留辺蘂駅
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留辺蘂駅(るべしべえき)は、北海道北見市留辺蘂町東町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅。定期列車は全列車が停車する。駅番号はA56。電報略号はルヘ。
旧・留辺蘂町の代表駅で、温根湯温泉の玄関口駅である。特急「オホーツク」を含めたすべての列車が停車する。
歴史
- 1912年(大正元年)11月18日:国有鉄道湧別軽便線の野付牛 - 当駅間が狭軌(1067mm)にて開通[1]。暫定的な終端駅として開業。一般駅。
- 1914年(大正3年)
- 1916年(大正5年)
- 11月7日:当駅 - 遠軽間が1067mmに改軌。当駅構内が全て軌間1067mmとなる。
- 月日不詳:留辺蘂機関分庫廃止。
- 1921年(大正10年):温根湯森林鉄道開設。
- 1960年(昭和35年):温根湯森林鉄道廃止。
- 1968年(昭和43年)7月25日:補助コンテナ基地設置。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物取扱い廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
駅構造
島式ホーム2面3線の地上駅。もっとも駅舎寄りは線路が無く、1番のりばへはスロープが設置され段差無く行き来ができる。2・3番のりばとは跨線橋で結ばれ、ログハウス風の待合室がある。
1 | ■石北本線 | (下り) | 北見・網走方面 | (普通列車の大半) |
---|---|---|---|---|
(上り) | 遠軽方面 | (普通列車の大半) | ||
2 | ■石北本線 | (下り) | 北見・網走方面 | |
3 | ■石北本線 | (上り) | 遠軽・旭川・札幌方面 |
社員配置駅(早朝夜間駅員不在。不在時の連絡先は北見駅)。
みどりの窓口(営業時間7時15分 - 18時30分)設置。
駅名の由来
アイヌ語の「ルペシペ」(越え下っていく道)が転訛したもの。
駅周辺
街を形成している。
- 北海道道307号留辺蘂停車場線
- 北海道道103号留辺蘂浜佐呂間線
- 北見市役所留辺蘂総合支所(旧・留辺蘂町役場)
- 北見警察署留辺蘂交番
- 留辺蘂郵便局
- 北見信用金庫留辺蘂支店
- 北洋銀行留辺蘂支店
- きたみらい農業協同組合(JAきたみらい)留辺蘂支所
バス
駅向いの「はあとふるプラザ」に北海道北見バス留辺蘂案内所が設置される。
かつては北紋バス、道北バスによる一般路線が乗り入れていた。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- テンプレート:Color石北本線
脚注
- ↑ 国鉄の特殊狭軌線#官設線参照のこと。
参考文献
関連項目
外部リンク
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- 留辺蘂駅(JR北海道旭川支社)
- 国立国会図書館近代デジタルライブラリー 「湧別線建設概要」(鉄道院北海道建設事務所,大正5年発行)より建設当初の留辺蘂駅構内
- 北海道立図書館北方資料デジタルライブラリー 建設中の初代留辺蘂駅舎