメガドライブ版においてもそのままになっている。
2011年4月12日、Wiiバーチャルコンソールアーケードで配信開始。新たにニンテンドーWi-Fiコネクションによるネット対戦機能が追加された。
メガドライブ
アーケード版に非常に忠実な移植だが、4連鎖分×2人分=8種類あった連鎖ボイスが2種類(両サイドの2連鎖目のみ)しかなく、収録されているボイスは先述の連鎖ボイスとタイトルコール「ぷよぷよ」を合わせた3種類のみ。また、連鎖ボイス再生時はBGMが一旦停止する。タイトル画面が魔法を唱えるアルルのアップに変更され、以降の移植機種もほぼすべてこれを継承している。アーケード版にはなかったエンドレスの「とことんぷよぷよ」モード(通称とこぷよ)、スタッフロールが追加されている。メガドライブ本体とのセット販売バージョンも登場し、メガドライブのキラーソフトとなった。かつてはセガゲーム本舗でも配信されていた。2006年にWiiバーチャルコンソールで配信。
ゲームギア
ぷよが単色表示で、形状もすべて同じであるため、「グミぷよ」の異名がある。2台で通信対戦可能。ぷよの接地回数に制限がないために、ぷよを回転し続け接地を繰り返すだけで永遠に固定しない(他のバージョンでは8回程度接地するとすぐに固定される制限がある)という特徴がある。BGMも一部変更となり、ボイスと漫才デモも収録されていない。また、敵キャラクター固有の思考ルーチン(ハーピーの特殊な積み方など)が存在しない。全30問の「なぞなぞぷよぷよ」モードあり(後に問題を一新して本体同梱や単体でも発売)。海外仕様の本体で起動すると、メッセージのみが英訳された『Puzlow Kids』というバージョンに変わるが、実際には本作は日本国内でしか発売されなかった。2013年1月30日、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信開始。
PC-9801
グラフィックが全面的に描き直されており高画質化しているが、画面の質感や雰囲気はアーケード版のものとは大幅に異なる。フィールドの天井がなく、予告ぷよが画面左右端の壁の中へ縦に並んで表示されるのが特徴。内容は同時発売のゲームギア版に概ね沿っており、タイトルのBGMは音源違いだがゲームギア版と同様で、漫才デモこそあるが対戦中のボイスや敵キャラクター固有の思考ルーチンが無い。ゲームギア版とは異なる全50問の「なぞなぞぷよぷよ」モードを収録。特典として4コマ漫画などのブックレットが付属していた。
す〜ぱ〜ぷよぷよ(スーパーファミコン版)
画面解像度の違いからレイアウトが変更され、敵の顔グラフィックは敵フィールド内に表示される。アーケード版にあるボイスはすべて収録されており、思考ルーチンなども再現されている。隠しモードに入ることで、おじゃまぷよのレート(消したぷよの量に対して相手に送りつけるおじゃまぷよの量)を大まかに変更したり、CPU同士の対戦を見る(ウォッチモード)ことなどが可能。コンパイル開発だが、販売はバンプレストニンテンドウパワーでの書き換えも行っていた。売上本数約170万本。
FM TOWNS
当初は『ゴルビーのパイプライン大作戦』に引き続き、コンパイル自らがファミコン版を基準とした移植をする予定だったが、発売中止となる。その後、アーケード版の人気により、CSK総合研究所がアーケード版を基準に移植することに。画面レイアウトはアーケード版に準拠。BGMはCD-DAで再生されるが、PCエンジン版の一部BGMのように大幅なアレンジはされていない。グラフィックは非常に忠実に移植されているが、操作性や動きが鈍い(例えばぷよ回転ボタンの連打がきかない)など、中身の完成度の面では至らない部分がある。開発はCSK総合研究所(現CRI・ミドルウェア)。
ぷよぷよCD(PCエンジン版)
各ボイスを有名声優が担当しており、音声付き(フルボイス)の漫才デモがCD-DAで再生される唯一のぷよぷよである。また、アルル以外の敵キャラクターにも各声優が演じた連鎖ボイスが用意されており、おじゃまぷよが降る際には連鎖数に応じたダメージボイスが流れる(ただし、連鎖・ダメージボイスの台詞の種類は全員共通でアルルと同じもの)。このため、ふたりでぷよぷよでは使用キャラクターを選択できる。ぞう大魔王戦のフィールド揺れは搭載されていない。販売はNECアベニュー。全面クリア後に2周目として、少し台詞が異なる漫才デモのアレンジバージョンが収録されている。
X68000
アーケード版準拠の移植だが、隠しモードとして「とことんぷよぷよ」も収録。グラフィックの見た目は完璧だが、「ぷよぷよ感」がアーケード版ほどには再現されていない。開発はSPS
ゲームボーイ
表示領域の狭いモノクロ画面のため、GB本体でプレイする時は白黒の濃淡と形状でぷよを区別することになる。スーパーゲームボーイにも対応しており、これを使えばカラー表示となり、ソフト単体で2人対戦も可能。ただし、SGB用の専用フレームは用意されていない。SGBでプレイした場合は、色数の関係か緑ぷよがなく、青ぷよが水色ぷよ、緑ぷよが青ぷよに変更されている。ボイスは出力されず、曲数・音数も少ないが、漫才デモはアニメーションや台詞などが一部変更・簡略化されてはいるものの、ほぼすべて収録されている。タイトルのBGMはゲームギア版と同様で、個別の思考ルーチンもない。操作性や反応は多少鈍く、落下速度が遅い前半ステージなどでは↓キーでの高速落下の処理も同時に遅くなってしまっている。「とことんぷよぷよ」にはタイムアタック機能も搭載。開発はウィンキーソフト、販売はバンプレスト。
ぷよぷよ for Windows(Windows 3.1版)
WinGを使用。開発はクエスト、販売はボーステック。主にPC-9801版に準拠した移植だが、それに加えてアーケード版のボイスがすべて収録されている。PC-9801版と同様のグラフィックを使用(天井ではなく側面におじゃまぷよが表示される形式)。画面サイズを2種類から選択できるが、全画面モードはない。至るところでデモ版CD-ROMが配布された。なぞぷよモードあり。CD-ROMにはオマケとしてWindowsデスクトップ用の壁紙が収録されている。本作は後に「Windows 95対応版」としても発売されたが、後述のWin95専用版とは異なる。
ぷよぷよ for Windows 95(Windows 95版)
基本的にWindows 3.1版からの移植だが、DirectX対応でグラフィックがすべて描き直され美麗になり、フルスクリーン専用になった。また、ハーピーなどの特殊な積み方もアーケード版に忠実になった。なぞぷよモードもあるが、壁紙は削除された。後に「 - for Windows 95/98」としても発売。また、2000年代中頃まで、セガゲーム本舗名義で「WindowsXP対応版」のパッケージでメディアカイトから安価に販売されていた(内容はWindows 95版と同一)。なお、当時のセガゲーム本舗では同時にオンラインでメガドライブ版もネット配信されていたが、こちらとは内容が異なる。
ぷよぷよ for Macintosh(Macintosh PPC版)
Windows 95版の移植で、内容もほぼ同一。
ぷよぷよ(CX-100版)
カシオのカラーワープロ版。
ぷよぷよ(U1版)
パナソニックのカラーワープロ版。
ぷよぷよ for CE(Windows CE版)
ひとりでぷよぷよ専用。
ぷよぷよ for CE2(Windows CE版)
カラーディスプレイに対応した。
ぷよぷよBOXPlayStation版)
モードのひとつとして、メガドライブ版をベースに移植した「ぷよぷよ復刻盤」を収録。PlayStation上で遊べる初代『ぷよぷよ』はこれ一作のみだが、おじゃまぷよに得点が設定されているなど、他機種版と異なる点もある。
ぷよぷよ(S!アプリ 50K版)
S!アプリへの移植版。
ぷよぷよ豪華版(S!アプリ 256K版)
上記の豪華版。
ぷよぷよ(ウィルコム版)
ウィルコム端末への移植版。
バーチャルコンソール
Wii VC メガドライブ版
2006年12月2日配信開始、600Wiiポイント。内容はメガドライブ版と同様。
Wii VCA アーケード版
2011年4月12日配信開始、800Wiiポイント。アーケード版の内容に加え、新たにニンテンドーWi-Fiコネクションによるネット対戦機能が追加された。
ニンテンドー3DS VC ゲームギア版
2013年1月30日配信開始、300円(税込)。内容はゲームギア版と同様。

