大沼公園駅
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テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 大沼公園駅(おおぬまこうえんえき)は、北海道亀田郡七飯町字大沼町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(駒ヶ岳回り・本線)の駅である。駅番号はH67。電報略号はオエ。
快速「アイリス」と特急「北斗」・「スーパー北斗」(下り1・15・17号、上り14・16・18号を除く)が停車し、朝には上り当駅始発が1本のみ設定されている。
歴史
- 1907年(明治40年)
- 1908年(明治41年)5月25日:大沼公園仮停車場が開業。旅客および荷物扱い開始。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名を函館本線に制定、それに伴い同線の駅となる。
- 1917年(大正6年)6月15日:貨物扱い開始。
- 1920年(大正9年)6月15日:大沼仮停車場と改称。同時に大沼駅(初代)は軍川駅に改称。
- 1924年(大正13年)11月11日:駅に昇格。大沼駅(2代)となる。
- 1929年(昭和4年)1月5日:大沼電鉄の大沼(後の大沼公園) - 新本別間が開通。
- 1945年(昭和20年)6月1日:大沼電鉄線が全線廃止となる。
- 1960年(昭和35年)5月20日:貨物扱い廃止。
- 1964年(昭和39年)5月1日:再び大沼公園駅に改称。軍川駅は6月1日付けで大沼駅(3代)に改称された。
- 1983年(昭和58年)3月:駅舎改築。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
- 1998年(平成10年)4月1日:業務委託化。
- 2014年(平成26年)10月1日:業務委託先のジェイ・アールはこだて開発が北海道キヨスクに吸収合併され、法人格消滅(予定)[1]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。そのほかホームの無い側線を1線有する。この側線は留置線[2]であり、大沼駅発着の列車が待機している場合があるが、乗降はできない。また当駅での列車交換もできない[注 1]。
1 | テンプレート:Color函館本線 | (上り) | 函館方面 |
---|---|---|---|
(下り) | 長万部・東室蘭・苫小牧・南千歳・札幌方面 |
大沼駅管理(夜間連絡先は森駅)の業務委託駅(ジェイ・アールはこだて開発委託、早朝夜間駅員不在)となっている。
駅舎は構内の東側(旭川方面に向かって右側)に位置し、ホーム中央部分に接している。改築されつつ以前からの形状を維持した、重厚感があるレトロな雰囲気の建物である[3]。また、トイレを有する。
駅舎にはみどりの窓口(8時30分から18時10分まで)、自動券売機、駅レンタカー営業所(5月1日から10月31日までの季節営業)、はこだて開発売店(旧キヨスク、5月から10月までの季節営業。ただし現在は無期限休業中)がある。
「紅葉が映える水郷の駅」と記載された[2][3]「わたしの旅スタンプ」[4]が設置されている。
駅名の由来
当駅近隣の観光地(国定公園)名より。
利用状況
駅周辺
- 大沼国定公園 - 駅から北東に約0.5km[4]。
- 国道5号
- 北海道道338号大沼公園線
- 函館中央警察署大沼駐在所
- 大沼郵便局
- 大沼漁業協同組合
- 大沼(湖畔一周は、車で約20分。自転車で約70分)
- 小沼 - 駅から西に約0.5km[4]。
- 日暮山 - 駅から西に約4km[4]。
- 駅前「沼の家」 - 大沼だんごの代表店。
- 函館バス「大沼公園」・大沼交通「国際交流プラザ」停留所
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- テンプレート:Color函館本線
かつて存在した路線
- 大沼電鉄
- 大沼電鉄線
- 大沼公園駅 - 大八湾駅
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 大沼公園駅構内図 - 北海道旅客鉄道
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ 2.0 2.1 2.2 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)40ページより。
- ↑ 3.0 3.1 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)15ページより。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)25ページより。
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