山陽姫路駅
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山陽姫路駅(さんようひめじえき)は、兵庫県姫路市南町にある、山陽電気鉄道本線の駅。駅番号はSY 43。同線の終点である。
駅構造
山陽百貨店の2階に頭端式ホーム4面4線を持つ高架駅である。改札口はホーム頭端部に1ヶ所ある。
2006年までは、当駅を出てしばらくすると山陽電鉄が地上を走るJR線在来線を高架で越えていたが、JR姫路駅の連続立体交差事業に伴っていわゆる「逆立体化工事」、すなわちJR線が高架線になる一方で山陽電鉄が駅を出てすぐ地上に降りるという形に変更する工事が行われた。この工事は2006年3月26日に旧播但線(飾磨港線)の跡地を使って行われ、この時は当駅 - 手柄間の列車を運休した。
のりば
1・2 | 主にテンプレート:Color普通車 |
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3・4 | 主にテンプレート:Colorテンプレート:Color直通特急・テンプレート:Color特急 |
4番線以外は両側をホームに挟まれている。ホームの並びは、北から、1番線降車用(単式)、1番線乗車及び2番線降車用、2・3番線乗車用、3番線降車用及び4番線(以上島式)となっている。但し、現在1 - 3番線にある降車ホームは全く使用されていないため、実質的に3面4線のみが使用されている。
2006年3月25日の線路切替工事までは現在とは逆に、1・2番線に特急系統、3・4番線に普通車が発着していた。これは当時の駅西側の線形では3・4番線ホームに6連の有効長を確保できなかったため。さらにそれ以前の1・2番線のホームが6連対応に延伸されるまでは、現在と同様に3・4番線が特急、1・2番線が普通車(当時運転されていた網干行直通電車を含む)となっていた他、4番線にも降車ホームが存在していた(現在は改札外となって山陽そば(現在は閉店)などの店舗が建っている)。
駅入口には、「大阪 三宮 明石ゆき山陽電車のりば」の下に、「つぎの特急は」の案内で特急の発車時刻と行先を表示する電光掲示板が設置されている。また、コンコースには発車標も設置されている。
阪神なんば線の開業により、当駅からは近鉄奈良駅、さらには近鉄名古屋駅、賢島駅までがレールでつながることになった。現在は直通列車こそ設定されていないが、これらの区間の直通運転も技術上可能となっている。
利用状況
乗降人員 22,673人(2009年11月10日調査)
駅周辺
- 山陽百貨店(70m)
- キャスパ(40m)
- 姫路駅前バスターミナル - 神姫バス
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)姫路駅(250m)
- グランフェスタ(地下街)
- ボンマルシェ姫路店(銀ビルストアー)
- 姫路フォーラス(旧・ジャスコ姫路店を1987年に業態転換)(330m)
- 大手前通り
- みゆき通り
- ヤマトヤシキ 姫路店(390m)
- 姫路城(1260m)
- 姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」
- 兵庫県立歴史博物館
- 姫路文学館
- 姫路市立美術館
- 姫路市立城内図書館(日本城郭研究センター内)
- 姫路市民会館
- 大劇シネマ
- JR線南側は姫路駅#駅周辺の項目も参照のこと。
路線バス
当駅と一体となっている、山陽百貨店内のバスターミナル及び当駅前に神姫バスの乗り場がある。
かつては、姫路市交通局の市営バスも乗り入れていたが、同局の路線譲渡により路線数が増加したので、神姫バス姫路駅バスターミナルからだけではなく、周辺のバス停よりも発車する。
- 北1番のりば(神姫バス姫路駅バスターミナル)
- 北1西のりば
- 北1中央のりば
- 北1東のりば
- 北2番のりば(三井住友銀行前)
- 北3番のりば(山陽百貨店北)
- 北4番のりば(大手前ビル前)
- 北5番のりば(キャスパ前)
- 18系統 下蒲田北口~高畑南口 行き
- 30系統 才崎橋西詰・新日鉄病院 行き
- 39系統 龍野 行き(青山ゴルフ場止め便あり)
- 38系統 青山南 経由 青山ゴルフ場 行き(龍野行き便あり)
- 北6番のりば(ファミリーマート前)
- 36系統 白鳥台 行き
歴史
- 1923年(大正12年)8月19日 - 神戸姫路電気鉄道開業と同時に姫路駅前駅として設置。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 神戸姫路電気鉄道が宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
- 1933年(昭和8年)6月6日 - 宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
- 1943年(昭和18年)11月20日 - 電鉄姫路駅(でんてつひめじ)に改称。
- 1989年(平成元年)1月 - 山陽百貨店1階にあった駅施設(券売機等)を2階に移設。
- 1991年(平成3年)4月7日 - 山陽姫路駅(さんようひめじ)に改称。
- 2006年(平成18年)
- 3月26日 - JR西日本の高架工事の関係で当駅 - 手柄間を運休、バスによる振り替え輸送を実施。
- 3月27日 - 発着番線の一部を変更。
- 2013年6月15日(平成25年) - ピオレ姫路とキャスパ(山陽姫路駅ビル)を2階で結ぶ長さ114メートル、幅5メートルの眺望・連絡デッキが開通[1][2][3][4][5]。同年12月12日、サンクンガーデンは「キャッスルガーデン」に、眺望デッキは「キャッスルビュー」と愛称が決定された[6]。
隣の駅
- 山陽電気鉄道
- 本線
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Colorテンプレート:Color直通特急
- 飾磨駅 (SY 40) - 山陽姫路駅 (SY 43)
- テンプレート:ColorS特急(東二見駅まで各駅に停車)・テンプレート:Color普通
- 手柄駅 (SY 42) - 山陽姫路駅 (SY 43)
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Colorテンプレート:Color直通特急
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 姫路駅 眺望デッキ・連絡デッキオープン:姫路市広報WE LOVE HIMEJI、2013年6月21日
- ↑ 姫路城一望、利便性もアップ JR姫路駅前「眺望・連絡デッキ」オープン:産経新聞2013年6月16日
- ↑ 姫路駅北駅前広場で眺望デッキと連絡デッキがオープン!!=兵庫県姫路市:時事通信2013年6月18日
- ↑ 姫路駅北駅前広場の眺望デッキ・連絡デッキがオープンします:姫路市2013年6月5日
- ↑ 姫路駅前の立体デッキ、6月15日供用開始へ-北駅前広場整備で:姫路経済新聞2013年6月6日
- ↑ サンクンガーデン及び眺望デッキの愛称決定について