同じルールのものが日本国外でも発売されている。ただし、一部を除きキャラクターが差し替えられている。→#日本国外

ストーリー

4匹以上の同色の魔物を時空の狭間へ消し去る呪文「オワニモ」。この禁呪を解き放った魔導師の卵の少女アルル・ナジャが、ぷよぷよ地獄に立ち向かう。ただし、「オワニモ」の設定については一部機種の取扱説明書に記載されているのみで、ゲーム中では一切言及されない。ストーリーデモは『魔導物語1-2-3』のエピソード3終了後を踏まえた形となっており、登場キャラクターの出典も全てMSX2版『1-2-3』までに登場していたもので、終盤のボスもエピソード2・3の登場人物達である。主人公のアルルの衣装はPC-98版『1-2-3』のものに近いデザインが採用されている。

本作の「ひとりでぷよぷよ」は3種類の難易度から選択する。

  • 難易度: やさしい(練習ステージ) - 全3ステージ
    • スケルトンT / ナスグレイブ / マミー
    • 1面では一部機種を除きヒントが出る。3面をクリアするとサタンが姿を見せる簡易エンディングが流れて終了となる。
  • 難易度: ふつう - 全13ステージ
    • ドラコケンタウロス / すけとうだら / スキヤポデス / ハーピー / さそりまん / パノッティ / ゾンビ / ウィッチ / ぞう大魔王 / シェゾ・ウィグィィ / ミノタウロス / ルルー / サタン
  • 難易度: むずい - 全10ステージ
    • ステージ4のハーピーから開始する点以外は「ふつう」と全く同じ。

その他

  • 1P側連鎖ボイスの「ファイヤー」「アイスストーム」「ダイアキュート」「ばよえ〜ん」はそれぞれ『魔導物語』でアルルが使用していた魔法、2P側連鎖ボイスはアルルがダメージを受けた時の悲鳴となっている。
  • 「相殺」システムがないため相手からの攻撃を防ぐ手段がなく、いかに素早く連鎖を組んで相手を攻撃するかが競われていた。このため、表示される予告ぷよの最大単位は30個(岩ぷよ)×6まで(ただし、内部的にはそれ以上も計算されている)。
    • 次作『ぷよぷよ通』大ヒットの決定打となった「相殺」システムは、既にスーパーファミコン版『す〜ぱ〜ぷよぷよ』の時点で完成されていたが、次作のために製品版では正式採用が見送られたと、電波新聞社のムック『ALL ABOUT ぷよぷよ通』のインタビューで語られている。
    • なお、SFC版『す〜ぱ〜ぷよぷよ』やFCROMカセット版『ぷよぷよ』では内部的には相殺が実装されており、SFC版では改造コードを使って開発オプションを無理やり開くことにより、相殺モードでプレイすることも可能。相殺時に花火のようなエフェクトは発生しないが、相殺のシステムは通とほぼ同様である。
  • 本作の一部機種の説明書のプロローグで語られた、同色のぷよぷよが4匹繋がると消える原因とされる魔法「オワニモ」については、実際のゲーム中では描かれていないが、後にRPG『魔導物語 道草異聞』としてこのストーリーがゲーム化された。

シリーズ一覧及び解説

ナンバリング作品

第1作以外のメインシリーズの詳細は別記事を参照。

ぷよぷよ
メインシリーズ1作目。厳密には、原型となるMSX・FC版(旧世代)と、アーケード版以降の2種類に分けられる。詳細は各節を参照。
  • 旧世代ぷよぷよ(MSX、ファミリーコンピュータ(ディスクシステム・ロムカセット)) - 1991年10月25日発売。
  • ぷよぷよ(アーケード、他複数機種) - 1992年10月にアーケード版が稼働。
ぷよぷよ通(アーケード、他複数機種)
メインシリーズ2作目[9]。1994年9月にアーケード版が稼働。相手から送られたおじゃまぷよを打ち消せる「相殺」システムが導入され、これが以後のシリーズの基本形となった。
ぷよぷよSUN(アーケード、他複数機種)
メインシリーズ3作目[10]。1996年12月にアーケード版が稼働。独自要素として、連鎖に巻き込んで消すと攻撃力が上がる「太陽ぷよ」が導入された。
今作以降からぷよの表情が個性的になり、連鎖ボイスが主人公以外のキャラクターにも追加された。連鎖アニメも導入されており、演出も派手になった。また、「相殺を行うとおじゃまぷよが1ターンのあいだ保留される」ルールも後の作品に継承されている。
ぷよぷよ〜ん(ドリームキャスト、他複数機種)
メインシリーズ4作目[11]。 1999年3月4日にドリームキャスト版が発売。「特技」と「ステージ」の概念が導入された。前作までとは違い、アーケードとパソコンでは発売されていない。
ぷよぷよフィーバー(アーケード、他複数機種)
メインシリーズ5作目[12]。 2003年11月26日にアーケード版が稼働。メインシリーズでは本作以降セガによる開発・発売となり、デザインも大きく変更された。「連鎖のタネ」が落ちてくる新システム「フィーバーモード」を搭載。前作までとは別の新たな世界が舞台となり、登場キャラクターも、アルルとカーバンクル以外はすべて新キャラクターに一新され、今作からアルルに代わりアミティが主人公となる。
ぷよぷよフィーバー2【チュー!】(PlayStation 2、PlayStation Portable、ニンテンドーDS)
『フィーバー』の直接の続編であり、同時にメインシリーズ6作目[13]。2005年11月24日にPS2・PSP版が同時発売。対コンピュータ戦にて自分を有利にする「アイテム」(「くりぷよアイス」や「ぐりぷよんぼ」など全72種)が追加された。
ぷよぷよ7(ニンテンドーDS、Wii、PlayStation Portable)
メインシリーズ7作目。2009年7月30日にニンテンドーDS版が発売。新ルール「だいへんしん」が搭載された。今作では新主人公としてあんどうりんごが登場し、物語の舞台も現代風の「地球(チキュウ)」となったが、後述の記念作品『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』の流れを汲んで初代『ぷよぷよ』や『フィーバー』シリーズのキャラクターも引き続き登場している。
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記念作品

