越谷駅
|}
越谷駅(こしがやえき)は、埼玉県越谷市弥生町にある、東武鉄道伊勢崎線の駅である。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれている。駅番号はTS 21。
目次
駅構造
島式ホーム2面6線を有する高架駅。草加駅と同様の構造で、急行線の外側に当駅を通過する特急や快速などが走行する通過線がある。草加駅では通過線にも番線が付番されているが、当駅ではホームは1 - 4番線として案内されている。
北隣の北越谷まで複々線工事が終了していなかった時期は当駅折り返しの列車が設定されていた。また、当駅まで複々線の供用を開始した際は南隣の新越谷方向に緩行線専用の仮設ホームと緩行線から急行線へ転線する分岐器があった。これらは北越谷まで複々線の供用を開始した際に使用中止とされた。
地上駅時代は単式・島式ホーム2面3線を有しており、下り本線と上り本線の間に待避線があったほか、駅の西側に側線が1線設置されていた。
2010年(平成22年)12月20日より、発車メロディが導入された(新越谷駅・せんげん台駅と同日に運用を開始)。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 軌道 | 行先 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color東武スカイツリーライン | 上り | 急行線 | 新越谷・北千住・とうきょうスカイツリー・浅草・ Z半蔵門線 渋谷・テンプレート:Color東急田園都市線 中央林間方面 |
2 | 緩行線 | 新越谷・北千住・とうきょうスカイツリー・浅草・ H日比谷線 中目黒方面 | ||
3 | 下り | 緩行線 | 北越谷・北春日部・東武動物公園・ テンプレート:Color日光線 南栗橋方面 | |
4 | 急行線 | 春日部・東武動物公園・ テンプレート:Color伊勢崎線 久喜・テンプレート:Color日光線 南栗橋方面 |
- 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
バリアフリー対応
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は46,535人である[1]。伊勢崎線の駅では第13位である。
1973年4月1日に武蔵野線南越谷駅が開業する以前は当駅が越谷市の中心駅であり、1984年度までは乗降人員が市内で最も多い駅だった。武蔵野線の開業後も緩やかに増加し、最ピーク時は1日平均乗降人員が6万人を越えていた。しかし、1993年度からは毎年数千人ペースで減少し、1999年度に5万人を下回った。2001年度以降は4.5万人前後で横ばい傾向である。
近年の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員[4] |
---|---|---|
1960年(昭和35年) | 14,817 | 7,408 |
1965年(昭和40年) | 31,394 | 15,696 |
1970年(昭和45年) | 46,581 | 23,839 |
1975年(昭和50年) | 51,799 | 25,900 |
1980年(昭和55年) | 53,596 | 26,799 |
1981年(昭和56年) | 26,569 | |
1982年(昭和57年) | 26,735 | |
1983年(昭和58年) | 27,393 | |
1984年(昭和59年) | 27,691 | |
1985年(昭和60年) | 55,899 | 27,950 |
1986年(昭和61年) | 28,767 | |
1987年(昭和62年) | 29,303 | |
1988年(昭和63年) | 30,169 | |
1989年(平成元年) | 30,254 | |
1990年(平成テンプレート:02年) | 61,674 | 30,498 |
1991年(平成テンプレート:03年) | 31,001 | |
1992年(平成テンプレート:04年) | 30,942 | |
1993年(平成テンプレート:05年) | [5]61,515 | 30,615 |
1994年(平成テンプレート:06年) | 29,825 | |
1995年(平成テンプレート:07年) | 29,071 | |
1996年(平成テンプレート:08年) | 27,892 | |
1997年(平成テンプレート:09年) | 26,428 | |
1998年(平成10年) | 25,995 | |
1999年(平成11年) | 49,740 | 24,881 |
2000年(平成12年) | 49,007 | 24,398 |
2001年(平成13年) | 46,371 | 23,307 |
2002年(平成14年) | 45,220 | 22,715 |
2003年(平成15年) | 44,902 | 22,532 |
2004年(平成16年) | 44,470 | 22,318 |
2005年(平成17年) | 44,491 | 22,373 |
2006年(平成18年) | 45,004 | 22,663 |
2007年(平成19年) | 45,950 | 23,152 |
2008年(平成20年) | 46,014 | 23,077 |
2009年(平成21年) | 44,828 | 22,450 |
2010年(平成22年) | 44,993 | 22,516 |
2011年(平成23年) | 44,752 | 22,450 |
2012年(平成24年) | 46,535 | 23,325 |
