新田辺駅
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|} テンプレート:Vertical images list 新田辺駅(しんたなべえき)は、京都府京田辺市河原食田にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線の駅。
目次
駅構造
島式ホーム2面4線の地上駅で橋上駅舎を有する。ホーム有効長は6両。改札口は1か所のみ。東西に出入口があり、西側は駅ビルを併設している。
なお特急券・定期券とも購入が可能である。また自動改札機は東芝製が設置されており、赤い自動改札機 (EG-2000) は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
のりば
1・2 | テンプレート:Color京都線(下り) | 新祝園・大和西大寺・奈良・天理・ 橿原神宮前・吉野・大阪難波方面 |
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3・4 | テンプレート:Color京都線(上り) | 大久保・丹波橋・京都・京都国際会館方面 |
- 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
- 1番線は奈良方で踏切を越えてそのまま引き上げ線に繋がっており、折り返し列車はこの引き上げ線を介して上り線に入るか、引き上げ線に入らず直接新田辺車庫に入って折り返すことになる。なお新田辺車庫へは1 - 4番線すべての線から出入庫が可能である。
- 準急(ラッシュ時のみ運転)と京都市営地下鉄烏丸線乗り入れの普通列車(早朝の近鉄宮津発国際会館行1本を除く)はこの駅が始発となる。
利用状況
近年における1日乗降人員は以下の通り。松井山手地区や八幡市との連絡地でもあり、朝夕は比較的混雑する。
駅周辺
東側
- キララ商店街
- 京都田辺河原郵便局
- 京都地方法務局 京田辺出張所
- 京都府立田辺高等学校
- 京都インターナショナルユニバーシティー
京田辺市立田辺東小学校 駅の東北にある駐輪場(市営)にレンタサイクル(電動アシスト自転車含む)がある。
西側
- 京田辺駅 - 西日本旅客鉄道(JR西日本)学研都市線 徒歩5分ほど。
- アル・プラザ京田辺(京田辺駅そば)
- 新田辺ステーションパーク
- 京田辺市立中央図書館
- 新田辺郵便局
- ハローワーク京都田辺(京都田辺公共職業安定所)
- 田辺中央病院
- 近鉄西大寺検車区新田辺車庫
- 新田辺列車区
- 酬恩庵(一休寺)
- 甘南備山
- 京奈和自動車道 田辺西インターチェンジ 西へ1.5km
路線バス
以前より乗り入れている京阪バス、奈良交通と、2007年(平成19年)に乗り入れを始めた京都京阪バス(旧:京阪宇治バス)の3社の路線が設定されている。
京阪バス
停留所名 近鉄新田辺
1のりば
- 61号経路 美禅・草内 ゆき
- 61A号経路 美禅 ゆき
- 74A・74B号経路 草内口経由 京田辺市役所 ゆき
3のりば
- 31号経路 稲葉・畠・松井山手駅・摂南大学北口・八幡第二小学校経由 樟葉駅ゆき
- 31A号経路 稲葉・畠・松井山手駅経由 摂南大学北口ゆき
- 63号経路 稲葉・健康村・大住駅・松井山手駅・本郷・大阪工大経由 ポエムノール北山ゆき
- 64号経路 田辺本町・一休寺道・三野・中島橋経由 松井山手駅ゆき
- 65号経路 稲葉・健康村・大住駅経由 松井山手駅ゆき
- 67号経路 稲葉・健康村・JR大住駅経由 松井山手駅ゆき
- 67B号経路 稲葉・健康村・大住駅・松井山手駅・美濃山口・水珀経由 樟葉駅ゆき
- 67D号経路 稲葉・健康村・大住駅・松井山手駅・本郷・水珀経由 樟葉駅ゆき
- 68号経路 稲葉・畠経由 松井山手駅ゆき
- 74・74A・74B号経路 田辺本町・一休寺道・岡村・美濃山口・内里・下奈良経由 京阪八幡ゆき