以下はシリーズの流れを汲む独立した作品として発売されたが、ナンバリングには含まれない。

ぷよぷよBOX(PlayStation)
2000年12月21日発売。『ぷよぷよ〜ん』までの20世紀のぷよぷよシリーズの総集編的な作品で、コンパイル製のぷよぷよとしては最期のタイトル。詳細は個別記事を参照。
みんなでぷよぷよゲームボーイアドバンス
2001年10月18日発売。ぷよぷよの権利が引き継がれた後、コンパイルではなくセガで製作された初の新作タイトル[14]。開発元はCARET HOUSE。携帯ゲーム機用としては初のフルカラーソフトとなった。登場キャラクターやボイスはほとんどが『ぷよぷよSUN』のものだが、独自の漫才デモによるオリジナルストーリーとなっている。ベースとなっているルールは『ぷよぷよ通』。言語設定により英語表示に切り替えることが可能で、欧米では『Puyo Pop』のタイトルで発売された。2003年には「お買い得版」として廉価版も発売された。
  • はじまりの森
    • スケルトンT / インキュバス / セリリ
  • ゴールドタウン
    • キキーモラ / すけとうだら / ハーピー / ミノタウロス / のほほ
  • ガチンコダンジョン
    • キキーモラ / ハーピー / ぞう大魔王 / ルルー / ドラコケンタウロス
  • マジカルタワー
    • キキーモラ / すけとうだら / インキュバス / シェゾ・ウィグィィ / ウィッチ
  • Gサタンキャッスル
    • ラグナス・ビシャシ / ぞう大魔王 / ミノタウロス / スケルトンT / シェゾ・ウィグィィ / ルルー / サタン
  • 試練の迷宮
    • ラグナス・ビシャシ / スケルトンT / セリリ / インキュバス / のほほ / キキーモラ / すけとうだら / ハーピー / ぞう大魔王 / ドラコケンタウロス / ミノタウロス / ウィッチ / シェゾ・ウィグィィ / ルルー / サタン / カーバンクル
ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary(ニンテンドーDS、PlayStation 2、PlayStation Portable、Wii)
2006年12月14日にニンテンドーDS版が発売。ぷよぷよ15周年記念作。『フィーバー2』までの総集編にあたり、多数のルールを収録、本作より初代『ぷよぷよ』のキャラクターも再登場した。詳細は個別記事を参照。
ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary (ニンテンドーDS、ニンテンドー3DS、PlayStation Portable、Wii)
2011年7月14日にニンテンドーDS版が発売。ぷよぷよ20周年記念作。『ぷよぷよ7』までの総集編にあたり、『ぷよぷよ! 15th』同様に多数のルールを収録。詳細は個別記事を参照。
ぷよぷよテトリス (ニンテンドー3DS、PlayStation VitaWii UPlayStation 3PlayStation 4Xbox One
2014年2月6日に4機種同時発売[15]『ぷよぷよ』と『テトリス』のコラボレーション作品で、2作を組み合わせひとつのゲームにしたタイトル。『テトリス』シリーズの生誕30周年記念作でもある。

なぞぷよ

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あらかじめフィールドに設置されたぷよと指定されたぷよを使用して、設定された「X連鎖するべし」「ぷよ全て消すべし」などの条件を満たすことを目指す、詰め将棋のようなゲームである。従来のぷよぷよとは少し異なる。また、壁などの障害物などが登場する作品もある。

各種ぷよぷよシリーズの1モードとして収録されている場合が多い。「ミッションモード」「なぞなぞぷよぷよ」「タスクモード」などの名称でも呼ばれる。

独立した単体ソフトとしていくつか発売された他、『ディスクステーション』にも単体作品のなぞぷよが数作収録されていた。個別の作品一覧はなぞぷよ#作品一覧を参照。

ぷよぷよ!!クエスト

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ぷよぷよ!!クエスト(iOS、Android)
2013年4月24日にiOS(iPhone4, 4S, 5, iPod touch)、2013年6月11日にAndroid向けアプリがリリースされた、基本料金無料・一部有料アイテムありのパズルRPG。これまでのシリーズとは異なり、積まれたぷよをなぞって消していくルール。
ぷよぷよ!!クエスト アーケード(アーケード)
2013年11月7日より稼動。アーケード版でも「基本プレイ無料」のシステムを採用する。これはアーケードゲームでは初めての試みとしている。スマートフォン版とはルールや登場キャラクターが一部異なり、相互連動も行われている。

パズルゲーム以外のぷよぷよ関連作品

ぷよぷよシリーズの源流であるコンピュータRPGについては『魔導物語』の項目も参照。この他、『ディスクステーション』にもぷよ関連ゲームがいくつか収録されていた。

わくわくぷよぷよダンジョン(セガサターン)
魔導キャラを使ったローグライクゲーム。1998年4月2日発売。タイトルに「ぷよぷよ」と銘打ってはいるものの、その内容はむしろ『魔導物語』に近い。
本来は1997年年末商戦への投入が計画されていたタイトルであったが、制作難航により発売延期を余儀なくされ、これは当時財務面が急速に悪化していたコンパイルを和議申請に追い込む一因となった。
わくぷよダンジョン決定盤(PlayStation)
上記SS版のリメイク作品。1999年3月18日発売。現在はプレミアがついており比較的入手は困難。
ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ(ゲームボーイカラー)
シミュレーションRPG。1999年8月27日発売。パラレルワールドを舞台にしており、世界観や登場キャラクターは従来のぷよシリーズと大幅に異なる。
ぷよぷよDA! -featuring ELLENA System- (アーケード、ドリームキャスト
魔導キャラを使った音楽ゲーム。1999年12月にアーケード版が稼動し、同月16日にドリームキャストで発売。詳細は個別記事を参照。
アルルの冒険 まほうのジュエル(ゲームボーイカラー)
アルルを主人公としたカードバトル風2DRPG。2000年3月31日発売。
たいぷdaぷよぷよ(Windows 95 & Macintosh ハイブリッド)
ぷよぷよとタイピングソフトが融合したゲーム。2001年5月25日発売。開発・発売元はバイオックス、販売元はメディアカイト。セガの許諾の下、バイオックスが開発した作品であり、コンパイルは製作に携わっていない。グラフィックなどは『ぷよぷよSUN』がベースである。画面中央には一人分のプレイフィールドが表示されており、通常のぷよぷよのルール通り操作して消すとその場でタイピング問題が出題される。制限時間内にタイプ入力を成功させると相手にダメージを与えることができ、相手の体力ゲージを無くすとクリアとなる。また、相手のおじゃまゲージが溜まった場合にもタイプ問題が出題され、入力に成功すればおじゃまぷよを防御することができる。