駅周辺
越谷市中部の住宅街で、駅東方面には市役所等の庁舎がある。駅前には東口、西口双方にロータリーが整備され、ショッピングモール「ファイン越谷」が駅構内に併設されている。詳細は東武鉄道公式サイト「越谷駅構内のお店」を参照。
東口
- 越谷市役所
- 中央市民会館
- 越谷ツインシティ
- フードスクエアカスミ越谷ツインシティ店
- 獨協医科大学越谷病院付属腎・予防医学センター
- 野村證券 越谷支店
- 越谷市パスポートセンター
- 越谷市市民活動支援センター
- 越谷公共職業安定所(ハローワーク)
- 越谷市立図書館
- 越谷市民球場
- 埼玉県立越ヶ谷高等学校
- 埼玉県立越谷東高等学校
- 埼玉県立越谷総合技術高等学校
- 越谷市立越ヶ谷小学校
- 中央保育園
- MrMax 越谷ショッピングセンター
- 越谷市立病院
- 菅原病院
- 越谷総合運動場
- 埼玉県警察 越谷警察署
- さいたま地方裁判所 越谷支部
- 越谷簡易裁判所
- さいたま地方法務局 越谷支局
郵便局・金融機関
- 越谷瓦曽根郵便局
- 三菱東京UFJ銀行 越谷支店、越谷駅前支店(同一建物内)
- 三井住友銀行 越谷支店
- みずほ銀行 越谷支店
- 埼玉りそな銀行 越谷支店
- 三井住友信託銀行 越谷支店
- 武蔵野銀行 越谷支店
- 栃木銀行 越谷支店
西口
路線バス
朝日自動車・国際興業バスの運行路線の詳細は朝日自動車越谷営業所・国際興業バス鳩ヶ谷営業所をそれぞれ参照。
東武バスが運行していた頃は、越谷駅東口の南側にバス用のターンテーブルが設置されていた(現在は道路になっている)。
東口
乗り場 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
越谷駅 | 1 | 越谷市立病院・大相模消防署前・吉川橋 | 吉川駅北口 | 朝日自動車 | |
越谷市立病院・大相模消防署前 | 吉川橋 | 平日4本、土休日1本 | |||
レイクタウン駅 | 平日5本、土休日4本 | ||||
越谷市立病院・総合公園 | 増林地区センター | ||||
越谷市立病院 | 総合公園 | ||||
いきいき館 | |||||
越谷市立病院 | |||||
2 | 藤塚・大相模消防署前・吉川橋 | 吉川駅北口 | |||
吉川車庫 | 平日2本、土休日6本 | ||||
越谷駅東口 | 4 | 越ヶ谷高校前・花田 | 越谷駅東口 | 花田循環 | |
越谷市立図書館 |
西口
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
越谷駅西口 | 1 | 神明町二丁目・水上公園入口・末田 | 岩槻駅 | 朝日自動車 | ||
神明町二丁目・水上公園入口 | しらこばと水上公園 | |||||
新越11 | 神明町二丁目・釣上 | 東川口駅北口 | 国際興業バス | |||
七左町二丁目 | 新越谷駅西口 | |||||
2 | 越谷線 | 赤山町3丁目・谷中町3丁目・越谷誠和病院前 | 県民健康福祉村 | ジャパンタローズ | ||
浦和美園線 | 七左町2丁目・谷中町3丁目・越谷西特別支援学校前 | 浦和美園駅 | 平日運転 |
歴史
- 1920年(大正9年)4月17日 - 越ヶ谷駅として開業[6]。
- 1956年(昭和31年)12月1日 - 越谷駅に改称。
- 1972年(昭和47年) - 駅前広場が700m2から4300m2に拡張。越ヶ谷駅停車場新設記念碑が久伊豆神社に移される[7]。
- 1982年(昭和57年) - 駅舎が2階建てに改築され、2階に喫茶店と東武ブックス「ブックス越谷」が入店した。併せて越谷駅前ロータリーが完成し、噴水を設置。
- 1989年(平成元年)8月30日 - 西口開設。
- 1997年(平成9年)3月25日 - 高架複々線化完了。草加発着の列車が当駅まで延長。
- 2001年(平成13年)3月28日 - 越谷 - 北越谷間高架複々線化完成に伴い、当駅始発・終着が従来の北越谷発着に戻され廃止。
- 2010年(平成22年)12月20日 - 発車メロディを導入[8]。
- 2011年(平成23年)11月 - 記念碑が駅前広場に戻される[7]。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)2月 - 発車標を更新。接近チャイムを導入。
隣の駅
- 東武鉄道
- テンプレート:Color東武スカイツリーライン
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color区間快速
- 通過
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急・テンプレート:Color普通
- 新越谷駅(TS 20) - 越谷駅(TS 21) - 北越谷駅(TS 22)
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color区間快速
脚注
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
- ↑ 埼玉県統計年鑑
- ↑ 関東交通広告協議会レポート
- ↑ 統計データでみる50年 - 越谷市
- ↑ 都市交通年報 平成7年度版
- ↑ 「地方鉄道停車場設置」『官報』1920年5月4日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 7.0 7.1 越ヶ谷駅停車場新設記念 越ヶ谷駅 記念碑
- ↑ エリア情報(越谷)|越谷市の賃貸情報|センチュリー21マルヨシ|