- 75C号経路 田辺本町・一休寺道・池嶋・岩田・八幡市民体育館・下奈良経由 京阪八幡ゆき
4のりば
- 69号経路 茂ヶ谷ゆき
- 79号経路 茂ヶ谷・河内峠経由 穂谷ゆき
- 80号経路 茂ヶ谷・河内峠・穂谷外大経由 穂谷ゆき
- 81号経路 茂ヶ谷・河内峠・天王経由 穂谷ゆき
- 66A・66B号経路 京田辺市役所・茂ヶ谷・松井山手駅経由 クレイン京都ゆき
奈良交通
停留所名 新田辺駅
すべて2のりば
- 101系統 興戸・同志社女子大学正門・同志社大学正門経由 同志社大学理工学部・同志社大学ディヴィス記念館ゆき
- 102系統 京田辺市役所・同志社北門経由 同志社大学理工学部・同志社大学ディヴィス記念館ゆき
- 1系統 京田辺市役所・草内郵便局前経由 三山木駅ゆき(京田辺市東部循環・外回り)
- 2系統 京田辺市役所・興戸経由 三山木駅ゆき(京田辺市東部循環・内回り)
※101系統、102系統は同志社大学の構内に乗り入れる。
京都京阪バス
停留所名 近鉄新田辺
すべて1のりば
- 60系統 田辺高校・国立病院経由 維中前ゆき
- 60B系統 田辺高校・国立病院・維中前経由 工業団地ゆき
- 62系統 田辺高校・国立病院・維中前経由 緑苑坂ゆき
- 62B系統 田辺高校・国立病院・維中前・緑苑坂経由 工業団地ゆき
- 62C系統 田辺高校・国立病院・維中前・工業団地経由 緑苑坂ゆき
歴史
- 1928年(昭和3年)11月3日 - 奈良電気鉄道の桃山御陵前 - 西大寺(現・大和西大寺)間開通時に開業。
- 1963年(昭和38年)10月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道京都線の駅となる。
- 1988年(昭和63年)10月9日 - 橋上駅舎となる。前後してバスターミナル使用開始。橋上駅舎になる前は駅の西側に本屋があり、構内踏切でホームに連絡、のちに東側も発展に伴い改札口が設置されていた。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
- 2010年(平成22年)2月18日 - 東口エレベーター供用開始。西口から改札口まではエレベーター・エスカレーター・階段があったが、東口からは階段とエスカレーターだけだった。
その他
- 駅長が置かれ、当駅から山田川駅間の各駅を管理している[2]。
- 京田辺駅の西側が古くから市の中心地であった。1960年代から新田辺駅の東側に住宅や団地が開発され、個人商店・スーパーマーケット・医院などが出来た(現在のキララ商店街)。橋上駅舎化後は新田辺駅西側(京田辺駅東側)の開発が大きく進展している。その過程で西側ロータリーに複数の一休の像が置かれた。
- 興戸駅、三山木駅と並んで同志社大学・同志社女子大学生の下宿が多い地域である。
- 1977年(昭和52年)1月17日以前、急行列車は大和西大寺駅と同駅の間をノンストップで走っていた(その後急行は1977年1月18日に高の原駅と、2000年3月15日には新祝園駅も停車)。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 京都線
- テンプレート:Color急行(下記以外の列車)
- テンプレート:Color急行(京都発近鉄宮津行き)
- 大久保駅 → 新田辺駅 → 興戸駅
- テンプレート:Color準急(近鉄丹波橋まで各駅に停車)
- 富野荘駅 - 新田辺駅
- テンプレート:Color普通
- 富野荘駅 - 新田辺駅 - 興戸駅
- イベントなどの開催時に急行の一部が、通常の隣の停車駅との間にある以下の駅に臨時停車する事がある。
- 文化パルク城陽でのイベント開催時に寺田駅
脚注
- ↑ 駅別乗降人員 京都線 - 近畿日本鉄道
- ↑ 『HAND BOOK 2010』、近畿日本鉄道総合企画部編、2010年9月