携帯電話アプリ

初代をそのまま完全移植したものは#ぷよぷよの節を、その他の作品の移植アプリは各作品の項目を参照。

ぷよぷよ(旧バージョン)(iアプリ、S!アプリ 50K、EZアプリ (Java) ・BREW)
とことんぷよぷよのみ。
2001年4月4日にリリースされた最初のバージョンは、コンパイルではなくセガから初めて独自に制作された『ぷよぷよ』となった(ただし、素材は過去作の流用である)。同年11月14日配信のS!アプリ版は携帯電話アプリ版で初めて連鎖ボイスを搭載した。
とことんぷよぷよ(iアプリ)
上記の改訂版。グラフィックを『みんなでぷよぷよ』のものに変更。
とことんぷよぷよ(S!アプリ、EMOBILE、WILLCOM)
とことんぷよぷよのみ。
ひとりでぷよぷよ(S!アプリ 50K、EZアプリ (Java) ・BREW)
ひとりでぷよぷよのみ。漫才デモは初代『ぷよぷよ』と同様。EZアプリ (Java) にはグレードアップ版の「ひとりでぷよぷよ豪華版」が存在する。
ひとりでぷよぷよ(iアプリ、S!アプリ)
ひとりでぷよぷよのみ。上記とは異なり、新規の漫才デモになっている。
ふたりでぷよぷよ(iアプリ、S!アプリ 50K、EZアプリ (Java))
ふたりでぷよぷよのみ。携帯電話を2人で持って対戦する。iアプリ版は横持ち版の「ふたりでぷよぷよ よこ」と縦持ち版の「ふたりでぷよぷよ たて」2バージョンがある。
ぷよぷよDX(iアプリ)
iアプリ版「とことん」「ひとりで」「ふたりで」と「タスクモード」を一つのiアプリにまとめたもの。なお、初期は「とことん」「ひとりで」のみを収録。
対戦ぷよぷよ(EZアプリ、S!アプリ)
ネットワーク対戦可能なふたりでぷよぷよ。
ぷよぷよズラシ(iアプリ、S!アプリ、BREW)
ぷよぷよを左右にずらして消していく。画面デザインは『フィーバー』をベースにしている。
ぷよぷよソリティア(iアプリ、S!アプリ、BREW)
『フィーバー』のキャラクターを使ったソリティア

書籍

攻略本

ぷよぷよ メガドライブ&ゲームギア公式ガイドブック(ワンダーライフスペシャル)
1993年5月20日に小学館より発売。付録として田中勝己による楽曲アレンジが収録されたシングルCD『ぷよぷよ Rave Revenge』が付属。
す〜ぱ〜ぷよぷよ 必勝のスーパー問題集(電撃攻略王)
1993年12月20日にメディアワークスより発売。
ALL ABOUT ぷよぷよ(ALL ABOUTシリーズ)
1993年12月30日に電波新聞社より発売。
朝まです〜ぱ〜ぷよぷよ PUYO2 FAN BOOK
1994年1月3日に勁文社より発売。
す〜ぱ〜ぷよぷよ必勝攻略法(スーパーファミコン完璧攻略シリーズ)
1994年1月21日に双葉社より発売。
す〜ぱ〜ぷよぷよ攻略本 ぷよマスターへの道
1994年1月30日に辰巳出版より発売。
す〜ぱ〜ぷよぷよ大百科(ケイブンシャの大百科)
1994年7月15日に勁文社より発売。
スーパーゲームボーイぷよぷよ 公式ガイドブック
1994年9月9日に勁文社より発売。
ぷよマスターへの道 連鎖攻略のための完全マニュアル
1995年7月5日に勁文社より発売。
セガサターン わくわくぷよぷよダンジョン 公式攻略本
1998年5月1日にエクシード・プレスより発売。
わくぷよダンジョン決定盤パーフェクトガイド(The PlayStation BOOKS)
1999年3月1日にアミューズメント書籍編集部より発売。
ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ パーフェクトガイド
1999年9月1日にアミューズメント書籍編集部より発売。

漫画

す〜ぱ〜ぷよぷよ -魔導物語より-
講談社別冊フレンド』誌上に1994年1月号から12月号まで連載されていた。作者はかずはしとも
ぷよぷよ天国(マンガボーイズコミックススペシャル)
全2巻。徳間書店より発行されたアンソロジーコミック。第1巻は1995年4月22日、第2巻は1995年8月23日に発売。
ばよえ〜んすぺしゃる(ラポートコミックス)
全3巻。ラポートより発行されたアンソロジーコミック。第1巻は1995年12月9日、第2巻は1996年7月、第3巻は1997年12月に発売。
ぷよぷよギャグバトル(火の玉ゲームコミックシリーズ)
全8巻。光文社より発行されたアンソロジーコミック。
とっても!ぷよぷよ(てんとう虫コミックススペシャル
全6巻。小学館小学館の学年別学習雑誌(『学習幼稚園』『小学一年生』『小学二年生』『小学三年生』『小学四年生』)誌上に連載されていた。作者はたちばな真未
ぷよぷよ4コマまんが王国(ACTION COMICS)
全2巻。双葉社より発行されたアンソロジーコミック。第1巻は1996年12月14日、第2巻は1997年7月28日に発売。
ぷよぷよ大行進!(講談社コミックス)
全1巻。講談社『コミックボンボン』誌上に連載されていた。1997年4月4日発売。作者は平野豊
きめろ!ぷよぷよ(G COLLECTION)
1998年4月15日にムービックより発売されたアンソロジーコミック。
わくわくぷよぷよダンジョン(Gファンタジーコミックス)
全3巻。エニックス月刊Gファンタジー』誌上に1998年10月号から2001年8月号まで連載されていた。第1巻は1999年11月、第2巻は2000年10月、第3巻は2003年3月に発売。作者は魔神ぐり子エニックスお家騒動に伴う作者の移籍により、内容は未完のままとなっている。
ぷよぷよ(ハイパーGコミックアンソロジー)
1999年1月8日にエニックスより発売されたアンソロジーコミック。
ぷよぷよ 4コマKINGS(DNAメディアコミックス)
1999年2月12日にスタジオDNAより発売されたアンソロジーコミック。
ぷよぷよ ショートコミックKINGS(DNAメディアコミックス)
1999年3月12日にスタジオDNAより発売されたアンソロジーコミック。
ボクとトラさん。
2009年4月3日よりセガの携帯電話用サイト「★ぷよぷよ!セガ」にて連載開始された4コマ漫画。作者は剣持まよ。『ぷよぷよ』が下手な主人公のサラリーマン・石田アキトと、動いて喋って『ぷよぷよ』も得意なネコ型携帯ストラップのトラさんを中心とした漫画。作中でゲームとしての『ぷよぷよ』が多く題材になっている。
ぷよぷよ7
アスキー・メディアワークスキャラぱふぇ』誌上に連載されていた。作者はこめ苺

小説

ぷよぷよSUN サタンさまのモテモテ大作戦(ファミ通ゲーム文庫
1998年3月2日にアスキーより発売(ISBN 4-89366-963-X)。著者は高平鳴海、挿絵はみふづかつかさ。
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ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ(ファミ通文庫
1999年9月13日にアスペクトより発売(ISBN 4-7572-0507-4)。著者は織田健司、挿画は工藤大樹&はしもとくにお。
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小説・ぷよぷよ
2013年8月31日発売の雑誌『キャラぱふぇコミック&パズル』Vol.3以降より連載[16]。著者は芳野詩子、挿絵はこめ苺。未単行本化。
ぷよぷよ アミティとふしぎなタマゴ(角川つばさ文庫
2014年4月15日に角川書店より発売(ISBN 978-4-04-631389-8)。著者は芳野詩子、挿絵はこめ苺。
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上記の他、『魔導物語』の小説化作品にも『ぷよぷよ』シリーズの要素が一部取り入れられている。 テンプレート:Main

