赤井川駅
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赤井川駅(あかいがわえき)は、北海道茅部郡森町字赤井川にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(本線)の駅である。駅番号はH66。電報略号はアカ。
歴史
ファイル:Akaigawa eki.jpg
1976年の赤井川駅と周囲約750m範囲。右が函館方面。駅裏側単式ホームは退避用としているため短い。駅裏側の島状ホームの駅舎側に、かつては1線敷かれていた。この線は1948年の時点では撤去されていない。 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
- 1904年(明治37年)10月15日:北海道鉄道の赤井川駅として開業。一般駅。
- 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道国有化により、国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名を函館本線に制定、それに伴い同線の駅となる。
- 1960年(昭和35年)5月25日:貨物扱い廃止。
- 1972年(昭和47年)4月5日:荷物扱い廃止。同時に無人化。
- 1987年(昭和62年)
- 2000年(平成12年)3月11日:快速「アイリス」の下り列車(函館駅発)が廃止され、普通列車のみの停車駅となる。
駅構造
単式ホーム2面2線を有する地上駅。列車交換可能な交換駅となっている。単式1面1線を並べたホーム・線路・ホーム・線路の順の配線となっている[1]。互いのホームはホーム中央部分同士を結んだ遮断機を備えた構内踏切で連絡している[2]。そのほか安全側線を上下各1線有する[1]。
列車は基本的に駅舎側の1番のりばから発着するが、列車の待避などに利用する場合は2番のりばから発着する。
大沼駅管理(夜間連絡先は森駅)の無人駅となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、民家風のサイディング張りの駅舎を有する[2]。駅舎は構内の南西側(旭川方面に向かって左側)に位置し、ホーム中央部分に接している[1]。また、別棟にトイレを有する[2]。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「フレ・ペッ」(赤い川)の和訳に由来する。この附近を流れる川水が常に濁っているため付けられたとする[2][3]。
利用状況
駅周辺
- 国道5号
- 北海道道843号宿野辺保養基地線
- 道央自動車道大沼公園インターチェンジ
- 大沼レイクゴルフクラブ
- 森町立赤井川小学校
- 蓴菜沼 - 駅から南に約1.5km[4]。カルデラ湖。
- 円沼
- 赤井川
- 宿野辺川
- 函館バス「赤井川」停留所(国道5号線沿い)
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- テンプレート:Color函館本線(本線)