杭瀬駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
杭瀬駅(くいせえき)は、兵庫県尼崎市杭瀬本町にある、阪神電気鉄道本線の駅。駅番号はHS 07。阪神本線で兵庫県最東端に位置する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち、カーブ上にある高架駅である。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホーム上には待合室も設置されている。梅田方面ホームは電車との隙間が広い箇所がある。改札・コンコースは2階、ホームは3階にある。改札口は1か所のみ。エレベーター塔には、横1.5m×縦0.7mという、巨大な阪神電気鉄道の社章が掲げられている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color本線 | 上り | 野田・大阪(梅田)方面 |
2 | テンプレート:Color本線 | 下り | 尼崎・神戸(三宮)・明石・姫路方面 |
※実際には構内にのりば番号表記はないが、公式サイトの構内図では上りホームが1番のりば、下りホームが2番のりばとされている。ホーム有効長は6両編成分である。 テンプレート:駅配線図
駅周辺
駅高架下には1979年4月20日、商業施設「駅の街杭瀬」が営業開始[1]。2013年8月2日からリニューアル工事が始まり[1]、「Yotte杭瀬」として2014年5月9日にオープン。デイリーカナート イズミヤやキャンドゥ、ぎょうざの満洲などが新規に入店する[2]。
- 宮前公園
- 杭瀬熊野神社
- 国道2号
- 尼崎杭瀬郵便局
- 杭瀬本町商店街
- 杭瀬市場
- 尼崎市立杭瀬小学校
- 杭瀬団地
- ホームセンターコーナン杭瀬店
- スーパーマルハチ杭瀬店
バス路線
尼崎市営バス 阪神杭瀬停留所
- 1番のりば
- 2番のりば
- 51番 小田南公園経由 JR尼崎(南)行
阪神バス 国道2号沿い・阪神杭瀬駅北停留所
利用状況
2012年(平成24年)度の1日平均乗降人員は9,584人である[3]。
各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
2002年 | 11,850 | 5,887 | [4] |
2003年 | 11,576 | 5,468 | [5] |
2004年 | 10,973 | 5,468 | [6] |
2005年 | 10,776 | 5,364 | [7] |
2006年 | 10,811 | 5,383 | [8] |
2007年 | 10,339 | 5,124 | [9] |
2008年 | 10,340 | 5,099 | [10] |
2009年 | 10,362 | 5,140 | [11] |
2010年 | 10,003 | 4,963 | [12] |
2011年 | 9,903 | 4,909 | [13] |
2012年 | 9,584 | 4,771 | [3] |
歴史
過去には阪神国道線の北杭瀬までの連絡線(旅客営業はなかった)が分岐していたが、国道線とともに廃止され現存しない。
- 1905年(明治38年)4月12日 - 本線の開業と同時に開業。
- 1930年(昭和5年)6月 - 国道線への連絡線が開通。
- 1967年(昭和42年)11月12日 - 本線の架線電圧昇圧(直流600V→1,500V)に伴い、連絡線は休止状態となる。
- 1975年(昭和50年)5月6日 - 国道線廃止とともに連絡線も廃止。
- 1978年(昭和53年)6月10日 - 本線姫島駅 - 大物駅間高架化工事竣工、高架駅となる。
- 2009年(平成21年)3月20日 - 本線準急設定消滅により、全優等列車通過駅となる。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 駅番号導入。
隣の駅
- 阪神電気鉄道
- 本線
- テンプレート:Colorテンプレート:Color直通特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color区間特急・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Colorテンプレート:Color直通特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color区間特急・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行