CD・カセットテープ

ばよえ〜ん!! THE MEGA TRACKS OF ぷよぷよCD
1994年4月21日発売。発売元はNECアベニュー。PCエンジン版『ぷよぷよCD』のオリジナルサウンドトラック+ドラマCD
ぷよぷよ の〜てんSPECIAL
1995年7月1日発売。ボイスドラマを収録したカセットテープ。脚本は山口宏、音楽は河野英雄
ぷよぷよDX. Complete Best Album 1
1998年7月23日発売。発売元はテイチク。『ぷよぷよ』のアレンジサウンドトラック。
ぷよぷよ通DX. Complete Best Album 2
1998年9月23日発売。発売元はテイチク。セガサターン版『ぷよぷよ通』のオリジナルサウンドトラック。
ぷよぷよSUN DX. Complete Best Album 3
1998年11月21日発売。発売元はテイチク。『ぷよぷよSUN決定盤』のオリジナルサウンドトラック。
わくぷよダンジョン決定盤 オリジナル・サウンドトラック
1999年2月24日発売。発売元はテイチク。『わくぷよダンジョン決定盤』のオリジナルサウンドトラック。
ぷよぷよ〜ん オリジナルサウンドトラック
1999年3月25日発売。発売元はテイチク。『ぷよぷよ〜ん』のオリジナルサウンドトラック。
ぷよぷよ! ORIGINAL SOUNDTRACK
2007年3月21日発売。発売元はウェーブマスター。『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』のオリジナルサウンドトラック。
ぷよぷよフィーバー1&2 サウンドトラック
2007年7月26日発売。発売元はセガ。『ぷよぷよフィーバー』と『ぷよぷよフィーバー』のオリジナルサウンドトラック。
ぷよぷよのうた
2009年7月29日発売。発売元はジェネオン・ユニバーサル。『ぷよぷよ7』のテーマソングのCD。
ぷよぷよ7 オリジナルサウンドトラック
2009年12月11日発売。発売元はジェネオン・ユニバーサル。『ぷよぷよ7』のオリジナルサウンドトラック。
ぷよぷよ!!オリジナルサウンドトラック
2012年2月4日発売。発売元はウェーブマスター。『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』のオリジナルサウンドトラック。
「ぷよぷよ!!Puyopuyo 20th anniversary」関連商品

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ぷよぷよ!!オリジナルサウンドトラック
2012年2月4日発売。発売元はウェーブマスター。
ドラマCD「ぷよぷよ」シリーズ
発売元はセガ。
  • ドラマCD「ぷよぷよ」(2012年9月13日発売)
  • ドラマCD「ぷよぷよ」Vol.2(2012年12月13日発売)
  • ドラマCD「ぷよぷよ」Vol.3(2013年1月31日発売)
  • ドラマCD「ぷよぷよ」Vol.4(2013年12月12日発売)
  • ドラマCD「ぷよぷよ」Vol.5(2014年1月23日発売)
ぷよぷよ ヴォーカルトラックス
2013年3月27日発売。発売元はウェーブマスター。登場キャラクターのテーマ楽曲に歌詞を付け、それぞれのキャラクターが歌ったアルバム。
ぷよぷよ ヴォーカルトラックス Vol.2
2013年11月14日発売。発売元はウェーブマスター。上記の第二弾。

画集・アニメ

DSアニメ総集編'98
1998年5月発売。VHS。『Disc Station』に収録された短編アニメをまとめたもの。『魔導物語』『ぷよぷよ』シリーズのほか、『ジャンプヒーロー』『幻世』シリーズのアニメも収録。
COMPILE GALLERY 123 〜ぷよぷよ─そして魔導物語へ〜
1998年7月10日発売。Windows 95対応CD-ROM。デジタル画集+サウンドトラック。
ぷよぷよ〜ん画集 〜COMPILE GALLERY 2〜
2000年6月16日発売。Windows 95/漢字Talk7.X対応CD-ROM。デジタル画集。
ぷよぷよ〜ん設定資料集 〜COMPILE GALLERY 2+〜
2000年6月16日発売。Windows 95/漢字Talk7.X対応CD-ROM。デジタル画集。

玩具、プライズ、アミューズメント作品など

パズルゲーム型の作品

ぷよりん(キーチェーンゲーム)
モノクロ液晶画面を使用した携帯型キーチェーンゲーム。1997年7月25日発売。とことんぷよぷよ形式で、モードはN/Tの二種類と、それぞれに落下速度の異なるサブモードが存在する。出現するぷよは白〇 黒小● 黒大(●) の3種類。窒息(詰まり)の判定が独特で、いずれかの列の天井にぷよがくっつくとゲームオーバーになる。当時流行していた携帯型ゲーム『テトリン』にネーミングや形態が酷似している。
カラーぷよりん(キーチェーンゲーム)
上記『ぷよりん』の後継機として発売されたカラー版だが、オレンジぷよが着地するまで明滅を繰り返すためモノクロ版と比較して非常に見にくい。
ぷよぷよ(ゲーム電卓
4×4のフィールドで3色のぷよを消していく。連鎖ボイスは「ファイヤー」のみ。ぷよが3匹くっつくだけで消えるという特徴がある。
さわって!ぷよぷよ(プラスe
ファミリーレストランガストなど、飲食店に設置されたタッチパネルを用いたアミューズメント端末「プラスe」内に収録された作品。画面上のボタンを押しぷよを操作する。1Pと2Pが交互に操作することにより対戦もできる。プラスeは2005年9月30日にサービスを終了した。
ぷよぷよ(LCDゲーム)
EL-SPIRITSの【レトロシリーズ】として2006年7月22日に発売。発売元は有限会社ハンドヘルド、販売元はエポック社。かちぬきモードととことんモードの2つを搭載。後者は通常のとことんぷよぷよだが、前者はそれに加えおじゃまぷよも降ってくるモードで、規定得点を得ると1人抜き、全10人抜きすればクリアとなる。

玩具

バランスゲームす〜ぱ〜ぷよぷよ(玩具)
ツマミを回して磁石の強度をランダムに変えた後、交互にトレイの上にぷよを載せていくゲーム。経年劣化で永久磁石が弱り、難易度が上がる側面もある。
ボードゲームぷよぷよマスターズ(玩具)
ランダムにボックスからぷよぷよを取り出して置いていく対戦ゲーム。本体付属のルーレットでおじゃまぷよの数を決めるため、連鎖数とおじゃまぷよの数はあまり関係ない。
キャラカセットぷよぷよ(玩具)
タカラ社製の玩具『キャラルシール』専用ソフト。『ぷよぷよ』と銘打たれているが、『通』や『SUN』の敵キャラクターなども印刷できる。電子ゲームとしては「ぷよらーチェック」という相性診断占いが内蔵されている。

プライズ系作品その他

ぷよぷよスロット(メダルゲーム
上下にローテーションする5列のぷよのうち、中央3列をボタンで止め、画面が固定された後ぷよが消滅する。左右2列は最初から固定。得点に応じて配当がある。BGMや効果音は『す〜ぱ〜ぷよぷよ』から流用されているが、前者については原曲より短くループする。
ぱちぷよ(メダルゲーム)
ハンドルをひねるとぷよが打ち出され、一定量のぷよが出ると打ち止めになり、ぷよが消滅する。得点に応じて配当がある。
ぷよぷよ! The Medal Edition(メダルゲーム)
ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』のキャラクターと世界観を業務用メダルゲームに再利用したもの。漫才デモは『15th anniversary』をベースにしたものに加え、さらに新規のデモも多数作られた。メダリンクシリーズの第5弾である。
パチスロ ぷよぷよ!(パチスロ)
タイヨーエレックからリリースされたパチスロ機。ストーリーや世界観は『フィーバー』『フィーバー2』『15th』の3作をベースにしている。
す〜ぱ〜ぷよぷよびんご(プライズ)
1つしかないボタンを3回押すだけの攻略要素のないゲーム。景品はキャンディで、最大の役で6つ出てくる。飴の種類が10種類のうえ、規則正しい順番で出てくるためコレクション要素もほぼないと言ってよい。
ぷよしょっと(プリクラ
当時流行していた、写真を印刷するゲーム筐体『プリント倶楽部2』の一種。『ぷよぷよSUN』をベースにしたフレームで印刷ができる。一般のゲームセンターには置かれず、ぷよまん本舗に設置されていたので、世界でも五台しか存在していなかった。稼働日は1997/03/30で、ユーザへの初御披露目は第三回ぷよマスターズ大会だった。当初は9フレーム+隠しフレームだったが、ばよえ〜んツアー97の時期に新規18フレーム+隠しフレームが追加されている。[17]

キャラクター差し替え作品

以下のソフトは、本来の『魔導物語』や『ぷよぷよ』シリーズのキャラクターではなく、別のキャラクターに置き換えて発売された『ぷよぷよ』である。同様の形式で日本国外にて発売された作品については#日本国外の節を参照。

ストレスレスレッスン れすれす(PlayStation)
コンパイルから許諾を得て、マックスファイブが1997年に製作したゲーム。基本的な内容はぷよぷよだが、キャラクターが異なり、恋愛ゲームのようなストーリーとなっている。
機動劇団はろ一座 ハロのぷよぷよ(ゲームボーイアドバンス)
バンダイより2005年に発売の『機動戦士ガンダム』のパロディ作品『機動劇団はろ一座』の登場人物が登場するぷよぷよ。ぷよの代わりにハロが降ってくる。ゲームシステムは『ぷよぷよ通』のルールを採用。連鎖時にキャラクターが叫ぶセリフをプレイヤーが選択して編集できるのがセールスポイント。使用できるセリフのコレクション要素もあり。
ぷよぷよ39!
セガより2013年発売の『初音ミク Project mirai 2』(ニンテンドー3DS)内のモードのひとつとして収録されているミニゲーム。ねんどろいどデザインのVOCALOIDキャラクターが登場する。ルールは『ぷよぷよ通』に準じている。ミニゲーム扱いであるが、キャラクター別の連鎖ボイスおよびカットインの演出なども存在しており、ソフトが2本あれば通信対戦も可能。

なお、1995年にテクモより発売された『でろーんでろでろ』(アーケード、PlayStation、セガサターン)は、本作『ぷよぷよ』と酷似したゲームルールを持つ作品である[18]が、本作との直接的な関係はない。

日本国外

日本国外では、『魔導物語』のキャラクターではなく、別キャラクターに差し替えられて発売されるケースがある。

Puyo Puyo(アーケード)
初代『ぷよぷよ』のヨーロッパ版。魔導キャラのままセリフとボイスだけが英訳されているが、ほとんどのキャラクターの名前が変更されており(例としてアルルはSilvana、パノッティはJohnny、シェゾはDeviousなど)、宗教上の配慮からハーピー(Dark Elf)の翼がなくなっている。
Dr.エッグマンのミーンビーンマシーン (Dr. Robotnik's Mean Bean Machine) (GENESISゲームギアマスターシステム
販売はセガ。メガドライブ版およびゲームギア版初代『ぷよぷよ』の欧米ローカライズ版だが、敵キャラクターがDr.エッグマンをはじめとした「ソニックシリーズ」のキャラクターに差し替えられており、ストーリーやBGM、ボイスなども変更されている。ただし、主人公はソニックではない。ゲーム画面にはカーバンクル(本作ではハズビーン)も登場する。また、パスワードでコンティニューができるシステムが搭載されている。
日本国内でも『セガアーカイブス フロム USA Vol.2』、『ソニック メガコレクション』『同 プラス』、『メガドライブ プレイTV』などの収録ソフトの一つとして何度か登場している。
Kirby's Avalanche、Kirby's Ghost Trap(SNES
販売は任天堂。スーパーファミコン版『す〜ぱ〜ぷよぷよ』のアレンジ版で、BGM、キャラクター、背景は「星のカービィシリーズ」の世界観に合うよう差し替えられており、画面中央ではカーバンクルではなくカービィが踊るが、ぷよだけはそのまま登場する。キャラクターグラフィックやBGMは『星のカービィ 夢の泉の物語』と『カービィボウル』から引用されており、新規のストーリーデモも付いている。ヨーロッパ版はタイトルが "Kirby's Ghost Trap" に変更されているが、内容は同一である。上記の『ミーンビーンマシーン』とは異なり、本作は日本国内では一度も発売されていない。
元々は日本の『す〜ぱ〜ぷよぷよ』をそのまま翻訳して発売される予定だったが、コンパイルの開発スタッフが任天堂から直接頼まれたため、急遽カービィシリーズのキャラクターへ差し替えて製作が行われることになったとされる[19]
2007年には欧米でWiiのバーチャルコンソール対応ソフトとして配信された(日本での配信予定はない)。
Qwirks(Windows 3.1、Macintosh)
販売はスペクトラムホロバイト (Spectrum HoloByte) 、開発はBig Bang Software。『テトリス』の開発者アレクセイ・パジトノフが監修を務め、タイトル画面にも彼の顔写真が登場する。初代『ぷよぷよ』のルールをベースにしているが、キャラクターやBGMなどは独自の世界観のものに差し替えられている。このゲームだけの独自要素として、消すと色々な効果が現れるクリスタルぷよ (Crystal Qwirk) が出現する。なぞぷよにあたる「Puzzle mode」も収録されている。
日本国内でもスペクトラムホロバイトジャパンより、1995年12月にWindows 3.1版が和訳の簡易説明書付きで英語版のまま発売された。価格は7,800円(税別)。また、Windows版発売の翌年に、同内容のMacintosh版も日本でリリースされた。
Puyo Pop
"Puyo Pop" のタイトルで発売された国外向け作品が複数存在する。これらは基本的に、元になった日本語版と内容や登場キャラクターは同じまま、メッセージやボイスなどが翻訳されている。
Puyo Pop(ネオジオポケットカラー)
日本国外版『ぷよぷよ通』。
Puyo Pop(ゲームボーイアドバンス)
日本国外版『みんなでぷよぷよ』。
Puyo Pop(N-Gage
日本国外版『ぷよぷよ』(初代)。ただし、キャラクターの配色、ストーリーやBGMが大幅に改変されている。
Puyo Pop FEVER(PlayStation 2他、複数機種)
日本国外版『ぷよぷよフィーバー』。

登場キャラクター

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ぷよぷよ地獄

当初、ぷよぷよでの対戦は「ぷよぷよ地獄」と呼ばれていたが、『ぷよぷよSUN』以降は「ぷよぷよ対戦」「ぷよぷよ勝負(ぷよ勝負)」などと呼ばれるようになっていった。だが、『ぷよぷよフィーバー』において、劇中でこそないものの「はらはらコース」のテーマ曲である「たのしいぷよぷよ地獄」の曲名で復活を果たし、『ぷよぷよ!』ではサタンが漫才デモにおいて「ぷよぷよ地獄(ぷよ地獄)」という言葉を頻繁に使用するようになった(ただし、サタンは作中では「ぷよ地獄」を「ぷよ勝負」の意味ではなく、ぷよ地獄なる場所が別にあるかのようなニュアンスで使用している)。

ブームの変遷

ブームの到来

アーケード用へ移植される際、対戦要素を前面に押し出すことで爆発的に流行した。

アーケード版発売には、雑誌『マイコンBASICマガジン』においてゲームライター手塚一郎らの熱心な宣伝が貢献したと言われる。その後マイコンBASICマガジンでは、ぷよぷよに関するさまざまな記事が書かれ、それをまとめたムックも発売された。

ぷよぷよ』はもともと、同社のRPG『魔導物語』の派生作品として製作された。操作ブロックとなるモンスター「ぷよぷよ(ぷよ)」を始め、主人公「アルル・ナジャ」や敵キャラクターも同作品の登場キャラクターの流用である。ストーリーモードのデモに「あんた、まだそんなことをやってるの」「やっぱり、あんたの仕業だったのね」の台詞があるのは『魔導物語』の世界観・ストーリーを受け継いでいるからである。『ぷよぷよ』の成功を受けてか、一時は『魔導物語』が各ゲーム機に移植されたりパソコン向けに続編が作られるなどしたものの、今では『ぷよぷよ』の方がはるかに知名度が勝り、本家である『魔導物語』は存在自体を知らないユーザーも多い。

『ぷよぷよ』は一大ヒットとなり、メガドライブの販売に貢献する一方で、あらゆるコンピュータに移植された。また、コンパイル主催の大会が「渋谷ジャック」(ゲームギアと対戦ケーブルを持って渋谷を歩き回り、参加者同士で対戦して予選を勝ち抜いた)をはじめ全国各地で開催され、参加者は「ぷよら〜」、その優勝者は「ぷよマスター」「ぷよキング」と呼ばれた。大会は好評で、コンパイルも拡大を促進するべく全日本ぷよ協会を発足させた。

続編の登場

初代『ぷよぷよ』の対戦は、最終的にはいかに早く“赤玉”こと岩ぷよ2個(おじゃまぷよ60個相当)を送り込むかの問題に収束したため、5連鎖や4連鎖ダブル(4連鎖目に2色同時消し)、3連鎖トリプル(3連鎖目に3色同時消し)を素早く作る技術が問われた。土壇場での「回し勝負」などによる逆転要素はあったものの、基本的には「先に必要な分を送り込んだ方が有利」で、試合展開はスピーディーだが、戦略的には単調になりがちだった。

2作目『ぷよぷよ通』では、前作の問題点を打開すべく乱入対戦および相殺システムが導入され、相手からのおじゃまぷよをこちらの連鎖で相殺できるようになった。このため、前作とは逆に「後から一段階上の連鎖を仕掛けた方が有利」になり戦略に幅が生まれたことで、好評となり前作と同様にさまざまな機種に移植された。その一方で、上級者の間では、逆に相殺を回避するために一撃必殺を狙い「巨大連鎖」と呼ばれる10〜13連鎖以上の仕掛けを作る集中力が要求され、一層マニアックなものになっていった。

この問題は3作目『ぷよぷよSUN』に持ち越されたが、企画者が交代して開発したうえ追加した「太陽ぷよ」システムは、作りかけの大連鎖へのつぶし効果はあったものの、根本的な解決にはなっていなかった。それにより、公式大会では『ぷよぷよ通』が使用され続ける事態となった。

コンパイルの経営破綻とブームの終焉

コンパイルは創業オーナー社長であった仁井谷正充のもと、ぷよぷよシリーズで得た収益を原資に、社員の大量採用やビジネスソフトへの参入、派手な広告展開など、急激な拡大戦略を繰り広げる。1996年幕張メッセでイベント「全日本ぷよマスターズ」を開催、約18,000人の観衆を集めた。1997年3月期には売上高約69億円を計上。数字的に見た場合、この時期がコンパイルの絶頂であり、また同社時代の『ぷよぷよ』人気の頂点でもあった。

しかし、同社の栄華は続かず、拡大戦略が行き詰まるとたちまち窮し、本来は1997年の年末商戦向けの大型タイトルであった『わくわくぷよぷよダンジョン』の開発難航による発売延期も一因となって資金がショートし、1998年3月、約75億円の負債を抱えての和議申請という、当時のゲーム業界でも有数の大型経営破綻を引き起こした(倒産時の報道では「ぷよぷよバブルはじけた」などと揶揄された)。和議申請に際して債務圧縮の必要に迫られたコンパイルは、セガ・エンタープライゼス(現在のセガ)に『ぷよぷよ』シリーズの知的財産権を有償譲渡した。ブームは次第に下火となったが、その後もセガからの許諾の元『ぷよぷよ〜ん』『ぷよぷよBOX』などが発売された。しかし結局、かつてのようなヒットにはつながらなかった。

また、仁井谷は1997年ごろ、「これからはディスクの時代だ」と発言している。その真意は不明だが、確かに任天堂系ゲーム機向けのぷよぷよシリーズを一部外注に委ねるなどしている。

なお、創業以来セガとの資金・制作面における関係が深かったことから、当初よりぷよぷよの新作はセガハード版から優先して開発されており、アーケード基板もセガ製のものであった。

セガ移植・新世代

「ぷよぷよ〜ん」の発売と前後して、セガなどの他メーカーが過去の『ぷよぷよ』シリーズの移植作を発表した。そして2001年にセガの開発分社であるソニックチーム2004年7月1日にセガと統合)の開発で、『ぷよぷよ通』システムのリファインバージョン『みんなでぷよぷよ』が発売された。一方コンパイルは、ぷよぷよシリーズの知的財産権を使用できる契約が2002年8月に期限を迎え[20]、ぷよぷよシリーズからの撤退、そして新たなパズルゲーム『ポチッとにゃ〜』をNAOMI基板での稼動を発表した。

その後、セガは携帯電話用アプリなどへ旧作の移植を行っていたが、2003年秋にシステム・キャラクターデザイン共に大幅なリニューアルを行った新作『ぷよぷよフィーバー』を発表、同年冬にはアーケード版が稼動され、家庭用ゲーム機にはPlayStation 2ドリームキャストニンテンドーゲームキューブXbox版が発売された。

なお『ポチッとにゃ〜』は延期につぐ延期を重ね、基板もNAOMIからMVSネオジオ)に変更された。2003年1月にコンパイルは『魔導物語』『ポチッとにゃ〜』などすべてのコンパイルの権利と業務をアイキに譲渡したと発表。2003年11月6日に約54億円の負債を残して自己破産した。結局『ポチッとにゃ〜』が稼動したのは2003年末となり、『ぷよぷよフィーバー』と同時期となった。

『フィーバー』発売を機に毎月24日を「ぷよの日(2をぷ、4をよ)」と定め、CMキャラクターとして松浦亜弥を起用して積極的なプロモーションを展開した。結果、かつての『ぷよぷよ通』のような“大ブーム”にこそ至らなかったが、『ぷよぷよSUN』『ぷよぷよ〜ん』の2作品の売り上げを上回った。なお、ゲームボーイアドバンス版のCMには松浦亜弥を再起用(前田健と初共演)したが、最後に発売されたニンテンドーDSPlayStation Portable版のCMには起用されなかった。

2005年11月24日には続編となる『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』が発売、プロモーションは松浦の起用を見送るなど地味なものとなった。しかし売り上げは初週販売9000本、累計販売4.1万本(2006年7月2日現在のニンテンドーDS版のみの売上。ニンテンドードリーム調べ)と決して悪い数字ではなく、定番パズルゲームとしての地位と知名度は健在であることを表した[21]。また作品内では旧作品の世界とのつながりが見受けられ、使うとフィールドの両端にぷよが積まれるアイテム「ハーピー笛」など、明らかに旧作品を意識したものもある。

セガでは2006年が「ぷよぷよ発売15周年」として「“色々なこと”をやろうと思っています」とコメント。手始めとして2006年2月3日から2月26日まで、ウェブサイト上でアンケートを実施したが、こちらでも設問の中には旧作品に関するものが多く設けられた。

アンケートに次ぐ記念企画として2006年3月8日より12月まで、Windows PC を使用したオンラインイベントぷよぷよ15周年カーニバルを開催、そして9月15日に『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』が発表された。CMキャラクターに蛯原友里とゲームキャラクター「すけとうだら」の着ぐるみキャラを起用、すけとうだらは各種プロモーションイベントにも登場した。全機種あわせて30万本以上を売り上げるなど、いまだ『ぷよぷよ』シリーズの根強い人気の高さがうかがえる。

2009年7月30日には、メインシリーズ第7作『ぷよぷよ7』が発売された。

2011年にはぷよぷよ発売20周年を記念して、7月14日に『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』が発売された。さらに2013年4月24日には同作品をベースとしたスマートフォンアプリぷよぷよ!!クエスト』の配信が開始され、同年11月7日にはアーゲード版も稼働開始した。

2014年2月6日には『テトリス』とのコラボレーション作品『ぷよぷよテトリス』が発売された。こちらは当初『ぷよぷよ7』の次に発売するシリーズとして計画されていたが、諸事情により延期となっていた[22]

『魔導物語』のキャラクターを使用した旧『ぷよぷよ』シリーズも、セガから『ぷよぷよ通』『ぷよぷよSUN』がPlayStation 2や携帯電話アプリに移植されている。中古市場でも旧シリーズが比較的高値で売買されており(特に各機種版『ぷよぷよ〜ん』は販売数が少ないこともあり高値の傾向がある)、さっぽろ雪まつりに毎年旧シリーズのキャラクター雪像を作り続けているグループもある。

なお、これらの作品はクレジットとして"SONIC TEAM"ロゴとソニック・ザ・ヘッジホッグが描かれている。

シリーズのCM出演者

す~ぱ~ぷよぷよ

ぷよぷよ(ゲームボーイ版)

す~ぱ~なぞぷよ ルルーのルー

  • 藤沢かりん

ぷよぷよ通(サターン版)

す~ぱ~ぷよぷよ通

  • 田中勝己 - 「灼熱のファイヤーダンス」がCMソングとして使われた。CMで登場した黒タイツの中の一人でもある。

す〜ぱ〜ぷよぷよ通リミックス

  • 田中勝己 - 「灼熱のファイヤーダンス」がCMソングとして使われた。CM自体は「す~ぱぷよぷよ通」の使い回しのため、黒タイツの中の一人であると思われる。

ぷよぷよ通 決定盤

  • 田中勝己 - 「灼熱のファイヤーダンス」がCMソングとして使われた

ぷよぷよフィーバー(ゲームボーイアドバンス版)

ぷよぷよ7(ニンテンドーDS版)

ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary(DS版及びPSP版)

ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary (ニンテンドーDS版)

ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary (ニンテンドー3DS版)

  • 戸田恵梨香

ぷよぷよ!!クエスト(セガネットワークス・スマートフォン版)

ぷよぷよテトリス

備考

  • 最初期の『ぷよぷよ』には、なぜぷよが消滅するのかの説明はなかった。その後、ゲームの取扱説明書などで呪文「オワニモ」によるものという『ぷよぷよ』オリジナルの設定が設けられた(ただし、ゲーム内のストーリーには特に反映されていない)。この設定は『魔導物語』にも逆輸入され、『魔導物語 道草異聞』などの作品が作られた。

出典

  1. 『ALL ABOUT ぷよぷよ』p.108。
  2. 『ALL ABOUT ぷよぷよ通』p.134。
  3. 3.0 3.1 (有)カジタリアン『テレビゲーム・ランキング・データブック 1995.9〜1998.8』、KKベストセラーズ、1998年、p.67。 ISBN 4-584-16090-2
  4. 『コンプリート・コンパイル』、p.40。
  5. 小説『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』内でも、オカンがぷよぷよをプレイするシーンが登場する。
  6. 例えば、『ぷよぷよ!!』(2011年)のBGM「ぷよ!!~ボス漫才~」(サウンドテストNo.47)は、MSX2版『魔導物語1-2-3』(1990年)のBGM「TRY OUT」のアレンジ曲である。
  7. テンプレート:Cite news
  8. 『ぷよぷよBOX』などのゲーム内で「組ぷよ」の表記が使用されている。
  9. 「通(つう)」と「ツー(two、2)」、および「エキスパート」の意味を掛けている。
  10. 「SUN(サン)」と「三(さん、3)」、および「太陽」の意味を掛けている。
  11. 「よ〜ん」と「四(よん、4)」を掛けている。
  12. 「FEVER(フィーバー)」と「FIVE(ファイブ、5)」を掛けている。『ぷよぷよ7』プロデューサーコラム 第6回 タイトル名『ぷよぷよ7』より。
  13. キャッチコピーの「夢(ム)チュー!」と「六(む、6)」を掛けている。『ぷよぷよ7』プロデューサーコラム 第6回 タイトル名『ぷよぷよ7』より。
  14. それ以前には、素材の流用ではあるが2001年4月4日にiモード版『ぷよぷよ』(とことんぷよぷよのみ)が配信されていた。
  15. テンプレート:Cite news
  16. 10-11月号」より「小説・ぷよぷよ」新連載! - 「ぷよぷよ」公式ブログ
  17. DiscStation Vol.15、コンパイルクラブ70号
  18. テンプレート:Cite news
  19. 電波新聞社『ALL ABOUT ぷよぷよ通』スタッフインタビュー、p.143 より。
  20. コンパイル、会社組織を解散」 ジーパラドットコム、2003年1月23日。
  21. 同調査では『ZOO KEEPER』5.8万本、『ぷよぷよフィーバー』10.3万本、『メテオス』5.9万本、『瞬感パズループ』3.3万本
  22. テンプレート:Cite news

参考文献

テンプレート:参照方法

  • 『ALL ABOUT ぷよぷよ』スタジオベントスタッフ編、電波新聞社、1993年。
  • 『ALL ABOUT ぷよぷよ通』スタジオベントスタッフ編、電波新聞社、1996年。
  • 『コンプリート・コンパイル』ゲークラ編集部編、ビー・エヌ・エヌ、1998年。 ISBN 4-89369-645-9

関連項目

外部リンク

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